JP6550221B2 - 遮蔽材昇降装置 - Google Patents
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Description
好ましくは、前記カム部は、前記カム軸とこれを収容するケースの間に設けられ且つ前記カム軸の回転方向には移動不能に支持されたボールと、前記ボールを前記カム軸の周方向に連続して案内するガイド溝とを備え、前記ガイド溝は、前記カム軸が上昇方向に回転されたときに前記カム軸を軸方向に移動させることなく回転させる上昇溝と、前記ボールが前記上昇溝内にある状態で前記カム軸が前記遮蔽材の降下方向に回転されたときに前記カム軸を前記出力軸から離れる方向に移動させる降下時移行溝を備え、前記降下時移行溝は、前記カム軸が降下方向に90度以上回転された後に前記カム軸を移動させるように構成される。
好ましくは、前記ガイド溝は、前記カム軸が降下方向に回転されたときに前記カム軸を軸方向に移動させることなく回転させる降下溝と、前記ボールが前記降下溝内にある状態で前記カム軸が前記遮蔽材の上昇方向に回転されたときに前記カム軸を前記出力軸に近づける方向に移動させる上昇時移行溝をさらに備え、前記上昇時移行溝は、前記カム軸が上昇方向に90度以上回転された後に前記カム軸を移動させるように構成される。
好ましくは、前記連結状態から前記非連結状態に切り替える際に必要な前記カム軸の降下方向の回転角度は180度以上である。
図1に示す遮蔽装置としての横型ブラインドは、ヘッドボックス1から垂下される複数本のラダーコード2を介して遮蔽材としての多数段のスラット3が吊下支持され、同ラダーコード2の下端にボトムレール4が吊下支持される。ラダーコード2は、その上端部がヘッドボックス1内に配設されるチルト装置19に取着されている。チルト装置19は、チルト軸17の回転に伴って各スラット3を同位相で回動させるように構成されている。なお、各スラット3は略垂直方向まで回動されると、それ以上回動されないようになっている。
図4に示すように、クラッチユニット23は、入力軸25と、ギヤプレート27と、上部ケース33と、下部ケース35と、固定部材41を備える。また、図5〜図6に示すように、ギヤプレート27には、伝達ギヤ29と、チルトギヤ31が相対回転可能に支持されており、上部ケース33と下部ケース35によって形成される円筒内部にはカム軸37と出力軸39とが相対回転可能に収容されている。伝達ギヤ29及びカム軸37は、入力軸25と一体回転するように構成されている。チルトギヤ31は、伝達ギヤ29と噛み合っており、伝達ギヤ29の回転に伴って回転する。チルトギヤ31の回転は、チルト軸17を通じてチルト装置19に伝達されてスラット3が回動される。クラッチユニットを構成する部材は、カム軸37を除いて、前後方向の中央面に対して対称形状になっている。従って、カム軸37以外の部材は、操作部ユニット6をヘッドボックス1の略左端に設ける場合には左右反転して利用可能になっている。
図10を用いて、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に類似しており、ガイド溝37gの構成の違いが主な相違点である。以下、相違点を中心に説明する。
図11を用いて、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、第2実施形態に類似しており、移行溝37iの構成の違いが主な相違点である。以下、相違点を中心に説明する。
図12〜図16を用いて、本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態では、第1実施形態に類似しており、補助チルトユニット45がクラッチユニット23に装着されている点が主な相違点である。以下、相違点を中心に説明する。
補助チルトユニット45は、補助サポート47と、補助サポートキャップ48と、補助チルター49を備える。補助サポート47は、下面に設けられた凸部47aがヘッドボックス1に設けられた凹部に係合されることによってヘッドボックス1に固定される。補助サポート47は、一対のアーム収容部47bと、ラダーコード2を挿通させるラダーコード挿通部47cを備える。補助サポートキャップ48は、チルト軸17を挿通させるチルト軸挿通孔48aと、一対のアーム48bを備える。一対のアーム48bを一対のアーム収容部47bに挿入することによって、補助サポートキャップ48が補助サポート47に装着される。補助チルター49は、補助サポート47と補助サポートキャップ48によって囲まれた空間内に配置される。
Claims (4)
- 操作コードの操作によって昇降軸を回転させて遮蔽材を昇降させる遮蔽材昇降装置であって、
前記操作コードの操作に伴って回転する入力軸と、前記昇降軸と一体回転する出力軸と有するクラッチユニットを備え、
前記クラッチユニットは、前記入力軸の回転に従って回転するカム軸の回転に伴って前記カム軸をその軸方向に移動させるカム部と、前記カム軸の移動に伴って前記カム軸と前記出力軸の間の連結・非連結状態を切り替えるクラッチ部を備え、
前記カム軸の外周にガイド溝が設けられ、
前記カム部は、前記ガイド溝と、前記ガイド溝内を相対移動可能なボールを備え、
前記ボールの相対移動に伴って前記ガイド溝に前記軸方向の力が加わることによって前記カム軸が移動し、
前記連結状態から、前記ガイド溝に前記軸方向の力が加わって前記非連結状態に切り替わる際に、前記カム軸が降下方向に回転を開始した時点から、前記カム軸が移動を開始する時点までの前記カム軸の降下方向の回転角度は、常に、90度以上である、遮蔽材昇降装置。 - 前記ボールは、前記カム軸とこれを収容するケースの間に設けられ且つ前記カム軸の回転方向には移動不能に支持され、
前記ガイド溝は、前記ボールを前記カム軸の周方向に連続して案内し、
前記ガイド溝は、前記カム軸が上昇方向に回転されたときに前記カム軸を軸方向に移動させることなく回転させる上昇溝と、前記ボールが前記上昇溝内にある状態で前記カム軸が前記遮蔽材の降下方向に回転されたときに前記カム軸を前記出力軸から離れる方向に移動させる降下時移行溝を備え、
前記降下時移行溝は、前記カム軸が降下方向に90度以上回転された後に前記カム軸を移動させるように構成される、請求項1に記載の遮蔽材昇降装置。 - 前記ガイド溝は、前記カム軸が降下方向に回転されたときに前記カム軸を軸方向に移動させることなく回転させる降下溝と、前記ボールが前記降下溝内にある状態で前記カム軸が前記遮蔽材の上昇方向に回転されたときに前記カム軸を前記出力軸に近づける方向に移動させる上昇時移行溝をさらに備え、
前記上昇時移行溝は、前記カム軸が上昇方向に90度以上回転された後に前記カム軸を移動させるように構成される、請求項2に記載の遮蔽材昇降装置。 - 前記連結状態から前記非連結状態に切り替える際に必要な前記カム軸の降下方向の回転角度は180度以上である、請求項1〜請求項3の何れか1つに記載の遮蔽材昇降装置。
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