JP6463609B2 - 横型ブラインド装置の駆動装置 - Google Patents
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そして、巻取軸に昇降コードを巻き取りおよび巻き戻すことで、ボトムレールおよびスラットが昇降するとともに、チルトドラムを回転させることで、スラットが傾動するように構成されている。
前記したサポート部材では、巻取軸の両端部が第一軸受部材の二つの支持部に支持されるとともに、チルトドラムが第一軸受部材の軸部に支持されている。さらに、第二軸受部材の連結軸が第一軸受部材の軸部に挿入されている。
また、巻取軸とチルトドラムとの間に支持部を設けることで、チルトドラムに取り付けられたラダーコードが、巻取軸側に外れるのを防ぐことができる。
また、前記した構成では、巻取軸の一端部は、第一軸受部材の軸受穴に挿入されており、巻取軸の一端部が確実に支持されているため、巻取軸の一端部にストッパを設けることができる。
また、支持軸によってチルトドラムをサポート部材に一体化した状態でヘッドボックス内に取り付けることができるため、駆動装置をヘッドボックス内に組み付けるときの作業性を向上させることができる。
また、一つのチルトドラムに対して戻り防止ばねを設けることができるため、スラットの重量が大きい場合であっても、スラットが戻るのを防ぐことができる。
横型ブラインド装置1は、図1に示すように、窓枠に固定されるヘッドボックス2と、ヘッドボックス2の側端部から吊り下げられた無端状の操作コード3と、ヘッドボックス2から吊り下げられた昇降コード4およびラダーコード5と、を備えている。
さらに、横型ブラインド装置1は、昇降コード4の下端部に取り付けられたボトムレール6と、ラダーコード5に支持された複数のスラット7(遮蔽材)と、を備えている。
駆動装置8は、ボトムレール6および各スラット7を昇降させるための昇降装置10と、各スラット7を傾動させるためのスラット駆動装置20と、を備えている。
クラッチ機構12は、プーリー11と駆動軸13とを連結または切り離すものである。クラッチ機構12の一方側(図1の左側)には、巻取軸14が配置されている。
巻取軸14には、駆動軸13が挿通されており、駆動軸13に連動して巻取軸14が回転するように、駆動軸13と巻取軸14とが係合されている。また、巻取軸14の外周面には、昇降コード4の上端部が固定されている。
また、巻取軸14に巻き取られた昇降コード4を巻き戻して、ボトムレール6を下降させると、上方のスラット7から順次にラダーコード5に支持され、各スラット7が展開する。
ヘッドボックス2内には、ボトムレール6を自重によって下降させたときに、巻取軸14にブレーキ力を付与することで、ボトムレール6の下降速度を調整する速度調整装置30が収容されている。速度調整装置30としては、ガバナやオイルダンパ等の減速装置を用いることができる。
チルト軸21は、歯車機構を介してプーリー11に連結されており、プーリー11に連動して回転するように構成されている。
中間支持部53には、支持穴53aが貫通している。この支持穴53aには、後記する第二軸受部材60の支持軸62が挿通される。
支持軸62は、チルトドラム22に挿通されるとともに、中間支持部53の支持穴53aに挿通されている。さらに、支持軸62は、巻取軸14の他端部に挿入されている。
これにより、巻取軸14およびチルトドラム22は、支持軸62に回転自在に支持されている。また、支持軸62は、中間支持部53および第二支持部61によって二点支持されている。
サポートプレート70には、昇降コード4が通過するガイド穴71と、ラダーコード5が通過するガイド穴72とが形成されている。
両ガイド穴71,72は、昇降コード4(図1参照)およびラダーコード5(図1参照)が鉛直方向に吊り下がるようにガイドする穴部である。
したがって、図1に示すように、昇降コード4およびラダーコード5を近い位置から吊り下げて、上部のスラット7において両コード4,5を纏めることができる。これにより、昇降コード4およびラダーコード5を一本のコードのように見せることができる。
カム部材81には、カム溝81aが形成されており、ストッパ82の突起部(図示せず)がカム溝81aに挿入されている。
ストッパ82の突起部がカム溝81a内を移動することで、カム部材81に対してストッパ82が回転可能となっている。すなわち、ストッパ82は、カム部材81に対して所定の回転角度を回転可能となっている。
また、ストッパ82の突起部がカム溝81aの端部に係合した状態では、ストッパ82は巻取軸14に連動して回転する。
障害物検知停止装置80では、カム部材81とストッパ82との間で回転速度に差が生じると、ストッパ82の突起部がカム溝81aを移動し、突起部がカム溝81aに案内されることで、ストッパ82が巻取軸14の一端部から突出するように構成されている。
そして、ストッパ82がサポート部材40に形成された係止部(図示せず)に係止され、巻取軸14の回転が停止する。
このように、障害物検知停止装置80では、障害物を検知してボトムレール6(図1参照)の下降を停止させることができる。
そして、チルトドラム22が所定の回転角度を回転すると、戻り防止ばね90がチルトドラム22に係合して、チルトドラム22の反対方向への回転を抑えるように構成されている。
これにより、チルトドラム22を回転させてスラット7(図1参照)を起こしたときに、戻り防止ばね90によって、チルトドラム22の反対方向への回転が抑えられるため、スラット7が自重によって戻るのを防ぐことができる。
このように、一つのチルトドラム22に対して戻り防止ばね90を設けることで、チルトドラム22の数に応じて、戻り防止ばね90を設けることができるため、スラット7の重量が大きい場合であっても、スラット7が戻るのを防ぐことができる。
これにより、駆動装置8では、巻取軸14とチルトドラム22との間隔を狭くすることができる。したがって、図1に示すように、昇降コード4およびラダーコード5を近い位置から吊り下げて、両コード4,5を纏めることができるため、コードが少ないように見せることができる。
本実施形態の駆動装置8は、図2に示すように、巻取軸14およびチルトドラム22がサポート部材40に支持されているが、図5に示す駆動装置8Aのように、チルトドラム22のみがサポート部材40Aに支持されているように構成してもよい。
また、支持軸62によってチルトドラム22をサポート部材40Aに一体化した状態でヘッドボックス内に取り付けることができるため、駆動装置8Aをヘッドボックス内に組み付けるときの作業性を向上させることができる。
2 ヘッドボックス
3 操作コード
4 昇降コード
5 ラダーコード
6 ボトムレール
7 スラット
8 駆動装置
10 昇降装置
11 プーリー
12 クラッチ機構
13 駆動軸
14 巻取軸
20 スラット駆動装置
21 チルト軸
22 チルトドラム
22a チルトスプリング
30 速度調整装置
40 サポート部材
50 第一軸受部材
52 第一支持部
53 中間支持部
60 第二軸受部材
61 第二支持部
62 支持軸
70 サポートプレート
80 障害物検知停止装置
81 カム部材
82 ストッパ
90 戻り防止ばね
Claims (5)
- 昇降コードの下端部にレールが取り付けられるとともに、ラダーコードにスラットが支持されている横型ブラインド装置に用いられる駆動装置であって、
前記昇降コードの上端部が取り付けられる筒状の巻取軸と、
前記ラダーコードの上端部が取り付けられる筒状のチルトドラムと、
前記巻取軸および前記チルトドラムを回転自在に支持するサポート部材と、を備え、
前記巻取軸に前記昇降コードを巻き取りおよび巻き戻すことで、前記レールおよび前記スラットを昇降させるとともに、前記チルトドラムを回転させることで、前記スラットを傾動可能であり、
前記サポート部材は、
第一軸受部材と、前記第一軸受部材に連結された第二軸受部材と、を備え、
前記第一軸受部材に前記巻取軸の一端部が支持され、
前記第二軸受部材には、支持軸が突設されており、
前記チルトドラムに前記支持軸が挿通されるとともに、前記支持軸が前記巻取軸の他端部に挿入されていることを特徴とする横型ブラインド装置の駆動装置。 - 前記第一軸受部材には、前記支持軸を支持する支持部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の横型ブラインド装置の駆動装置。
- 前記第一軸受部材には、前記巻取軸の一端部が挿入される軸受穴が形成されており、
前記巻取軸の一端部には、前記巻取軸に形成されたカム溝に係合しているストッパが設けられ、
前記巻取軸の回転速度よりも前記ストッパの回転速度が速くなると、前記ストッパは前記カム溝に案内されて前記巻取軸の一端部から突出し、前記第一軸受部材に係止されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の横型ブラインド装置の駆動装置。 - ラダーコードにスラットが支持されている横型ブラインド装置に用いられる駆動装置であって、
前記ラダーコードの上端部が取り付けられる筒状のチルトドラムと、
前記チルトドラムを回転自在に支持するサポート部材と、を備え、
前記チルトドラムを回転させることで、前記スラットを傾動可能であり、
前記サポート部材は、
第一軸受部材と、前記第一軸受部材に連結された第二軸受部材と、を備え、
前記第二軸受部材には、支持軸が突設されており、
前記チルトドラムに前記支持軸が挿通されるとともに、前記支持軸が前記第一軸受部材に支持されていることを特徴とする横型ブラインド装置の駆動装置。 - 前記支持軸と前記チルトドラムとの間には、戻り防止ばねが設けられており、
前記チルトドラムが所定の回転角度を回転すると、前記戻り防止ばねが前記チルトドラムに係合して、前記チルトドラムの反対方向への回転を抑えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の横型ブラインド装置の駆動装置。
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