JP6795346B2 - 日射遮蔽装置における保持手段を備えたクラッチユニット - Google Patents
日射遮蔽装置における保持手段を備えたクラッチユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP6795346B2 JP6795346B2 JP2016148024A JP2016148024A JP6795346B2 JP 6795346 B2 JP6795346 B2 JP 6795346B2 JP 2016148024 A JP2016148024 A JP 2016148024A JP 2016148024 A JP2016148024 A JP 2016148024A JP 6795346 B2 JP6795346 B2 JP 6795346B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- cam drum
- clutch
- winding
- cam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Blinds (AREA)
- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
本発明に係る日射遮蔽装置における保持手段を備えたクラッチユニット(以下、実施例では単に「クラッチユニット」という)の実施例1を図1〜6において説明する。
(1)上昇(巻き上げ)動作
以上の構成から成るクラッチユニット7の作用を、以下説明する。ここでは、動作開始前は、クラッチユニット7は非接続状態、即ち、図4(a)、図5(a)に示すように、伝達側回転部21の伝達側噛み合い部33と被伝達側回転部22の被伝達側噛み合い部53は、互いに離れており、噛み合いが解除された状態とする。
上記のとおり上昇位置に保持した状態(図6(b)参照)の遮蔽材3を降下させる際には、操作コード13を、上昇の際と同じ一方向に引くと、クラッチユニット7において、クラッチボール28は、図6(b)に示す保持部69から、バイパス溝63に入る。
本発明に係る日射遮蔽装置における保持手段を備えたクラッチユニットの実施例2を図7〜11において説明する。実施例2のクラッチユニット7’は、実施例1のクラッチユニット7と略同じであり、共通する構成は同じ符号を使用する。ここでは、両者が相違する構成を中心に説明する。
(1)上昇(巻き上げ)動作
以上の構成から成るクラッチユニット7’の作用を、以下説明する。ここでは、動作開始前は、クラッチユニット7’は解除された状態、即ち、図8(a)、図9(b)に示すように、カムドラム23’の伝達側噛み合い部33’と被伝達側回転部22の被伝達側噛み合い部53’は互いに離れ、噛み合いが解除された非接続状態とする。
上昇位置に保持した状態(図11(a)参照)の遮蔽材3を降下させる際には、操作コード13を、上昇の際と同じ一方向に引くと、クラッチユニット7’において、クラッチボール28は、保持部69’から保持溝64’を通過し、図11(b)に示すように、バイパス溝63’に入り、さらにそのまま操作コード13を一方向に引き続けると、クラッチボール28は、巻き上げ溝61’内に入り、遮蔽材3の上昇動作を再開することが可能である。
上記実施例1及び実施例2では、ヘッドボックスから吊り下げられた1枚の遮蔽材3を、ループ状の昇降操作コード13によって昇降動作させる日射遮蔽装置1における保持手段を備えたクラッチユニット7について説明したが、本発明に係る保持手段を備えたクラッチユニットは、2枚の遮蔽材をそれぞれ昇降動作させるツインタイプの日射遮蔽装置に適用することも可能である。
2 ヘッドボックス
3 遮蔽材
6 プーリ操作駆動装置
7、7’ クラッチユニット
8 巻き上げ回動軸
9 巻き上げローラ
13 操作コード
14 プーリ
15 出力軸
17 昇降コード
18 ボトムレール
21 伝達側回転部
22 被伝達側回転部
23、23’ カムドラム
24、24’ カム溝
25 カムドラムのスプライン孔
26 クラッチケース
27 案内溝
28 クラッチボール
31 駆動軸
33、33’伝達側噛み合い部
36 駆動軸のスプライン部
37 駆動軸の円環部
41 クラッチケース本体
42 クラッチケース蓋体
47 クラッチケース蓋体の開口部
52 被駆動軸
53、53’被伝達側噛み合い部
56 連結具
57 位置決め環
58 被駆動軸のスプライン部
61、61’ 巻き上げ溝
62、62’ 解除溝
63、63’ バイパス溝
64、64’ 保持溝
65 巻き上げ溝の噛み合わせ部
66、66’ 巻き上げ溝の直線部
67、67’ バイパス溝の斜め部
68 68’ バイパス溝の直線部
69、69’ 保持溝の保持部
72、72’ 解除溝の解除部
73 カム溝の構成要素
101 日射遮蔽装置
102 ヘッドボックス
103 第1遮蔽材
104 第2遮蔽材
109 プーリ操作駆動装置
111 第1クラッチユニット
112 第2クラッチユニット
113 第1巻き上げ回動軸
114 第2巻き上げ回動軸
115 第1巻き上げローラ
116 第2巻き上げローラ
119 昇降コード
120 ボトムレール
121 操作コード
124 プーリ
125 中間歯車
126 第1原動歯車
127 第2原動歯車
128 第1一方向クラッチ
129 第2一方向クラッチ
132 第1カムドラム
133 第1カムドラムのカム溝
134 第2カムドラム
135 第2カムドラムのカム溝
Claims (7)
- プーリ操作駆動装置の回転力を遮蔽材を上昇させるための巻き上げ回動軸に伝達する接続状態と非伝達にする非接続状態を選択的に切り替えるとともに、遮蔽材を上昇位置に保持可能とする日射遮蔽装置における保持手段を備えたクラッチユニットであって、
プーリ操作駆動装置に連結された伝達側回転部と、巻き上げ回動軸に連結され被伝達側噛み合い部を有する被伝達側回転部と、伝達側回転部にスプライン結合され、外周面にカム溝が形成されたカムドラムと、カムドラムを回転可能に収容するクラッチケースと、クラッチケースの内面に軸方向に直線的に形成された案内溝と、案内溝内で軸方向のみに移動可能であると共に、カム溝内でカムドラムに対して相対的に移動するクラッチボールと、を備えており、
伝達側回転部又はカムドラムに、被伝達側噛み合い部と係脱可能な伝達側噛み合い部が形成されており、
カム溝は、巻き上げ溝と、バイパス溝と、保持溝と、解除溝と、を備えており、
巻き上げ溝は、カムドラムの軸方向の先端側及び基端側のいずれか一方に向けて凸状に湾曲して形成された噛み合わせ部を有し、カムドラムの周方向に無端状に連続して形成されており、
バイパス溝は、巻き上げ溝から分岐して形成されており、
保持溝は、巻き上げ時のカムドラムの回転方向に向けて凸状に湾曲し、巻き上げ溝とバイパス溝の間に位置して形成されており、
解除溝は、バイパス溝の直線部から、巻き上げ時のカムドラムの回転方向であって、軸方向における噛み合わせ部が凸状に湾曲する方向とは反対方向に向けて、斜めに延びるように形成されており、
案内溝の軸方向の長さは、カム溝における、噛み合わせ部と解除溝の先端の解除部の軸方向の間隔の長さより短く形成されていることを特徴とする日射遮蔽装置における保持手段を備えたクラッチユニット。 - ヘッドボックスに設けられ、操作コードにより回転されるプーリ操作駆動装置と、ヘッドボックスから下方に垂下する遮蔽材を上昇させるための巻き上げ回動軸と、を備えた日射遮蔽装置において、プーリ操作駆動装置の回転力を巻き上げ回動軸に伝達する接続状態と非伝達にする非接続状態を選択的に切り替えるとともに、遮蔽材を上昇位置に保持可能とする保持手段を備えたクラッチユニットであって、
プーリ操作駆動装置に連結された伝達側回転部と、巻き上げ回動軸に連結され被伝達側噛み合い部を有する被伝達側回転部と、伝達側回転部にスプライン結合され、外周面にカム溝が形成されたカムドラムと、ヘッドボックスに取り付けられカムドラムを回転可能に収容するクラッチケースと、クラッチケースの内面に軸方向に直線的に形成された案内溝と、案内溝内で軸方向のみに移動可能であると共に、カム溝内でカムドラムに対して相対的に移動するクラッチボールと、を備えており、
伝達側回転部又はカムドラムに、被伝達側噛み合い部と係脱可能な伝達側噛み合い部が形成されており、
カム溝は、巻き上げ溝と、バイパス溝と、保持溝と、解除溝と、を備えており、
巻き上げ溝は、互いに連続する噛み合わせ部と直線部から成り、カムドラムの周方向に無端状に連続して形成されており、噛み合わせ部は、カムドラムの軸方向の先端側及び基端側のいずれか一方に向けて凸状に湾曲して形成されており、直線部はカムドラムの周方向に向けて直線的に延びるように形成されており、
バイパス溝は、巻き上げ溝から分岐し、斜め部と、カムドラムの周方向に向けて直線的に延びる直線部とから成り、斜め部は、巻き上げ時のカムドラムの回転方向に向けて噛み合わせ部が延長する方向に斜めに延びるように、巻き上げ溝に連続して形成されており、
保持溝は、巻き上げ時のカムドラムの回転方向に向けて凸状に湾曲し、巻き上げ溝とバイパス溝の間に位置し、その両端はそれぞれ巻き上げ溝とバイパス溝に連続するように形成されており、
解除溝は、バイパス溝の直線部から、巻き上げ時のカムドラムの回転方向であって、軸方向における噛み合わせ部が凸状に湾曲する方向とは反対方向に向けて、斜めに延びるように形成されており、
案内溝の軸方向の長さは、カム溝における、噛み合わせ部と解除溝の先端の解除部の軸方向の間隔の長さより短く形成されていることを特徴とする日射遮蔽装置における保持手段を備えたクラッチユニット。 - 伝達側回転部は、プーリ操作駆動装置で回転する駆動軸を有し、カムドラムは、駆動軸にスプライン結合し、駆動軸と共に回転し、かつ駆動軸に対して軸方向に移動可能な構成であり、被伝達側回転部は、巻き上げ回動軸に連結されている被駆動軸を有している構成を特徴とする請求項1又は2に記載の日射遮蔽装置における保持手段を備えたクラッチユニット。
- 伝達側噛み合い部は駆動軸に固定されて設けられており、被伝達側噛み合い部は被駆動軸にスプライン結合し、かつカムドラムとともに軸方向に可動に設けられている構成を特徴とする請求項3に記載の日射遮蔽装置における保持手段を備えたクラッチユニット。
- 伝達側噛み合い部はカムドラムに形成されており、被伝達側噛み合い部は被駆動軸に固定されて設けられている構成を特徴とする請求項3に記載の日射遮蔽装置における保持手段を備えたクラッチユニット。
- 日射遮蔽装置は、プーリ操作駆動装置によって、それぞれ異なる方向に回転されて異なる遮蔽材を巻き上げる2本の巻き上げ回動軸を備えたツインタイプの日射遮蔽装置であり、2本の巻き上げ回動軸に対して、それぞれ保持手段を備えたクラッチユニットが設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のツインタイプの日射遮蔽装置における保持手段を備えたクラッチユニット。
- プーリ操作駆動装置は、ループ状の操作コードの操作で回転する中間歯車と、該中間歯車に噛み合う第1原動歯車及び第2原動歯車と、第1原動歯車の一方の回転方向の回転を2本の巻き上げ回動軸のいずれか一方のみに伝達する第1一方向クラッチ及び第2原動歯車の他方の回転方向への回転を2本の巻き上げ回動軸のいずれか他方のみに伝達する第2一方向クラッチと、を備えている構成を特徴とする請求項6に記載のツインタイプの日射遮蔽装置における保持手段を備えたクラッチユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016148024A JP6795346B2 (ja) | 2016-07-28 | 2016-07-28 | 日射遮蔽装置における保持手段を備えたクラッチユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016148024A JP6795346B2 (ja) | 2016-07-28 | 2016-07-28 | 日射遮蔽装置における保持手段を備えたクラッチユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018017020A JP2018017020A (ja) | 2018-02-01 |
JP6795346B2 true JP6795346B2 (ja) | 2020-12-02 |
Family
ID=61076675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016148024A Active JP6795346B2 (ja) | 2016-07-28 | 2016-07-28 | 日射遮蔽装置における保持手段を備えたクラッチユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6795346B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7274371B2 (ja) * | 2019-07-10 | 2023-05-16 | 立川ブラインド工業株式会社 | 動力伝達装置および遮蔽装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3282981B2 (ja) * | 1996-12-18 | 2002-05-20 | 立川ブラインド工業株式会社 | 連装型ロールブラインドのスクリーン昇降装置 |
JP3378813B2 (ja) * | 1998-11-10 | 2003-02-17 | 立川ブラインド工業株式会社 | 日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置及び横型ブラインドのスラット駆動装置 |
JP3570926B2 (ja) * | 1999-07-13 | 2004-09-29 | 立川ブラインド工業株式会社 | ロールブラインドの昇降装置 |
KR101359513B1 (ko) * | 2013-08-27 | 2014-02-07 | 곽재석 | 이중원단 블라인드의 원단 각도 조절장치 |
JP6550221B2 (ja) * | 2014-08-11 | 2019-07-24 | 立川ブラインド工業株式会社 | 遮蔽材昇降装置 |
JP6077514B2 (ja) * | 2014-11-12 | 2017-02-08 | 立川ブラインド工業株式会社 | 遮蔽装置 |
-
2016
- 2016-07-28 JP JP2016148024A patent/JP6795346B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018017020A (ja) | 2018-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6346352B2 (ja) | 日射遮蔽装置の操作装置 | |
JP5075501B2 (ja) | 日射遮蔽装置の遮蔽材昇降方法及び遮蔽材昇降装置 | |
JP6322747B2 (ja) | カーテンシステム | |
JP5666965B2 (ja) | 日射遮蔽装置 | |
JP4982172B2 (ja) | 日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置 | |
JP2008231913A (ja) | 日射遮蔽材昇降装置 | |
JP4729595B2 (ja) | 日射遮蔽材昇降装置 | |
JP5417124B2 (ja) | 遮蔽装置 | |
JP6795346B2 (ja) | 日射遮蔽装置における保持手段を備えたクラッチユニット | |
JP6666125B2 (ja) | ツインタイプの日射遮蔽装置 | |
JP5859801B2 (ja) | 日射遮蔽装置 | |
JP6523029B2 (ja) | 日射遮蔽装置 | |
JP6795345B2 (ja) | 日射遮蔽装置における保持手段を備えたクラッチユニット | |
JP6586001B2 (ja) | 日射遮蔽装置 | |
JP2004016422A (ja) | 日射遮蔽材昇降装置 | |
JP6795347B2 (ja) | 日射遮蔽装置における保持手段を備えたクラッチユニット | |
JP2010133243A (ja) | 日射遮蔽材昇降装置 | |
JP6709044B2 (ja) | 日射遮蔽装置 | |
JP4516812B2 (ja) | 横型ブラインドのスラット駆動装置及び日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置 | |
JP5309241B2 (ja) | 日射遮蔽材昇降装置 | |
JP4729274B2 (ja) | 日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置 | |
JP7281982B2 (ja) | 日射遮蔽装置 | |
JP7284004B2 (ja) | 日射遮蔽装置 | |
JP2022025709A (ja) | 日射遮蔽装置及び日射遮蔽装置用の操作装置 | |
JP5352705B2 (ja) | 日射遮蔽材昇降装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190627 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200804 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200827 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201112 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6795346 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |