JP7274371B2 - 動力伝達装置および遮蔽装置 - Google Patents
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Description
上記動力伝達装置において、前記係合部材は、前記ドラムに対して前記ドラムの周回方向および前記回転軸線方向にクランク状に相対移動し、前記第2切替溝部によって前記ドラムを前記接続状態に移動する構成としてもよい。
前記遮蔽材を昇降する昇降部と、前記操作部と前記昇降部とを接続する動力伝達部とを備え、前記動力伝達部は、接続部を備え、前記操作部からの入力によって回転される接続部材と、前記接続部の延長方向に配置され、かつ、前記接続部に対して回転可能であり、前記駆動軸が接続される出力部材と、前記接続部および前記出力部材の外周に配され前記接続部材と一体的に回転し、かつ、回転軸線方向に移動することで、前記出力部材に対して接続された接続状態と切断された切離状態とに切り替えられるドラムとを備え、前記ドラムは、外周面に周回方向に連続した溝であって、周回方向にずれて配される複数の係合部材が係合される案内溝を備え、前記係合部材の少なくとも1つは、前記ドラムの回転に従って前記案内溝を移動することで、前記ドラムを前記回転軸線方向に移動させ、前記ドラムが前記接続状態のとき、前記案内溝の複数のポケット部に係合されて、前記ドラムが前記遮蔽材の降下方向に回転することを阻止し、前記切離状態のとき、前記出力部材における前記遮蔽材が自重落下する方向の自由回転を許容する。
〔全体構成〕
図1(a)および(b)に示す横型ブラインドは、ヘッドボックス1から垂下される複数本のラダーコード2を介して複数枚のスラット3が互いに平行に遮蔽材として吊下支持される。各ラダーコード2の上端部は、ヘッドボックス1内に配設されるチルト調節装置に支持され、下端はボトムレール4に接続されている。ラダーコード2の近傍において、ヘッドボックス1からは、昇降コード5が垂下されている。昇降コード5は、その上端部がヘッドボックス1内で回転可能に支持される巻取軸6に巻回され、下端部がボトムレール4に接続されている。昇降コード5および巻取軸6は、スラット3およびボトムレール4を移動させるための昇降部である。
動力伝達部11は、ヘッドボックス1の一端部に配設されるケース21を備えている。ケース21には、第1変速ユニット31と、第2変速ユニット32と、第3変速ユニット33とが選択的に配設される。第1変速ユニット31、第2変速ユニット32、および、第3変速ユニット33は、入力部材34および接続部材35を共通部品としている。そして、入力部材34と接続部材35との間に、変速比を異ならせるための複数のギヤなどが配設される。第1変速ユニット31は、入力部材34に入力された回転を変速比を1/4に減速して接続部材から出力する遊星歯車変速ユニットである。第2変速ユニット32は、入力部材34に入力された回転を変速比を1/2に減速して接続部材35から出力する平行軸歯車変速ユニットである。第3変速ユニット33は、入力部材34と接続部材35とを直結する変速比が1/1の等速ユニットである。そして、詳細は後述するが、第1変速ユニット31および第3変速ユニット33は、外周の大きさおよび形状をほぼ共通としている。これに対して、第2変速ユニット32だけは、第1変速ユニット31および第3変速ユニット33に対して外周側に膨らんだ異形部41b(図6参照)を備えている。
図3(a)および(b)に示すように、ケース21は、第1収容部22を備えている。第1収容部22は、ほぼ円形の形状を有した凹部であって、底面中央部には、円形の開口部23が設けられている。第1収容部22は、第1変速ユニット31および第3変速ユニット33を収容する部分であり、第1変速ユニット31および第3変速ユニット33の外形形状に倣った形状を有している。第1収容部22には、第2収容部24が連設されている。第2収容部24は、第1収容部22に対して外周側に膨らんだ円弧形状を有しており、第2変速ユニット32の異形部41bに対応した形状を有している。すなわち、ケース21は、第1変速ユニット31および第3変速ユニット33が配設されたとき、第1変速ユニット31および第3変速ユニット33が第1収容部22に収容され、第2収容部24が空き空間部となる。第2変速ユニット32がケース21に配設されるときには、第1収容部22に、第2変速ユニット32の第1変速ユニット31および第3変速ユニット33との共通形状部分が収容され、第2収容部24に異形部41bが収容されることになる。
第1変速ユニット31は、入力部材34および接続部材35に加え、キャリア36と、複数の遊星ギヤ37と、内歯部材38とを備えている。キャリア36は、支持板36aと、支持板36aの一方の側に突出した接続筒部36bを備え、支持板36aの他方の側は、4つの遊星ギヤ37が軸支されている。4つの遊星ギヤ37で囲まれた中央には、中心軸34bが挿通され、さらに、太陽ギヤとして、入力部材34の連結ギヤ部34cが配置され、各遊星ギヤ37と噛合される。接続筒部36bは、内周面に係合爪36cを備えている。接続筒部36bには、接続部材35の出力ギヤ部35cが回転不能に嵌合される。
図6に示すように、第2変速ユニット32は、入力部材34および接続部材35に加え、中間ケース41と、中間ケース41に収容される第1中間ギヤ42と、中間ケース41の外側に配設される第2中間ギヤ43とを備えている。中間ケース41は、円形形状の本体部41aと、本体部41aに対して外周側に突出した異形部41bを備えている。本体部41aは、円弧形状の側壁41cを備え、側壁41cは、異形部41bの箇所において切り欠かれている。本体部41aの底面中央には、入力部材34の中心軸34bが挿通される円形の貫通孔41dが配設されている。異形部41bは、入力部材34の中心軸34bに対して偏心して第1中間ギヤ42の回転を案内する案内筒部41eを備えている。
図8に示すように、第3変速ユニット33は、ジョイント46と、第1変速ユニット31と共通部品となる内歯部材38とを備える。ジョイント46は、基板46aと、基板46aの一方の側に突出した第1接続部46bを備え、基板46aの他方の側は、第2接続部46cを備えている。第1接続部46bは、筒状部であって、内周面には第1係合爪46eを備えている。第1接続部46bには、入力部材34の連結ギヤ部34cが嵌合される。これにより、ジョイント46は、入力部材34と一体的に回転する。第2接続部46cは、筒状部であって、内周面には第2係合爪46fを備えている。第2接続部46cには、接続部材35の出力ギヤ部35cが嵌合される。内歯部材38は、内歯38bを備えているが、ジョイント46は、外周歯を備えておらず、内歯38bとは噛合せず、内歯部材38に対して自由に回転する。図9に示すように、内歯部材の外形形状は、ケース21の第1収容部22に対応する形状である。第1収容部22に対して第3変速ユニット33が収容されたときには、第2収容部24は空き空間部となる。
図10(a)および(b)に示すように、さらに、ケース21には、第3収容部25を備えている。第3収容部25には、スラット3をチルトさせるための部材が配設される。チルトポール7が接続されるチルト制御部材14は、中間部14aを備え、中間部14aの一端部側にチルトポール7が取り付けられる取付部14bを備え、他端部側にフランジ形状の案内部14cを備え、回転を案内する案内部14cの外周にはす歯などで構成された第1ギヤ部14dを備えている。第1ギヤ部14dは、チルトギヤ部材15と噛合される。チルトギヤ部材15は、円柱形状を有しており、一端部側に第2ギヤ部15aを備え、他端部側にウォームなどの第3ギヤ部15bを備え、第3収容部25内に回転可能に取り付けられる。チルト軸13の端部は、第4ギヤ部13aを備え、第3ギヤ部15bと噛合される。
次に、以上のように構成された動力伝達部11の動作について説明する。
横型ブラインドを製造するときに、横型ブラインドの大きさ、用途などに従って第1変速ユニット31、第2変速ユニット32、および、第3変速ユニット33の中から1つの変速ユニットが選択される。
図11および図12に示すように、制御ユニット51は、上述した接続部材35と、駆動軸12と接続される出力部材52と、接続部材35と一体的に回転するドラム53と、ドラム53を覆うカバー54とを備えている。
接続部材35は、回転軸線35eと中心を一致させた軸孔35dを備えている。軸孔35dには、出力部材52が回転軸線35eを中心に回転可能に取り付けられる。出力部材52は、回転軸部52aと、接続部52bとを備えている。回転軸部52aは、軸孔35dに相対回転可能に挿入される。接続部52bは、回転軸部52aに対して大径であって、第1係合片52cが周回方向に設けられている。第1係合片52cの先端は、後述するドラム53の第2係合片53bと係合し易くなるようにテーパが形成されている。
ドラム53は、筒状の部材であって、中心部に回転孔53aを備えている。回転孔53aには、軸部50が挿入される。回転孔53aを構成する内周面であって出力円盤部35aに近い側には、出力部材52の第1係合片52cに対して選択的に係合される第2係合片53bを備えている。第2係合片53bの先端は、第1係合片52cの先端と係合し易くなるようにテーパが形成されている。一方で、回転孔53aを構成する内周面の第2係合片53bとは反対側には、凹凸などは何も設けられていない。第2係合片53bは、接続片35fとは常時係合する。このようなドラム53は、軸部50に沿って移動することができる。図14(a)および(b)に示すように、ドラム53が出力円盤部35aと離間しているとき、ドラム53は、第2係合片53bと第1係合片52cとが係合した接続状態となり、接続部材35および出力部材52と一体的に回転する状態となる(実線の状態)。ドラム53が出力円盤部35aと近接しているとき、ドラム53は、第2係合片53bと第1係合片52cとが非係合で出力部材52と切り離された切離状態となり、接続部材35やドラム53とは無関係に出力部材52だけが自由回転する状態となる(点線の状態)。
カバー54は、有底の筒状体であって、ドラム53を覆う大きさを有している。カバー54の内周面は、ドラム53の案内溝61と対向する面であって、ボール55a,55bを保持する保持溝56を備えている。保持溝56は、周回方向において、90°間隔に4つ設けられている。各保持溝56は、上下方向(回転軸線方向)に延びる縦溝部分と開口端の部分において周回方向に延びる横溝部分とを備えている。さらに、横溝部分の端部からは、さらに下方に延びる縦溝部分が繋がる。下側の縦溝部分は、ケース21の開口部23の内周面に設けられている。すなわち、図15に示すように、保持溝56は、カバー54に設けられる第1縦溝部56aと、カバー54の内周面に設けられる横溝部56bと、カバー54と筒状部23aの内周面に設けられる第2縦溝部56cとで構成され、全体がクランク形状を有している。保持溝56は、周回方向に、90°間隔で4カ所設けられるが、そのうち、隣り合う2カ所の保持溝56にボール55a,55bが配置される。
図16に示すように、案内溝61は、第1切替溝部62と、切離溝部63と、第2切替溝部64と、上昇溝部65と、ポケット部66とを備える。
次に、以上のように構成された制御ユニット51の作用について説明する。
まず、図17(a)、(b)および(c)を用いて、スラット3およびボトムレール4を上昇させるときの状態を説明する。操作コードを一方向に引っ張り、それを続けると、その力を受けて、ドラム53は、一方向に回転を始める。ドラム53は、出力円盤部35aと離間しており、第2係合片53bと第1係合片52cとが係合した接続状態にある(図17(a)参照)。したがって、ドラム53は、接続部材35および出力部材52と一体的に回転する。そして、ドラム53は、カバー54に対して一方向に回転する。すると、ボール55a,55bは、上昇溝部65を一方向に進行する(図17(c)中矢印参照)。上昇溝部65は、直線溝や斜線溝で構成され凸凹しているので、ボール55a,55bは、案内溝61内を回転軸線方向に変位しながら、上昇溝部65を一方向に進行する(図17(b)および(c)参照)。これにより、駆動軸12が同方向に回転されることで、スラット3およびボトムレール4が上昇される。このとき、ボール55a,55bは、保持溝56の第1縦溝部56aの領域を移動している。
(1)上昇するスラット3およびボトムレール4を停止する場合において、ボール55a,55bがポケット部66に係合するまでの距離を短くすることができ、操作コードで操作を行った際の応答性を向上することができる。
(13)ケース21は、第1収容部22と第2収容部24とを備えている。したがって、変速ギヤユニットには、その変速比に応じて、遊星歯車変速ユニットである第1変速ユニット31を選択したり、平行軸歯車変速ユニットである第2変速ユニット32を選択したり、等速ユニットである第3変速ユニット33を選択することができる。このように、第1収容部22と第2収容部24に収容可能な範囲で様々な機構を有した変速ユニットを使用することができる。
・ボールの数や配置間隔は、上述の例に限定されるものではない。
・ボールを複数設けるときに、全てのボールが同時にポケット部66に係合しなくてもよい。すなわち、一部(複数)のボールがポケット部66に同時に係合し、残りのボールがポケット部66に係合しなくてもよい。
・スラット3およびボトムレール4の昇降に係る系列と別系列の部材、例えばスラット3をチルトさせるための部材を収容するための収容部として、第3収容部25の他に、第1収容部22に対して外周側に膨らむように構成されたさらなる収容部を備えていてもよい。
・スラット3およびボトムレール4の昇降に係る変速ユニットを収容するため、第1収容部22および第2収容部24の他に、第1収容部22に対して外周側に膨らむように構成されたさらなる収容部を備えていてもよい。
・平行軸歯車変速ユニットである第2変速ユニット32の変速比は、1/2に限定されるものではない。
・ケース21は、他の部材の一部として構成されていてもよい。
・遮蔽装置としては、横型ブラインドに限定されるものはない。例えば、ロールスクリーンやプリーツスクリーンであってもよい。動力伝達部11は、横型ブラインド以外の遮蔽装置以外にも使用することができる。
遮蔽装置にも、大きさ、用途などが異なる様々な機種があり、それぞれの機種に応じて、利用者に適度な操作感を与えるための変速ユニットの変速比も異なってくる。変速比の異なる変速ユニットは、ギヤの種類や数も異なることから、外形形状も異なることが多くなる。一方で、この種の遮蔽装置にあっても、部品の共通化が求められている。したがって、外形形状の異なる複数種類の変速ユニットをケースに選択的に収容可能とした動力伝達装置および遮蔽装置を提供することもできる。
(付記1)
入力部材と、
出力部材と、
前記入力部材と前記出力部材との間に配置される変速ユニットと、
前記変速ユニットを収容するケースとを備え、
前記ケースは、第1収容部と、前記第1収容部に対して連続して外周方向に膨らむ第2収容部と
を備える動力伝達装置。
(付記2)
前記ケースは、第1変速比の第1変速ユニットおよび第2変速比の第2変速ユニットのうちの何れか1つの変速ユニットを収容し、
前記第1収容部は、第1変速比の第1変速ユニットまたは第2変速比の第2変速ユニットであって前記第1変速ユニットの外形形状との共通部分を収容し、
前記第2収容部は、前記第2変速ユニットにおける前記第1変速ユニットに対して外周方向に膨らむ異形部を収容する
付記1に記載の動力伝達装置。
(付記3)
前記第1変速ユニットは、遊星歯車変速ユニットである
付記2に記載の動力伝達装置。
(付記4)
前記第1変速ユニットは、等速ユニットである
付記2に記載の動力伝達装置。
(付記5)
前記第2変速ユニットは、平行軸歯車変速ユニットである
付記2ないし4のうち何れか1項に記載の動力伝達装置。
(付記6)
前記ケースは、前記第1収容部に対して連続し外周方向に膨らむ第3収容部を少なくとも1つ備え、
前記第3収容部は、前記入力部材と前記出力部材との間の系列とは別系列の部材が収容される
付記1ないし5のうち何れか1項に記載の動力伝達装置。
(付記7)
遮蔽材を移動する力が入力される操作部と、
前記遮蔽材を移動する移動部と、
前記操作部と前記移動部とを接続する動力伝達部とを備え、
前記動力伝達部は、
入力部材と、
出力部材と、
前記入力部材と前記出力部材との間に配置される変速ユニットと、
前記変速ユニットを収容するケースとを備え、
前記ケースは、第1収容部と、前記第1収容部に対して連続して外周方向に膨らむ第2収容部と
を備える遮蔽装置。
Claims (6)
- 遮蔽材を昇降する駆動軸に操作部からの入力を伝達する動力伝達装置であって、
接続部を備え、前記操作部からの入力によって回転される接続部材と、
前記接続部の延長方向に配置され、かつ、前記接続部に対して回転可能であり、前記駆動軸が接続される出力部材と、
前記接続部および前記出力部材の外周に配され前記接続部材と一体的に回転し、かつ、回転軸線方向に移動することで、前記出力部材に対して接続された接続状態と切断された切離状態とに切り替えられるドラムとを備え、
前記ドラムは、外周面に周回方向に連続した溝であって、周回方向にずれて配される複数の係合部材が係合される案内溝を備え、
前記係合部材の少なくとも1つは、前記ドラムの回転に従って前記案内溝を移動することで、前記ドラムを前記回転軸線方向に移動させ、前記ドラムが前記接続状態のとき、前記案内溝の複数のポケット部の何れかに係合されて、前記ドラムが前記遮蔽材の降下方向に回転することを阻止し、前記切離状態のとき、前記出力部材における前記遮蔽材が自重落下する方向の自由回転を許容する
動力伝達装置。 - 前記案内溝は、前記ドラムを前記接続状態から前記切離状態に移動する第1切替溝部と、前記切離状態に維持する切離溝部と、前記切離状態から前記接続状態に移動する第2切替溝部と、前記接続状態で前記ドラムの前記遮蔽材の上昇を許容する上昇溝部と、前記接続状態で前記ドラムの前記遮蔽材の降下方向の回転を阻止する前記複数のポケット部とを備える
請求項1に記載の動力伝達装置。 - 前記係合部材の各々は、異なる前記ポケット部に同時に係合する
請求項1または2に記載の動力伝達装置。 - 前記係合部材は、前記ドラムに対して前記ドラムの周回方向および前記回転軸線方向にクランク状に相対移動し、前記第2切替溝部によって前記ドラムを前記接続状態に移動する
請求項2に記載の動力伝達装置。 - 前記係合部材は、2つであって、前記ドラムの外周面に周回方向に90°の間隔で配置され、
前記第1切替溝部、前記切離溝部、および、前記第2切替溝部の各々は、前記ドラムの外周面に周回方向に180°の間隔で配置され、
前記ポケット部は、前記ドラムの外周面に周回方向に90°の間隔で配置されている
請求項2に記載の動力伝達装置。 - 遮蔽材を昇降する力が入力される操作部と、
前記遮蔽材を昇降する駆動軸と、
前記操作部と前記駆動軸とを接続する動力伝達部とを備え、
前記動力伝達部は、
接続部を備え、前記操作部からの入力によって回転される接続部材と、
前記接続部の延長方向に配置され、かつ、前記接続部に対して回転可能であり、前記駆動軸が接続される出力部材と、
前記接続部および前記出力部材の外周に配され前記接続部材と一体的に回転し、かつ、回転軸線方向に移動することで、前記出力部材に対して接続された接続状態と切断された切離状態とに切り替えられるドラムとを備え、
前記ドラムは、外周面に周回方向に連続した溝であって、周回方向にずれて配される複数の係合部材が係合される案内溝を備え、
前記係合部材の少なくとも1つは、前記ドラムの回転に従って前記案内溝を移動することで、前記ドラムを前記回転軸線方向に移動させ、前記ドラムが前記接続状態のとき、前記案内溝の複数のポケット部の何れかに係合されて、前記ドラムが前記遮蔽材の降下方向に回転することを阻止し、前記切離状態のとき、前記出力部材における前記遮蔽材が自重落下する方向の自由回転を許容する
遮蔽装置。
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