JP6550202B2 - 開閉制御システム及び開閉制御方法 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載のホームネットワークシステムは、建物に取付け又は設置される家電などの被操作機器を、建物内の内部ネットワークを介して接続するものであって、同じくこの内部ネットワークに接続される室内操作端末から被操作機器を操作するだけでなく、インターネットなどの外部ネットワークに接続される携帯通信端末などの遠隔操作端末からも被操作機器を遠隔操作することができるようにしたものである。
特許文献2に記載のホームネットワークシステムは、携帯通信端末などの遠隔操作端末から建物内の被操作機器をインターネット経由で遠隔操作すると共に建物の施錠状態などをセンサで監視し、その異常検出に応じて、携帯通信端末に防犯異常通知を送信できるようにしたものである。
特許文献3に記載のホームネットワークシステムは、シャッターの手動開放を検出する手動開放検出手段と、この手動開放検出に応じて、所定の被操作機器を動作させる機器連動部とを備え、シャッターが不審者によって手動開放された場合、それに応じて、照明器具、ラジオなどの被操作機器を自動的に動作させるようにしたものである。
ところが、複数の開閉体装置を集中制御する集中通信装置に、開閉体装置側の情報を個別に登録する場合、それぞれの開閉体装置に内蔵される受信機を集中通信装置に登録する作業が必要となる。この登録作業は複数の受信機を並べて通電し、集中通信装置を登録可能な状態にして、順次登録するという作業を別途実行しなければならない。また、この作業を工場内で実施する場合、多大な時間費やし、その作業スペースも十分に確保する必要がある。このことは、施工現場においても同様である。さらに、開閉体装置を新設する場合にも、その新設される被操作機器(開閉体装置など)の情報等を集中通信装置に設定し、制御可能な状態に設定しなければ、制御することはできなかった。
開閉体手段は、窓シャッター装置、ガレージシャッター装置、シャッター装置、ブラインド装置、ロールスクリーン装置、垂れ幕装置、引戸装置、移動間仕切装置、オーニング装置、防水板装置などであり、これらの開閉体手段が建物の内外の複数個所に設けられている。このような場合、それぞれの開閉体手段には、その開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整の各動作を指示するための操作子手段と、この操作子手段の操作に応じて開閉体手段の開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整の各動作を制御する制御装置となる子機制御手段が設けられている。
この発明では、操作子手段が子機制御手段及び親機制御手段にそれぞれ接続された際に、操作子手段に割り当てられている操作子IDを、子機制御手段及び親機制御手段側で読み取って記憶しておき、記憶された操作子IDを通信回線確立の鍵として、親機制御手段と子機制御手段との間の通信回線の接続を確立するようにした。すなわち、持ち運びに便利な小型の操作子手段の操作子IDをシステム構築の鍵として利用することによって、システム構築のための作業スペースも不要となり、設置現場における施工時に簡易に集中通信装置などの親機制御手段に子機制御手段を適宜設定することができるようになる。
これは、子機制御手段に割り当てられている子機IDをシステム構築の鍵として利用するようにしたものである。すなわち、操作子手段が子機制御手段に接続された際に、その子機IDを読み取って記憶することができる場合には、その読み取った子機IDを親機制御手段に接続された際に送信することによって、その子機IDを親機制御手段と子機制御手段との間の通信回線の接続を確立するためのシステム構築の鍵として利用するようにしたものである。なお、子機制御手段が、操作子手段に対して同じ周波数帯の特定小電力の無線方式にて接続されるように構成された開閉制御手段と、この周波数帯とは異なる別の周波数帯の特定小電力の無線方式によって親機制御手段に接続されるように構成された送受信子機手段とから構成される場合には、それぞれの開閉制御手段のID及び/又は送受信子機手段のIDをシステム構築の鍵として利用してもよい。
親機制御手段には、制御可能な子機制御手段の設置場所や機種等の開閉体手段に関する情報が予め設定してあるので、親機制御手段に携帯通信端末手段を接続すると、これらの開閉体手段に関する情報が親機制御手段から携帯通信端末手段に送信される。携帯通信端末手段にインストールされている開閉停制御用アプリケーションソフトが起動されると、親機制御手段から受信した開閉体手段に関する情報に基づいて開閉体手段の開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整などの各動作を制御可能な開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整などの操作ボタンが画面に表示されるようになる。操作者は、携帯通信端末手段の画面に表示された開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整などの操作ボタン等を操作することによって、携帯通信端末手段を用いて親機制御手段に接続されている各子機制御手段すなわち開閉体手段の開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整などの各動作を制御することができるようになる。
携帯通信端末手段を用いて親機制御手段に接続する方式として、汎用の携帯通信端末手段に内蔵されている近距離無線通信インターフェイス(例えば、Wi−Fi、赤外線通信、ブルートゥースなど)を採用し、この通信インターフェイスを介して携帯通信端末を親機制御手段に接続し、携帯通信端末手段をリモコン操作スイッチとして利用できるようにした。携帯通信端末手段は、アプリケーションソフトの起動によって開閉体手段の開閉停制御用のリモコン操作スイッチとして機能する、例えば携帯電話、PHS(Personal Handy−phone System)、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯通信端末手段をアプリケーションソフトによってリモコン操作スイッチとして機能させる。
これは、有線LANと無線LANを相互接続する役割を持つアクセスポイントを親機制御手段に接続し、このアクセスポイントには、Wi−Fiを介して携帯通信端末手段が接続される。親機制御手段はアクセスポイントに接続されているので、インターネットなどのネットワーク手段を介して、携帯通信端末手段を外部から親機制御手段に接続することができるようになり、親機制御手段からの情報に基づいて携帯通信端末手段で各開閉体手段を遠隔操作することができるようになる。携帯通信端末手段は、アクセスポイントに対して接続要求を行い、アクセスポイントはこの接続要求を受けた際に携帯通信端末手段の固有情報が登録情報と一致している場合にネットワーク手段を介して接続することができるので、開閉体手段の開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整などの各動作を携帯通信端末手段によって遠隔で操作することができる。
これは、親機制御手段と子機制御手段との間を特定小電力の無線方式にて接続し、この特定小電力無線方式の到達距離が約50[m]と比較的長いので、建物内に開閉体手段を増設した場合に、配線等を行う必要がなく、増設時にフレキシブルに対応でき、子機制御手段すなわち開閉体手段の増設等を容易に行うことができるようになる。
建物内に設けられた複数の開閉体手段において、複数の子機制御手段とそれに対応した複数の操作子手段との間は、それぞれ同じ周波数帯の特定小電力無線方式にて接続されている。従って、開閉体手段に対応する操作子手段を操作することによって、親機制御手段とは無関係に開閉体手段の開閉停の各動作を制御することができる。このように構成された開閉制御システムにおいて、親機制御手段を増設し、操作子手段と同じ周波数帯の特定小電力無線方式にて子機制御手段と親機制御手段とを接続しようとすると、複数の子機制御手段全てに親機制御手段を識別するための特別の機能を付与しなければならず、面倒である。そこで、この発明では、操作子手段に接続される開閉制御手段を備えた子機制御手段に、周波数帯の異なる別の周波数帯の特定小電力の無線方式によって親機制御手段に接続されるように構成された送受信子機手段を別途設け、開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整などの各動作に対応した制御信号をこの送受信子機手段経由にて開閉制御手段に出力し、複数の開閉体手段の開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整などの各動作を、親機制御手段又はこの親機制御手段に接続された携帯通信端末手段を用いて制御できるようにした。なお、送受信子機手段に機種識別用ディップスイッチ手段を搭載することによって、親機制御手段が子機制御手段に接続された際に、この機種識別用ディップスイッチ手段の設定情報を受信して、親機制御手段に接続された携帯通信端末手段が開閉体手段のそれぞれの機種に対応した制御可能な画面(開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整などの操作ボタン)をその設定情報に基づいて適宜表示できるようにしてもよい。
親機制御手段には、制御可能な子機制御手段の設置場所や機種識別情報(設定情報)などの開閉体手段に関する情報が予め設定してあるので、親機制御手段に携帯通信端末手段が接続された場合、これらの開閉体手段に関する情報が親機制御手段から携帯通信端末手段に送信される。携帯通信端末手段にインストールされている開閉停制御アプリケーションソフトを起動するだけで、親機制御手段から受信した開閉体手段に関する情報に基づいて、制御可能な子機制御手段の設置場所や機種識別情報などの開閉体手段に関する情報が携帯通信端末手段の画面に表示されるので、操作者は、この表示画面に従って開閉体手段の開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整などの各動作を制御することができるようになる。
制御可能な子機制御手段の設置場所や機種等の開閉体手段に関する情報に基づいて、複数の開閉体手段の全てに対して一斉に開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整などの各動作を指示することができるような選択ボタンが表示されると共にこの中から任意に選択された1又は複数の開閉体手段に対して開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整などの各動作を指示することができるような選択ボタンが表示される。この選択ボタンを操作者が選択すると、その選択された開閉体手段に対する開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整などの各動作に対応した操作ボタンが携帯通信端末手段の画面に表示されるようになるので、操作者はその操作ボタンを操作して開閉体手段の開閉停途中停止又は換気量若しくは採光量調整などの各動作を制御することができるようになる。
これは、前記開閉制御システムの第1の特徴に対応した開閉制御方法の発明である。
これは、前記開閉制御システムの第2の特徴に対応した開閉制御方法の発明である。
これは、前記開閉制御システムの第3の特徴に対応した開閉制御方法の発明である。
これは、前記開閉制御システムの第4の特徴に対応した開閉制御方法の発明である。
これは、前記開閉制御システムの第5の特徴に対応した開閉制御方法の発明である。
これは、前記開閉制御システムの第6の特徴に対応した開閉制御方法の発明である。
これは、前記開閉制御システムの第6の特徴に対応した開閉制御方法の発明である。
これは、前記開閉制御システムの第6の特徴に対応した開閉制御方法の発明である。
これによって、図4に示すように、送受信子機13にはid13⇔id12、送受信子機23にはid23⇔id22、送受信子機33にはid33⇔id32、送受信子機43にはid43⇔id42のように、それぞれのIDが関連付けて記憶される。
これによって、図5に示すように、リモコン操作スイッチ12にはid12⇔id13,id12⇔000、リモコン操作スイッチ22にはid22⇔id23,id22⇔001、リモコン操作スイッチ32にはid32⇔id33,id32⇔010、リモコン操作スイッチ42にはid42⇔id43,id42⇔011のように、それぞれのID同士及びディップスイッチ状態信号が関連付けて記憶される。
これによって、図7に示すように、送受信親機50には、各リモコン操作スイッチ12,22,32,42に登録されているもの同じID群及びディップスイッチ状態信号が登録される。
これによって、ステップS64及びステップS65では、送受信子機13,23,33,43の中の受信ID及び送信IDに対応する送受信子機13,23,33,43と送受信親機50との間で通信回線13c,23c,33c,43cのいずれか一つを介して双方向の通信状態が確立される。
ステップS91では、送受信子機13,23,33,43が、それぞれの制御対象である開閉体の状態(開閉停又は途中停止及び換気採光量)の変化時に、その状態を状態信号として通信回線3aを介して送受信親機50に送信する。
ステップS92では、操作信号に含まれるIDが一致するか否かの判定を行い、一致する(yes)場合は、ステップS93に進み、一致しない(no)場合はリターンする。このステップS92における操作信号は、開閉制御回路11,21,31,41が通信回線1a,2a,3a,4aを介して受信したリモコン操作スイッチ12,22,32,42からの操作信号と、送受信子機13,23,33,43が通信回線5b,5cを介して受信した送受信親機50からの操作信号との両方を含む。
ステップS95では、受信した操作信号が通信回線1a,2a,3a,4aを介したリモコン操作スイッチ12,22,32,42からのものであるのか否かを判定し、リモコン操作スイッチ12,22,32,42からの操作信号(yes)の場合は直ちにリターンし、送受信親機50からの操作信号(no)の場合は、ステップS96に進む。
ステップS96では、各開閉制御回路11,21,31,41は操作信号に対応した処理が終了したことを示す操作終了信号を送受信子機13,23,33,43及び通信回線3bを介して、送受信親機50に送信する。
ステップS101では、送受信子機13,23,33,43から通信回線3aを介して受信した状態信号に基づいて、ガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4の状態を記録する。
ステップS102では、携帯通信端末70から通信回線7aを介して受信したアクセス信号に応じて、ステップS101の処理にて記録済のガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4などの全シャッターの状態に関する状態信号を携帯通信端末70に通信回線5aを介して送信する。
ステップS107では、送受信親機50は、操作信号に対応した処理が終了したことを示す操作終了信号を携帯通信端末70に通信回線5dを介して送信する。
ステップS111では、送受信親機50から通信回線5aを介して受信した状態信号に基づいて、制御可能なガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4のそれぞれの開閉停、途中停止及び換気採光の状態を携帯通信端末70の表示画面に表示する。
ステップS112では、ガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4などの全てのシャッターに対する操作指示信号又は個別のシャッターに対する操作指示信号を通信回線7b経由で送受信親機50へ送信する。
ステップS113では、送受信親機50から通信回線5cを介して操作終了信号を受信したか否かを判定し、受信した(yes)場合はステップS114に進み、受信していない(no)場合は操作終了信号を受信するまでこの判定処理を繰り返す。
ステップS114では、操作指示したシャッターの開閉停、途中停止及び換気採光の各状態を携帯通信端末70の表示画面に表示してリターンする。
ステップS121では、停止信号の受信か否かの判定を行い、停止信号受信(yes)の場合は次のステップS122に進み、停止信号以外(no)の場合はステップS124に進む。
ステップS122では、現在のシャッターカーテンの動作が開閉動作中か、否(停止中)かの判定を行い、開閉動作中(yes)の場合は次のステップS123に進み、停止中(no)の場合はステップS121にリターンする。
ステップS123では、開閉動作中なので、その動作を停止し、ステップS121にリターンする。なお、ここでは、シャッターカーテンの開動作中における移動を正方向移動とし、閉動作中における移動を逆方向移動とする。
ステップS125では、現在のシャッターカーテンの動作が閉動作中か否(開動作中又は停止中)かの判定を行い、閉動作中(yes)の場合は次のステップS126に進み、開動作中又は停止中(no)の場合はステップS127に進む。
ステップS126では、閉動作中なので、閉動作を停止し、閉動作停止後開動作を開始し、ステップS121にリターンする。
ステップS127では、開動作中の場合は、そのまま開動作を継続し、停止中の場合は開動作を開始し、ステップS121にリターンする。
ステップS129では、現在のシャッターカーテンの動作が開動作中か否(閉動作中又は停止中)かの判定を行い、開動作中(yes)の場合はステップS121にリターンし、閉動作中又は停止中(no)の場合はステップS12Aに進む。
ステップS12Aでは、閉動作中の場合は、そのまま開動作を継続し、停止中の場合は閉動作を開始し、ステップS121にリターンする。
ステップS12Bでは、開動作中なので、開動作を停止し、開動作停止後閉動作を開始し、ステップS121にリターンする。
ステップS12Dでは、現在のシャッターカーテンの動作が開閉動作中か、否(停止中)かの判定を行い、開閉動作中(yes)の場合はステップS12Gに進み、停止中(no)の場合はステップS12Eに進む。
ステップS12Eでは、シャッターカーテンが全開又は全閉状態で停止中なので、開動作又は閉動作を開始し、次のステップS12Fに進む。
ステップS12Fでは、途中停止制御信号なので、開動作又は閉動作を開始してから所定時間経過後に停止動作し、ステップS121にリターンする。
閉信号の受信を無視して、開動作を優先させる制御を実行するか、あるいはこの逆の制御を実行するかは予め決められていてもよいし、どちらの制御を実行するかを他の手段にて指定できるように、例えば、送受信子機13,23,33,43のディップスイッチ設定部81に優先制御の切り替え用スイッチを設けて、適宜指定変更できるようにしてもよい。
上述の実施の形態では、送受信親機50と送受信子機13,23,33,43との間は、特定小電力の無線方式にて接続したが、建物内のLAN回線を介して接続してもよい。また、上述の実施の形態では、送受信親機50とアクセスポイント60が別途設けられているが、送受信親機50がアクセスポイント60の機能を内蔵していてもよい。携帯通信端末70を用いて、それぞれのガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4を一斉又は個別にタイマーを設定して、タイマー操作を実行できるようにしてもよい。
携帯通信端末用のアプリケーションソフトは、所定のURLから任意に入手可能とする。また、このアプリケーションソフトを適宜変更することによって、デザインや操作方法を容易に変更可能とする。
開閉体装置の開閉状態としてどの程度閉鎖しているかなどの情報をアニメーションなどの動画にて視認可能に携帯通信端末の表示画面上に表示するようにしてもよい。開閉体装置の周辺に監視カメラや人感センサなどを設置し、カメラの撮影画像や人感センサの感知情報等に基づいて開閉停、途中停止及び換気採光の各動作の可否等を制御するようにしてもよい。
2,3,4…窓シャッター装置
11,21,31,41…開閉制御回路
12,22,32,42…リモコン操作スイッチ
13,23,33,43…送受信子機
11a,21a,31a,41a…通信回線
12a,22a,32a,42a…通信回線
12b,22b,32b,42b…通信回線
13b,23b,33b,43b…通信回線
13c,23c,33c,43c…通信回線
1a,2a,3a,3b,4a…通信回線
5a,5b,5c,5d,7a,7b…通信回線
50…送受信親機
60…アクセスポイント
70…携帯通信端末
81…ディップスイッチ設定部
Claims (16)
- 複数の開口部にそれぞれ設けられた複数の開閉体手段と、
前記複数の開閉体手段毎に設けられ、前記開閉体手段の動作を制御する複数の子機制御手段と、
前記複数の子機制御手段毎に設けられ、操作子の操作に応じて前記動作に対応した制御信号を出力する複数の操作子手段と、
前記複数の子機制御手段に通信回線を介して接続され、前記動作に対応した制御信号を送信する親機制御手段とを備えた開閉制御システムにおいて、
前記子機制御手段及び前記親機制御手段は、前記操作子手段に接続された際に、前記操作子手段にそれぞれ割り当てられている操作子IDを記憶し、前記親機制御手段及び前記子機制御手段にそれぞれ記憶された前記操作子IDを用いて、前記親機制御手段と前記子機制御手段との間の通信回線の接続を確立するように構成した
ことを特徴とする開閉制御システム。 - 請求項1に記載の開閉制御システムにおいて、
前記操作子手段は、前記子機制御手段に接続された際に、前記子機制御手段にそれぞれ割り当てられている子機IDを記憶し、前記親機制御手段に接続された際に、前記子機IDを前記親機制御手段に送信して記憶させ、
前記親機制御手段と前記子機制御手段は、前記操作子ID及び前記子機IDの少なくとも一つを用いて、前記親機制御手段と前記子機制御手段との間の通信回線の接続を確立するように構成した
ことを特徴とする開閉制御システム。 - 請求項1又は2に記載の開閉制御システムにおいて、
前記親機制御手段に接続されることによって、前記親機制御手段に接続された前記子機制御手段を介して、前記複数の開閉体手段の前記動作を制御できるように構成された携帯通信端末手段を備えたことを特徴とする開閉制御システム。 - 請求項3に記載の開閉制御システムにおいて、
前記親機制御手段と前記携帯通信端末手段との間がアクセスポイントを介して接続されることを特徴とする開閉制御システム。 - 請求項1、2、3又は4に記載の開閉制御システムにおいて、
前記複数の子機制御手段と前記親機制御手段との間が特定小電力の無線方式によって接続されることを特徴とする開閉制御システム。 - 請求項1、2、3、4又は5に記載の開閉制御システムにおいて、
前記複数の子機制御手段が、前記操作子手段に対して同じ周波数帯の特定小電力の無線方式にて接続されるように構成された開閉制御手段と、前記周波数帯とは異なる別の周波数帯の特定小電力の無線方式によって前記親機制御手段に接続されるように構成された送受信子機手段とをそれぞれ備え、前記親機制御手段の制御信号が前記送受信子機手段を介して前記開閉制御手段に出力されることによって、前記複数の開閉体手段の前記動作が制御されることを特徴とする開閉制御システム。 - 請求項3又は4に記載の開閉制御システムにおいて、
前記携帯通信端末手段が、前記親機制御手段に接続された場合に、制御可能な前記複数の開閉体手段に関する情報を前記親機制御手段から受信し、受信した情報に基づいて前記複数の開閉体手段の全て又はその中から任意に選択されたものを制御可能な画面として表示することを特徴とする開閉制御システム。 - 請求項7に記載の開閉制御システムにおいて、
前記携帯通信端末手段が、前記親機制御手段から受信した情報に基づいて前記複数の開閉体手段の全てを又はその中から任意に選択されたものを制御することができるように構成された選択ボタンを表示し、前記選択ボタンが選択された場合はその選択された開閉体手段を制御するための操作ボタンとして、開閉停動作及び途中停止動作用のボタンを表示することを特徴とする開閉制御システム。 - 複数の開口部にそれぞれ設けられた複数の開閉体手段の各動作を、前記複数の開閉体手段毎に設けられた子機制御手段及び操作子手段を用いて制御すると共に前記複数の開閉体手段毎に設けられた子機制御手段に通信回線を介して接続された親機制御手段を用いて制御する開閉制御方法において、
前記子機制御手段にそれぞれ対応する前記操作子手段を接続し、
前記操作子手段にそれぞれ割り当てられている操作子IDを前記子機制御手段に送信して記憶させ、
前記親機制御手段に前記操作子手段を接続して前記操作子手段の前記操作子IDを前記親機制御手段に送信して記憶させ、
前記親機制御手段及び前記子機制御手段にそれぞれ記憶されている前記操作子IDを用いて、前記親機制御手段と前記子機制御手段との間の通信回線の接続を確立する
ことを特徴とする開閉制御方法。 - 請求項9に記載の開閉制御方法において、
前記子機制御手段に前記操作子手段を接続した際に、前記子機制御手段にそれぞれ割り当てられている子機IDを前記操作子手段に記憶させ、
前記親機制御手段に前記操作子手段を接続した際に、前記子機IDを前記親機制御手段に送信して記憶させ、
前記親機制御手段及び前記子機制御手段にそれぞれ記憶されている前記操作子ID及び前記子機IDの少なくとも一つを用いて、前記親機制御手段と前記子機制御手段との間の通信回線の接続を確立する
ことを特徴とする開閉制御方法。 - 請求項9又は10に記載の開閉制御方法において、
前記親機制御手段に携帯通信端末手段を接続することによって、前記親機制御手段に接続された前記子機制御手段を介して前記複数の開閉体手段の各動作を前記携帯通信端末側で制御できるようにしたことを特徴とする開閉制御方法。 - 請求項11に記載の開閉制御方法において、
前記親機制御手段と前記携帯通信端末手段との間がアクセスポイントを介して接続されることを特徴とする開閉制御方法。 - 請求項9、10、11又は12に記載の開閉制御方法において、
前記複数の子機制御手段と前記親機制御手段との間が特定小電力の無線方式によって接続されることを特徴とする開閉制御方法。 - 請求項9、10、11、12又は13に記載の開閉制御方法において、
前記複数の子機制御手段が、前記操作子手段に対して同じ周波数帯の特定小電力の無線方式にて接続されるように構成された開閉制御手段と、前記周波数帯とは異なる別の周波数帯の特定小電力の無線方式によって前記親機制御手段に接続されるように構成された送受信子機手段とをそれぞれ備え、前記親機制御手段の制御信号が前記送受信子機手段を介して前記開閉制御手段に出力されることによって、前記複数の開閉体手段の前記動作が制御されることを特徴とする開閉制御方法。 - 請求項11又は12に記載の開閉制御方法において、
前記親機制御手段に前記携帯通信端末手段が接続された場合に、制御可能な前記複数の開閉体手段に関する情報を前記親機制御手段から受信し、受信した情報に基づいて前記複数の開閉体手段の全て又はその中から任意に選択されたものを制御可能な画面として前記携帯通信端末手段に表示することを特徴とする開閉制御方法。 - 請求項15に記載の開閉制御方法において、
前記親機制御手段から受信した情報に基づいて前記複数の開閉体手段の全てを又はその中から任意に選択されたものを制御することができるように構成された選択ボタンを前記携帯通信端末手段に表示し、前記選択ボタンが選択された場合はその選択された開閉体手段を制御するための操作ボタンとして、開閉停動作及び途中停止動作用のボタンを表示することを特徴とする開閉制御方法。
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