JP2017089114A - 開閉制御システム及び開閉制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】既設の専用スイッチを備えている被操作機器に後からホームネットワークシステムと共に手動開放検出手段を取り付けた場合におけるこじ開け誤認識の発生を防止し、既設の専用スイッチと遠隔操作端末とを共用できるようにする。【解決手段】開閉制御システムは、開口部に設けられた開閉体の各動作を、送受信子機13〜43、開閉制御回路11〜41、専用リモコン操作スイッチ12〜42、壁スイッチ15〜45を用いて制御すると共に送受信子機13〜43に通信回線を介して接続された送受信親機50を用いて制御する。開口部の少なくとも1つの閉鎖側に全閉状態又は開放状態にあることを検出する近接スイッチ14〜44を設け、開状態又は閉状態を示すHA信号並びに駆動状態又は非駆動状態を示す電流検出信号の少なくとも一方の信号と、近接スイッチから出力される検出信号とに基づいて開閉体が手動開放すなわちこじ開けられたか否かを判断する。【選択図】 図10

Description

本発明は、家屋、ビル、工場、倉庫などの建物を含む構造物躯体の窓や出入口などの開口部に設置される開閉体装置を制御する開閉制御システム及び開閉制御方法に係り、特に開閉体装置の動作を専用の有線式又は無線式の専用スイッチ及びこれ以外の携帯通信端末等を用いて制御できるようにした開閉制御システム及び開閉制御方法に関する。
ビル、工場、倉庫などの建物を含む構造物躯体の開口部に設置されシャッターやドアなどの開閉体装置には、その開閉停の各動作を電動で行う電動シャッターや電動ドアが使用されることが多い。このように電動で開閉停の各動作を行うものは、開閉停の3種類のスイッチを備えた有線式の専用スイッチ又は遠隔操作によって制御するための無線式の専用スイッチの各操作に対応して、シャッターカーテンの開閉動作を制御する。このような開閉体装置として、特許文献1に記載のようなものがある。
また、最近では、特許文献2,3,4のような、建物用電動シャッター、被操作機器、携帯通信端末などを、インターネットを介して接続して構成されるホームネットワークシステムが提案されている。
特許文献2に記載のホームネットワークシステムは、建物に取付け又は設置される家電などの被操作機器を、建物内の内部ネットワークを介して接続するものであって、同じくこの内部ネットワークに接続される室内操作端末から被操作機器を操作するだけでなく、インターネットなどの外部ネットワークに接続される携帯通信端末などの遠隔操作端末からも被操作機器を遠隔操作することができるものである。
特許文献3に記載のホームネットワークシステムは、携帯通信端末などの遠隔操作端末から建物内の被操作機器をインターネット経由で遠隔操作すると共に建物の施錠状態などをセンサで監視し、その異常検出に応じて、携帯通信端末に防犯異常通知を送信できるものである。
特許文献4に記載のホームネットワークシステムは、シャッターの手動開放を検出する手動開放検出手段と、この手動開放検出に応じて、所定の被操作機器を動作させる機器連動部とを備え、シャッターが不審者によって手動開放された場合、それに応じて、照明器具、ラジオなどの被操作機器を自動的に動作させるものである。
特開2004−162318号公報 特開2002−152856号公報 特開2001−309067号公報 特開2004−110559号公報
これら従来のホームネットワークシステムを用いた開閉制御システムは、携帯電話などの遠隔操作端末がインターネットを介して建物内の内部ネットワークに接続されることによって、被操作機器である開閉体装置の手動開放を遠隔地にて検知することができ、また被操作機器である開閉体装置をインターネット経由にて遠隔操作することができるように構成されている。
携帯電話などの遠隔操作端末を用いて、インターネットを経由して又は直接建物内の内部ネットワークに接続して、被操作機器である開閉体装置を制御する場合には、事前に内部ネットワークに接続し、これらの被操作機器と遠隔操作端末との間で制御可能な状態に予め設定する必要がある。
また、建物内に既に取付け又は設置されている既設の被操作機器である開閉体装置には、特許文献1に記載のもののように、有線式又は無線式の専用スイッチを備えたものや機種毎にそれぞれ異なる機能を備えたものが多数存在する。従って、ホームネットワークシステムを用いて、既設の被操作機器について同様の開閉制御システムを構築する場合、遠隔操作端末はもちろんこれ以外の既設の有線式又は無線式の専用スイッチを使用して同様に操作できるようになっている。
特許文献4に記載のホームネットワークシステムに記載のように、シャッターが全閉したときオン動作する磁気式近接スイッチを用いた手動開放検出手段を用いることによって、シャッターの手動開放(こじ開けられたこと)を検出し、それをインターフェイス及び内部ネットワークを介して、ホームゲートウェイに送信するものについては、ホームネットワークを構築する際に手動開放検出手段を新たに取り付け、その設定等を行う必要がある。
従って、被操作機器であるシャッターが既設の有線式又は無線式の専用スイッチを予め備えている場合に、後から手動開放検出手段を取り付けた場合、専用スイッチと遠隔操作端末とを共用することができない状態が生じる。すなわち、ホームネットワークを介して遠隔操作端末でシャッターの開閉動作を制御した場合には、手動開放検出手段がオフ動作してもそれは遠隔操作端末からの指示に対応してオフ動作したものと認識することができるが、既設の専用スイッチによって開動作制御され、手動開放検出手段がオフ動作となった場合、それが専用スイッチからの指示に対応した動作によるものなのか、不審者によって手動開放されたものなのかを/認識することはできなかった。従って、専用スイッチの操作に応じて被操作機器であるシャッターが開動作されたにも係わらず、ホームネットワークシステムは、不審者によるこじ開けであると誤認識する可能性があった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、既設の専用スイッチを備えている被操作機器に後からホームネットワークシステムと共に手動開放検出手段を取り付けた場合におけるこじ開け誤認識の発生を防止し、既設の専用スイッチと遠隔操作端末とを共用することのできる開閉制御システム及び開閉制御方法を提供することにある。
本発明に係る開閉制御システムの第1の特徴は、複数の開口部にそれぞれ設けられた複数の開閉体手段と、前記複数の開口部の少なくとも1つの閉鎖側に設けられ、前記開閉体手段が全閉状態又は開放状態にあることを検出する開閉検出手段と、前記複数の開閉体手段毎に設けられ、前記開閉体手段の動作を制御する子機制御手段と、操作子の操作に応じて前記開閉体手段の動作に関する制御信号を出力する操作子手段と、前記子機制御手段に通信回線を介して接続され、前記制御信号を前記子機制御手段に送信する親機制御手段とを備えた開閉制御システムにおいて、前記開閉体手段の開状態又は閉状態を示すHA信号及び前記開閉体手段の駆動状態又は非駆動状態を示す電流検出信号の少なくとも一方の信号と、前記開閉検出手段から出力される開閉検出信号とに基づいて前記開閉体手段が手動開放されたか否かを判断することにある。
開閉体手段は、窓シャッター装置、ガレージシャッター装置、シャッター装置、ブラインド装置、ロールスクリーン装置、垂れ幕装置、引戸装置、移動間仕切装置、オーニング装置、防水板装置などであり、これらの開閉体手段が建物の内外の複数個所に設けられている。このような場合、それぞれの開閉体手段には、その開閉停、半開若しくは半閉又は換気量若しくは採光量調整の各動作を指示するための操作子手段と、この操作子手段の操作に応じて開閉体手段の開閉停、半開若しくは半閉又は換気量若しくは採光量調整の各動作を制御する制御装置となる子機制御手段が設けられている。
この発明では、開閉体手段の開状態又は閉状態を示すHA信号及び前記開閉体手段の駆動状態又は非駆動状態を示す電流検出信号の少なくとも一方の信号と、開閉検出手段から出力される開閉検出信号とに基づいて開閉体手段が手動開放されたか否かを判断するようにしたものである。HA信号は、モータなどの駆動手段の回転位置に基づいて、開閉体手段の制御手段から出力されるものであり、全閉状態及び開放状態にあることを示す信号である。電流検出信号は、モータの駆動電流を示す検出信号であり、この検出信号に基づいて開閉体手段すなわちモータが駆動状態にあるのか、又は非駆動状態あるのかを認識することができる。一方、開閉検出手段は、開口部の閉鎖側先端部に設けられた磁石などに反応する近接スイッチなどで構成され、開閉体手段が全閉したときオフ(OFF)動作し、これ以外の開放状態にあるときにオン(ON)動作する開閉検出信号を出力する。従って、開閉検出手段から開放状態を示す開閉検出信号が出力された場合に、HA信号が閉状態を示し、電流検出信号が非駆動状態を示している場合には、明らかに、不審者などによって閉体手段が手動開放、すなわちこじ開けられたものと判断できる。開閉検出手段から開放状態を示す開閉検出信号が出力された場合に、HA信号が開状態を示し、電流検出信号が駆動状態を示している場合には、制御信号に対応した正常な開動作であると判断できる。なお、HA信号及び電流検出信号の両方を用いて判断することが好ましいが、いずれか一方で判断してもよい。
本発明に係る開閉制御システムの第2の特徴は、前記第1の特徴に記載の開閉制御システムにおいて、前記子機制御手段は、前記操作子手段に有線又は無線方式にて接続され、前記HA信号及び/又は前電流検出信号を出力する開閉制御手段と、特定小電力の無線方式によって前記親機制御手段に接続されるように構成され、前記HA信号及び/又は前電流検出信号並びに前記開閉検出信号を入力し、入力した信号に基づいて前記開閉体手段が手動開放されたか否かを判断する送受信子機手段とを備え、前記親機制御手段の制御信号が前記送受信子機手段を介して前記開閉制御手段に出力されることによって、前記複数の開閉体手段の前記動作が制御されることにある。
建物内に設けられた開閉体手段において、子機制御手段とそれに対応した操作子手段との間は、有線又は無線方式にて接続されている。従って、開閉体手段に対応する操作子手段を操作することによって、親機制御手段とは無関係に開閉体手段の開閉停の各動作を制御することができる。この発明では、操作子手段に接続される開閉制御手段を備えた子機制御手段に、特定小電力の無線方式によって親機制御手段に接続されるように構成された送受信子機手段を別途設け、開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整などの各動作に対応した制御信号をこの送受信子機手段経由にて開閉制御手段に出力し、複数の開閉体手段の開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整などの各動作を、親機制御手段又はこの親機制御手段に接続された携帯通信端末手段を用いて制御できるようにした。まこ、HA信号及び/又は電流検出信号並びに開閉検出信号に基づいて開閉体手段が手動開放されたか否かを送受信子機手段が判断するようにした。これによって、既設の操作子手段を備えている開閉制御手段に後から送受信子機手段及び親機制御手段と共に開閉検出手段を取り付けた場合におけるこじ開け誤認識の発生を防止し、既設の開閉制御手段を遠隔操作制御することができる。
本発明に係る開閉制御システムの第3の特徴は、前記第2の特徴に記載の開閉制御システムにおいて、前記送受信子機手段は、前記HA信号が前記開閉体手段の閉状態を示し、前電流検出信号が前記開閉体手段の非駆動状態を示し、前記開閉検出信号が前記開閉体手段の開放状態を示す場合に、前記HA信号が前記開閉体手段の閉状態を示し、前記開閉検出信号が前記開閉体手段の開放状態を示す場合に、又は、前電流検出信号が前記開閉体手段の非駆動状態を示し、前記開閉検出信号が前記開閉体手段の開放状態を示す場合に、前記開閉体手段が手動開放されたと判断することにある。
これは、HA信号及び/又は電流検出信号並びに開閉検出信号に基づいて開閉体手段が手動開放されたか否かを送受信子機手段が行う判定を具体的にしたものであり、HA信号及び電流検出信号並びに開閉検出信号に基づいた判断、HA信号及び開閉検出信号に基づいた判断、電流検出信号及び開閉検出信号に基づいた判断の3通りを示している。
本発明に係る開閉制御システムの第4の特徴は、前記第1、第2又は第3の特徴に記載の開閉制御システムにおいて、前記親機制御手段に接続されることによって、前記親機制御手段に接続された前記子機制御手段を介して、前記複数の開閉体手段の前記動作を制御できるように構成された携帯通信端末手段を備えたことにある。
親機制御手段には、制御可能な子機制御手段の設置場所や機種等の開閉体手段に関する情報が予め設定してあるので、親機制御手段に携帯通信端末手段を接続すると、これらの開閉体手段に関する情報が親機制御手段から携帯通信端末手段に送信される。携帯通信端末手段にインストールされている開閉停制御用アプリケーションソフトが起動されると、親機制御手段から受信した開閉体手段に関する情報に基づいて開閉体手段の開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整などの各動作を制御可能な開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整などの操作ボタンが画面に表示されるようになる。操作者は、携帯通信端末手段の画面に表示された開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整などの操作ボタン等を操作することによって、携帯通信端末手段を用いて親機制御手段に接続されている各子機制御手段すなわち開閉体手段の開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量調整などの各動作を制御することができるようになる。
携帯通信端末手段を用いて親機制御手段に接続する方式として、汎用の携帯通信端末手段に内蔵されている近距離無線通信インターフェイス(例えば、Wi−Fi、赤外線通信、ブルートゥースなど)を採用し、この通信インターフェイスを介して携帯通信端末を親機制御手段に接続し、携帯通信端末手段をリモコン装置スイッチとして利用できるようにした。携帯通信端末手段は、アプリケーションソフトの起動によって開閉体手段の開閉停制御用のリモコン操作スイッチとして機能する、例えば携帯電話、PHS(Personal Handy−phone System)、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯通信端末手段をアプリケーションソフトによってリモコン装置スイッチとして機能させる。
本発明に係る開閉制御方法の第1の特徴は、複数の開口部にそれぞれ設けられた複数の開閉体手段の各動作を、前記複数の開閉体手段毎に設けられた子機制御手段及び操作子手段を用いて制御すると共に前記複数の開閉体手段毎に設けられた子機制御手段に通信回線を介して接続された親機制御手段を用いて制御する開閉制御方法において、前記複数の開口部の少なくとも1つの閉鎖側に前記開閉体手段が全閉状態又は開放状態にあることを検出する開閉検出手段を設け、前記開閉体手段の開状態又は閉状態を示すHA信号及び前記開閉体手段の駆動状態又は非駆動状態を示す電流検出信号の少なくとも一方の信号と、前記開閉検出手段から出力される開閉検出信号とに基づいて前記開閉体手段が手動開放されたか否かを判断することにある。
これは、前記開閉制御システムの第1の特徴に対応した開閉制御方法の発明である。
本発明に係る開閉制御方法の第2の特徴は、前記第1の特徴に記載の開閉制御方法において、前記子機制御手段は、前記操作子手段に有線又は無線方式にて接続され、前記HA信号及び/又は前電流検出信号を出力する開閉制御手段と、前記HA信号及び/又は前電流検出信号並びに前記開閉検出信号を入力し、入力した信号に基づいて前記開閉体手段が手動開放されたと判断する送受信子機手段とを備えることにある。
これは、前記開閉制御システムの第2の特徴に対応した開閉制御方法の発明である。
本発明に係る開閉制御方法の第3の特徴は、前記第2の特徴に記載の開閉制御方法において、前記送受信子機手段は、前記HA信号が前記開閉体手段の開状態を示し、前電流検出信号が前記開閉体手段の非駆動状態を示し、前記開閉検出信号が前記開閉体手段の開放状態を示す場合に、前記HA信号が前記開閉体手段の閉状態を示し、前記開閉検出信号が前記開閉体手段の開放状態を示す場合に、又は、前電流検出信号が前記開閉体手段の非駆動状態を示し、前記開閉検出信号が前記開閉体手段の開放状態を示す場合に、前記開閉体手段が手動開放されたと判断することにある。
これは、前記開閉制御システムの第3の特徴に対応した開閉制御方法の発明である。
本発明に係る開閉制御方法の第4の特徴は、前記第1、第2又は第3の特徴に記載の開閉制御方法において、前記親機制御手段に接続されることによって、前記親機制御手段に接続された前記子機制御手段を介して、前記複数の開閉体手段の前記動作を制御できるように構成された携帯通信端末手段を備えたことにある。
これは、前記開閉制御システムの第4の特徴に対応した開閉制御方法の発明である。
本発明の開閉制御システム及び開閉制御方法によれば、既設の専用スイッチを備えている被操作機器に後からホームネットワークシステムと共に手動開放検出手段を取り付けた場合におけるこじ開け誤認識の発生を防止し、既設の専用スイッチと遠隔操作端末とを共用することができるという効果がある。
本発明の開閉制御システムの概略構成を示す図である。 図1の送受信子機の構成を示す外観図である。 図1の開閉制御システムにおけるリモコン操作スイッチ及び送受信子機へリモコンIDを設定する処理の一例を示すフローチャート図である。 図3の処理の概要の前半部分を示す模式図である。 図3の処理の概要の後半部分を示す模式図である。 図1の開閉制御システムにおける送受信親機へリモコンIDを設定する処理の一例を示すフローチャート図である。 図6の処理の概要を示す模式図である。 携帯通信端末の表示画面の一例を示す図である。 図1の開閉制御システムにおいて、リモコン操作スイッチが実行するリモコン処理、送受信子機が送受信親機及びリモコン操作との間で実行する送受信処理の一例を示す図である。 図9の状態変化時に送受信子機が実行する処理の一例を示す図である。 図1の開閉制御システムにおいて、送受信親機が送受信子機及び携帯通信端末との間で実行する送受信処理の一例を示す図である。 図1の開閉制御システムにおいて、携帯通信端末が送受信親機との間で実行する送受信処理の一例を示す図である。 図9のステップS93の開閉停、途中停止及び換気採光の各動作に対応した操作信号対応処理の一例を示すフローチャート図である。
以下添付図面に従って本発明に係る開閉制御システムの好ましい実施の形態について説明する。この実施の形態では開閉体手段として上下に開閉制御されるシャッター装置群を例に説明する。図1は、本発明の開閉制御システムの概略構成を示す図である。図1におけるシャッター装置群は、車庫などのガレージに設けられるガレージシャッター装置1と、建物のそれぞれの開口部である窓に設けられる窓シャッター装置2〜4とで構成される。ガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4は、建物内に既に設置されている。この既設のガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4は、基本的にシャッターケース、シャッターカーテン、ガイドレール、モータ、シャッター駆動回路、開閉制御回路、壁スイッチなどから構成される。なお、図1では、モータ、シャッター駆動回路やこれ以外の構成部品となる巻取シャフトやチェーンなどについては図示を省略してある。
ガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4のそれぞれの開口部の上方にシャッターケースが設けられている。ガイドレールは、シャッターカーテンの両端部に接するようにガレージの開口部及び窓の両端側に設けられ、まぐさ部から床面及び窓枠下まで掛け渡された断面形状がコの字型の案内溝を有する金属製部材で構成されている。シャッターカーテンは、このガイドレールの各案内溝に沿って上昇下降し、開口部及び窓の開閉停又は途中停止(半開若しくは半閉)の各動作を行う。本明細書において、半開とは開動作の途中で停止した状態のことを、半閉とは閉動作の途中で停止した状態のことを意味する。図示していない巻取りシャフトは、シャッターケースの両端側に回動可能に設けられ、シャッターカーテンを巻き取ったり巻き戻したりする。図示していないチェーンは、モータの回転軸に設けられた主動スプロケットと巻取りシャフトの回転軸に設けられた従動スプロケットとを連結している。従って、モータの回転駆動力はチェーンを介して巻取りシャフト側に伝達され、モータが回転すると、チェーンを介して巻取りシャフトが回転し、シャッターカーテンの開閉停又は途中停止の各動作が制御されるようになっている。
シャッター駆動回路は、図示していないが、それぞれのシャッターケース内に設けられている。シャッター駆動回路は、マイクロコンピュータ構成になっており、電源ラインを介して外部から電力が供給されている。シャッター駆動回路は、開閉制御回路11,21,31,41からの制御信号に基づいて、モータの回転を制御してシャッターカーテンの開閉停又は途中停止などの各動作を制御している。モータの回転軸にはエンコーダが結合され、モータの回転位置を検出して、それをシャッター駆動回路に出力している。このモータの回転位置に基づいてHA信号(閉状態又は開状態を示す信号)が出力される。また、シャッター駆動回路からモータに供給される駆動電流を検出する電流検出器がモータに設けられており、検出された駆動電流の値がシャッター駆動回路にフィードバックされる。シャッター駆動回路は、エンコーダから出力されるモータの回転位置(シャッター位置)を示す検出信号及び電流検出器から出力されるモータの駆動電流を示す検出信号に基づいてモータの回転速度を制御している。電流検出器によって駆動電流が検出された場合、モータは駆動状態にあり、駆動電流が検出されないゼロの場合、モータは非駆動状態にあると判断できる。
図1では、送受信子機13,23,33,43は、リモコン操作スイッチ12,22,32,42からの制御信号を受信するアンテナを内蔵している。リモコン操作スイッチ12,22,32,42は、開ボタン、停止ボタン、閉ボタンを備えたシャッター装置専用の無線方式の操作子である。ガレージシャッター装置1の送受信子機13とリモコン操作スイッチ12とは所定の周波数帯(例えば、426[MHz])で接続され、所定のIDを介して1対1で接続されるようになっている。窓シャッター装置2〜4も同じくリモコン操作スイッチ22,32,42に対して特定の周波数帯で接続され、所定のIDを介して1対1で接続される。この実施の形態では、所定のIDとしてリモコン操作スイッチ12には、id12が、リモコン操作スイッチ22にはid22が、リモコン操作スイッチ32にはid32が、リモコン操作スイッチ42にはid42が、それぞれ固有のIDとして割り当てられているので、これらのIDを利用する。
リモコン操作スイッチ12,22,32,42は、開閉停又は途中停止の各操作ボタンの操作状態に対応した制御信号を送受信子機13,23,33,43に送信する。各開閉制御回路11,21,31,41は、これらの操作状態に対応した制御信号に応じて、シャッターカーテンの開閉停又は途中停止の各動作を制御する。
送受信子機13,23,33,43は、それぞれの開閉制御回路11,21,31,41に有線にて電気的に接続されるように設置される。送受信子機13,23,33,43は、特定小電力無線(例えば、周波数429[MHz])によって送受信親機50に無線接続されている。送受信親機50は、リモコン操作スイッチ12,22,32,42からの信号を受信するアンテナを内蔵している。アクセスポイント60(Wireless LAN access point)は、送受信親機50にWi−Fiを介して接続されている。さらに、このアクセスポイント60に携帯通信端末70がWi−Fiを介して接続されている。
この実施の形態では、リモコン操作スイッチ12,22,32,42は、送受信子機13,23,33,43のID及びディップスイッチ状態信号を登録することができるように構成されており、双方向の通信状態を確立するためのシステムの鍵として使用される。通信状態を確立する動作について後述する。
壁スイッチ15,25,35,45は、開ボタン、停止ボタン、閉ボタンを備えたシャッター装置専用の有線方式の操作子(専用スイッチ)であり、元々ガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4の開閉制御回路11,21,31,41に直接接続されており、開閉停の各操作ボタンの操作状態に対応した制御信号を開閉制御回路11,21,31,41に送信する。各開閉制御回路11,21,31,41は、これらの操作状態に対応した制御信号に応じて、シャッターカーテンの開閉停の各動作を制御する。なお、壁スイッチ15,25,35,45は、途中停止用のボタンを備えていてもよい。
この実施の形態では、上述の既設のガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4に対して、それぞれリモコン操作スイッチ12,22,32,42、送受信子機13,23,33,43及び近接スイッチ14,24,34,44を設け、建物内に送受信親機50及びアクセスポイント60を建物内の所定の場所に設置し、携帯通信端末70をネットワーク経由にて接続することによって、開閉制御システムを構築している。従って、ガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4に既設の対応する壁スイッチ15,25,35,45を操作することによって、この開閉制御システムとは無関係にガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4の開閉停の各動作を制御することができるようになっている。
図1では、送受信子機13,23,33,43に、リモコン操作スイッチ12,22,32,42及び送受信親機50に接続されるアンテナが図示してある。送受信子機13,23,33,43とリモコン操作スイッチ12,22,32,42との間を接続する特定の周波数帯と、送受信子機13,23,33,43と送受信親機50との間を接続する特定の周波数帯は、同じであってもよいし、異なるものであってもよい。なお、特定の周波数帯が異なる場合、送受信子機13,23,33,43は、受信信号の周波数をソフト的に切り替えて受信している。送受信親機50およびアクセスポイント60の設置(配置)位置について、この実施の形態においては、少なくともどちらかは(好ましくは両者とも)どのシャッターケース内にも収容されておらず、シャッターケース外に設置されている。さらに、送受信親機50およびアクセスポイント60の設置(配置)位置がいずれかのシャッターケース(すなわち、このシャッターケースを備えているシャッター装置)の近傍に設置されているために、例えば目視等やその他の理由により、その高低が判断できる場合には、設置や保守の容易性等を考慮すると、当該シャッターケースよりも下方の位置に設置することが好ましい。勿論、例えばシャッターケース内部等であっても、通信が可能な範囲でかつシャッターカーテンの開閉や巻き取り等の移動動作と干渉しない位置であればその設置位置は任意である。
近接スイッチ14,24,34,44は、例えば、ガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4の各シャッターカーテンの閉鎖側である先端部に設けられた磁石に反応するものであり、全閉したときオフ(OFF)動作し、全閉以外の状態すなわち開放状態にあるときにオン(ON)動作する磁気式近接スイッチで構成されている。すなわち、ガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4が全閉状態又は開放状態にあることを検出する開閉検出手段として動作する。全閉しているシャッターカーテンが不審者によって手動開放すなわちこじ開けられると、式近接スイッチ14,24,34,44がオフからオンに動作すると、それに基づいて手動開放が検出され、手動開放(こじ開け)検出信号が出力されるようになっている。この手動開放検出信号は、送受信子機13,23,33,43が所定の条件を満たしたと判断した場合に、送受信親機50経由にて内部ネットワーク、携帯通信端末70などに送信される。なお、近接スイッチ14,24,34,44は、上述の場合とは逆に全閉したときオン(ON)動作し、これ以外のときオフ(OFF)動作するものでもよい。また、近接スイッチは、磁気式以外に、誘導形や静電容量形で構成されていてもよい。さらに、近接スイッチはシャッターカーテンの全閉以外に全開又はその中間位置にある場合を検出可能に配置してあってもよい。
携帯通信端末70は、例えば、携帯電話、PHS、スマートフォン(多機能型携帯電話)、PDA等の携帯型の通信端末である。この実施の形態では、携帯通信端末70は、スマートフォンで構成され、通常の通話機能だけでなく、タッチパネル式の表示画面を備え、各種アプリケーションの起動に応じて、リモコン操作スイッチ12,22,32,42又は壁スイッチ15,25,35,45の各ボタンと同等の機能を備えたボタン類が表示画面上に表示され、これらの各ボタンを操作することによって、リモコン操作スイッチ又は壁スイッチと同等に機能するようになっている。
携帯通信端末70のタッチパネル式の表示画面には、通話を含む複数のアプリケーションを起動するための各種アイコンが表示されており、所望のアイコンをタッチ操作することによって所望のアプリケーションを起動できるように構成されている。図1では、開閉体制御用リモコンのアプリケーションが起動され、開ボタン、停止ボタン、閉ボタンの各操作ボタンが表示された状態が示されている。携帯通信端末70は、Wi−Fi、赤外線通信、ブルートゥースなどの近距離無線通信機能を備えているが、この実施の形態では、アクセスポイント60にWi−Fiで接続され、さらにアクセスポイント60を介して送受信親機50に接続されるように構成されている。なお、図では1個の携帯通信端末70を示しているが、これは複数存在するようになっていてもよい。
図2は、図1の送受信子機の構成を示す外観図である。送受信子機13,23,33,43は、図示のように、電源線、信号線、及びに内蔵アンテナを備えている。なお、外部アンテナ接続線を備えている場合もある。この実施の形態では、送受信子機13,23,33,43は、これらの通常の無線部品の他に、シャッターの種類を示すディップスイッチ設定部81を備えている。図では、ディップスイッチ設定部81を拡大して示してある。このディップスイッチ設定部81は、図に示すように、3個のディップスイッチSW1〜SW3から構成される。
このディップスイッチSW1〜SW3の設定状態は表82に示す通りである。すなわち、図では、ディップスイッチSW1〜SW3が「000」の場合は窓シャッター装置のスタンダードタイプ、「001」の場合は窓シャッター装置のスリットタイプ、「010」の場合は窓シャッター装置のブラインドタイプ、「011」の場合はガレージシャッターをそれぞれ示す。これ以外のシャッターの種類に対してもディップスイッチSW1〜SW3を割り当てることでシャッターとして8種類を割り当てることができる。これ以上の種類を割り当てる場合には、ディップスイッチの数を4個以上設ければよい。なお、図1の窓シャッター装置2は「000」のスタンダードタイプに、窓シャッター装置3は「001」のスリットタイプに、窓シャッター装置4は「010」のブラインドタイプに、ガレージシャッター装置1は「011」のガレージシャッターにそれぞれ設定されている。
図3は、図1の開閉制御システムにおけるリモコン操作スイッチ及び送受信子機へリモコンIDを設定する処理の一例を示すフローチャート図である。図4は、図3の処理の概要の前半部分を示す模式図である。図5は、図3の処理の概要の後半部分を示す模式図である。
ステップS31では、各リモコン操作スイッチ12,22,32,42は、それぞれ対応する送受信子機13,23,33,43に対してリモコンID(id12,id22,id32,id42)を通信回線12a,22a,32a,42aを介して送信する。
ステップS32では、各送受信子機13,23,33,43は、それぞれ対応するリモコンID(id12,id22,id32,id42)を自己の送受信子機13,23,33,43のID(id13,id23,id33,id43)と対応付けてそれぞれ登録する。これによって、図4に示すように、送受信子機13にはid13⇔id12、送受信子機23にはid23⇔id22、送受信子機33にはid33⇔id32、送受信子機43にはid43⇔id42のように、それぞれのIDが関連付けて記憶される。
ステップS33では、各送受信子機13,23,33,43は、ディップスイッチ状態信号(000,001,010,011)を自己の送受信子機13,23,33,43のID(id13,id23,id33,id43)と対応付けてそれぞれ登録すると共に通信回線11a,21a,31a,41aを介して送受信子機13,23,33,43のID(id13,id23,id33,id43)及びディップスイッチ状態信号(000,001,010,011)を、それぞれ対応するリモコン操作スイッチ12,22,32,42へ送信する。
ステップS34では、各リモコン操作スイッチ12,22,32,42は、通信回線11a,21a,31a,41aを介して受信した送受信子機13,23,33,43のID(id13,id23,id33,id43)及びディップスイッチ状態信号(000,001,010,011)を自己のリモコン操作スイッチ12,22,32,42のID(id12,id22,id32,id42)と対応付けてそれぞれ登録する。これによって、図5に示すように、リモコン操作スイッチ12にはid12⇔id13,id12⇔011、リモコン操作スイッチ22にはid22⇔id23,id22⇔000、リモコン操作スイッチ32にはid32⇔id33,id32⇔001、リモコン操作スイッチ42にはid42⇔id43,id42⇔010のように、それぞれのID同士及びディップスイッチ状態信号が関連付けて記憶される。
図6は、図1の開閉制御システムにおける送受信親機へリモコンIDを設定する処理の一例を示すフローチャート図である。図7は、図6の処理の概要を示す模式図である。図3に示すように、リモコン操作スイッチ12,22,32,42及び送受信子機13,23,33,43に対してリモコンIDの設定処理が終了したら、図7に示すように、各リモコン操作スイッチ12,22,32,42のリモコンIDを送受信親機50に設定する。
ステップS61では、各リモコン操作スイッチ12,22,32,42は、通信回線12b,22b,32b,42bを介して自己のID(id12,id22,id32,id42)、並びにそれぞれ対応する送受信子機13,23,33,43のID(id13,id23,id33,id43)及びディップスイッチ状態信号(000,001,010,011)を、送受信親機50へ送信する。
ステップS62では、送受信親機50は、通信回線12b,22b,32b,42bを介して、受信したリモコン操作スイッチ12,22,32,42のID(id12,id22,id32,id42)、送受信子機13,23,33,43のID(id13,id23,id33,id43)及びディップスイッチ状態信号(000,001,010,011)を登録する。
これによって、図7に示すように、送受信親機50には、各リモコン操作スイッチ12,22,32,42に登録されているもの同じID群及びディップスイッチ状態信号が登録される。
ステップS63では、送受信親機50は、通信回線13b,23b,33b,43bを介して、リモコン操作スイッチ12,22,32,42のID(id12,id22,id32,id42)、及び送受信子機13,23,33,43のID(id13,id23,id33,id43)の中の少なくとも一つのIDを送信する。
これによって、ステップS64及びステップS65では、送受信子機13,23,33,43の中の受信ID及び送信IDに対応する送受信子機13,23,33,43と送受信親機50との間で通信回線13c,23c,33c,43cのいずれか一つを介して双方向の通信状態が確立される。
なお、上述の実施の形態では、リモコン操作スイッチ12,22,32,42が送受信子機13,23,33,43のID(id13,id23,id33,id43)及びディップスイッチ状態信号(000,001,010,011)を登録できる場合について説明したが、リモコン操作スイッチ12,22,32,42がこれらのID等を登録する機能を備えていない場合には、リモコン操作スイッチ12,22,32,42のID(id12,id22,id32,id42)を双方向の通信状態を確立するためのシステムの鍵として使用することによって対応可能となる。
図8は、携帯通信端末の表示画面の一例を示す図である。図8において、携帯通信端末701は、開閉体制御用リモコンのアプリケーションが起動された初期状態を示す画面の一例である。携帯通信端末701の初期状態画面には、「個別シャッター」、「全シャッター」、「建物内シャッター」、「ガレージシャッター」などの選択ボタンが表示される。「個別シャッター」の選択ボタンは、図1に示すガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4の中から選択したものを個別に制御する場合に選択されるものである。「全シャッター」の選択ボタンは、図1に示すガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4を同時に制御する場合に選択されるものである。「建物内シャッター」の選択ボタンは、図1に示すものの中で建物内に設置される窓シャッター装置2〜4を同時に制御する場合に選択されるものである。「ガレージシャッター」の選択ボタンは、図1に示すガレージシャッター装置1のみを制御する場合に選択されるものである。
図8において、携帯通信端末702は、初期状態画面の表示された携帯通信端末701の「個別シャッター」の選択ボタンが操作された場合の画面の一例を示す。携帯通信端末702には、図1に示した開閉制御可能な装置名として、「ガレージシャッター」、「1階窓シャッター」、「2階窓シャッターA」及び「2階窓シャッターB」などの選択ボタンが表示される。「ガレージシャッター」の選択ボタンは、図1に示すガレージシャッター装置1に対応する。「1階窓シャッター」の選択ボタンは、図1に示す窓シャッター装置2に対応する。「2階窓シャッターA」の選択ボタンは、図1に示す窓シャッター装置3に対応する。「2階窓シャッターB」の選択ボタンは、図1に示す窓シャッター装置4に対応する。
これらの対応関係は、図6に示すように、送受信子機13,23,33,43と送受信親機50との双方向通信が確立した段階で、送受信親機50に設定することができ、その設定された内容が携帯通信端末70に表示されるようにシステム構成されている。従って、「2階窓シャッターA」及び「2階窓シャッターB」だと、2階の窓シャッター装置3,4のどちらかが明確でない場合があるので、送受信親機50に設定する段階で、「2階○○部屋窓シャッター」及び「2階△△部屋窓シャッター」などのようにその名称を分かり易いように割り当てるようにしてもよい。このように、送受信親機50に割り当てられた名称は、アクセスポイント60を介して携帯通信端末70に送信されるので、携帯通信端末70を送受信親機50に別途登録する必要もなく、アクセスポイント60に携帯通信端末70を接続するだけで、携帯通信端末70を用いてガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4の開閉停又は途中停止の各動作を適宜制御することができる。
図8において、携帯通信端末703は、携帯通信端末702に表示された開閉制御可能な装置名の「ガレージシャッター」の選択ボタンが操作された場合の画面の一例を示す。携帯通信端末703の表示画面上部には、現在制御対象である装置名「ガレージシャッター」が表示され、その下側に開閉停の各操作ボタンが表示される。図8において、携帯通信端末704は、携帯通信端末702に表示された開閉制御可能な装置名の「2階窓シャッターA」の選択ボタンが操作された場合の画面の一例を示す。携帯通信端末704の表示画面上部には、現在制御対象である装置名「2階窓シャッターA」が表示され、その下側に開閉停の各操作ボタン、半開又は半閉用の途中停止用ボタン、及び換気量又は採光量を調整するための換気採光用の操作ボタンが表示される。
この換気採光用操作ボタンは、上述のように、2階窓シャッターAのシャッターの種類を示すディップスイッチ状態信号が「001」のスリットタイプなので、これに対応して採光量を調整するために表示されるスリットタイプのシャッター固有の操作ボタンである。また、シャッターの種類を示すディップスイッチ状態信号が「010」のブラインドタイプの場合にも同様に、換気量を調整するための「換気採光」の操作ボタンが携帯通信端末704のように、表示されることになる。従って、シャッターの種類を示すディップスイッチ状態信号が「000」のスタンダードタイプの場合には、この「換気採光」の操作ボタンは表示されずに、携帯通信端末703のように、開閉停又は途中停止の各操作ボタンのみが表示されることになる。なお、スタンダードタイプの場合でも「換気採光」の操作ボタンを表示してもよい。
上述のように、携帯通信端末702に表示された開閉制御可能な装置名の「ガレージシャッター」、「1階窓シャッター」、「2階窓シャッターA」、又は「2階窓シャッターB」の選択ボタンが操作された場合には、それぞれの装置名が携帯通信端末703,704に示すように表示画面上部に表示され、携帯通信端末703,704の表示画面を用いてガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4のいずれかの開閉停、途中停止又は換気量若しくは採光量の各動作を制御することができるようになる。なお、図8では、ガレージシャッター装置1については、途中停止用操作ボタン及び換気採光用操作ボタンは非表示としてあるが、表示してもよい。
携帯通信端末701の表示画面で「全シャッター」の選択ボタンが操作された場合には、「全シャッター」の文字が携帯通信端末703の表示画面上部に表示され、携帯通信端末703を用いて全てのシャッターの開閉を一斉(同時)に制御することができるようになる。なお、全シャッターの場合は、開動作及び閉動作のみとして、停止動作のボタンは操作できないものとする。これは、開閉体装置の開閉動作に要する時間等がそれぞれ異なるので、停動作した場合、どの段階で停動作されるか操作者自身が判断することが困難なので、この実施の形態では、全シャッターについて停動作の操作はできないようにしてある。勿論、全シャッター又は一部のシャッターについて停止動作が可能となるように構成してもよいことは言うまでもない。なお、全開又は全閉の半分又は約3分の1だけ開状態とする又は閉状態とするなどを設定可能としてもよい。
携帯通信端末701の表示画面で「建物内シャッター」の選択ボタンが操作された場合には、図1に示した開閉制御可能な装置名として建物内の「1階窓シャッター」、「2階窓シャッターA」及び「2階窓シャッターB」などを操作可能な携帯通信端末703又は704の表示画面が表示され、それぞれの窓シャッターの開閉停又は途中停止又は換気量若しくは採光量の各動作を制御することができるようになる。なお、図1では、リモコン操作スイッチ32,42は、開閉停のボタンのみを備えたシャッター装置専用の無線方式の操作子を示しているが、図7の携帯通信端末704のような開閉停の操作ボタンの他に、途中停止及び/又は換気量若しくは採光量の各動作を制御することのできる操作ボタンを備えていてもよい。
携帯通信端末701の表示画面でガレージシャッター用の選択ボタンが操作された場合には、携帯通信端末703の表示画面が表示されるので、そのまま携帯通信端末703を用いてガレージシャッター装置1の開閉停の各動作を制御することができるようになる。
図1に示す開閉制御システムにおいては、壁スイッチ15,25,35,45及び開閉体装置専用のリモコン操作スイッチ12,22,32,42以外の携帯通信端末70を用いてガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4の開閉停の各動作を適宜制御することができる。また、送受信親機50と携帯通信端末70とは、アクセスポイント60を介して接続されているので、WEP(WPA,WPA2でもよい)の認証を受けた携帯通信端末70のみが送受信親機50に接続されるので、高いセキュリティを構築することができる。
図9は、図1の開閉制御システムにおいて、リモコン操作スイッチ12,22,32,42が実行するリモコン処理、送受信子機13,23,33,43が送受信親機50及びリモコン操作スイッチ12,22,32,42との間で実行する送受信処理の一例を示す図である。図9において、通信回線1a,2a,3a,4aは、リモコン操作スイッチ12,22,32,42からそれぞれに対応する送受信子機13,23,33,43への送信を示し、通信回線3b,3cは、送受信子機13,23,33,43から送受信親機50への送信を示し、通信回線5b,5cは、送受信親機50からそれぞれの送受信子機13,23,33,43への送信を示す。図11及び図12において、通信回線5a,5dは、送受信親機50から携帯通信端末70への送信を示し、通信回線7a,7bは、携帯通信端末70から送受信親機50への送信を示す。
図9において、リモコン操作スイッチ12,22,32,42は、それぞれ対応する通信回線1a,2a,3a,4aを介して送受信子機13,23,33,43に、開閉停、途中停止又は換気採光の操作ボタンに対応した操作信号を送信する。通信回線1a,2a,3a,4aを介して操作信号を受信した送受信子機13,23,33,43は、受信した操作信号に含まれるID(id12,id22,id32,id42)を確認して一致する場合にその操作信号に対応した処理を実行する。
次に、送受信子機13,23,33,43が送受信親機50、リモコン操作スイッチ12,22,32,42及び壁スイッチ15,25,35,45からの操作信号に基づいて実行する送受信処理について説明する。
ステップS91では、送受信子機13,23,33,43が、それぞれの制御対象である開閉体の状態の変化時に、その状態を状態信号として通信回線3bを介して送受信親機50に送信する。開閉体の状態とは、開閉体の開閉停(HA信号を含む)、近接スイッチ14,24,34,44のオン/オフ状態、又は途中停止状態及び換気採光量状態を示す信号、開閉体の手動開放検出信号などである。
ステップS92では、操作信号に含まれるIDが一致するか否かの判定を行い、一致する(yes)場合は、ステップS93に進み、一致しない(no)場合はリターンする。このステップS92における操作信号は、開閉制御回路11,21,31,41が通信回線1a,2a,3a,4aを介して受信したリモコン操作スイッチ12,22,32,42からの操作信号と、送受信子機13,23,33,43が通信回線5b,5cを介して受信した送受信親機50からの操作信号との両方を含む。
ステップS93では、壁スイッチ15,25,35,45からの操作信号、及び通信回線1a,2a,3a,4a,5b,5cを介して受信された操作信号に対応した開閉停、途中停止又は換気採光の各動作の処理をそれぞれ対応する開閉制御回路11,21,31,41が実行する。なお、受信した操作信号には、IDが記録してあるので、そのIDに一致した開閉制御回路11,21,31,41が各動作の処理を実行する。
このIDには、個別IDと共通IDを含むものとし、個別IDは制御対象である開閉体にそれぞれ割り当てられるものであり、共通IDは、送受信親機50からの操作信号に含まれるものであり、全シャッター共通に割り当てられるものである。従って、共通IDを含む操作信号を送受信子機13,23,33,43が受信した場合は、全ての開閉制御回路11,21,31,41がその操作信号に対応した開閉の各動作の処理を実行する。なお、共通IDを設けずに、全てのシャッターを一斉(同時)に操作する場合は、それぞれの個別IDを含んだ操作信号を送受信機からシャッターの台数分送信してもよい。
ステップS94では、開閉停、途中停止又は換気採光の各動作の処理が終了したか否かの判定を行い、終了した(yes)場合はステップS95に進み、終了していない(no)場合はステップS93にリターンし、操作信号に対応した処理を継続する。
ステップS95では、操作信号が、壁スイッチ15,25,35,45からのもの、又は通信回線1a,2a,3a,4aを介したリモコン操作スイッチ12,22,32,42からのものであるのか否かを判定し、壁スイッチ15,25,35,45又はリモコン操作スイッチ12,22,32,42からの操作信号(yes)の場合は直ちにリターンし、送受信親機50からの操作信号(no)の場合は、ステップS96に進む。
ステップS96では、各開閉制御回路11,21,31,41は、操作信号に対応した処理が終了したことを示す操作終了信号を送受信子機13,23,33,43及び通信回線3cを介して、送受信親機50に送信する。
図10は、図9の状態変化時に送受信子機が実行する処理の一例を示す図である。図10において、送受信子機13,23,33,43は、それぞれの制御対象である開閉体の開閉制御回路11,21,31,41の状態を示す信号として、全閉状態及び開放状態を示すHA信号、近接スイッチ14,24,34,44のオン/オフ信号及び駆動電流検出信号を入力し、それぞれの信号に対応した状態信号を、通信回線3b経由にて送受信親機50に送信する。
ステップS101では、開閉制御回路11,21,31,41から出力されるHA信号が全閉から開放に、又は開放から全閉に変化したか否かを判定し、変化した(yes)場合は次のステップS102に進み、そうでない(no)場合はステップS103にジャンプする。
ステップS102では、全閉又は開放に対応したHA信号の状態を示す信号を通信回線3c経由にして送受信親機50に送信する。このとき、送受信子機13,23,33,43は、HA信号の状態(全閉又は開放)をHAレジスタに記憶する。
ステップS103では、近接スイッチ14,24,34,44から出力される信号が全閉状態(オフ)から開放状態(オン)に、又は開放状態(オン)から全閉状態(オフ)に変化したか否かを判定し、変化した(yes)場合は次のステップS104に進み、そうでない(no)場合はステップS105にジャンプする。
ステップS104では、オン又はオフに対応した近接スイッチ14,24,34,44から出力される全閉状態又は開放状態を示す信号を通信回線3c経由にして送受信親機50に送信する。このとき、送受信子機13,23,33,43は、近接スイッチの出力(オン/オフ)を近接スイッチレジスタに記憶する。
ステップS105では、HAレジスタの記憶内容に基づいて、HA信号が閉状態を示すものであるか否(開状態を示すもの)かを判定し、閉状態を示す(yes)場合は次のステップS106に進み、開状態を示す(no)場合はリターンする。
ステップS106では、電流検出器によって駆動電流がゼロ(非駆動状態)か否(駆動状態)かを判定し、駆動電流がゼロで非駆動状態を示す(yes)場合は次のステップS107に進み、駆動電流が検出され駆動状態を示す(no)場合は正常な動作なので、リターンする。
ステップS107では、近接スイッチレジスタの記憶内容に基づいて、近接スイッチ信号が開放状態(オン)であるか否かを判定し、開放状態(オン)(yes)の場合は次のステップS108に進み、そうでない全閉状態(オフ)(no)の場合はリターンする。
ステップS108では、ステップS105でHA信号が閉状態を示し、ステップS106で駆動電流がゼロで非駆動状態、すなわちモータが駆動していないにも係わらず、近接スイッチ信号が開放状態(オン)となっているので、全閉しているシャッターカーテンが不審者によって手動開放、すなわちこじ開けられたものと判断して、手動開放検出信号を送受信親機50に送信する。
図10のステップS105〜ステップS108の処理によって、全閉しているシャッターカーテンが不審者によって手動開放、すなわちこじ開けられたことを検出することができる。なお、上述の実施の形態では、ステップS105及びステップS106の両方の判定を満たした場合を示しているが、ステップS105及びステップS106のいずれか一方の判定だけを実行するようにしてもよい。また、この実施の形態では、送受信子機13,23,33,43が実行するステップS105〜S108の処理によって、手動開放を検出しているが、同様の処理を送受信親機50側で実行してもよい。
図11は、図1の開閉制御システムにおいて、送受信親機50が送受信子機13,23,33,43及び携帯通信端末70との間で実行する送受信処理の一例を示す図である。図11において、送受信親機50は、送受信子機13,23,33,43から送信される状態信号を通信回線3b経由で、操作終了信号を通信回線3c経由でそれぞれ受信する。また、送受信親機50は、携帯通信端末70から送信されるアクセス信号を通信回線7a経由で、全/個別のシャッターに関する操作指示信号を通信回線7b経由でそれぞれ受信する。図11において、通信回線3b,3cは、送受信子機13,23,33,43から送受信親機50への送信を示し、通信回線5b,5cは、送受信親機50からそれぞれの送受信子機13,23,33,43への送信を示す。
ステップS110では、送受信子機13,23,33,43から通信回線3bを介して受信した手動開放検出信号に基づいて、即時に警報信号を携帯通信端末70に送信すると共に警報装置(図示せず)からアラーム音を発生し、外部の管理センター(図示せず)などにも通報する。この通報によって、携帯通信端末70には、シャッターが手動開放された旨が表示される。
ステップS111では、送受信子機13,23,33,43から通信回線3bを介して受信した状態信号に基づいて、ガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4の状態を記録する。
ステップS112では、携帯通信端末70から通信回線7aを介して受信したアクセス信号に応じて、ステップS111の処理にて記録済のガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4などの全シャッターの状態に関する状態信号を携帯通信端末70に通信回線5aを介して送信する。
ステップS113では、携帯通信端末70から通信回線7bを介して操作指示信号を受信したか否か、受信していない(no)場合は直ちにリターンし、受信した(yes)場合は、その受信した操作指示信号が全シャッターに関するものか個別のシャッターに関するものかを判定し、個別のシャッターに関する場合はステップS114に進み、全てのシャッターに関するものの場合はステップS115に進む。
ステップS114では、個別のシャッターに関する操作信号を送受信子機13,23,33,43に通信回線5bを介して送信する。通信回線5bを介して送信される個別のシャッターに関する操作信号には、前述の個別IDを含むので、この個別IDに対応した送受信子機13,23,33,43(ガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4)がステップS93の操作信号に対応した処理を実行する。
ステップS115では、全てのシャッターに関する操作信号を送受信子機13,23,33,43に通信回線5cを介して送信する。通信回線5cを介して送信される全てのシャッターに関する操作信号には、前述の共通IDを含むように構成している場合には、これを受信した全ての送受信子機13,23,33,43(ガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4)がステップS93の操作信号に対応した処理を実行する。
ステップS116では、送受信子機13,23,33,43から通信回線3cを介して操作終了信号を受信したか否かを判定し、受信した(yes)場合はステップS117に進み、受信していない(no)場合は操作終了信号を受信するまでこの判定処理を繰り返す。
ステップS117では、送受信親機50は、操作信号に対応した処理が終了したことを示す操作終了信号を携帯通信端末70に通信回線5dを介して送信する。
図12は、図1の開閉制御システムにおいて、携帯通信端末70が送受信親機50との間で実行する送受信処理の一例を示す図である。図12において、携帯通信端末70は、送受信親機50から送信される状態信号を通信回線5a経由で、操作終了信号を通信回線5d経由でそれぞれ受信する。また、携帯通信端末70は、開閉体用のリモコン操作スイッチとして機能するアプリケーションソフトの起動に応じて、通信回線7aを介して、アクセス信号を送受信親機50に送信する。
ステップS120では、送受信親機50から通信回線5aを介して受信した警報信号に基づいて、シャッターが手動開放された旨の警告を携帯通信端末70の表示画面に表示する。
ステップS121では、送受信親機50から通信回線5aを介して受信した状態信号に基づいて、制御可能なガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4のそれぞれの開閉停、途中停止及び換気採光の状態を携帯通信端末70の表示画面に表示する。
ステップS122では、ガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4などの全てのシャッターに対する操作指示信号又は個別のシャッターに対する操作指示信号を通信回線7b経由で送受信親機50へ送信する。
ステップS123では、送受信親機50から通信回線5dを介して操作終了信号を受信したか否かを判定し、受信した(yes)場合はステップS124に進み、受信していない(no)場合は操作終了信号を受信するまでこの判定処理を繰り返す。
ステップS124では、操作指示したシャッターの開閉停、途中停止及び換気採光の各状態を携帯通信端末70の表示画面に表示してリターンする。
従来、窓シャッター装置を途中停止(半開又は半閉)動作する場合に、複数の窓シャッター装置に対して無線で同じ動作を実行させる必要があり、複数の窓シャッター装置に、順番に操作信号を出力して動作させている。窓シャッター装置1台当たり送受信で約3秒という時間を必要としている。操作信号が全開又は全閉させるための開信号又は閉信号であれば問題無いが、途中停止動作させるための途中停止制御信号の場合、開又は閉信号送信後、所定時間経過時に停止信号を送信することによって途中停止(半開又は半閉)位置で停止させている。
この場合、一斉に操作する窓シャッター装置の数が多いと、各窓シャッター装置に開信号を出している間に、最初に操作した窓シャッター装置に対して、停止信号を送信する必要がでてくるため、非常に制御が複雑となり、処理に支障をきたすことになる。そこで、この実施の形態では、送受信親機50から送受信子機13,23,33,43(ガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4)へ開信号又は閉信号と共に、停動作を開始する時間を示す信号を送信するようにした。すなわち、開動作又は閉動作を開始してから所定時間経過時に停止(半開又は半閉)動作させるための途中停止操作信号を送信する。これによって、窓シャッター装置などを途中停止動作させるシステムを簡素化することができ、制御プログラムも単純化させることができる。
図13は、図9のステップS93の開閉停、途中停止及び換気採光の各動作に対応した操作信号対応処理の一例を示すフローチャート図である。すなわち、図13では、壁スイッチ15,25,35,45からの操作信号、及び通信回線1a,2a,3a,4a,5b,5cを介して受信された操作信号に対応して、開閉制御回路11,21,31,41が実行する開閉停、途中停止又は換気採光の各動作の処理について説明する。
ステップS131では、停止信号の受信か否かの判定を行い、停止信号受信(yes)の場合は次のステップS132に進み、停止信号以外(no)の場合はステップS134に進む。
ステップS132では、現在のシャッターカーテンの動作が開閉動作中か、否(停止中)かの判定を行い、開閉動作中(yes)の場合は次のステップS133に進み、停止中(no)の場合はステップS131にリターンする。
ステップS133では、開閉動作中なので、その動作を停止し、ステップS131にリターンする。なお、ここでは、シャッターカーテンの開動作中における移動を正方向移動とし、閉動作中における移動を逆方向移動とする。
ステップS134では、開信号の受信か否かの判定を行い、開信号受信(yes)の場合は次のステップS135に進み、開信号以外(no)の場合はステップS138に進む。
ステップS135では、現在のシャッターカーテンの動作が閉動作中か否(開動作中又は停止中)かの判定を行い、閉動作中(yes)の場合は次のステップS136に進み、開動作中又は停止中(no)の場合はステップS137に進む。
ステップS136では、閉動作中なので、閉動作を停止し、閉動作停止後開動作を開始し、ステップS131にリターンする。
ステップS137では、開動作中の場合は、そのまま開動作を継続し、停止中の場合は開動作を開始し、ステップS131にリターンする。
ステップS138では、閉信号の受信か否かの判定を行い、閉信号(yes)の場合は次のステップS139に進み、閉信号以外(no)の場合はステップS13Cに進む。
ステップS139では、現在のシャッターカーテンの動作が開動作中か否(閉動作中又は停止中)かの判定を行い、開動作中(yes)の場合はステップS13Bに進み、閉動作中又は停止中(no)の場合はステップS13Aに進む。
ステップS13Aでは、閉動作中の場合は、そのまま閉動作を継続し、停止中の場合は閉動作を開始し、ステップS131にリターンする。
ステップS13Bでは、開動作中なので、開動作を停止し、開動作停止後閉動作を開始し、ステップS131にリターンする。
ステップS13Cでは、途中停止制御信号の受信か否かの判定を行い、途中停止制御信号(yes)の場合は次のステップS13Dに進み、途中停止制御信号以外(no)の場合はステップS13Gに進む。
ステップS13Dでは、現在のシャッターカーテンの動作が開閉動作中か、否(停止中)かの判定を行い、開閉動作中(yes)の場合はステップS13Gに進み、停止中(no)の場合はステップS13Eに進む。
ステップS13Eでは、シャッターカーテンが全開又は全閉状態で停止中なので、開動作又は閉動作を開始し、次のステップS13Fに進む。
ステップS13Fでは、途中停止制御信号なので、開動作又は閉動作を開始してから所定時間経過後に停止(半開又は半閉)動作し、ステップS131にリターンする。
なお、途中停止制御信号による半開又は半閉の停止動作後は、所定の時刻(任意に設定可能な時刻)になったら自動的に全開又は全閉動作するようにしてもよい。例えば、半開及び/又は半閉状態にあるシャッターの中から任意の1又は複数(全てを含む)のシャッターを時刻が正午になったら自動的に全開状態とし、午後6時になったら自動的に全閉する。また、途中停止制御信号による半開又は半閉の停止動作後は、任意に設定可能な時間が経過したら自動的に全開又は全閉動作するようにしてもよい。例えば、半開又は半閉動作停止後のシャッターについて、例えば、30分〜1時間などの所定時間が経過したら自動的に全開又は全閉してもよい。すなわち、開動作中に途中停止制御信号によって半開停止した場合、その停止動作後1時間が経過したら自動的に開動作して全開してもよい。
また、逆に、閉動作中に途中停止制御信号によって半閉停止した場合、その停止動作後30分が経過したら自動的に閉動作して全閉してもよい。また、このような半開又は半閉停止動作とその後の全開又は全閉動作をタイマにて自動的に実行可能としてもよい。タイマにて自動的に実行する場合、季節などの様々な条件に基づいて設定可能とする。例えば、季節により変化する日の出、日の入りの時刻に応じて半開、全開、半閉、全閉の動作時刻を変化させてもよい。また、季節に対応した歴月、又は曜日に応じて半開、全開、半閉、全閉の動作時刻を変化させてもよい。
ステップS13Gでは、前ステップS13Cで途中停止制御信号以外の操作信号、すなわち換気採光量に関する操作信号を受信した場合に該当するので、換気採光量に関する操作信号に応じて換気量又は採光量を調整するための動作を実行し、ステップS131にリターンする。なお、換気量又は採光量を調整する動作も換気又は採光の全開又は全閉状態から換気量又は採光量の調整動作を開始して所定時間経過後に停止するような動作をする場合には、上述の途中停止制御信号と同様に、換気採光量に関する操作信号に、開動作又は閉動作開始してから所定時間経過時に停止動作するための換気量又は採光量操作信号として送信することで対応可能となる。
上述の実施の形態では、シャッターカーテンの開閉動作中に停止信号を受信した場合は、ステップS131〜S133に従って、その動作を停止する。一方、シャッターカーテンの閉動作中に開信号を受信した場合は、ステップS134〜S137に従って、閉動作停止後に開動作を開始し、シャッターカーテンの開動作中の場合はそのまま開動作を維持し、停止中の場合は、開動作を開始する。また、シャッターカーテンの開動作中に閉信号を受信した場合は、ステップS138〜S13Bに従って、開動作停止後に閉動作を開始し、シャッターカーテンの閉動作中の場合はそのまま閉動作を維持し、停止中の場合は、閉動作を開始する。このような動作は通常の開閉体装置の動作である。
なお、ガレージシャッター装置1のような安全性を優先させる場合には、シャッターカーテンの開動作中に閉信号を受信した場合は、その閉信号の受信による操作指示を無視し、開動作を継続させ、シャッターカーテンの停止中に閉ボタンが操作された場合にのみ、閉動作を開始するという処理を行うようにしてもよい。さらに、シャッターカーテンが全開後に閉信号を受信した場合、直ちに閉動作を開始するような動作を行ってもよいし、全開後の所定時間(任意設定可能)が経過するまで、閉信号の受信を無視するようにしてもよい。また、閉信号の受信があった旨を記憶しておいて、全開完了後の所定時間経過後にその閉信号の受信が反映されるようにしてもよい。また、このような操作信号が専用のリモコン操作スイッチ12によるものの場合は、そのまま操作信号による指示を実行するようにしてもよい。これは、専用のリモコン操作スイッチ12から信号を受信する場合は、その場に操作者が常駐しているので、その操作者の操作を優先させることが適切な場合が多いからである。
上述の開動作中に閉信号が受信された場合に、その閉信号の受信を無視して、開動作を優先させる場合、すなわち、シャッターカーテンの開動作中における移動を正方向移動とし、閉動作中における移動を逆方向移動とする場合について説明したが、その逆の場合も同様に可能である。すなわち、シャッターカーテンの閉動作中における移動を正方向移動とし、開動作中における移動を逆方向移動とし、閉動作中に開信号が受信された場合に、その開信号の受信を無視して、閉動作を優先させるようにしてもよい。
閉信号の受信を無視して、開動作を優先させる制御を実行するか、あるいはこの逆の制御を実行するかは予め決められていてもよいし、どちらの制御を実行するかを他の手段にて指定できるように、例えば、送受信子機13,23,33,43のディップスイッチ設定部81に優先制御の切り替え用スイッチを設けて、適宜指定変更できるようにしてもよい。
図1に示すように、送受信親機50と携帯通信端末70とがアクセスポイント60を介して接続されている場合は、携帯通信端末70を用いてガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4の開閉停、途中停止及び換気採光の各動作を制御することができるが、携帯通信端末とアクセスポイント60との間の距離が離れており、Wi−Fi通信を行うことができない場合は、アクセスポイント60をフレッツISDN、CATV、ADSL、FTTHなどの公衆回線にてインターネットに接続し、このインターネットを経由してアクセスポイント60に携帯通信端末70が接続されるようにすることによって、遠隔操作にてガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4を制御することができる。
上述の実施の形態では、アクセスポイント60が一箇所に設けられた場合について説明したが、建物内の複数個所にアクセスポイントを設置してもよい。この場合、ガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4内にアクセスポイントを設けてもよいし、建物内のLAN端子にアクセスポイントを設けてもよい。
上述の実施の形態では、送受信親機50と送受信子機13,23,33,43との間は、特定小電力の無線方式にて接続したが、建物内のLAN回線を介して接続してもよい。また、上述の実施の形態では、送受信親機50とアクセスポイント60が別途設けられているが、送受信親機50がアクセスポイント60の機能を内蔵していてもよい。携帯通信端末70を用いて、それぞれのガレージシャッター装置1及び窓シャッター装置2〜4を一斉又は個別にタイマを設定して、タイマ操作を実行できるようにしてもよい。
上述の実施の形態では、上下昇降方式で繰り出されるシャッターカーテンを例に説明したが、シャッター状の開閉部材が横引き方式で繰り出されたり、あるいは水平方式で繰り出されたりするものであっても同様に適用することができる。また、開閉体装置としては、例えば、シャッター装置、窓シャッター装置、ブラインド装置、ロールスクリーン装置、垂れ幕装置、引戸装置、移動間仕切装置、オーニング装置、防水板装置などにも適用可能である。
携帯通信端末用のアプリケーションソフトは、所定のURLから任意に入手可能とする。また、このアプリケーションソフトを適宜変更することによって、デザインや操作方法を容易に変更可能とする。
開閉体装置の開閉状態としてどの程度閉鎖しているかなどの情報をアニメーションなどの動画にて視認可能に携帯通信端末の表示画面上に表示するようにしてもよい。開閉体装置の周辺に監視カメラや人感センサなどを設置し、カメラの撮影画像や人感センサの感知情報等に基づいて開閉停、途中停止及び換気採光の各動作の可否等を制御するようにしてもよい。
1…ガレージシャッター装置
2,3,4…窓シャッター装置
11,21,31,41…開閉制御回路
12,22,32,42…リモコン操作スイッチ
13,23,33,43…送受信子機
14,24,34,44…近接スイッチ
15,25,35,45…壁スイッチ
11a,21a,31a,41a…通信回線
12a,22a,32a,42a…通信回線
12b,22b,32b,42b…通信回線
132,23b,33b,43b…通信回線
13c,23c,33c,43c…通信回線
1a,2a,3a,4a…通信回線
3b,3c,5a,5b,5c,5d,7a,7b…通信回線
50…送受信親機
60…アクセスポイント
70…携帯通信端末
81…ディップスイッチ設定部

Claims (8)

  1. 複数の開口部にそれぞれ設けられた複数の開閉体手段と、
    前記複数の開口部の少なくとも1つの閉鎖側に設けられ、前記開閉体手段が全閉状態又は開放状態にあることを検出する開閉検出手段と、
    前記複数の開閉体手段毎に設けられ、前記開閉体手段の動作を制御する子機制御手段と、
    操作子の操作に応じて前記開閉体手段の動作に関する制御信号を出力する操作子手段と、
    前記子機制御手段に通信回線を介して接続され、前記制御信号を前記子機制御手段に送信する親機制御手段とを備えた開閉制御システムにおいて、
    前記開閉体手段の開状態又は閉状態を示すHA信号及び前記開閉体手段の駆動状態又は非駆動状態を示す電流検出信号の少なくとも一方の信号と、前記開閉検出手段から出力される開閉検出信号とに基づいて前記開閉体手段が手動開放されたか否かを判断することを特徴とする開閉制御システム。
  2. 請求項1に記載の開閉制御システムにおいて、前記子機制御手段は、前記操作子手段に有線又は無線方式にて接続され、前記HA信号及び/又は前電流検出信号を出力する開閉制御手段と、特定小電力の無線方式によって前記親機制御手段に接続されるように構成され、前記HA信号及び/又は前電流検出信号並びに前記開閉検出信号を入力し、入力した信号に基づいて前記開閉体手段が手動開放されたか否かを判断する送受信子機手段とを備え、前記親機制御手段の制御信号が前記送受信子機手段を介して前記開閉制御手段に出力されることによって、前記複数の開閉体手段の前記動作が制御されることを特徴とする開閉制御システム。
  3. 請求項2に記載の開閉制御システムにおいて、
    前記送受信子機手段は、前記HA信号が前記開閉体手段の開状態を示し、前電流検出信号が前記開閉体手段の非駆動状態を示し、前記開閉検出信号が前記開閉体手段の開放状態を示す場合に、前記HA信号が前記開閉体手段の閉状態を示し、前記開閉検出信号が前記開閉体手段の開放状態を示す場合に、又は、前電流検出信号が前記開閉体手段の非駆動状態を示し、前記開閉検出信号が前記開閉体手段の開放状態を示す場合に、前記開閉体手段が手動開放されたと判断することを特徴とする開閉制御システム。
  4. 請求項1、2又は3に記載の開閉制御システムにおいて、
    前記親機制御手段に接続されることによって、前記親機制御手段に接続された前記子機制御手段を介して、前記複数の開閉体手段の前記動作を制御できるように構成された携帯通信端末手段を備えたことを特徴とする開閉制御システム。
  5. 複数の開口部にそれぞれ設けられた複数の開閉体手段の各動作を、前記複数の開閉体手段毎に設けられた子機制御手段及び操作子手段を用いて制御すると共に前記複数の開閉体手段毎に設けられた子機制御手段に通信回線を介して接続された親機制御手段を用いて制御する開閉制御方法において、
    前記複数の開口部の少なくとも1つの閉鎖側に前記開閉体手段が全閉状態又は開放状態にあることを検出する開閉検出手段を設け、
    前記開閉体手段の開状態又は閉状態を示すHA信号及び前記開閉体手段の駆動状態又は非駆動状態を示す電流検出信号の少なくとも一方の信号と、前記開閉検出手段から出力される開閉検出信号とに基づいて前記開閉体手段が手動開放されたか否かを判断することを特徴とする開閉制御方法。
  6. 請求項5に記載の開閉制御方法において、
    前記子機制御手段は、前記操作子手段に有線又は無線方式にて接続され、前記HA信号及び/又は前電流検出信号を出力する開閉制御手段と、前記HA信号及び/又は前電流検出信号並びに前記開閉検出信号を入力し、入力した信号に基づいて前記開閉体手段が手動開放されたと判断する送受信子機手段とを備えることを特徴とする開閉制御方法。
  7. 請求項6に記載の開閉制御方法において、
    前記送受信子機手段は、前記HA信号が前記開閉体手段の開状態を示し、前電流検出信号が前記開閉体手段の非駆動状態を示し、前記開閉検出信号が前記開閉体手段の開放状態を示す場合に、前記HA信号が前記開閉体手段の閉状態を示し、前記開閉検出信号が前記開閉体手段の開放状態を示す場合に、又は、前電流検出信号が前記開閉体手段の非駆動状態を示し、前記開閉検出信号が前記開閉体手段の開放状態を示す場合に、前記開閉体手段が手動開放されたと判断することを特徴とする開閉制御方法。
  8. 請求項5、6又は7に記載の開閉制御方法において、
    前記親機制御手段に接続されることによって、前記親機制御手段に接続された前記子機制御手段を介して、前記複数の開閉体手段の前記動作を制御できるように構成された携帯通信端末手段を備えたことを特徴とする開閉制御方法。
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