JP6548869B2 - 洋菓子用トレイ - Google Patents

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Description

本発明は、洋菓子用のトレイ等に関するものである。
従来の技術として、ケーキ箱の底板に固定され、上方に突起してケーキを固定する止め部を有するケーキ止め具が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−160281号公報(第1頁、第1図等)
通常、洋菓子を販売する際においては、例えば、ショーケース内等に配置されている洋菓子の中から、顧客が指定する洋菓子をトレイ上に取り出し、顧客が指定した洋菓子について確認を受けた上で、トレイ上に配置した洋菓子を洋菓子を収納する箱内に移し替えて、箱に収納した洋菓子を顧客に引き渡している。
しかしながら、洋菓子をトレイから箱に移し替える際に、洋菓子を落としてしまったり、洋菓子の一部が箱に当たってしまって一部が破損してしまったり等によって、洋菓子にダメージを与えてしまう場合があった。このように、従来においては、洋菓子を適切にかつ容易に箱内に収納することができないという課題があった。
本願は、上記のような課題を解消するためになされたものであり、洋菓子を適切にかつ容易に箱に収納することができる洋菓子用トレイを提供することを目的とする。
本発明の洋菓子用トレイは、洋菓子を載置して持ち運ぶ洋菓子用トレイであって、複数の洋菓子が載置される底板と、底板に載置された洋菓子の動きを制限する仕切部材とを備え、洋菓子が載置された状態で、洋菓子を収納するための箱内に配置される洋菓子用トレイである。
かかる構成により、複数の洋菓子を洋菓子用トレイに載置したまま箱に配置することができ、洋菓子を適切にかつ容易に箱に収納することができる。
また、本発明の洋菓子用トレイは、前記洋菓子用トレイにおいて、洋菓子用トレイは、底板に載置した洋菓子の加重による湾曲または折れによる一以上の洋菓子の落下を防ぐ硬度を有する洋菓子用トレイである。
かかる構成により、洋菓子用トレイを手に持った状態で、洋菓子を載置していくことができる。
また、本発明の洋菓子用トレイは、前記洋菓子用トレイにおいて、底板の底面は平坦である洋菓子用トレイである。
かかる構成により、洋菓子用トレイを安定して載置することができるとともに、洋菓子用トレイの硬度を保つことができる。
また、本発明の洋菓子用トレイは、前記洋菓子用トレイにおいて、仕切り部材の高さは、5mmから30mmの範囲内の高さである洋菓子用トレイである。
かかる構成により、仕切部材が洋菓子を洋菓子用トレイに載置する際の邪魔になりにくくすることと、仕切部材により箱内での洋菓子の移動を抑えることとの両立を図ることができる。
また、本発明の洋菓子用トレイは、前記洋菓子用トレイにおいて、底板及び仕切り部材は、食品衛生に関する基準を満たす材質である洋菓子用トレイである。
かかる構成により、食品衛生上、安全な洋菓子用トレイを提供することができる。
また、本発明の洋菓子用トレイは、前記洋菓子用トレイにおいて、仕切部材の硬度が、底板の硬度よりも低い洋菓子用トレイである。
かかる構成により、洋菓子用トレイの硬度を底板で確保するとともに、仕切部材が洋菓子との接触した際の洋菓子に与える衝撃を抑えることができる。
また、本発明の洋菓子用トレイは、前記洋菓子用トレイにおいて、洋菓子用トレイの材質は紙である洋菓子用トレイである。
かかる構成により、洋菓子用トレイを軽量化できるとともに、使用済の洋菓子用トレイの廃棄やリサイクルを容易に行うことができる。
本発明による洋菓子用トレイによれば、洋菓子を適切にかつ容易に箱に収納することができる。
本発明の実施の形態1における洋菓子用トレイの一例を示す斜視図(図1(a))、及び洋菓子用トレイに洋菓子を載置した状態の一例を示す図(図1(b)) 同洋菓子用トレイが配置される箱の斜視図(図2(a))、及び箱に洋菓子用トレイを配置した状態を示す図(図2(b)) 本発明の実施の形態1における洋菓子用トレイの変形例を示す斜視図(図3(a))、及び洋菓子用トレイに洋菓子を載置した状態の一例を示す図(図3(b)) 本発明の実施の形態2における洋菓子用トレイを示す斜視図(図4(a))、及びこの洋菓子用トレイについて説明するための図(図4(b)) 同洋菓子用トレイに載置される洋菓子を示す斜視図(図5(a))、載置される洋菓子の構成を説明するための斜視図(図5(b))、及びこの洋菓子を、洋菓子用トレイに載置した状態の一例を示す図(図5(c))
以下、洋菓子用トレイの実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態における洋菓子用トレイ1の一例を示す斜視図(図1(a))、お及び、洋菓子用トレイ1にケーキ等の洋菓子20を載置した状態の一例を示す図(図1(b))である。
また、図2は、本実施の形態における洋菓子用トレイ1が配置される箱10の斜視図(図2(a))、及び箱10に洋菓子用トレイを配置した状態を示す図(図2(b))である。
洋菓子用トレイ1は、底板101、仕切部材102とを備えている。
洋菓子用トレイ1は、1または2以上の洋菓子20を載置して持ち運ぶためのトレイである。洋菓子用トレイ1は、図2(b)に示すように、洋菓子20が載置された状態で、洋菓子20を収納するための箱10内に配置されるトレイである。洋菓子用トレイ1は、例えば、図2(a)に示すような洋菓子を収納する箱10にはめ込み可能なサイズや平面形状を有している。洋菓子用トレイ1は、例えば、図2(a)に示すような箱10内の底部に対して取り付け(あるいは配置)、及び取り外しが可能なトレイである。洋菓子用トレイ1は、箱10内に配置した状態で、箱10内において移動しないような大きさや形状を有していることが好ましい。
底板101には、複数の洋菓子20が載置される。洋菓子20とは、例えば、ケーキやプリン、ババロア等の洋生菓子である。洋菓子20は、底板101上に直接載置されてもよいし、紙製のシート等の他の部材を介して載置されてもよい。載置される洋菓子は、紙やプラスチック等の板やシート上に載置されたものであってもよいし、グラシンケースやアルミケース等の容器に載置されたものであってもよい。また、載置される洋菓子は、紙や、透明なフィルム、アルミ箔等で底面や側面が覆われたものであってもよい。また、後述する仕切部材102の一部を挟むように底板101上に載置されてもよい。載置される複数の洋菓子20は、種類や形状等が異なる洋菓子であってもよい。図1に示した洋菓子用トレイ1の底板101は、例えば、平板形状を有している。底板101は、例えば、複数の洋菓子20を載置する広さを有している。底板101の材質は例えば紙であるが、底板101の材質は、プラスチック等であってもよいし、いわゆるパルプモールドのように成型されたパルプ等であってもよい。底板101の底面は、硬度を高くする観点や、洋菓子を載置したトレイを載置した際の安定性等の観点から、平坦であることが好ましい。
仕切部材102は、底板101に載置された洋菓子20の動きを制限するための部材である。洋菓子20の動きとは、洋菓子20の底板101の表面に沿った移動や、洋菓子20の転倒等である。仕切部材102は、底板101に対して、はめ込み構造(図示せず)や、接着剤や、粘着テープ等で固定されていることが好ましい。仕切部材102は、底板101と一体成型されていてもよい。
仕切部材102の高さは、略5mmから略30mmまでの範囲の高さであることが好ましく、洋菓子を載置のしやすさと、洋菓子の動きの制限とのバランス等を考慮した場合、より好ましくは略10mmから略20mmまでの範囲であることが好ましい。このような範囲の高さとすることで、底板101に載置された洋菓子20が転倒したり、移動したりしないようにすることができるとともに、洋菓子20を底板101に載置したり取り出したりする際の邪魔になったり、載置する際に洋菓子20が仕切部材に102に当たりにくくして、洋菓子を傷つけにくくすることができる。
本実施の形態においては、洋菓子用トレイ1が、天面板102aの複数の洋菓子20がそれぞれ載置される位置に、洋菓子20を載置するための凹部103を有する直方体形状の箱である場合を例に挙げて説明する。
図1に示す洋菓子用トレイ1においては、天面板102aの切り込みが加えられた部分が凹部103となるように、十字状の切り込みにより生成された切り込み片103aが底面側に向かって折り曲げられた構造を有している。ただし、ここでは、切り込み片103aは、中心側の先端部分を切り欠いた形状を有している。この洋菓子用トレイ1においては、箱の底面が底板101であり、その他の部分が仕切部材102である。ただし、凹部103の近傍のみを仕切部材102と考えてもよい。また、切り込み片の凹部103の底面に相当する部分を洋菓子用トレイ1の底板や底板の一部と考えてもよい。凹部103の平面における大きさは、洋菓子20が載置可能な大きさである。また、一の洋菓子用トレイに設けられている凹部103の数は、2以上であることが好ましい。
例えば、洋菓子20を凹部103内に載置することで、洋菓子20が底板101上に載置されるとともに、移動しようとした洋菓子20や、転倒しそうになった洋菓子20が、凹部103の側面に位置する切り込み片103a等に当接したりすることで、洋菓子20が移動したり、転倒したりしないようにできる。
なお、図1においては、凹部103の側面は、底板101に対して傾斜しているが、垂直であってもよい。
また、凹部103の切り込みは十字でなくてもよい。切り込みは、例えば、三以上の放射状の切り込みであってもよい。また、凹部103の平面形状は、矩形形状であっても、円形や楕円形、扇形、くさび形等の、その他の形状であってもよい。また、切り込み片103aの一部、例えば、底面に相当する部分等は、切り欠いていてもよい。
また、凹部103は、天面板102aに設けられた、矩形や円形、楕円形等の所定の形状の孔であってもよい。
また、凹部103には、高さが、5mmから30mmまでの範囲の受け皿状の容器(図示せず)がはめ込まれていてもよい。この容器の材質はプラスチックやPET等どのような材質であってもよい。この場合、この容器の底面を底板101と考えてもよい。
また、凹部103は天面板102aにプレス成形で設けられた凹部103であってもよい。この場合、凹部103の底面を底板101と考えてもよい。例えば、天面板102aと凹部103とをパルプモールド等で一体成型したものを、洋菓子用トレイ1と考えてもよい。
なお、仕切部材102は、凹部103を有する天面板102aとその周囲に設けられた底板101方向に向かって折り曲げられた、折り曲げ片(図示せず)とを有する隆起状の部材を、天面板102aと同程度の大きさの底板101上に配置、あるいは取り付けたものであってもよい。この折り曲げ片の高さは、例えば、高さ5mmから30mmまでの範囲であることが好ましい。
図3は、洋菓子用トレイの変形例を示す斜視図(図3(a))、及びこの変形例の洋菓子用トレイに洋菓子を載置した状態の一例を示す図(図3(b))である。
仕切部材102は、図3に示すように、底板101上に積層した凹部103を有する板状の部材であってもよい。図3においては、この板状の部材は、例えば、2枚の板状の部材、例えば、厚紙や段ボール等を積層したものであり、この仕切部材102の凹部103は、底板101上に配置された2枚の板状の部材に設けられた孔であり、凹部103の底面には、底板101の上面が露出している。なお、板状の部材は、1または2以上の板状の部材を底板101上に積層したものであればよい。
また、仕切部材102は、底板101上に対して設けられた仕切板(図示せず)であってもよい。仕切板の高さは、5mmから30mmまでの範囲であることが好ましい。仕切板で区切られた底板101上の領域数は、2以上であることが好ましい。仕切板は、底板101に取り付けられていてもよいし、仕切板は、底板101と一体成型されていてもよい。例えば、洋菓子用トレイ1は、仕切板と、底板101とを一体成型したパルプ成型品、例えば、いわゆるパルプモールド等であってもよい。
洋菓子用トレイ1は、底板101上に載置した1以上の洋菓子20の加重による湾曲や折れによる載置した洋菓子20の1以上の落下を防ぐ硬度を有するものであることが好ましい。より好ましくは、片手で持った状態で、湾曲や折れによる載置した洋菓子20の落下を防ぐ硬度を有するものであることが好ましい。例えば、洋菓子用トレイ1の硬度を上記のような条件を満たす硬度とするために、底板101として、硬度の高い材質、例えば段ボールや厚紙等を用いてもよい。また、パルプモールド等を用いてもよい。また、ハニカム構造等の、上記のような硬度が得られる構造を有する紙等を底板101等に用いてもよい。なお、仕切部材102の材質は、洋菓子20に接触した際の洋菓子20への衝撃を低減させるために、底板101よりも、硬度の低い材質、例えば硬度の異なる紙等を用いるようにしてもよい。
洋菓子用トレイ1の底板101及び仕切部材102の材質は、食品衛生に関する基準を満たす材質であることが好ましい。食品衛生に関する基準とは、例えば、国や、自治体により食品衛生法等の法律で指定されている食品衛生に関する基準や、国や自治体の指針が示す食品衛生に関する基準である。また、食品業界や包装業界等の業界や、企業等が設定している自主基準等であってもよい。
洋菓子用トレイ1の材質は、例えば、紙である。また、紙としては、表面に撥水加工等を施したものを用いてもよい。洋菓子用トレイ1の材質を紙とすることで、使用済となった洋菓子用トレイ1の廃棄やリサイクルが容易となる。例えば、材質が紙である場合、蛍光染料を含まないものを用いることが好ましい。このような紙を用いることで、例えば、食品衛生に関する基準を満たすことができる。ただし、洋菓子用トレイ1の材質は、プラスチックやPET、スチレン等の樹脂であってもよい。
箱10は、洋菓子用トレイ1を収容する。箱10は、洋菓子用トレイ1を収容可能な形状及びサイズを有する。箱10は、例えば、図2(a)に示すような洋菓子20を載置した洋菓子用トレイ1を底部にはめ込み可能な平面サイズや形状を有している。箱10は、洋菓子20を載置した洋菓子用トレイ1を内部に配置しやすいように、1以上の側面が開く構造であることが好ましい。
次に、洋菓子用トレイ1を用いた、洋菓子20を箱内に収納するための動作の具体例について一例を挙げて説明する。
例えば、洋菓子店等において、店員が、顧客から、ショーケース内等に配置されている2以上の洋菓子20を注文する指示を受けると、店員は、洋菓子用トレイ1を片手に持ち、もう一方の手で持ったトング等を用いて、顧客から注文を受けた洋菓子20をショーケースから順次取り出し、洋菓子用トレイ1の仕切部材102により仕切られた底板101上の異なる領域に、取り出した洋菓子20をそれぞれ個別に順次載置する。洋菓子20を載置した状態は、例えば、図1(b)に示したような状態である。
そして、2以上の洋菓子20を載置した洋菓子用トレイ1を顧客に見せ、載置した洋菓子20が注文通りであるかという点について確認を受けた後、この洋菓子20を載置した状態の洋菓子用トレイ1をそのまま、箱10内に配置する。洋菓子20は、洋菓子用トレイ1に配置した状態のまま箱10内に収納されるため、既に洋菓子20を洋菓子用トレイ1に載置した時点で顧客の確認を得ていることから、箱10に洋菓子を収納した状態での顧客による収納状況の確認作業が不要となる。洋菓子用トレイ1を箱内に配置した状態は、図2(b)に示したような状態となる。そして、箱10を閉じて、箱10を顧客に引き渡す。
なお、確認の際に、顧客の注文と異なった洋菓子20を洋菓子用トレイ1に載せていた場合や、顧客の注文に変更があった場合、載置されていた洋菓子20を本来注文された洋菓子20や、注文変更により新たに注文された洋菓子20と置き換える。
以上、本実施の形態によれば、洋菓子用トレイ1の仕切部材102で仕切られた底板101上に、ショーケース内等に配置されている複数の洋菓子20を個別に直接載置し、載置した状態の洋菓子用トレイ1を、そのまま箱10に収納するため、洋菓子用トレイ1に一旦載置した洋菓子20を、箱10に移し替える操作や、箱10に移し替えた後の顧客による確認作業等が不要となる。この結果、移し替え等による洋菓子販売に要する時間を短縮でき、販売の効率化を図ることができる。また、移し替え時の不適切な動作によって洋菓子20の一部を傷つけることを防ぐことができる。この結果、洋菓子20を適切にかつ容易に箱に収納することができる。
また、本実施の形態によれば、洋菓子用トレイ1には、仕切部材102が予め設けられているため、洋菓子20が、箱10内で動いて洋菓子20の一部が破損することを防ぐことができる。
また、本実施の形態によれば、この仕切部材102の高さを5mmから30mmの範囲の高さとすることで、仕切部材102が洋菓子20を洋菓子用トレイ1に載置する際の邪魔になりにくくすることと、仕切部材102により箱10内での洋菓子20の移動を抑えることとの両立を図ることが可能となる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における洋菓子用トレイを示す斜視図(図4(a))、及びこの洋菓子用トレイについて説明するための図(図4(b))である。
図5は、本発明の実施の形態2における洋菓子用トレイに載置される洋菓子を示す斜視図(図5(a))、載置される洋菓子の構成を説明するための斜視図(図5(b))、及びこの洋菓子を、洋菓子用トレイに載置した状態の一例を示す図(図5(c))である。
この実施の形態2の洋菓子用トレイ2は、直方体形状の箱であって、天面板202aの複数の洋菓子20が載置される位置に、洋菓子20を載置するための複数の開口部203を備えた仕切部材202を備えたものである。なお、開口部203を備えた点を除けば、洋菓子用トレイ2の構成(例えば、材質や高さ等)については、上述した実施の形態1の洋菓子用トレイ1、例えば、図1に示した洋菓子用トレイ1と同様であり、ここでは詳細な説明は省略する。
洋菓子用トレイ2は、例えば、図4(b)に示すように、差し込み式の蓋202bを両側面に備えた折りたたみ可能な構造を有している。洋菓子用トレイ2の材質は、例えば、紙である。洋菓子用トレイ2の開口部203内には、洋菓子用トレイ2の底板201が露出しており、洋菓子20は、この開口部203内の底板201上に、直接、あるいは洋菓子の容器等を介して載置される。また、ここでは、洋菓子用トレイ2は、天面板202a上の開口部203に挟まれた領域に、保冷剤等を配置するための開口部である保冷剤用開口部204を備えている。
洋菓子用トレイ2の開口部203は、この洋菓子用トレイ2に載置される洋菓子、または洋菓子が載置された容器22に嵌合する形状を有していることが好ましい。例えば、図5(a)に示すような洋菓子用トレイ2に載置される洋菓子20が、図5(b)に示すように、シート21を介して洋菓子20が容器22に載置されたものである場合、開口部203は、この容器22に嵌合する形状を有していることが好ましい。この洋菓子20が載置された容器22を、図5(c)に示すように、洋菓子用トレイ2の開口部202に嵌め合わせて配置することで、洋菓子20の移動を防ぐことができる。なお、洋菓子用トレイ2に容器22を載置した場合に、容器22が底板201に載置されるように、容器22の形状や、洋菓子用トレイ2の高さ等を調整しておく。シート21は、例えば、洋菓子20の底面側の保護する役割や、洋菓子20を容器22から取り出しやすくするためのものであり、例えば、紙やプラスチックのフィルムやアルミ箔等が用いられる。洋菓子によっては、シート21を省略してもよい。容器22は、紙やプラスチックで構成されるカップや皿である。容器22は、保型性を有するものであることが好ましい。容器22の高さは、洋菓子用トレイ2の高さよりも高いことが好ましい。
次に、洋菓子用トレイ2を用いた、洋菓子20を箱内に収納するための動作の具体例について一例を挙げて説明する。
例えば、洋菓子店等のショーケース内の各洋菓子20が、図5(a)、及び図5(b)に示すように、予めシート21を介して容器22上に予め載置されているものとする。
そして、店員が、顧客から、ショーケース内等に配置されている2以上の洋菓子20を注文する指示を受けると、店員は、洋菓子用トレイ2を片手に持ち、もう一方の手で持ったトング等を用いて、顧客から注文を受けた洋菓子20を容器20ごとショーケースから順次取り出し、洋菓子用トレイ2の仕切部材202の天面板202aに設けられた開口部203に、洋菓子20が載置された容器22をそれぞれ個別に順次載置する。洋菓子20を載置した状態は、例えば、図5(c)に示したような状態である。
そして、2以上の洋菓子20を載置した洋菓子用トレイ2を顧客に見せ、載置した洋菓子20が注文通りであるかという点について確認を受けた後、保冷剤開口部204に保冷剤を嵌め込み、この洋菓子20を載置した状態の洋菓子用トレイ2をそのまま、箱10内に配置する。そして、箱10を閉じて、箱10を顧客に引き渡す。
以上、本実施の形態によれば、洋菓子用トレイ2の開口部203に、洋菓子20を載置することにより、上記実施の形態1と同様の効果を奏する。
更に、開口部203を、洋菓子20が載置された容器22に嵌合する形状とすることにより、容器22に載置した洋菓子20を洋菓子用トレイ2の開口部203に嵌め合わせて配置することができ、移動時等の洋菓子の洋菓子用トレイ2上での動きを極力抑えることができる。
なお、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる洋菓子用トレイは、洋菓子を載置するトレイとして適しており、特に、顧客から注文を受けた洋菓子を載置する洋菓子用トレイ等として有用である。
1、2 洋菓子用トレイ
10 箱
101、201 底板
102、202 仕切部材
102a,202a 天面板
103 凹部
103a 切り込み片
203 開口部

Claims (4)

  1. 複数の洋菓子を載置して持ち運ぶ洋菓子用トレイであって、
    複数の洋菓子が載置される底板を備え、
    複数の洋菓子の全てがそれぞれ載置される位置の周囲が全て、高さが略5mmから略30mmの範囲内の高さの仕切り部材で囲まれており、
    洋菓子を収納するための箱の底部にはめ込み可能なサイズを有する直方体形状を有しており、
    前記洋菓子が載置された状態で、前記洋菓子を収納するための箱内に配置される洋菓子用トレイ。
  2. 前記仕切り部材は、天面板の複数の洋菓子の全てがそれぞれ配置される位置に、洋菓子を載置するための開口部を備えたものである請求項1記載の洋菓子用トレイ。
  3. 前記仕切り部材は、天面板の複数の洋菓子の全てがそれぞれ配置される位置に、前記天面板の切り込みが加えられた部分が凹部となるよう底面側に向かって折曲げられた、切り込みにより生成された切り込み片を有するものである請求項1記載の洋菓子用トレイ。
  4. 前記仕切り部材は、底板上に積層された天面板の複数の洋菓子の全てがそれぞれ配置される位置に孔を有する一以上の板状の部材である請求項1記載の洋菓子用トレイ。
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