JP2003137263A - 包装容器 - Google Patents

包装容器

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JP2003137263A
JP2003137263A JP2001339754A JP2001339754A JP2003137263A JP 2003137263 A JP2003137263 A JP 2003137263A JP 2001339754 A JP2001339754 A JP 2001339754A JP 2001339754 A JP2001339754 A JP 2001339754A JP 2003137263 A JP2003137263 A JP 2003137263A
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packaging container
outer box
tray
plate
plates
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Manabu Shibata
学 柴田
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TAMAYA KK
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TAMAYA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運搬・保管時には嵩低く取り扱うことができ
るとともに、使用時には容易かつスピーディーに組み立
てることができ、しかもより高級感を醸し出すことので
きる包装容器を提供する。 【解決手段】 トレー2と外箱3'とを組み合わせて構
成される包装容器21であって、前記外箱3'を、a)
底板4'の各辺に連設される側板5',5'および端板
6',6'を有し、b)隣接する側板5'と端板6'とが一
体に繋がれ、c)対向する一対の側板5',5'には両端
部に傾斜折線が付され、d)その各傾斜折線に沿い折り
曲げると全体が平らに折り畳めるとともに、e)前記側
板5',5'および端板6',6'の底板4'寄りの中央部
には、開口部10が設けられる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として食料品店
や仕出し屋等で料理した御飯、惣菜、鮨、あるいは和菓
子等の食物を入れて、店頭で販売したり、出前したりす
る際に使用されて好適な食品用の包装容器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば食料品店や仕出し屋等で料
理した御飯、惣菜、鮨、あるいは和菓子等の食物を入れ
て、店頭で販売したり、出前したりする際に使用されて
好適な食品用の包装容器として、一体成形によって作ら
れたプラスチック製のトレーと紙製の外箱とを組み合わ
せて構成された包装容器がある。この種従来の包装容器
において、一般に前記トレーには所要の仕切が設けら
れ、食物を仕分けして収容できるようにされている。ま
た、前記外箱は、底部が大きく開口された枠状の箱体が
使用されている。
【0003】図12(b)に示されるように、前記従来
の包装容器における外箱50は、端方向における壁部を
構成する一対の端板52と、側方向における壁部を構成
する一対の側板51とを有し、図12(a)に示される
ブランク状態において、それら側板51,51および端
板52,52は、それぞれ折線h,j,kを介して連接
され、側板51と端板52とが交互に連なる帯形状とさ
れている。各側板51には、枠板53およびフラップ5
5がそれぞれ折線mおよび折線qを介して連接され、各
端板52には、枠板54およびフラップ56がそれぞれ
折線nおよび折線sを介して連接されている。また、前
記フラップ55には、折線qに対して所定の間隔を設け
て平行に折線rが付され、前記フラップ56にも折線s
に対して所定の間隔を設けて平行に折線tが付されてい
る。また、この外箱50のブランクの一端には係止片5
7が折線uを介して側板51に連接され、他端には糊貼
フラップ58が折線vを介して端板52に連接され、そ
の折線vの中央部分には前記係止片57が差し込まれる
切り込み59が設けられている。
【0004】ところで、この種の包装容器を運搬・保管
する際には、嵩が低い方が好ましいことから、一般に前
記外箱50は図12(a)に示されるようなブランクの
状態で取り扱われ、またこの包装容器をユーザーのもと
に納品する際も、同様の理由でその包装容器の外箱50
はブランクの状態で納品される。したがって、ユーザー
が食物等をその包装容器に収納するときには、ブランク
状態の外箱50を個々に組み立ててトレーと組み合わせ
る必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記外
箱50を組み立てるには、a)全ての折線h〜vに折り
グセを付ける、b)係止片57を切り込み59に差し込
んだ後その係止片57と糊貼フラップ58とを接着す
る、などの作業を行わなければならない。このため、外
箱50の組立作業は、非常に工数が多くまた複雑なもの
となり、その結果包装容器の組立に非常に多くの時間と
労力を要するという問題点がある。そこで、外箱50を
組み立てた状態でユーザーのもとに納品することも考え
られるが、この場合には、嵩高くなって取り扱いが不便
であるという問題点がある。
【0006】一方、近時、御飯や、惣菜、鮨、和菓子等
の食物の製造販売業界から、より高級感を醸し出すこと
のできる食品用の包装容器が求められている。
【0007】本発明は、以上述べたような問題点や状況
に鑑みてなされたもので、運搬・保管時には嵩低く取り
扱うことができるとともに、使用時には容易かつスピー
ディーに組み立てることができ、しかもより高級感を醸
し出すことのできる包装容器を提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前記目
的を達成するために、第1発明による包装容器は、トレ
ーと外箱とを組み合わせて構成される包装容器におい
て、前記外箱は、(a)底板の各辺に連設される側板お
よび端板を有し、(b)隣接する側板と端板とが一体に
繋がれ、(c)対向する一対の側板もしくは一対の端板
には両端部に傾斜折線が付され、(d)その各傾斜折線
に沿い折り曲げると前記側板および端板が前記底板に向
けて折り畳めるように構成されていることを特徴とする
ものである。
【0009】本発明によれば、包装容器を構成する外箱
がこの外箱の側板もしくは端板に付された各傾斜折線に
沿い折り曲げられると全体が平らに折り畳まれるので、
包装容器を運搬・保管する際には嵩低く取り扱えるとい
う効果を奏する。また、折り畳まれた外箱における対向
する一対の側板または一対の端板を引き起こすと、それ
ら側板または端板と一体に繋がれた他の一対の端板また
は側板が起立されるので、折り畳まれた外箱をいわゆる
ワンタッチで箱体とすることができる。したがって、使
用する際には、包装容器を容易かつスピーディーに組み
立てることが可能となる。
【0010】前記目的を達成するために、第2発明によ
る包装容器は、トレーと外箱とを組み合わせて構成され
る包装容器において、前記外箱は、底板の各辺に連設さ
れる側板および端板を有し、前記側板および端板の底板
寄りの中央部に開口部を有していることを特徴とするも
のである。
【0011】本発明によれば、外箱における側板および
端板の底板寄りの中央部に開口部が設けられることで、
トレーと組み合わされるその外箱がいわゆるお膳のよう
な形状とされるので、より高級感を醸し出すことのでき
る包装容器を得ることができる。
【0012】前記目的を達成するために、第3発明によ
る包装容器は、トレーと外箱とを組み合わせて構成され
る包装容器において、前記外箱は、(a)底板の各辺に
連設される側板および端板を有し、(b)隣接する側板
と端板とが一体に繋がれ、(c)対向する一対の側板も
しくは一対の端板には両端部に傾斜折線が付され、
(d)その各傾斜折線に沿い折り曲げると前記側板およ
び端板が前記底板に向けて折り畳めるとともに、(e)
前記側板および端板の底板寄りの中央部に開口部を有し
ていることを特徴とするものである。
【0013】本発明においては、包装容器を構成する外
箱がこの外箱の側板もしくは端板に付された各傾斜折線
に沿い折り曲げられると全体が平らに折り畳まれる。ま
た、折り畳まれた外箱における対向する一対の側板また
は端板を引き起こすと、それら側板または端板と一体に
繋がれた他の一対の端板または側板が起立される。さら
に、外箱における側板および端板の底板寄りの中央部に
は開口部が設けられ、トレーと組み合わされるその外箱
がいわゆるお膳のような形状とされる。したがって、本
発明によれば、運搬・保管には嵩低く取り扱うことがで
きるとともに、使用時には容易かつスピーディーに組み
立てることができ、しかもより高級感を醸し出すことの
できる包装容器を得ることができる。
【0014】第1発明乃至第3発明において、前記外箱
の底板には支持部片が折線を介して連設され、この支持
部片と前記トレーとが接着されることにより前記トレー
が前記外箱に対して嵩上げされた状態で装着されるのが
好ましい(第4発明)。このようにすれば、ボリューム
感のある包装容器を得ることができるとともに、前記支
持部片によってトレーを安定に支持することができ、か
つトレーの抜け防止を図ることができるという効果を奏
する。
【0015】第2発明または第3発明において、前記開
口部の縁にはフラップが折線を介して連設され、このフ
ラップと前記トレーとが接着されることにより前記トレ
ーが前記外箱に対して嵩上げされた状態で装着されるの
が好ましい(第5発明)。このようにすれば、ボリュー
ム感のある包装容器を得ることができるとともに、前記
フラップによってトレーを安定に支持することができ、
かつトレーの抜け防止を図ることができるという効果を
奏する。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明による包装容器の具
体的な実施の形態につき、図面を参照しつつ説明する。
【0017】(第1実施形態)図1には、本発明の第1
の実施形態に係る包装容器の全体斜視図が示されてい
る。また、図2には、第1の実施形態に係る包装容器の
構成を説明するための図が示されている。
【0018】本実施形態では、食料品店や仕出し屋等で
料理した御飯、惣菜、鮨、あるいは和菓子等の食物を入
れて、店頭で販売したり、出前したりする際に使用され
て好適な包装容器を例に説明する。
【0019】本実施形態の包装容器1は、食物を収容す
るプラスチック製の一体成形トレー2と、収容する食物
に対応させて外周面に適宜印刷が施されてなる外箱3と
を備え、外箱3の上部にトレー2が嵌入・装着されて両
者が組み合わされて構成されている。
【0020】前記トレー2の内部には、食物を仕分けす
るための所要の仕切板2aが設けられている。また、ト
レー2の外周縁には、前記外箱3の上縁が嵌入される下
向き略コの字形状の周縁部片2b(図5参照)が形成さ
れている。
【0021】前記外箱3は、図3のブランク展開図に示
されるように、所要寸法の長方形をした底板4の各側辺
に折線(内折線)aを介して連接される側板5,5と、
底板4の各端辺に折線(内折線)bを介して連接される
端板6,6とを備えて構成されている。なお、側板5と
端板6とは、同一高さ寸法に設定されるとともに、前記
トレー2に対して所望の嵩上げが成される高さ寸法に設
定されている。
【0022】前記各側板5の両端部には、底板4寄りの
角から略45度の傾斜外折線(外折線)dが付されてお
り、側板5の角部5aがその傾斜外折線dに沿い外向き
に折り込めるようにされている。一方、前記各端板6の
両端には、連結フラップ7,7が折線(内折線)c,c
を介して連接されている。
【0023】このように形成される外箱3のブランク
は、全ての側板5,5および端板6,6が折線a,a,
b,bに沿って折り曲げられ、それら側板5,5および
端板6,6が底板4に対して立設された状態において、
各折線cに沿って内側に折り込まれた各連結フラップ7
の外面と側板5の角部5aの接着部(図3中記号「A」で
示される斜線部分)とが両面テープで接着され、隣接す
る側板5と端板6とがその連結フラップ7にて一体に繋
がれることで、図2に示されるような箱体とされる。こ
のように、箱体とされた外箱3は、側板5,5に付され
た各傾斜外折線dに沿って折り曲げるように側板5,5
を底板4上に折り畳むことにより、それら側板5,5と
一体に繋がれた端板6,6が底板4上に折り畳まれて、
図4に示されるように嵩低くされる。また、こうして折
り畳まれた外箱3における対向する一対の側板もしくは
端板、例えば端板6,6を両手で持って外側(図4中矢
印B方向)に引き起こすようにすれば、それら端板6,
6と一体に繋がれた他の一対の側板、すなわち側板5,
5が起立して、いわゆるワンタッチで全ての側板5,5
および端板6,6を起立させることができて、図2に示
されるような箱体とすることができる。
【0024】図5(図1におけるX−X視断面図)に示
されるように、本実施形態の包装容器1では、見た目の
ボリューム感を増すために、トレー2が外箱3に対して
嵩上げされた状態で装着されている。また、トレー2を
安定に支持するとともに、トレー2の抜け防止を図るた
めに、外箱3の底板4には所要箇所(2箇所)に支持部
片8が内折線eを介して連接され、この支持部片8とト
レー2の底面とが接着されている。
【0025】前記支持部片8は、図3のブランク図に示
されるように、フラップ状部材で構成され、このフラッ
プ状部材には内折線eに対して所定間隔(トレー2の嵩
上げ高さを考慮して定められる。)を設けて平行に外折
線fが付され、内折線eおよび外折線fに沿って折り曲
げ形成することで、トレー2を支持できるような形状に
される。
【0026】以上述べたように構成される本実施形態の
包装容器1の組立は、次のようにして行われる。すなわ
ち、A)図4に示されるような折り畳み状態にある外箱
3を、端板6,6を図中矢印B方向に引き起こすことに
より図2に示されるような箱体とする。次いで、B)箱
体とされた外箱3の内部にトレー2の本体部分を嵌入す
るとともに、外箱3の上縁部分をトレー2の周縁部片2
bに嵌入する(図5参照)。次いで、C)図5に示され
るように、支持部片8,8を内・外折線e,fに沿って
折り曲げ立設し、この立設された支持部片8,8の水平
部分の上面とトレー2の底面とを両面テープで接着す
る。
【0027】本実施形態によれば、包装容器1を構成す
る外箱3がこの外箱3の側板5,5に付された各傾斜外
折線dに沿い折り曲げられると全体が平らに折り畳まれ
るので、包装容器1を運搬・保管する際には嵩低く取り
扱えるという効果を奏する。また、折り畳まれた外箱3
における対向する一対の端板6,6を図4中矢印B方向
に引き起こすと、それら端板6,6と一体に繋がれた他
の一対の側板5,5が起立されるので、折り畳まれた外
箱3をいわゆるワンタッチで箱体とすることができる。
したがって、使用する際には、前記組立工程(A)〜
(C)にて包装容器1を容易かつスピーディーに組み立
てることができる。
【0028】次に、本発明による包装容器の第2の実施
形態について説明する。
【0029】(第2実施形態)本実施形態の包装容器
は、その基本構成は第1の実施形態の包装容器と同様で
ある。したがって、以下、本実施形態に特有の部分を中
心に説明することとし、第1の実施形態と共通する部分
または同様の部分については図に同一符号または同一符
号に「'」を付すに留めてその詳細な説明を省略すること
とする。
【0030】図6には、本発明の第2の実施形態に係る
包装容器の全体斜視図が示されている。また、図7に
は、第2の実施形態に係る包装容器の構成を説明するた
めの図が示されている。
【0031】図6および図7に示されるように、本実施
形態において、包装容器21を構成する外箱3'の側板
5',5'および端板6',6'には、それぞれ底板4'寄
りの中央部に半長楕円状の開口部10が設けられてい
る。本実施形態の包装容器21では、このような開口部
10を設けて各開口部10の両側部分を正面視で脚形状
とし、外箱3'をいわゆるお膳のような形状とすること
で、より高級感を醸し出すようにされている。
【0032】図10には、図6におけるY−Y視断面図
が示されている。また、図11には、図6におけるZ−
Z視断面図が示されている。
【0033】本実施形態の包装容器21でも、見た目の
ボリューム感を増すために、トレー2が外箱3'に対し
て嵩上げされた状態で装着されている。また、トレー2
を安定に支持するとともに、トレー2の抜け防止を図る
ために、外箱3'の各開口部10の上縁にはフラップ1
8が内折線wを介して連接され、その内折線wで折り曲
げられて水平状態とされたフラップ18の上面とトレー
2の底面とが接着されている。このため、開口部10の
上縁位置、言い換えれば内折線wを付す位置は、トレー
2の嵩上げ高さを考慮して定められている。
【0034】なお、図8に示される外箱3'のブランク
の状態において、前記フラップ18は、内折線wを介し
て各側板5',5'および端板6',6'に連接されるとと
もに、各フラップ18の周囲は、断截線にて底板4'お
よび各側板5',5'および端板6',6'と区画されてい
る。また、各フラップ18には折線a'または折線b'と
同一線上となるような内折線yが付されており、図9に
示される外箱3'の折り畳み状態において、前記フラッ
プ18を底板4'および各側板5',5'および端板6',
6'と一体的にコンパクトに折り畳めるようにされてい
る。
【0035】以上述べたように構成される本実施形態の
包装容器21の組立は、次のようにして行われる。すな
わち、A)図9に示されるような折り畳み状態にある外
箱3'を、端板6',6'を外側(図中矢印C方向)に引
き起こすことにより図7に示されるような箱体とする。
次いで、B)箱体とされた外箱3'の内部にトレー2の
本体部分を嵌入するとともに、外箱3'の上縁部分をト
レー2の周縁部片2bに嵌入する(図10,11参
照)。次いで、C)内折線yにて折り曲げられている各
フラップ18をフラットにするとともに、図10,11
に示されるように各フラップ18を内折線wに沿って折
り曲げて水平な状態にし、この水平状態にされた各フラ
ップ18の上面とトレー2の底面とを両面テープで接着
する。
【0036】本実施形態によれば、前記第1実施形態の
包装容器1と同様に、包装容器21を構成する外箱3'
がこの外箱3'の側板5',5'に付された各傾斜外折線
d'に沿い折り曲げられると全体が平らに折り畳まれる
ので、包装容器21を運搬・保管する際には嵩低く取り
扱えるという効果を奏する。また、折り畳まれた外箱
3'における対向する一対の端板6',6'を引き起こす
と、それら端板6',6'と一体に繋がれた他の一対の側
板5',5'が起立されるので、折り畳まれた外箱3'を
いわゆるワンタッチで箱体とすることができる。したが
って、使用する際には、前記組立工程(A)〜(C)に
て包装容器21を容易かつスピーディーに組み立てるこ
とができる。さらに、外箱3'がいわゆるお膳形状とさ
れるので、前記第1実施形態の包装容器1と比較して、
より高級感を醸し出すことができるという効果を奏す
る。
【0037】前記各実施形態では、側板に傾斜折線を付
したものを説明したが、端板に傾斜折線を付すようにし
ても良い。
【0038】前記各実施形態では、トレー2がプラスチ
ック製のものである例を示したが、これに限られるもの
ではない。近時、プラスチック製のものや、発泡スチロ
ール製のものは、後処理(焼却処理、リサイクル、埋立
て処理等)に困る環境にやさしくない素材とされてい
る。そこで、前記各実施形態におけるトレー2を、紙
製、モールド製(パルプ、葦等)、生分解性樹脂製など
のように環境にやさしくて後処理に困らない、言い換え
れば処理方法を選ばない素材のもので構成するのが好ま
しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施形態に係る包装容
器の全体斜視図である。
【図2】図2は、第1の実施形態に係る包装容器の構成
説明図である。
【図3】図3は、第1の実施形態に係る外箱のブランク
展開図である。
【図4】図4は、第1の実施形態に係る外箱が折り畳ま
れている状態を表す図である。
【図5】図5は、図1におけるX−X視断面図である。
【図6】図6は、本発明の第2の実施形態に係る包装容
器の全体斜視図である。
【図7】図7は、第2の実施形態に係る包装容器の構成
説明図である。
【図8】図8は、第2の実施形態に係る外箱のブランク
展開図である。
【図9】図9は、第2の実施形態に係る外箱が折り畳ま
れている状態を表す図である。
【図10】図10は、図6におけるY−Y視断面図であ
る。
【図11】図11は、図6におけるZ−Z視断面図であ
る。
【図12】図12は、従来の包装容器に係る外箱のブラ
ンク展開図である。
【符号の説明】
1,21 包装容器 2 トレー 3,3' 外箱 4,4' 底板 5,5' 側板 6,6' 端板 7,7' 連結フラップ 8 支持部片 10 開口部 a,b,c,d,e 内折線(谷折線) a',b',c',e',w,y 内折線(谷折線) d,d',f 外折線(山折線) 18 フラップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレーと外箱とを組み合わせて構成され
    る包装容器において、前記外箱は、(a)底板の各辺に
    連設される側板および端板を有し、(b)隣接する側板
    と端板とが一体に繋がれ、(c)対向する一対の側板も
    しくは一対の端板には両端部に傾斜折線が付され、
    (d)その各傾斜折線に沿い折り曲げると前記側板およ
    び端板が前記底板に向けて折り畳めるように構成されて
    いることを特徴とする包装容器。
  2. 【請求項2】 トレーと外箱とを組み合わせて構成され
    る包装容器において、前記外箱は、底板の各辺に連設さ
    れる側板および端板を有し、前記側板および端板の底板
    寄りの中央部に開口部を有していることを特徴とする包
    装容器。
  3. 【請求項3】 トレーと外箱とを組み合わせて構成され
    る包装容器において、前記外箱は、(a)底板の各辺に
    連設される側板および端板を有し、(b)隣接する側板
    と端板とが一体に繋がれ、(c)対向する一対の側板も
    しくは一対の端板には両端部に傾斜折線が付され、
    (d)その各傾斜折線に沿い折り曲げると前記側板およ
    び端板が前記底板に向けて折り畳めるとともに、(e)
    前記側板および端板の底板寄りの中央部に開口部を有し
    ていることを特徴とする包装容器。
  4. 【請求項4】 前記外箱の底板には支持部片が折線を介
    して連設され、この支持部片と前記トレーとが接着され
    ることにより前記トレーが前記外箱に対して嵩上げされ
    た状態で装着される請求項1〜3のいずれかに記載の包
    装容器。
  5. 【請求項5】 前記開口部の縁にはフラップが折線を介
    して連設され、このフラップと前記トレーとが接着され
    ることにより前記トレーが前記外箱に対して嵩上げされ
    た状態で装着される請求項2または3に記載の包装容
    器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015202882A (ja) * 2014-04-14 2015-11-16 株式会社アワジヤ 洋菓子用トレイ

Cited By (1)

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JP2015202882A (ja) * 2014-04-14 2015-11-16 株式会社アワジヤ 洋菓子用トレイ

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