JP6541718B2 - 清掃用シート - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、シート繊維にV字状の低密度領域を設けることで、凹凸を形成することが記載されている。
平板状の清掃具に交換可能に装着される清掃用シートにおいて、
前記清掃具の底面を覆って清掃面を形成し、前記清掃具の長手縁部に沿って折り曲げられて前記清掃具の上面に係止され、
前記長手縁部に沿って折り曲げられた折曲部に沿って、シートが厚み方向に圧縮なされていない非エンボス部が所定間隔ごとに複数配置されるとともに、前記非エンボス部が配された領域を除く全体に亘って、シートが厚み方向に圧縮されたエンボス部が配置され、
前記非エンボス部の各々は、前記清掃具に装着された状態において、前記清掃具の前記長手縁部に対して開口した凹部を有する形状であり、
前記清掃具の前記長手縁部の一方に対応する前記折曲部に沿って配置された前記非エンボス部と、前記清掃具の前記長手縁部の他方に対応する前記折曲部に沿って配置された前記非エンボス部とは、前記折曲部の延在方向において異なる位置に配されていることを特徴とする。
本発明によれば、シートの強度を維持しつつ、捕集性に優れた清掃用シートを提供することができる。
平板状の清掃具に交換可能に装着される清掃用シートにおいて、
前記清掃具の底面を覆って清掃面を形成し、前記清掃具の長手縁部に沿って折り曲げられて前記清掃具の上面に係止され、
前記長手縁部に沿って折り曲げられた折曲部に沿って、シートが厚み方向に圧縮なされていない非エンボス部が所定間隔ごとに複数配置されるとともに、前記非エンボス部が配された領域を除く全体に亘って、シートが厚み方向に圧縮されたエンボス部が配置され、
前記非エンボス部の各々は、前記清掃具に装着された状態において、前記清掃具の前記長手縁部に対して開口した凹部を有する形状であり、
前記エンボス部は、
シートの表面から突出した第1凸部と、
前記第1凸部の頂部からさらに突出した第2凸部と、
を備え、
前記清掃用シートはドライシートであることを特徴とする。
本発明によれば、シートの強度を維持しつつ、捕集性に優れた清掃用シートを提供することができる。
なお、便宜的に、図1から図5に示したように、X方向、Y方向及びZ方向並びに前後、左右及び上下を定めて説明する。
図1は、本実施の形態の清掃用シート100の使用時の状態を示す図である。
図1に示すように、清掃用シート100は、例えば、矩形の平板状のヘッド部201と、ヘッド部201の上面に取り付けられた柄部202と、を備える清掃具200に、交換可能に装着されるドライシートである。
清掃用シート100は、清掃具200のヘッド部201の底面を覆って清掃面を形成し、清掃具のヘッド部201の長手縁部201aに沿って折り曲げられてヘッド部201の上面に係止され、装着された状態となる。
なお、長手縁部201aとは、ヘッド部201の長手方向に沿った縁部を指す。即ち、矩形のヘッド部201の4つの縁部のうちの、長い方の2つの縁部を指す。
図2に示すように、清掃用シート100は、X方向に長尺な矩形状であって、例えば、X方向(長手方向)において250mmから300mm、好ましくは260mmから290mm、Y方向(短手方向)において180mmから230mm、好ましくは200mmから210mmに形成されている。
清掃用シート100は、複数枚の原紙が積層されたものであり、例えば、図2に示すように、清掃用シート100の表面層を形成する外層11,11と、外層11,11に挟まれた内層12と、を備えた層構造を有している。
また、外層11は、ポリエチレンテレフタレート繊維の配合率は80%以上であることが好ましく、その繊維径は、3.3dtex以上であることが好ましい。繊維径を3.3dtex以上とすることで、繊維の剛性(クッション性)が向上し、軽い力でも操作できるようになる。
この折曲部Sは、規定の清掃具200のヘッド部201に合わせて、予めおおよその位置が設定されている。即ち、清掃用シート100のY方向の所定位置において、X方向に延在する2列の折曲部Sが設定されている。なお、折曲部Sは、使用者が認識できるように、例えば、清掃用シート100に予め折曲部Sに対応する直線を印刷しても良いし、清掃用シート100に折曲部Sに対応する折れ線を形成しても良い。
そして、清掃用シート100の折曲部Sに沿って、非エンボス部30がX方向に所定間隔ごとに複数配置され、清掃用シート100の非エンボス部30が配された領域を除く全体に亘って、エンボス部20が配置されている。
これにより、清掃用シート100において清掃具200のヘッド部201の長手縁部201aに対応する位置には、エンボス部20と、非エンボス部30が交互に配されることとなる。
エンボス部20は、清掃用シート100において、シートが厚み方向に圧縮された部分である。
かかるエンボス部20は、例えば、温度80〜150℃、エンボス圧0.2〜1.0MPaの条件による熱エンボスにて形成することができる。
図4及び図5に示すように、エンボス部20には、上側(清掃用シート100の一面側)に凸型となる凸エンボス21と、下側(清掃用シート100の他面側)に凸型(即ち、上側に凹型となる)凹エンボス22と、が形成されている。
凸エンボス21と、凹エンボス22とは、X方向、Y方向のいずれにおいても交互に並ぶように互い違いに配置されている。このように、規則的に凸エンボス21と凹エンボス22が交互に配置されることにより、ごみの捕集性を向上させることができる。
凸エンボス21は、図4に示すように、平面視において、X方向に幅が狭く、Y方向中央部にくびれ部を有する、所謂ひょうたん形に形成されている。なお、ごみの捕集性の観点からは上記の形状が好ましいが、凸エンボス21の形状としてはこれに限られず、例えば、円形、楕円形、多角形等種々の形状に形成することが可能である。また、各形状を組み合わせたものとしてもよい。
凸エンボス21は、X方向において2mmから5mm、好ましくは3mmから4mmであり、Y方向5mmから10mm、好ましくは6mmから8mmであり、Z方向において(中間部23からの高さ)0.5mmから2mm、好ましくは0.7mmから1.5mmに形成される。
凹エンボス22は、図4に示すように、平面視において凸エンボス21と略同一の形状となる所謂ひょうたん形に形成されている。なお、凹エンボス22の形状としてはこれに限られず、種々の形状に形成することが可能であり、凸エンボス21と異なる形状としてもよい。
また、凹エンボス22は、図5に示すように、断面視において、凸エンボス21と上下逆さまな、下側に向かって段階的に凹となる形状に形成されている。即ち、断面視において、シートの表面(下面)から突出した第1凹部22aの頂部に、さらに下側に突出した第2凹部22bが形成されている。かかる構成により、清掃用シート100のクッション性を向上させることができる。
非エンボス部30は、清掃用シート100の、シートが厚み方向に圧縮なされておらず、起毛を有している部分であり、清掃用シート100の列状の折曲部Sに沿って複数配置されている。
かかる非エンボス部30は、上記エンボス部20を形成するエンボスロールを、非エンボス部30の形状を除くようにデザインすることで、形成することができる。
なお、非エンボス部30は、全く圧縮がなされていない場合に限られず、起毛が残存する程度に、エンボス部20の圧縮がなされている部分と比較して軽度な圧縮がなされていてもよい。
非エンボス部30の大きさとしては、X方向において40mmから70mm、好ましくは50mmから60mm、Y方向において15mmから70mm、好ましくは20mmから50mmに形成される。
このように設定することで、製造において、清掃用シート100に折曲部Sに対応する折れ線を形成する場合に、装置による折れ線の蛇行が発生した場合にも、適切な位置に折れ線を形成することができる。
非エンボス部30の各々は、清掃用シート100が清掃具200に装着された状態において、ヘッド部201の長手縁部201aに対して開口した凹部31を有する形状であることが好ましい。
具体的には、例えば、図2に示すように、非エンボス部30は、右方向又は左方向、即ち、矩形状の清掃用シート100の中央部から長辺に向かい開口した平面視V字状に形成することができる。即ち、平面視V字状の非エンボス部30であれば、V字状の凹部31を有することとなる。
これによって、清掃用シート100をY方向、即ち、清掃用シート100の短辺と平行な方向に動かして清掃を行った場合に、凹部31にごみが溜まりやすく、ごみの捕集性をより高めることができる。
これによって、清掃用シート100をY方向、即ち、清掃用シート100の短辺と平行な方向に動かして清掃を行った場合に、捕集性を互いに補完し合うこととなり、床面を隙間なく非エンボス部30が通過するので、ごみの捕集性を高めることができる。
次に、清掃用シート100の使用方法について説明する。
使用に際し、清掃用シート100は、清掃具200の矩形の平板状のヘッド部201に装着される。
具体的には、清掃用シート100のX方向に延在する2列の折曲部Sに、ヘッド部201の長手縁部201aを合わせるようにして、清掃用シート100上にヘッド部201が載置される。次いで、清掃用シート100はヘッド部201の長手縁部201aに沿って折り曲げられ、折り曲げられたシート両側部はヘッド部201の上面に係止される。
これにより、例えば、図1に示すように、清掃用シート100のY方向の中央部は、清掃具200のヘッド部201の底面を覆って清掃面を形成し、清掃用シート100においてヘッド部201の長手縁部201aに対応する位置には、即ち、折曲部Sに沿って、エンボス部20と非エンボス部30が交互に配される状態となる。
より具体的には、非エンボス部30の凹部31に粗大ダストが溜まり、非エンボス部30の間のエンボス部20及び清掃面に配されたエンボス部20により、微細ダストを掻き取ることができる。
また、清掃に応じて、エンボス部20は、第2凸部21b、第1凸部21a(或いは、第2凹部22b、第1凹部22a)と徐々に潰れ、清掃面の面積が徐々に広がっていくため、長時間の使用が可能となる。
また、清掃用シート100においては、エンボス部20及び非エンボス部30を形成するにあたって、各部で清掃用シート100の目付を変えることはないため、清掃用シート100の強度が損なわれることがなく、清掃中に、清掃用シート100がよれたり、破れたりすることがない。
以上のように、本実施の形態の清掃用シート100は、清掃具200の平板状のヘッド部201に交換可能に装着される清掃用シート100であって、ヘッド部201の底面を覆って清掃面を形成し、ヘッド部201の長手縁部201aに沿って折り曲げられてヘッド部201の上面に係止され、長手縁部201aに沿って折り曲げられた折曲部Sに沿って、シートが厚み方向に圧縮されたエンボス部20と、圧縮なされていない非エンボス部30が交互に配されている。
このため、エンボス部20及び非エンボス部30の目付は同一であるので、清掃用シート100の強度が損なわれることがなく、各部がそれぞれ微細ダストと粗大ダストを捕集することとなるので、ごみ捕集性を良好にすることができる。
このため、ヘッド部201の長手縁部201aに沿って、所定間隔ごとに粗大ダストを捕集する領域が形成されることとなるので、捕集性をより高めることができる。
このため、凹部31にごみが溜まりやすくなるので、捕集性をより高めることができる。
このため、ヘッド部201を折曲部Sの延在方向と直交する方向に動かした場合に、ヘッド部201の長手縁部201aの一方に対応する折曲部Sに配置された非エンボス部30と、ヘッド部201の長手縁部201aの他方に対応する折曲部Sに沿って配置された非エンボス部30とが捕集性を互いに補完し合うこととなり、捕集性を高めることができる。
このため、エンボス部20が徐々に潰れ、清掃面の面積が徐々に広がっていくため、長時間、捕集性を維持することが可能となる。
例えば、図6(a)(b)に示すように、U字状の凹部31を有する、U字状の非エンボス部30でも良い。
また、図6(c)に示すように、略円形の非エンボス部30の一部に、V字状の凹部31を形成した形状であっても良いし、図6(d)に示すように、芒星形の非エンボス部30の一部を凹部31として機能させても良い。
かかる形状であれば、ヘッド部201の長手縁部201aに対して、非エンボス部30が斜めに配されることとなるため、ごみを捕集することが可能である。
この場合、清掃用シート100はヘッド部201の短手縁部(ヘッド部201の短手方向に沿った縁部)に沿って折り曲げられ、折り曲げられたシート両端部がヘッド部201の上面に係止される。
(実施例1)
外層として、ポリエチレンテレフタレートが80%含有され、バインダー繊維としてポリプロピレンとポリエチレンの芯鞘繊維が20%含有されている、疎水性繊維100%で構成された不織布を準備した。なお、ポリエチレンテレフタレート繊維は、繊度が3.3dtex、バインダー繊維は、繊度1.7dtexのものを用いた。
また、内層として、ポリプロピレン100%のスパンボンド不織布を準備した。
上記した外層と内層とを水流交絡法により交絡させ、三層構造のスパンレース不織布である積層シートを作製した。
この積層シートに、温度105℃、エンボス圧0.6MPaにてエンボス加工を行い、図2に示したような、エンボス部及び非エンボス部を備えた矩形状のドライシートを作製し、実施例1の清掃用シートとした。
この清掃用シートの目付は100gsmであり、長辺が300mm、短辺が200mmの寸法であった。
また、エンボス部は、ひょうたん形の凸エンボスと凹エンボスが、長辺方向及び短辺方向に交互に配されたものを用い、凸エンボス及び凹エンボスのサイズはいずれも、長辺が8mm、短辺が3mm、突出方向の高さが0.8mmであった。
また、非エンボス部は、清掃用シートの中央部から長辺に向かい開口した平面視V字状であり、非エンボス部の長辺方向の全長は45mmで、短辺方向の全長は35mmであった。また、非エンボス部の凹部により形成された空間の、長辺方向の最も長い部分の長さは、20mmであった。また、長辺方向に隣接する非エンボス部の間の距離は、10mmであった。
非エンボス部の形状を変更した以外は、実施例1と同様の積層シートに対して、同一条件でエンボス加工を行い、エンボス部及び非エンボス部を備えたドライシートを作製し、比較例1の清掃用シートとした。
非エンボス部の形状は、長辺方向及び短辺方向の長さが10mmの正方形状とした。
また、長辺方向に隣接する非エンボス部の間の距離は、10mmと20mmが交互に配されるように設定した。
実施例1と同様の積層シートの全面に対して、実施例1と同一条件でエンボス加工を施したドライシートを作製し、比較例2の清掃用シートとした。
実施例1と同様の積層シートであって、エンボス加工を施さないドライシートを作製し、比較例3の清掃用シートとした。
上記実施例1、比較例1の清掃用シートに対して、折曲部の目安となる折り目をつける折り加工を行った場合、非エンボス部の列からずれることなく折り目がついたか否かを目視により判断し、以下の基準により評価した。その結果は、表Iに示した。
◎:ずれがない
○:ほぼずれがない
△:多少ずれがある
×:ずれがある
上記実施例1、比較例1の清掃用シートを、図1に示したような、清掃具に装着した際、清掃具の縁部と非エンボス部の列がずれることなくついたか否か(縁部に沿って折り曲げられた折曲部に沿って、エンボス部と、非エンボス部が交互に配されているか否か)について目視により判断し、以下の基準により評価した。その結果は、表Iに示した。
◎:ずれがない
○:ほぼずれがない
△:多少ずれがある
×:ずれがある
次に、上記実施例1、比較例1〜比較例3の清掃用シートを、図1に示したような、清掃具に装着した状態として、清掃用シートの短手方向にこれを動かして清掃を行い、ごみの捕集性を評価した。
ヘッド部は、天面部と底面部とが貼付されて構成されており、天面部は、ABS樹脂(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合合成樹脂)製の、長辺240mm、短辺95mmの長方形状であって、底面部は、硬度70°のTPE(熱可塑性エラストマー)製の、長辺248mm、短辺98mmの長方形状であった。
また、柄部の長さは、ヘッド部との連結部からハンドルキャップ先端までの長さで、215mmであった。
また、実施例1のシートと同様にして、上記掃除具のヘッド部に比較例1の清掃用シートを装着した状態において、折曲部上には、非エンボス部が10mm、エンボス部が10〜20mmとなる間隔で、配置されていた。
なお、比較例2の清掃用シートでは、折曲部上にはエンボス部のみ配置されており、比較例3の清掃用シートでは、折曲部上には非エンボス部のみ配置されていた。
◎:満足感が得られた
○:多少の塵など残るものの、ほぼ満足感が得られた
△:ごみが残ってしまい、不満がのこった
×:ごみをうまく捕集できず、全く満足感を得られなかった
上記3点の評価に基づき、以下の基準により総合評価を行った。その結果は、表Iに示した。
○:◎又は○しかない
△:1つでも△がある
×:1つでも×がある
また、比較例1のシートは、比較例2、3のサンプルよりは折曲部でのごみの捕集性が良いものの、非エンボス部の短辺方向の全長の長さが短いため、治具への装着の際にずれてしまい、折曲部において、非エンボス部とエンボス部が交互に配置されない場合が発生するおそれがある。
また、比較例2のシートのように、エンボス部のみの清掃用シートでは、折曲部での捕集性を高めることができないことがわかる。
また、比較例3のシートのように、非エンボス部のみの清掃用シートでは、折曲部の捕集性が良好でないことがわかる。これは、ヘッド中央部の捕集性が悪いことが影響し、端にゴミがたまってしまうためと考えられる。
11 外層
12 内層
20 エンボス部
21 凸エンボス
21a 第1凸部
21b 第2凸部
22 凹エンボス
22a 第1凹部
22b 第2凹部
23 中間部
30 非エンボス部
31 凹部
S 折曲部
200 清掃具
201 ヘッド部
201a 長手縁部
202 柄部
Claims (2)
- 平板状の清掃具に交換可能に装着される清掃用シートにおいて、
前記清掃具の底面を覆って清掃面を形成し、前記清掃具の長手縁部に沿って折り曲げられて前記清掃具の上面に係止され、
前記長手縁部に沿って折り曲げられた折曲部に沿って、シートが厚み方向に圧縮なされていない非エンボス部が所定間隔ごとに複数配置されるとともに、前記非エンボス部が配された領域を除く全体に亘って、シートが厚み方向に圧縮されたエンボス部が配置され、
前記非エンボス部の各々は、前記清掃具に装着された状態において、前記清掃具の前記長手縁部に対して開口した凹部を有する形状であり、
前記清掃具の前記長手縁部の一方に対応する前記折曲部に沿って配置された前記非エンボス部と、前記清掃具の前記長手縁部の他方に対応する前記折曲部に沿って配置された前記非エンボス部とは、前記折曲部の延在方向において異なる位置に配されていることを特徴とする清掃用シート。 - 平板状の清掃具に交換可能に装着される清掃用シートにおいて、
前記清掃具の底面を覆って清掃面を形成し、前記清掃具の長手縁部に沿って折り曲げられて前記清掃具の上面に係止され、
前記長手縁部に沿って折り曲げられた折曲部に沿って、シートが厚み方向に圧縮なされていない非エンボス部が所定間隔ごとに複数配置されるとともに、前記非エンボス部が配された領域を除く全体に亘って、シートが厚み方向に圧縮されたエンボス部が配置され、
前記非エンボス部の各々は、前記清掃具に装着された状態において、前記清掃具の前記長手縁部に対して開口した凹部を有する形状であり、
前記エンボス部は、
シートの表面から突出した第1凸部と、
前記第1凸部の頂部からさらに突出した第2凸部と、
を備え、
前記清掃用シートはドライシートであることを特徴とする清掃用シート。
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