JP7391684B2 - 清掃用ドライシート及び当該清掃用ドライシートの製造方法 - Google Patents

清掃用ドライシート及び当該清掃用ドライシートの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、清掃用ドライシート及び当該清掃用ドライシートの製造方法に関する。
床等の清掃に用いる清掃用ドライシートにおいては、塵や埃等の捕集や剛度の観点から、表層に疎水性繊維を有する(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-004328号公報
しかし、表層に疎水性繊維を有する清掃用ドライシートの場合、水汚れを弾いてしまうという問題を有する。疎水性繊維に高級アルコール等の親水剤を練り込むことでこのような問題は解消できるが、吸水量の調節が困難であり、また、製造コストが上がってしまうという問題を有する。
本発明の目的は、吸水量の調節が簡便であり、製造コストにも優れる清掃用ドライシートを提供することである。
前記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
表面に疎水性繊維を有する不織布を備える清掃用ドライシートであって、
前記不織布の表面に2.5g/m以上かつ4.0g/m以下のセルロースナノファイバーが塗布されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の清掃用ドライシートにおいて、
前記清掃用ドライシートは、シートの表面を形成する外層と、前記外層に挟まれる内層と、を備える多層構造であり、
前記内層はポリプロピレン繊維を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の清掃用ドライシートにおいて、
前記表面を構成する外層に、ポリエチレンテレフタレート繊維が80%以上含有されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の清掃用ドライシートにおいて、
前記セルロースナノファイバーは、TEMPO酸化セルロースナノファイバーであることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、清掃用ドライシートの製造方法であって、
セルロースナノファイバーの塗布量が2.5g/m以上かつ4.0g/m以下になるようにセルロースナノファイバー溶液を不織布に塗布する塗布ステップと、
前記不織布を熱乾燥させる乾燥ステップと、を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の清掃用ドライシートの製造方法において、
前記セルロースナノファイバーは、TEMPO酸化セルロースナノファイバーであることを特徴とする。
本発明によれば、吸水量の調節が簡便であり、製造コストにも優れる清掃用ドライシート及び当該清掃用ドライシートの製造方法を提供することができる。
本実施の形態の清掃用ドライシートの使用時の状態を示す図である。 清掃用ドライシートの一例を示す平面図である。 図2のIII―III線における断面図である 図2におけるA部分の拡大図である。 図4のV-V線における断面図である。
以下、本発明の実施の形態である清掃用ドライシート100の具体的な態様について、図1から図5に基づいて説明する。ただし、本発明の技術的範囲は、図示例に限定されない。
なお、便宜的に、図1から図5に示したように、X方向、Y方向及びZ方向並びに前後、左右及び上下を定めて説明する。
[実施の形態の構成]
図1は、本実施の形態の清掃用ドライシート100の使用時の状態を示す図である。
図1に示すように、清掃用ドライシート100は、例えば、矩形の平板状のヘッド部201と、ヘッド部201の上面に取り付けられた柄部202と、を備える清掃具200に、交換可能に装着されるドライシートであり、外層11にセルロースナノファイバー(以下、CNF)が0.2g/m~4.0g/m塗布されている。CNF塗布量が0.2g/mより少ないと、清掃用ドライシート100の吸水性が向上しない。また、4.0g/mより多いと、製造工程において乾燥工程の負担が大きくなるため、好ましくない。
清掃用ドライシート100は、清掃具200のヘッド部201の底面を覆って清掃面を形成し、清掃具のヘッド部201の長手縁部201aに沿って折り曲げられてヘッド部201の上面に係止され、装着された状態となる。
なお、長手縁部201aとは、ヘッド部201の長手方向に沿った縁部を指す。即ち、矩形のヘッド部201の4つの縁部のうちの、長い方の2つの縁部を指す。
図2は、本実施の形態の清掃用ドライシート100の一例を示す平面図である。
図2に示すように、清掃用ドライシート100は、X方向に長尺な矩形状であって、例えば、X方向(長手方向)において250mmから300mm、好ましくは260mmから290mm、Y方向(短手方向)において180mmから230mm、好ましくは200mmから210mmに形成されている。
図3は、図2のIII-III線における断面図である。
清掃用ドライシート100は、例えば、複数枚の不織布により構成されたものであり、図2に示すように、清掃用ドライシート100の表面層を形成する外層11,11と、外層11,11に挟まれた内層12と、を備えた三層構造を有している。
(外層:外側繊維層)
外層11は、清掃用ドライシート100の表面を形成する外側繊維層である。
外層11は、主に疎水性繊維により形成されている。疎水性繊維としては、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)などを主成分とする化学繊維が適用される。
また、外層11は、PET繊維の配合率が80%以上であることが好ましく、その繊維径は、3.3dtex以上であることが好ましい。繊維径を3.3dtex以上とすることで、繊維の剛性(クッション性)が向上し、軽い力でも操作できるようになる。
また、外層11の目付け量は20g/m~80g/m、特に30g/m~60g/m程度であるのが好ましい。シートの目付け量が20g/m未満では汚れの保持能力が乏しくなり、80g/mを超えると柔軟性が乏しくなる。
また、外層11にCNFを0.2g/m~4.0g/m塗布されていることで、比表面積が向上し、疎水性繊維でありながら優れた吸水性を備えるようになる。外層11におけるCNFの塗布箇所は任意であり、清掃用ドライシート100の略全面に塗布しても、縁部のみ、または中央部のみに塗布しても、断片的に塗布しても構わない。
なお、外層11における外側の面が、清掃用ドライシート100の表面となる。
また、CNFは清掃用ドライシート100の両面に塗布されているのが好ましく、この場合、一面が床面に接するように清掃具200に取り付けて使用し、汚れたら清掃用ドライシート100を裏返し、他面が床面に接するように清掃具200に取り付けて使用することができるため、使用者がより長く清掃用ドライシート100を用いて清掃を行うことができる。
(内層:内側繊維層)
内層12は、外層11、11に挟まれる内側繊維層である。
内層12は、補強層としてポリプロピレンスパンボンドなど疎水性繊維が含有されているのが好ましい。また、内層12の目付は、5g/mから50g/mであり、好ましくは10g/mから30g/mである。内層12の目付を5g/mから50g/mとすることで、熱エンボス加工により、風合いをくずすことなくエンボスの形状を形成することができる。また、フローリング等の清掃時において、エンボスの形状を維持しやすくすることができる。
なお、タイル等の硬質な被清掃部の清掃を想定する場合には、内層12の目付は上記範囲に限られず、その値を大きくすることができる。
また、清掃用ドライシート100において、外層11,11と内層12の境界領域は、互いの繊維が交絡しており、これにより、熱エンボス加工によりエンボスの形状を形成しやすく、また、清掃時において、エンボスの形状を維持しやすくすることができる。
なお、上記した清掃用ドライシート100のシート構造はあくまで一例であって、層の数や、各層に含有され得る繊維などは、適宜変更が可能である。例えば、清掃用ドライシート100は多層構造に限られず、主に疎水性繊維により形成された不織布からなる単層構造であってもよい。
[CNF]
CNFは、水分を保持する特性を有し、安全性が高く、且つその水溶液はチキソ性を有する素材であって、パルプ繊維を解繊して得られる微細なセルロース繊維であり、一般的に繊維幅がナノサイズ(1nm以上、1000nm以下)のセルロース微細繊維を含むセルロース繊維をいうが、平均繊維幅は、100nm以下の微細繊維が好ましい。平均繊維幅の算出は、例えば、一定数の数平均、メジアン、モード径(最頻値)などを用いる。
(CNFに使用可能なパルプ繊維)
CNFとして使用可能なパルプ繊維としては、例えば、広葉樹パルプ(LBKP)、針葉樹パルプ(NBKP)等の化学パルプ、晒サーモメカニカルパルプ(BTMP)、ストーングランドパルプ(SGP)、加圧ストーングランドパルプ(PGW)、リファイナーグランドパルプ(RGP)、ケミグランドパルプ(CGP)、サーモグランドパルプ(TGP)、グランドパルプ(GP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、リファイナーメカニカルパルプ(RMP)等の機械パルプ、茶古紙、クラフト封筒古紙、雑誌古紙、新聞古紙、チラシ古紙、オフィス古紙、段ボール古紙、上白古紙、ケント古紙、模造古紙、地券古紙、更紙古紙等から製造される古紙パルプ、古紙パルプを脱墨処理した脱墨パルプ(DIP)などが挙げられる。これらは、本発明の効果を損なわない限り、単独で用いてもよく、複数種を組み合わせて用いてもよい。
(解繊方法)
CNFの製造に用いられる解繊方法としては、例えば、高圧ホモジナイザー法、マイクロフリュイダイザー法、グラインダー磨砕法、ビーズミル凍結粉砕法、超音波解繊法等の機械的手法が挙げられるが、これらの方法に限定されるものではない。
なお、上記解繊方法などにより機械的処理のみ施した(変性させていない)CNF、即ち、官能基未修飾のCNFは、リン酸基やカルボキシメチル基などの官能基修飾されたものに対し、熱安定性が高いため、より幅広い用途に使用可能であるが、リン酸基やカルボキシメチル基などの官能基修飾されたCNFを本発明に使用することも可能である。
また、例えば、パルプ繊維に対して機械的手法の解繊処理を施したものに、カルボキシメチル化等の化学的処理を施しても良いし、酵素処理を施してもよい。化学的処理を施したCNFとしては、例えば、TEMPO酸化CNF、リン酸エステル化CNF、亜リン酸エステル化CNF等の、直径が3nm~4nmとなるiCNF(individualized CNF) (シングルナノセルロース)が挙げられる。
また、化学的処理や酵素処理のみを施したCNFや、化学的処理や酵素処理を施したCNFに、機械的手法の解繊処理を施したCNFでもよい。
[CMC]
なお、CNFの溶液中での凝集を防止するために、水溶性高分子であるカルボキシメチルセルロース(以下、CMC)を添加してもよい。
CNFを水系溶媒に添加した場合、CNFのミクロフィブリル繊維同士が結合して凝集してしまうところ、CMCを添加してCNFとCMCを共存させることで、CNFのOH基と、CMCのOH基とが水素結合し、分子鎖の静電相互作用と立体障害効果によって、CNFの凝集が防止され、CNFを溶液中に均一に分散させることができる。
なお、CMCは、セルロースを原料として得られ、緩やかな生分解性を有し、且つ使用後の焼却廃棄が可能であるため、環境に極めてやさしい素材であることから好ましく使用されるが、CNFの溶液中での凝集を防止できるものであれば、CMC以外の水溶性高分子を用いることとしても良い。
また、CMCを添加する場合には、溶液全体を100.000質量%としたときに、水を93.000質量%~99.790質量%、CNFを0.002質量%~0.020質量%、及びCMCを0.100質量%~1.000質量%の割合で含有していることが好ましい。
また、溶液は、繊維集合基材の乾燥重量に対して100質量%~500質量%の範囲内で含浸させることができるが、200質量%~350質量%で含浸させることが好ましい。
(折曲部)
図2に戻って、清掃用ドライシート100において、清掃具200のヘッド部201の長手縁部201aに沿って折り曲げられる部分を折曲部Sと称する。
この折曲部Sは、規定の清掃具200のヘッド部201に合わせて、予めおおよその位置が設定されている。即ち、清掃用ドライシート100のY方向の所定位置において、X方向に延在する2列の折曲部Sが設定されている。なお、折曲部Sは、使用者が認識できるように、例えば、清掃用ドライシート100に予め折曲部Sに対応する直線を印刷しても良いし、清掃用ドライシート100に折曲部Sに対応する折れ線を形成しても良い。
そして、清掃用ドライシート100の折曲部Sに沿って、非エンボス部30がX方向に所定間隔ごとに複数配置され、清掃用ドライシート100の非エンボス部30が配された領域を除く全体に亘って、エンボス部20が配置されている。
これにより、清掃用ドライシート100において清掃具200のヘッド部201の長手縁部201aに対応する位置には、エンボス部20と、非エンボス部30が交互に配されることとなる。
(エンボス部)
エンボス部20は、清掃用ドライシート100において、シートが厚み方向に圧縮された部分である。
かかるエンボス部20は、例えば、温度80℃~130℃、エンボス圧0.2MPa~1.0MPaの条件による熱エンボスにて形成することができる。
図4は、図2のA領域の拡大図である。また、図5は、図4のV-V線における断面図である。
図4及び図5に示すように、エンボス部20には、上側(清掃用ドライシート100の一面側)に凸型となる凸エンボス21と、下側(清掃用ドライシート100の他面側)に凸型(即ち、上側に凹型となる)凹エンボス22と、が形成されている。
凸エンボス21と、凹エンボス22とは、X方向、Y方向のいずれにおいても交互に並ぶように互い違いに配置されている。このように、規則的に凸エンボス21と凹エンボス22が交互に配置されることにより、ごみの捕集性を向上させることができる。
エンボス部20において、互い違いに配置された、凸エンボス21と凹エンボス22との間には、中間部23が形成されている。中間部23は、凸エンボス21及び凹エンボス22が形成されていない部分であり、このため、中間部23は、Z方向において、凸エンボス21よりも低く、凹エンボス22よりも高い位置となる。
なお、上記のようなエンボスパターンとすることは必須ではなく、ごみの捕集性を向上するという効果は弱まるものの、凸エンボス21又は凹エンボス22が一列に並んでいるエンボスパターンや、不規則に並んでいるエンボスパターンとしてもよい。また、例えば、凸エンボス21又は凹エンボス22のいずれかのみが備えられるようにすることも可能である。
(凸エンボス)
凸エンボス21は、図4に示すように、平面視において、X方向に幅が狭く、Y方向中央部にくびれ部を有する、所謂ひょうたん形に形成されている。なお、ごみの捕集性の観点からは上記の形状が好ましいが、凸エンボス21の形状としてはこれに限られず、例えば、円形、楕円形、多角形等種々の形状に形成することが可能である。また、各形状を組み合わせたものとしてもよい。
凸エンボス21は、X方向において2mmから5mm、好ましくは3mmから4mmであり、Y方向5mmから10mm、好ましくは6mmから8mmであり、Z方向において(中間部23からの高さ)0.5mmから2mm、好ましくは0.7mmから1.5mmに形成される。
また、凸エンボス21は、図5に示すように、断面視において、上側に向かって段階的に凸となる形状に形成されている。即ち、断面視において、シートの表面(上面)から突出した第1凸部21aの頂部に、さらに上側に突出した第2凸部21bが形成されている。
より具体的に、第1凸部21aの頂部は、Y方向両端部において、0.5mmから3mm、好ましくは1mmから2mmの平面状のステージ部Hを有し、Y方向中央両端部において、第2凸部21bを有している。
かかる構成により、清掃用ドライシート100のクッション性を向上させることができ、また、清掃時にエンボスの形状を維持しやすくすることができる。
(凹エンボス)
凹エンボス22は、図4に示すように、平面視において凸エンボス21と略同一の形状となる所謂ひょうたん形に形成されている。なお、凹エンボス22の形状としてはこれに限られず、種々の形状に形成することが可能であり、凸エンボス21と異なる形状としてもよい。
また、凹エンボス22は、図5に示すように、断面視において、凸エンボス21と上下逆さまな、下側に向かって段階的に凹となる形状に形成されている。即ち、断面視において、シートの表面(下面)から突出した第1凹部22aの頂部に、さらに下側に突出した第2凹部22bが形成されている。
より具体的に、第1凹部22aの頂部は、Y方向両端部において、0.5mmから3mm、好ましくは1mmから2mmの平面状のステージ部Hを有し、Y方向中央両端部において、第2凹部22bを有している。
かかる構成により、清掃用ドライシート100のクッション性を向上させることができ、また、清掃時にエンボスの形状を維持しやすくすることができる。
(非エンボス部)
非エンボス部30は、清掃用ドライシート100の、シートが厚み方向に圧縮なされておらず、起毛を有している部分であり、清掃用ドライシート100の列状の折曲部Sに沿って複数配置されている。
かかる非エンボス部30は、上記エンボス部20を形成するエンボスロールを、非エンボス部30の形状を除くようにデザインすることで、形成することができる。
なお、非エンボス部30は、全く圧縮がなされていない場合に限られず、起毛が残存する程度に、エンボス部20の圧縮がなされている部分と比較して軽度な圧縮がなされていてもよい。また、非エンボス部30には、起毛していない部分が含まれていても良い。
非エンボス部30の大きさとしては、X方向において40mmから70mm、好ましくは50mmから60mm、Y方向において15mmから70mm、好ましくは20mmから50mmに形成される。
このように設定することで、製造において、清掃用ドライシート100に折曲部Sに対応する折れ線を形成する場合に、装置による折れ線の蛇行が発生した場合にも、適切な位置に折れ線を形成することができる。
(凹部)
非エンボス部30の各々は、清掃用ドライシート100が清掃具200に装着された状態において、ヘッド部201の長手縁部201aに対して開口した凹部31を有する形状であることが好ましい。
具体的には、例えば、図2に示すように、非エンボス部30は、右方向又は左方向、即ち、矩形状の清掃用ドライシート100の中央部から長辺に向かい開口した平面視V字状に形成することができる。即ち、平面視V字状の非エンボス部30であれば、V字状の凹部31を有することとなる。
これによって、清掃用ドライシート100をY方向、即ち、清掃用ドライシート100の短辺と平行な方向に動かして清掃を行った場合に、凹部31にごみが溜まりやすく、ごみの捕集性をより高めることができる。
また、非エンボス部30は、図2に示すように、列ごとにX方向の位置がずれ、互い違いとなるように配置されている。即ち、ヘッド部201の長手縁部201aの一方に対応する折曲部Sに沿った非エンボス部30と、ヘッド部201の長手縁部201aの他方に対応する折曲部Sに沿った非エンボス部30とは、折曲部Sの延在方向において、異なる位置に配されている。
これによって、清掃用ドライシート100をY方向、即ち、清掃用ドライシート100の短辺と平行な方向に動かして清掃を行った場合に、捕集性を互いに補完し合うこととなり、床面を隙間なく非エンボス部30が通過するので、ごみの捕集性を高めることができる。
(清掃用ドライシートの製造方法)
次に、清掃用ドライシート100の製造方法について説明する。
清掃用ドライシート100は、複数の繊維層を積層する積層工程と、積層シートにCNF溶液を塗布する塗布工程と、CNF溶液が塗布された積層シートを熱乾燥する熱乾燥工程と、積層シートを一対のエンボスロールで加圧してエンボス加工を施すエンボス工程と、を有する。
積層工程においては、水流交絡法によって、外層11,11と内層12が、その境界領域において互いの繊維が交絡した積層シートを作製することができる。
塗布工程においては、CNFを溶媒に溶かし、CNF分散液の状態とし、このCNF分散液を清掃用ドライシート100上に塗布し、乾燥させることにより対象シート上に付着形成する等、公知の方法により製造することができる。なお、このように液状のCNFを塗布する製造方法により繊維シートに塗布すると、シート内に一部浸透するものの、CNFは表面に集中するため、外層11上にCNFを付着形成することができる。CNFを分散させる溶媒は特に限定されないが、水、エタノール等の低級アルコールのほか、アセトン等の揮発性有機溶剤を用いることができる。
なお、CNF分散液の塗布は、対象面に対する噴霧のほか、凸版方式等による転写方式等、従来既知の塗布方法を任意に用いることができる。
熱乾燥工程においては、CNF溶液が塗布された不織布を恒温槽に静置して乾燥させる方法や、ヤンキードラム等の加熱ロールの表面に直接不織布を接触させて乾燥させる方法等、従来既知の熱乾燥方法を任意に用いることができる。
エンボス工程においては、例えば、温度80℃~130℃、エンボス圧0.2MPa~1.0MPaの条件による熱エンボスにて、清掃用ドライシート100にエンボス部20を形成することができる。
このエンボス工程により、内層12の繊維が、外層11,11の繊維内に入り込んで、外層11,11(清掃用ドライシート100)の表面又は表面近傍まで出てくることとなる。
具体的には、第2凸部21bや第2凹部22bのエッジ部などに、内層12の繊維が出てくることとなる。
これにより、外層11,11(清掃用ドライシート100)の表面又は表面近傍に親水性繊維があることで、液状の汚れも拭きやすくなる。
なお、非エンボス部30は、上記エンボス部20を形成するエンボスロールを、非エンボス部30の形状を除くようにデザインすることで、形成することができる。
(清掃用ドライシートの使用方法)
次に、清掃用ドライシート100の使用方法について説明する。
使用に際し、清掃用ドライシート100は、清掃具200の矩形の平板状のヘッド部201に装着される。
具体的には、清掃用ドライシート100のX方向に延在する2列の折曲部Sに、ヘッド部201の長手縁部201aを合わせるようにして、清掃用ドライシート100上にヘッド部201が載置される。次いで、清掃用ドライシート100はヘッド部201の長手縁部201aに沿って折り曲げられ、折り曲げられたシート両側部はヘッド部201の上面に係止される。
これにより、例えば、図1に示すように、清掃用ドライシート100のY方向の中央部は、清掃具200のヘッド部201の底面を覆って清掃面を形成し、清掃用ドライシート100においてヘッド部201の長手縁部201aに対応する位置には、即ち、折曲部Sに沿って、エンボス部20と非エンボス部30が交互に配される状態となる。
この状態において、主として清掃用ドライシート100のY方向、すなわち短手方向にこれを動かして清掃を行うと、エンボス部20により、砂塵やハウスダストといった微細ダストを掻き取ることができ、非エンボス部30の起毛により、毛髪や繊維埃といった粗大ダストを絡め取ることができる。
より具体的には、非エンボス部30の凹部31に粗大ダストが溜まり、非エンボス部30の間のエンボス部20及び清掃面に配されたエンボス部20により、微細ダストを掻き取ることができる。
このとき、清掃用ドライシート100においては、外層11,11と内層12の境界領域において、互いの繊維が交絡しているため、エンボス部20の形状を保ちやすく、優れた捕集性を実現することができる。
そして、清掃作業の進行に応じて、エンボス部20は、第2凸部21b、第1凸部21a(或いは、第2凹部22b、第1凹部22a)と徐々に潰れ、清掃面の面積が徐々に広がっていくため、長時間の使用が可能となる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
[サンプル作成]
まず、目付約50g/mであり、疎水性繊維であるPET繊維を90%以上含む外層と、目付約15g/mであり、疎水性繊維であるPP繊維を90%以上含む内層を、水流交絡法により積層した、大きさ10cm×10cmの三層構造の積層シートを準備した。
次いで、精製水又は最終濃度が0.5%である下記塗布液1~3を下記実施例1-14及び比較例1-5の条件で各不織布の両面に塗布し、60度の恒温漕に24時間静置し、熱乾燥させた。
この積層シートに、温度105℃、エンボス圧0.6MPaにてエンボス加工を行い、図2に示したような、エンボス部20及び非エンボス部30を備えた清掃用ドライシート100を製造した。
(塗布液)
塗布液1:精製水75gに2.00%機械処理CNF溶液を25g混合した。
塗布液2:精製水76.2gに2.10%酵素処理CNF溶液を23.8g混合した。
塗布液3:精製水61.5gに1.30%TEMPO酸化CNF溶液を38.5g混合した。
なお、上記の各種「CNF溶液」は、精製水と各種CNFのみを混合した精製水溶液である。
(実施例1-6)
塗布液1をそれぞれ0.4g、0.5g、1g、2g、5g、8gずつ塗布した(CNF塗布量:0.20g/m、0.25g/m、0.50g/m、1.00g/m、2.50g/m、4.00g/m)。
(実施例7-10)
塗布液2をそれぞれ0.4g、1g、5g、8gずつ塗布した(CNF塗布量:0.20g/m、0.50g/m、2.50g/m、4.00g/m)。
(実施例11-14)
塗布液3をそれぞれ0.4g、1g、5g、8gずつ塗布した(CNF塗布量:0.20g/m、0.50g/m、2.50g/m、4.00g/m)。
(比較例1)
精製水を5g塗布した(CNF塗布量:0.00g/m)。
(比較例2-3)
塗布液1を0.2g、9gずつ塗布した(CNF塗布量:0.10g/m、4.50g/m)。
(比較例4)
塗布液2を0.2g塗布した(CNF塗布量:0.10g/m)。
(比較例5)
塗布液3を0.2g塗布した(CNF塗布量:0.1g/m)。
[評価方法]
1.0gの精製水が滴下された10cm×30cmのアクリル板上に清掃用ドライシート100をそれぞれ載置し、2往復清掃する。その後、アクリル板上の水滴の重量を測定し、1.0-(清掃後のアクリル板上の水滴の重量)より、清掃用ドライシート100の吸水量を算出する。
このような試験を、実施例1-14及び比較例1-5の清掃用ドライシート100を用いてそれぞれ3回ずつ行い、吸水量の平均値を算出した。
試験の結果を表I―IIIに示す。
Figure 0007391684000001
Figure 0007391684000002
Figure 0007391684000003
[評価]
表Iの比較例1-3と実施例1-6を比較すると、機械処理CNFを0.2g/m以上塗布することで、精製水を塗布した場合に比べて清掃用ドライシート100の吸水量が増加することがわかる。これは、CNFが吸水性を備えるとともに、清掃用ドライシート100の表面にCNFを塗布することで表面積が増大するからであると考えられる。
また、表II-IIIの比較例4と実施例7-10、比較例5と実施例11-14をそれぞれ比較すると、いずれの解繊方法のCNFであっても、0.2g/m以上塗布することで、精製水を塗布した場合に比べて清掃用ドライシート100の吸水量が増加することがわかる。
また、塗布するCNF量を増やすにつれて、清掃用ドライシート100の吸水量も増加するが、表Iの実施例6と比較例3を比較すると、CNF塗布量を増やしたにもかかわらずあまり吸水量が増えていないことから、CNF塗布量を4.0g/mよりも多くしても、吸水量は向上しにくくなることがわかる。
また、TEMPO酸化CNFを0.5g/m以上塗布した時は、同じ量の機械処理CNFや酵素処理CNFを塗布した場合に比べて吸水量が大きくなることがわかる。これは、TEMPO酸化CNFは機械処理CNFや酵素処理CNFよりも繊維幅(繊維径)が小さいため、より清掃用ドライシート100の比表面積が大きくなるからであると考えられる。
[実施形態の効果]
以上に示すように、不織布の外層にCNFを0.2g/m以上塗布することで、清掃用ドライシート100の吸水量が向上する。また、CNF塗布量を増やすにつれて、清掃用ドライシート100の吸水量は増大するため、吸水量の調節が容易である。
ただし、4.0g/mより多く塗布しても吸水量があまり向上せず、また、製造工程においても、乾燥工程の負担が大きくなるため、4.0g/m以下塗布することが好ましい。
また、CNFは安価であるから、これを不織布に単純に塗布するのみであれば、製造コストが大きくなりすぎることはない。したがって、製造コストの増大を抑えつつ、清掃用ドライシート100の吸水性を向上させることができる。
[変形例]
以上、本発明を実施形態に基づいて具体的に説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施の形態においては、清掃用ドライシート100は床等の清掃に用いられるものとして説明したが、その用途はこれに限定されるものではない。また、用途に応じて、溶液に添加される成分が変更されるのは勿論である。
また、上記実施の形態においては、清掃用ドライシート100に非エンボス部30を配する構成を例示して説明したが、非エンボス部30を配さなくても良い。即ち、清掃用ドライシート100の全面にエンボス部20が配されていても良い。
また、上記実施の形態においては、清掃用ドライシート100のY方向にこれを動かして清掃を行う場合を例示して説明したが、清掃用ドライシート100の長辺と平行な方向に動かして清掃を行うことを念頭に、非エンボス部30を、矩形状の清掃用ドライシート100の中央部から短辺に向かって開口した形状となるように形成してもよい。
この場合、清掃用ドライシート100はヘッド部201の短手方向の縁部に沿って折り曲げられ、折り曲げられたシート両端部がヘッド部201の上面に係止される。
また、上記実施の形態においては、清掃具200に清掃用ドライシート100を装着した場合を例示して説明したが、清掃具200に装着することなく清掃用ドライシート100を用いることも可能である。
また、本発明における不織布は、製法や組成方法等に特に制限は持たない。
例えば、内層12は、疎水性繊維であるPP繊維を含まず、親水性繊維のみで構成するようにしてもよい。
また、恒温槽を用いて熱乾燥を行う際の温度及び乾燥時間も任意である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
100 清掃用ドライシート
11 外層(外側繊維層)
12 内層(内側繊維層)

Claims (6)

  1. 表面に疎水性繊維を有する不織布を備える清掃用ドライシートであって、
    前記不織布の表面に2.5g/m以上かつ4.0g/m以下のセルロースナノファイバーが塗布されていることを特徴とする清掃用ドライシート。
  2. 前記清掃用ドライシートは、シートの表面を形成する外層と、前記外層に挟まれる内層と、を備える多層構造であり、
    前記内層はポリプロピレン繊維を有することを特徴とする請求項1記載の清掃用ドライシート。
  3. 前記表面を構成する外層に、ポリエチレンテレフタレート繊維が80%以上含有されていることを特徴とする請求項1又は2記載の清掃用ドライシート。
  4. 前記セルロースナノファイバーは、TEMPO酸化セルロースナノファイバーであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の清掃用ドライシート。
  5. セルロースナノファイバーの塗布量が2.5g/m以上かつ4.0g/m以下になるようにセルロースナノファイバー溶液を不織布に塗布する塗布ステップと、
    前記不織布を熱乾燥させる乾燥ステップと、を有することを特徴とする清掃用ドライシートの製造方法。
  6. 前記セルロースナノファイバーは、TEMPO酸化セルロースナノファイバーであることを特徴とする請求項5記載の清掃用ドライシートの製造方法。
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