JP6535873B2 - パレット持上げ装置及びパレット持上げ方法 - Google Patents

パレット持上げ装置及びパレット持上げ方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6535873B2
JP6535873B2 JP2016220372A JP2016220372A JP6535873B2 JP 6535873 B2 JP6535873 B2 JP 6535873B2 JP 2016220372 A JP2016220372 A JP 2016220372A JP 2016220372 A JP2016220372 A JP 2016220372A JP 6535873 B2 JP6535873 B2 JP 6535873B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
opening
support member
rod
jack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016220372A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018076167A (ja
Inventor
小瀧 大蔵
大蔵 小瀧
Original Assignee
株式会社 ダイサン
株式会社 ダイサン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 ダイサン, 株式会社 ダイサン filed Critical 株式会社 ダイサン
Priority to JP2016220372A priority Critical patent/JP6535873B2/ja
Publication of JP2018076167A publication Critical patent/JP2018076167A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6535873B2 publication Critical patent/JP6535873B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

本発明は、荷物を載せるパレットを持上げるパレット持上げ装置及びパレット持上げ方法に関する。
荷物を載せるパレットを持上げるパレット持上げ装置として、例えば特許文献1に示すようなパレットトラックが知られている。特許文献1のパレットトラックは、一対の爪部を有する荷台とジャッキ装置とを備え、荷台の爪部をパレットの側面に形成された2つの開口部にそれぞれ差し込み、ジャッキ装置を昇降操作することで、爪部によってパレット全体を地面に対して平行に持上げ可能とされている。
特開2011−178223号公報
しかしながら、特許文献1のパレットトラックは、荷台とジャッキ装置とが昇降リンク機構等を介して一体的に設けられているため、構造が複雑であり、パレットトラック全体が大型化している。また、例えばパレットの下にボードや台車等を差し込むためにパレットの一端のみを持上げて傾けるだけでよい場合であっても、特許文献1のパレットトラックではパレット全体を地面に対して平行に浮かせるように持上げなければならず、動力や時間が無駄になっていた。
本発明は、上記事実を考慮し、簡易な構成でパレットを持上げてパレットの下に隙間を形成することができるパレット持上げ装置及びパレット持上げ方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載のパレット持上げ装置は、荷物を載せるパレットの側面に形成された2つの開口部へ先端部がそれぞれ差し込まれる一対の支持部材と、前記開口部に前記先端部を差し込んだ際に前記開口部の外側に位置する前記支持部材の基端部の側面を貫通して前記支持部材を連結するロッドと、前記開口部へ差し込まれた前記支持部材によって前記パレットの一端を持上げるために前記ロッドを持上げるジャッキと、を有し、前記支持部材の上部には、前記開口部の天井壁と面接する平坦面が形成され、前記支持部材の下部には、前記開口部の底壁に当接する角部が形成されている。
上記構成によれば、パレットの側面に形成された開口部へ支持部材の先端部を差し込み、開口部の外側に位置する支持部材の基端部に連結されたロッドをジャッキによって持ち上げることで、開口部へ差し込まれた支持部材によってパレットの一端のみを持上げることができ、パレットの下にボード等を差し込む隙間を形成することができる。
このため、従来のように、パレットトラックの爪部を開口部へ差し込んでパレット全体を平行に持ち上げる構成と比較して、パレット持上げ装置を簡易な構成とすることができるとともに、地面に接したままのパレットの他端を梃子の支点とすることで、パレットを持上げる動力や時間を削減することができる。
また、ジャッキによってロッドが持上げられてパレットの開口部に差し込まれた支持部材が傾くと、パレットの開口部内において支持部材の上部に形成された平坦面が開口部の天井壁に面接し、支持部材の下部に形成された角部が開口部の底壁に当接する。これにより、先端部のみが差し込まれている支持部材の開口部からの抜け出しを抑制することができ、この状態でジャッキによってロッドをさらに持ち上げることで、支持部材によってパレットを安定して持上げることができる。
請求項に記載のパレット持上げ装置は、請求項に記載のパレット持上げ装置であって、前記平坦面には、前記開口部の前記天井壁に当接する緩衝部材が設けられている。
上記構成によれば、支持部材の平坦面に緩衝部材が設けられており、支持部材の平坦面が緩衝部材を介して開口部の天井壁に面接する。このため、支持部材がパレットに直接当接することでパレットが傷つくことを抑制することができる。
請求項に記載のパレット持上げ装置は、請求項1又は2に記載のパレット持上げ装置であって、前記支持部材には、前記支持部材を前記開口部に差し込んだ際に、前記パレットの前記側面に当接するプレートが突設されている。
上記構成によれば、支持部材を開口部に差し込んだ際に、支持部材に突設されたプレートがパレットの側面に当接する。このため、プレートによって支持部材の開口部への差し込み量を規定することができる。
請求項に記載のパレット持上げ装置は、荷物を載せるパレットの側面に形成された2つの開口部へ先端部がそれぞれ差し込まれる一対の支持部材と、前記開口部に前記先端部を差し込んだ際に前記開口部の外側に位置する前記支持部材の基端部の側面を貫通して前記支持部材を連結するロッドと、前記開口部へ差し込まれた前記支持部材によって前記パレットの一端を持上げるために前記ロッドを持上げるジャッキと、を有し、前記ジャッキの前記ロッドに当接する当接面には、前記ロッドを前記ロッドの中心軸周りに回転可能に保持する保持溝が形成されている。
上記構成によれば、ロッドを中心軸周りに回転可能に保持する保持溝がジャッキの当接面に形成されているため、ジャッキの当接面にロッドを保持することができるとともに、ジャッキによってロッドを持上げた際に、ロッド及びロッドに連結された支持部材をロッドの中心軸周りに回転させることができる。このため、例えば支持部材を回転させることで、支持部材の上部及び下部を開口部の天井壁及び底壁に当接させて支持部材の抜け出しを抑制した後に、支持部材によってパレットを持上げることができる。
請求項に記載のパレットの持上げ方法は、一対の支持部材をパレットの側面に形成された2つの開口部へそれぞれ差し込み、前記開口部の外側に位置し、一対の前記支持部材を連結するロッドをジャッキによって持上げることにより、前記支持部材の平坦面を前記開口部の天井壁に面接させるとともに、前記支持部材の角部を前記開口部の底壁に当接させ、前記ジャッキにより前記ロッドをさらに持上げることにより、前記パレットの一端を持上げる。
上記構成によれば、パレットの側面に形成された開口部へ支持部材を差し込み、開口部の外側に位置するロッドをジャッキによって持ち上げることで、支持部材の平坦面が開口部の天井壁に面接するとともに支持部材の角部が開口部の底壁に当接し、支持部材の抜け出しが抑制される。
その後、ジャッキによりロッドをさらに持上げることにより、支持部材によってパレットの一端を持上げることができ、パレットの下にボード等を差し込む隙間を形成することができる。このため、従来のように、パレットトラックの爪部を開口部へ差し込んでパレット全体を平行に持上げる方法と比較して、パレットを簡易に持上げて傾けることができる。
本発明によれば、簡易な構成でパレットを持上げてパレットの下に隙間を形成することができる。
(A)は本発明の第1実施形態に係るパレット持上げ装置を示す平面図であり、(B)はそのA−A線断面図であり、(C)はそのB−B線断面図である。 (A)はパレット持上げ装置によって持上げるパレットを示す平面図であり、(B)はその側面図である。 (A)〜(C)はパレット持上げ装置によるパレット持上げ方法を示す図2(A)におけるC−C線断面図である。 (A)は本発明の第2実施形態に係るパレット持上げ装置を示す平面図であり、(B)はパレット持上げ装置を開口部に差し込んだ状態を示す断面図であり、(C)は差し込んだパレット持上げ装置を持上げた状態を示す断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係るパレット持上げ装置について、図1〜図3を参照して説明する。
<構成>
図1(A)に示すように、本実施形態のパレット持上げ装置10は、一対の支持部材12と、長手方向両端部がそれぞれ支持部材に固定された円柱状のロッド14と、ロッド14の長手方向中間部を支持するジャッキ16と、を備えている。
支持部材12は、金属性の板部材であり、後述するパレット18の開口部20に先端側が差し込まれる支持部材12の先端部としての差込部22と、差込部22の基端側に設けられた支持部材12の基端部としての連結部24と、を有している。連結部24の側面にはロッド14が貫通しており、ロッド14によって一対の支持部材12の連結部24同士が連結されている。
図1(B)に示すように、差込部22の上部(上面)及び下部(下面)にはそれぞれ上側平坦面22A及び下側平坦面22Bが形成されており、上側平坦面22Aは、差込部22の基端側から先端側へ向かって下側平坦面22Bに対して離れる方向に傾斜している。また、上側平坦面22Aの先端側の上部には、樹脂製のシート状の緩衝部材26が貼り付けられている。
一方、下側平坦面22Bの先端側には、差込部22の先端面22Cとの間に略直角をなす角部28が形成されている。なお、図2に示すように、支持部材12の差込部22の幅は後述するパレット18の開口部20の幅より僅かに狭くなっており、図3(A)に示すように、支持部材12の差込部22の高さ(先端面22Cの高さ)は後述するパレット18の開口部20の高さより僅かに低くなっている。さらに、支持部材12の差込部22の先端から基端までの長さは、後述するパレット18の幅(長さ)の半分より短くなっている。
図1(C)に示すように、ジャッキ16は、支持部材12及びロッド14とは別体の油圧ジャッキであり、4つの車輪16Aと、ロッド14を保持する保持部30と、保持部30の下部に連結されたピストン32と、図示しない油圧機構を介してピストン32に連結されたハンドル34と、を有している。
ジャッキ16は、ハンドル34を手動で操作することにより、ピストン32及びピストン32に連結された保持部30が上下に昇降可能となっており、保持部30を上下に昇降させることにより、保持部30に保持されたロッド14及びロッド14に連結された支持部材12を上下に昇降させることができる。
なお、ジャッキ16の保持部30のロッド14に当接する当接面30A(上面)には、ロッド14の長手方向に沿って半円柱状の保持溝36が形成されており、保持溝36内にロッド14が保持されている。このため、ロッド14は保持部30に対してロッド14の中心軸周りに回転可能とされているとともに、保持部30からの脱落が抑制されている。
パレット持上げ装置10によって持上げられるパレット18は、図2(A)、図2(B)に示すように、荷物の運搬時等に上面18Aに荷物が載置される矩形板状の樹脂製の荷役台であり、四方の側面18Bにそれぞれ2つの開口部20が形成されている。
なお、本実施形態では、パレット18の上面18Aにも、パレット18の下面18Cへ貫通する4つの貫通孔38が形成されている。また、図3(A)に示すように、開口部20の底壁20Aの角部は面取りされており、パレット18の開口部20の入口部分の高さが開口部20内の高さより僅かに高くされている。
<パレット持上げ方法>
パレット持上げ装置10によってパレット18を持上げる場合、まず、図2(A)に示すように、パレット18の側面18Bの2つの開口部20に、パレット持上げ装置10の一対の支持部材12の差込部22をそれぞれ差し込む。
このとき、図3(A)に示すように、支持部材12の差込部22はパレット18の中心線(重心線)より手前の位置まで挿入され、支持部材12の連結部24及びロッド14は開口部20の外側に位置する。また、開口部20の底壁20Aの角部が面取りされており、また、支持部材12の差込部22の高さが開口部20の高さ、すなわち開口部20の底壁20Aから天井壁20Bまでの高さより低くなっているため、開口部20に差込部22を容易に差し込むことができる。
その後、図1(A)に示すジャッキ16によってロッド14を持上げると、図3(B)に示すように、ロッド14及びロッド14に連結された支持部材12は、差込部22の上側平坦面22Aの先端を支点として回転トルクが生じ、ロッド14の中心軸周りに回転する。そして、差込部22の上側平坦面22Aが略水平となり開口部20の天井壁20Bに面接する位置まで支持部材12を回転させると、開口部20の底壁20Aに差込部22の角部28が当接する。
差込部22の上側平坦面22Aが開口部20の天井壁20Bに面接し、差込部22の角部28が開口部20の底壁20Aに当接することで、支持部材12のロッド14の中心軸周りの回転が抑制され、支持部材12の差込部22の開口部20からの抜け出しが抑制される。なお、このとき、差込部22の上側平坦面22Aは、緩衝部材26を介して開口部20の天井壁20Bに当接している。
その後、図1(A)に示すジャッキ16によりロッド14をさらに持上げることで、ジャッキ16の持上げ力がパレット18に作用し、図3(C)に示すように、支持部材12とともにパレット18の一端を持上げることができ、パレット18の下に隙間Sを形成することができる。このとき、パレット18の他端は地面に接したままであるため、パレット18は傾いた状態となる。
<作用、効果>
本実施形態によれば、パレット持上げ装置10の支持部材12の差込部22をパレット18の側面18Bの開口部20へ差し込み、ロッド14をジャッキ16によって持ち上げることで、ロッド14に連結された支持部材12によってパレット18の一端を持上げて傾けることができる。
このため、従来のように、パレットトラックの爪部を開口部20へ差し込んでパレット18全体を平行に持ち上げる構成と比較して、パレット持上げ装置10を簡易な構成とすることができるとともに、地面に接したままのパレット18の他端を梃子の支点とすることで、パレット18を持上げる動力や時間を削減することができる。
なお、パレット18の一端を持上げてパレット18の下に隙間Sを形成することで、例えば隙間Sにボードや台車等を差し込んでパレット18をボードや台車の上に載置することができ、ボードや台車によってパレット18及びパレット18に載置された荷物を運搬することができる。
また、本実施形態によれば、パレット18の開口部20内において、支持部材12の差込部22の上部に形成された上側平坦面22Aが開口部20の天井壁20Bに面接し、支持部材12の差込部22の下部に形成された角部28が開口部20の底壁20Aに当接する。
このため、支持部材12のロッド14の中心軸周りの回転を抑制することができるとともに、支持部材12の差込部22の開口部20からの抜け出しを抑制することができ、支持部材12によってパレット18を安定して持上げることができる。
また、本実施形態によれば、支持部材12の差込部22の上側平坦面22Aが樹脂製の緩衝部材26を介して開口部20の天井壁20Bに面接する。このため、金属製の支持部材12が樹脂製のパレット18に直接当接することでパレット18が傷つくことを抑制することができる。
さらに、本実施形態によれば、ジャッキ16の保持部30の当接面30Aに形成された保持溝36にロッド14が保持されている。このため、ロッド14の保持部30からの脱落を抑制することができるとともに、ジャッキ16によってロッド14を持上げた際に、ロッド14及びロッド14に連結された支持部材12をロッド14の中心軸周りに回転させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るパレット持上げ装置について、図4(A)〜図4(C)を参照して説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付し、一部図示及び説明を省略する。
図4(A)に示すように、本実施形態のパレット持上げ装置40は、ロッド14の長手方向に沿って延び、一対の支持部材12の上部に跨るプレート42を備えている。プレート42は、図4(B)、図4(C)に示すように、断面L字形状とされており、一方の辺42Aが支持部材12の差込部22の上側平坦面22Aにボルト44によって固定されているとともに、他方の辺42Bが上側平坦面22Aに対して略直交する方向に突設されている。
本実施形態のパレット持上げ装置40によれば、支持部材12の差込部22をパレット18の側面18Bの開口部20へ差し込んだ際に、図4(B)に示すように、上側平坦面22Aに突設されたプレート42の辺42Bが開口部20の天井壁20Bの角部に当接する。このため、プレート42によって支持部材12の差込部22の開口部20への差し込み量を規定することができる。
また、図1(A)に示すジャッキ16によってロッド14を持上げ、差込部22の上側平坦面22Aが略水平となる位置まで支持部材12を回転させた際に、図4(C)に示すように、プレート42の辺42Bがパレット18の側面18Bに面接する。このため、プレート42によってパレット18の側面18Bを支持しつつ、支持部材12によってパレット18を安定して持上げることができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明について第1実施形態及び第2実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能である。
例えば、上記の実施形態では、差込部22の上側平坦面22Aを開口部20の天井壁20Bに面接させ、差込部22の角部28を開口部20の底壁20Aに当接させることで、支持部材12の差込部22の開口部20からの抜け出しを抑制していた。しかし、差込部22の開口部20からの抜け出しを抑制しつつ、支持部材12によってパレット18の一端を持上げることができる構成であれば、差込部22の上部及び下部に形成した角部をそれぞれ開口部20の天井壁20B及び底壁20Aに当接させる構成等としてもよい。
また、上記の実施形態では、下側平坦面22Bに対して傾斜した上側平坦面22Aの上部に、シート状の緩衝部材26を貼り付け、緩衝部材26の上面を開口部20の天井壁20Bに当接させる構成としていた。しかし、下側平坦面22Bに対して水平に延びる上側平坦面22Aの上部に、上面が上側平坦面22Aに対して傾斜した緩衝部材26を取り付け、緩衝部材26の上面を開口部20の天井壁20Bに当接させる構成としてもよい。
さらに、支持部材12の差込部22を樹脂製とすることで、上側平坦面22Aの上部に、緩衝部材26を設けずに、差込部22の上側平坦面22Aを開口部20の天井壁20Bに直接当接させる構成としてもよい。
また、ジャッキ16の保持部30の保持溝36内にロッド14を保持する際に、保持溝36の内周面とロッド14の外周面との間に滑り材を挟む構成としてもよい。このようにすることで、ロッド14を中心軸周りにスムーズに回転させることができる。
また、本実施形態では、1つのパレット持上げ装置10、40によってパレット18の一端を持上げる構成としていたが、一対のパレット持上げ装置10、40を用いてパレット18の両端、すなわちパレット18全体を持上げる構成としてもよい。
また、支持部材12及びロッド14を回転可能な状態と回転不可能な状態とに切り替える切替機構がパレット持上げ装置10、40に設けられていてもよい。切替機構を設けることで、支持部材12をパレット18の開口部20に差し込む際には支持部材12を水平状態で保持しつつ、差し込んだ後は開口部20内で回転可能な状態とすることができる。
さらに、上記実施形態では、支持部材12がロッド14に固定され、ロッド14がジャッキ16の保持部30に対して回転可能とされていた。しかし、ロッド14がジャッキ16の保持部30に固定され、支持部材12がロッド14に対して回転可能とされていてもよく、また、支持部材12、ロッド14、及びジャッキ16の保持部30がそれぞれ互いに回転可能とされていてもよい。
また、支持部材12及びロッド14がジャッキ16の保持部30に回転不可能に固定されていてもよい。この場合、パレット18の開口部20に差し込んだ支持部材12を持上げると、支持部材12が開口部20の天井壁20Bに当接した段階で差込部22の上側平坦面22Aの先端側を支点として回転トルクが生じ、パレット18一端が持ち上がる。さらに支持部材12を持上げていくとパレット18の傾斜も大きくなり、差込部22の下側平坦面22Bの基端側が開口部20の底壁20Aに当接する。
10、40 パレット持上げ装置
12 支持部材
14 ロッド
16 ジャッキ
18 パレット
20 開口部
22A 上側平坦面(平坦面)
22 差込部(先端部)
24 連結部(基端部)
26 緩衝部材
28 角部
36 保持溝
42 プレート

Claims (5)

  1. 荷物を載せるパレットの側面に形成された2つの開口部へ先端部がそれぞれ差し込まれる一対の支持部材と、
    前記開口部に前記先端部を差し込んだ際に前記開口部の外側に位置する前記支持部材の基端部の側面を貫通して前記支持部材を連結するロッドと、
    前記開口部へ差し込まれた前記支持部材によって前記パレットの一端を持上げるために前記ロッドを持上げるジャッキと、
    を有し、
    前記支持部材の上部には、前記開口部の天井壁と面接する平坦面が形成され、前記支持部材の下部には、前記開口部の底壁に当接する角部が形成されている、
    パレット持上げ装置。
  2. 前記平坦面には、前記開口部の前記天井壁に当接する緩衝部材が設けられている、請求項に記載のパレット持上げ装置。
  3. 前記支持部材には、前記支持部材を前記開口部に差し込んだ際に、前記パレットの前記側面に当接するプレートが突設されている、請求項1又は2に記載のパレット持上げ装置。
  4. 荷物を載せるパレットの側面に形成された2つの開口部へ先端部がそれぞれ差し込まれる一対の支持部材と、
    前記開口部に前記先端部を差し込んだ際に前記開口部の外側に位置する前記支持部材の基端部の側面を貫通して前記支持部材を連結するロッドと、
    前記開口部へ差し込まれた前記支持部材によって前記パレットの一端を持上げるために前記ロッドを持上げるジャッキと、
    を有し、
    前記ジャッキの前記ロッドに当接する当接面には、前記ロッドを前記ロッドの中心軸周りに回転可能に保持する保持溝が形成されている
    パレット持上げ装置。
  5. 一対の支持部材をパレットの側面に形成された2つの開口部へそれぞれ差し込み、
    前記開口部の外側に位置し、一対の前記支持部材を連結するロッドをジャッキによって持上げることにより、前記支持部材の平坦面を前記開口部の天井壁に面接させるとともに、前記支持部材の角部を前記開口部の底壁に当接させ、
    前記ジャッキにより前記ロッドをさらに持上げることにより、前記パレットの一端を持上げる、パレットの持上げ方法。
JP2016220372A 2016-11-11 2016-11-11 パレット持上げ装置及びパレット持上げ方法 Active JP6535873B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016220372A JP6535873B2 (ja) 2016-11-11 2016-11-11 パレット持上げ装置及びパレット持上げ方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016220372A JP6535873B2 (ja) 2016-11-11 2016-11-11 パレット持上げ装置及びパレット持上げ方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018076167A JP2018076167A (ja) 2018-05-17
JP6535873B2 true JP6535873B2 (ja) 2019-07-03

Family

ID=62150267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016220372A Active JP6535873B2 (ja) 2016-11-11 2016-11-11 パレット持上げ装置及びパレット持上げ方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6535873B2 (ja)

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4936703Y1 (ja) * 1970-10-31 1974-10-07
JPS4943809Y1 (ja) * 1970-12-15 1974-11-30
JPS6313908U (ja) * 1986-07-10 1988-01-29
JPS63247206A (ja) * 1987-04-02 1988-10-13 Taiyo N K D Kk パレツト運搬装置
JPH0641995Y2 (ja) * 1988-12-26 1994-11-02 株式会社豊田自動織機製作所 親子リフトの子リフトフォーク長の調整機構
JPH0575216U (ja) * 1991-03-29 1993-10-15 小野田エー・エル・シー株式会社 パネル持上具
US5582114A (en) * 1995-11-17 1996-12-10 Ge Polymer Logistics Tiltable portable pallet
DE29617184U1 (de) * 1996-10-02 1996-11-21 Chep Deutschland Gmbh Palette und Schleppgerät hierfür
JP4062003B2 (ja) * 2002-07-30 2008-03-19 株式会社豊田自動織機 コイル状体の搬送装置
JP2008273742A (ja) * 2008-04-28 2008-11-13 Kenkichi Sato 多機能引き上げ機兼用台車及び補助具。
JP2010037062A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Taiyo Seiko Kk 重量物持ち上げ移動装置
US9522816B2 (en) * 2015-05-05 2016-12-20 Kenneth Taylor Apparatus and method for moving catalyst bins

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018076167A (ja) 2018-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2813439B1 (en) Adaptor pallet and method of transporting a plurality of dollies by means of an adaptor pallet
KR20230083508A (ko) 적재 화물용 이동식 대차
JP6117727B2 (ja) 昇降台装置
JP6535873B2 (ja) パレット持上げ装置及びパレット持上げ方法
JP6336366B2 (ja) 積荷移動台車
JP5531399B2 (ja) 昇降体のロック装置
JP6162201B2 (ja) フォークカバー
CN215287834U (zh) 一种机械工业自动化用的升降装置
JPH1081240A (ja) パレットトラック
JP6401685B2 (ja) 荷台装置
US9133001B2 (en) Pallet positioning bar
JP2010070284A (ja) 移載装置
KR20170001825U (ko) 중대형 전장장비 설치용 리프트장치
JP6729429B2 (ja) フォークリフト
JP2005324642A (ja) キャスター付き台車の運搬装置
JPH10264826A (ja) 移送台車
JP2002104660A (ja) ローダ
JP7141694B2 (ja) パレットトラック
JP2005255346A (ja) フォークリフト
WO2021256435A1 (ja) ローダ
WO2024046043A1 (zh) 搬运装置及搬运方法
JP2011245952A (ja) ユニット搭載治具
JP2018012448A (ja) 台車
JP2008201493A (ja) 昇降装置
JP4257517B2 (ja) 車体搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6535873

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250