JPS63247206A

JPS63247206A - パレツト運搬装置

Info

Publication number: JPS63247206A
Application number: JP8257687A
Authority: JP
Inventors: Tetsuzo Takoya; 多小谷　鐵三; Hiroshi Ito; 宏伊藤
Original assignee: TAIYO N K D KK
Current assignee: TAIYO N K D KK
Priority date: 1987-04-02
Filing date: 1987-04-02
Publication date: 1988-10-13
Also published as: JPH0559003B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、輸送または保管などに用いられるバレントを
運搬するためのパレット運搬装置に関する。

（従来の技術及びその問題点〕工場における部品、製品または半製品を移動しまたは保
管するために、広く物流システムにおいて商品を輸送ま
たは保管するために、多くのパレットが使用されている
。

従来においては、パレットの運搬のために、フォークリ
フトやハンドリフトなどのバレント運殿装置が用いられ
ている。これら従来のパレット運搬装置は、エンジンま
たはハソテリーモーターのような動力や油圧式のジヤツ
キを用いた大掛かりなものであり、比較的広い場所で大
量のパレットを扱う場合に適している。しかしその反面
、これらのパレット運搬装置は、広い収納スペースと取
り扱いスペースとを要し、また重量が大きいため狭い場
所では操作が容易でばないとともに、パレット運搬装置
自体の運搬が不便であった。

〔問題点を解決するための技術的手段〕本発明は、上述
の問題に鑑み、狭い場所での取り扱いが容易であり、収
納スペースが小さくてすむパレット運搬装置を提供する
ことを目的とし、その技術的手段は、パレットの下面に
挿入して該パレットを支持するための支持部と、該支持
部と一体的に連結された梃バーと、前記支持部の近辺に
回転自在に取りつけられた車輪とを有し、前記支持部に
は、その先端にパレットの下端縁を持ち上げるための持
ち上げ保合部と、パレットの下面に押当して支持する受
け部とが形成されており、該受け部は、前記車輪の軸心
から該受け部への垂下点を挟んだ両側に設けられてなる
ことを特徴とする。

〔作　用］車輪の軸心を中心として梃バーを上方へ回動し、持ち上
げ係合部を低くした状態でパレットの下面に挿入し、こ
のときに梃バーを下方へ回動すると、持ち上げ保合部に
よってパレットの下端縁が持ち上げられ、その後さらに
支持部をパレットの下に挿入することによって、パレッ
トの下面が受け部により支持される。受け部は、車輪の
軸心から当該受け部への垂下点を挟んだ両側に設けられ
ているので、支持部によって支持されるパレットの重量
は全て車輪に作用し、支持部を回転させる力は作用しな
い。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図及び第２図はパレット運搬装置１の側面図及び背
面図である。パレット運搬装置１は、２個の装置本体２
と、装置本体２間を連結するリンク３及びステー４とか
らなっている。各装置本体２は、本体フレーム５と、本
体フレーム５に取りつけられた車輪６とからなる。第３
図をも参照して、本体フレーム５は、パレットＰの下面
に挿入してパレットＰを支持するための支持部７と、支
持部７と一体的に連結された梃バー８とを有しており、
支持部７には、その先端にパレットＰの下端縁を持ち上
げるための持ち上げ係合部９と、バレン）Ｐの下面に押
当して支持する受け部１１とが形成されている。

受け部１１は、車輪６０軸心Ｑから受け部１１への垂下
点Ｒを挟んだ両側に渡って設けられており１、垂下点Ｒ
を挟んで持ち上げ保合部９と反対側には、アール状に突
出した突出部１２が形成されている。

受け部１１上の突出部１２寄りには、バレン）Ｐの滑り
止めのための円錐状の突起１３が設けられている。

なお、受け部１１上の持ち上げ保合部９の横にこれと同
様の持ち上げ係合部１０が設けられており、これらの持
ち上げ保合部９．１０は、使用するパレットＰの地面か
らの高さに応じて使い分ける。

本体フレーム５の上部には、本体フレーム５を凹ませて
偏平状とした偏平部１４が形成されており、この偏平部
１４において、前述のリンク３が連結ビン１５により回
転可能に連結されている。連結ビン１５は、一端がリン
グ１６により、他端がリング１６とチェーン１８で連結
されたスナップビン１７により、それぞれ抜は止めがな
されている。本体フレーム５の上端部は、作業者が持つ
ための把持部８ａとなっている。

また、本体フレーム５の下部には、前述のステー４の両
端が巻きついており、フック１９で止められている。な
お、リンク３は、硬質の合成樹脂や軽金属などからなり
、ステー４は軟質の合成樹脂や布などからなる。これに
よって、２個の装置本体２がそれぞれ自由な姿勢をとる
ことが可能であって、しかもこれらの間隔がほぼ一定に
保持されているとともに、後述のように、パレット運搬
装置１の保管が便利なようになっている。

次に、上述のパレット運搬装置１の使用方法及び作用に
ついて第４図乃至第７図を参照しつつ説明する。

第４図において、パレットＰには、その下面を地面から
浮かすために、また摺動が可能なように、パレットＰの
周囲下端縁の数箇所にスリップシート２０が設けられて
いる。パレット運搬装置１の梃バー８をほぼ垂直に立て
た状態、すなわち持ち上げ係合部９を地面に近づけた状
態で、支持部７をバレン）Ｐの下面に挿入し、持ち上げ
保合部９をバレン）Ｐの下端縁に係合させる。次に、梃
バー８を下方（矢印Ａ方向）へ回動すると、持ち上げ保
合部９によってパレットの下端縁が持ち上げられ、パレ
ットＰの下方が大きく空くので、ここに台座２１を挿入
して仮の支持部材とする（第５図を参照）。その後、さ
らに支持部７をバレントＰの下に挿入し、梃バー８を下
方へ少し下げることによって、バレン）Ｐば支持部７の
突出部１２によって支持される（第５回の状態）。この
ときに、台座２１は取り除いておく。

次に、梃バー８をさらに下方へ下げて支持部７を引き起
こすと、パレットＰはその下面が受け部１１によって支
持される。この状態では、受け部１１が車輪６の軸心Ｑ
から受け部１１への垂下点Ｒを挟んだ両側に設けられて
いるので、支持部７によって支持されるパレットＰの重
量は全て車輪６に作用し、パレットＰは安定的に支持さ
れ、支持部７を回転させる力は作用しない。また、突起
１３がパレットＰの下面に食い込み、パレットＰは受け
部１１上で滑ることなく、支持部７によって安定して支
持される。

ここで、把持部８ａを持って引っ張ることにより、バレ
ン）Ｐを第７図に示す状態で移動または運搬することが
できる。パレット運搬装置１を進みたい方向に引っ張る
ことによって、第８図に示すように平行四辺形状に変形
し、容易に梶をとることができる。また、バレントＰの
変形や寸法誤差などにより地面からの高さがばらついて
いる場合や、運搬中に道路の凹凸によって高さが変動し
た場合には、各梃バー８の傾き角度を調整することによ
り支持部７の最大高さを可変し、各装置本体２に加わる
荷重を均等にし、且つパレットＰを水平に支持すること
ができる。

パレット運搬装置１を収納するときに、第９図に示すよ
うに、２個の梃バー８とリンク３とを一直線状にしてお
くことにより、狭いスペースでの収容が可能で、例えば
トランクの荷台の隅にでも容易に置くことができ、また
、壁などに引っ掛けておくこともできる。さらに、第１
０図に示すように、スナップビン１７及び連結ピン１５
を抜き、２個の装置本体２を互いに逆方向にしてリンク
３とともに重ね合わせ、取り外したステー４及びチェー
ン１８を巻きつけて束ねておけば、より少ないスペース
で収納が可能である。

上述の実施例において、台座２１を装置本体２とチェー
ンなどによって連結しておいてもよい。スリップシート
２０を用いているため、バレンｌ−Ｐの片方のみをパレ
ット運搬装置１により持ち上げて容易に運搬が可能であ
るが、バレット運し装置１とは反対側に補助キャスター
などを用いると、非常に大きなまたは重いパレットをも
容易に運搬可能である。また、パレットＰの寸法形状に
よっては、２個の装置本体２を用いることな（，１個の
装置本体２によってパレット運搬装置１を構成し、バレ
ントを運搬することができる。なお、本発明においてバ
レンＩ・にはコンテナをも含む。

［発明の効果〕本発明によると、簡単な構成にもかかわらず、パレット
のジヤツキアップと移動が容易であり、梶取りも容易で
ある。小型且つ軽量にできるため、狭い場所での取り扱
いが容易であり、収納スペースが小さくてすみ、またパ
レット運搬装置自体の運１般が容易である。しかも、パ
レットの下面を支持する受け部は、車輪の軸心から当該
受け部への垂下点を挟んだ両側に設けられているので、
支持部によって支持されるパレットの重量は全て車輪に
作用し、これによって支持部を回転させる力が作用しな
いため、パレットを安定して支持できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図はパレット運搬装
置の側面図、第２図は同背面図、第３図は支持部の拡大
図、第４図乃至第７図はパレット運搬装置の使用状態を
示す図、第８図はパレット運搬装置の梶取りの状態を示
す図、第９図及び第１０図はパレット運搬装置を収納す
るときの状態を示す図である。 ■・・・パレット運搬装置、２・・・装置本体、３・・
・リンク、４・・・ステー、５・・・本体フレーム、６
・・・車輪、７・・・支持部、８・・・梃バー、９．１
０・・・持ち上げ係合部、１１・・・受け部、１２・・
・突出部、Ｐ・・・パレット、Ｑ・・・軸心、Ｒ・・・
垂下点。出願人　　クイヨーエヌケーディ株式会社代理人　　弁
理士　　久　保　幸　ＩＪ　ｎ第１図第２図第５図第６図Ｐ　　　　　　　　　Ｒ第８図１ζ、−一−５２１第９図第１０図

Claims

【特許請求の範囲】

パレットの下面に挿入して該パレットを支持するための
支持部と、該支持部と一体的に連結された梃バーと、前
記支持部の近辺に回転自在に取りつけられた車輪とを有
し、前記支持部には、その先端にパレットの下端縁を持
ち上げるための持ち上げ係合部と、パレットの下面に押
当して支持する受け部とが形成されており、該受け部は
、前記車輪の軸心から該受け部への垂下点を挟んだ両側
に設けられてなることを特徴とするパレット運搬装置。