JP6533920B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
これによれば、同じ特典遊技状態時でも変動パターン選択テーブルが切替わることにより、変動時間が変更し、恰も異なる特典遊技状態に移行したかのような感覚を遊技者に与え、遊技者の次回の大当りへの期待感や緊張感を高める事が可能となる。
しかしながら、変動パターンが変わっても大当りが直ぐに生起することを示すものではなく、ハズレ変動が続くと大当りへの期待感や緊張感が低下して遊技が単調となるおそれがある。
しかしながら先読み判定では、先読み演出で大当り又はその可能性のあると判断されていない保留記憶の変動時に、いくら大当りの期待度や演出力の高い特別図柄の演出を行っても遊技者としては「先読み演出されていない段階で当選する可能性が低い」と判断して特別図柄の演出が楽しめない。逆に先読み演出の信頼度が低く当否判定との結果が大きく相違すると、先読み演出がなされても遊技者はこれを軽視するため、先読み判定が充分に活用されていないおそれがある。
始動口への入球に起因して乱数値が抽出され、該乱数値を記憶せしめる保留記憶手段と、
前記乱数値に基づいて当否判定を実行する当否判定手段と、
前記当否判定で当選と判定されたことに基づいて賞球の獲得に有利な大当り遊技を実行する大当り遊技実行手段と、
前記当否判定に伴って特別図柄を決定する特別図柄決定手段と、
前記特別図柄を変動せしめた後に確定表示せしめる特別図柄表示装置と、
前記特別図柄の変動パターンを決定する変動パターン決定手段と、
前記特別図柄に対応する演出図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて前記当否判定の結果を報知せしめる演出図柄表示装置と、
前記当否判定手段よりも先に前記乱数値を参照して先読み判定をする先読み判定手段と、
前記大当り遊技終了後の所定の期間を前記始動口への入球が容易な特典遊技状態に設定せしめる特典遊技設定手段と、
前記当否判定が当選と判定した際に決定された前記特別図柄に応じて、前記特典遊技状態の演出上の基準となる変動回数を指定するとともに、該変動回数に対応する基準変動と前記保留記憶手段が記憶可能な上限回数分の変動を一連の特別連続演出期間に設定せしめる特別連続演出期間設定手段と、
前記先読み判定の内容に応じて前記特別連続演出期間の演出内容を決定し、前記演出図柄表示装置の前記演出図柄の変動表示を含む特別演出の制御を行う特別演出制御手段と、を具備し、
前記変動パターン決定手段は、前記特別連続演出期間のうちの前記基準変動より後の変動の変動パターンを、当選であってもハズレであっても、前記少なくとも前記基準変動の前に行われる変動のハズレ変動時間よりも短い短変動時間に設定せしめ、
前記特別演出制御手段は、前記特別連続演出期間の演出として、前記基準変動の変動開始からの所定期間を特別演出待機期間となし、該特別演出待機期間の演出と、前記特別演出待機期間の後に、前記基準変動の前記当否判定の結果及び前記先読み判定の内容に応じた前記特別演出との制御を行う構成とした。
また前記特別連続演出期間のうちの前記基準変動より後の変動の変動パターンは、当選であってもハズレであっても同一時間とし、かつ前記基準変動の前に行われる変動のハズレ変動時間よりも短い変動時間に設定せしめることが望ましい。
また、先読み判定を充分に活用して特別連続演出期間の基準変動より後に当選があるか否かを判定して当選がある場合は、基準変動で当選したように見せかけ、基準変動より後の変動の変動時間を極めて短時間とするので、基準変動後の当選遊技開始演出の間に、前記基準変動より後の変動を消化する。よって、遊技者に違和感を与えずに済む。
更に、特別連続演出期間の始めに特別演出待機期間を設けたので、容易に保留記憶を貯めることができ、特別演出の演出内容と実際の保留記憶数に齟齬が生じないようにすることができ、演出効果を充分に発揮させることができる。
更にまた、基準変動のハズレ時の変動では基準変動の最初の特別演出待機期間中に先読み判定の内容を参照し、特別演出待機期間の終了時に、参照した先読み判定の内容に当りがある場合は、特別演出待機期間終了後の基準変動の演出内容を当選となる演出に決定できる。このように、基準変動と、基準変動時に記憶されている保留記憶の判定内容を参照し、いずれかに当選があれば当選となる演出を行なうため、基準変動において当選となる演出が選択されやすくなるとともに、遊技者には同じ変動で当選したように思わせることができる。また、実質的な変動回数よりも少ない変動回数に見せかけることができ、その見せかけの変動回数の割には当選し易い印象を遊技者に持たせることができる。
請求項1に記載の遊技機において、
前記特別演出制御手段は、前記特別連続演出期間になる前の状態で、保留記憶として前記特別連続演出期間内の変動に該当する記憶があり、該保留記憶が前記先読み判定により当選すると判定された場合は、前記特別連続演出期間よりも前の変動から前記基準変動で当選となるように見せかけるカウントダウン演出を行うことを可能とした。
前枠11の板ガラス110の奥には前記内枠に保持された遊技盤2(図2)が設けてある。
下皿13は上皿12から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿13に溜まった遊技球を遊技店に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。
遊技領域20の中央部にはセンターケース200が装着されている。センターケース200は中央に演出図柄表示装置21(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設されている。またセンターケース200には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。
センターケース200の中央直下位置には、常時、遊技球の入球が可能で、入球により特別図柄(以下、特図という)の抽選を実行する第1特図始動口23Aが設けてあり、更にその直下位置にはチューリップ式普通電動役物からなり、入球時に特図の抽選が実行される特図の第2特図始動口23Bが設置されている。
該第2特図始動口23Bは普通電動役物(以下、単に普電役物という)の開放時にのみ入球(入賞)可能である。普電役物は、普図の抽選で当りとなると所定時間開放する構成である。
主制御装置40、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43は遊技盤2に設けられ、払出制御装置41、発射制御装置44、電源基板45は内枠30に設けられている。図8では発射制御装置44が描かれていないが、払出制御装置41の下に設けてある。
発射制御装置44にはCPU、ROM、RAM等が設けられていない。しかしこれに限るわけではなく、発射制御装置44にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置40からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板38を経てホールコンピュータ500に送られる。
払出制御装置41は、裏配線中継端子板530や払出中継端子板534を介して球タンク31が空状態になったことを検出する球切れSW520、遊技球が払い出されたことを検出する払出SW522、遊技球貯留皿が満杯状態になったことを検出する満杯SW523等の検出信号が入力される。主制御装置40から送られてくるコマンドに応じて払出モータ521を稼働させて遊技球を払い出させる。また、CRユニット端子板535を介してCRユニット60と電気的に接続され、貸出要求信号に応じて払出モータ521を稼働させて貸球を払い出させる。精算表示装置173を介して球貸および精算SW171,172による貸出要求、精算要求の操作信号は、CRユニット60に入力され、プリペイドカードの残高表示はCRユニット60によって制御する。
そしてサブ統合制御装置42は、スピーカ112を駆動して音声を出力することや、各種LEDや各種ランプ113の点灯、消灯等を制御する。更に演出図柄制御装置43へキャラクタなどを表示する擬似演出や特図の擬似図柄の表示態様のコマンドを送信する。
パチンコ機1は、作動ゲート22への入球に起因して普図の当否抽選を行い、普図表示装置29の当否の変動表示を開始する。前記抽選結果が当りであれば、表示装置29に普図の当りを確定表示して第2特図始動口23Bの普電役物を開放する。これにより第2特図始動口23Bへの入球が可能となる。
第1又は第2特図始動口23A,23Bへの入球があると、これに起因して乱数値が抽出され、特図の保留記憶として記憶される。そして記憶された保留記憶の乱数値に基づいて特図の当否判定を行い、特図表示装置28にて特図の変動を開始するとともに演出図柄表示装置21にて特図に対応する擬似演出図柄の変動を開始する。前記当否判定の結果が大当りであれば、各表示装置27、21に大当り図柄(擬似演出大当り図柄)を確定表示して大入賞口24の開放を伴う大当り遊技(特別遊技)を実行する。
また保留記憶の乱数値を、前記当否判定の事前に先読みし、保留記憶の中に当りとなる記憶があるか否かといった予告をする先読み演出が実行される。
確変状態および開放延長状態(以後、特典遊技状態と言う)は、例えば当否判定に伴う特図の変動回数(=当否判定の実行回数)が60回に達するまで継続され、これを期限に、通常の遊技状態に戻す構成である。尚、本パチンコ機は全ての大当り遊技終了後に前記特典遊技状態に移行するが、これに限らず大当り遊技の起因となった大当り図柄に応じて特典遊技状態へ移行する構成としてもよい。
図6に示す「特図始動入賞確認処理」は、前記入賞確認処理(S108)のサブルーチンで、第1、第2特図始動口23A,23Bへの入球を確認し、入球時に抽出した各種乱数値の記憶処理と図柄変動開始時の当否判定(抽選)に先立って、先読み判定を行う処理である。
続いて、特図保留数表示装置291の点灯数を増加させると共にサブ統合制御装置42に現在の保留記憶数を送信する保留個数指定コマンド送信処理を行う(S205)。尚、このS205の処理における保留個数指定コマンドは保留記憶数が上限に達している場合には送信されない(保留個数が0〜3個の場合に送信される)。S205の処理後、又はS200、S201が否定判定(S200:no、S201:no)であれば、リターンする。
確変中でなければ(S312:no)、通常確率(低確率)の当否判定用テーブルと前記大当り決定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う(S314)。
大当りであれば(S315:yes)、S316の処理において、前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り図柄決定用乱数に基づいて大当り図柄を決定する。
S317の処理では、前記当否判定の対象となる保留記憶の変動パターン決定用乱数に基づいて特図の変動パターンを決定する。
尚、S315の処理は特許請求の範囲に記載の当否判定手段に、S316の処理は特別図柄決定手段に、S317の処理は変動パターン決定手段に相当する。
一方、確定図柄表示時間が終了したことを確認すると(S340:yes)、確定図柄表示終了の処理(S341)により特図表示装置28の特図の確定図柄表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42へ特図に対応する擬似図柄の確定表示を終了させるようにコマンドを送信する。
そして大当り開始演出処理(S349)によりサブ統合制御装置42へ大当り演出を開始させるようにコマンドを送信し、「特別遊技処理」に移行する。
続くS353の処理で開放延長フラグが「1」であるか否かを確認し、開放延長フラグが「1」であれば(S353:yes)、続くS354の処理において前記減算後の開放延長カウンタ(回数)が「0」であるか確認する。開放延長カウンタが「0」であれば(S354:yes)、開放延長フラグを「0」にセットする(S355)。
続くS356の状態指定コマンド送信処理では、遊技状態を示す確変フラグや開放延長フラグの情報等を含む状態指定コマンドを、サブ統合制御装置42へ送信する。
前記S401の処理で大入賞口が開放中でなければ(S401:no)、インターバル中か確認し(S402)、インターバル中でなければ(S402:no)、大当り終了演出中か確認し(S403)、大当り終了演出中でなければ(S303:no)、大当り開始演出時間が経過したか確認し(S404)、大当り開始演出時間が経過していれば(S404:yes)、S405の大入賞口の開放処理で大入賞口を開放してリターンする。
一方、最終ラウンドでなければ、(S421:no)、大入賞口の開放設定処理(S423)を実行してリターンする。
次にS436の処理では前記確変設定フラグが「1」であるか確認し、フラグが「1」であれば(S436:yes)、確変機能の繰り返し回数を設定(確変カウンタに「60」をセット)し(S437)、確変フラグに「1」をセットし(S438)、大当り終了コマンド送信の処理(S439)を実行し、この処理でサブ統合制御装置42および演出図柄制御装置43へ大当り終了コマンドを送信し、大当り遊技を終了してリターンする。
尚、本パチンコ機は大当りの生起により、開放延長設定フラグおよび確変設定フラグがともに「1」にセットされておりされ、開放延長フラグおよび確変フラグがともに「1」にセットされ、これにより大当り遊技後の遊技状態が前記特典遊技状態とされる。S435、S437の処理は特許請求の範囲に記載の特典遊技設定手段に相当する。
尚、テーブルの設定は前記「当否判定処理」の大当り設定処理(S318、図8)で設定される。
「図柄2」に対応する変動パターンテーブルでは、特典遊技の開始時に「14分後に決闘リーチが始まるぞ」との内容の予告がなされ、これに応じて、14回目の変動を基準変動とし、10回目の変動から18回目の変動が特別連続演出期間に設定されている。
「図柄3」に対応する変動パターンテーブルでは、特典遊技の開始時に「決闘リーチが2回あるぞ」との内容の予告がなされ、これに応じて、5回目及び14回目の変動を基準変動とし、1回目から9回目の変動及び10回目から18回目の変動がそれぞれ特別連続演出期間に設定されている。
「図柄4」に対応する変動パターンテーブルでは、特典遊技の開始時に「10分後に決闘リーチが始まるぞ」との内容の予告がなされ、これに応じて、10回目の変動を基準変動とし、6回目から14回目の変動が特別連続演出期間に設定されている。
「図柄5」に対応する変動パターンテーブルでは、特典遊技の開始時に「8分後に決闘リーチが始まるぞ」との内容の予告がなされ、これに応じて、8回目の変動を基準変動とし、4回目から12回目の変動が特別連続演出期間に設定されている。
例えば「A変動」では、当否判定のハズレ時の変動パターンが、保留記憶を貯めるために設ける「特別演出待機期間」を含む「15秒」とされている。一方、当否判定の当り時の変動パターンは、「特別演出待機期間」と「擬似連続演出(4回)」及び「リーチ演出」を合わせた「85秒」に設定されている。
「B変動」では、ハズレ時の変動パターンが「10秒」とされ、当り時の変動パターンが「擬似連続演出(3回)」と「リーチ演出」を合わせた「70秒」に設定されている。
「C変動」では、ハズレ時の変動パターンが「10秒」とされ、当り時の変動パターンが「擬似連続演出(2回)」と「リーチ演出」を合わせた「60秒」に設定されている。
「D変動」では、ハズレ時変動パターンが「10秒」とされ、当り時の変動パターンが「擬似連続演出(1回)」と「リーチ演出」を合わせた「50秒」に設定されている。
「E変動」では、ハズレ時の変動パターンおよび当り時の変動パターンともに、「特別演出待機期間」と「リーチ演出」を合わせた「45秒」に設定されている。更にE変動中に先読みにより保留記憶内に当り判定があるときも「45秒」に設定されている。
「F変動」では、ハズレ時の変動パターンおよび当り時の変動パターンともに、「0.6秒」に設定されている。
尚、分かりやすいようにA〜F変動のみが設定されている実施形態で示したが、他の回数のところも予め変動が設定されていてもよい。そうすれば、60回すべてで変動時間を管理して狙った演出を実行することが可能となる。例えば60回に近づくに連れて変動時間を長くして、より濃密な演出をおこなったり、逆に変動時間を短くすることにより緊張度を高めていったり、特別連続演出期間とはことなる連続演出期間を設けるといったことができる。
例えば、特別連続演出期間の最初の変動(A変動)で大当りが生起した場合、その変動パターンは「85秒」に設定され、図16(a)に示すように、特別図柄表示装置28においてA変動の特図を変動せしめ最後に大当り図柄を確定表示せしめる。
一方、演出図柄表示装置21においては、特別演出待機期間の演出を行なった後、恰もA変動がハズレの確定表示された擬似演出を行ない、後にB変動がハズレの確定表示された擬似演出を行ない、次にC変動、更にはD変動がハズレの確定表示された擬似演出を行ない、後にE変動にてリーチ演出から大当りとなるように見せかける特別演出(擬似連続演出)を行なう。
続くB変動で大当りが生起した場合、その変動パターンは「70秒」に設定され、特別図柄表示装置28においてB変動の特図の図柄変動及び大当り図柄の確定表示を行う。一方、演出図柄表示装置21においては、恰もB変動、C変動及びD変動がハズレの確定表示された擬似演出を行ない、後にE変動にてリーチ演出から大当りとなるように見せかける擬似連続演出を行なう。
続くE変動で大当りが生起した場合、その変動パターンは「45秒」に設定され、該変動パターンに応じて、特別図柄表示装置28においてE変動の特図の図柄変動及び大当り図柄の確定表示を行う一方、演出図柄表示装置21においては、E変動のリーチ演出から大当りとなる演出を行なう。
一方、演出図柄表示装置21においては、特別演出待機期間の演出を行なった後、恰もE変動で大当りが生起したように見せかけるリーチ演出からの大当り演出を45秒の変動パターンに応じて行い、その後、特別図柄表示装置28にF6からF8変動のハズレ変動を経てF9変動の大当り図柄が確定表示されるまで、大当り遊技開始の擬似演出(消化演出)を行なう。
尚、F6変動、F7変動、F8変動が大当りとなる判定がなされた場合も同様に、特別図柄表示装置28においてE変動のハズレ変動を行った後に、F6変動、F7変動、F8変動の大当り変動を短時間(0.6秒)の変動パターンで実行し、大当り図柄を確定表示せしめ、演出図柄表示装置21においては、恰もE変動で大当りが生起したように見せかけるリーチ演出からの大当り演出を行い、その後、特別図柄表示装置28にF6変動、F7変動、F8変動の大当り図柄が確定表示されるまで、大当り遊技開始の擬似演出(消化演出)を行なう。
図17(a)に示すように、演出図柄表示装置21の表示画面には、大当り遊技終了後、遊技状態が前記特典遊技状態に移行すると、大当り図柄により選択された変動パターンテーブルに応じて演出の内容の告知表示211がなされる。図例では大当り図柄「図1」に基づくもので、「5分後に決闘リーチが始まるぞ!」といった内容の告知表示211がなされる。
尚、告知表示211は、大当り図柄に応じて、図15(b)に示す告知内容が表示される。
その後、図17(b)に示すように、告知表示211が終了して、前記特典遊技状態であることを示すST表示212に切替えられる。
前記特別演出待機期間が終了すると、図18(b)に示すA変動に応じた演出が開始される。尚、図例はA変動が大当りの場合を説明する。
この場合、表示画面の左側上部に小さく擬似演出図柄252が変動表示され、表示画面中央に表示された空手家253がボスを倒せば大当りとなるといった予告表示214がなされる。
また表示画面の下端には、決闘リーチ演出がなされるまでの残り時間表示215がなされる。尚、残り時間は実質的に変動回数であり、1回の変動を約1分とし、A変動であれば「残り4分」、B変動であれば「残り3分」(図18(c))、C変動であれば「残り2分」(図19(a))、D変動であれば「残り1分」(図19(b))と表示される。
前記S504の処理において保留記憶が満杯でなければ(S504:no)、通常の演出を開始する(S506)。例えば、当該変動が大当りであればリーチ演出を経て大当り演出を行なう。一方、ハズレであればハズレ演出を行なう。
尚、保留記憶が満杯であることを条件に特別演出を開始するとしたが、例えば保留記憶数2個以上であることを条件にしたりすることも考えられる。本実施形態では確変や時短といった始動口への入賞が容易な遊技状態で行なうことを考えており、2個以上あれば変動を消化するまでに新たな保留記憶が発生する可能性が高いためである。
前記S511の処理において特別演出が選択されていなければ(S511:no)、通常の演出を開始する(S513)。例えば、当該B変動が大当りであればリーチ演出を経て大当り演出を行なう。一方、ハズレであればハズレ演出を行なう。
特別演出が選択されていなければ(S521:no)、通常の演出を開始する(S523)。例えば、当該C変動が大当りであればリーチ演出を経て大当り演出を行なう。一方、ハズレであればハズレ演出を行なう。
特別演出が選択されていなければ(S531:no)、通常の演出を開始する(S533)。例えば、当該D変動が大当りであればリーチ演出を経て大当り演出を行なう。一方、ハズレであればハズレ演出を行なう。
一方、いずれかに大当りがなければ(S545:no)、S547の処理においてE変動に関する決闘リーチから敗北演出(図19(c)、図21(b)参照)を開始する。
尚、S505、S512、S522、S546の処理は特許請求の範囲に記載の特別演出制御手段に相当する。
特別連続演出期間の基準変動より前で大当りした場合は、特別図柄表示装置28で変動表示される当該大当りの特別図柄の1変動の間に、演出図柄表示装置21における演出上では恰も基準変動まで複数の変動が行われたように見せかけて基準変動にて大当りを示す。一方、先読み判定を充分に活用して特別連続演出期間の基準変動より後に大当りがあるか判定して大当りがある場合は、基準変動で大当りしたように見せかけ、基準変動より後の変動の変動時間を極めて短時間としたので、基準変動後の大当り開始演出の間に、前記基準変動より後の変動を消化する。よって、遊技者に違和感を与えずに済む。
尚、本実施形態では保留上限個数を4個で説明したが、特1、特2の遊技構成ならば各々の保留上限個数4個を合わせて8個で特別連続演出を行なうことも考えられる。そうなれば17変動の期間を用いて特別連続演出が行えるため、より基準変動での大当りの可能性が高くなるとともに(前後8変動の当否が関わってくるため)、期間をそれだけ長くすることができるため、より深い物語の表現が可能になり、特別連続演出の演出力を向上させることができるようになる。
かつ、大当り図柄の「図柄2、図柄4、図柄5」に対応する変動パターンテールでは、特別連続演出期間のA変動、B変動、C変動が保留記憶される可能性があるG変動を設定し、G変動において先読み判定によりA変動、B変動、C変動に大当りがある場合に特別先読み演出を行なう構成である。
一方、演出図柄表示装置21においては、恰もE変動で大当りが生起したように見せかけるリーチ演出からの大当り演出を45秒の変動パターンに応じて行い、その後、特別図柄表示装置28にF15からF17変動のハズレ変動を経てF18変動の大当り図柄が確定表示されるまで、大当り遊技開始の擬似演出を行なう。
更に、特別連続演出期間の前に(G変動にて)、特別連続演出期間の基準変動より前のA変動、B変動、C変動、D変動を先読み判定して、これらに大当りがあると判定されたときには、これが分かった時点からカウントダウンを行い基準変動で大当りしたように見せかける。こうすることによりカウントダウン期間を延ばすことができ、遊技者の期待感を高めることができる。
また本発明は、パチンコ機台内に所定数の遊技球が封入され、封入された遊技球を遊技盤の遊技領域に向けて発射するとともに、発射された遊技球を回収し、回収した遊技球を再度発射することで内部の所定数の遊技球を循環的に使用して遊技を行う封入式パチンコ機に適用してもよい。
その場合は、発射可能数も参照して、特別演出待機期間で保留を満杯にすることが不可能な発射可能数である場合は特別連続演出を選択しないようにすることもできる。環境として特別連続演出が可能な時にしか行なわないようにすることにより、より自然に特別連続演出に移行させることができるようになる。
また、E変動での特別演出待機期間での演出内容の選択方法として、追加入賞した保留記憶の当否内容により大当り演出にするかハズレ演出にするか決定していたが、E変動がハズレの場合はハズレ演出を選択し、F変動の時間を用いてハズレからの復活当り演出(一旦ハズレとなったと見せかけて、再変動して当り図柄が揃う演出)を行なうことも考えられる。これならばE変動の際に特別演出待機期間を設ける必要もなくなるし、E変動中の追加保留の内容により変動途中で演出内容を選択するといった制御も必要もなくなる。
また、E変動とF変動で1変動に見せかける制御を用いれば、実質的な変動回数よりも少ない変動回数に見せかけつつ、その見せかけの変動回数の割には大当りし易いことを利用して、同じ確変でもより有利な確変状態(E変動とF変動で1変動に見せかける制御)と普通の確変状態を有しているように見せかけることも可能となる。その場合は有利な確変状態の実質的な変動回数を普通の確変状態よりも多くし、見かけ上の変動回数を同一にすればより一層効果が増す。
2 遊技盤
21 演出図柄表示装置
23A 第1特図始動口(始動口)
23B 第2特図始動口(始動口)
24 大入賞口
28 特別図柄表示装置
40 主制御装置(保留記憶手段、当否判定手段、特別図柄決定手段、変動パターン設定手段、先読み判定手段、特典遊技設定手段、特別連続演出期間設定手段)
42 サブ統合制御装置(サブ制御装置、特別演出制御手段)
Claims (2)
- 始動口への入球に起因して乱数値が抽出され、該乱数値を記憶せしめる保留記憶手段と、
前記乱数値に基づいて当否判定を実行する当否判定手段と、
前記当否判定で当選と判定されたことに基づいて賞球の獲得に有利な大当り遊技を実行する大当り遊技実行手段と、
前記当否判定に伴って特別図柄を決定する特別図柄決定手段と、
前記特別図柄を変動せしめた後に確定表示せしめる特別図柄表示装置と、
前記特別図柄の変動パターンを決定する変動パターン決定手段と、
前記特別図柄に対応する演出図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて前記当否判定の結果を報知せしめる演出図柄表示装置と、
前記当否判定手段よりも先に前記乱数値を参照して先読み判定をする先読み判定手段と、
前記大当り遊技終了後の所定の期間を前記始動口への入球が容易な特典遊技状態に設定せしめる特典遊技設定手段と、
前記当否判定が当選と判定した際に決定された前記特別図柄に応じて、前記特典遊技状態の演出上の基準となる変動回数を指定するとともに、該変動回数に対応する基準変動と前記保留記憶手段が記憶可能な上限回数分の変動を一連の特別連続演出期間に設定せしめる特別連続演出期間設定手段と、
前記先読み判定の内容に応じて前記特別連続演出期間の演出内容を決定し、前記演出図柄表示装置の前記演出図柄の変動表示を含む特別演出の制御を行う特別演出制御手段と、を具備し、
前記変動パターン決定手段は、前記特別連続演出期間のうちの前記基準変動より後の変動の変動パターンを、当選であってもハズレであっても、前記少なくとも前記基準変動の前に行われる変動のハズレ変動時間よりも短い短変動時間に設定せしめ、
前記特別演出制御手段は、前記特別連続演出期間の演出として、前記基準変動の変動開始からの所定期間を特別演出待機期間となし、該特別演出待機期間の演出と、前記特別演出待機期間の後に、前記基準変動の前記当否判定の結果及び前記先読み判定の内容に応じた前記特別演出との制御を行うことを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載の遊技機において、
前記特別演出制御手段は、前記特別連続演出期間になる前の状態で、保留記憶として前記特別連続演出期間内の変動に該当する記憶があり、該保留記憶が前記先読み判定により当選すると判定された場合は、前記特別連続演出期間よりも前の変動から前記基準変動で当選となるように見せかけるカウントダウン演出を行うことを可能としたことを特徴とする遊技機。
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