JP6349499B2 - 遊技機 - Google Patents
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またこの種のパチンコ機には、複数の始動口を設けるとともに、各始動口に応じて個別に当否判定を行う複数の特別図柄を備え、複数の特別図柄の変動表示を同時に行う構成としたものがある(例えば、下記特許文献1,2参照)。
これらによれば、いずれの遊技機も複数の特別図柄の当否判定が同時に行われるので、一台の遊技機で複数の遊技を楽しむことができる。
また、従来の複数の特別図柄を一つの図柄表示装置で同時変動を行う構成では、限られた変動時間内、限られた表示画面内で複数の変動表示を行うため、遊技者にアピールする演出力に乏しく、期待感やスリル感を向上するのに充分ではなく、その分、遊技が単調になるおそれがあった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、複数の特別図柄を同時変動可能な構成であっても、遊技者に充分にアピールする演出ができ、遊技者の期待感やスリル感を向上するとともに、同時変動により可能な新たな遊技性を発揮することができ、遊技が単調になることなく興趣の豊かな遊技が可能な遊技機を提供することを課題としてなされたものである。
該第1特別図柄始動口への入球に起因して大当りか否かの第1特別図柄の当否判定を実行する第1特別図柄当否判定手段と、
普通図柄の抽選の結果に応じて開放作動する電動役物内に設けられた第2特別図柄始動口と、
該第2特別図柄始動口への入球に起因して大当りか否かの第2特別図柄の当否判定を実行する第2特別図柄当否判定手段と、
第1特別図柄に対応する演出表示および第2特別図柄に対応する演出表示が演出図柄を用いて行われ、前記各当否判定の結果を遊技者に報知する演出図柄表示装置と、を備え、
第1特別図柄又は第2特別図柄の大当りにより大当り遊技に移行する遊技機において、
遊技球が発射される遊技領域は、その左側領域で遊技球を流下せしめる左打ち遊技と、右側領域で遊技球を流下せしめる右打ち遊技とが可能な構成とされ、
前記第1特別図柄始動口は前記遊技領域の左右両側の領域にそれぞれ配置され、
前記第2特別図柄始動口は前記左打ち遊技および右打ち遊技のいずれの遊技でも入球可能な位置に配置され、
入球により前記普通図柄の抽選を実行せしめる普通図柄始動口は左右いずれか一方の領域に配置され、
前記第1特別図柄の当否判定に伴う第1特別図柄の変動表示と前記第2特別図柄の当否判定に伴う第2特別図柄の変動表示とを、同時変動可能に表示せしめる図柄表示制御手段と、
第1特別図柄および第2特別図柄が同時変動表示中に一方の特別図柄が大当りとなると、他方の特別図柄をハズレで確定表示せしめる停止処理手段と、
大当り遊技終了後に、前記電動役物の開放作動を入球に有利に延長する開放延長作動手段と、を備え、
該開放延長作動手段は、第1特別図柄の大当り遊技後よりも高い確率で第2特別図柄の大当り遊技後に開放延長を作動せしめる構成となし、
前記遊技領域の左右両側に配置された前記各第1特別図柄始動口への入球を判別する第1特別図柄始動口入球判別手段と、
左右いずれかの第1特別図柄始動口への入球に応じて、前記第1特別図柄に対応する演出表示を切替制御せしめる演出切替制御手段と、を備え、
前記演出切替制御手段は、前記開放延長が作動していない状態では、前記普通図柄始動口と同側領域に配置された第1特別図柄始動口への入球に応じる前記演出表示として、前記演出図柄のみで演出表示を行い、他方の第1特別図柄始動口への入球に応じる前記演出表示として、前記演出図柄および該演出図柄とは異なる演出画像を組み合せて演出表示を行う構成とする。
その上で、同時変動時に一方の特別図柄が大当りとなると、他方の特別図柄をハズレで確定表示するようにしたこと、第2特別図柄の変動時間を第1特別図柄のそれよりも短時間としたこと、更には開放延長時に第1特別図柄の保留記憶に大当りとなる可能性のある先読み表示をするようにしたことにより、第1特別図柄の先読み表示された保留記憶の変動終了までに第2特別図柄で当たりを得て開放延長を継続させることを目指す遊技性が生まれ、遊技者へのアピール力が高く、遊技者に高い期待感やスリル感を与えることができ、遊技の興趣を向上することができる。
また、通常遊技(開放延長作動なし)の第1特別図柄の演出表示の遊技者にアピールする演出力を高くすることができ、該演出表示により通常遊技においても遊技者を楽しませることができる。更に、通常遊技は普通図柄始動口とは反対側領域での遊技を促すことができ、反対側領域での遊技および開放延長作動時の普通図柄始動口と同側領域での遊技と打ち分ける楽しさを提供することができる。
前枠11の板ガラス110の奥には前記内枠に保持された遊技盤2(図2)が設けてある。
下皿13は上皿12から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿13に溜まった遊技球を遊技店に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。
センターケース200には中央に演出図柄表示装置21(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設されている。またセンターケース200には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋(遊技球通路)、ステージなどが設けられている。
左遊技領域20Lを狙うには発射ハンドル14を操作して遊技球を弱めに発射する「左打ち」を行う。一方、右遊技領域20Rへは遊技球を強く発射する「右打ち」を行う。
右遊技領域20Rの下端部(前記右側の遊技球通路の出口)と対応する位置には、普通電動役物(普電役物)により開閉可能であり、開放時にのみ入球可能の第2特別図柄始動口(以下、第2特図始動口という)24が設けられている。
また、パチンコ機1の裏側には、主制御装置40、払出制御装置41、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43、発射制御装置44、電源基板45が設けられている。
発射制御装置44にはCPU、ROM、RAM等が設けられていない。しかしこれに限るわけではなく、発射制御装置44にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置40からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板38を経てホールコンピュータ500に送られる。
主制御装置40と払出制御装置41とは双方向通信が可能である。
そしてサブ統合制御装置42は、スピーカ112を駆動して音声を出力することや、各種LEDや各種ランプ113の点灯、消灯等を制御する。更に演出図柄制御装置43へキャラクタなどを表示する擬似演出や特図の擬似図柄の表示態様のコマンドを送信する。
パチンコ機1は、通過ゲート22への入球に起因して普図用の乱数値が抽出され、該乱数値に基いて普図の当否抽選を行い、当否抽選の結果が当りであれば、表示装置28に当選結果を確定表示して前記普電役物を開放する。これにより第2特図始動口24への入賞が可能となる。
左右の第1特図始動口23A,23Bのいずれかへの入球があると、これに起因して第1特図用の乱数値が抽出され、該乱数値に基づいて第1特図の当否判定を行い、第1特図表示装置27Aにおいて第1特図の図柄変動、演出図柄表示装置21において第1特図に対応する擬似演出図柄の図柄変動を開始する。
一方、第2特図始動口24への入球があると、これに起因して第2特図用の乱数値が抽出され、該乱数値に基づいて第2特図の当否判定を行い、第2特図表示装置27Bにおいて第2特図の図柄変動、演出図柄表示装置21において第2特図に対応する擬似演出図柄の図柄変動を開始する。
そして、第1特図および第2特図の図柄変動は、一方の特図が変動中であっても、他方の特図の当否判定が実行されると、各特図表示装置27A,27Bは勿論、演出図柄表示装置21では画面が2分割されて、両特図が同時に変動する。
尚、以後の説明では、演出図柄表示装置21での第1特図に対応する擬似演出図柄および第2特図に対応する擬似演出図柄の図柄変動、確定表示を中心に説明し、第1特図に対応する擬似演出図柄を単に第1特図とし、第2特図に対応する擬似演出図柄を単に第2特図とする。
開放延長の平均変動は第1特図と第2特図とで相違し、第1特図では当否判定結果が大当り遊技後に開放延長機能が付与されない大当り時には最大3分とされる。これに対して第2特図の平均時間は4秒に設定されている。また普電役物の開放動作(時間)は、通常0.2秒で、開放延長時には1秒の開放動作が3回行われる。
普図の当選確率は、通常300分の1で、開放延長時には約1とされる。
賞球は、左右の第1特図始動口23A,23Bおよび第2特図始動口24へのいずれの入賞でも3個であり、大入賞口25および他の入賞時には10個の賞球が払出される。
図6は主制御装置40で実行される「メインルーチン」のフローチャートを示し、「メインルーチン」は本処理(S100〜S110,S115)と残余処理(S111)とで構成され、2ms又は4ms周期の割り込み信号に起因して開始され、最初に正常割り込みか否かを判断する(S100)。この判断はRAMの特定アドレスに特定の数値が書き込まれているか否かに基づいて行われ、ここで否定判断(S100:no)なら初期設定(S115)を実行する。前述の正常割り込みか否かを判断するための数値は、この初期設定の一環としてRAMに書き込まれる。
図7に示す「始動入賞確認処理1」は前記入賞確認処理(S107)のサブルーチンで、左右の第1特図始動口23A,23Bおよび第2特図始動口24への入球があれば(S200:yes)、入球に対応する特図の保留記憶が満杯か確認する(S201)。本実施形態における記憶可能な保留記憶数は第1特図、第2特図いずれも4個である。
次にS313の処理で、予め設定された当否判定用テーブルと前記当否判定の対象となる第1特図の保留記憶の大当り決定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う。尚、前記S313の処理は特許請求の範囲に記載の「第1特別図柄当否判定手段」に相当する。
そしてS315の処理で、前記当否判定用テーブルと前記当否判定の対象となる第2特図の保留記憶の大当り決定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う。尚、前記S315の処理は特許請求の範囲に記載の「第2特別図柄当否判定手段」に相当する。
S318の処理では、前記当否判定の対象となる保留記憶の変動パターン決定用乱数に基づいて、演出図柄表示装置21に表示される特図の大当り用の変動時間などといった変動パターンを決定する。
一方、確定図柄表示時間が終了したことを確認すると(S330:yes)、確定図柄表示終了の処理(S331)により第1、第2特図表示装置27A,27Bの確定図柄表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42へ確定表示を終了させるようにコマンドを送信する。
そして大当り開始演出処理(S337)によりサブ統合制御装置42へ大当り演出を開始させるようにコマンドを送信し、「特別遊技処理」に移行する。
S332の処理で、大当りになる組合せでなければ(S332:no)、「特別遊技処理」に移行する。
S401の処理で大入賞口が開放中でなければ(S401:no)、インターバル中か確認し(S402)、インターバル中でなければ(S402:no)、大当り終了演出中か確認し(S403)、大当り終了演出中でなければ(S403:no)、大当り開始演出時間が経過したか確認し(S404)、大当り開始演出時間が経過していれば(S404:yes)、S405の大入賞口開放処理で大入賞口25を開放してリターンする。
一方、最終ラウンドでなければ、(S415:no)、大入賞口25の開放処理(S417)を実行してリターンする。
図15ないし図17は「変動演出切替処理」のフローチャートを示し、この処理は、左第1特図始動口23A、右第1特図始動口23B又は第2特図始動口24のいずれの入球に対応する変動が確認して、各入球に対応する図柄変動の演出を設定し、かつ単独の変動であるか同時変動であるか設定する。尚、特許請求の範囲に記載の「図柄表示制御手段」に相当する。
一方、前記S503の処理で、第2特図が変動中であれば(S503:yes)、第1特図と第2特図との同時変動を実行するように演出図柄制御装置43および演出図柄表示装置21に制御コマンドを送信する(S505)。
尚、前記S504の処理で実行される左第1特図用の演出は、前記S513の処理で実行される右第1特図用の演出よりも演出力の高い表示を実行する。
一方、前記S512の処理で、第2特図が変動中であれば(S512:yes)、第1特図と第2特図との同時変動を実行するように演出図柄制御装置43および演出図柄表示装置21に制御コマンドを送信する(S514)。
一方、前記S521の処理で、第1特図が変動中であれば(S521:yes)、第1特図と第2特図との同時変動を実行するように演出図柄制御装置43および演出図柄表示装置21に制御コマンドを送信する(S523)。
前記確定図柄が大当りであれば(S601:yes)、第2特図(特2)が変動中であるか否かを確信し(S602)、変動中であれば(S602:yes)、第2特図を強制的に停止してハズレ図柄を確定表示させる(S603)。
前記S603又はS605の処理の後、第1特図および第2特図の両方の図柄変動を終了し、大当り遊技の演出が開始に向けて変動待機処理を行う(S606)。
尚、「強制停止処理」は特許請求の範囲に記載の「停止処理手段」に相当する。
確定図柄が大当りであれば(S611:yes)、第1特図(特1)が変動中であるか否かを確信し(S612)、変動中であれば(S612:yes)、第1特図を強制的に
停止してハズレ図柄を確定表示させる(S613)。
前記S613又はS615の処理の後、第1特図および第2特図の両方の図柄変動を終了し、大当り遊技の演出が開始に向けて変動待機処理を行う(S616)。
図20に示すように、「カウントダウン演出開始処理」では、開放延長が作動中か否かを確認し(S700)、開放延長作動中であれば(S700:yes)、第1特図の変動パターン(特1変動パターン)を受信した否かを確認する(S701)。
下半部には3桁の数字からなる第2特図表示211と第2特図の保留記憶表示214を表示する。
下半部には第2特図表示211と第2特図の保留記憶表示214を表示する。
勿論、通常遊技で右打ちを行ってよいが、同時変動でなくても右第1特図始動口23Bへの入球に対応する特別図柄の変動表示は、左第1特図始動口23Aの変動に比べて簡素である。また通常遊技では、普図の当選確率が低く、第2特図始動口24が開かず入球が望めない。従って、通常遊技では自然に左打ち遊技が行われる。尚、左第1特図始動口23Aと第2特図始動口24が同時に変動した際には、演出よりも抽選結果を報知する方を優先して、図21(b)の表示を行なえばよい。
開放延長状態の右打ち遊技では、右第1特図始動口23への入球と第2特図始動口24への入球により第1特図と第2特図の同時変動が生起し、大当りの獲得に有利となる。
しかし、開放延長状態での第1特図の変動時間は長く、この間に変動時間が短い第2特図の多数回の変動が可能である。従って、第1特図が停止する前に第2特図で大当りを引けば、第1特図が強制的にハズレで処理され、開放延長が終了する危機を回避するとともに大当り遊技を楽しむことができるといった新規な遊技性が発揮され、しかもカウントダウン演出により第1特図の変動の残り時間を表示するので遊技者へのアピール力が高く、遊技者に高い期待感やスリル感を与え、興趣の豊かな遊技を実現できる。
本実施形態のパチンコ機は、開放延長作動中、第1特図始動口23A,23Bへの入球時に第1特図の保留記憶を先読みし、第1特図の保留記憶に開放延長が作動しない大当りとなる可能性がある記憶があると、そのことを示唆する先読み演出を行なうものである。
保留記憶が満杯でなければ(S211:no)、S212の抽出乱数保留記憶処理において、入球に起因して抽出した複数の乱数値(大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数等)を保留記憶として記憶する。またこの処理では、保留数表示装置271の点灯数を1つ増加させるとともに、サブ統合装置42へ現在の保留記憶数を送信する特図保留数コマンドの送信処理を行う。尚、前記S212の処理は特許請求の範囲に記載の「第1保留記憶手段」に相当する。
一方、第2特図の保留記憶に関しては、先の実施形態と同様に、前記「始動入賞確認処理1」(図7)において処理される。前記S202の処理は特許請求の範囲に記載の「第2保留記憶手段」に相当する。
続くS214の先読み判定コマンド送信処理では、S213による先読み判定の結果を先読み判定コマンドとしてサブ統合装置42へ送信する。
図23に示すように、「先読み演出開始処理」では、開放延長が作動中か否かを確認し(S800)、開放延長作動中であれば(S800:yes)、前記先読み判定コマンドを受信した否かを確認する(S801)。
更に先読み表示219に対応する図柄変動が開始されると、先の実施形態と同様に前記カウントダウン演出が行なわれるので、そのことを示唆するテロップ217を表示する。
下半部には第2特図表示211と第2特図の保留記憶表示214を表示する。
また、前記の「変動演出切替処理」、「強制停止処理」、「カウントダウン演出開始処理」などの処理を、サブ統合制御装置42に代えて演出図柄制御装置43で処理する構成としてもよい。
2 遊技盤
20 遊技領域
20L 左側領域
20R 右側領域
21 演出図柄表示装置(演出表示手段)
22 通過ゲート(普通図柄始動口)
23A,23B 第1特別図柄始動口
24 第2特別図柄始動口
40 主制御装置(第1特図当否判定手段、第1保留記憶手段、第2特図当否判定手段、第2保留記憶手段、開放延長作動手段、先読み判定手段、第1特別図柄始動口入球判別手段)
42 サブ統合制御装置(図柄表示手段、停止処理手段、残り時間表示手段、先読み表示手段、演出切替制御手段)
Claims (1)
- 常時入球が可能な第1特別図柄始動口と、
該第1特別図柄始動口への入球に起因して大当りか否かの第1特別図柄の当否判定を実行する第1特別図柄当否判定手段と、
普通図柄の抽選の結果に応じて開放作動する電動役物内に設けられた第2特別図柄始動口と、
該第2特別図柄始動口への入球に起因して大当りか否かの第2特別図柄の当否判定を実行する第2特別図柄当否判定手段と、
第1特別図柄に対応する演出表示および第2特別図柄に対応する演出表示が演出図柄を用いて行われ、前記各当否判定の結果を遊技者に報知する演出図柄表示装置と、を備え、
第1特別図柄又は第2特別図柄の大当りにより大当り遊技に移行する遊技機において、
遊技球が発射される遊技領域は、その左側領域で遊技球を流下せしめる左打ち遊技と、右側領域で遊技球を流下せしめる右打ち遊技とが可能な構成とされ、
前記第1特別図柄始動口は前記遊技領域の左右両側の領域にそれぞれ配置され、
前記第2特別図柄始動口は前記左打ち遊技および右打ち遊技のいずれの遊技でも入球可能な位置に配置され、
入球により前記普通図柄の抽選を実行せしめる普通図柄始動口は左右いずれか一方の領域に配置され、
前記第1特別図柄の当否判定に伴う第1特別図柄の変動表示と前記第2特別図柄の当否判定に伴う第2特別図柄の変動表示とを、同時変動可能に表示せしめる図柄表示制御手段と、
第1特別図柄および第2特別図柄が同時変動表示中に一方の特別図柄が大当りとなると、他方の特別図柄をハズレで確定表示せしめる停止処理手段と、
大当り遊技終了後に、前記電動役物の開放作動を入球に有利に延長する開放延長作動手段と、を備え、
該開放延長作動手段は、第1特別図柄の大当り遊技後よりも高い確率で第2特別図柄の大当り遊技後に開放延長を作動せしめる構成となし、
前記遊技領域の左右両側に配置された前記各第1特別図柄始動口への入球を判別する第1特別図柄始動口入球判別手段と、
左右いずれかの第1特別図柄始動口への入球に応じて、前記第1特別図柄に対応する演出表示を切替制御せしめる演出切替制御手段と、を備え、
前記演出切替制御手段は、前記開放延長が作動していない状態では、前記普通図柄始動口と同側領域に配置された第1特別図柄始動口への入球に応じる前記演出表示として、前記演出図柄のみで演出表示を行い、他方の第1特別図柄始動口への入球に応じる前記演出表示として、前記演出図柄および該演出図柄とは異なる演出画像を組み合せて演出表示を行うことを特徴とする遊技機。
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