JP4206473B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、図柄表示部と、始動入賞に基いて図柄表示部に図柄を変動停止させ、図柄が所定の表示態様となることを条件に、遊技者に特典付与を認識させる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の遊技機の一態様として、遊技盤面に、図柄表示装置と、図柄表示装置において図柄の変動を開始させる始動口とを備え、始動口への入賞に基いて図柄表示部に図柄を変動停止させ、図柄が所定の表示態様となることを条件に、遊技者に特典付与を、例えば、大当り或いは確率変動を認識させるパチンコ遊技機が公知である。
【0003】
そして、この種のパチンコ遊技機では、図柄表示装置における図柄変動の演出は、1回の始動口への入賞について変動開始後1回で図柄確定を行うものが一般的であるが、変動開始後に1回図柄変動が停止し、再び図柄変動が行われて図柄確定となる所謂再変動を行うものが提案されている。遊技者にしてみれば、再変動が行われた場合、どのくらいの間変動が行われるのかが不明であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、図柄変動に関して、特典付与となるのではないかという期待感を遊技者に与えることができ、これにより遊技の興趣を高めることを可能とする遊技機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の遊技機は、始動入賞に基いて図柄表示部に図柄を変動停止させ、前記図柄が所定の表示態様となることを条件に、遊技者に特典付与を認識させるものであって、図柄の変動開始時から図柄の変動終了時までの期間内に、図柄の変動の終了タイミングと同一タイミングで終了し、かつ図柄変動の一時停止の回数と共に設定される所定期間を設定するかしないかを決定し、所定期間を設定すると決定された場合に所定期間を設定する期間設定手段と、前記期間設定手段によって設定された前記所定期間の残り時間を報知する残り時間報知手段と、前記残り時間報知手段で前記残り時間が報知されると、前記残り時間内に前記一時停止の回数分の前記図柄の停止及び前記図柄の停止後の図柄の再変動を行う手段と、を有している、ことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態におけるパチンコ遊技機に配備された遊技盤面の正面図である。遊技盤面1の略中央にはカラー液晶表示装置により構成された図柄表示装置2を組み付けた図柄表示ユニット3が配設されている。なお、図柄表示装置2は遊技者に可変表示ゲームによる当り外れを認識させるための識別情報としての複数の図柄列を変動表示させるものである。
【0009】
図柄表示装置2は識別情報としての3列の図柄列を変動表示させるものとしてあり、表示画面の左側から左図柄、中図柄及び右図柄を変動表示する。図柄表示ユニット3の下方中央には、ソレノイド等の電磁手段により拡開作動される可変入賞口5を有するチューリップ式の普通電動役物4が設けられている。なお、普通電動役物4の可変入賞口5が図柄表示装置2における図柄変動の開始に関わる始動口に設定されている。
【0010】
普通電動役物4の下方には可変入賞装置6が設けられている。可変入賞装置6は、前後方向に傾動可能に設けられた開閉扉7を備え、該開閉扉7は遊技盤裏面側に配備されたソレノイド(図示せず)により駆動される。可変入賞装置6は、通常時には開閉扉7を閉成状態として大入賞口8へのパチンコ球の入賞が不可能な状態(遊技者に不利となる状態)となっている。一方、可変入賞口(始動口)5へパチンコ球が入賞したことに基いて図柄表示装置2において左図柄、中図柄及び右図柄の変動表示が行われる。なお、図柄の変動は左図柄、右図柄、中図柄が同時に停止する。図柄表示装置2に図柄が所定の表示態様で表示された場合、例えば、停止した左図柄、中図柄及び右図柄の組合せが大当りとなる特定の組合せとなった場合には、遊技者に有利となる特別遊技状態に移行し、可変入賞装置6は、開閉扉7を開放状態として大入賞口8へのパチンコ球が入賞しやすい状態に変換する。
【0011】
大入賞口8の内部の一部には、特別入賞領域である特定領域(図示せず)が設けられ、該特定領域には特定領域を開閉する特定領域扉(図示せず)が設けられている。大入賞口8は、図柄表示装置2において図柄の変動停止が行われた結果が大当りとなった場合に、特別遊技状態(大当り遊技状態)となり、所定時間(例えば、29.5秒間)にわたって開放される。但し、大入賞口8は開放中に所定個数(例えば、10個)の入賞があった場合、又は、所定時間経過した時点で閉鎖される。上記の大入賞口8の開放動作を大当り遊技の1ラウンドという。
【0012】
また、大入賞口8の開放中に前記特定領域を遊技球が通過した場合には継続条件が成立し、この回に開成されている大入賞口が閉鎖された後、即ち、この回のラウンドが終了した後、新たに大入賞口8が開放され、次の回のラウンドに移行する。特定領域を遊技球が通過したことに基く大入賞口8の連続開放動作(連続ラウンド数)は、上限回数が設けられており、例えば、最初の開放を含めて最高15回(最高15ラウンド)までとなっている。また、大当り遊技状態は、大入賞口8の開放中に特定領域への遊技球の通過がなかった場合には、この回の大入賞口8が閉鎖した時点で大当り遊技状態の終了となる。また、大入賞口8の連続開放動作が15回目まで続いた場合には、15回目の大入賞口8が閉鎖した時点で大当り遊技状態の終了となる。なお、請求項1に記載されている特典付与は、特別図柄表示装置2において表示される大当り図柄表示並びに大入賞口8の連続開放動作である。
【0013】
図2は本実施形態のパチンコ遊技機に配備された制御系統の要部ブロック図である。パチンコ遊技機には、パチンコ遊技の総括的な制御を行うメイン制御装置9と、メイン制御装置9からの情報(指令コマンドやデータ)に基いて各駆動部を制御するサブ制御装置、即ち、表示制御装置10、音声制御装置11、ランプ制御装置12、賞球制御装置13が配備される。
【0014】
メイン制御装置9(主制御部)は図示しないメイン制御基板に配備される。メイン制御装置9は、パチンコ遊技に関わる総括的な制御を行うための処理実行手段としてのメインCPUと、メインCPUが実行するためのパチンコ遊技全体に関わる制御プログラムが格納されているROMと、随時読み出しおよび書き込みが可能なRAMと、メインCPUが周辺機器との間でデータ通信を行うための通信インタフェースとにより構成されている。なお、メイン制御装置9の具体的な構成については図示を省略する。
【0015】
メイン制御装置9は、図示しない図柄表示基板に配備された表示制御装置10への一方向通信が可能に接続されている。なお、メイン制御装置9から表示制御装置10に対して送信される通信データは、少なくとも変動パターンの種類と(左図柄、中図柄及び右図柄の変動時間及び変動態様の相違に対応して複数種類の変動パターンが設定されている)、左図柄の停止図柄と、右図柄の停止図柄と、中図柄の停止図柄と、左、右、中図柄に関する図柄の停止コマンドとがある。
【0016】
メイン制御装置9にはスイッチ入力回路14が接続され、パチンコ遊技機の遊技盤面に設けられた各種入賞口(例えば、始動口5、大入賞口8、大入賞口8の内部に設けられた特定領域、普通入賞口等)に対して設けられた各入賞検出スイッチ(例えば、始動口入賞検出スイッチSW1、大入賞口入賞検出スイッチSW2、特定領域通過検出スイッチSW3等)による各検出信号がスイッチ入力回路14を通じて入力される。
【0017】
また、メイン制御装置9にはドライバ15が接続され、遊技盤面に設けられた可変入賞装置7の大入賞口8を開放作動するためのソレノイド16がメイン制御装置9からの制御出力によりドライバ15を通じて駆動制御されるように設けられる。
【0018】
また、ランプ制御装置12には各種ランプ/表示LEDが接続され、ランプ制御装置12は、メイン制御装置9からの指令に従って各種ランプ/表示LEDを点灯駆動する。また、音声制御装置11は、メイン制御装置9からの指令に従ってスピーカ17より効果音や警報を発生する。また、図示していないが、メイン制御装置9には電源(図示せず)やメイン制御装置9の処理サイクルを規定するクロック回路(図示せず)が接続されている。
【0019】
以上のように構成された実施形態のパチンコ遊技機におけるメイン制御装置9のメインCPUが実行するメイン処理について説明する。図3は、メインCPUが実行する処理のメインルーチンを示すフローチャートである。メインCPUは、電源投入時、初期化処理を行い、RAMをクリアすると共に、以下の処理に必要な各種カウンタやフラグ等に初期値をセットする。メインCPUは、初期化処理を終えると遊技処理を行い、遊技処理を終えると乱数カウンタ更新処理を行う。
【0020】
本実施形態のパチンコ遊技機においては、大当り判定用カウンタ、大当り図柄用カウンタ、左図柄用カウンタ、中図柄用カウンタ、右図柄用カウンタ、リーチ判定用カウンタ、変動パターン用カウンタ、カウントダウン時間(請求項1に記載の図柄の変動開始時から図柄の変動停止時までの期間内に設定される所定時間に相当)設定用カウンタの8種類のカウンタが設けられ、始動入賞検出時に各カウンタの値を読み出して記憶し、遊技処理における図柄の変動開始(可変表示ゲーム)に関する処理に用いる。
【0021】
ここで、上記8種類のカウンタのそれぞれについて説明する。大当り判定用カウンタは、可変表示ゲームの当り外れを判定するためのカウンタであり、例えば、0乃至320の範囲内で1つずつ循環的に更新される。
【0022】
大当り図柄用カウンタは、可変表示ゲームの当り外れの判定が当り(所謂、大当り)の場合に、大当り図柄を決定するためのカウンタである。大当り図柄は、例えば、111、777、AAA等のように、左図柄、中図柄及び右図柄が全て同一となる図柄の組合せであり、本実施形態では、全部で10種類設けられている。大当り図柄用カウンタは、これらの大当り図柄に対応させて、例えば、0乃至9の範囲内で1つずつ循環的に更新される。
【0023】
左図柄用カウンタ、中図柄用カウンタ及び右図柄用カウンタは、可変表示ゲームの当り外れの判定が外れの場合に、左、中、右図柄をそれぞれ決定するためのカウンタである。ここでは、説明を簡略とするため、図柄表示装置2において表示される図柄の種類を左図柄、中図柄、右図柄共に共通図柄であるとし、10種類設定されているものとする。図柄の種類は、例えば、1、2、3、4、5、6、7、8、9、Aであるとして説明する。左図柄用カウンタ、中図柄用カウンタ及び右図柄用カウンタは、これらの図柄に対応させて、例えば、0乃至9の範囲内で1つずつ循環的に更新される。
【0024】
リーチ判定用カウンタは、可変表示ゲームの当り外れの判定が外れの場合に、リーチ(所謂、ハズレリーチ)を発生させるか否かの判定に用いるカウンタである。実施形態では、リーチ判定用カウンタは、例えば、0乃至199(200通りの値を取る)の範囲内で1つずつ循環的に更新される。
【0025】
また、変動パターン用カウンタは、可変表示ゲームの図柄変動の変動パターンを決定するためのカウンタである。なお、変動パターンとは、特別図柄の変動時間(最終確定までの時間)が規定されているものであり、後にいう同一の変動パターンは、大当り外れに関係なく図柄の変動時間が全く同じ変動パターンのことである。
【0026】
また、ここでは、説明を簡略とするため、実施形態では、変動パターンの種類が、例えば、変動パターンA、変動パターンB、変動パターンC及び変動パターンDの4種類設けられているものとして説明する。変動パターンAは、キャラクタ出現を伴うリーチ発生となる変動パターンであり、変動パターンBは、予告出現を伴うリーチ発生となる変動パターンであり、変動パターンCは、ノーマル(キャラクタや予告が出現しないという意味)リーチ発生となる変動パターンであり、変動パターンDは、リーチ発生なしの外れとなる変動パターンである。変動パターン用カウンタは、これらの変動パターンの種類に対応させて、例えば、0乃至11の範囲内で1つずつ循環的に更新される。
【0027】
カウントダウン時間設定用カウンタは、図柄の変動開始時から図柄の変動停止時までの期間(上記の変動パターンの種類に従って定まる)内に、設定される所定時間を決定するためのカウンタである。実施形態では、カウントダウン時間の種類が、例えば、設定なしを含めて5種類設けられているものとして説明する。カウントダウン時間設定用カウンタは、これらの変動パターンの種類に対応させて、例えば、0乃至14の範囲内で1つずつ循環的に更新される。
【0028】
メインCPUは、乱数カウンタ更新処理にて、上述のカウンタの値を1つアップする。メインCPUは、乱数カウンタ更新処理を終えると、遊技処理に戻る。このように、メインCPUは、遊技処理と乱数カウンタ更新処理とを繰り返し実行する。
【0029】
次に、メインCPUが実行する遊技処理について説明する。図4乃至図6は、メインCPUが実行する遊技処理のフローチャートである。メインCPUは、遊技処理を開始すると、始動口入賞があるか否かを判別する(ステップS01)。メインCPUは、始動口入賞検出スイッチSW1による入賞検出信号がない場合には、始動口入賞なしと判別し、ステップS06に移行する。遊技球が始動入賞口5に入賞すると、始動口入賞検出スイッチSW1による入賞検出信号がメイン制御装置9に入力される。メインCPUは、ステップS01を始動口入賞ありと判別し、ステップS02に進む。
【0030】
メインCPUは、ステップS02に進むと、始動口5への入賞記憶に関わる保留数が満タンか否かを判別する(ステップS02)。本実施形態では、始動口5への入賞記憶に関わる保留数は最高4つまでとしてある。メインCPUは、始動入賞カウンタの値が4であるか否かを判別し、始動入賞カウンタの値が4であれば、保留数が満タンであると判別し、この場合には、始動口5への入賞記憶は行わず、ステップS06に移行する。一方、始動入賞カウンタの値が4でなければ、保留数が満タンでないと判別し、ステップS03に進み、始動口5への入賞記憶を行う。なお、始動入賞カウンタは、始動口5への入賞記憶を行う毎に+1するカウンタであり、その初期値は0であって、取り得る値の範囲は0乃至4である。
【0031】
ステップS03に進むと、メインCPUは、大当り判定用カウンタ、大当り図柄用カウンタ、左図柄用カウンタ、中図柄用カウンタ、右図柄用カウンタ、リーチ判定用カウンタ、変動パターン用カウンタ及びカウントダウン時間設定用カウンタの現在値を取得し(ステップS03)、取得した各カウンタ値を、始動入賞カウンタの値(この場合は、0〜3)に対応した所定の取得値記憶エリアに格納する(ステップS04)。なお、この処理において、右図柄の取得数値が左図柄の取得数値に一致してしまっている場合には、右図柄の取得数値を+1だけずらす。
【0032】
図8は、始動入賞カウンタの値(0〜3)に対応して取得した各カウンタ値が格納される所定の取得値記憶エリアを示す図である。図8に示すように、始動入賞カウンタの値が0(始動入賞の記憶なし)である場合には、取得した各カウンタ値は取得値記憶エリア(1)に格納される。同様にして、始動入賞カウンタの値が1である場合には、取得した各カウンタ値は取得値記憶エリア(2)に格納され、始動入賞カウンタの値が2である場合には、取得した各カウンタ値は取得値記憶エリア(3)に格納され、始動入賞カウンタの値が3である場合には、取得した各カウンタ値は取得値記憶エリア(4)に格納される。メインCPUは、取得した各カウンタ値を所定の取得値記憶エリアに格納すると、始動入賞カウンタの値を1つアップし(ステップS05)、ステップS06に移行する。
【0033】
ステップS06に進むと、メインCPUは、図柄変動の開始(可変表示ゲームの開始)が可能であるか否かを判別する(ステップS06)。図柄の変動中、次の図柄までのインターバル時間、大当り遊技中の場合は、新規の図柄変動の開始は不可であり、この場合は、図柄変動処理に移行する。一方、メインCPUは、図柄変動の開始(可変表示ゲームの開始)が可能である場合には、ステップS07に進む。
【0034】
ステップS07に進むと、メインCPUは、始動入賞の記憶があるか否かを判別する(ステップS07)。即ち、メインCPUは、始動入賞カウンタの値が0でないか否かを判別する。メインCPUは、始動入賞カウンタの値が0であれば、始動入賞の記憶なしと判別し、遊技処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0035】
一方、ステップS07にて、メインCPUは、始動入賞カウンタの値が0でなければ、始動入賞の記憶ありと判別し、ステップS08に進み、図柄変動の開始(可変表示ゲームの開始)に関わる処理を行う。まず、メインCPUは、取得値記憶エリア(1)に格納した各取得数値(各カウント値)を判定用数値記憶エリアに読み出し(ステップS08)、取得値記憶エリア(2)〜取得値記憶エリア(4)の内容を取得値記憶エリア(1)〜取得値記憶エリア(3)に順次シフトし、取得値記憶エリア(4)をクリアして空き状態とする(ステップS09)。次いで、メインCPUは、今回の図柄変動の開始に応じ、始動入賞カウンタの値を1つ減じ(ステップS10)、ステップS11に進む。
【0036】
ステップS11に進むと、メインCPUは、判定用数値記憶エリアの大当り判定用の取得数値が当りに属している値(大当り決定値であるか)であるか否かを判別する(ステップS11)。ステップS11の大当りか否かの判別において、当該パチンコ遊技機が確変を採用している場合、高確率時では大当り決定値を複数個(例えば、5個)設定し、通常確率時では、大当り決定値を例えば、1個に設定することで、高確率時のほうを当りやすくする。メインCPUは、ステップS11にて、大当り判定の結果が当りである場合、大当りと判定し、ステップS22に移行する一方、大当り判定の結果が当りでない場合、外れと判定し、ステップS12に移行する。
【0037】
まず、ステップS11にて、外れと判定された場合について説明する。メインCPUは、ステップS12に進み、外れに対応して大当りフラグを0クリアし(ステップS12)、ステップS13に進む。メインCPUは、判定用数値記憶エリアのリーチ判定用の取得数値が当選に属している値(例えば、0〜29)であるか否かを判別する(ステップS13)。
【0038】
例えば、リーチ判定用カウンタの取得数値が「0」〜「29」の場合、当選と判定し、リーチを発生させる(なお、リーチ発生確率は、30/200)。メインCPUは、ステップS13の判定結果が当選でない場合、今回行う図柄変動はリーチを発生しない外れ図柄で停止する変動となり、ステップS14に進み、判定用数値記憶エリアの左図柄、中図柄、右図柄の取得数値に基いて停止図柄を決定する(ステップS14)。次いで、メインCPUは、変動パターンとして変動パターンD(リーチとならない外れとなる変動パターン)を決定し(ステップS15)、ステップS16に進む。
【0039】
メインCPUは、ステップS16に進むと、表示CPU(表示制御装置10)に対して当落情報として「外れ」を送信し(ステップS16)、ステップS17に進み、停止図柄と変動パターンとを送信し(ステップS17)、表示CPUに対して判定用数値記憶エリアのカウントダウン時間設定用の取得数値(0〜14までのいずれかの値)を送信し(ステップS18)、遊技処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0040】
なお、表示CPUは、送信されたカウントダウン時間設定用の取得数値(0〜14までのいずれかの値)に基いてカウントダウン時間を決定する。なお、カウントダウン時間は、変動パターンにより決定された変動時間の範囲内の時間である。
【0041】
図9は、カウントダウン時間設定用カウンタの取得数値と決定されるカウントダウン時間及びその場合の変動表示態様の関係を表形式で示す図であり、図9に示すようなカウントダウン時間設定用テーブルが表示制御装置10のメモリに記憶されている。図9に示すように、カウントダウン時間設定用の取得数値が0〜9の場合には、カウントダウン時間は設定されない。また、カウントダウン時間設定用の取得数値が10の場合は、カウントダウン時間として10秒が設定されると共に図柄の一時停止が2回に設定される。カウントダウン時間設定用の取得数値が11の場合は、カウントダウン時間として10秒が設定されると共に一時停止が2回に設定される。カウントダウン時間設定用の取得数値が12の場合は、カウントダウン時間として15秒が設定されると共に一時停止が3回に設定される。カウントダウン時間設定用の取得数値が13の場合は、カウントダウン時間として20秒が設定されると共に一時停止が4回に設定される。カウントダウン時間設定用の取得数値が14の場合は、カウントダウン時間として20秒が設定されると共に一時停止が4回に設定される。
【0042】
一方、メインCPUは、ステップS13の判定結果が当選である場合、今回行う図柄変動はリーチを発生する外れ図柄で停止する変動となり、ステップS19に進み、判定用数値記憶エリアの左図柄の取得数値と中図柄の取得数値とが同じであるか否かを判別する(ステップS19)。なお、ステップS19の処理は、リーチ図柄(左図柄と右図柄が同じ図柄で中図柄のみが異なる図柄)を決定するに際して、左図柄と中図柄とが同じ図柄であると大当り図柄となってしまうのを避けるためである。
【0043】
メインCPUは、ステップS19にて、左図柄の取得数値と中図柄の取得数値とが同じでない場合、左図柄の取得数値を右図柄にコピーし(左図柄の図柄を右図柄の図柄とし、中図柄は取得数値のまま)(ステップS20)、ステップS22に移行する一方、ステップS19にて、左図柄の取得数値と中図柄の取得数値とが同じである場合には、右図柄の取得数値を左図柄にコピーし(右図柄の図柄を左図柄の図柄とし、中図柄は取得数値のまま)(ステップS21)、ステップS22に進む。
【0044】
メインCPUは、ステップS22に進むと、判定用数値記憶エリアの変動パターン用の取得数値(0〜11までの何れかの値)に基いて変動パターンを決定する。なお、例えば、変動パターン用の取得数値が0〜3の場合、変動パターンA(キャラクタ出現を伴うリーチ発生となる変動パターン)に決定され、変動パターン用の取得数値が4〜7の場合、変動パターンB(予告出現を伴うリーチ発生となる変動パターン)に決定され、変動パターン用の取得数値が8〜11の場合、変動パターンC(キャラクタや予告が出現しないノーマルリーチ発生となる変動パターン)に決定されるものとする。
【0045】
次いで、メインCPUは、表示CPU(表示制御装置10)に対して当落情報として「外れ」を送信し(ステップS16)、ステップS17に進み、停止図柄と変動パターンとを送信し(ステップS17)、表示CPUに対して判定用数値記憶エリアのカウントダウン時間設定用の取得数値(0〜14までのいずれかの値)を送信し(ステップS18)、遊技処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0046】
図9に示すように、カウントダウン時間設定用の取得数値が0〜9の場合には、カウントダウン時間は設定されない。また、カウントダウン時間設定用の取得数値が10の場合は、カウントダウン時間として10秒が設定されると共に図柄の一時停止が2回に設定される。この場合、リーチ発生となるため、1回目の一時停止でリーチ発生となる。カウントダウン時間設定用の取得数値が11の場合は、カウントダウン時間として10秒が設定されると共に一時停止が2回に設定される。この場合、リーチ発生となるため、2回目の一時停止でリーチ発生となる。
【0047】
カウントダウン時間設定用の取得数値が12の場合は、カウントダウン時間として15秒が設定されると共に一時停止が3回に設定される。この場合、リーチ発生となるため、2回目の一時停止でリーチ発生となる。カウントダウン時間設定用の取得数値が13の場合は、カウントダウン時間として20秒が設定されると共に一時停止が4回に設定される。この場合、リーチ発生となるため、4回目の一時停止でリーチ発生となる。カウントダウン時間設定用の取得数値が14の場合は、カウントダウン時間として20秒が設定されると共に一時停止が4回に設定される。この場合、リーチ発生となるため、1回目の一時停止でリーチ発生となる。
【0048】
次に、ステップS11にて、大当りと判定された場合について説明する。メインCPUは、ステップS23に進み、大当りに対応して大当りフラグをセットし(ステップS23)、ステップS24に進む。メインCPUは、判定用数値記憶エリアの大当り図柄用の取得数値に基いて大当り図柄(左、中、右図柄が全て同じ図柄)を決定し(ステップS24)、判定用数値記憶エリアの変動パターン用の取得数値に基いて変動パターンを決定する(ステップS25)。なお、大当りの場合には、図柄を停止する過程において必ずリーチ発生となる。この場合も、変動パターン用の取得数値が0〜3の場合、変動パターンA(キャラクタ出現を伴うリーチ発生となる変動パターン)に決定され、変動パターン用の取得数値が4〜7の場合、変動パターンB(予告出現を伴うリーチ発生となる変動パターン)に決定され、変動パターン用の取得数値が8〜11の場合、変動パターンC(キャラクタや予告が出現しないノーマルリーチ発生となる変動パターン)に決定されるものとする。
【0049】
メインCPUは、ステップS26に移行して、表示CPU(表示制御装置10)に対して当落情報として「大当り」を送信し(ステップS26)、表示CPUに対して停止図柄と変動パターンとを送信し(ステップS27)、表示CPUに対して判定用数値記憶エリアのカウントダウン時間設定用の取得数値(0〜14までのいずれかの値)を送信し(ステップS28)、遊技処理を終えてメインルーチンにリターンする。大当りとなる場合、カウントダウン時間設定用の取得数値によるカウントダウン時間及び図柄の一時停止態様は、前述した外れでリーチ発生となる場合と同じである。
【0050】
以上のようにして、メインCPUが、大当り外れの別による変動パターンの決定と(変動時間の決定と)停止図柄の決定とを行うと、表示制御装置10に当否情報を送信し、変動パターンの種別をコマンド送信し、左図柄、右図柄、中図柄の停止図柄をコマンド送信し、カウントダウン時間設定用の取得数値を送信する。
【0051】
表示制御装置10は、当否情報、変動パターンの種別コマンドを受け取ると、左図柄、中図柄、右図柄の図柄変動を開始する。また、表示制御装置10は、変動パターンの種別に対応して図柄変動のタイミング(変動速度の切換時期や図柄の揺れ変動開始時期等)やキャラクタの選択、或いは予告(大当り予告或いはリーチ予告)の選択を行い、さらに、左図柄、中図柄、右図柄の停止図柄コマンドを受け取ると、これらに対応した左図柄、右図柄、中図柄の停止図柄を決定する。なお、表示制御装置10に指令した停止図柄がリーチ図柄である場合には、リーチ発生となる。
【0052】
さらに、表示CPUは、カウントダウン時間設定用の取得数値を受け取ると、送信されたカウントダウン時間設定用の取得数値(0〜14までのいずれかの値)に基いて、図9に示すカウントダウン時間設定用テーブルによってカウントダウン時間と、カウントダウン時間における図柄の変動表示パターンを決定する。
【0053】
一方、メインCPUは、次回の遊技処理を行うと、ステップS01乃至ステップS06の処理に続いて、図柄変動中である結果、図柄変動開始可能か否かの判別処理を偽と判別し、ステップS29に移行し、ステップS29を真と判別し、ステップS30に進み、決定した変動パターンに対応した変動時間が経過したか否かを監視する(ステップS30)。メインCPUは、変動時間が経過していない場合には、遊技処理を終えてメインルーチンにリターンする。
【0054】
そして、メインCPUは、変動時間が経過したことを判別すると、表示CPUに対して図柄停止コマンドを送信し(ステップS31)、大当りであるか否か(大当りフラグがセットされているか否か)を判別する(ステップS32)。なお、大当りである場合には、ステップS32の大当り遊技処理が行われる一方、大当りでない場合には、遊技処理を終えてメインルーチンにリターンする。なお、大当り処理に関しては、従来と略同様の処理であり、本発明の要旨に直接関係しないため、説明を省略する。
【0055】
次に、表示制御装置10におけるカウントダウン時間の報知及びカウントダウン時間内における図柄の一時停止について説明する。表示CPUは、送信されたカウントダウン時間設定用の取得数値(0〜14までのいずれかの値)に基いて、図9に示すカウントダウン時間設定用テーブルによってカウントダウン時間を決定する。表示CPUは、リーチを発生しないはずれの場合、即ち、変動パターンDの場合には、カウントダウン時間設定用の取得数値により、次のようにカウントダウン時間を設定する。
【0056】
カウントダウン時間設定用の取得数値が0〜9の場合には、カウントダウン時間の設定は行わない。従って、図柄の変動態様は、変動パターンDそのものとなる。
【0057】
リーチを発生しないはずれの場合であって、カウントダウン時間設定用の取得数値が10の場合は、カウントダウン時間として10秒を設定すると共に図柄の一時停止を2回に設定する。図10は、リーチを発生しない場合で、カウントダウン時間として10秒、かつ図柄の一時停止を2回に設定した場合の特別図柄表示装置2における図柄の一変動表示態様を示す図である。左図柄(第1図柄)、右図柄(第2図柄)、中図柄(第3図柄)の変動が開始され、所定のタイミングで左図柄が「1」で停止し、左図柄の停止後に所定のタイミングで右図柄が「4」で停止し、右図柄の停止後に所定のタイミングでカウントダウン時間「10秒」を画面上部に表示する。表示CPUが行う処理としては、カウントダウン時間「10秒」に相当する値をソフトタイマにセットし、カウントダウン時間を表示した時点から、ソフトタイマの値を所定周期で減算し、1秒経過する毎にカウントダウン時間表示を1秒減らす。
【0058】
カウントダウン時間を表示した時点から、所定時間(例えば、2秒)経過した時点で中図柄が「5」で停止し、この時点で1回目の一時停止となる。特別図柄「154」は所定時間(例えば、2秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、左、右、中図柄が再変動する。左、右、中図柄の再変動時から所定時間(例えば、2秒)経過した時点で左、右、中図柄が「367」で停止し、この時点で2回目の一時停止となる。特別図柄「367」は所定時間(例えば、2秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、左、右、中図柄が再変動する。左、右、中図柄の再変動時から所定時間(例えば、2秒)経過した時点で、カウントダウン時間表示が「0秒」となり、設定したカウントダウン時間が経過し、左、右、中図柄が「762」のはずれ図柄で確定する。なお、この例では、説明を簡潔とするため、変動パターンDに基く変動時間の終了タイミングとカウントダウン時間の終了タイミングとを同一タイミングとしてある。
【0059】
リーチを発生しないはずれの場合であって、カウントダウン時間設定用の取得数値が11の場合は、カウントダウン時間として10秒を設定すると共に図柄の一時停止を2回に設定する。従って、この場合の特別図柄表示装置2における図柄の変動表示態様は、リーチを発生しないはずれの場合であって、カウントダウン時間設定用の取得数値が10の場合と同じとなる。
【0060】
リーチを発生しないはずれの場合であって、カウントダウン時間設定用の取得数値が12の場合は、カウントダウン時間として15秒を設定すると共に図柄の一時停止を3回に設定する。図11は、リーチを発生しない場合で、カウントダウン時間として15秒、かつ図柄の一時停止を3回に設定した場合の特別図柄表示装置2における図柄の一変動表示態様を示す図である。左図柄、右図柄、中図柄の変動が開始され、所定のタイミングで左図柄が「1」で停止し、左図柄の停止後に所定のタイミングで右図柄が「4」で停止し、右図柄の停止後に所定のタイミングでカウントダウン時間「15秒」を画面上部に表示する。前述のようにカウントダウン時間表示は、1秒経過する毎に1秒減らす。
【0061】
カウントダウン時間を表示した時点から、所定時間(例えば、6秒)経過した時点で中図柄が「5」で停止し、この時点で1回目の一時停止となる。特別図柄「154」は所定時間(例えば、2秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、左、右、中図柄が再変動する。左、右、中図柄の再変動時から所定時間(例えば、1秒)経過した時点で左、右、中図柄が「367」で停止し、この時点で2回目の一時停止となる。特別図柄「367」は所定時間(例えば、1秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、左、右、中図柄が再変動する。左、右、中図柄の再変動時から所定時間(例えば、1秒)経過した時点で、左、右、中図柄が「762」で停止し、この時点で3回目の一時停止となる。特別図柄「762」は所定時間(例えば、1秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、左、右、中図柄が再変動する。左、右、中図柄の3回目の再変動時から所定時間(例えば、3秒)経過した時点で、カウントダウン時間表示が「0秒」となり、設定したカウントダウン時間が経過し、左、右、中図柄が「984」のはずれ図柄で確定する。なお、この例においても、説明を簡潔とするため、変動パターンDに基く変動時間の終了タイミングとカウントダウン時間の終了タイミングとを同一タイミングとしてある。
【0062】
なお、リーチを発生しないはずれの場合であって、カウントダウン時間設定用の取得数値が13の場合及び14の場合は、カウントダウン時間として20秒を設定すると共に図柄の一時停止を4回に設定する。なお、この場合の特別図柄表示装置2における図柄の変動表示態様は、カウントダウン時間と図柄の一時停止の回数が増えるだけであるので図示を省略する。
【0063】
次に、リーチを発生する場合の特別図柄表示装置2における図柄の変動表示態様について説明する。なお、この場合も、カウントダウン時間は、変動パターンにより決定された変動時間の範囲内の時間である。また、以下の説明において、説明を簡潔とするため、各変動パターンに基く変動時間の終了タイミングとカウントダウン時間の終了タイミングとを同一タイミングとしてある。
【0064】
リーチを発生する場合であって、カウントダウン時間設定用の取得数値が0〜9の場合には、カウントダウン時間を設定しない。リーチを発生する場合であって、カウントダウン時間設定用の取得数値が10の場合には、カウントダウン時間として10秒を設定すると共に図柄の一時停止を2回に設定する。そして、1回目の一時停止でリーチ発生とする。
【0065】
図12は、リーチを発生する場合で、カウントダウン時間として10秒、かつ図柄の一時停止を2回に設定した場合の特別図柄表示装置2における図柄の一変動表示態様を示す図である。左図柄、右図柄、中図柄の変動が開始され、所定のタイミングで左図柄が「1」で停止し、左図柄の停止後に所定のタイミングで右図柄が「1」で停止し、リーチ発生となり、右図柄の停止後に所定のタイミングでカウントダウン時間「10秒」を画面上部に表示する。前述のようにカウントダウン時間表示は、1秒経過する毎に1秒減らす。
【0066】
カウントダウン時間を表示した時点から、所定時間(例えば、2秒)経過した時点で中図柄が「6」で停止し、この時点で1回目の一時停止となり、リーチはずれ図柄「161」は所定時間(例えば、2秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、中図柄だけが再変動する。リーチとなった場合は、リーチ目(左図柄と右図柄)は、停止しておき、中図柄だけを再変動する。中図柄の1回目の再変動時から所定時間(例えば、2秒)経過した時点で中図柄が「8」で停止し、この時点で2回目の一時停止となる。リーチはずれ図柄「181」は所定時間(例えば、2秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、中図柄だけが再変動する。中図柄の2回目の再変動時から所定時間(例えば、2秒)経過した時点で、カウントダウン時間表示が「0秒」となり、設定したカウントダウン時間が経過し、中図柄が「A」で停止し、リーチはずれ図柄「1A1」で確定する。また、大当りとなる場合は、2回目の一時停止となるリーチはずれ特別図柄「181」は所定時間(例えば、1秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、中図柄だけが再変動する。中図柄の2回目の再変動時から所定時間(例えば、3秒)経過した時点で、カウントダウン時間表示が「0秒」となり、設定したカウントダウン時間が経過し、中図柄が「1」で停止し、大当り図柄「111」で確定する。
【0067】
リーチを発生する場合であって、カウントダウン時間設定用の取得数値が11の場合には、カウントダウン時間として10秒を設定すると共に図柄の一時停止を2回に設定する。そして、2回目の一時停止でリーチ発生とする。
【0068】
図13は、リーチを発生する場合で、カウントダウン時間として10秒、かつ図柄の一時停止を2回に設定し、2回目の一時停止でリーチ発生とした場合の特別図柄表示装置2における図柄の一変動表示態様を示す図である。左図柄、右図柄、中図柄の変動が開始され、所定のタイミングで左図柄が「1」で停止し、左図柄の停止後に所定のタイミングで右図柄が「4」で停止し、右図柄の停止後に所定のタイミングでカウントダウン時間「10秒」を画面上部に表示する。前述のようにカウントダウン時間表示は、1秒経過する毎に1秒減らす。
【0069】
カウントダウン時間を表示した時点から、所定時間(例えば、1秒)経過した時点で中図柄が「5」で停止し、この時点で1回目の一時停止となり、はずれ図柄「154」は所定時間(例えば、1秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、左、右、中図柄が再変動する。図柄の1回目の再変動時から所定時間(例えば、1秒)経過した時点で左、右、中図柄が「363」で停止し、この時点で2回目の一時停止となると共にリーチ発生となる。リーチはずれ図柄「363」は所定時間(例えば、1秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、中図柄だけが再変動する。中図柄の2回目の再変動時から所定時間(例えば、6秒)経過した時点で、カウントダウン時間表示が「0秒」となり、設定したカウントダウン時間が経過し、中図柄が「8」で停止し、リーチはずれ図柄「383」で確定する。また、大当りとなる場合は、中図柄の2回目の再変動時から所定時間(例えば、6秒)経過した時点で、カウントダウン時間表示が「0秒」となり、設定したカウントダウン時間が経過し、中図柄が「3」で停止し、大当り図柄「333」で確定する。
【0070】
リーチを発生する場合であって、カウントダウン時間設定用の取得数値が12の場合には、カウントダウン時間として15秒を設定すると共に図柄の一時停止を3回に設定する。そして、2回目の一時停止でリーチ発生とする。
【0071】
図14は、リーチを発生する場合で、カウントダウン時間として15秒、かつ図柄の一時停止を3回に設定し、2回目の一時停止でリーチ発生とした場合の特別図柄表示装置2における図柄の一変動表示態様を示す図である。左図柄、右図柄、中図柄の変動が開始され、所定のタイミングで左図柄が「1」で停止し、左図柄の停止後に所定のタイミングで右図柄が「4」で停止し、右図柄の停止後に所定のタイミングでカウントダウン時間「15秒」を画面上部に表示する。前述のようにカウントダウン時間表示は、1秒経過する毎に1秒減らす。
【0072】
カウントダウン時間を表示した時点から、所定時間(例えば、6秒)経過した時点で中図柄が「5」で停止し、この時点で1回目の一時停止となり、はずれ図柄「154」は所定時間(例えば、2秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、左、右、中図柄が再変動する。図柄の1回目の再変動時から所定時間(例えば、1秒)経過した時点で左、右、中図柄が「363」で停止し、この時点で2回目の一時停止となると共にリーチ発生となる。リーチはずれ図柄「363」は所定時間(例えば、1秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、中図柄だけが再変動する。中図柄の2回目の再変動時から所定時間(例えば、1秒)経過した時点で、中図柄が「8」で停止し、この時点で3回目の一時停止となる。リーチはずれ図柄「383」は所定時間(例えば、1秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、中図柄だけが再変動する。中図柄の3回目の再変動時から所定時間(例えば、3秒)経過した時点で、カウントダウン時間表示が「0秒」となり、設定したカウントダウン時間が経過し、中図柄が「1」で停止し、リーチはずれ図柄「313」で確定する。また、大当りとなる場合は、中図柄の3回目の再変動時から所定時間(例えば、3秒)経過した時点で、カウントダウン時間表示が「0秒」となり、設定したカウントダウン時間が経過し、中図柄が「3」で停止し、大当り図柄「333」で確定する。
【0073】
リーチを発生する場合であって、カウントダウン時間設定用の取得数値が13の場合には、カウントダウン時間として20秒を設定すると共に図柄の一時停止を4回に設定する。そして、4回目の一時停止でリーチ発生とする。
【0074】
図15は、リーチを発生する場合で、カウントダウン時間として20秒、かつ図柄の一時停止を4回に設定し、4回目の一時停止でリーチ発生とした場合の特別図柄表示装置2における図柄の一変動表示態様を示す図である。左図柄、右図柄、中図柄の変動が開始され、所定のタイミングで左図柄が「1」で停止し、左図柄の停止後に所定のタイミングで右図柄が「4」で停止し、右図柄の停止後に所定のタイミングでカウントダウン時間「20秒」を画面上部に表示する。前述のようにカウントダウン時間表示は、1秒経過する毎に1秒減らす。
【0075】
カウントダウン時間を表示した時点から、所定時間(例えば、3秒)経過した時点で中図柄が「5」で停止し、この時点で1回目の一時停止となり、はずれ図柄「154」は所定時間(例えば、1秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、左、右、中図柄が再変動する。図柄の1回目の再変動時から所定時間(例えば、2秒)経過した時点で左、右、中図柄が「36A」で停止し、この時点で2回目の一時停止となり、はずれ図柄「36A」は所定時間(例えば、2秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、左、右、中図柄が再変動する。
【0076】
図柄の2回目の再変動時から所定時間(例えば、2秒)経過した時点で左、右、中図柄が「783」で停止し、この時点で3回目の一時停止となり、はずれ図柄「783」は所定時間(例えば、2秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、左、右、中図柄が再変動する。図柄の3回目の再変動時から所定時間(例えば、2秒)経過した時点で左、右、中図柄が「717」で停止し、この時点で4回目の一時停止となると共にリーチ発生となる。リーチはずれ図柄「717」は所定時間(例えば、1秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、中図柄だけが再変動する。中図柄の4回目の再変動時から所定時間(例えば、5秒)経過した時点で、カウントダウン時間表示が「0秒」となり、設定したカウントダウン時間が経過し、中図柄が「5」で停止し、リーチはずれ図柄「757」で確定する。また、大当りとなる場合は、中図柄の4回目の再変動時から所定時間(例えば、5秒)経過した時点で、カウントダウン時間表示が「0秒」となり、設定したカウントダウン時間が経過し、中図柄が「7」で停止し、大当り図柄「777」で確定する。
【0077】
リーチを発生する場合であって、カウントダウン時間設定用の取得数値が14の場合には、カウントダウン時間として20秒を設定すると共に図柄の一時停止を4回に設定する。そして、1回目の一時停止でリーチ発生とする。
【0078】
図16は、リーチを発生する場合で、カウントダウン時間として20秒、かつ図柄の一時停止を4回に設定し、1回目の一時停止でリーチ発生とした場合の特別図柄表示装置2における図柄の一変動表示態様を示す図である。左図柄、右図柄、中図柄の変動が開始され、所定のタイミングで左図柄が「7」で停止し、左図柄の停止後に所定のタイミングで右図柄が「7」で停止し、リーチ発生となり、右図柄の停止後に所定のタイミングでカウントダウン時間「20秒」を画面上部に表示する。前述のようにカウントダウン時間表示は、1秒経過する毎に1秒減らす。
【0079】
カウントダウン時間を表示した時点から、所定時間(例えば、3秒)経過した時点で中図柄が「5」で停止し、この時点で1回目の一時停止となり、リーチはずれ図柄「757」は所定時間(例えば、1秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、中図柄だけが再変動する。中図柄の1回目の再変動時から所定時間(例えば、2秒)経過した時点で中図柄が「4」で停止し、この時点で2回目の一時停止となり、リーチはずれ図柄「747」は所定時間(例えば、2秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、中図柄だけが再変動する。
【0080】
中図柄の2回目の再変動時から所定時間(例えば、2秒)経過した時点で左、右、中図柄が「2」で停止し、この時点で3回目の一時停止となり、リーチはずれ図柄「727」は所定時間(例えば、2秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、中図柄だけが再変動する。中図柄の3回目の再変動時から所定時間(例えば、2秒)経過した時点で中図柄が「9」で停止し、この時点で4回目の一時停止となる。リーチはずれ図柄「797」は所定時間(例えば、1秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、中図柄だけが再変動する。中図柄の4回目の再変動時から所定時間(例えば、5秒)経過した時点で、カウントダウン時間表示が「0秒」となり、設定したカウントダウン時間が経過し、中図柄が「5」で停止し、リーチはずれ図柄「757」で確定する。また、大当りとなる場合は、中図柄の4回目の再変動時から所定時間(例えば、5秒)経過した時点で、カウントダウン時間表示が「0秒」となり、設定したカウントダウン時間が経過し、中図柄が「7」で停止し、大当り図柄「777」で確定する。
【0081】
上述した図柄変動の各例では、大当りとなる場合、カウントダウン時間の終了タイミングに初めて大当り図柄で停止する構成としているが、これに限るものではない。すなわち、カウントダウン時間内に大当り図柄で一時停止し、左、右、中図柄を再変動する構成としてもよい。
【0082】
図17は、カウントダウン時間内に大当り図柄で一時停止し、左、右、中図柄を再変動する構成とした場合の特別図柄表示装置2における図柄の一変動表示態様を示す図である。左図柄、右図柄、中図柄の変動が開始され、所定のタイミングで左図柄が「1」で停止し、左図柄の停止後に所定のタイミングで右図柄が「1」で停止し、リーチ発生となり、右図柄の停止後に所定のタイミングでカウントダウン時間「10秒」を画面上部に表示する。前述のようにカウントダウン時間表示は、1秒経過する毎に1秒減らす。
【0083】
カウントダウン時間を表示した時点から、所定時間(例えば、2秒)経過した時点で中図柄が「5」で停止し、この時点で1回目の一時停止となり、リーチはずれ図柄「151」は所定時間(例えば、2秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、中図柄だけが再変動する。中図柄の1回目の再変動時から所定時間(例えば、1秒)経過した時点で中図柄が「1」で停止し、大当り図柄「111」で2回目の一時停止となる。なお、この大当り図柄「111」は、例えば、確変を行う遊技機において、確変を引き起こさない大当り図柄とする。大当り図柄「111」は所定時間(例えば、1秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、左、中、右図柄が再変動(全図柄変動)する。全図柄変動時から所定時間(例えば、4秒)経過した時点で、カウントダウン時間表示が「0秒」となり、設定したカウントダウン時間が経過し、左、右、中図柄が大当り図柄「777」で確定する。なお、この大当り図柄「777」は、例えば、確変を行う遊技機において、確変を引き起す大当り図柄とする。
【0084】
また、上述した図柄変動の各例では、カウントダウン時間内に一時停止した左、右、中図柄がリーチとならない場合、左、右、中図柄の全図柄を再変動する構成としているが、これに限るものではない。すなわち、カウントダウン時間内に一時停止した左、右、中図柄がリーチとならない場合、左、右、中図柄を個別に再変動する構成としてもよい。
【0085】
図18は、カウントダウン時間内に一時停止した左、右、中図柄がリーチとならない場合、左、右、中図柄を個別に再変動する構成とした場合の特別図柄表示装置2における図柄の一変動表示態様を示す図である。左図柄、右図柄、中図柄の変動が開始され、所定のタイミングで左図柄が「7」で停止し、左図柄の停止後に所定のタイミングでカウントダウン時間「10秒」を画面上部に表示する。前述のようにカウントダウン時間表示は、1秒経過する毎に1秒減らす。カウントダウン時間を表示した時点から、所定時間(例えば、2秒)経過した時点で、右図柄が「1」で停止し、この時点で1回目の一時停止となる。この右図柄の停止状態は所定時間(例えば、2秒間)維持される。前記所定時間経過時に、右図柄が再変動する。右図柄の再変動時から所定時間(例えば、2秒)経過した時点で、右図柄が「7」で停止し、リーチ発生となり、右図柄の停止時点から、所定時間(例えば、2秒)経過した時点で中図柄が「6」で停止し、この時点で2回目の一時停止となる。リーチはずれ図柄「767」は所定時間(例えば、1秒間)停止表示され、前記所定時間経過時に、中図柄だけが再変動する。中図柄の再変動時から所定時間(例えば、1秒)経過した時点で、カウントダウン時間表示が「0秒」となり、設定したカウントダウン時間が経過し、中図柄が「7」で停止し、大当り図柄「777」で確定する。
【0086】
上述した図柄変動の各例では、変動パターンに基いて設定される図柄の変動時間とカウントダウン時間との関係において、図19(a)に示すように、変動時間の終了タイミングとカウントダウン時間の終了タイミングとを同一タイミングとしているが、これに限るものではない。すなわち、図19(b)に示すように、変動時間の終了タイミングより前にカウントダウン時間の終了タイミングとなる構成としても本発明は成立するものである。この場合、カウントダウン時間の終了タイミングに応じて、カウントダウン時間表示を画面から消去するようにしてもよいし、カウントダウン時間表示を変動時間の終了まで表示したままでもよい。
【0087】
本発明の変形実施形態として、図20に示すように、カウントダウン時間内において、リーチ発生となった場合において、変動中の図柄(中図柄)が特定の絵柄(例えば、ドクロ)で停止した場合、カウントダウン時間が残存していても(カウントダウン時間が満了していなくとも)及び変動時間が残存していても、その時点で再変動が終了するように構成してもよい。この場合、図柄の再変動終了時から後に図柄停止コマンドを受けた時点で左、中、右図柄の図柄確定とする。
【0088】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、図柄の変動時間内において、カウントダウン時間を設定し、カウントダウン時間内において図柄の一時停止を行うポイント(停止タイミング)を複数箇所設ける一方、遊技者に対してカウントダウン時間の経過を画面表示し、この演出表示によって、遊技者に、変動中の図柄がリーチとなってくれないか或いはリーチはずれとなっても、もう1回リーチ状態で再変動してくれないかという期待感を大いに持たせるようにし、遊技の興趣を盛り上げようとするものである。
【0089】
【発明の効果】
請求項1に記載の構成によれば、始動入賞に基いて図柄表示部に図柄を変動停止させ、図柄が所定の表示態様となることを条件に、遊技者に特典付与を認識させる遊技機において、図柄の変動開始時から図柄の変動終了時までの期間内に、所定期間を設定する期間設定手段と、設定された所定期間の残り時間を報知する残り時間報知手段とを有し、残り時間報知手段で残り時間が報知されると、残り時間内に少なくとも1回図柄の停止を行うようにしたので、遊技者に、変動中の図柄が所定の表示態様となってくれないか或いは所定の表示態様にならなくとも、もう1回再変動してくれないかという期待感を大いに持たせることができ、遊技の興趣を盛り上げることができる。
【0090】
定の表示態様が複数種類設けられており、残り時間報知手段で残り時間が報知され、残り時間内に図柄が所定の表示態様となると、少なくとも1回は再変動を行い、最終停止図柄として所定の表示態様のうちのいずれか1つで停止するとすれば、図柄が所定の表示態様になった場合でも、もう1回再変動してさらに最終停止図柄として遊技者に有利となるような所定の表示態様のうちのいずれか1つで図柄が確定くれないかという期待感を大いに持たせることができ、遊技の興趣を盛り上げることができる。
【0091】
定期間とする時間が複数種類設けられており、期間設定手段が複数種類の時間のうちからランダムに抽選し、所定期間として設定するとすれば、図柄変動毎に様々に所定時間が設定され、遊技者に対して多様な期待感を持たせることができ、遊技の興趣を盛り上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機に配備された遊技盤面の正面図
【図2】実施形態のパチンコ遊技機に配備された制御系統の要部ブロック図
【図3】実施形態のパチンコ遊技機におけるメイン制御装置のメインCPUが実行する処理のメインルーチンを示すフローチャート
【図4】同上のメインCPUが実行する遊技処理のフローチャート
【図5】図4のフローチャートのつづき
【図6】図4のフローチャートのつづき
【図7】図4のフローチャートのつづき
【図8】始動入賞カウンタの値(0〜3)に対応して取得した各カウンタ値が格納される所定の取得値記憶エリアを示す図
【図9】カウントダウン時間設定用カウンタの取得数値と決定されるカウントダウン時間及びその場合の変動表示態様の関係を表形式で示す図
【図10】リーチを発生しない場合で、カウントダウン時間として10秒、かつ図柄の一時停止を2回に設定した場合の特別図柄表示装置における図柄の一変動表示態様を示す図
【図11】リーチを発生しない場合で、カウントダウン時間として15秒、かつ図柄の一時停止を3回に設定した場合の特別図柄表示装置における図柄の一変動表示態様を示す図
【図12】リーチを発生する場合で、カウントダウン時間として10秒、かつ図柄の一時停止を2回に設定した場合の特別図柄表示装置における図柄の一変動表示態様を示す図
【図13】リーチを発生する場合で、カウントダウン時間として10秒、かつ図柄の一時停止を2回に設定し、2回目の一時停止でリーチ発生とした場合の特別図柄表示装置における図柄の一変動表示態様を示す図
【図14】リーチを発生する場合で、カウントダウン時間として15秒、かつ図柄の一時停止を3回に設定し、2回目の一時停止でリーチ発生とした場合の特別図柄表示装置における図柄の一変動表示態様を示す図
【図15】リーチを発生する場合で、カウントダウン時間として20秒、かつ図柄の一時停止を4回に設定し、4回目の一時停止でリーチ発生とした場合の特別図柄表示装置における図柄の一変動表示態様を示す図
【図16】リーチを発生する場合で、カウントダウン時間として20秒、かつ図柄の一時停止を4回に設定し、1回目の一時停止でリーチ発生とした場合の特別図柄表示装置における図柄の一変動表示態様を示す図
【図17】カウントダウン時間内に大当り図柄で一時停止し、左、右、中図柄を再変動する構成とした場合の特別図柄表示装置における図柄の一変動表示態様を示す図
【図18】カウントダウン時間内に一時停止した左、右、中図柄がリーチとならない場合、左、右、中図柄を個別に再変動する構成とした場合の特別図柄表示装置における図柄の一変動表示態様を示す図
【図19】実施形態における図柄の変動時間の終了タイミングとカウントダウン時間の終了タイミングとの関係を表した図
【図20】カウントダウン時間内において、リーチ発生となった場合において、変動中の図柄が特定の絵柄で停止した場合、その時点で変動が終了する構成を示す図
【符号の説明】
1 遊技盤面
2 図柄表示装置
3 図柄表示ユニット
4 普通電動役物
5 可変入賞口
6 可変入賞装置
7 開閉扉
8 大入賞口
9 メイン制御装置
10 表示制御装置
11 音声制御装置
12 ランプ制御装置
13 賞球制御装置
14 スイッチ入力回路
15 ドライバ
16 ソレノイド
17 スピーカ

Claims (1)

  1. 始動入賞に基いて図柄表示部に図柄を変動停止させ、前記図柄が所定の表示態様となることを条件に、遊技者に特典付与を認識させる遊技機において、
    図柄の変動開始時から図柄の変動終了時までの期間内に、図柄の変動の終了タイミングと同一タイミングで終了し、かつ図柄変動の一時停止の回数と共に設定される所定期間を設定するかしないかを決定し、所定期間を設定すると決定された場合に所定期間を設定する期間設定手段と、
    前記期間設定手段によって設定された前記所定期間の残り時間を報知する残り時間報知手段と、
    前記残り時間報知手段で前記残り時間が報知されると、前記残り時間内に前記一時停止の回数分の前記図柄の停止及び前記図柄の停止後の図柄の再変動を行う手段と、
    を有していることを特徴とする遊技機。
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