JP6393882B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
特許文献1は、第1特別図柄及び第2特別図柄の同時変動時に、一方の特別図柄が大当りとなると、他方の特別図柄の図柄変動を中断せしめ、一方の特別図柄の大当りに起因する大当り遊技の終了後に中断中の他方の特別図柄の図柄変動を再開する構成とされている。
一方、特許文献2は、第1特別図柄及び第2特別図柄の同時変動時に、一方の特別図柄が大当りとなると、他方の特別図柄の当否判定を強制的にハズレとして図柄変動を終了させる構成とされている。
しかしながら、特別図柄の同時変動が続いて、遊技者が同時変動を見慣れると、遊技者の遊技に対するモチベーションが保てずに前記期待感やスリル感が低下するおそれがある。
そこで本発明は前記事情に鑑み、複数の特別図柄を同時変動可能な遊技機において、遊技者の遊技に対する期待感やスリル感を向上し、遊技の興趣が豊かな遊技機を実現することを課題としてなされたものである。
第1特別図柄始動口及び第2特別図柄始動口を有し、
前記第1特別図柄始動口への入球に起因して乱数値を抽出し、該乱数値に基づいて第1特別図柄の当否判定を実行する一方、前記第2特別図柄始動口への入球に起因して乱数値を抽出し、該乱数値に基づいて第2特別図柄の当否判定を実行し、
抽出した前記乱数値を保留記憶する保留記憶手段を備え、
前記第1特別図柄又は第2特別図柄の各当否判定に応じて各特別図柄の変動時間を決定し、該変動時間に応じて各特別図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて当否判定の結果を報知するようになし、かつ第1特別図柄と第2特別図柄とが同時変動可能となし、
前記第1特別図柄又は前記第2特別図柄の当否判定の結果が当選であれば、大入賞口を所定の態様で開放する大当り遊技に移行するようになし、かつ第2特別図柄の大当りの方が第1特別図柄よりも遊技価値の高い大当りとされ、前記大入賞口へ入球した遊技球が大入賞口の内部に設けられた特典入球口へ入球することで、前記大当り遊技終了後に、前記第2特別図柄始動口への入球に有利な特典遊技が付与される遊技機において、
遊技盤には、前記第1特別図柄始動口として、左打ち遊技により遊技領域の左領域を流下する遊技球が入球可能な位置に左第1特別図柄始動口が、右打ち遊技により遊技領域の右領域を流下する遊技球が入球可能な位置に右第1特別図柄始動口が設けられ、
かつ前記右打ち遊技により遊技球が入球可能な位置には、普通図柄作動口と、該普通図柄作動口への入球に起因して実行される普通図柄の抽選結果に応じて開放作動する普通電動役物の開放により入球可能又は入球容易とされる前記第2特別図柄始動口と、少なくとも前記特典入球口を有する大入賞口と、が設けられ、
前記当否判定よりも前に前記乱数値の判定を行う先読み判定手段と、
前記特典遊技時に、第1特別図柄の平均変動時間を通常遊技よりも長い時間に設定するとともに、第2特別図柄の平均変動時間を前記第1特別図柄の平均変動時間よりも短い時間に設定する変動パターン特別設定手段と、
前記同時変動中に、第1特別図柄又は第2特別図柄のいずれか一方が大当りとなると、他方の図柄変動を中断して、前記一方の大当り遊技終了後に前記他方の図柄変動を再開する変動中断手段と、
通常遊技状態から前記第1特別図柄の大当りが生起して当該大当り遊技終了後に前記特典遊技が付与された状態で、前記大当り遊技終了後の最初の第1特別図柄の図柄変動時に、当該変動時間と、この時点で記憶されている第1特別図柄の保留記憶に対応する先読み判定を参照し、前記保留記憶の中に前記特典遊技とならない大当りとの先読み判定がなされた保留記憶がある場合は当該保留記憶までを対象にした第1特別図柄の図柄変動時間を、又は大当りとなる先読み判定がない場合は全ての第1特別図柄の保留記憶を対象にした図柄変動時間を合わせて演出図柄表示装置に表示せしめるとともにカウントダウン演出せしめるカウントダウン演出手段と、
前記カウントダウン演出の対象となった最後の保留記憶に基づく図柄変動が開始されたときに、当否判定の結果がハズレの場合は、この時点で記憶されている第1特別図柄の保留記憶に対応する先読み判定を参照し、前記保留記憶の中に前記特典遊技とならない大当りとの先読み判定がなされた保留記憶がある場合は当該保留記憶までを対象にした第1特別図柄の図柄変動時間を、又は大当りとなる先読み判定がない場合は全ての第1特別図柄の保留記憶を対象にした第1特別図柄の図柄変動時間を前記カウントダウン演出の残り図柄変動時間に上乗せしめる上乗せ演出手段と、を備えた構成とする。
尚、第2特別図柄始動口への入球に有利な特典遊技とは、普通図柄の当選確率が高く、かつ普通図柄の変動時間が短縮された時短機能、および普通電動役物の開放時間が延長される開放延長機能が付与された遊技状態が望ましい。また、当否判定の当選確率を向上させる確率変動機能が付与された遊技状態も望ましい。更に、時短機能、開放延長機能、確率変動機能が全て作動する状態でもよい。
遊技価値の高い大当りとは、賞球数が多い、ラウンド数が多い、特典遊技の付与率が高い大当りとすることが望ましい。
先読み判定では、当否の先読みのみでなく、抽出された乱数値の変動パターン乱数から図柄変動時間も先読みする。
前記演出図柄表示装置としては、第1特別図柄に対応する第1擬似演出図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて前記第1特別図柄の当否判定の結果を報知するとともに、前記第2特別図柄の当否判定に応じて第2特別図柄に対応する第2擬似演出図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて前記第2特別図柄の当否判定の結果を報知するようになし、かつ両擬似演出図柄を同時変動可能に設けられた表示装置が望ましい。
カウントダウン演出は、カウントダウン時間が「0」又は大当りが発生することで終了する。勿論、上乗せ演出後もカウントダウンする。
更に、前記カウントダウン演出の対象となった第1特別図柄の保留記憶がなくなった時点(最後の保留記憶の変動開始)で、再度、新たに記憶された第1特別図柄の保留記憶を参照し、演出の対象とする範囲を広げて、カウントダウン演出の残り変動時間を延長させる上乗せ演出することができ、これによりカウントダウン演出中に、カウントダウン時間が延びるので、より第2特別図柄の大当りへの遊技者の期待感を高めることができる。
第1特別図柄始動口及び第2特別図柄始動口を有し、
前記第1特別図柄始動口へ入球に起因して乱数値を抽出し、該乱数値に基づいて第1特別図柄の当否判定を実行する一方、前記第2特別図柄始動口への入球に起因して乱数値を抽出し、該乱数値に基づいて第2特別図柄の当否判定を実行し、
抽出した前記乱数値を保留記憶する保留記憶手段を備え、
前記第1特別図柄又は第2特別図柄の各当否判定に応じて各特別図柄の変動時間を決定し、該変動時間に応じて各特別図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて当否判定の結果を報知するようになし、かつ第1特別図柄と第2特別図柄とが同時変動可能となし、
前記第1特別図柄又は前記第2特別図柄の当否判定の結果が当選であれば、大入賞口を所定の態様で開放する大当り遊技に移行するようになし、かつ第2特別図柄の大当りの方が第1特別図柄よりも遊技価値の高い大当りとされ、前記大入賞口へ入球した遊技球が大入賞口の内部に設けられた特典入球口へ入球することで、前記大当り遊技終了後に、前記第2特別図柄始動口への入球に有利な特典遊技が付与される遊技機において、
遊技盤には、前記第1特別図柄始動口として、左打ち遊技により遊技領域の左領域を流下する遊技球が入球可能な位置に左第1特別図柄始動口が、右打ち遊技により遊技領域の右領域を流下する遊技球が入球可能な位置に右第1特別図柄始動口が設けられ、
かつ前記右打ち遊技により遊技球が入球可能な位置には、普通図柄作動口と、該普通図柄作動口への入球に起因して実行される普通図柄の抽選結果に応じて開放作動する普通電動役物の開放により入球可能又は入球容易とされる前記第2特別図柄始動口と、少なくとも前記特典入球口を有する大入賞口と、が設けられ、
前記当否判定よりも前に前記乱数値の判定を行う先読み判定手段と、
前記特典遊技時に、第1特別図柄の平均変動時間を通常遊技よりも長い時間に設定するとともに、第2特別図柄の平均変動時間を前記第1特別図柄の平均変動時間よりも短い時間に設定する変動パターン特別設定手段と、
前記同時変動中に、第1特別図柄又は第2特別図柄のいずれか一方が大当りとなると、他方の図柄変動を中断して、前記一方の大当り遊技終了後に前記他方の図柄変動を再開する変動中断手段と、
通常遊技状態から前記第1特別図柄の大当りが生起して当該大当り遊技終了後に前記特典遊技が付与された状態で、前記大当り遊技終了後の最初の第1特別図柄の図柄変動時に、当該変動時間と、この時点で記憶されている第1特別図柄の保留記憶に対応する先読み判定を参照し、前記保留記憶の中に前記特典遊技とならない大当りとの先読み判定がなされた保留記憶がある場合は当該保留記憶までを対象にした第1特別図柄の図柄変動時間を、又は大当りとなる先読み判定がない場合は全ての第1特別図柄の保留記憶を対象にした図柄変動時間を合わせて演出図柄表示装置に表示せしめるとともにカウントダウン演出せしめるカウントダウン演出手段と、
前記カウントダウン演出の対象外である、新たに記憶された第1特別図柄の保留記憶に対応する先読み判定を参照し、該先読み判定が大当りとならない場合は前記新たに記憶された第1特別図柄の保留記憶を演出の対象として該保留記憶の図柄変動時間を随時に前記カウントダウン演出の残り図柄変動時間に上乗せしめる随時上乗せ演出手段と、を備えた構成とする。
尚、第2特別図柄始動口への入球に有利な特典遊技とは、普通図柄の当選確率が高く、かつ普通図柄の変動時間が短縮された時短機能、および普通電動役物の開放時間が延長される開放延長機能が付与された遊技状態が望ましい。また、当否判定の当選確率を向上させる確率変動機能が付与された遊技状態も望ましい。更に、時短機能、開放延長機能、確率変動機能が全て作動する状態でもよい。
遊技価値の高い大当りとは、賞球数が多い、ラウンド数が多い、特典遊技の付与率が高い大当りとすることが望ましい。
先読み判定では、当否の先読みのみでなく、抽出された乱数値の変動パターン乱数から図柄変動時間も先読みする。
前記演出図柄表示装置としては、第1特別図柄に対応する第1擬似演出図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて前記第1特別図柄の当否判定の結果を報知するとともに、前記第2特別図柄の当否判定に応じて第2特別図柄に対応する第2擬似演出図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて前記第2特別図柄の当否判定の結果を報知するようになし、かつ両擬似演出図柄を同時変動可能に設けられた表示装置が望ましい。
カウントダウン演出は、カウントダウン時間が「0」又は大当りが発生することで終了する。勿論、上乗せ演出後もカウントダウンする。
更に、前記カウントダウン演出の対象となった第1特別図柄の保留記憶がなくなった時点(最後の保留記憶の変動開始)で、再度、新たに記憶された第1特別図柄の保留記憶を参照し、新しい保留記憶の図柄変動時間を、カウントダウン演出の残り変動時間に随時に上乗せして延長させることができ、これによりカウントダウン演出中に、カウントダウン時間が延びるので、より第2特別図柄の大当りへの遊技者の期待感を高めることができる。
請求項1又は2のいずれかに記載の遊技機において、
前記大入賞口として、前記特典入球口を有する第1大入賞口と、前記特典入球口のない第2大入賞口と、を備えたことを特徴とする。
大当り遊技のラウンドに応じて開放する大入賞口を変更させることができ、特典入球口を狙うタイミング(ラウンド)を明確にすることができる。
常時入球が可能な第1特別図柄始動口、及び普通図柄の抽選結果が当選のときに開放される普通電動役物の開放時に入球が可能な又は容易な第2特別図柄始動口を有し、
前記第1特別図柄始動口への入球に起因して乱数値を抽出し、該乱数値に基づいて第1特別図柄の当否判定を実行する一方、前記第2特別図柄始動口への入球に起因して乱数値を抽出し、該乱数値に基づいて第2特別図柄の当否判定を実行し、
抽出した前記乱数値を保留記憶する保留記憶手段を備え、
前記第1特別図柄又は第2特別図柄の各当否判定に応じて各特別図柄の変動時間を決定し、該変動時間に応じて各特別図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて当否判定の結果を報知するようになし、かつ第1特別図柄と第2特別図柄とが同時変動可能となし、
前記第1特別図柄又は前記第2特別図柄の当否判定の結果が当選であれば、大入賞口を所定の態様で開放する大当り遊技に移行するようになし、かつ第2特別図柄の大当りの方が第1特別図柄よりも遊技価値の高い大当りとされ、前記大当り遊技終了後に、前記第2特別図柄始動口への入球に有利な特典遊技が付与される遊技機において、
前記当否判定よりも前に前記乱数値の判定を行う先読み判定手段と、
前記同時変動中に、第1特別図柄又は第2特別図柄のいずれか一方が大当りとなると、他方の図柄変動を強制的にハズレ判定せしめる強制ハズレ判定手段と、
前記第1又は第2特別図柄の大当り判定時に、当該大当り遊技終了後の最初に変動を開始する第1特別図柄の最も古い保留記憶に関する図柄変動時間を、通常の変動時間及び第2特別図柄の変動時間よりも長く設定せしめる特殊変動パターン設定手段と、
前記第2特別図柄の大当り判定の図柄変動中、又は/及び当該大当り遊技中に、前記第1特別図柄の最も古い保留記憶を参照してその図柄変動時間を示唆する先読み変動時間示唆演出手段と、を備えた構成とする。
尚、第2特別図柄始動口への入球に有利な特典遊技とは、普通図柄の当選確率が高く、かつ普通図柄の変動時間が短縮された時短機能、および普通電動役物の開放時間が延長される開放延長機能が付与された遊技状態が望ましい。また、当否判定の当選確率を向上させる確率変動機能が付与された遊技状態も望ましい。更に、時短機能、開放延長機能、確率変動機能が全て作動する状態でもよい。
遊技価値の高い大当りとは、賞球数が多い、ラウンド数が多い、特典遊技の付与率が高い大当りとすることが望ましい。
先読み判定では、当否の先読みのみでなく、抽出された乱数値の変動パターン乱数から図柄変動時間も先読みする。
第1特別図柄の最も古い保留記憶は、大当り遊技終了後に最初に図柄変動を開始する保留記憶である。
先読み変動時間示唆演出手段は、前記図柄変動時間を演出図柄表示装置にて表示することが望ましく、演出図柄表示装置としては、第1特別図柄に対応する第1擬似演出図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて前記第1特別図柄の当否判定の結果を報知するとともに、前記第2特別図柄の当否判定に応じて第2特別図柄に対応する第2擬似演出図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて前記第2特別図柄の当否判定の結果を報知するようになし、かつ両擬似演出図柄を同時変動可能に設けられた表示装置が望ましい。
常時入球が可能な第1特別図柄始動口、及び普通図柄の抽選結果が当選のときに開放される普通電動役物の開放時に入球が可能な又は容易な第2特別図柄始動口を有し、
前記第1特別図柄始動口への入球に起因して乱数値を抽出し、該乱数値に基づいて第1特別図柄の当否判定を実行する一方、前記第2特別図柄始動口への入球に起因して乱数値を抽出し、該乱数値に基づいて第2特別図柄の当否判定を実行し、
抽出した前記乱数値を保留記憶する保留記憶手段を備え、
前記第1特別図柄又は第2特別図柄の各当否判定に応じて各特別図柄の変動時間を決定し、該変動時間に応じて各特別図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて当否判定の結果を報知するようになし、かつ第1特別図柄と第2特別図柄とが同時変動可能となし、
前記第1特別図柄又は前記第2特別図柄の当否判定の結果が当選であれば、大入賞口を所定の態様で開放する大当り遊技に移行するようになし、かつ第2特別図柄の大当りの方が第1特別図柄よりも遊技価値の高い大当りとされ、前記大当り遊技終了後に、前記第2特別図柄始動口への入球に有利な特典遊技が付与される遊技機において、
前記当否判定よりも前に前記乱数値の判定を行う先読み判定手段と、
前記同時変動中に、第1特別図柄又は第2特別図柄のいずれか一方が大当りとなると、他方の図柄変動を中断して、前記一方の大当り遊技終了後に前記他方の変動を再開する変動中断手段と、
前記第1又は第2特別図柄の大当り判定時に、当該大当り遊技終了後の最初に変動を開始する第1特別図柄の最も古い保留記憶に関する図柄変動時間を、通常の変動時間及び第2特別図柄の変動時間よりも長く設定せしめる特殊変動パターン設定手段と、
前記第2特別図柄の大当り判定の図柄変動中、又は/及び当該大当り遊技中に、前記第1特別図柄の最も古い保留記憶を参照してその図柄変動時間を示唆する先読み変動時間示唆演出手段と、
大当り遊技終了の最初の第1特別図柄の図柄変動時に、当該図柄変動時間を演出図柄表示装置に表示せしめるとともにカウントダウン演出せしめるカウントダウン演出手段と、を備えた構成とする。
尚、第2特別図柄始動口への入球に有利な特典遊技とは、普通図柄の当選確率が高く、かつ普通図柄の変動時間が短縮された時短機能、および普通電動役物の開放時間が延長される開放延長機能が付与された遊技状態が望ましい。また、当否判定の当選確率を向上させる確率変動機能が付与された遊技状態も望ましい。更に、時短機能、開放延長機能、確率変動機能が全て作動する状態でもよい。
遊技価値の高い大当りとは、賞球数が多い、ラウンド数が多い、特典遊技の付与率が高い大当りとすることが望ましい。
先読み判定では、当否の先読みのみでなく、抽出された乱数値の変動パターン乱数から図柄変動時間も先読みする。
前記演出図柄表示装置としては、第1特別図柄に対応する第1擬似演出図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて前記第1特別図柄の当否判定の結果を報知するとともに、前記第2特別図柄の当否判定に応じて第2特別図柄に対応する第2擬似演出図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて前記第2特別図柄の当否判定の結果を報知するようになし、かつ両擬似演出図柄を同時変動可能に設けられた表示装置が望ましい。
カウントダウン演出は、カウントダウン時間が「0」又は大当りが発生することで終了する。
第1特別図柄の最も古い保留記憶は、大当り遊技終了後に最初に図柄変動を開始する保留記憶である。
更に、大当り遊技終了の最初の第1特別図柄の図柄変動時に、当該図柄変動時間(前記チャンスタイム)を前記演出図柄表示装置に表示せしめるとともにカウントダウン演出せしめることで、この間に第2特別図柄の大当りを引き当てて遊技価値の高い大当りの連続獲得を促すことができ、第2特別図柄の大当り獲得への遊技者の期待感を高め、遊技の興趣を向上することができる。
尚、第1特別図柄の変動が中断中は、変動再開時の残り図柄変動時間に前記チャンスタイムを加算する。
前枠11の板ガラス110の奥には前記内枠に保持された遊技盤2(図2)が設けてある。
下皿13は上皿12から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿13に溜まった遊技球を遊技店に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。
遊技領域20の中央部にはセンターケース200が装着されている。センターケース200は中央に演出図柄表示装置21(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設されている。またセンターケース200には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。
遊技球をセンターケース200の左側の流下路へ流下させるには発射ハンドル14を操作して遊技球を弱めに発射する「左打ち」を行う。当該「左打ち」により、センターケース200の左側面に設けられたワープ入口よりワープ樋などを通して、センターケース200の中央直下位置に設けられた第1特図左始動口23Aへの入球を狙える。第1始動口23Aは、常時、遊技球の入球が可能で、入球により第1特別図柄(以下、単に第1特図という)の当否判定が実行される。
尚、「右打ち」による第1特図左始動口23Aへの入球は困難な構成である。
第2特図始動口24は普電役物の開放時にのみ入球可能である。普電役物は、遊技球が作動ゲート22を通過したことに起因して実行される普図の抽選で当りとなると所定時間開放する。第2特別図柄始動口24は入球により第2特別図柄(以下、単に第2特図という)の当否判定が実行される起因となる入球口である。
尚、第1及び第2大入賞口25,26は大当り遊技において交互に開閉可能とされる。
更に遊技盤2の右下部にはレール201の外部の遊技領域20外に、第1特図が変動表示される第1特図表示装置28A、第2特図が変動表示される第2特図表示装置28B、普図が変動表示される普通図柄表示装置29、第1特図の保留記憶が表示される第1特図保留数表示装置281、第2特図の保留記憶が表示される第2特図保留数表示装置282、及び普図の保留記憶が表示される普図保留数表示装置291が配設されている。
発射制御装置44にはCPU、ROM、RAM等が設けられていない、しかしこれに限るわけではなく、発射制御装置44にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置40からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板38を経てホールコンピュータ500に送られる。
主制御装置40と払出制御装置41とは双方向通信が可能である。
そしてサブ統合制御装置42は、スピーカ112を駆動して音声を出力することや、各種LEDや各種ランプ113の点灯、消灯等を制御する。更に演出図柄制御装置43へキャラクタなどを表示する擬似演出や特図の擬似図柄の表示態様のコマンドを送信する。
パチンコ機1は、作動ゲート22への入球に起因して普図の当否抽選を行い、普図表示装置29の図柄変動を開始する。前記抽選結果が当りであれば、表示装置29に当選結果を確定表示して前記普電役物を開放する。これにより第2特図始動口24への入球が可能となる。本実施形態では第2特図始動口24は常時入球が可能な構成ではないので、普図の当りにより入球可能としたが、第2特図始動口24が通常も入球が可能な構成の場合は普図の当りにより通常時よりも入球を容易とする。
一方、左右の第1特図始動口23A,23Bは常時入球可能な構成で「左打ち」及び「右打ち」のいずれでも入球が狙える。
一方、第2特図始動口24への入球があると、これに起因して第2特図用の乱数値が抽出され、該乱数値に基づいて第2特図の当否判定を行い、第2特図表示装置28Bにおいて第2特図の図柄変動、演出図柄表示装置21において第2特図に対応する擬似演出図柄の図柄変動を開始する。
第1特図表示装置28A及び第2特図表示装置28Bにおいて第1特図と第2特図の同時変動が、演出図柄表示装置21において第1特図、第2特図に対応する擬似演出図柄の同時変動が可能とされている。
大当り遊技で、第2大入賞口26へ入球した遊技球が第2大入賞口26内の特典入球項260へ入球することにより、大当り遊技終了後、前記当否判定の当選確率を高確率とする確変機能と、普図の当選確率を高確率とするとともに普通図柄の変動時間を短縮し、かつ普電役物26の開放時間を延長する開放延長機能が付与された特典遊技状態に移行可能とされている。
図5(b)に示すように、第1特図の大当り図柄は「特1図柄A」と「特1図柄B」との2種類の図柄からいずれかが選択され、選択の振分け率は「特1図柄A」が20%とされ、「特1図柄B」が80%とされている。
通常遊技状態から第1特図の大当りが生起して当該大当り遊技終了後に特典遊技に移行すると、第2特図始動口24を狙って右打ち遊技を行い、遊技価値の高い第2特図の大当りの連続獲得を目指す。
そこで大当り遊技終了後の特典遊技の最初の第1特図の図柄変動時に、この時点で記憶されている第1特図の保留記憶の当否判定よりも前に前記保留記憶の先読み判定を行い、先読み判定結果を参照して第1特図の保留記憶の中に特典遊技が付与されない通常遊技の大当りとなる先読み判定の保留記憶がある場合は当該保留記憶までの第1特図の図柄変動時間を、又は大当りとなる先読み判定がない場合は全ての第1特図の保留記憶の図柄変動時間を演出表示せしめ、該図柄変動時間内に第2特図の大当りを引き当てて遊技価値の高い大当りの連続獲得を促すカウントダウン演出を行なう遊技構成としている。尚、カウントダウン数が多ければ多いほど、その間に第2特図での大当り回数を増やすことができることとなるため、遊技者は、カウントダウンされるための数値から、おおよその獲得遊技球数、または第2特図での大当り回数を予測することができる。そのため、カウントダウン表示は特典内容を示していることにもなる。
図6は主制御装置40で実行される「メインルーチン」のフローチャートを示し、「メインルーチン」は本処理(S100〜S110,S115)と残余処理(S111)とで構成され、2ms又は4ms周期の割り込み信号に起因して開始され、最初に正常割り込みか否かを判断する(S100)。この判断はRAMの特定アドレスに特定の数値が書き込まれているか否かに基づいて行われ、ここで否定判断(S100:no)なら初期設定(S115)を実行する。前述の正常割り込みか否かを判断するための数値は、この初期設定の一環としてRAMに書き込まれる。
図7に示す「特図始動入賞確認処理」は、前記入賞確認処理(S108)のサブルーチンで、第1又は第2特図始動口23A,23B,24への入球を確認し、入球時に抽出した各種乱数値を第1特図の保留記憶又は第2特図の保留記憶として個別に記憶処理するとともに、各保留記憶における図柄変動開始時の当否判定に先立って、先読み判定を行う処理である。以下、第1特図の保留記憶および先読み判定処理を中心に説明し、これと同様の処理を行なう第2特図の保留記憶および先読み判定処理の説明は省略する。
前記遊技者に期待を持たせる演出を行うことが可能か否かの判定は具体的に、保留記憶が「大当り」となる可能性があるか、「リーチ」となる可能性があるか等の判定がなされ、更にこれらの可能性がないときは「ハズレ」と判定される。またこの処理では、変動パターン決定用乱数に基づいて図柄変動時間も先読みする。S203の処理は特許請求の範囲に記載の先読み判定手段に相当する。
続いて、第1特図保留数表示装置281の点灯数を増加させると共にサブ統合制御装置42に現在の保留記憶数を送信する保留個数指定コマンド送信処理を行う(S205)。
図8に示すように「当否判定処理1」は、先ずS300の処理において第1又は第2大入賞口25、26を開放させるための特別電動役物が作動中か確認し、作動していなければ(S300:no)、S301の処理において第1特図の図柄変動が中断中であるか否かを確認する。中断中であれば(S301:yes)、S302の処理において大当り遊技終了後に、第1特図の図柄変動を再開するために、中断されていた図柄変動の変動時間の計測を再開する処理を行なう。
確変中でなければ(S312:no)、通常確率(低確率)の当否判定用テーブルと前記大当り決定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う(S314)。
大当りであれば(S315:yes)、S316の処理において、前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り図柄決定用乱数に基づいて大当り図柄を決定する。
続くS317の処理では、前記当否判定の対象となる保留記憶の変動パターン決定用乱数に基づいて、演出図柄表示装置21、第1特図表示装置28Aに表示される第1特図の大当り用の変動時間などといった変動パターンを決定する。尚、S317の処理は特典遊技状態では特許請求の範囲の変動パターン特別設定手段に相当する。
一方、確定図柄表示時間が終了したことを確認すると(S340:yes)、確定図柄表示終了の処理(S341)により第1特図表示装置28Aの特図の確定図柄表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42へ特図に対応する擬似図柄の確定表示を終了させるようにコマンドを送信する。
そして大当り開始演出処理(S349)によりサブ統合制御装置42へ、前記他方の図柄変動を中断させるように、かつ第1特図の大当り演出を開始させるようにコマンドを送信し、リターンして後述の「特別遊技処理」に移行する。
続くS354の処理で開放延長フラグが「1」であるか確認し、開放延長フラグが「1」であれば(S354:yes)、開放延長機能の付与回数を制限する「開放延長カウンタ」を減算し、「開放延長カウンタ(開放延長回数)」が「0」あるか否かを確認する(S355)。「0」であれば(S355:yes)、開放延長フラグを「0」にセットする(S356)。
続くS357の状態指定コマンド送信処理では、遊技状態を示す確変フラグや開放延長フラグの情報等を含む状態指定コマンドを、サブ統合制御装置42へ送信する。その後、「特別遊技処理」に移行する。
一方、最終ラウンドでなければ(S415:no)、S417の処理において第2大入賞口26の開放処理を実行してリターンする。
次にS426において、特典入球口260への入球の有無により大当り遊技終了後に時短遊技に移行されるか確認し、特典入球口260への入球があり、開放延長へ移行される場合(S426:yes)は、S427の開放延長設定処理において時短移行の設定を行うとともに前記時短カウンタをセットする。続いて時短フラグに「1」をセットする処理(S428)を行う。
図15に示す「カウントダウン演出処理」では、先ずS500の処理において特典遊技での第1特図の図柄変動のはずれ判定を示す所定の変動パターンのコマンドを主制御装置40から受信したか否かを確認する。所定の変動パターンの受信があれば(S500:yes)、S501の処理で第1演出フラグが「1」であるか否かを確認する。第1演出フラグが「1」でなければ(S501:no)、S502の処理で第2演出フラグが「1」であるか否かを確認する。第2演出フラグが「1」でなければ(S502:no)、S503の処理で前記第1演出フラグに「1」をセットする。
これにより前記コマンドを受信した演出図柄制御装置43の制御により演出図柄表示装置21にてカウントダウン演出が実行される。
前記S502の処理で第2演出フラグが「1」であない(S502:yes)場合も、S509の上乗せ演出処理へ移行する。
続くS512の処理において、現時点での第1特図の保留記憶の数分のカウンタを設定する。この場合、設定するカウント値は、前記先読み判定を参照に第1特図の保留記憶の中に大当りがある場合は当該保留記憶までの保留記憶数をカウント値とし(例えば4つ目の保留記憶が大当りであれば「3」をカウント値とする)、先読み判定により第1特図の保留記憶の中に大当りがない場合は全ての第1特図の保留記憶数をカウント値とする。この処理によりカウントダウン演出の対象とする第1特図の保留記憶を変更する。
前記コマンドを受信した演出図柄制御装置43の制御により演出図柄表示装置21にて上乗せ演出が実行される。
その後、前記S513の処理にて、前記カウントダウン演出の対象とする全ての第1特図の保留記憶の変動時間を合算し、かつ、該合算値を現時点でのカウントダウン演出の残り図柄変動時間に上乗せし、これにより第1特図の残り図柄変動時間をカウントダウンするように演出内容を決定して、随時に上乗せ演出を実行するように演出図柄制御装置43へコマンドを送信する。
先ずS520の処理において第1特図の大当りによる大当り遊技が終了した否かを確信し、大当り遊技の終了が確認できれば(S520:yes)、S521の処理において大当り遊技終了後の遊技状態が通常遊技状態であるか否かを確認する。通常遊技状態であれば(S521:yes)、S522の処理で前記第1演出フラグが「1」であるか否かを確認し、「1」であれば(S522:yes)、第1演出フラグを「0」にリセットする(S523)。
このように前記S523、S525の処理で第1演出フラグ、第2演出フラグをリセットすることで前記カウントダウン演出や前記上乗せ演出が終了する。その後、S526の処理において前記カウントダウン演出や前記上乗せ演出が終了したことを示唆する演出を開始するようになす。
図18(a)は、第1特図と第2特図の同時変動の表示例を示し、例えば演出図柄表示装置21の表示画面を上下に2分割して、上段側に第1特図に対応する3桁の数字からなる擬似演出図柄211を変動表示するとともに、第1特図の保留記憶を示す表示213を行う。
一方、前記表示画面の下段側には第2特図に対応する3桁の数字からなる擬似演出図柄212を変動表示するとともに、第2特図の保留記憶を示す表示214を行う。
尚、この同時変動表示は、主に確変及び開放延長が付与された特典遊技状態から大当り遊技を経て特典遊技状態が連荘する遊技状態で表示される。
そして前記表示画面のほぼ中央に、当該変動の残り時間と先読み判定を参照した第1特図の保留記憶の変動時間とを合算した残り図柄変動時間のカウントダウン表示216を表示せしめる。また前記表示画面の下部左側には第1特図の擬似演出図柄211を変動表示せしめる。
この場合、第1特図の変動、第2特図の変動は演出をする必要性がないので、第2の特図の擬似演出図柄の変動表示を行わず、第1特は残り図柄変動時間が表示される関係から第1特図の擬似演出図柄211を変動表示せしめることが望ましい。
尚、前記カウントダウン演出時と同様に、前記表示画面の上部にはチャンスタイム表示215と熊の達吉210を表示せしめ、表示画面の下部に第1特図の擬似演出図柄211を変動表示せしめる。
勿論、表示画面の上部にはチャンスタイム表示215と熊の達吉210を表示せしめ、表示画面の下部に第1特図の擬似演出図柄211を変動表示せしめることが望ましい。
通常遊技状態から第1特図の大当りが生起して、かつ当該大当り遊技終了後に確変及び開放延長が付与される特典遊技に移行すると、第2特図始動口24を狙って右打ち遊技を行い、遊技価値の高い第2特図の大当りの連続獲得を目指す。特典遊技状態で右打ちすることにより第1特図及び第2特図の保留記憶はなくなることが無く、同時変動が行われる。
このように、変動中の第1特図の変動時間だけでなく、保留記憶された第1特図の変動時間を合算して残り時間を示唆するカウントダウン演出を行なうことで、第2特図の大当り獲得への遊技者の期待感を高め、遊技の興趣を向上することができる。
しかし、これに限らず、カウントダウン演出の継続を制限するようにしてもよい。例えば、特典遊技へ移行した最初の第1特図の図柄変動時にカウントダウン演出の対象とした第1特図の保留記憶がなくなり、この時点で、カウントダウンの上乗せ演出の対象とした第1特図の保留記憶がなくなった時点でカウントダウン演出を終了するようにしてもよい。
更にまた、本パチンコ機1は第1特図と第2特図の同時変動中に一方の特別図柄が大当りとなると、他方の特図の変動を中断するものであるが、これに限らず、同時変動中に一方の特別図柄が大当りとなると、他方の特図を強制的にハズレとして図柄変動を停止する構成の遊技機に前記カウントダウン演出と前記上乗せ演出を行なう構成としてもよい。このようにすれば、第1特図の変動時間を示すカウントダウンの数字がリセットされることにもなり、遊技者としてはカウントダウンがゼロになる前に第2特図で大当りすることを目指す遊技性となる。
図20は本パチンコ機の遊技盤2Aを示すもので、遊技盤2Aの外レール201と内レール202とによって囲まれた略円形の遊技領域20には、その中央部にセンターケース200が装着されている。
センターケース200は中央に演出図柄表示装置21(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設されている。またセンターケース200には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。
センターケース200の直下には、常時入球(入賞)可能な第1特図始動口23と、チューリップ式普電役物からなる第2特図始動口24とが上下位置に設置されている。第1特図始動口23への入球により第1特図の当否判定が行われ、第2特図始動口24により第2特図の当否判定が行われる。
尚、遊技盤2の遊技領域20には、多数の遊技釘や風車が植設されている。
発射制御装置44にはCPU、ROM、RAM等が設けられていない、しかしこれに限るわけではなく、発射制御装置44にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置40からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板38を経てホールコンピュータ500に送られる。
主制御装置40と払出制御装置41とは双方向通信が可能である。
そしてサブ統合制御装置42は、スピーカ112を駆動して音声を出力することや、各種LEDや各種ランプ113の点灯、消灯等を制御する。更に演出図柄制御装置43へキャラクタなどを表示する擬似演出や特図の擬似図柄の表示態様のコマンドを送信する。
本パチンコ機は、作動ゲート22への入球に起因して普図の当否抽選を行い、普図表示装置29の図柄変動を開始する。前記抽選結果が当りであれば、表示装置29に当選結果を確定表示して前記普電役物を開放する。これにより第2特図始動口24への入球が可能となる。本実施形態では第2特図始動口24は常時入球が可能な構成ではないので、普図の当りにより入球可能としたが、第2特図始動口24が通常も入球が可能な構成の場合は普図の当りにより通常時よりも入球を容易とする。
一方、第2特図始動口24への入球があると、これに起因して第2特図用の乱数値が抽出され、該乱数値に基づいて第2特図の当否判定を行い、第2特図表示装置28Bにおいて第2特図の図柄変動、演出図柄表示装置21において第2特図に対応する擬似演出図柄の図柄変動を開始する。
第1特図表示装置28A及び第2特図表示装置28Bにおいて第1特図と第2特図の同時変動が、演出図柄表示装置21において第1特図、第2特図に対応する擬似演出図柄の同時変動が可能とされている。
大当りとなると、第1特図又は第2特図の大当り図柄が確定され、該大当り図柄に応じて大当り遊技の態様(例えば、大入賞口25を開放するラウンド数や大入賞口25の開放時間等)が決定される。
更に大当り遊技終了後、第1及び第2特図の変動が100回に達するまで、特図の当否判定の当選確率を高確率とする確変機能と、普図の当選確率を高確率とするとともに普通図柄の変動時間を短縮し、かつ普電役物26の開放時間を延長する開放延長機能が付与された特典遊技状態に移行する構成とされている。
図22(b)に示すように、第1特図の大当り図柄は「特1図柄A」と「特1図柄B」との2種類の図柄からいずれか一つの図柄が選択され、選択の振分け率は「特1図柄A」が95%とされ、「特1図柄B」が5%とされている。
第1特図では「特1図柄A」及び「特1図柄B」のいずれの大当りでも、大当り遊技が16ラウンドとされ、「特1図柄B」の大当りでは全てのラウンドにおいて入球が容易な開放態様(例えば10秒間開放)にて大入賞口25が開放されるが、「特1図柄A」の大当りでは5ラウンドのみ入球が容易な開放態様(例えば10秒間開放)にて大入賞口25が開放され、残りの9ラウンドは入球が困難な開放態様(例えば0.8秒間開放)で大入賞口25が開放される。
また第2特図では「特2図柄A」及び「特2図柄B」のいずれの大当りでも、大当り遊技が16ラウンドとされ、全てのラウンドにおいて入球が容易な開放態様(例えば10秒間開放)にて大入賞口25が開放される。
そこで本パチンコ機は、第1特図又は第2特図のいずれの大当りでも、大当り遊技後の最初の第1特図の図柄変動時間を、特殊変動時間として通常の変動時間及び第2特図の変動時間よりも長い時間に設定し、第2特図の大当り判定の図柄変動中、又は/及び当該大当り遊技中に前記特殊変動時間を示す先読み変動時間を示唆する先読み演出を行ない、かつ大当り遊技後の最初の第1特図の変動時に前記特殊変動時間のカウントダウン演出を行ない、この間に第2特図の大当りを獲得するように促す演出を行なう遊技構成としている。
第1特図の特殊変動時間としては、例えば1分、3分、6分のいずれかに設定するようになし、これに対して第2特図の変動時間を短く(例えば変動時間を一律10秒)することが望ましい。これによれば、第1特図の特殊変動時間が3分の場合、その間に第2特図は18回の変動が可能で第1特図よりも第2特図の大当りが望める。また第1特図の変動時間が6分であれば第2特図の36回の変動が可能となり、更に第2特図の大当りが望める。
図23乃至図26は本パチンコ機の主制御装置40で実行される第1特図又は第2特図の当否判定を行う「当否判定処理2」のフローチャートを示す。尚、第1特図の当否判定と第2特図の当否判定は同一の処理で、個別に実行される。以下、第1特図の当否判定処理を中心に説明し、これと同様の処理を行なう第2特図の当否判定処理の説明は省略する。
本パチンコ機の主制御装置40は、第1の実施形態と同様に前記メインルーチン(図6)、前記特図始動入賞確認処理(図7)を実行した後、図23に示す「当否判定処理2」を実行する。この処理では、先ずS600の処理において大入賞口25を開放させるための特別電動役物が作動中か確認し、作動していなければ(S600:no)、S601の処理において第1特図又は第2特図が変動中であるか否かを確認する。変動中でなければ(S601:no)、第1特図又は第2特図の確定図柄が表示されているか確認する(S602)。尚、前記S600の処理で特別電動役物が作動中(S600:yes)であればリターンして、第1の実施形態と同様の前記「特別遊技処理」へ移行する。
確変中でなければ(S612:no)、通常確率(低確率)の当否判定用テーブルと前記大当り決定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う(S614)。
大当りであれば(S615:yes)、S616の処理において、前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り図柄決定用乱数に基づいて大当り図柄を決定する。
続くS617の処理では、前記当否判定の対象となる保留記憶の変動パターン決定用乱数に基づいて、演出図柄表示装置21、第1特図表示装置28Aに表示される第1特図の大当り用の変動時間などといった変動パターンを決定する。
一方、確定図柄表示時間が終了したことを確認すると(S640:yes)、確定図柄表示終了の処理(S641)により第1特図表示装置28Aの特図の確定図柄表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42へ特図に対応する擬似図柄の確定表示を終了させるようにコマンドを送信する。
そして大当り開始演出処理(S649)によりサブ統合制御装置42へ、前記他方の図柄変動を中断させるように、かつ第1特図の大当り演出を開始させるようにコマンドを送信し、リターンして前記「特別遊技処理」に移行する。
続くS654の処理で開放延長フラグが「1」であるか確認し、開放延長フラグが「1」であれば(S654:yes)、開放延長機能の付与回数(100回)を制限する「開放延長カウンタ」を減算し、「開放延長カウンタ(開放延長回数)」が「0」あるか否かを確認する(S655)。「0」であれば(S655:yes)、開放延長フラグを「0」にセットする(S656)。
続くS357の状態指定コマンド送信処理では、遊技状態を示す確変フラグや開放延長フラグの情報等を含む状態指定コマンドを、サブ統合制御装置42へ送信する。その後、リターンして前記「特別遊技処理」に移行する。
この処理では先ず、S700の処理において主制御装置40から第2特図の(特2)当否判定に係る変動パターンを受信したか否かを確認する。変動パターンの受信が確認できれば(S700:yes)、S701の処理において前記第2特図の当否判定が当選(大当り)であるか否かを確認し、当選であれば(S701:yes)、S702の処理において第1特図(特1)の保留記憶があるか否かを確認する。
その後、S705の処理において、第2特図の当該大当り判定の変動時に、当該大当り遊技終了後の最初の第1特図の特殊変動時間を演出図柄表示装置21に表示せしめる前記先読み変動時間示唆演出を行なうようにその演出内容を決定し、演出図柄制御装置43へコマンドを送信する(先読み変動時間示唆演出手段)。
前記S702の処理で第1特図の保留記憶がなければ(S702:no)、S706の処理において通常の第2特図の大当たり演出を行なうようにその演出内容を決定し、演出図柄制御装置43へコマンドを送信する。
この処理では先ず、S710の処理において第2特図の大当りによる大当り遊技中であるか否かを確認する。大当り遊技中であれば(S710:yes)、S711の処理において前記大当り遊技の所定のラウンド(例えば10ラウンド目)が開始されたか否かを確認し、所定のラウンドが開始されたのであれば(S711:yes)、S712の処理において第1特図(特1)の保留記憶があるか否かを確認する。
その後、S715の処理において、前記大当り遊技の所定のラウンド(10ラウンド目)で、当該大当り遊技終了後の最初の第1特図の特殊変動時間を演出図柄表示装置21に表示せしめる前記先読み変動時間示唆演出を行なうようにその演出内容を決定し、演出図柄制御装置43へコマンドを送信する(先読み変動時間示唆演出手段)。
図29(a)に示すように、演出図柄表示装置21の表示画面において、第1及び第2特図が同時変動中に第2特図の変動が大当りとなるリーチの表示がなされると、第2特図の擬似演出図柄212(リーチ図柄)が第1特図の擬似演出図柄211よりも大きく表示される。
そして当該リーチから大当りとなると、その大当り遊技終了後の最初の第1特図の変動時間が延長されて、この間に第2特図の大当りを獲得するためのチャンスタイムが確定する事を予告するチャンスタイム予告表示219が行なわれる。
その他に表示画面には、本パチンコ機のメインキャラクタの「くまの達吉」210、第1特図の保留記憶数を示す保留記憶表示213および第2特図の保留記憶数を示す保留記憶表示214がなされる。
勿論、第1特図の特殊変動時間(チャンスタイム)は第2特図の大当り判定時に決定されており、遊技ボタン15の操作で変るものではなく、加算数値の合計が決定されたチャンスタイムとなるように表示して、遊技ボタン15を操作することにより遊技者自身がチャンスタイムを獲得したように見せかける。
尚、第2特図の大当り遊技終了後に限らず、第1特図の大当りでも第1特図の特殊変動時間は設定されるので、第1特図の大当り遊技終了後に前記チャンスタイムのカウントダウン演出を行なうことが望ましい。
通常遊技状態から第1特図の大当りが生起すると、当該大当り遊技終了後に確変及び開放延長が付与される特典遊技に移行するので、第2特図始動口24を狙って、遊技価値の高い第2特図の大当りの連続獲得を目指す。特典遊技状態では第1特図及び第2特図の保留記憶はなくなることが無く、同時変動が行われる。
そして第2特図の当否判定により大当り判定となると、この時に設定されたチャンスタイムを、当該第2特図の大当り判定の図柄変動中、又は/及び当該大当り遊技中に演出図柄表示装置21に表示せしめることで、予め大当り遊技後に付与される第2特図による遊技価値の高い大当りの連続獲得を促すチャンスを示すことができ、事前にある程度の有利度を把握させることができる。
更に、大当り遊技終了の最初の第1特図の図柄変動時に、当該図柄変動時間(設定されたチャンスタイム)を演出図柄表示装置21に表示せしめるとともにカウントダウン演出せしめることで、この間に第2特図の大当りを引き当てて遊技価値の高い大当りの連続獲得を促すことができ、第2特図の大当り獲得への遊技者の期待感を高め、遊技の興趣を向上することができる。
また、変動時間をカウントダウン表示する以外にも、レベルメータにて表示したり、逆にカウントアップしたり、キャラクタの動きや表情などで示唆したりすることが考えられる。
レベルメータ表示ならば、具体的な数値は分からなくても直感的に残り時間を知ることができるし、カウントアップなら、いつ終わるのかは分からないが、自分が得てきたチャンスタイムの時間を知ることができる。
キャラクタならば、表情や動きから遊技者が残り時間を推測しながら遊技を行うことができるようになる。
2、2A 遊技盤
20 遊技領域
21 演出図柄表示装置
22 普図作動ゲート(普通図柄作動口)
23,23A,23B 第1特図(特別図柄)始動口
24 第2特図(特別図柄)始動口
25、26 大入賞口
260 特典入球口
40 主制御装置(先読み判定手段、変動パターン特別設定手段、変動中断手段、強制ハズレ判定手段、特殊変動パターン設定手段、先読み変動時間示唆演出手段)
42 サブ統合制御装置(カウントダウン演出手段、上乗せ演出手段、随時上乗せ演出手段、先読み変動時間示唆演出手段)
Claims (5)
- 第1特別図柄始動口及び第2特別図柄始動口を有し、
前記第1特別図柄始動口への入球に起因して乱数値を抽出し、該乱数値に基づいて第1特別図柄の当否判定を実行する一方、前記第2特別図柄始動口への入球に起因して乱数値を抽出し、該乱数値に基づいて第2特別図柄の当否判定を実行し、
抽出した前記乱数値を保留記憶する保留記憶手段を備え、
前記第1特別図柄又は第2特別図柄の各当否判定に応じて各特別図柄の変動時間を決定し、該変動時間に応じて各特別図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて当否判定の結果を報知するようになし、かつ第1特別図柄と第2特別図柄とが同時変動可能となし、
前記第1特別図柄又は前記第2特別図柄の当否判定の結果が当選であれば、大入賞口を所定の態様で開放する大当り遊技に移行するようになし、かつ第2特別図柄の大当りの方が第1特別図柄よりも遊技価値の高い大当りとされ、前記大入賞口へ入球した遊技球が大入賞口の内部に設けられた特典入球口へ入球することで、前記大当り遊技終了後に、前記第2特別図柄始動口への入球に有利な特典遊技が付与される遊技機において、
遊技盤には、前記第1特別図柄始動口として、左打ち遊技により遊技領域の左領域を流下する遊技球が入球可能な位置に左第1特別図柄始動口が、右打ち遊技により遊技領域の右領域を流下する遊技球が入球可能な位置に右第1特別図柄始動口が設けられ、
かつ前記右打ち遊技により遊技球が入球可能な位置には、普通図柄作動口と、該普通図柄作動口への入球に起因して実行される普通図柄の抽選結果に応じて開放作動する普通電動役物の開放により入球可能又は入球容易とされる前記第2特別図柄始動口と、少なくとも前記特典入球口を有する大入賞口と、が設けられ、
前記当否判定よりも前に前記乱数値の判定を行う先読み判定手段と、
前記特典遊技時に、第1特別図柄の平均変動時間を通常遊技よりも長い時間に設定するとともに、第2特別図柄の平均変動時間を前記第1特別図柄の平均変動時間よりも短い時間に設定する変動パターン特別設定手段と、
前記同時変動中に、第1特別図柄又は第2特別図柄のいずれか一方が大当りとなると、他方の図柄変動を中断して、前記一方の大当り遊技終了後に前記他方の図柄変動を再開する変動中断手段と、
通常遊技状態から前記第1特別図柄の大当りが生起して当該大当り遊技終了後に前記特典遊技が付与された状態で、前記大当り遊技終了後の最初の第1特別図柄の図柄変動時に、当該変動時間と、この時点で記憶されている第1特別図柄の保留記憶に対応する先読み判定を参照し、前記保留記憶の中に前記特典遊技とならない大当りとの先読み判定がなされた保留記憶がある場合は当該保留記憶までを対象にした第1特別図柄の図柄変動時間を、又は大当りとなる先読み判定がない場合は全ての第1特別図柄の保留記憶を対象にした図柄変動時間を合わせて演出図柄表示装置に表示せしめるとともにカウントダウン演出せしめるカウントダウン演出手段と、
前記カウントダウン演出の対象となった最後の保留記憶に基づく図柄変動が開始されたときに、当否判定の結果がハズレの場合は、この時点で記憶されている第1特別図柄の保留記憶に対応する先読み判定を参照し、前記保留記憶の中に前記特典遊技とならない大当りとの先読み判定がなされた保留記憶がある場合は当該保留記憶までを対象にした第1特別図柄の図柄変動時間を、又は大当りとなる先読み判定がない場合は全ての第1特別図柄の保留記憶を対象にした第1特別図柄の図柄変動時間を前記カウントダウン演出の残り図柄変動時間に上乗せしめる上乗せ演出手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。 - 第1特別図柄始動口及び第2特別図柄始動口を有し、
前記第1特別図柄始動口への入球に起因して乱数値を抽出し、該乱数値に基づいて第1特別図柄の当否判定を実行する一方、前記第2特別図柄始動口への入球に起因して乱数値を抽出し、該乱数値に基づいて第2特別図柄の当否判定を実行し、
抽出した前記乱数値を保留記憶する保留記憶手段を備え、
前記第1特別図柄又は第2特別図柄の各当否判定に応じて各特別図柄の変動時間を決定し、該変動時間に応じて各特別図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて当否判定の結果を報知するようになし、かつ第1特別図柄と第2特別図柄とが同時変動可能となし、
前記第1特別図柄又は前記第2特別図柄の当否判定の結果が当選であれば、大入賞口を所定の態様で開放する大当り遊技に移行するようになし、かつ第2特別図柄の大当りの方が第1特別図柄よりも遊技価値の高い大当りとされ、前記大入賞口へ入球した遊技球が大入賞口の内部に設けられた特典入球口へ入球することで、前記大当り遊技終了後に、前記第2特別図柄始動口への入球に有利な特典遊技が付与される遊技機において、
遊技盤には、前記第1特別図柄始動口として、左打ち遊技により遊技領域の左領域を流下する遊技球が入球可能な位置に左第1特別図柄始動口が、右打ち遊技により遊技領域の右領域を流下する遊技球が入球可能な位置に右第1特別図柄始動口が設けられ、
かつ前記右打ち遊技により遊技球が入球可能な位置には、普通図柄作動口と、該普通図柄作動口への入球に起因して実行される普通図柄の抽選結果に応じて開放作動する普通電動役物の開放により入球可能又は入球容易とされる前記第2特別図柄始動口と、少なくとも前記特典入球口を有する大入賞口と、が設けられ、
前記当否判定よりも前に前記乱数値の判定を行う先読み判定手段と、
前記特典遊技時に、第1特別図柄の平均変動時間を通常遊技よりも長い時間に設定するとともに、第2特別図柄の平均変動時間を前記第1特別図柄の平均変動時間よりも短い時間に設定する変動パターン特別設定手段と、
前記同時変動中に、第1特別図柄又は第2特別図柄のいずれか一方が大当りとなると、他方の図柄変動を中断して、前記一方の大当り遊技終了後に前記他方の図柄変動を再開する変動中断手段と、
通常遊技状態から前記第1特別図柄の大当りが生起して当該大当り遊技終了後に前記特典遊技が付与された状態で、前記大当り遊技終了後の最初の第1特別図柄の図柄変動時に、当該変動時間と、この時点で記憶されている第1特別図柄の保留記憶に対応する先読み判定を参照し、前記保留記憶の中に前記特典遊技とならない大当りとの先読み判定がなされた保留記憶がある場合は当該保留記憶までを対象にした第1特別図柄の図柄変動時間を、又は大当りとなる先読み判定がない場合は全ての第1特別図柄の保留記憶を対象にした図柄変動時間を合わせて演出図柄表示装置に表示せしめるとともにカウントダウン演出せしめるカウントダウン演出手段と、
前記カウントダウン演出の対象外である、新たに記憶された第1特別図柄の保留記憶に対応する先読み判定を参照し、該先読み判定が大当りとならない場合は前記新たに記憶された第1特別図柄の保留記憶を演出の対象として該保留記憶の図柄変動時間を随時に前記カウントダウン演出の残り図柄変動時間に上乗せしめる随時上乗せ演出手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。 - 請求項1又は2のいずれかに記載の遊技機において、
前記大入賞口として、前記特典入球口を有する第1大入賞口と、前記特典入球口のない第2大入賞口と、を備えたことを特徴とする遊技機。 - 常時入球が可能な第1特別図柄始動口、及び普通図柄の抽選結果が当選のときに開放される普通電動役物の開放時に入球が可能な又は容易な第2特別図柄始動口を有し、
前記第1特別図柄始動口への入球に起因して乱数値を抽出し、該乱数値に基づいて第1特別図柄の当否判定を実行する一方、前記第2特別図柄始動口への入球に起因して乱数値を抽出し、該乱数値に基づいて第2特別図柄の当否判定を実行し、
抽出した前記乱数値を保留記憶する保留記憶手段を備え、
前記第1特別図柄又は第2特別図柄の各当否判定に応じて各特別図柄の変動時間を決定し、該変動時間に応じて各特別図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて当否判定の結果を報知するようになし、かつ第1特別図柄と第2特別図柄とが同時変動可能となし、
前記第1特別図柄又は前記第2特別図柄の当否判定の結果が当選であれば、大入賞口を所定の態様で開放する大当り遊技に移行するようになし、かつ第2特別図柄の大当りの方が第1特別図柄よりも遊技価値の高い大当りとされ、前記大当り遊技終了後に、前記第2特別図柄始動口への入球に有利な特典遊技が付与される遊技機において、
前記当否判定よりも前に前記乱数値の判定を行う先読み判定手段と、
前記同時変動中に、第1特別図柄又は第2特別図柄のいずれか一方が大当りとなると、他方の図柄変動を強制的にハズレ判定せしめる強制ハズレ判定手段と、
前記第1又は第2特別図柄の大当り判定時に、当該大当り遊技終了後の最初に変動を開始する第1特別図柄の最も古い保留記憶に関する図柄変動時間を、通常の変動時間及び第2特別図柄の変動時間よりも長く設定せしめる特殊変動パターン設定手段と、
前記第2特別図柄の大当り判定の図柄変動中、又は/及び当該大当り遊技中に、前記第1特別図柄の最も古い保留記憶を参照してその図柄変動時間を示唆する先読み変動時間示唆演出手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。 - 常時入球が可能な第1特別図柄始動口、及び普通図柄の抽選結果が当選のときに開放される普通電動役物の開放時に入球が可能な又は容易な第2特別図柄始動口を有し、
前記第1特別図柄始動口への入球に起因して乱数値を抽出し、該乱数値に基づいて第1特別図柄の当否判定を実行する一方、前記第2特別図柄始動口への入球に起因して乱数値を抽出し、該乱数値に基づいて第2特別図柄の当否判定を実行し、
抽出した前記乱数値を保留記憶する保留記憶手段を備え、
前記第1特別図柄又は第2特別図柄の各当否判定に応じて各特別図柄の変動時間を決定し、該変動時間に応じて各特別図柄を変動せしめた後に確定表示せしめて当否判定の結果を報知するようになし、かつ第1特別図柄と第2特別図柄とが同時変動可能となし、
前記第1特別図柄又は前記第2特別図柄の当否判定の結果が当選であれば、大入賞口を所定の態様で開放する大当り遊技に移行するようになし、かつ第2特別図柄の大当りの方が第1特別図柄よりも遊技価値の高い大当りとされ、前記大当り遊技終了後に、前記第2特別図柄始動口への入球に有利な特典遊技が付与される遊技機において、
前記当否判定よりも前に前記乱数値の判定を行う先読み判定手段と、
前記同時変動中に、第1特別図柄又は第2特別図柄のいずれか一方が大当りとなると、他方の図柄変動を中断して、前記一方の大当り遊技終了後に前記他方の変動を再開する変動中断手段と、
前記第1又は第2特別図柄の大当り判定時に、当該大当り遊技終了後の最初に変動を開始する第1特別図柄の最も古い保留記憶に関する図柄変動時間を、通常の変動時間及び第2特別図柄の変動時間よりも長く設定せしめる特殊変動パターン設定手段と、
前記第2特別図柄の大当り判定の図柄変動中、又は/及び当該大当り遊技中に、前記第1特別図柄の最も古い保留記憶を参照してその図柄変動時間を示唆する先読み変動時間示唆演出手段と、
大当り遊技終了の最初の第1特別図柄の図柄変動時に、当該図柄変動時間を演出図柄表示装置に表示せしめるとともにカウントダウン演出せしめるカウントダウン演出手段と、を備えたことを特徴とする遊技機。
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