JP6813203B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
上記した構成からなる弾球遊技機においては、第2大入賞口の開放パターンとして特定領域への遊技球の入球が容易となる開放パターンが設定された場合、当該開放パターンに応じて開放された第2大入賞口に入球した遊技球が特定領域に入球することを前提として、大当り遊技の終了後に第1特定状態及び第2特定状態へ移行する確率は求められるものとする。
このような弾球遊技機によれば、確率変動手段及び開放延長手段が作動中であるときは、第1始動口への遊技球の入球に基づく当否判定で、如何に大当りと判定させることができるか、又は第1始動口への遊技球の入球に基づく当否判定で判定される大当りのうち、どの大当りで判定させることができるかといった遊技性となり、第2特別図柄で大当り図柄が確定表示された場合に実行される大当り遊技が第1特別図柄で大当り図柄が確定表示された場合に実行される大当り遊技よりも遊技価値が低いため、確率変動手段が作動中で開放延長手段が未作動中であるときは、第2始動口への遊技球の入球に基づく当否判定で大当りと判定されるまでに、どれだけ小当りと判定させることができるかといった遊技性に分けることが可能となる。
このような弾球遊技機によれば、第1特別図柄で大当り図柄が確定表示された場合のほうが、第2特別図柄で大当り図柄が確定表示された場合よりも、大当り遊技中に開放される第2大入賞口の開放パターンとして第1開放パターンが設定される確率を高いため確率変動手段の作動が継続する確率が高くなり、例え第1始動口への遊技球の入球に基づく当否判定で判定された大当りが、大当り遊技の終了後に第2特定状態へ移行しない大当りでなくても遊技者が落胆してしまうことを防ぐことが可能となる。
このような弾球遊技機によれば、第2特別図柄で大当り図柄が確定表示された場合のほうが、第1特別図柄で大当り図柄が確定表示された場合よりも、大当り遊技中に開放される第2大入賞口の開放パターンとして第1開放パターンが設定される確率を高いため確率変動手段の作動が継続する確率が高くなり、第1始動口への遊技球の入球に基づく当否判定で大当り遊技の終了後に第2特定状態へ移行する大当りを引きたいという気持ちを持たせることで、遊技者の遊技意欲を駆り立てることが可能となる。
このような弾球遊技機によれば、確率変動手段の作動は特別図柄の変動表示の回数が予め定められた回数に到達するまで継続するため、第1特定状態である場合は、特別図柄の変動表示の回数が予め定められた回数に到達する前に早く大当りを引くことができるかという遊技性を発揮することができ、第2特定状態においては、小当り遊技を出来る限り頻繁に発生させつつ、特別図柄の変動表示の回数が予め定められた回数に近い回数で大当りを引くことができるかという遊技性を発揮することができるため、大当り遊技の終了後に開放延長手段が作動するか否かによって遊技性の違いを顕著に出すことができる。
[実施例1]
センターケース5の左方には、遊技球が通過(入球)可能な普図(以下、普通図柄ともいう)の普通図柄作動ゲート17が設けられている。普通図柄作動ゲート17は遊技球が入球して通過することにより普通図柄の当否抽選が実行される起因となるものである。
センターケース5の下には、常時入球(入賞)可能な第1始動口A11が配置されている。また、第1始動口A11の下方には、第1始動口B12が配置されている。第1始動口B12は開閉可能な翼片を備えている。普通電動役物(以下、普電役物ともいう)が作動すると、翼片が開放されて第1始動口B12への遊技球の入球が可能となる。普通図柄の抽選に当選すると普通電動役物が作動して、翼片が所定の時間開放されることなる。
第1始動口A11及び第1始動口B12は、植設された遊技釘及びセンターケース5の成型形状により、右遊技領域Rを流下した遊技球が入球困難な構成となっているが、左遊技領域Lを流下した遊技球が入球し易い位置に配置されている。第1始動口A11及び第1始動口B12は、入球により第1特別図柄の当否判定が実行される起因となる入球口である。第1始動口A11又は第1始動口12Bへの入球により第1特別図柄の大当り決定用乱数、大当り図柄決定乱数、第1特別図柄の変動パターン決定用乱数などの複数種類の乱数が抽出される。これら乱数に応じて第1特別図柄の当否判定が実行され、結果は大当り、又はハズレの判定がなされる。
なお、第2大入賞口91の内部には、大当り遊技中に、第2大入賞口91に入球した遊技球が誘導され、大当り遊技終了後に高確変遊技状態(大当り抽選で当る確率が上昇した状態)に移行するか否かを設定するための確変設定装置92が配置されている。
図3に記載されているように、確変設定装置92は、第2大入賞口91に入球した遊技球が排出される排出口92aと、高確率遊技状態への移行を設定するための確変口94と、確変口94を閉鎖或いは開放する振分羽根役物93を備える。
図3(a)は、振分羽根役物93の閉鎖時の確変設定装置92を示し、図3(b)は振分羽根役物93の開放時の確変設定装置92を示す。
また、振分羽根役物93が開放時に排出口92aから遊技球が確変口94に入球すると、大当り遊技終了後に高確率遊技状態に移行することが設定される。一方、振分羽根役物93の閉鎖時に排出口92aから遊技球が排出されると、遊技球は、振分羽根役物93によりハズレ口92bに誘導される。
なお、パチンコ機50には、サブ統合制御装置83に設けられたRAMの内容を保持するバックアップ装置が備えられていない構成となっている。
また、主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特別図柄表示装置9及び第2特別図柄表示装置10の表示、第1特別図柄保留数表示装置18、第2特別図柄保留数表示装置19及び普通図柄表示装置7の点灯を制御する。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り(特別遊技ともいう)等の管理用の信号が外部接続端子78に出力されてホールメインコンピュータに送られる。主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
なお、本実施例では遊技球を払い出す構成であるが、入賞等に応じて発生した遊技球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射できないようになっている。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、演出図柄等の演出画像を演出図柄表示装置6の画面に表示させる。
なお、本実施例では、サブ統合制御装置83及び演出図柄制御装置82は別々の装置に分かれているが、1つの装置にまとめる構成にしてもよい。
パチンコ機50は、第1始動口A11又は第1始動口B12への入球に起因して第1特別図柄の当否判定が、第2始動口69への入球に起因して第2特別図柄の当否判定が実行され、第1特別図柄の当否判定と第2特別図柄の当否判定を同時に実行可能な構成となっている。当否判定に応じて、決定された変動時間に基づいて第1特別図柄表示装置9、第2特別図柄表示装置10と演出図柄表示装置6の図柄変動を開始する。その後、第1又は第2特別図柄の変動時間を経過して、第1又は第2特別図柄表示装置9,10にて第1又は第2特別図柄の確定図柄が表示されると、演出図柄表示装置6に第1特別図柄に対応する演出図柄1000、又は第2特別図柄に対応する演出図柄1007を確定表示して第1又は第2特別図柄の当否判定の結果を報知する。なお、本実施例では、第1特別図柄及び第2特別図柄のうち、一方の特別図柄が変動中であっても、他方の特別図柄も変動可能な構成となっている。
第1特別図柄又は第2特別図柄の当否判定の結果が大当りとなると、条件装置が作動することによって役物連続作動装置が作動して第1大入賞口14及び第2大入賞口91が賞球の獲得に有利な所定の態様で開放される大当り遊技(特別遊技)が実行される。
低確率遊技状態(大当り抽選で当る確率が通常の状態)における第1特別図柄及び第2特別図柄の大当り確率は300分の1で、高確率遊技状態における第1特別図柄及び第2特別図柄の大当り確率は1/30に設定されている。第2特別図柄の小当り確率は1/1.01に設定されており、第2特別図柄の当否判定では、ほぼ小当りと判定されることになる。なお、第1特別図柄の小当り確率は設定されていない。
先ず、パチンコ機50の各遊技状態におけるハズレ図柄の変動時間について説明する。
第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)において、第1特別図柄の保留に基づいてハズレ図柄が決定された場合、変動時間は0.3秒〜60秒に決定される。また、第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)において、第2特別図柄の保留に基づいてハズレ図柄が決定された場合、変動時間は10分に決定される。
また、第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)において、第1特別図柄の保留に基づいてハズレ図柄が決定された場合、変動時間は0.3秒〜60秒に決定される。第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)において、第2特別図柄の保留に基づいてハズレ図柄が決定された場合、変動時間は0.3秒〜1.5秒に決定される。
第3特定状態(低確率遊技状態及び開放延長状態)において、第1特別図柄の保留に基づいてハズレ図柄が決定された場合、変動時間は0.3秒〜3.0秒に決定される。第3特定状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)において、第2特別図柄の保留に基づいてハズレ図柄が決定された場合、変動時間は10分に決定される。
第4特定状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)において、第1特別図柄の保留に基づいてハズレ図柄が決定された場合、変動時間は0.3秒〜180秒に決定される。第4特定状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)において、第2特別図柄の保留に基づいてハズレ図柄が決定された場合、変動時間は10分に決定される。
第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)、第3特定状態(低確率遊技状態及び開放延長状態)、又は第4特定状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態) において、第2特別図柄の保留に基づいて小当り図柄が決定された場合、変動時間は10分に決定される。また、第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)において、第2特別図柄の保留に基づいて小当り図柄が決定された場合、変動時間は0.3秒〜1.5秒に決定される。
なお、第1特別図柄の当否判定で小当りと判定されないため、第1特別図柄で小当り図柄が確定表示されるまでの変動時間が決定されることはない。
第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)において、第1特別図柄の保留に基づいて大当り図柄が決定された場合、変動時間は0.3秒〜60秒に決定される。第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)において、第2特別図柄の保留に基づいて大当り図柄が決定された場合、変動時間は0.3秒〜60秒に決定される。
第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)において、第1特別図柄の保留に基づいて大当り図柄が決定された場合、変動時間は0.3秒〜60秒に決定される。第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)において、第2特別図柄の保留に基づいて大当り図柄が決定された場合、変動時間は0.3秒〜60秒に決定される。
第3特定状態(低確率遊技状態及び開放延長状態)において、第1特別図柄の保留に基づいて大当り図柄が決定された場合、変動時間は0.3秒〜60秒に決定される。第3特定状態(低確率遊技状態及び開放延長状態)において、第2特別図柄の保留に基づいて大当り図柄が決定された場合、変動時間は0.3秒〜60秒に決定される。
第4特定状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)において、第1特別図柄の保留に基づいて大当り図柄が決定された場合、変動時間は0.3秒〜180秒に決定される。第4特定状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)において、第2特別図柄の保留に基づいて大当り図柄が決定された場合、変動時間は0.3秒〜60秒に決定される。
本実施例の大当り遊技には、最大ラウンド数を4ラウンドに設定した大当り遊技と、8ラウンドに設定した大当り遊技と、16ラウンドに設定した大当り遊技とがある。最大ラウンド数がどのラウンドに設定した大当り遊技でも、2ラウンド目には第2大入賞口91が開放され、それ以外のラウンドでは第1大入賞口14が開放されることになる。なお、第2大入賞口91内には確変口94が設けられている。確変口94に入球することができれば、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行することができる。
本実施例の第2大入賞口91の開放パターンとして、大当り遊技中の2ラウンド目に確変口94への遊技球の入球が容易な第1開放パターンと、大当り遊技中の2ラウンド目に確変口94への遊技球の入球が困難な第2開放パターンとを備えている。
第1開放パターンに基づいて第2大入賞口91が開放される2ラウンドは、第2大入賞口91が1回の開放で最大30秒間の開放時間となっている。
第2大入賞口91が開放を開始してから3秒経過すると、第2大入賞口91内の振分羽根役物93が開放され、最大5秒間開放される。振分羽根役物93が開放されると、確変口94に遊技球を入球させることが可能となる。振分羽根役物93の最大開放時間の経過、又は確変口SW94aにより遊技球が検出されると、振分羽根役物93は閉鎖される。
第2大入賞口91の規定数は8個であり、第1開放パターンに基づく第2大入賞口91の開放は、最大開放時間30秒に設定されているため、右遊技領域Rに向けて遊技球を普通に発射していれば、右遊技領域Rを流下した遊技球が第2大入賞口91に入球し、第2大入賞口91に入球した遊技球が確変口94へと入球し、大当り遊技終了後に高確率遊技状態へ移行することになる。
そして、第2大入賞口91に入球した遊技球が規定数(8個)に達した、又は第2大入賞口91の開放時間が30秒を経過すると、第2大入賞口91が閉鎖して、2ラウンド目が終了となる。
第2開放パターンに基づいて第2大入賞口91が開放する2ラウンドの際に、第2大入賞口91を0.1秒間開放させた後で7.9秒間閉鎖し、その後再び最大29.9秒間の開放が行われる。第2大入賞口91の0.1秒間の開放を開始してから3秒経過すると、第2大入賞口91内の振分羽根役物93が最大5秒間開放される。振分羽根役物93の最大開放時間の経過、又は確変口SW94aにより遊技球が検出されると、振分羽根役物93は閉鎖される。
第2大入賞口91の1回目の開放時間は0.1秒となっているため、発射装置64から発射された遊技球が、1回目の開放で第2大入賞口91に遊技球を入球させることは困難であり、仮に入球したとしても振分羽根役物93が閉鎖しているタイミングである。
また、第2大入賞口91の2回目の開放が行われても、振分羽根役物93は閉鎖している。そして、第2大入賞口91に入球した遊技球が規定数(8個)に達した、又は第2大入賞口91の開放時間が30秒を経過すると、第2大入賞口91が閉鎖し、2ラウンド目が終了となる。
しかし、第2開放パターンに基づく第2大入賞口91の開放の場合、1回目の開放時間が0.1秒と短いため、第2大入賞口91に遊技球を入球させることが困難となっている。仮に遊技球が入球できたとしても、振分羽根役物93が閉鎖中となっているため、ハズレ口92bへ誘導される。第2大入賞口91が2回目の開放を行ったとしても、振分羽根役物93閉鎖中となっているため、遊技盤の背部に配された経路を流下して確変設定装置92に誘導され、排出口92aから排出された遊技球はハズレ口92bへ誘導される。よって、第2大入賞口91の開放パターンを第2開放パターンに設定した場合には、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行しない可能性が高い。
本実施例では、上記した3つの最大ラウンド数からなる大当り遊技のうちのどの大当り遊技も、2ラウンド目に第2大入賞口91が開放されるが、特に限定される構成ではないので、他のラウンド数で第2大入賞口91が開放される構成でもよい。
なお、第2大入賞口91の開放パターンとして、第1開放パターンが選択された場合であっても遊技球を発射しないなどして確変口94に遊技球が入球しなかった場合には大当り遊技の終了後に高確率遊技状態に移行しないが、本実施例では第2大入賞口91の開放パターンとして第1開放パターンが選択された場合は、大当り遊技中の2ラウンド目に確変口94に遊技球が入球し、高確率遊技状態へ移行するものとして説明していく。仮に、第2大入賞口91の開放パターンとして、第1開放パターンが選択されたとしても、2ラウンド目に確変口94に遊技球が入球しなかった場合には高確率遊技状態へ移行せず、時短回数100回が付与されるのみとなっている。
図23(a)の表は、第1特別図柄の大当り図柄の種類と、大当り遊技の内容、第2大入賞口91の開放パターンの種類を示している。
第1特別図柄の当否判定で大当りと判定され、第1特別図柄で確定表示された図柄が図柄1〜図柄11のうち何れかである場合には、大入賞口(第1大入賞口14、第2大入賞口91)を開放するラウンド遊技を16回行う。第2大入賞口91の開放パターンとして第1開放パターンが設定される。
図柄1〜図柄11のうち何れかの図柄に基づく大当り遊技の2ラウンド目において、第1開放パターンに基づく第2大入賞口91の開放が行われ(図24(a)を参照)、確変口94に遊技球を入球させると、大当り遊技の終了後に第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)へ移行する。なお、確変回数及び時短回数は10000回に設定される。
図柄12又は図柄13に基づく大当り遊技の2ラウンド目において、第2開放パターンに基づく第2大入賞口91の開放が行われ(図24(a)を参照)、確変口94に遊技球を入球させると、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行する。なお、確変回数は10000回に設定される。
図柄14〜図柄20のうち何れの図柄に基づく大当り遊技の2ラウンド目において、第2開放パターンに基づく第2大入賞口91の開放が行われる(図24(b)を参照)。その場合、確変口94への遊技球の入球は困難となっているため、確変口94に遊技球を入球させることができず、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行しない。ただし、大当り遊技の終了後には、開放延長状態へ移行することになる。その場合、時短回数は100回に設定される。
第2特別図柄の当否判定で大当りと判定され、第2特別図柄で確定表示された図柄が図柄21〜図柄23のうち何れかである場合には、大入賞口(第1大入賞口14、第2大入賞口91)を開放するラウンド遊技を4回行う大当り遊技を実行する。第2大入賞口91の開放パターンとして第1開放パターンが設定される。
図柄21〜図柄23のうち何れかに基づく大当り遊技の2ラウンド目において、第1開放パターンに基づく第2大入賞口91の開放が行われ(図24(a)を参照)、確変口94に遊技球を入球させると、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行する。なお、確変回数は10000回に設定される。
図柄24〜図柄26のうち何れの図柄に基づく大当り遊技の2ラウンド目において、第2開放パターンに基づく第2大入賞口91の開放が行われるが(図24(b)を参照)、確変口94への遊技球の入球は困難となっており、確変口94に遊技球を入球させることができないため、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行しない。ただし、大当り遊技の終了後には、開放延長状態へ移行することになる。その場合、時短回数は100回に設定される。
本実施例のパチンコ機50の遊技状態が第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)、第3特定状態(低確率遊技状態及び開放延長状態)又は第4特定状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)である場合には、第1始動口A11又は第1始動口B12を狙って遊技球を発射させ、第1特別図柄の当否判定にて大当りを狙っていく。
本実施例では、遊技球が第1始動口A11、第1始動口B12、第2始動口69に入賞すると大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、変動パターン決定用乱数、リーチ判定用乱数など複数の乱数を取得されるのだが、保留記憶できる数を第1始動口(第1始動口A11、第1始動口B12)と第2始動口69でそれぞれ4個までとしており、保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が第1始動口(第1始動口A11、第1始動口B12)又は第2始動口69に入賞しても賞球が払出されるだけで、前記複数の乱数は保留記憶されない構成になっている。
先ず、図8に示すように、第1特別図柄当否判定処理において、主制御装置80は、特別電動役物が作動中か否かを判断する(S150)。S150において否定判断で(S150:no)、第1特別図柄が変動中でなく(S155:no)、確定図柄の表示中でもなければ(S160:no)、図8のS200に移行し、第1保留記憶(上記、図7のS110による保留記憶)があるか否かを判断する(S200)。なお、特別電動役物が作動中である場合には(S150:yes)、特別遊技処理へ移行する。
S235において、主制御装置80は、第1保留記憶をデクリメントして、読み込んだ大当り決定用乱数と当り値と照合し、大当りか否かを判定する。大当りである場合には(S235:yes)、S260へ移行する。また、ハズレである場合には(S235:no)、S280へ移行する。
先ず、第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)において、大当りと判定された場合について説明する。S265において、主制御装置80は、第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)において第1特別図柄の当否判定で大当りと判定された場合には、第1特別図柄の変動時間を0.3秒〜60秒に決定する(図25を参照)。
先ず、第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)において、ハズレと判定された場合について説明する。S285において、主制御装置80は第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)において、第1特別図柄の当否判定でハズレと判定された場合には、第1特別図柄の変動時間を0.3秒〜60秒に決定する(図25を参照)。
第2特別図柄当否判定処理において、主制御装置80は、特別電動役物が作動中か否かを判断する(S300)。特別電動役物が作動しておらず(S300:no)、特別図柄が変動中でなく(S305:no)、確定図柄の表示中でもなければ(S310:no)、図11のS350に移行し、第2保留記憶(上記、図7のS125による保留記憶)があるか否かを判断する(S350)。なお、特別電動役物が作動中である場合には(S300:yes)、そのまま特別遊技処理へ移行する。
S380において、主制御装置80は、第2保留記憶をデクリメントして、読み込んだ大当り決定用乱数を当り値と照合し、大当りか否かを判定する。大当りである場合には(S380:yes)、S385へ移行する。また、ハズレである場合には(S380:no)、S400へ移行する。本実施例では、低確率遊技状態での大当り確率は1/300、高確率遊技状態での大当り確率は1/30に設定されている。
先ず、高確率遊技状態及び開放延長状態において、大当りと判定された場合について説明する。S390において、主制御装置80は、第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)において、大当りと判定された場合には、第2特別図柄の変動時間を0.3秒〜60秒に決定する(図25を参照)。
本実施例の小当り設定処理(S415)は、小当り遊技にかかる情報(小当りのオープニング時間、第2大入賞口91の開放パターン、小当りのエンディング時間)を取得し、時短回数を減算する処理である。
第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)において、小当りと判定された場合について説明する。S410において、主制御装置80は、第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)において、小当りと判定された場合には、第2特別図柄の変動時間を10分に決定する(図25を参照)。
第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)においてハズレと判定された場合について説明する。S425において、主制御装置80は、第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)において、ハズレと判定された場合には、第2特別図柄の変動時間を10分に決定する(図25を参照)。
図柄変動時間を経過した場合には(S450:yes)、確定図柄表示処理を行い(S470)、S475へ移行する。なお、確定図柄表示処理では、確定図柄を表示する旨のコマンド(図柄確定コマンド)をサブ統合制御装置83に出力するとともに、特別図柄表示装置9,10にコマンドを出力して確定図柄にて停止させる。
その後、S475にて、確定図柄が大当り図柄又は小当り図柄であるか否かを判定する。大当り図柄又は小当り図柄である場合には(S475:yes)、停止フラグを「1」にセットし(S480)、特別遊技処理へ移行する。また、ハズレ図柄であると判定された場合には(S475:no)、特別遊技処理へ移行する。
本実施例の場合、特別図柄当否判定処理における主制御装置80からサブ統合制御装置83に状態指定コマンドを送信するタイミングは、特別図柄確定時間後となっているが、特別図柄変動開始時及び電源復旧時においても状態指定コマンドを送信する構成にしてもよい。
まず、特別遊技処理において、主制御装置80は、役物連続作動装置が作動中か否かを大当りフラグに基づいて判断する(S600)。役物連続作動装置が作動中で(S600:yes)、確変口通過確認処理(S605)を行い、第1大入賞口14が開放中であるか否かを判定し(S610)、第1大入賞口14が閉鎖中であると判定された場合には(S610:no)、第2大入賞口91が開放中であるか否かを判定し(S615)、第2大入賞口91が閉鎖中であると判定された場合には(S615:no)、ラウンド間のインターバル中により大入賞口(第1大入賞口14、第2大入賞口91)が閉鎖しているのか判断する(S620)。インターバル中でもない場合は(S620:no)、大当り終了演出中であるか判断する(S625)。これも否定判断の場合は(S625:no)、今から大当り遊技を開始する演出に要する時間が経過したか否かを判定する(S630)。大当り開始演出時間が経過した場合は(S630:yes)、第1大入賞口開放処理(S635)を行なって本処理を終了する。また、大当り開始演出時間を経過していない場合には(S630:no)、特別遊技処理を終了する。なお、役物連続作動装置が作動中ではない場合(S600:no)は、図20の小当り遊技処理へと移行する。
なお、確変口検出フラグが「1」にセットされている場合には、確変口94に遊技球が入球したことを示す。一方、確変口検出フラグが「0」である場合には、確変口94に遊技球が入球していないことを示す。
また、第1大入賞口14に10個入賞していない場合(S650:no)にはS655に進み、第1大入賞口14の開放時間が終了したか否かを判定する。本実施例では、4ラウンド、8ラウンド又は16ラウンドのうちのいずれの大当りの場合も各ラウンドの最大開放時間は30秒に設定している。無論、この秒数に限定するものではない。開放時間が終了した場合(S655:yes)には、S660に合流し、終了していない場合(S655:no)は特別遊技処理を終了する。
また、第2大入賞口91に8個入賞していない場合(S675:no)にはS680に進み、第2大入賞口91の開放時間が終了したか否かを判定する。本実施例では、4ラウンド、8ラウンド又は16ラウンドのうちのいずれの大当りの場合も各ラウンドの最大開放時間は30秒に設定している。無論、この秒数に限定するものではない。開放時間が終了した場合(S680:yes)には、S685に合流する。また、開放時間が終了していない場合(S680:no)には、特別遊技処理を終了する。
本実施例では、2ラウンド目にて第1開放パターンに基づいて開放される第2大入賞口91は、1回の開放で最大開放時間30秒に設定されている。一方、2ラウンド目にて第2開放パターンに基づいて開放される第2大入賞口91は、1回目の開放で開放時間0.1秒、2回目の開放で開放時間29.9秒に設定されている。なお、S685の実行時点で、振分羽根役物93が閉鎖されていない場合には、第2大入賞口91の閉鎖から僅かに遅らせて振分羽根役物93を閉鎖させる。
S900において、主制御装置80は、第2大入賞口91の開放から3秒経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S900:yes)、S905へ移行する。S905において、振分羽根役物93が閉鎖中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S905:yes)、振分羽根役物93を開放し(S910)、S915へ移行する。 なお、第2大入賞口91の開放から3秒を経過していない場合(S900:no)、振分羽根役物93が閉鎖中である場合(S905:no)、S915へ移行する。
大当り遊技の終了後に第3特定状態(低確率遊技状態及び開放延長状態)へ移行する場合には時短回数は100回に設定される。また、大当り遊技の終了後に第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)へ移行する場合には時短回数が10000回に設定され、実質的に次回の大当りまでの時短の継続を保証する。時短フラグを1にすると本実施例では特別図柄の平均変動時間短縮、普通図柄の平均変動時間短縮、普通電動役物の開放時間を延長する開放延長機能をセットする。
本実施例では、遊技球が第1始動口A11、又は第1始動口B12に入賞して抽出された大当り図柄決定用乱数が「0」〜「32」である場合には図柄1〜図柄11のうちの何れかが選択される(図23(a)を参照)。大当り図柄が確定表示されて実行される大当り遊技の終了後に、第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)へ移行する。
また、遊技球が第1始動口A11、又は第1始動口B12に入賞して抽出された大当り図柄決定用乱数が「33」〜「38」である場合には図柄12又は図柄13のうちの何れかが選択される(図23(a)を参照)。大当り図柄が確定表示されて実行される大当り遊技の終了後に、第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)へ移行する。
遊技球が第1始動口A11、又は第1始動口B12に入賞して抽出された大当り図柄決定用乱数が「39」〜「59」である場合には図柄14〜図柄20のうち何れかが選択される(図23(a)を参照)。大当り図柄が確定表示されて実行される大当り遊技の終了後に、第3特定状態(低確率遊技状態及び開放延長状態)へ移行することになる。
よって、第1特別図柄の当否判定で大当りと判定されて実行された大当り遊技の終了後に第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)へ移行する確率は、11/20となる。また、第1特別図柄の当否判定で大当りと判定されて実行された大当り遊技の終了後に第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)へ移行する確率は、1/10である。第1特別図柄の当否判定で大当りと判定されて実行された大当り遊技の終了後に第3特定状態(低確率遊技状態及び開放延長状態)へ移行する確率は、7/20である。
本実施例では、遊技球が第2始動口69に入賞して抽出された大当り図柄決定用乱数が「0」〜「29」である場合には図柄21〜図柄23のうちの何れかが選択される(図23(b)を参照)。大当り図柄が確定表示されて実行される大当り遊技の終了後に、第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)へ移行する。
また、遊技球が第2始動口69に入賞して抽出された大当り図柄決定用乱数が「30」〜「59」である場合には図柄24〜図柄26のうちの何れかが選択される(図23(b)を参照)。大当り図柄が確定表示されて実行される大当り遊技の終了後に、第3特定状態(低確率遊技状態及び開放延長状態)へ移行する。
よって、第2特別図柄の当否判定で大当りと判定されて実行された大当り遊技の終了後に、第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)へ移行する確率は、1/2である。一方、第2特別図柄の当否判定で大当りと判定されて実行された大当り遊技の終了後に第3特定状態(低確率遊技状態及び開放延長状態)へ移行する確率は、1/2である。
この構成に限定されるものではなく、他の構成であってもよい。例えば、第2特別図柄で大当り図柄が確定表示された場合に実行される大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行する確率のほうが、第1特別図柄で大当り図柄が確定表示された場合に実行された大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行する確率よりも高い構成であってもよい。また、第1特別図柄で大当り図柄が確定表示された場合に実行される大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行する確率と第2特別図柄で大当り図柄が確定表示された場合に実行される大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行する確率と同一であってもよい。
先ず、S950において、主制御装置80は、特別電動役物が作動中であるか判断し、作動中であれば(S950:yes)、第2大入賞口91が開放中か判断する(S955)。否定判断の場合(S955:no)は、小当り遊技間のインターバル中であるか判断する(S960)。小当り遊技間のインターバルではなく(S960:no)、小当り遊技の終了演出中でもない場合は(S965:no)、小当り遊技の開始演出に要する時間が経過するのを待ち(S970:yes)、第2大入賞口91を開放させ(S975)、本処理を終了する。なお、特別電動役物が作動していないか(S950:no)、又は小当り開始演出に要する時間が経過していないと判定された場合(S970:no)には、そのまま本処理を終了する。
図26は、パチンコ機50の遊技状態が第4特定状態(低確率遊技及び非開放延長状態)である場合に、演出図柄表示装置6の画面に表示される演出態様の一例となっている。
演出図柄表示装置6の画面中央には、第1特別図柄に対応する演出図柄1000が変動している(図26(a)を参照)。その後、第1特別図柄に対応する演出図柄1000のうち、左演出図柄及び右演出図柄が「5」で停止し、中演出図柄が変動していることからリーチ状態となっている(図26(b)を参照)。そして、第1特別図柄に対応する演出図柄1000が「555」で確定表示され、遊技者に大当りとなったことを報知する(図26(c)を参照)。
パチンコ機50の遊技状態が第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)へ移行すると、演出図柄表示装置6の画面左上方には「達吉チャンスゾーン」と表示される(図27(a)を参照)。演出図柄表示装置6の画面中央には、第1特別図柄に対応する演出図柄1000が変動している(図27(a)を参照)。演出図柄1000の下方には、演出キャラクタ1008が表示されている。その後、第1特別図柄に対応する演出図柄1000のうち、左演出図柄及び右演出図柄が「4」で停止し、中演出図柄が変動していることからリーチ状態となっている(図27(b)を参照)。そして、第1特別図柄に対応する演出図柄1000が「444」で確定表示され、遊技者に大当りとなったことを報知する(図27(c)を参照)。
なお、パチンコ機50の遊技状態が第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)へ移行すると、演出図柄表示装置6の画面にてバトル演出が行われ、バトル演出中に演出キャラクタ1002と演出キャラクタ1003のどちらがバトルに勝利するかによって、大当り遊技の終了後に移行する遊技状態が異なる。
このような演出を行うことで、第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)において、演出ボタン67を用いた演出表示を表示することで、大当りと判定されるまで単に小当り遊技を頻繁に発生させていくだけでなく、第2特定状態中に演出も楽しませることができる。
ここで、第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)において、第2特別図柄の当否判定で大当りと判定され、第2特別図柄で図柄21〜図柄23の何れかの図柄が確定表示される場合に(図23(b)を参照)、演出図柄表示装置6の画面に表示される演出態様について、図29(a)〜図29(c)を用いて説明する。
大当り遊技の最終ラウンドでは、演出図柄表示装置6の画面中央に演出キャラクタ「熊の達吉」が表示される(図30(a)を参照)。また、演出図柄表示装置6の画面左上方には、ラウンド数表示1005が表示されている。ラウンド数表示1005には、「最終R」と表示されており、遊技者に最終ラウンドであることを報知している(図30(a)を参照)。
演出図柄表示装置6の画面上方には、「達吉チャンスゾーン」と表示されている。演出図柄表示装置6の画面下方には、左遊技領域発射表示1006が表示されている。左遊技領域発射表示1006には、「左打ちに戻して下さい」と表示されている。左遊技領域発射表示1006を表示することで、遊技者に右遊技領域Rへの遊技球の発射を止めて、左遊技領域Lに向けて遊技球の発射を戻すように指示する。また、演出キャラクタ1008が演出図柄表示装置6の画面右下方に表示されている。
演出図柄表示装置6の画面下方には、左遊技領域発射表示1006が表示されている。左遊技領域発射表示1006には、「左打ちに戻して下さい」と表示されている。左遊技領域発射表示1006を表示することで、遊技者に右遊技領域Rへの遊技球の発射を止めて、左遊技領域Lに向けて遊技球の発射を戻すように指示する。
演出図柄表示装置6の画面下方には、右遊技領域発射表示1007が表示されている。右遊技領域発射表示1007には、「そのまま右打ちを継続して下さい」と表示されている。右遊技領域発射表示1007を表示することで、遊技者に右遊技領域Rへの遊技球の発射を継続させることを指示する。また、演出キャラクタ1002が演出図柄表示装置6の画面中央に表示されている。
なお、本実施例では第1特別図柄の当否判定で大当りと判定された場合に実行される大当り遊技よりも、第2特別図柄の当否判定で大当りと判定された場合に実行される大当り遊技のほうが獲得できる出玉が少ないが、第2特定状態へ移行することができれば、大当り遊技で獲得できる出玉だけでなく、小当り遊技で獲得できる出玉も含めると、パチンコ機50の遊技状態が低確率遊技状態に移行してしまうまでに合計して獲得できる出玉の期待値は、第1特定状態よりも第2特定状態のほうが高い。
さらに、第2特別図柄で確定表示される大当り図柄は、大当り遊技の終了後に第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)又は第3特定状態(低確率遊技状態及び開放延長状態)へ移行する図柄であるため、一度第1特別図柄で大当り遊技の終了後に第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)へ移行する大当り図柄(図23(a)に示す図柄12又は図柄13)が確定表示され、大当り遊技の終了後に第2特定状態へ移行すると、小当り遊技を頻繁に発生し易い状態を作り出すことが可能となり、従来にはない新たな遊技性を発揮することが出来る。
上述した構成に限定されるものではなく、例えば、第4特定状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)である場合に大当りと判定されると、大当り遊技の終了後に第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)へ移行し易い構成であってもよく、遊技者にとって有利な第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)から第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)にランクダウンとなるかという遊技性となる。
本発明の「第1始動口A」が、第1始動口A11に相当し、「第1始動口B」が、第1始動口B12に相当し、「第2始動口」が、第2始動口69に相当し、「当否判定手段」が、当否判定処理(S50)に相当し、「第1特別図柄表示装置」が、第1特別図柄表示装置9に相当し、「第2特別図柄表示装置」が、「大当り遊技実行手段」が特別遊技処理に相当し、「小当り遊技実行手段」が小当り遊技処理に相当し、「確率変動手段」が、確率変動機能に相当し、「開放延長手段」が、開放延長機能に相当し、「第1遊技領域」が、左遊技領域Lに相当し、「第2遊技領域」が、右遊技領域Rに相当し、「第1特定状態」が、第1特定状態に相当し、「第2特定状態」が、第2特定状態に相当し、「第1大入賞口」が第1大入賞口14に相当し、「第2大入賞口」が第2大入賞口91に相当し、「特定領域」が、確変口94に相当し、「第1開放パターン」が、第1開放パターンに相当し、「第2開放パターン」が、第2開放パターンに相当する。
[実施例2]
実施例1のパチンコ機50では、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行する場合、図17の確変回数設定処理(S770)にて10000回が設定される。確変回数が10000回に設定されると、高確率遊技状態は実質的に次の大当りまで継続することになる。一方、実施例2のパチンコ機50では、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行する場合、確変回数として100回を設定し、高確率遊技状態にて当選結果を得られることなく、特別図柄の変動回数が100回を超えると、高確率遊技状態から低確率遊技状態へ移行してしまう、所謂回数切り確変の機能を備える構成となっている。
一方、実施例2では、第2特別図柄の当否判定で大当りと判定された場合、大当り遊技の終了後に第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)に移行する確率と、第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)へ移行する確率は共に1/2となっている(図32(a)を参照)。そのため、第2特別図柄の当否判定で大当りと判定されると、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行することになる(図32(a)を参照)。
低確率遊技状態における第1特別図柄及び第2特別図柄の大当り確率は300分の1である。高確率遊技状態における第1特別図柄及び第2特別図柄の大当り確率は、実施例1と異なり、1/100に設定されている。第2特別図柄の小当り確率は1/1.01に設定されており、第2特別図柄の当否判定では、ほぼ小当りと判定されることになる。なお、第1特別図柄の小当り確率は設定されていない。
図32(a)の表は、第1特別図柄の大当り図柄の種類と、大当り遊技の内容、第2大入賞口91の開放パターンの種類を示している。
第1特別図柄の当否判定で大当りと判定され、第1特別図柄で確定表示された図柄が図柄27〜図柄37のうち何れかである場合には、大入賞口(第1大入賞口14、第2大入賞口91)を開放するラウンド遊技を16回行う。第2大入賞口91の開放パターンとして第1開放パターンが設定される。
図柄27〜図柄37のうち何れかの図柄に基づく大当り遊技の2ラウンド目において、第1開放パターンに基づく第2大入賞口91の開放が行われ(図24(a)を参照)、確変口94に遊技球を入球させると、大当り遊技の終了後に第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)へ移行する。なお、確変回数及び時短回数は100回に設定される。
図柄38又は図柄39に基づく大当り遊技の2ラウンド目において、第2開放パターンに基づく第2大入賞口91の開放が行われ(図24(b)を参照)、確変口94に遊技球を入球させると、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行する。なお、確変回数は100回に設定される。
図柄40〜図柄45のうち何れの図柄に基づく大当り遊技の2ラウンド目において、第2開放パターンに基づく第2大入賞口91の開放が行われるが(図24(b)を参照)、確変口94への遊技球の入球は困難となっており、確変口94に遊技球を入球させることができないため、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行しない。ただし、大当り遊技の終了後には、開放延長状態へ移行することになる。その場合、時短回数は100回に設定される。
第2特別図柄の当否判定で大当りと判定され、第2特別図柄で確定表示された図柄が図柄47〜図柄49のうち何れかである場合には、大入賞口(第1大入賞口14、第2大入賞口91)を開放するラウンド遊技を4回行う大当り遊技を実行する。第2大入賞口91の開放パターンとして第1開放パターンが設定される。
図柄47〜図柄49のうち何れかの図柄に基づく大当り遊技の2ラウンド目において、第1開放パターンに基づく第2大入賞口91の開放が行われ(図24(a)を参照)、確変口94に遊技球を入球させると、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行する。なお、確変回数は100回に設定される。
図柄50〜図柄52のうち何れの図柄に基づく大当り遊技の2ラウンド目において、第2開放パターンに基づく第2大入賞口91の開放が行われるが(図24(b)を参照)、確変口94への遊技球の入球は困難となっており、確変口94に遊技球を入球させることができないため、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行しない。ただし、大当り遊技の終了後には、開放延長状態へ移行することになる。その場合、時短回数は100回に設定される。
S260において、実施例2の主制御装置80は、第1特別図柄の大当り図柄決定用乱数の値が「0」〜「32」である場合には、図柄27〜図柄37のうち何れかの図柄が決定される。また、第1特別図柄の大当り図柄決定用乱数の値が「33」〜「38」である場合には、図柄38又は図柄39が決定される。さらに、第1特別図柄の大当り図柄決定用乱数の値が「39」〜「59」である場合には、図柄40〜図柄46のうちの何れかの図柄が決定される(図32(a)を参照)。
S385において、実施例2の主制御装置80は、第2特別図柄の大当り図柄決定用乱数の値が「0」〜「29」である場合には、図柄47〜図柄49のうち何れかの図柄が決定される。また、第2特別図柄の大当り図柄決定用乱数の値が「30」〜「59」である場合には、図柄50〜図柄52のうちの何れかの図柄が決定される(図32(b)を参照)。
本実施例では、遊技球が第1始動口A11、又は第1始動口B12に入賞して抽出された大当り図柄決定用乱数が「0」〜「32」である場合には図柄27〜図柄37のうちの何れかが選択される(図32(a)を参照)。大当り図柄が確定表示されて実行される大当り遊技の終了後に、第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)へ移行する。
また、遊技球が第1始動口A11、又は第1始動口B12に入賞して抽出された大当り図柄決定用乱数が「33」〜「38」である場合には図柄38又は図柄39のうちの何れかが選択される(図32(a)を参照)。大当り図柄が確定表示されて実行される大当り遊技の終了後に、第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)へ移行する。
遊技球が第1始動口A11、又は第1始動口B12に入賞して抽出された大当り図柄決定用乱数が「39」〜「59」である場合には図柄40〜図柄46のうち何れかが選択される(図32(a)を参照)。大当り図柄が確定表示されて実行される大当り遊技の終了後に、第3特定状態(低確率遊技状態及び開放延長状態)へ移行することになる。
よって、第1特別図柄の当否判定で大当りと判定されて実行された大当り遊技の終了後に第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)へ移行する確率は、11/20である。また、第1特別図柄の当否判定で大当りと判定されて実行された大当り遊技の終了後に第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)へ移行する確率は、1/10である。第1特別図柄の当否判定で大当りと判定されて実行された大当り遊技の終了後に第3特定状態(低確率遊技状態及び開放延長状態)へ移行する確率は、7/20である。
本実施例では、遊技球が第2始動口69に入賞して抽出された大当り図柄決定用乱数が「0」〜「29」である場合には図柄47〜図柄49のうちの何れかが選択される(図32(b)を参照)。大当り図柄が確定表示されて実行される大当り遊技の終了後に、第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)へ移行する。
また、遊技球が第2始動口69に入賞して抽出された大当り図柄決定用乱数が「30」〜「59」である場合には図柄50〜図柄52のうちの何れかが選択される(図32(b)を参照)。大当り図柄が確定表示されて実行される大当り遊技の終了後に、第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)へ移行する。
よって、第2特別図柄の当否判定で大当りと判定されて実行された大当り遊技の終了後に、第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)へ移行する確率は、1/2である。一方、第2特別図柄の当否判定で大当りと判定されて実行された大当り遊技の終了後に第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)へ移行する確率は、1/2である。
この構成に限定されるものではなく、他の構成であってもよい。例えば、第1特別図柄で大当り図柄が確定表示された場合に実行される大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行する確率のほうが、第2特別図柄で大当り図柄が確定表示された場合に実行された大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行する確率よりも高い構成であってもよい。また、第1特別図柄で大当り図柄が確定表示された場合に実行される大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行する確率と第2特別図柄で大当り図柄が確定表示された場合に実行される大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行する確率と同一であってもよい。
特定大当り遊技を備えることで、第2特別図柄の当否判定で大当りと判定されて特定大当り遊技(0.9秒の第2大入賞口91の開放を2ラウンド実行)が実行されたのか、又は第2特別図柄の当否判定で小当りと判定されて小当り遊技(0.9秒の第2大入賞口91の開放を2回)が実行されたのか遊技者に判りづらくすることが可能となる。
なお、特定大当り遊技を備える構成の場合には、第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)にて演出図柄表示装置6の画面に残りゲーム数(確変回数)を表示し、第2特別図柄の当否判定で大当りと判定されて特定大当り遊技が実行され他の後に、演出図柄表示装置6の画面に表示された残りゲーム数に新たなゲーム数が上乗せされる上乗せ演出を行うことが考えられる。
2R確変大当りの大当り遊技における2ラウンド目にて、右遊技領域Rに向けて遊技球を普通に発射していれば、右遊技領域Rを流下した遊技球が第2大入賞口91に入球し、第2大入賞口91に入球した遊技球が確変口94へと入球し、大当り遊技終了後に高確率遊技状態へ移行するものとする。
[その他の実施例]
普通図柄作動ゲート17の下流には、第2特別図柄に対応する第2始動口69が配置され、第2始動口69は開閉可能な翼片を供え、普通電動役物が作動すると翼片が開放されて遊技球の入球が可能となる。普通図柄作動ゲート17を入球した遊技球は流下路を流下し、第2始動口69の方へ導かれ、第2始動口69へ導かれた遊技球は普通電動役物の作動により翼片が開放した状態では高確率で第2始動口69へ入賞するようになっており、翼片が閉鎖した状態では第2始動口69への入賞は困難で、第2始動口69へ入賞しなかった遊技球は、更に下流へと流下することになる。
第2始動口69の下流には、小当り遊技にて開閉動作する第2大入賞口91が配置されており、第2始動口69へ入賞せずに流下してきた遊技球が第2大入賞口91の開放時に入賞可能となるように配置されている。
その他の実施例のパチンコ機50では、パチンコ機50の遊技状態によって、第2始動口69に備えられた翼片の開放パターンとして選択される開放パターンが異なる構成となっている。パチンコ機50の遊技状態が開放延長状態である場合には第2始動口69に備えられた翼片の開放パターンとして第1開放パターンが選択され、パチンコ機50の遊技状態が非開放延長状態である場合には第2開放パターンが選択されることになる。
なお、第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)、第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)及び第3特定状態(低確率遊技状態及び開放延長状態)における第2特別図柄の平均的な変動時間は短いものとする。また、実施例1及び実施例2と同様に、第2特別図柄の当否判定で、小当りと判定される確率は高いものとする。さらに、その他の実施例からなるパチンコ機50は、普通図柄の確率変動機能を備えず、普通図柄の当選確率は高いものとする。
また、その他の実施例のパチンコ機50の遊技状態が第4特定状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)であるときに普通図柄が当選すると、第2開放パターンが選択され、普通電動役物の作動により第2開放パターンに基づいて翼片は短時間開放されるが、仮に第2始動口69に遊技球が入球したとしても、第4特定状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)であるときの第2特別図柄の変動時間は長い変動時間(例えば、10分間)が選択されるので、第4特定状態(低確率遊技状態及び非開放延長状態)で第2始動口69への遊技球の入球を狙って右打ちを行っても、第4特定状態で第1始動口11への遊技球の入球を狙って遊技を行うよりも時間の効率が悪くなるため、遊技者にとって有利な状態とはならない。
以上の構成としたことで、第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)、又は第3特定状態(低確率遊技状態及び開放延長状態)にて第2特別図柄の当否判定で小当りと判定されて、小当り遊技が実行されたとしても、第2始動口69に設けた翼片が開放した状態が多いため、遊技球は第2始動口69に遊技球が入球する可能性が高くなり、第2大入賞口91の位置へと到達する可能性が低くなり、第2大入賞口91に遊技球が入球することが困難となる。そのため、第1特定状態(高確率遊技状態及び開放延長状態)、又は第3特定状態(低確率遊技状態及び開放延長状態)である場合に、小当り遊技を頻繁に発生させて賞球を増やしていくことは困難である。
これにより、第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)にて第2特別図柄の当否判定で小当りと判定されて小当り遊技が実行されると、第2始動口69に設けた翼片が閉鎖した状態が多いので、遊技球は第2始動口69を通過して第2大入賞口91の位置へと到達する可能性が高くなり、第2大入賞口91に遊技球が入球することが容易となる。そのため、第2特定状態(高確率遊技状態及び非開放延長状態)である場合に、小当り遊技を頻繁に発生させて賞球を増やしていくことが可能となっている。
5:センターケース
6:演出図柄表示装置
9:第1特別図柄表示装置
10:第2特別図柄表示装置
11:第1始動口A
12:第1始動口B
14:第1大入賞口
50:パチンコ機
69:第2始動口
80:主制御装置
83:サブ統合制御装置
91:第2大入賞口
94:確変口
Claims (1)
- 発射装置により発射された遊技球が流下可能な遊技領域に遊技球が常時入球可能な第1始動口と、遊技球の入球が困難な閉鎖状態と該閉鎖状態よりも入球が容易な開放状態とに変化可能な普通電動役物に設けられる第2始動口と、を設け、
前記第1始動口又は前記第2始動口への遊技球の入球に基づいて当否判定を行う当否判定手段と、
特別図柄を変動表示させた後に確定表示させる特別図柄表示装置と、を設け、
該特別図柄表示装置は、前記第1始動口への遊技球の入球に基づく当否判定の結果を示す第1特別図柄を表示する第1特別図柄表示装置と、前記第2始動口への遊技球の入球に基づく当否判定の結果を示す第2特別図柄を表示する第2特別図柄表示装置と、を備え、
前記特別図柄の変動時間を決定する変動時間決定手段と、
前記当否判定手段により大当りと判定され、前記特別図柄で大当り図柄が確定表示された場合に大入賞口を開閉動作させる大当り遊技を実行する大当り遊技実行手段と、
前記当否判定手段により小当りと判定され、前記特別図柄で小当り図柄が確定表示された場合に前記大入賞口を開閉動作させる小当り遊技を実行する小当り遊技実行手段と、
前記大当り遊技の終了後に、前記当否判定手段により大当りと判定される確率を通常の遊技状態よりも向上可能とする確率変動手段と、
前記大当り遊技の終了後に、前記普通電動役物が前記開放状態に変化している開放時間を、通常時間よりも延長可能とする開放延長手段と、を備え、
前記遊技領域は、発射強度の調整により遊技球を打ち分け可能な第1遊技領域と、第2遊技領域と、を設け、
該第2遊技領域を流下した遊技球よりも前記第1遊技領域に流下した遊技球の方が入球し易い位置に前記第1始動口を配置し、前記第1遊技領域を流下した遊技球よりも前記第2遊技領域に流下した遊技球の方が入球し易い位置に前記第2始動口を配置し、前記第2始動口に入球せず流下した遊技球が入球可能な位置に前記大入賞口を配置し、
前記第1特別図柄及び前記第2特別図柄のうち、一方の特別図柄が変動中の場合でも、他方の特別図柄を変動可能に構成された弾球遊技機において、
前記第2始動口への遊技球の入球に基づく当否判定で小当りと判定される確率は、前記第2始動口への遊技球の入球に基づく当否判定でハズレと判定される確率よりも高くし、
前記大当り遊技の終了後に、前記開放延長手段及び前記確率変動手段が作動する第1特定状態、又は前記開放延長手段が未作動で前記確率変動手段が作動する第2特定状態に移行可能とし、
前記開放延長手段の作動中は前記普通電動役物の開放状態が閉鎖状態に変化してから、次の開放状態に変化するまでの間隔が開放延長手段が未作動である場合よりも短くし、
前記第1特定状態及び第2特定状態における前記第2特別図柄の平均的な変動時間を前記第1特別図柄の平均的な変動時間よりも短くし、
前記第1特定状態のときに、前記第2特別図柄で前記大当り図柄が確定表示された場合に実行される大当り遊技の終了後に前記第1特定状態に移行する確率は、前記第2特定状態に移行する確率よりも高く、
前記第2特定状態のときに、前記第2特別図柄で前記大当り図柄が確定表示された場合に実行される大当り遊技の終了後に前記第2特定状態に移行する確率は、前記第1特定状態に移行する確率よりも高くなるようにしたことを特徴とする弾球遊技機。
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