JP6586590B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
また、図柄決定用乱数は、例えば大当り、小当り、ハズレ用に各々の図柄決定用乱数を備えてもよいし、1つの乱数で大当り、小当り、ハズレで用いてもよい。変動パターンを決定する際に、リーチ変動を行うか否かを決定するのに用いるリーチ決定用乱数を備える構成でも考えらえる。また、これら乱数は、当否判定の結果に応じて使用する乱数と使用しない乱数とがある構成としてもよい。
[実施例1]
前枠52には、板ガラス61が取り外し自在に設けられており、板ガラス61の奥には図2に記載する遊技盤1が内枠70に取り付けられている。
前枠52の上側左右及び外枠下側左右には、スピーカ66が設けられており、パチンコ機50から発生する遊技音が出力され、遊技者の趣向性を向上させる。また、遊技者の趣向性を向上させるために前枠52に遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ65も複数設けられている。
前枠52の下方には、上皿55と下皿63が一体に形成されている。下皿63の右側には発射ハンドル64が取り付けられており、該発射ハンドル64を時計回りに回動操作することによって発射装置(図示省略)が可動して、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。発射された遊技球は、遊技盤1の遊技領域3を流下する。
センターケース5の下には、第1始動口11が配置されている。第1始動口11の下方には、第2始動口12が設けられている。該第2始動口12は、開閉可能な翼片を供えた普通電動役物から構成されており、この翼片が開放しないと遊技球は第2始動口12に入球できない構成となっている。センターケース5の左方には普通図柄作動ゲート17が配置されており、ここを遊技球が通過すると普通図柄が変動し、普通図柄が当り図柄で停止すると翼片が開放される。
なお、パチンコ機50には、サブ統合制御装置83に設けられたRAMの内容を保持するバックアップ電源が備えられていない構成となっている。
一方、本実施例の電源基板85が生成するバックアップ電源は、サブ統合制御装置83へ供給されないため、パチンコ機50への電源供給が停止した後は、サブ統合制御装置83のRAMに保持されている記憶は消去される。
また、主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特別図柄表示装置9と第2特別図柄表示装置10の表示、第1特別図柄保留数表示装置18、第2特別図柄保留数表示装置19、普通図柄表示装置7及び普通図柄保留数表示装置8の点灯を制御する。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り(特別遊技ともいう)等の管理用の信号が外部接続端子78に出力されてホールメインコンピュータに送られる。主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
なお、本実施例では遊技球を払い出す構成であるが、入賞等に応じて発生した遊技球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射できないようになっている。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、演出図柄等の演出画像を演出図柄表示装置6の画面に表示させる。
なお、本実施例では、サブ統合制御装置83及び演出図柄制御装置82は別々の装置に分かれているが、1つの装置にまとめる構成にしてもよい。
大当り図柄決定用乱数更新処理(S30)は「0」〜「99」の100個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎に+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。
遊技球が第1始動口11、第2始動口12に入賞すると大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、変動パターン決定用乱数、リーチ判定用乱数など複数の乱数を取得されるのだが、保留記憶できる数を第1始動口11と第2始動口12でそれぞれ4個までとしており、保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が第1始動口11又は第2始動口12に入賞しても賞球が払出されるだけで、前記複数の乱数は保留記憶されない構成になっている。
各出力処理(S60)では、遊技の進行に応じて主制御装置80は演出図柄制御装置82、払出制御装置81、発射制御装置84、サブ統合制御装置83、大入賞口ソレノイド14b等に対して各々出力処理を実行する。即ち、入賞確認処理(S50)により遊技盤1上の各入賞口に遊技球の入賞があることが検知されたときには賞球としての遊技球を払い出すべく払出制御装置81に賞球データを出力する処理を、遊技状態に対応したサウンドデータをサブ統合制御装置83に出力する処理を、パチンコ機50に異常があるときにはエラー中であることを報知すべく演出図柄制御装置82にエラー信号を出力する処理を各々実行する。
先ず図7において、主制御装置80は、特別電動役物が作動中か否かを大当りフラグに基づいて判断する(S200)。S200の判定が否定判断で(S200:no)、特別図柄が変動中でなく(S205:no)、確定図柄の表示中でもなければ(S210:no)、図8のS250に移行し、第2保留記憶(上記、図6のS125による保留記憶)があるか否かを判断する(S250)。また、特別電動役物が作動中であると判定された場合には(S200:yes)、そのまま当否判定処理を終了(リターン)し、特別遊技処理へ移行する。
なお、S255、S265において、保留記憶数がデクリメントされた際には、主制御装置80は、保留記憶数が減算されたことを示す旨のコマンドをサブ統合制御装置83に送信する構成となっている。
S385において、主制御装置80は大当り図柄決定用乱数によって大当り図柄を決定する(S385)。その後、変動パターン決定処理(S390)に移行する。変動パターン決定処理では、変動パターン決定用乱数によって大当り変動パターンを決定する。変動パターン決定処理後、大当り設定処理を行い(S395)、特図変動開始コマンド送信処理(S417)へ移行する。大当り設定処理とは決定した大当り図柄によって、大当り後の遊技状態(確率変動機能や開放延長機能の作動の有無等)や大当り遊技にかかる情報(大当りのオープニング時間、開放パターン、大当りのエンディング時間、ラウンド数等)を取得する処理である。
また、確変回数は大当りと判定されるまで、又は転落抽選処理(S275)にて転落抽選に当選するまで設定されている。また、時短回数は100回、転落抽選に当選するまで又は大当りするまでである。
本実施例では、大当り遊技の終了後に通常確率遊技状態(確率変動機能の未作動時)及び開放延長状態(開放延長機能の作動時)である場合には時短回数が100回に設定される。大当り遊技終了後に高確率遊技状態(確率変動機能の作動時)及び開放延長状態(開放延長機能の作動時)へと移行し、高確率遊技状態及び開放延長状態での特別図柄の変動回数が所定回数(100回)に達する前に転落抽選処理による転落抽選に当選してしまうと、パチンコ機50の遊技状態は通常確率遊技状態へ移行してしまうが、転落保障として開放延長状態が特別図柄の変動回数が所定回数(実施例1では、100回に設定されている)に達するまで継続する構成となっている。また、本実施例では大当り遊技終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へと移行し時短回数が所定回数(100回)を超えた場合には、開放延長状態は大当りと判定されるか、又は転落抽選処理による転落抽選に当選するまで継続することになる。
本実施例の第1特別図柄で大当り図柄が確定表示された場合に実行される大当り遊技は2種類存在する。一つは4ラウンドの大当り遊技で、当該大当り遊技の終了後に時短回数が100回付与される。また、もう一つは10ラウンドの大当り遊技で、当該大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行するとともに、開放延長状態にも移行する。大当り遊技終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行した場合、高確率遊技状態及び開放延長状態での特別図柄の変動回数が所定回数(100回)に達する前に転落抽選処理による転落抽選に当選してしまうと、パチンコ機50の遊技状態は通常確率遊技状態へ移行してしまうが、転落保障として開放延長状態が特別図柄の変動回数が所定回数(実施例1では、100回に設定されている)に達するまで継続し、大当り遊技終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へと移行し時短回数が所定回数(100回)を超えた場合には、開放延長状態は大当りと判定されるか、又は転落抽選処理による転落抽選に当選するまで継続することになる。なお、第1特別図柄にて大当り図柄が確定表示され、大当り遊技終了後に時短100回が付与される4ラウンドの大当り遊技が実行される確率は34%である。また、第1特別図柄にて大当り図柄が確定表示され、大当り遊技終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する10ラウンドの大当り遊技が実行される確率は66%である。
本実施例の大当り遊技終了後の遊技状態として、大当り遊技終了後に高確率変動状態及び開放延長状態へ移行して特別図柄の変動回数が所定回数(100回)未満の状態を第1特定状態とし、大当り遊技終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へと移行して時短回数が所定回数(100回)に達する前に転落抽選処理による転落抽選に当選し、所定回数(100回)に達するまで開放延長状態が継続する転落保障を受けた状態を第2特定状態とし、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行して特別図柄の変動回数が所定回数(100回)を超えても転落抽選に当選していない状態を第3特定状態とし、通常確率遊技状態及び非開放延長状態である状態を第4特定状態とする。
また、第1サポートフラグがオンに設定されている状態時に、当否判定処理により大当りと判定されると、特別図柄で大当り図柄が確定表示される時に開放延長機能の作動が終了することになる。また、第2サポートフラグがオンに設定されている状態時に、当否判定処理により大当りと判定されると、特別図柄の変動開始時に開放延長機能の作動が終了することになる。
パチンコ機50の遊技状態が第1特定状態である場合には、第1サポートフラグ及び第2サポートフラグがオンに設定されている。本実施例では、第1特定状態にて、第1サポートフラグ及び第2サポートフラグが双方ともオンに設定されている場合には、オンに設定されている第2サポートフラグを優先的に適用する構成となっているため、図17(a)に示すように、当否判定処理にて大当りと判定されると、特別図柄の変動開始時に、開放延長機能がオンからオフとなる。なお、図17(a)に示すように、当否判定処理にて大当りと判定された場合には、特別図柄の変動終了時に確率変動機能はオンからオフとなる。
また、パチンコ機50の遊技状態が第1特定状態で、転落抽選処理による転落抽選に当選した時には、特別図柄の変動開始時に確率変動機能がオンからオフとなるが、開放延長機能は所定回数(100回)に達するまでオンの状態が継続することになる。
大当り遊技終了後の遊技状態が第2特定状態である場合には、第1サポートフラグがオン、第2サポートフラグがオフに設定されている。そのため、第2特定状態で当否判定処理にて大当りと判定された時には、図17(b)に示すように、特別図柄の変動終了時に開放延長機能がオンからオフとなる。
大当り遊技終了後の遊技状態が第3特定状態であるときには、第1サポートフラグがオフ、第2サポートフラグがオンに設定されている。そのため、パチンコ機50の遊技状態が第3特定状態で当否判定処理にて大当りと判定された時には、図17(c)に示すように、特別図柄の変動開始時に開放延長機能はオンからオフとなる。なお、図17(c)に示すように、当否判定処理にて大当りと判定された場合には、特別図柄の変動終了時に確率変動機能はオンからオフとなる。
また、第3特定状態にて、転落抽選処理による転落抽選に当選した時は、特別図柄の変動開始時に確率変動機能及び開放延長機能はオンからオフとなる。
主制御装置80から送信された特図変動開始コマンドを受信すると、サブ統合制御装置83は、受信した特図変動開始コマンドに含まれる大当りかハズレであるか、大当りの場合には通常大当り又は確変大当りかなどを示すデータと変動時間を指定する変動パターンのデータを基づいて、演出パターンを決定し、決定した疑似演出を演出図柄表示装置6の画面にて表示する。当該疑似演出によって、大当りとなるか否かの抽選結果を報知することで、遊技者は大当りとなるか否かの抽選結果を知ることが可能となる。
S585にて、第1サポートフラグがオンとなっているか否かを判定する(S585)。肯定判定の場合には(S585:yes)、第1サポートフラグをオフにし(S590)、S600へ移行する。また、否定判定の場合には(S585:no)、そのままS600へ移行する。
S630では、時短フラグが1か否かを判定し、1であれば(S630:yes)、時短回数が0か否かを判定する(S635)。時短回数が0であれば(S635:yes)、S640にて時短フラグを0にしてS645に進む。時短フラグが1でないとき(S630:no)又は時短回数が0ではないときは(S635:no)、そのままS645に移行する。
S645にて、パチンコ機50の遊技状態が第3特定状態であるか否かを判定する(S645)。肯定判定の場合には(S645:yes)、特別図柄の変動回数が100回を超えるかを判定する(S650)。肯定判定の場合には(S650:yes)、第1サポートフラグをオフにし(S655)、S660移行し、その後特別遊技処理へ移行する。また、現在の遊技状態が第3特定遊技状態ではない場合(S645:no)又は特別図柄の変動回数が100回を超えていない場合(S650:no)、そのままS660へ移行し、その後特別遊技処理へ移行する。
なお、本実施例の場合、否判定処理における主制御装置80からサブ統合制御装置83に状態指定コマンドを送信するタイミングは、特別図柄確定時間後となっているが、特別図柄変動開始時及び電源復旧時においても状態指定コマンドを送信する構成にしてもよい。
先ず、図13において、主制御装置80は、役物連続作動装置が作動中か否かを大当りフラグに基づいて判断する(S700)。肯定判定の場合には(S700:yes)、大入賞口14が開放中か否かを判断する(S705)。大入賞口14の開放中ではない場合は(S705:no)、ラウンド間のインターバル中により大入賞口14が閉鎖しているのか判断する(S710)。インターバル中でもない場合は(S710:no)、大当り終了演出中であるか判断する(S715)。これも否定判断の場合は(S715:no)、今から大当り遊技を開始する演出に要する時間が経過したか否かを判定する(S720)。大当り開始演出時間が経過した場合は(S720:yes)、大入賞口開放処理(S725)を行なって本処理を終了(リターン)する。なお、役物連続作動装置が作動中でない場合(S700:no)、又は大当り遊技を開始する演出に要する時間が経過していない場合には(S720:no)、そのまま特別遊技処理を終了(リターン)する。
先ず、図18(a)を用いて、第1特定状態時に大当りと判定された場合に演出図柄表示装置6の画面に表示される演出態様の一例について説明する。
主制御装置80が特別図柄の変動表示を実行すると、サブ統合制御装置83は演出図柄表示装置6の画面にて演出図柄1000を変動表示させる。演出図柄表示装置6の画面右上方には、演出キャラクター1001(熊の達吉)が表示される。そして、第1特定状態中に当否判定処理にて大当りと判定されて特別図柄の変動が開始されると、演出図柄表示装置6の画面に図18(a)に示すように、表示例1002には「大当り確定!!この変動で大当りします。」と表示される。
第1特定状態時に大当りと判定される判定されると、第2サポートフラグが優先されている状態のため、特別図柄の変動開始時に開放延長機能が終了する。また、第1特定状態時は転落抽選で当選しても転落保障の期間であるため開放延長機能は継続される。そのため、この状態時に変動開始時に開放延長機能が終了することは大当り確定であるため、遊技者に告知することができる。
また、変動開始時に開放延長機能が終了するため、遊技者は発射を止めて当該変動の演出表示に専念することができる。
パチンコ機50の遊技状態が第1特定状態である場合又は第2特定状態である場合には、演出図柄表示装置6の画面に図18(b)に示す演出表示が表示される。なお、第1特定状態及び第2特定状態である場合の演出モードは第1演出モード(達吉チャンスゾーン)である。そして、主制御装置80が特別図柄の変動表示を実行すると、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6の画面にて演出図柄1000を変動表示させる。図18(b)では、左演出図柄は「7」、右演出図柄は「9」で停止しているが、中演出図柄は変動している。表示例1003には「達吉チャンスゾーン残り64回」と表示されている。変動回数が64回行われることで、所定回数(100回)に達することを報知している。
本実施例では、第1特定状態又は第2特定状態である時には、共に同じ第1演出モードへ移行するため、演出図柄表示装置6の画面に同一の演出態様が表示される。仮に、第1特定状態時に転落抽選に当選し、パチンコ機50の遊技状態が第1特定状態から第2特定状態へ移行したとしても、図18(b)に示す演出表示のままで転落抽選に当選したことは報知されない。そのため、遊技者は転落抽選に当選したか否か判断することが出来ない。また、大当りする時についても、第2特定状態は第1サポートフラグのみがオンの状態であるため、変動開始時に開放延長が終了することはない。
第2特定状態中に、大当りと判定された時には、演出図柄表示装置6の画面に図18(c)に示す演出表示が表示される。主制御装置80が特別図柄の変動表示を実行すると、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6の画面にて演出図柄1000を変動表示させる。なお、図18(c)に示すように、演出図柄1000のうち、左演出図柄と右演出図柄が「7」で停止、中演出図柄が変動中であることからリーチ中であることを遊技者に報知している。また、演出図柄表示装置6の画面右上方には、演出キャラクター1001(熊の達吉)が表示される。表示例1004には「達吉チャンスゾーン残り64回リーチ!」と表示されている。なお、パチンコ機50の遊技状態が第2特定状態である時に大当りと判定されたとしても、特別図柄の変動停止後に開放延長機能の作動を終了するため、図18(a)に示す演出態様のように、特別図柄の変動時に大当りであることを告知する演出表示は表示できず、特別図柄の変動終了後に大当りとなることを報知することになる。そのため、従来通りに多様なリーチ演出で大当りへの期待を高めていく演出が可能となる。
なお、遊技者は第1演出モード時が第1特定状態なのか第2特定状態なのか判別が付かない構成であるため、第1特定状態時でもハズレとなるリーチ演出を行って盛り上げる事が考えられる。そうすれば、第1演出モードは、変動開始時に大当りが確定と告知する演出もあれば、リーチ演出により大当りとなる演出もあり、多彩な演出を楽しむことができるようになる。
主制御装置80が特別図柄の変動表示を実行すると、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6の画面にて演出図柄1000を変動表示させる。演出図柄表示装置6の画面右上方には、演出キャラクター1001(熊の達吉)が表示される。表示例1005には「限界突破ゾーン」と表示される。表示例1005を表示することで、パチンコ機50の遊技状態が第3特定状態であることを遊技者に報知している。また、図19(a)に示す表示例1006には、「大当りor転落 この変動で大当りしなかったら転落するぞ!!」と表示されている。
第3特定状態時に大当りと判定する場合、又は転落抽選に当選する場合であっても、第2サポートフラグのみがオンの状態であるため特別図柄の変動開始時に、開放延長機能の作動が終了する。また、大当りと判定された場合には特別図柄の変動終了時、又は転落抽選に当選する場合には特別図柄の変動開始時に確率変動機能の作動は終了する。表示例1006を表示することで、開放延長機能の作動終了は、転落抽選に当選又は大当りと判定されたかの何れを契機として行われたのか、遊技者に緊張感を持って演出表示に見守りながら遊技を行わせることができる。また、この演出が開始される時は開放延長機能が終了しているため、発射を停止して演出表示に専念することができる。
主制御装置80が特別図柄の変動表示を実行すると、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6の画面にて演出図柄1000を変動表示させる。図19(b)では、演出図柄1000のうち、左演出図柄には「7」、右演出図柄「9」、中演出図柄は変動中となっている。演出図柄表示装置6の画面右上方には、演出キャラクター1001(熊の達吉)が表示される。パチンコ機50の遊技状態が第4特定状態である場合には、第3演出モード(通常モード)へ移行することになるが、演出図柄表示装置6の画面上では特に通常モードであることを報知する演出は行われない。
本発明の「第1始動口」が第1始動口11に相当し、「第2始動口」が第2始動口12に相当し、「大当り遊技実行手段」が特別遊技処理に相当し、「演出表示手段」がサブ統合制御装置83に相当し、「転落抽選手段」が転落抽選処理(S275)に相当し、「第1特定状態」が第1特定状態に相当し、「第2特定状態」が第2特定状態に相当し、「第3特定状態」が第3特定状態に相当する。
[実施例2]
先ず、図22(a)を参照して、パチンコ機50の遊技状態が第1特定状態である場合に、大当りと判定された時又は転落抽選に当選した時の確率変動機能と開放延長機能の作動について説明する。
図8のS305又はS310にて判定が終了すると、実施例2の当否判定処理では、図20のS900へ移行する。S900において、主制御装置80は、S305またはS310の判定に基づき、大当りか否かを判定し(S900)、大当りであれば(S900:yes)、第2サポートフラグがオンとなっているか否かを判定する(S905)。肯定判定の場合には(S905:yes)、第2サポートフラグをオフにし(S910)、第1サポートフラグがオンとなっているか否かを判定する(S912)。肯定判定の場合には(S912:yes)、第1サポートフラグをオフにし(S915)、S925へ移行する。また、第2サポートフラグがオフである場合には(S905:no)、S925へ移行する。第1サポートフラグがオフとなっている場合には(S912:no)、時短フラグを0にし(S920)、S925へ移行する。
S925において、主制御装置80は大当り図柄決定用乱数によって大当り図柄を決定する(S925)。その後、変動パターン決定処理(S930)に移行する。変動パターン決定処理では、変動パターン決定用乱数によって大当り変動パターンを決定する。変動パターン決定処理後、大当り設定処理を行い(S935)、特図変動開始コマンド送信処理(S955)へ移行する。大当り設定処理とは決定した大当り図柄によって、大当り後の遊技状態(確率変動機能や開放延長機能の作動の有無等)や大当り遊技にかかる情報(大当りのオープニング時間、開放パターン、大当りのエンディング時間、ラウンド数等)を取得する処理である。
S1000において、主制御装置80は、確定図柄の表示時間が終了したか否かを判定する。否定判定の場合は(S1000:no)、特別遊技処理へ移行する。肯定判定の場合は(S1000:yes)、確定図柄の表示を終了し(S1005)、確定表示された特別図柄が大当りになる図柄か否かを判定する(S1010)。肯定判断された場合(S1010:yes)は、確変フラグが1か否かを判定する(S1015)。確変フラグが1であれば(S1015:yes)、S1020にて確変フラグを0にし、S1025に移行する。確変フラグが1でなければ(S1015:no)、そのままS1025に移行する。S1025では、時短フラグが1か否かを判定する(S1025)。時短フラグが1であれば(S1025:yes)、S1030にて時短フラグを0にし、S1035に移行する。時短フラグが1でなければ(S1025:no)、そのままS1035に移行する。
S1035にて、第1サポートフラグがオンとなっているか否かを判定する(S1035)。肯定判定の場合には(S1035:yes)、第1サポートフラグをオフにし(S1040)、S1045へ移行する。また、否定判定の場合には(S1035:no)、第2サポートフラグがオンとなっているか否かを判定する(S1045)。肯定判定の場合には(S1045:yes)、第2サポートフラグをオフにし(S1050)、S1055へ移行する。また、否定判定の場合には(S1045:no)、そのままS1055へ移行する。
S1085では、時短フラグが1か否かを判定し、1であれば(S1085:yes)、時短回数が0か否かを判定する(S1090)。時短回数が0であれば(S1090:yes)、時短フラグを0にして(S1095)、S1100に進む。時短フラグが1でないとき(S1085:no)又は時短回数が0ではないとき(S1090:no)はそのままS1100に移行する。
S1100にて、パチンコ機50の遊技状態が第3特定状態であるか否かを判定する(S1100)。肯定判定の場合には(S1100:yes)、特別図柄の変動回数が100回を超えるかを判定する(S1105)。肯定判定の場合には(S1105:yes)、第1サポートフラグをオフにし(S1110)、S1115移行する。また、現在の遊技状態が第3特定遊技状態ではない場合(S1100:no)又は特別図柄の変動回数が100回を超えていない場合(S1105:no)、そのままS1115へ移行する。
なお、本実施例の場合、否判定処理における主制御装置80からサブ統合制御装置83に状態指定コマンドを送信するタイミングは、特別図柄確定時間後となっているが、特別図柄変動開始時及び電源復旧時においても状態指定コマンドを送信する構成にしてもよい。
[実施例3]
実施例1では大当り遊技の終了後に第1特定状態で転落抽選に当選し第2特定状態へ移行する場合に転落保障として設定された所定回数は100回となっていた。実施例3では、転落保障として設定される所定回数を大当りと判定された時の特定状態と、確定表示された大当り図柄に応じて決定する構成となっている。
また、確変回数は大当りと判定されるまで、又は転落抽選処理(S275)にて転落抽選に当選するまで設定されている。時短回数は0回、40回、80回、100回、転落抽選に当選するまで、又は大当りとなるまでとなっている。
本実施例では、大当り遊技の終了後に通常確率遊技状態(確率変動機能の未作動時)及び開放延長状態(開放延長機能の作動時)である場合には時短回数が100回に設定される。大当り遊技終了後に高確率遊技状態(確率変動機能の作動時)及び開放延長状態(開放延長機能の作動時)へと移行し、高確率遊技状態及び開放延長状態での特別図柄の変動回数が所定回数(0回、40回、80回又は100回のいずれか)に達する前に転落抽選処理による転落抽選に当選してしまうと、パチンコ機50の遊技状態は通常確率遊技状態へ移行してしまうが、転落保障として開放延長状態が特別図柄の変動回数が所定回数(0回、40回、80回又は100回の何れか)に達するまで継続する構成となっている。また、本実施例では大当り遊技終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へと移行し時短回数が所定回数(0回、40回、80回又は100回の何れか)を超えた場合には、開放延長状態は大当りと判定されるか、又は転落抽選処理による転落抽選に当選するまで継続することになる。ここで、所定回数は、後述する大当りと判定された時の特定状態が第1特定状態から第4特定状態のうち何れであるかと、確定表示された大当り図柄に応じて0回、40回、80回又は100回のうちのいずれかの回数が設定されることになる。
第1特別図柄にて大当り図柄が確定表示されて実行される大当り遊技は2種類存在する。また、本実施例の第1特別図柄の大当り図柄には、4種類の大当り図柄が存在する(図25(a)を参照)。
第1特別図柄で図25(a)に示す特図1_4R通常図柄で確定表示されると、4ラウンドの大当り遊技を実行され、当該大当り遊技の終了後に時短回数が100回付与される。
また、第1特別図柄で図25(a)に示す特図1_10R確変図柄1から特図1_10R確変図柄3のいずれかの図柄で確定表示されると、10ラウンドの大当り遊技を実行され、当該大当り遊技の終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する。なお、大当り遊技終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行した場合、特別図柄の変動回数が所定回数に達する前に転落抽選処理による転落抽選に当選してしまうと、パチンコ機50の遊技状態は通常確率遊技状態へ移行してしまうが、転落保障として開放延長状態が特別図柄の変動回数が所定回数に達するまで継続する。また、大当り遊技終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へと移行し時短回数が所定回数を超えた場合には、開放延長状態は大当りと判定されるか、又は転落抽選処理による転落抽選に当選するまで継続することになる。
なお、第1特別図柄で特図1_4R通常図柄が確定表示され、大当り遊技終了後に時短100回が付与される4ラウンドの大当り遊技が実行される確率は34%である。また、第1特別図柄で特図1_10R確変図柄(特図1_10R確変図柄1から特図1_10R確変図柄3)が確定表示され、大当り遊技終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する10ラウンドの大当り遊技が実行される確率は66%である。
第2特別図柄で図25(b)に示す特図2_4R通常図柄で確定表示されると、4ラウンドの大当り遊技を実行され、当該大当り遊技の終了後に時短回数が100回付与される。
また、第2特別図柄で図25(b)に示す特図2_10R確変図柄で確定表示されると、10ラウンドの大当り遊技を実行され、当該大当り遊技の終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する。第2特別図柄で図25(b)に示す特図2_15R確変図柄1又は特図2_15R確変図柄2のいずれかの図柄で確定表示されると、15ラウンドの大当り遊技が実行され、当該大当り遊技の終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する。
大当り遊技終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行した場合、特別図柄の変動回数が所定回数に達する前に転落抽選処理による転落抽選に当選してしまうと、パチンコ機50の遊技状態は通常確率遊技状態へ移行してしまうが、転落保障として開放延長状態が特別図柄の変動回数が所定回数に達するまで継続する。また、大当り遊技終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へと移行し時短回数が所定回数を超えた場合には、開放延長状態は大当りと判定されるか、又は転落抽選処理による転落抽選に当選するまで継続することになる。
なお、第2特別図柄で特図2_4R通常図柄が確定表示され、大当り遊技終了後に時短100回が付与される4ラウンドの大当り遊技が実行される確率は34%、第2特別図柄で特図2_10R確変図柄が確定表示され、大当り遊技終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する10ラウンドの大当り遊技が実行される確率は16%、第2特別図柄で特図2_15R確変図柄が確定表示され、大当り遊技終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する15ラウンドの大当り遊技が実行される確率は50%である。
本実施例では、大当り遊技終了後の遊技状態として、大当り遊技終了後に高確率変動状態及び開放延長状態へ移行し、特別図柄の変動回数が所定回数未満の状態を第1特定状態とし、大当り遊技終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へと移行し、時短回数が所定回数に達する前に転落抽選処理による転落抽選に当選し、所定回数に達するまで開放延長状態が継続する転落保障を受けた状態を第2特定状態とし、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行し時短回数が所定回数を超えても転落抽選に当選していない状態を第3特定状態とし、通常確率遊技状態及び非開放延長状態である状態を第4特定状態とする。
本実施例では、図24(b)に示すように、各特定状態に応じて、第1サポートフラグと第2サポートフラグがオン/オフ(ON/OFF)に設定されている。なお、第1サポートフラグがオンに設定されている時に大当りと判定された場合には、特別図柄の変動終了時に開放延長機能の作動が終了する。また、第2サポートフラグがオンに設定されている時に大当りと判定された場合には、特別図柄が変動開始時に開放延長機能の作動が終了することになる。
図8のS305又はS310にて判定が終了すると、実施例3の当否判定処理では、図23のS1150へ移行する。主制御装置80は、S305またはS310の判定に基づき、大当りか否かを判定し(S1150)、大当りであれば(S1150:yes)、第2サポートフラグがオンとなっているか否かを判定する(S1155)。肯定判定の場合には(S1155:yes)、第2サポートフラグをオフにし(S1160)、第1サポートフラグがオンとなっているか否かを判定する(S1165)。肯定判定の場合には(S1165:yes)、第1サポートフラグをオフにし(S1170)、S1180へ移行する。第1サポートフラグがオフである場合には(S1165:no)、時短フラグを0にし(S1180)、S1185へ移行する。また、第2サポートフラグがオフとなっている場合には(S1155:no)、そのままS1185へ移行する。
S1185において、主制御装置80は大当り図柄決定用乱数によって大当り図柄を決定する(S1185)。その後、変動パターン決定処理(S1190)に移行する。変動パターン決定処理では、変動パターン決定用乱数によって大当り変動パターンを決定する。変動パターン決定処理後、S1185で決定した大当り図柄が確変図柄であるか否かを判定する(S1195)。肯定判定の場合には(S1195:yes)、転落保障として設定する所定回数の回数を決定する転落保障回数設定処理を行い(S1197)、S1200へ移行する。また、S1185で決定した大当り図柄が通常図柄である場合には(S1195:no)、そのままS1200へ移行する。転落保障回数設定処理(S1197)は、大当りと判定された時の特定状態が第1特定状態から第4特定状態の何れであったかと、S1185で決定した確変図柄に基づいて図25(a)又は図25(b)に示す回数から所定回数を設定する処理である。
主制御装置80から送信された特図変動開始コマンドを受信すると、サブ統合制御装置83は、受信した特図変動開始コマンドに含まれる大当りかハズレであるか、大当りの場合には通常大当り又は確変大当りかなどを示すデータと変動時間を指定する変動パターンのデータを基づいて、演出パターンを決定し、決定した疑似演出を演出図柄表示装置6の画面にて表示する。当該疑似演出によって、大当りとなるか否かの抽選結果を報知することで、遊技者は大当りとなるか否かの抽選結果を知ることが可能となる。
図26(a)を参照して、パチンコ機50の遊技状態が第1特定状態又は第2特定状態での特別図柄の変動回数が0回〜20回である場合に、演出図柄表示装置6の画面に表示される演出態様の一例について説明する。なお、転落保障として付与される所定回数は100回とする。
主制御装置80が特別図柄の変動表示を実行すると、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6の画面にて演出図柄1000を変動表示させる。演出図柄表示装置6の画面右上方には、演出キャラクター1001(熊の達吉)が表示される。表示例1007には「達吉チャージゾーン」と表示されている。これにより、パチンコ機50の遊技状態が第1特定状態又は第2特定状態であることを遊技者に報知している。表示例1008には「20pt」と表示されており、当該表示例により時短回数の上限数が20回であることを遊技者に報知している。図26(a)に示す表示例1008では、「20pt」と表示されているが、転落保障回数設定処理(S1197)にて転落保障として設定された所定回数(100回)であり、表示例1008では設定された所定回数よりも少ない回数が表示されている。
遊技者は、転落保障として設定される所定回数を複数持たせたことで、時短回数がどこまで上乗せされて開放延長状態がどこまで継続するのか、又はどのタイミングで第1特定状態から第3特定状態へ移行するのか考えながら、緊張感を持って遊技を行うことができる。
先ず、大当りと判定された時の特定状態が第1特定状態である場合には、転落保障として所定回数(100回)が設定される。大当りと判定された時の特定状態が第2特定状態である場合には、転落保障として所定回数(80回)が設定される。大当りと判定された時の特定状態が第3特定状態である場合には、転落保障として所定回数(60回)が設定される。大当りと判定された時の特定状態が第4特定状態である場合には、転落保障として所定回数(40回)が設定される。特に設定される回数を限定するものではなく、他の回数でもよい。
67:演出ボタン
68:ジョグダイヤル
80:主制御装置
83:サブ統合制御装置
Claims (1)
- 遊技盤上に始動口を設け、
該始動口は、遊技球が常時入球可能な第1始動口と、入球が困難な閉鎖状態と入球が容易な開放状態へと変化可能な普通電動役物に設けられる第2始動口とを備え、
前記普通電動役物へ遊技球が入球すると賞球を払い出す賞球払出手段と、
前記始動口への入球に基づき乱数値を取得する乱数値取得手段と、
該乱数値取得手段の取得した乱数値を予め定められた個数まで保留記憶する保留記憶手段と、
前記乱数値に基づき当りとするか否かの当否判定を行う当否判定手段と、
該当否判定の結果に基づいて、所定の変動時間に亘って変動表示を行った後に結果を報知する特別図柄と、
前記当否判定で当りと判定されることに基づいて大当り遊技を実行する大当り遊技実行手段と、
前記当否判定の結果に基づいて演出表示を実行する演出表示手段と、
前記大当り遊技の終了後に、所定の確率にて前記当否判定で当りと判定される確率を通常の遊技状態より向上させる確率変動手段と、
前記大当り遊技の終了後に、前記普通電動役物の開放時間を通常の開放時間よりも延長させる開放延長手段と、
前記当否判定を行う際に前記確率変動手段が作動している場合は、当該確率変動手段の作動を終了させるか否かを抽選する転落抽選手段とを備え、
前記開放延長手段と前記確率変動手段が作動しており、前記当否判定の回数が所定回数に達していない状態で前記転落抽選手段に当選した場合は、前記開放延長手段の作動を、前記当りと判定されない限り、前記所定回数に達するまで継続させる転落保障を備えた弾球遊技機において、
前記演出表示として、前記特別図柄の変動時間に対応して前記当りか否かを演出するリーチ演出を備え、
前記大当り遊技の終了後の遊技状態として、前記確率変動手段及び前記開放延長手段が作動している状態において前記当否判定の判定回数が前記所定回数未満である第1特定状態と、前記転落保障により前記開放延長手段のみが作動している第2特定状態とがあり、
前記当りと判定された場合に前記開放延長手段が作動を終了するタイミングは、前記第1特定状態では前記特別図柄の変動開始時とし、前記第2特定状態では前記特別図柄の変動終了時とし、
前記演出表示手段は、前記転落抽選手段の抽選結果の報知は行わず、前記第1特定状態で前記当りと判定されると、前記変動時間に対応して前記リーチ演出を行わずに前記当りを告知する前記演出表示を実行する
ことを特徴とする弾球遊技機。
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