JP6839497B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6839497B2 JP6839497B2 JP2016106777A JP2016106777A JP6839497B2 JP 6839497 B2 JP6839497 B2 JP 6839497B2 JP 2016106777 A JP2016106777 A JP 2016106777A JP 2016106777 A JP2016106777 A JP 2016106777A JP 6839497 B2 JP6839497 B2 JP 6839497B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- effect
- symbol
- operating means
- jackpot game
- probability
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 635
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 239
- 230000008569 process Effects 0.000 description 223
- 230000008859 change Effects 0.000 description 54
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 46
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 41
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 30
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 26
- 230000006870 function Effects 0.000 description 20
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 13
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 12
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000008450 motivation Effects 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 3
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 2
- 230000007175 bidirectional communication Effects 0.000 description 2
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Images
Description
また、操作手段選択手段は、予め操作が有効となる操作手段として第1操作手段を選択して当該第1操作手段が操作されると第2操作手段を選択することを決定し、操作手段切替手段は当該操作手段選択手段による決定に基づいて第1操作手段の操作が示唆され、当該第1操作手段が操作されると第2操作手段の操作示唆に切り替える構成でもよい。
また、大当り遊技演出中に操作を示唆する操作手段として第1操作手段が選択されても、第1操作手段を操作することで第2操作手段の操作示唆に切り替わる可能性もあるため、第2操作手段の操作が示唆されるかもしれない期待感が生れ、操作意欲が無くなってしまうことを防ぐことが可能となる。
また、第1操作手段と第2操作手段の操作方法を異ならせたことで、互いに同じ操作方法である場合と比べ、煩わしさやくどさを防止する効果を発揮することが可能となる。
[実施例1]
演出ボタン67を遊技者が所定期間中に押下することで、後述する演出図柄表示装置6の画面に表示される演出内容を変化させ、スピーカにより出力される遊技音が変化させるものとなっている。また、ジョグダイヤル68を回転させることにより、演出用の画像に変化を与えることが可能に構成されている。
このパチンコ機50はいわゆるCR機であって、プリペイドカードの読み書き等を行うためのプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属しており、パチンコ機50には、貸出ボタン57、精算ボタン58及び残高表示器59を有するCR精算表示装置が備わっている。
なお、パチンコ機50には、サブ統合制御装置83に設けられたRAMの内容を保持するバックアップ電源が備えられていない構成となっている。
一方、本実施例の電源基板85が生成するバックアップ電源は、サブ統合制御装置83へ供給されないため、パチンコ機50への電源供給が停止した後は、サブ統合制御装置83のRAMに保持されている記憶は消去される。
また、主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特別図柄表示装置9と第2特別図柄表示装置10の表示、第1特別図柄保留数表示装置18、第2特別図柄保留数表示装置19、普通図柄表示装置7及び普通図柄保留数表示装置8の点灯を制御する。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り(特別遊技ともいう)等の管理用の信号が外部接続端子78に出力されてホールメインコンピュータに送られる。主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
なお、本実施例では遊技球を払い出す構成であるが、入賞等に応じて発生した遊技球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射できないようになっている。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、演出図柄等の演出画像を演出図柄表示装置6の画面に表示させる。
なお、本実施例では、サブ統合制御装置83及び演出図柄制御装置82は別々の装置に分かれているが、1つの装置にまとめる構成にしてもよい。
大当り図柄決定用乱数更新処理(S30)は「0」〜「99」の100個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎に+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。
遊技球が第1始動口11、第2始動口12に入賞すると大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、変動パターン決定用乱数、リーチ判定用乱数など複数の乱数を取得されるのだが、保留記憶できる数を第1始動口11と第2始動口12でそれぞれ4個までとしており、保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が第1始動口11又は第2始動口12に入賞しても賞球が払出されるだけで、前記複数の乱数は保留記憶されない構成になっている。
各出力処理(S60)では、遊技の進行に応じて主制御装置80は演出図柄制御装置82、払出制御装置81、発射制御装置84、サブ統合制御装置83、大入賞口ソレノイド14b等に対して各々出力処理を実行する。即ち、入賞確認処理(S50)により遊技盤1上の各入賞口に遊技球の入賞があることが検知されたときには賞球としての遊技球を払い出すべく払出制御装置81に賞球データを出力する処理を、遊技状態に対応したサウンドデータをサブ統合制御装置83に出力する処理を、パチンコ機50に異常があるときにはエラー中であることを報知すべく演出図柄制御装置82にエラー信号を出力する処理を各々実行する。
先読みコマンドは、前述した保留個数コマンドと合体して1つのコマンドとして送信する構成でも良い。送信タイミングが同一であり、保留図柄で演出を行う場合は関連性も高いため好適である。その後、S120へ移行する。
先読みコマンドは、前述した保留個数コマンドと合体して1つのコマンドとして送信する構成でも良い。送信タイミングが同一であり、保留図柄で演出を行う場合は関連性も高いため好適である。その後、本処理を終了(リターン)する。
先ず図7において、主制御装置80は、特別電動役物が作動中か否かを大当りフラグに基づいて判断する(S200)。S200の判定が否定判断で(S200:no)、特別図柄が変動中でなく(S205:no)、確定図柄の表示中でもなければ(S210:no)、図8のS250に移行し、第2保留記憶(上記、図6のS130による保留記憶)があるか否かを判断する(S250)。また、特別電動役物が作動中であると判定された場合には(S200:yes)、そのまま当否判定処理を終了(リターン)する。
なお、S255、S265において、保留記憶数がデクリメントされた際には、主制御装置80は、保留記憶数が減算されたことを示す旨のコマンドをサブ統合制御装置83に送信する構成となっている。
図柄7〜10に割り当てられた15ラウンド通常大当りとは、最大28秒の大入賞口14の開放を15回行なうもので、その終了後には、時間短縮機能の作動、及び開放延長機能の作動を、特別図柄が100回変動するまで継続する。なお、確率変動機能は作動しない。
図柄4〜6に割り当てられた5ラウンド確変大当りとは、最大28秒の大入賞口14の開放を5回行なうもので、その終了後には、確率変動機能の作動、図柄変動の時間短縮機能(単に時間短縮機能または時短機能ともいう)の作動、及び普通電動役物の開放延長機能(単に開放延長機能ともいう)の作動を、いずれも次回の大当りまで(特別図柄が10000回変動するまで)継続する。
主制御装置80から送信された変動開始コマンドを受信すると、サブ統合制御装置83は、受信した変動開始コマンドに含まれる大当りかハズレであるか、大当りの場合には通常大当り又は確変大当りかなどを示すデータと変動時間を指定する変動パターンのデータを基づいて、後述する演出パターン決定処理(S655)にて、演出パターンを決定し、決定した疑似演出を演出図柄表示装置6の画面にて表示する。当該疑似演出によって、大当りとなるか否かの抽選結果を報知することで、遊技者は大当りとなるか否かの抽選結果を知ることが可能となる。
S465では、時短フラグが1か否かを判定し、1であれば(S465:yes)、時短回数が0か否かを判定する(S470)。時短回数が0であれば(S470:yes)、S475にて時短フラグを0にしてS480に進む。時短フラグが1でないとき(S465:no)又は時短回数が0ではないとき(S470:no)はそのままS480に移行し、特別遊技処理へ移行する。
なお、本実施例の場合、否判定処理における主制御装置80からサブ統合制御装置83に状態指定コマンドを送信するタイミングは、特別図柄確定時間後となっているが、特別図柄変動開始時及び電源復旧時においても状態指定コマンドを送信する構成にしてもよい。
先ず、図11において、主制御装置80は、役物連続作動装置が作動中か否かを大当りフラグに基づいて判断する(S500)。肯定判定の場合には(S500:yes)、大入賞口14が開放中か否かを判断する(S505)。大入賞口14の開放中ではない場合は(S505:no)、ラウンド間のインターバル中により大入賞口14が閉鎖しているのか判断する(S510)。インターバル中でもない場合は(S510:no)、大当り終了演出中であるか判断する(S515)。これも否定判断の場合は(S515:no)、今から大当り遊技を開始する演出に要する時間が経過したか否かを判定する(S520)。大当り開始演出時間が経過した場合は(S520:yes)、大入賞口開放処理(S525)を行なって本処理を終了(リターン)する。なお、役物連続作動装置が作動中でない場合(S500:no)、又は大当り遊技を開始する演出に要する時間が経過していない場合には(S520:no)、そのまま特別遊技処理をと終了(リターン)する。
パチンコ機50が通常確率遊技状態である場合の大当り確率は1/300、高確率遊技状態である場合の大当り確率は1/30に設定されている。大当り後に高確率遊技状態へ移行する確率は、60%に設定されている。確変回数は10000回に設定されている。また、時短回数は10000回又は100回に設定されている。
まず、S650において、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から送信された特図変動開始コマンドを受信したか否かを判定する(S650)。否定判定の場合には(S650:no)、そのまま本処理が終了(リターン)となる。なお、特図変動開始コマンドとは、図8に示す特図変動開始コマンド送信処理(S320)にて主制御装置80が送信するコマンドである。特図変動開始コマンドをサブ統合制御装置83が受信すると(S650:yes)、振分乱数を抽出し(S652)、受信した特図変動開始コマンドの種類と抽出した振分乱数に応じて、演出パターン決定処理(S655)で演出パターンを決定する。そして、決定した演出パターンが、操作手段(第1操作手段、第2操作手段)を用いる予告演出が行われる演出パターンか否かを判定する(S660)。なお、本実施例では、操作手段(第1操作手段、第2操作手段)が用いられる予告演出として、図18に示す予告演出A、予告演出Bと予告演出Cの3種類が存在する。各予告演出(予告演出A、予告演出Bと予告演出C)は、大当りとなる場合とハズレとなる場合とで出現率が夫々設定されている。また、予告演出Aから予告演出Cのうち、予告演出Cが表示された場合に大当りとなる確率が最も高く、次に予告演出Bが表示された場合に大当りとなる確率が高いことになる。予告演出Aが表示された場合が最もハズレとなる確率が高い。
肯定判定の場合には(S660:yes)、操作パターン選択処理(S665)を行い、S670へ移行する。予告演出中に、操作パターン選択処理(S665)にて選択された操作パターンに対応した操作手段の操作が有効となる。また、S655で決定した演出パターンが操作手段を用いない予告演出が行われる演出パターンである場合には(S660:no)、そのまま演出表示開始処理(S670)を行い、本処理を終了(リターン)する。各操作パターン(操作パターン1、操作パターン2及び操作パターン3)は、大当りとなる場合とハズレとなる場合とで選択率が夫々設定されている。
各表に示す発生確率とは、大当り時の各予告発生時に選択される各操作パターンの出現率と、ハズレ時の各予告発生時に選択される各操作パターンの出現率の割合から算出されたものである。なお、詳しい出現率について割愛する。
予告演出Aが実行される場合に、ハズレで操作パターン1(第1操作手段の操作が有効)である比率は55%である。また、予告演出Aが実行される場合に、当りで操作パターン1(第1操作手段の操作が有効)である比率は5%である。
予告演出Aが実行される場合に、ハズレで操作パターン2(第2操作手段の操作が有効)である比率は30%である。また、予告演出Aが実行される場合に、当りで操作パターン2(第2操作手段の操作が有効)である比率は7%である。
予告演出Aが実行される場合に、ハズレで操作パターン3(第1操作手段が有効となり、当該第1操作手段を操作すると第2操作手段の操作が有効)である比率は0%である。また、予告演出Aが実行される場合に、当りで操作パターン3(第1操作手段が有効となり、当該第1操作手段を操作すると第2操作手段の操作が有効)である比率は3%である。
演出ボタン67を操作することで予告演出Aが実行される場合の当選確率は、5/55+5=約8%である。一方、ジョグダイヤル68のみを操作することで予告演出Aが実行される場合の当選確率は、7/30+7=約19%である。また、演出ボタン67を操作し、操作が有効となったジョグダイヤル68を操作することで予告演出Aが実行される場合の当選確率は100%である。
つまり、演出ボタン67を用いて予告演出Aが実行される場合よりも、ジョグダイヤル68を用いて予告演出Aが実行される場合のほうが、大当りになる期待度(信頼度ともいう)が高く、ジョグダイヤル68を用いて予告演出Aが実行される場合よりも、演出ボタン67、ジョグダイヤル68を用いて予告演出Aが実行される場合のほうが、大当りになる期待度(信頼度ともいう)が高いことになる。
予告演出Aが実行される場合の操作パターン1(第1操作手段の操作が有効)の発生確率は、55+5=60%である。また、予告演出Aが実行される場合の操作パターン2(第2操作手段の操作が有効)の発生確率は、30+7=37%である。さらに、予告演出Aが実行される場合の操作パターン3(第1操作手段が有効となり、当該第1操作手段を操作すると第2操作手段の操作が有効)の発生確率は、3%である。
そして、遊技者は演出ボタン67を操作すると、図21(c)へ移行する。図21(c)に示すように、演出図柄表示装置6の画面左上方に表示されている演出キャラクター1003の下方には、「チャンスかも!?」と表示され表示例1004が表示される。本実施例の予告演出Aが、図21(c)に示す表示例1004のことである。
予告演出Bが実行される場合に、ハズレで操作パターン1(第1操作手段の操作が有効)である比率は35%である。また、予告演出Bが実行される場合に、当りで操作パターン1(第1操作手段の操作が有効)である比率は10%である。
予告演出Bが実行される場合に、ハズレで操作パターン2(第2操作手段の操作が有効)である比率は30%である。また、予告演出Bが実行される場合に、当りで操作パターン2(第2操作手段の操作が有効)である比率は15%である。
予告演出Bが実行される場合に、ハズレで操作パターン3(第1操作手段が有効となり、当該第1操作手段を操作すると第2操作手段の操作が有効)である比率は5%である。また、予告演出Bが実行される場合に、当りで操作パターン3(第1操作手段が有効となり、当該第1操作手段を操作すると第2操作手段の操作が有効)である比率は5%である。
演出ボタン67を用いて予告演出Bが実行される場合の当選確率は、10/35+10=約22%である。一方、ジョグダイヤル68を用いて予告演出Bが実行される場合の当選確率は、15/30+15=約33%である。また、演出ボタン67を操作して、さらにジョグダイヤル68を回転させた場合に予告演出Bが実行される場合の当選確率は、5/5+5=50%である。
つまり、演出ボタン67を用いて予告演出Bが実行される場合よりも、ジョグダイヤル68を用いて予告演出Bが実行される場合のほうが、大当りになる期待度(信頼度ともいう)が高く、ジョグダイヤル68を用いて予告演出Bが実行される場合よりも、演出ボタン67が操作されて、さらにジョグダイヤル68が操作された場合に予告演出Bが実行される場合のほうが、大当りになる期待度(信頼度ともいう)が高いことになる。
予告演出Bが実行される場合に操作パターン1(第1操作手段の操作が有効)である発生確率は、35+10=45%である。また、予告演出Bが実行される場合に操作パターン2(第2操作手段の操作が有効)である発生確率は、30+15=45%である。さらに、予告演出Bが実行される場合に操作パターン3(第1操作手段が有効となり、当該第1操作手段を操作すると第2操作手段の操作が有効)である発生確率は、5%である。
そして、遊技者は演出ボタン67を操作すると、図22(c)へ移行する。図22(c)に示すように、演出図柄表示装置6の画面左上方に表示されている演出キャラクター1003の下方には、「チャンス!」と表示された表示例1006が表示されている。当該表示例1006は、予告演出Bのことである。
予告演出Cが実行される場合に、ハズレで操作パターン1(第1操作手段の操作が有効)である比率は25%である。また、予告演出Cが実行される場合に、当りで操作パターン1(第1操作手段の操作が有効)である比率は25%である。
予告演出Cが実行される場合に、ハズレで操作パターン2(第2操作手段の操作が有効)である比率は10%である。また、予告演出Cが実行される場合に、当りで操作パターン2(第2操作手段の操作が有効)である比率は35%である。
予告演出Cが実行される場合に、ハズレで操作パターン3(第1操作手段が有効となり、当該第1操作手段を操作すると第2操作手段の操作が有効)である比率は0%である。また、予告演出Cが実行される場合に、当りで操作パターン3(第1操作手段が有効となり、当該第1操作手段を操作すると第2操作手段の操作が有効)である比率は5%である。
演出ボタン67が操作されて予告演出Cが実行される場合の当選確率は、25/25+25=50%である。また、ジョグダイヤル68が操作されて予告演出Cが実行される場合の当選確率は、35/10+35=約78%である。また、演出ボタン67を操作して、有効となったジョグダイヤル68を操作することで予告演出Cが実行される場合の当選確率は、100%である。
予告演出Cが実行される場合に操作パターン1(第1操作手段の操作が有効)である発生確率は、25+25=50%である。また、予告演出Cが実行される場合に操作パターン2(第2操作手段の操作が有効)である発生確率は、10+35=45%である。さらに、予告演出Cが実行される場合に操作パターン3(第1操作手段が有効となり、当該第1操作手段を操作すると第2操作手段の操作が有効)である発生確率は、5%である。
操作手段が用いられる予告演出Bが表示される演出パターンが決定され、サブ統合制御装置83は、S665にて操作パターン1を選択した場合に第1操作手段(演出ボタン67)を操作されると、図24(a)に示すように、演出図柄表示装置6の画面に予告演出Bが表示されることになる。
操作手段が用いられる予告演出Bが表示される演出パターンが決定され、サブ統合制御装置83は、操作パターン2を選択した場合に第2操作手段(ジョグダイヤル68)を操作すると、図24(b)に示すように、演出図柄表示装置6の画面に予告演出Bが表示されることになる。
操作手段が用いられる予告演出Bが表示される演出パターンが決定され、サブ統合制御装置83は、操作パターン3を選択した場合に第1操作手段を操作し、続けて第2操作手段を操作すると、図24(c)に示すように、演出図柄表示装置6の画面に予告演出Bが表示されることになる。
つまり、演出パターン決定処理(S655)にて操作手段を用いた予告演出が決定され、その後S665にて操作パターンを選択する構成となっているため、各操作パターンに応じて異なる操作手段が有効となり、有効となった操作手段が操作されても、演出図柄表示装置6の画面上に同じ予告演出が表示されることになる。
サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6の画面に特図変動開始コマンドに基づく演出表示が表示されているか否かを判定する(S700)。肯定判定の場合には(S700:yes)、操作手段(第1操作手段、第2操作手段)の有効期間内であるか否かを判定する(S705)。肯定判定の場合には(S705:yes)、演出図柄表示装置6の画面に、操作が有効となっている操作手段(第1操作手段又は第2操作手段)に対応する操作手段有効表示が表示されているか否かを判定する(S710)。肯定判定の場合には(S710:yes)、S720へ移行する。なお、否定判定の場合には(S710:no)、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6の画面に、有効となっている操作手段(第1操作手段又は第2操作手段)の操作が有効であることを示す操作手段有効表示を表示し(S715)、第2操作手段有効フラグが「1」にセットされているか否かを判定する(S717)。否定判定の場合には(S717:no)、S720へ移行する。実施例1のパチンコ機50において、第2操作手段有効フラグが「1」にセットされていれば、操作パターン選択処理(S665)にて、操作パターン3が選択されて有効となった第1操作手段(演出ボタン67)が操作され、第2操作手段(ジョグダイヤル68)の操作が有効であることを示す。
サブ統合制御装置83は、操作が有効となっている第1操作手段又は第2操作手段が操作されたか否かを判定する(S720)。S720において、サブ統合制御装置83は、演出ボタンスイッチ67a、又は第1ジョグダイヤルセンサ68aと第2ジョグダイヤルセンサ68bによって検出され、送信された操作信号を受信したか否かによって判定する。
S720において、操作が有効となっている操作手段が操作されていないと判定された場合には(S720:no)、操作が有効となっている操作手段の有効期間が経過したか否かを判定する(S745)。肯定判定の場合には(S745:yes)、S755へ移行する。なお、操作手段を操作されずに、有効期間を経過した場合には(S745:yes)、演出図柄表示装置6の画面に予告演出は表示されない構成となっている。また、操作手段が操作されずに、有効期間を経過した場合に、演出図柄表示装置6の画面に予告演出を表示される構成でもよい。
S800において、サブ統合制御装置83は、第2操作手段(ジョグダイヤル68)が操作されたか否かを判定する(S800)。肯定判定の場合には(S800:yes)、演出図柄表示装置6の画面に、S655で決定した演出パターンに応じて、図18に示す予告演出Aから予告演出Cのうち、いずれかの予告演出を表示し(S805)、S815へ移行する。また、第2操作手段が操作されていない場合には(S800:no)、第2操作手段の有効期間を経過したか否かを判定する(S810)。肯定判定の場合には(S810:yes)、演出図柄表示装置6の画面に表示されている操作手段有効表示を終了させ(S815)、第2操作手段の有効期間を終了させて(S820)、第2操作手段有効フラグを0にし(S825)、本処理を終了(リターン)させる。なお、第2操作手段の有効期間を経過していない場合には(S810:no)、そのまま本処理を終了(リターン)する。なお、操作手段を操作されずに、有効期間を経過した場合には(S810:yes)、演出図柄表示装置6の画面に予告演出は表示されない構成となっている。これに限定されることはなく、操作手段が操作されずに、有効期間を経過した場合に、演出図柄表示装置6の画面に予告演出を表示される構成でもよい。
また、疑似演出中に第1操作手段(演出ボタン67)の操作が有効となっても、当該第1操作手段を操作しても演出図柄表示装置6の画面に予告演出が表示されずに、第2操作手段(ジョグダイヤル68)の操作が有効となる操作手段有効表示が表示される場合もあるため、第1操作手段が有効となっても、第2操作手段が有効となるかもしれないという期待感が生れ、操作意欲が無くなってしまうことを防ぐことが可能となる。
また、演出ボタン67とジョグダイヤル68の操作方法を異ならせたことで、互いに同じ操作方法である場合と比べ、煩わしさやくどさを防止する効果が発揮可能となる。
また、実施例1の操作パターン3では、予め操作が有効となる操作手段が第1操作手段から第2操作手段へ切り替るものとなっているが、第1操作手段を操作した際に、予告演出を実行するか、又は第2操作手段の操作を有効とするかの何れかを選択する構成であってもよい。この場合、信頼度が高い予告演出が表示されるか、又は大当りである場合のほうが第1操作手段から第2操作手段へと切り替る可能性が高い構成であることが望ましい。
本実施例では、演出図柄表示装置6の画面に特別図柄の疑似演出の表示中に、操作手段(第1操作手段(演出ボタン67)、第2操作手段(ジョグダイヤル68))の操作が有効であることを示唆する演出を行い、有効となっている操作手段を操作することで大当りとなる信頼度を示す予告演出を行う構成となっている。これに限定されず、例えば、特別図柄の疑似演出にて当否の結果を報知する際に、操作手段(第1操作手段(演出ボタン67)、第2操作手段(ジョグダイヤル68))の操作が有効であることを示唆する演出を行い、有効となっている操作手段を操作することで当否の結果を報知する構成でもよい。
[実施例2]
実施例1では、演出図柄表示装置6の画面に特別図柄の疑似演出の表示中に、操作手段(第1操作手段(演出ボタン67)、第2操作手段(ジョグダイヤル68))の操作が有効であることを示唆する演出を行い、有効となっている操作手段を操作することで、予告演出を行う構成となっていた。
実施例2では、大当り遊技中の演出図柄表示装置6の画面に表示されている大当り遊技演出中に、第1操作手段(演出ボタン67)又は第2操作手段(ジョグダイヤル68)の操作が有効であることを示唆する演出を行い、有効となっている操作手段を操作すると、大当り遊技の終了後に移行する遊技状態を報知する。
まず、S850において、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から送信された大当り遊技開始コマンドを受信したか否かを判定する(S850)。なお、大当り遊技開始コマンドとは、図10に示す大当り遊技開始処理(S445)にて主制御装置80が送信するコマンドである。大当り遊技開始コマンドをサブ統合制御装置83が受信すると(S850:yes)、振分乱数を抽出し(S852)、大当り遊技開始コマンドと抽出した振分乱数に基づいて、大当り遊技演出パターン決定処理(S855)で大当り遊技演出パターンを決定し、S860へ移行する。また、大当り遊技開始コマンドを受信していない場合には(S850:no)、本処理を終了(リターン)する。S860において、決定した大当り遊技演出パターンが、操作手段を用いる大当り遊技演出であるか否かを判定する。肯定判定の場合には(S860:yes)、操作パターン選択処理(S865)を行い、S870へ移行する。また、否定判定の場合には(S860:no)、大当り遊技演出開始処理(S870)を行い、本処理を終了(リターン)する。
大当り遊技演出Aが実行される場合に、大当り遊技終了後に移行する遊技状態が通常確率遊技状態で、操作パターン1(第1操作手段の操作が有効)である比率は55%である。大当り遊技演出Aが実行される場合に、大当り遊技終了後に移行する遊技状態が高確率遊技状態で、操作パターン1(第1操作手段の操作が有効)である比率は5%である。大当り遊技演出Aが実行される場合に、大当り遊技終了後に移行する遊技状態が通常確率遊技状態で、操作パターン2(第2操作手段の操作が有効)である比率は30%である。大当り遊技演出Aが実行される場合に、大当り遊技終了後に移行する遊技状態が高確率遊技状態で、操作パターン2(第2操作手段の操作が有効)である比率は7%である。大当り遊技演出Aが実行される場合に、大当り遊技終了後に移行する遊技状態が通常確率遊技状態で、操作パターン3(第1操作手段が有効となり、当該第1操作手段を操作すると第2操作手段の操作が有効)である比率は0%である。大当り遊技演出Aが実行される場合に、大当り遊技終了後に移行する遊技状態が高確率遊技状態で、操作パターン3(第1操作手段が有効となり、当該第1操作手段を操作すると第2操作手段の操作が有効)である比率は3%である。
第1操作手段(演出ボタン67)が操作されて、大当り遊技演出Aが実行された場合に大当り遊技終了後に高確率遊技状態へ移行する確率は、5/55+5=約8%である。一方、第2操作手段(ジョグダイヤル68)が操作されて、大当り遊技演出Aが実行された場合に高確率遊技状態へ移行する確率は、7/30+7=約19%である。また、第1操作手段が操作され、操作が有効となった第2操作手段が操作されて、大当り遊技演出Aが実行された場合に大当り遊技終了後に高確率遊技状態へ移行する確率は100%である。
よって、演出ボタン67よりもジョグダイヤル68を操作して、大当り遊技演出Aが表示された場合に大当り遊技の終了後に高確率遊技状態に移行する確率は高く、ジョグダイヤル68よりも、演出ボタン67を操作して大当り遊技演出Aが表示された場合に大当り遊技終了後に高確率遊技状態に移行する確率は高いことになる。
大当り遊技演出Aが実行される場合において、第1操作手段(演出ボタン67)が選択される確率は、55+5=60%である。また、大当り遊技演出Aが実行される場合において、第2操作手段(ジョグダイヤル68)が選択される確率は、30+7=37%である。さらに、大当り遊技演出Aが実行される場合において、第1操作手段(演出ボタン67)が選択され、操作すると第2操作手段(ジョグダイヤル68)が有効となる確率は、3%である。
その後、図29(b)に示すように、演出図柄表示装置6の画面中央に第1操作手段(演出ボタン67)の操作が有効であることを示す第1操作手段有効表示1001が表示される。特別図柄として図柄1、図柄2又は図柄3が表示される場合に、第1操作手段(演出ボタン67)を操作すると、14ラウンドの最終に図29(c)に移行する。図29(c)では、発射したミサイルが敵に命中したことを示している。その後、最終ラウンド(15ラウンド)へ移行すると、図29(e)に示すように、「確変!」と表示された表示例1008が表示される。当該表示例1008によって、遊技者に大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行することを報知している。
大当り遊技演出Bが実行される場合に、大当り遊技終了後に移行する遊技状態が通常確率遊技状態で、操作パターン1(第1操作手段の操作が有効)である比率は35%である。大当り遊技演出Bが実行される場合に、大当り遊技終了後に移行する遊技状態が高確率遊技状態で、操作パターン1(第1操作手段の操作が有効)である比率は10%である。大当り遊技演出Bが実行される場合に、大当り遊技終了後に移行する遊技状態が通常確率遊技状態で、操作パターン2(第2操作手段の操作が有効)である比率は30%である。大当り遊技演出Bが実行される場合に、大当り遊技終了後に移行する遊技状態が高確率遊技状態で、操作パターン2(第2操作手段の操作が有効)である比率は15%である。大当り遊技演出Bが実行される場合に、大当り遊技終了後に移行する遊技状態が通常確率遊技状態で、操作パターン3(第1操作手段が有効となり、当該第1操作手段を操作すると第2操作手段の操作が有効)である比率は5%である。大当り遊技演出Bが実行される場合に、大当り遊技終了後に移行する遊技状態が高確率遊技状態で、操作パターン3(第1操作手段が有効となり、当該第1操作手段を操作すると第2操作手段の操作が有効)である比率は5%である。
第1操作手段(演出ボタン67)が操作され、大当り遊技演出Bが実行された場合に大当り遊技終了後に高確率遊技状態へ移行する確率は、10/35+10=約22%である。一方、第2操作手段(ジョグダイヤル68)が操作され、大当り遊技演出Bが実行された場合に大当り遊技終了後に高確率遊技状態へ移行する確率は、15/30+15=約33%である。また、第1操作手段が操作され、操作が有効となった第2操作手段が操作され、大当り遊技演出Bが実行された場合に大当り遊技終了後に高確率遊技状態へ移行する確率は、5/5+5=50%である。
演出ボタン67よりもジョグダイヤル68が操作され、大当り遊技演出Bが表示された場合のほうが、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態に移行する確率は高いことになる。また、ジョグダイヤル68よりも、演出ボタン67及びジョグダイヤル68を操作し、大当り遊技演出Bが表示された場合のほうが、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態に移行する確率は高いことになる。
大当り遊技演出Bが実行される場合において、第1操作手段(演出ボタン67)が選択される確率は、35+10=45%である。また、大当り遊技演出Bが実行される場合において、第2操作手段(ジョグダイヤル68)が選択される確率は、30+15=45%である。さらに、大当り遊技演出Bが実行される場合において、第1操作手段(演出ボタン67)が選択され、操作すると第2操作手段(ジョグダイヤル68)が有効となる確率は、5+5=10%である。
そして、大当り遊技の14ラウンド目において、演出図柄表示装置6にて図30(a)のようにボクシングをしている2人の男が表示される。図30(a)に示す演出図柄表示装置6の画面右下方には、「操作手段を操作して、見事敵を撃墜させたら確変!!」と表示されている。
その後、図30(b)に示すように、演出図柄表示装置6の画面中央に第2操作手段(ジョグダイヤル68)の操作が有効であることを示す第2操作手段有効表示1005が表示される。
大当り遊技演出Cが実行される場合に、大当り遊技終了後に移行する遊技状態が通常確率遊技状態で、操作パターン1(第1操作手段の操作が有効)である比率は25%である。大当り遊技演出Cが実行される場合に、大当り遊技終了後に移行する遊技状態が高確率遊技状態で、操作パターン1(第1操作手段の操作が有効)である比率は25%である。大当り遊技演出Cが実行される場合に、大当り遊技終了後に移行する遊技状態が通常確率遊技状態で、操作パターン2(第2操作手段の操作が有効)である比率は10%である。大当り遊技演出Cが実行される場合に、大当り遊技終了後に移行する遊技状態が高確率遊技状態で、操作パターン2(第2操作手段の操作が有効)である比率は35%である。大当り遊技演出Cが実行される場合に、大当り遊技終了後に移行する遊技状態が通常確率遊技状態で、操作パターン3(第1操作手段が有効となり、当該第1操作手段を操作すると第2操作手段の操作が有効)である比率は0%である。大当り遊技演出Cが実行される場合に、大当り遊技終了後に移行する遊技状態が高確率遊技状態で、操作パターン3(第1操作手段が有効となり、当該第1操作手段を操作すると第2操作手段の操作が有効)である比率は5%である。
第1操作手段(演出ボタン67)が操作され、大当り遊技演出Cが実行される場合に大当り遊技終了後に高確率遊技状態へ移行する確率は、25/25+25=50%である。一方、第2操作手段(ジョグダイヤル68)が操作され、大当り遊技演出Cが実行される場合に大当り遊技終了後に高確率遊技状態へ移行する確率は、35/10+35=約78%である。また、第1操作手段が操作され、操作が有効となった第2操作手段が操作されて、大当り遊技演出Cが実行される場合に大当り遊技終了後に高確率遊技状態へ移行する確率は100%である。
演出ボタン67よりもジョグダイヤル68が操作されて大当り遊技演出Cが表示された場合のほうが、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態に移行する確率は高いことになる。また、ジョグダイヤル68よりも、演出ボタン67及びジョグダイヤル68が操作されて大当り遊技演出Cが表示された場合のほうが、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態に移行する確率は高いことになる。
大当り遊技演出Cが実行される場合において、第1操作手段(演出ボタン67)が選択される確率は、25+25=50%である。また、大当り遊技演出Cが実行される場合において、第2操作手段(ジョグダイヤル68)が選択される確率は、10+35=45%である。さらに、大当り遊技演出Cが実行される場合において、第1操作手段(演出ボタン67)が選択され、操作すると第2操作手段(ジョグダイヤル68)が有効となる確率は5%である。
大当りの14ラウンド目において、演出図柄表示装置6の画面に図31(a)のように道路を疾走する車が表示される。この画像において、「操作手段を操作して、岩を回避したら確変!!」と示す表示例1007が表示されている。
その後、図31(b)に示すように、演出図柄表示装置6の画面中央に第1操作手段(演出ボタン67)の操作が有効であることを示す第1操作手段有効表示1001が表示される。図29や図30とは異なり、図31(b)に示す第1操作手段有効表示1001が表示された場合に、第1操作手段が操作されると、図31(c)へ移行する。
その後、最終ラウンド(15ラウンド)へ移行すると、図31(e)に示す演出表示が演出図柄表示装置6の画面に表示される。図31(e)には、「確変!」と示された表示例1007が表示されている。これにより、大当り遊技終了後に、高確率遊技状態へ移行することを遊技者に報知している。なお、特別図柄として、図柄1、図柄2又は図柄3が表示されている。
S900において、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6の画面にて、大当り遊技演出が表示中であるか否かを判定する(S900)。肯定判定の場合には(S900:yes)、操作手段(第1操作手段、第2操作手段)の有効期間中であるか否かを判定する(S905)。肯定判定の場合には(S905:yes)、演出図柄表示装置6の画面に操作手段(第1操作手段、第2操作手段)の操作が有効である旨の有効表示が表示されているか否かを判定する(S910)。肯定判定の場合には(S910:yes)、S917へ移行する。また、否定判定の場合には(S910:no)、操作手段(第1操作手段、第2操作手段)の操作が有効であることを示す操作手段有効表示を演出図柄表示装置6の画面に表示し(S915)、S917へ移行する。S917において、第2操作手段有効フラグが「1」にセットされているか否かを判定する。実施例2のパチンコ機50において、第2操作手段有効フラグが「1」にセットされていれば、操作パターン選択処理(S865)にて、操作パターン3が選択されて有効となった第1操作手段(演出ボタン67)が操作され、第2操作手段(ジョグダイヤル68)の操作が有効となる有効期間中であることを示す。否定判定の場合には(S917:no)、サブ統合制御装置83は、操作手段(第1操作手段、第2操作手段)が操作されたか否かを判定する(S920)。肯定判定の場合には(S920:yes)、S865で選択された操作パターンが操作パターン3であるか否かを判定する(S925)。肯定判定の場合には(S925:yes)、演出図柄表示装置6の画面に表示されている操作手段有効表示を終了させ(S928)、第1操作手段の有効期間を終了させ(S930)、第2操作手段の有効期間を設定し(S935)、第2操作手段有効フラグを「1」にセットし(S940)、本処理を終了(リターン)する。
また、大当り遊技演出中に演出ボタン67が有効となっても、演出ボタン67を操作するとジョグダイヤル68が有効となる場合もあるため、演出ボタン67が有効となっても、ジョグダイヤル68が有効となるかもしれないという期待感が生れ、操作意欲が無くなってしまうことを防ぐことが可能となる。
これに限定されることはなく、例えば、確変口を備えた大入賞口を設ける構成であってもよい。その場合、大当り遊技演出中に大入賞口に設けられた確変口に遊技球が入球可能か否かを報知する構成とする。
実施例2では、大当り遊技中の演出図柄表示装置6の画面に表示されている大当り遊技演出中に、第1操作手段(演出ボタン67)又は第2操作手段(ジョグダイヤル68)の操作が有効であることを示唆する演出を行い、有効となっている操作手段を操作すると、大当り遊技の終了後に移行する遊技状態を報知する構成となっている。その他にも、例えば、大当り遊技中の大当り遊技演出中に、第1操作手段(演出ボタン67)又は第2操作手段(ジョグダイヤル68)の操作が有効であることを示唆する演出を行い、有効となっている操作手段を操作すると、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態へ移行する信頼度を示す予告演出をする構成でもよい。
本発明の「当否判定手段」が、当否判定処理(S50)に相当し、「大当り遊技手段」が、図11〜図13に示す特別遊技処理に相当し、「演出表示手段」が、演出図柄表示装置6に相当し、「操作手段選択手段」が、操作パターン選択処理(S865)に相当し、「操作示唆手段」が、操作手段有効表示処理(S915)に相当し、「第1操作手段」が、演出ボタン67に相当し、「第2操作手段」が、ジョグダイヤル68に相当する。
[実施例3]
実施例3のパチンコ機は、実施例1及び実施例2の構成と異なり、演出図柄表示装置6の画面に表示された保留図柄が第1操作手段(演出ボタン67)、第2操作手段(ジョグダイヤル68)の操作を示唆し、操作が有効となっている操作手段を操作すると、操作示唆図柄から他の表示態様からなる保留図柄へと変化し、変化した保留図柄の表示態様によって、大当り遊技が発生する確率である信頼度を報知する構成となっている。
まず、S1100において、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から送信された先読みコマンドを受信したか否かを判定する(S1100)。肯定判定の場合には(S1100:yes)、振分乱数を抽出し(S1105)、最終保留図柄決定処理(S1107)を行い、S1110へ移行し、S1115へ移行する。なお、先読みコマンドを受信していない場合には(S1100:no)、本処理を終了(リターン)する。
先読み演出パターン決定処理(S1110)は、受信した先読みコマンドとS1105で抽出した振分乱数に基づいて、先読み演出パターンを決定する。ここで、先読み演出パターンとは、演出図柄表示装置6の画面上に一時保留図柄又は操作示唆図柄を一旦表示し、その表示中の一時保留図柄又は操作示唆図柄を最終保留図柄へ保留変化を実行する演出パターンのことである。なお、先読み演出パターンの中には、操作手段(第1操作手段、第2操作手段)が用いて保留変化させる先読み演出パターンや、操作手段を用いることなく保留変化させる先読み演出パターンが含まれている。
S1115において、主制御装置80は、S1110にて決定した先読み演出パターンに基づいて、図柄表示処理(S1145)にて演出図柄表示装置6の画面上に表示する一時保留図柄又は操作示唆図柄を、S1107で決定した最終保留図柄へ保留変化させるか否かを判定する。
肯定判定の場合には(S1115:yes)、S1110にて決定した先読み演出パターンが、操作手段を用いて演出図柄表示装置6の画面に表示した一時保留図柄又は操作示唆図柄を最終保留図柄へ保留変化させる先読み演出パターンであるか否かを判定する(S1120)。また、保留変化を実行しないと判定された場合には(S1115:no)、図柄表示処理(S1147)にて、S1107で決定した最終保留図柄を演出図柄表示装置6の画面に表示し、本処理を終了(リターン)する。
また、操作手段を用いない先読み演出パターンが決定されたと判定された場合には(S1120:no)、一時保留図柄決定処理(S1135)を行い、最終保留図柄変化時期決定処理(S1140)を行い、S1135で決定した一時保留図柄を演出図柄表示装置6の画面に表示し(S1145)、本処理を終了(リターン)する。なお、S1135で決定した一時保留図柄は、本実施例のS1140で決定した変化時期に達すると、S1107で決定した最終保留図柄へと変化することになる。
図33(a)に記載の表の「出現率」が示す確率で大当り抽選に当選する。また、演出図柄表示装置6の画面に表示される疑似演出では、該表の「出現率」が示す確率で、SPリーチ(スーパーリーチ)や、リーチ(ノーマルリーチ)や、ハズレ(スーパーリーチやノーマルリーチとなること無く大当り抽選で外れること)が発生する。なお、大当り時も演出図柄表示装置6の画面にて表示される疑似演出では、ノーマルリーチ又はSPリーチが発生する。
そして、第1操作手段(演出ボタン67)の操作が有効であることを示唆する操作示唆図柄Aは、PUSHと表示された表示態様となっている。また、第2操作手段(ジョグダイヤル68)の操作が有効であることを示唆する操作示唆図柄Bは、ジョグダイヤル67の模した表示態様となっており、「回せ!」と表示されている。
通常保留図柄、特別保留図柄1〜特別保留図柄3のうちのいずれかが、図33(c)の表における「出現率」が示す確率で表示されると共に、特別保留図柄が表示された際には、該表の「期待値」が示す確率で該保留記憶により大当りが発生する。
保留変化することなく、最終保留図柄(特別保留図柄)が表示された場合、又は一時保留図柄(通常保留図柄、操作示唆図柄A、操作示唆保留図柄B)から最終保留図柄(特別保留図柄1から特別保留図柄3のいずれか)に変化した場合には、当該保留図柄に対応する保留記憶が消化されて、単にハズレ(スーパーリーチやノーマルリーチとなること無く大当り抽選で外れること)となることはない。
また、保留図柄が変化することなく最終保留図柄(特別保留図柄1)が表示された場合、又は一時保留図柄(通常保留図柄、操作示唆図柄A、操作示唆保留図柄B)から保留変化して、最終保留図柄(特別保留図柄1)に変化した場合に、当該保留図柄に対応する保留記憶が消化されて、当否判定の結果からハズレで、リーチ(ノーマルリーチ)が出現する割合は50/200に設定されている。
一方、保留図柄が変化することなく最終保留図柄(特別保留図柄2又は特別保留図柄3)が表示された場合、又は一時保留図柄(通常保留図柄、操作示唆図柄A、操作示唆図柄B)から保留変化して最終保留図柄(特別保留図柄2又は特別保留図柄3)が表示された場合に、当該保留図柄対応する保留記憶が消化されても、当否判定の結果からハズレで、リーチ(ノーマルリーチ)が出現することはない。
また、保留変化することなく最終保留図柄(特別保留図柄1)が表示された場合、又は一時保留図柄(通常保留図柄、操作示唆図柄A、操作示唆図柄B)から最終保留図柄(特別保留図柄1)に変化する場合に、当該保留図柄に対応する保留記憶が消化され、当否判定の結果からハズレで、SPリーチ(スーパーリーチ)が出現する割合は、30/200に設定されている。
保留変化することなく最終保留図柄(特別保留図柄2)が表示された場合、又は一時保留図柄(最終保留図柄よりも期待値が低い図柄、操作示唆図柄A、操作示唆図柄B)から最終保留図柄(特別保留図柄2)に変化した場合に、当該保留図柄に対応する保留記憶が消化され、当否判定の結果からハズレで、SPリーチ(スーパーリーチ)が出現する割合は、50/200に設定されている。
また、保留変化することなく最終保留図柄(特別保留図柄3)である場合、又は一時保留図柄(最終保留図柄よりも期待値が低い図柄、操作示唆図柄A又は操作示唆図柄Bのいずれか)から最終保留図柄(特別保留図柄3)へ変化した場合に、当該保留図柄に対応する保留記憶が消化されて、当否判定の結果からハズレで、SPリーチ(スーパーリーチ)が出現する割合は、10/200に設定されている。
また、保留変化することなく最終保留図柄(特別保留図柄1)が表示された場合、又は一時保留図柄(通常保留図柄、操作示唆図柄A、操作示唆図柄B)から最終保留図柄(特別保留図柄1)へ変化した場合に、当該保留図柄に対応する保留記憶が消化され、当否判定の結果から大当りで、大当りであることを報知する演出が出現する割合は、20/200に設定されている。
保留変化することなく最終保留図柄(特別保留図柄2)が表示された場合、又は一時保留図柄(最終保留図柄よりも期待値が低い保留図柄、操作示唆図柄A、操作示唆図柄B)から最終保留図柄(特別保留図柄2)へ変化した場合に、当該保留図柄に対応する保留記憶が消化され、当否判定の結果から大当りで、大当りであることを報知する演出が出現する割合は、60/200に設定されている。
最終保留図柄(特別保留図柄3)が表示された場合、又は一時保留図柄(最終保留図柄よりも期待値が低い図柄、操作示唆図柄A、操作示唆図柄B)から最終保留図柄(特別保留図柄3)へ変化した場合に、当該保留図柄に対応する保留記憶が消化され、当否判定の結果から大当りで、大当りであることを報知する演出が出現する割合は、40/200に設定されている。
図33(c)に示す「期待値」における「当否比率」は、各演出パターン(ハズレ,リーチ,スーパーリーチ,大当り)が行われた際に、対応する保留記憶による当否判定の結果、ハズレとなる場合と大当りとなる場合の比率を示している。また、図33(c)に示す「信頼度」は、当該保留記憶による当否判定の結果、大当りと判定される確率を示している。図33(c)に示す表は、特別保留図柄1,特別保留図柄2,特別保留図柄3の順位で、保留記憶についての信頼度が高くなることを示している。
図34(a)に示すように、操作パターン1(第1操作手段(演出ボタン67)の操作が有効となる)が選択される確率は70%であり、操作パターン2(第2操作手段(ジョグダイヤル68)の操作が有効となる)が選択される確率は30%であり、操作パターン3(第1操作手段(演出ボタン67)が有効となり、当該第1操作手段を操作すると第2操作手段(ジョグダイヤル68)の操作が有効となる)が選択される確率は0%である。
また、S1107にて最終保留図柄として、特別保留図柄1が決定された場合、図34(b)に示すように、操作パターン1(第1操作手段(演出ボタン67)の操作が有効となる)が選択される確率は60%であり、操作パターン2(第2操作手段(ジョグダイヤル68)の操作が有効となる)が選択される確率は35%であり、操作パターン3(第1操作手段(演出ボタン67)が有効となり、当該第1操作手段を操作すると第2操作手段(ジョグダイヤル68)の操作が有効となる)が選択される確率は5%である。
S1107にて最終保留図柄として、特別保留図柄2が決定された場合、図34(c)に示すように、操作パターン1(第1操作手段(演出ボタン67)の操作が有効となる)が選択される確率は50%であり、操作パターン2(第2操作手段(ジョグダイヤル68)の操作が有効となる)が選択される確率は35%であり、操作パターン3(第1操作手段(演出ボタン67)が有効となり、当該第1操作手段を操作すると第2操作手段(ジョグダイヤル68)の操作が有効となる)が選択される確率は15%である。
S1105にて最終保留図柄として、特別保留図柄3が決定された場合、図34(d)に示すように、操作パターン1(第1操作手段(演出ボタン67)の操作が有効となる)が選択される確率は0%であり、操作パターン2(第2操作手段(ジョグダイヤル68)の操作が有効となる)が選択される確率は80%であり、操作パターン3(第1操作手段(演出ボタン67)が有効となり、当該第1操作手段を操作すると第2操作手段(ジョグダイヤル68)の操作が有効となる)が選択される確率は20%である。
S1150において、サブ統合制御装置83は、演出図柄表示装置6の画面に、操作示唆図柄(操作示唆図柄A又は操作示唆図柄Bの何れか)が表示されているか否かを判定する(S1150)。肯定判定の場合には(S1150:yes)、操作手段(第1操作手段、第2操作手段)の操作が有効となる有効期間中であるか否かを判定する(S1155)。肯定判定の場合には(S1155:yes)、第2操作手段有効フラグが「1」にセットされているか否かを判定する(S1157)。実施例3のパチンコ機50において、第2操作手段有効フラグが「1」にセットされていれば、操作パターン選択処理(S1125)にて、操作パターン3が選択されて有効となった第1操作手段(演出ボタン67)が操作され、第2操作手段(ジョグダイヤル68)の操作が有効となる有効期間中であることを示す。
否定判定の場合には(S1157:no)、操作手段(第1操作手段、第2操作手段の何れか)が操作されたか否かを判定する(S1160)。肯定判定の場合には(S1160:yes)、S1125にて操作パターン3が選択されたか否かを判定する(S1165)。肯定判定の場合には(S1165:yes)、第1操作手段の操作有効期間を終了させ(S1170)、第2操作手段の操作有効期間を設定し(S1175)、第2操作手段有効フラグを「1」にセットし(S1180)、演出図柄表示装置6の画面に表示されている操作示唆図柄Aの表示態様からなる保留図柄を操作示唆図柄Bの表示態様に変化させ(S1185)、本処理を終了(リターン)する。
図37(a)に示すように、演出図柄表示装置6の画面にて演出図柄1000が変動表示している。演出図柄表示装置6の画面左下方には、右方から第1保留図柄1009、第2保留図柄1010、第3保留図柄1011が表示されている。そして、第1始動口11又は第2始動口12の何れかの始動口に遊技球が入賞すると、図37(b)に示すように、第1保留図柄1009、第2保留図柄1010及び第3保留図柄1011が右へとシフトして、図37(a)にて第3保留図柄1011が表示されていた場所に新たに第4保留図柄1012が表示されることになる。なお、第4保留図柄1012の表示態様は、操作示唆図柄Aの表示態様となっている。操作示唆図柄AにはPUSHと表示されており、第1操作手段(演出ボタン67)を操作すると、図37(c)又は図37(d)のいずれかへ移行することになる。
図38(a)に示すように、演出図柄表示装置6の画面にて演出図柄1000が変動表示している。演出図柄表示装置6の画面左下方には、右方から第1保留図柄1009、第2保留図柄1010、第3保留図柄1010が表示されている。そして、第1始動口11又は第2始動口12の何れかの始動口に遊技球が入賞すると、図38(b)に示すように、第1保留図柄1009、第2保留図柄1010及び第3保留図柄1011が右へとシフトしていき、図38(a)にて第3保留図柄1011が表示されていた場所に新たに第4保留図柄1012が表示される。なお、第4保留図柄1012の表示態様は、操作示唆図柄Bの表示態様となっている。操作示唆図柄Bはジョグダイヤル68を模した表示態様で、回せ!と表示されたものとなっている。第2操作手段(ジョグダイヤル68)を操作すると、図38(c)又は図38(d)のいずれかに移行することになる。
図39(a)に示すように、演出図柄表示装置6の画面にて演出図柄1000が変動表示している。演出図柄表示装置6の画面左下方には、右方から第1保留図柄1009、第2保留図柄1010、第3保留図柄1011が表示されている。そして、第1始動口11又は第2始動口12の何れかの始動口に遊技球が入賞すると、図39(b)に示すように、第1保留図柄1009、第2保留図柄1010及び第3保留図柄1011が右へとシフトしていき、図39(a)にて第3保留図柄1011が表示されていた場所に新たに第4保留図柄1012が表示される。なお、第4保留図柄1012の表示態様は、操作示唆図柄Aの表示態様となっている。操作示唆図柄AはPUSHと表示されたものとなっている。第1操作手段(演出ボタン67)を操作すると、図39(c)へ移行する。
図39(c)に示すように、第4保留図柄1012は、操作示唆図柄Bの表示態様へと変化している。操作示唆図柄Bは、ジョグダイヤル68を模した態様で、回せ!と表示されたものとなっている。第2操作手段(ジョグダイヤル68)を操作すると、図39(d)へ移行する。なお、本実施例では、第1操作手段(演出ボタン67)を操作し、続けて第2操作手段(ジョグダイヤル68)を操作する場合には、保留図柄は通常保留図柄へと変化しない。
操作示唆図柄Bの表示態様からなる第4保留図柄1012が、特別保留図柄2の表示態様へ変化する場合には、図39(d)へと移行する。図39(d)に示すように、特別保留図柄2の表示態様からなる第4保留図柄1012が表示されている。
本実施例では操作手段を用いる先読み演出を行う場合には、始動口に遊技球が入球すると、演出図柄表示装置6の画面に初めから操作示唆図柄を表示する構成となっているが、これに限定されることはなく、始動口に遊技球が入賞すると初めに操作示唆図柄以外の保留図柄(通常保留図柄、特別保留図柄1又は特別保留図柄2)を表示し、その後、表示中の当該保留図柄を操作示唆図柄へ変更する構成でもよい。その場合、操作示唆図柄に対応する操作手段が操作されたとしても保留図柄の種類を変化させず、元の保留図柄に戻ることがあってもよい。なお、操作示唆図柄以外の保留図柄(通常保留図柄、特別保留図柄1又は特別保留図柄2)から操作示唆図柄へ変更するタイミングとしては、特別図柄の変動開始時などで保留図柄がシフトした時が考えられる。
本実施例では、操作手段を用いる先読み演出にて変化する保留図柄の種類と、操作手段を用いない先読み演出にて変化する保留図柄の種類は、同じである。これに限定されるものではなく、例えば、操作手段を用いる先読み演出にて変化する保留図柄の種類と、操作手段を用いない先読み演出にて変化する保留図柄の種類が異なる構成でもよい。例えば、操作手段を用いる先読み演出では、操作手段を用いない先読み演出において変化することがない特別な保留図柄へ変化して、当該特別な保留図柄により信頼度を報知する構成でもよい。
また、保留図柄の表示中に演出ボタン67の操作が有効となったとしても、演出ボタン67を操作することでジョグダイヤル68の操作が有効となる可能性があるため、ジョグダイヤル68が有効となるかもしれないという期待感が生まれ、操作意欲が無くなってしまうことを防ぐことが可能となる。
なお、特別な演出表示は信頼度を示すものであってもよいし、第2操作手段が有効になることを示唆するものであってもよい。
例えば、第1操作手段を操作すると第2操作手段の操作が有効となって、当該第2操作手段が操作されても各実施例に対応する演出表示が実行されずに、また第1操作手段の操作が有効となる構成であってもよい。このように、操作が有効となる操作手段の第1操作手段、第2操作手段への切り替わりを繰り返す構成でもよい。
この場合、演出図柄表示装置6の画面に、上述した各実施例に対応する対応する演出表示ではなく、特別な演出表示が表示される構成であってもよい。なお、有効となる操作手段の第1操作手段、第2操作手段の切り替えを繰り返す構成の場合には、大当りとなる可能性が極めて高い又は大当り確定とする構成が望ましい。
また、有効となる操作手段の第1操作手段、第2操作手段の切り替えを繰り返す回数によって、大当りへの期待度が異なる構成であってもよい。
実施例1から実施例3のパチンコ機50では、操作パターン1と操作パターン2だけでなく、操作パターン3も備えた構成とし、操作パターン3に応じた操作手段の操作示唆を切り替わる演出を表示した。これに限定されず、操作パターン3を備えない構成とし、操作パターン3に応じた操作手段の操作示唆を切り替える演出を行わず、操作パターン1と操作パターン2に応じた操作手段の操作示唆演出を行う構成としてもよい。
67:演出ボタン
68:ジョグダイヤル
80:主制御装置
83:サブ統合制御装置
Claims (3)
- 所定の条件が成立することで大当りとなるか否かの当否判定を行う当否判定手段と、
該当否判定手段により大当りと判定されると、大当り遊技を実行する大当り遊技手段と、
前記大当り遊技の終了後に、遊技者にとって有利な特典遊技状態へ移行するか否かを判定する特典判定手段と、
前記大当り遊技手段により前記大当り遊技が実行されると大当り遊技演出を表示する演出表示手段とを備えた遊技機において、
遊技者が操作可能な操作手段と、
該操作手段は少なくとも第1操作手段と、該第1操作手段とは異なる位置に設けられた第2操作手段と、を備え、
所定の前記大当り遊技演出中に前記第1操作手段及び前記第2操作手段のいずれかの操作を示唆する操作示唆手段と、
前記操作示唆手段により操作を示唆される操作手段を前記第1操作手段及び前記第2操作手段のいずれかから選択する操作手段選択手段と、
を備え、
前記演出表示手段は、
前記操作示唆手段により所定のタイミングで操作を示唆された操作手段が操作されることで前記特典判定手段による判定の結果を報知又は示唆する特定大当り遊技演出を表示可能とし、
前記操作手段選択手段により前記第1操作手段が選択された場合よりも、前記第2操作手段が選択された場合のほうが、前記特典遊技状態へ移行する可能性が高い構成とし、
前記所定のタイミングで前記第1操作手段の操作が示唆され、当該第1操作手段が操作されることで前記特定大当り遊技演出を表示せずに前記第2操作手段の操作示唆に切り替える操作手段切替手段を設け、
前記操作手段切替手段により前記第2操作手段の操作示唆に切り替えられ、当該第2操作手段が操作されることで前記演出表示手段により前記特定大当り遊技演出を表示することを特徴とする遊技機。 - 前記第1操作手段と前記第2操作手段の操作方法は、異なる操作方法であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記操作手段切替手段により前記第2操作手段の操作示唆に切り替えられた場合のほうが、前記操作手段選択手段により前記第2操作手段が選択された場合よりも、前記特典判定手段により前記特典遊技状態へ移行する可能性が高いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016106777A JP6839497B2 (ja) | 2016-05-27 | 2016-05-27 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016106777A JP6839497B2 (ja) | 2016-05-27 | 2016-05-27 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017209450A JP2017209450A (ja) | 2017-11-30 |
JP6839497B2 true JP6839497B2 (ja) | 2021-03-10 |
Family
ID=60476548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016106777A Active JP6839497B2 (ja) | 2016-05-27 | 2016-05-27 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6839497B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5514979B2 (ja) * | 2010-04-30 | 2014-06-04 | 株式会社高尾 | 遊技機 |
JP5725632B1 (ja) * | 2014-07-25 | 2015-05-27 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
JP2016028656A (ja) * | 2014-07-25 | 2016-03-03 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
-
2016
- 2016-05-27 JP JP2016106777A patent/JP6839497B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017209450A (ja) | 2017-11-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6774223B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5555832B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6823846B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2018139696A (ja) | 遊技機 | |
JP6373028B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2017093835A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2017131347A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2017213194A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6561265B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6839498B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2018139694A (ja) | 遊技機 | |
JP6823848B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2019195526A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6825060B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6839497B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6364588B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7061306B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2017185137A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2017213195A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6823847B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2017209449A (ja) | 遊技機 | |
JP2019195528A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2019195527A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6813203B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6771206B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190510 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200128 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200131 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200325 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200623 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200821 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210210 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210215 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6839497 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |