JP6893659B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
また、本明細書において参考として開示する第1の開示発明に係る弾球遊技機は、普通図柄作動ゲートに遊技球が通過したことに起因して抽出された数値データをもとに行われる普通図柄当り判定の判定結果が、普通図柄の変動終了後に表示される普通図柄表示装置と、常時入球可能な第1始動口に遊技球が入球したことに起因して抽出された数値データをもとに行われる当りか否かの特別図柄当否判定の判定結果が、第1特別図柄の変動終了後に表示される第1特別図柄表示装置と、前記普通図柄当り判定で当選したことを条件に開放される開閉部材が備えられた第2始動口に遊技球が入球したことに起因して抽出された数値データをもとに行われる当りか否かの特別図柄当否判定の判定結果が、第2特別図柄の変動終了後に表示される第2特別図柄表示装置と、遊技者に有利な大当り遊技状態に移行させる大当り遊技状態移行手段と、通常遊技状態よりも前記第2始動口への入球率が高くなるように設定された特定遊技状態に移行させる特定遊技状態移行手段と、前記特定遊技状態を終了させる特定遊技状態終了手段と、を備え、前記大当り遊技状態移行手段による前記大当り遊技状態への移行は、少なくとも、前記第1特別図柄表示装置、又は、前記第2特別図柄表示装置に大当りを示す図柄が表示された後に行われ、前記特定遊技状態移行手段による前記特定遊技状態への移行は、前記大当り遊技状態が終了した後に行われる弾球遊技機において、前記特定遊技状態終了手段によって前記特定遊技状態を終了させるタイミングを、前記特別図柄の変動開始タイミング、又は前記特別図柄の変動終了タイミングの何れかに設定する終了タイミング設定手段を備え、前記終了タイミング設定手段による前記終了タイミングの設定は、前記特定遊技状態中に行われる当該特定遊技状態を終了させる所定の特別図柄の変動が、前記第1特別図柄、前記第2特別図柄のうち、何れの特別図柄の変動かによって異なるようにした、ことを特徴とする。
また、上述した構成に限定されることはなく、特定遊技状態での第1特別図柄の変動回数が第1特別図柄の最終変動回数目(M回数目)の特別図柄当否判定の判定結果がハズレである場合、特定遊技状態は第1特別図柄の変動終了タイミングに終了し、特定遊技状態での第2特別図柄の変動回数が第2特別図柄の最終変動回数目(N回数目)の特別図柄当否判定の判定結果がハズレである場合、第2特別図柄の変動開始タイミングに終了する構成であってもよい。なお、第1特別図柄の最終変動回数(M回数)と第2特別図柄の最終変動回数(N回数)は異なる回数とする。
[実施例1]
センターケース5は、公知のものと同様に、ワープ入口、ワープ通路、ステージ、液晶表示装置であり演出図柄を表示する演出表示装置6の画面を臨ませる窓等を備えている。遊技盤1に示すように、センターケース5の下に第1始動口11(第1特別図柄に対応する始動口)が配置されている。
また、遊技盤1に示すように、第1始動口11の右下方には第2始動口12(第2特別図柄に対応する始動口)が配置されている。また、センターケース5の右には、普通図柄作動ゲート17(普通図柄に対応するゲート)が配置されている。第2始動口12には開閉可能な開閉部材が設けられている。
普通図柄作動ゲート17を遊技球が通過することで、各種乱数(当り決定用乱数など)を抽出し、抽出された当り決定用乱数をもとに当りか否かの当否抽選が行われる。
普通図柄の当否抽選に当選すると、普通電動役物が作動して、第2始動口12に設けられた開閉部材が所定時間開放されることになる。
なお、この第1左入賞口31、第2左入賞口32、第3左入賞口33、右入賞口34が、常時、入球率が変化しない普通入賞口である。
なお、パチンコ機50には、サブ統合制御装置83に設けられたRAMの内容を保持するバックアップ電源が備えられていない構成となっている。
また、主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特別図柄表示装置9、第2特別図柄表示装置10と普通図柄保留数表示装置8の表示、第1特別図柄保留数表示装置18、第2特別図柄保留数表示装置19及び普通図柄表示装置7の点灯を制御する。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り(特別遊技ともいう)等の管理用の信号が外部接続端子78に出力されてホールメインコンピュータに送られる。主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
なお、本実施例では遊技球を払い出す構成である。近年には、発射された遊技球を遊技機内部で回収し、再び発射装置により発射すると共に、ICカードなどの記憶媒体を用いて遊技者の持ち球数をデータとして管理する遊技機(封入式遊技機又は管理遊技機などと呼ばれる)が存在し、本実施例のパチンコ機50を封入式遊技機とする構成であってもよい。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射できないようになっている。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、演出図柄等の演出画像を演出図柄表示装置6の画面に表示させる。
なお、本実施例では、サブ統合制御装置83及び演出図柄制御装置82は別々の装置に分かれているが、1つの装置にまとめる構成にしてもよい。
本実施例のパチンコ機50では、第1始動口11への遊技球の入球に起因して第1特別図柄の当否判定、又は第2始動口12への遊技球の入球に起因し第2特別図柄の当否判定が実行される。当否判定に応じて第1特別図柄表示装置9、第2特別図柄表示装置10と演出図柄表示装置6の図柄変動を開始する。その後、第1又は第2特別図柄の変動時間を経過して、第1又は第2特別図柄表示装置9,10にて第1又は第2特別図柄の確定図柄が表示されると、演出図柄表示装置6に演出図柄1000を確定表示して第1又は第2特別図柄の当否判定の結果を報知する。
第1特別図柄又は第2特別図柄の当否判定の結果が大当りとなると、条件装置が作動することによって役物連続作動装置が作動して大入賞口14が賞球の獲得に有利な所定の態様で開放される大当り遊技(特別遊技)が実行される。
また、開放延長状態(時短状態)とは、普通電動役物の開放時間を延長する(開放延長機能)とともに、特別図柄及び普通図柄の平均変動時間を短くする時短機能が作動される状態をいい、非開放延長状態とは、開放延長状態及び時短機能が作動していない状態をいう。
パチンコ機50の遊技状態が低確率遊技状態である場合の大当り確率は1/120、高確率遊技状態である場合の大当り確率は1/12に設定されている。
本実施例では、大当り遊技の終了後にパチンコ機50の遊技状態が高確率遊技状態へ移行する場合、確変回数12回が設定される。確変回数12回というのは、高確率遊技状態において第1特別図柄が変動した回数と第2特別図柄が変動した回数とを合計した回数となっている。なお、当該高確率遊技状態にて当否判定が行われ、12回の全ての当否判定でハズレであった場合には、高確率遊技状態は終了となり、低確率遊技状態へ移行する。
合計上限変動回数とは、開放延長状態において第1特別図柄が変動した回数と第2特別図柄が変動した回数とを合計した回数のことである。なお、開放延長状態において、11回の全ての当否判定でハズレであった場合には、開放延長状態は終了となり、非開放延長状態へ移行する。
さらに、大当り遊技の終了後にパチンコ機50の遊技状態が開放延長状態へ移行する場合に第2特別図柄上限変動回数(本実施例では、8回)が設定される。第2特別図柄上限変動回数とは、開放延長状態において第2特別図柄が変動した回数のことである。
大当り遊技の終了後に移行した開放延長状態において、第1特別図柄の変動回数が第1特別図柄上限変動回数(4回)に達し、4回の第1特別図柄の当否判定でハズレであった場合、又は第2特別図柄の変動回数が第2特別図柄上限変動回数(8回)に達し、第2特別図柄の当否判定でハズレであった場合には、開放延長状態での第1特別図柄の変動回数と第2特別図柄の変動回数の合計回数が合計上限変動回数(11回)に達していなくても、開放延長状態が終了となり、非開放延長状態へ移行する。
大当り図柄決定用乱数更新処理(S30)は「0」〜「99」の100個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎に+1され最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。
なお、当り決定用乱数更新処理及び当り図柄決定用乱数更新処理は普通図柄の抽選に使用し、その他の初期値乱数、大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数は特別図柄の抽選に使用する。
遊技球が第1始動口11、第2始動口12に入賞すると大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、変動パターン決定用乱数、リーチ判定用乱数など複数の乱数を取得されるのだが、保留記憶できる数を第1始動口11と第2始動口12でそれぞれ4個までとしており、保留記憶が満タンである4個のときに遊技球が第1始動口11又は第2始動口12に入賞しても賞球が払出されるだけで、前記複数の乱数は保留記憶されない構成になっている。
各出力処理(S60)では、遊技の進行に応じて主制御装置80は演出図柄制御装置82、払出制御装置81、発射制御装置84、サブ統合制御装置83、大入賞口ソレノイド14b等に対して各々出力処理を実行する。入賞確認処理(S50)により遊技盤1上の各入賞口(第1左入賞口31、第2左入賞口32、第3左入賞口33、右入賞口34、第1始動口11、第2始動口12、大入賞口14)に遊技球の入賞があることが検知されたときには、該入賞が検知された入賞口に対して予め定められていた数の賞球を払い出させるために賞球データが含まれる信号を払出制御装置81に送信する処理を実行する。そして、主制御装置80は払い出させることとなる賞球数を累積した賞球の合計数のデータを主制御装置80のRAMの未使用領域に記憶する。
また、各出力処理(S60)では、遊技状態に対応したサウンドデータをサブ統合制御装置83に出力する処理を、パチンコ機50に異常があるときにはエラー中であることを報知すべく演出図柄制御装置82にエラー信号を出力する処理も実行する。
S100において、主制御装置80は、普通図柄作動ゲート17への入球があるか否かを判定し、入球があれば(S100:yes)、普通図柄の保留記憶が満杯であるか否かを判定する(S105)。否定判定の場合には(S105:no)、S110の処理で普通図柄の当り決定用乱数、当り図柄決定用乱数などの各種乱数を抽出し、抽出された各種乱数が保留記憶として主制御装置80のメモリに記憶される(最大4つ)。そして、普通図柄保留数表示装置8の表示制御、演出図柄表示装置6やサブ統合制御装置83への普通図柄保留数コマンド送信処理を行い(S115)、本処理を終了(リターン)する。
また、普通図柄作動ゲート17への遊技球の入球がなかった場合(S100:no)、又は普通図柄の保留記憶が満杯であった場合には(S105:yes)の場合には、そのままリターンとなる。
その後、普通図柄当り設定処理を行う(S205)。一方、普通図柄が当りでなければ(S190:no)、ハズレの変動パターンを決定する(S210)。なお、本実施例の普通図柄の変動時間は、普通図柄抽選が当り又はハズレと判定されるか否かに関係なく、また、当り図柄に関係なく、パチンコ機50の遊技状態が通常遊技状態(非開放延長状態)であれば常に12秒であり、パチンコ機50の遊技状態が開放延長状態であれば常に1秒である。
その後、S215に移行し、普通図柄表示装置7の変動開始、およびサブ統合制御装置83へ普通図柄変動開始コマンドを送信し(S215)、普通図柄遊技処理に移行する。
本実施例の開閉部材開放処理(S360)では、普通電動役物を作動させ、上述したS205で設定した開閉部材の開放パターンに基づいて開閉部材を開放する。
なお、第1保留記憶が満杯であるか否かにかからず、第1始動口11に遊技球が1個入球すると、賞球が3個払い出されることとなる(図22を参照)。
なお、第2保留記憶が満杯であるか否かにかからず、第2始動口12に遊技球が1個入球すると、賞球が3個払い出されることとなる(図22を参照)。
先ず図14において、主制御装置80は、特別電動役物が作動中か否かを大当りフラグに基づいて判断する(S550)。S550の判定が否定判断で(S550:no)、特別図柄が変動中でなく(S555:no)、確定図柄の表示中でもなければ(S560:no)、図15のS600に移行し、第1保留記憶(上記、図13のS510による保留記憶)があるか否かを判断する(S600)。また、特別電動役物が作動中であると判定された場合には(S550:yes)、そのまま特別図柄当否判定処理を終了(リターン)する。
なお、S605、S615において、保留記憶数がデクリメントされた際には、主制御装置80は、保留記憶数が減算されたことを示す旨のコマンドをサブ統合制御装置83に送信する構成となっている。
また、第2特別図柄の大当り図柄を決定する場合には、大当り図柄決定用乱数の値に応じて、大当り図柄5〜大当り図柄8のうちの何れかの大当り図柄を決定する(図24(b)を参照)。なお、大当り図柄5〜大当り図柄8のうちの何れの大当り図柄も、選択される割合は1/4となっている。
高確率遊技状態及び開放延長状態において、大当りと判定された場合に大当り変動パターン決定処理にて決定される変動時間について説明する。
S660において、主制御装置80は、高確率遊技状態及び開放延長状態で大当りと判定された場合には、第1特別図柄の変動時間を0.3秒〜60秒に決定する(図23を参照)。また、S660において、主制御装置80は、高確率遊技状態及び開放延長状態で大当りと判定された場合には、第2特別図柄の変動時間を0.3秒〜60秒に決定する(図23を参照)。
S660において、主制御装置80は、低確率遊技状態及び非開放延長状態で大当りと判定された場合には、第1特別図柄の変動時間を60秒〜180秒に決定する(図23を参照)。また、S660において、主制御装置80は、低確率遊技状態及び非開放延長状態で大当りと判定された場合には、第2特別図柄の変動時間を3秒〜60秒に決定する(図23を参照)。
高確率遊技状態及び開放延長状態において、ハズレと判定された場合にハズレ変動パターン決定処理にて決定される変動時間について説明する。
S675において、主制御装置80は、高確率遊技状態及び開放延長状態でハズレと判定された場合には、第1特別図柄の変動時間を0.3秒〜30秒に決定する(図23を参照)。また、S675において、主制御装置80は、高確率遊技状態及び開放延長状態でハズレと判定された場合には、第2特別図柄の変動時間を0.3秒〜30秒に決定する(図23を参照)。なお、本実施例では、開放延長状態での第1特別図柄の変動が第1特別図柄上限変動回数目である場合、開放延長状態での第2特別図柄の変動が第2特別図柄上限変動回数目である場合、又は開放延長状態での第1特別図柄の変動又は第2特別図柄の変動が合計上限変動回数目である場合は、ハズレ変動パターン決定処理(S675)にて、0.3秒〜30秒の変動時間のうち長い変動時間(例えば、30秒)が決定される。この変動時間に限定されず、他の変動時間であってもよい。
S675において、主制御装置80は、低確率遊技状態及び非開放延長状態でハズレと判定された場合には、第1特別図柄の変動時間を3秒〜180秒に決定する(図23を参照)。また、S675において、主制御装置80は、低確率遊技状態及び非開放延長状態でハズレと判定された場合には、第2特別図柄の変動時間を3秒〜180秒に決定する(図23を参照)。
なお、時短フラグを「0」とすることで、第2始動口12に設けられた開閉部材の開放時間を延長する開放延長機能、普通図柄の抽選に当選する確率を向上させる普通図柄確率変動機能、特別図柄及び普通図柄の平均変動時間を短くする時短機能の作動が終了することになる。また、時短フラグを「0」とした際に、カウントされていた第1特別図柄の変動回数及び第2特別図柄の変動回数を「0」とする。
詳細について後述するが、本実施例では、開放延長状態において大当り図柄が確定表示される第1特別図柄の大当り変動が行われる場合、又は開放延長状態における第1特別図柄上限変動回数目(4回目)にて、ハズレ図柄が確定表示される第1特別図柄のハズレ変動が行われる場合は、第1特別図柄の変動開始時に開放延長機能の作動が終了することになる(図25(a),図26(a)を参照)。
主制御装置80から送信された変動開始コマンドを受信すると、サブ統合制御装置83は、受信した変動開始コマンドに含まれる大当りかハズレであるか、変動時間を指定する変動パターンのデータを基づいて、演出パターンを決定し、決定した疑似演出を演出図柄表示装置6の画面にて表示する。当該疑似演出によって、大当りとなるか否かの抽選結果を報知することで、遊技者は大当りとなるか否かの抽選結果を知ることが可能となる。
なお、時短フラグを「0」とすることで、第2始動口12に設けられた開閉部材の開放時間を延長する開放延長機能、普通図柄の抽選に当選する確率を向上させる普通図柄確率変動機能、特別図柄及び普通図柄の平均変動時間を短くする時短機能の作動が終了することになる。また、時短フラグを「0」とした際に、カウントされていた第1特別図柄の変動回数及び第2特別図柄の変動回数を「0」とする。
詳細については後述するが、開放延長状態において、第2特別図柄で大当り図柄が確定表示される大当り変動が行われる場合には、第2特別図柄表示装置10での確定図柄(大当り図柄)の表示が終了した時に開放延長機能の作動が終了することになる(図25(b)を参照)。
なお、時短フラグを「0」とすることで、第2始動口12に設けられた開閉部材の開放時間を延長する開放延長機能、普通図柄の抽選に当選する確率を向上させる普通図柄確率変動機能、特別図柄及び普通図柄の平均変動時間を短くする時短機能の作動が終了することになる。また、時短フラグを「0」とした際に、カウントされていた第1特別図柄の変動回数及び第2特別図柄の変動回数を「0」とする。
詳細については後述するが、本実施例では、開放延長状態における第2特別図柄上限変動回数目(8回)にて、ハズレ図柄が確定表示される第2特別図柄のハズレ変動が行われる場合、又は開放延長状態における合計上限変動回数目(11回目)にて、ハズレ図柄が確定表示される特別図柄(第1特別図柄、第2特別図柄)のハズレ変動が行われる場合は、第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10での確定図柄(ハズレ図柄)の表示が終了した時に、開放延長機能の作動が終了することになる(図26(b),図26(c)を参照)。
先ず、図19において、主制御装置80は、役物連続作動装置が作動中か否かを大当りフラグに基づいて判断する(S850)。肯定判定の場合には(S850:yes)、大入賞口14が開放中か否かを判断する(S855)。大入賞口14の開放中ではない場合は(S855:no)、ラウンド間のインターバル中により大入賞口14が閉鎖しているのか判断する(S860)。インターバル中でもない場合は(S860:no)、大当り終了演出中であるか判断する(S865)。これも否定判断の場合は(S865:no)、今から大当り遊技を開始する演出に要する時間が経過したか否かを判定する(S870)。大当り開始演出時間が経過した場合は(S870:yes)、大入賞口開放処理(S875)を行なって本処理を終了(リターン)する。なお、役物連続作動装置が作動中でない場合(S850:no)、又は大当り遊技を開始する演出に要する時間が経過していない場合には(S870:no)、そのまま大当り遊技処理を終了(リターン)する。
先ず、図24(a)を用いて、第1特別図柄で大当り図柄が確定表示された場合に実行される大当り遊技の内容及び大当り遊技の終了後の遊技状態について説明する。
第1特別図柄で確定表示された大当り図柄1に応じて実行される大当り遊技では、大入賞口14を開放するラウンド遊技を2回行い、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する。なお、確変回数12回が設定される。また、開放延長状態における合計上限変動回数(11回)、第1特別図柄上限変動回数(4回)、第2特別図柄上限変動回数(8回)が設定される。
第1特別図柄で確定表示された大当り図柄2に応じて実行される大当り遊技では、大入賞口14を開放するラウンド遊技を3回行い、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する。なお、確変回数12回が設定される。また、開放延長状態における合計上限変動回数(11回)、第1特別図柄上限変動回数(4回)、第2特別図柄上限変動回数(8回)が設定される。
第1特別図柄で確定表示された大当り図柄3に応じて実行される大当り遊技では、大入賞口14を開放するラウンド遊技を4回行い、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する。なお、確変回数12回が設定される。また、開放延長状態における合計上限変動回数(11回)、第1特別図柄上限変動回数(4回)、第2特別図柄上限変動回数(8回)が設定される。
第1特別図柄で確定表示された大当り図柄4に応じて実行される大当り遊技では、大入賞口14を開放するラウンド遊技を6回行い、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する。なお、確変回数12回が設定される。また、開放延長状態における合計上限変動回数(11回)、第1特別図柄上限変動回数(4回)、第2特別図柄上限変動回数(8回)が設定される。
第2特別図柄で確定表示された大当り図柄5に応じて実行される大当り遊技では、大入賞口14を開放するラウンド遊技を4回行い、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する。なお、確変回数12回が設定される。また、開放延長状態における合計上限変動回数(11回)、第1特別図柄上限変動回数(4回)、第2特別図柄上限変動回数(8回)が設定される。
第2特別図柄で確定表示された大当り図柄6に応じて実行される大当り遊技では、大入賞口14を開放するラウンド遊技を6回行い、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する。なお、確変回数12回が設定される。また、開放延長状態における合計上限変動回数(11回)、第1特別図柄上限変動回数(4回)、第2特別図柄上限変動回数(8回)が設定される。
第2特別図柄で確定表示された大当り図柄7に応じて実行される大当り遊技では、大入賞口14を開放するラウンド遊技を8回行い、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する。なお、確変回数12回が設定される。また、開放延長状態における合計上限変動回数(11回)、第1特別図柄上限変動回数(4回)、第2特別図柄上限変動回数(8回)が設定される。
第2特別図柄で確定表示された大当り図柄8に応じて実行される大当り遊技では、大入賞口14を開放するラウンド遊技を10回行い、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態及び開放延長状態へ移行する。なお、確変回数12回が設定される。また、開放延長状態における合計上限変動回数(11回)、第1特別図柄上限変動回数(4回)、第2特別図柄上限変動回数(8回)が設定される。
開放延長状態で、第1特別図柄にて図24(a)に示す大当り図柄1、大当り図柄2、大当り図柄3、大当り図柄4の内の何れかの大当り図柄が確定表示されることになる大当り変動が行われる場合、開放延長機能は第1特別図柄の大当り変動開始時にオンからオフとなる。一方、確率変動機能は第1特別図柄表示装置9での確定図柄(図24(a)に示す大当り図柄1、大当り図柄2、大当り図柄3、大当り図柄4)の表示が終了した時にオンからオフとなる。なお、図25(a)に示すように開放延長機能の作動は、第1特別図柄の変動開始時に終了する構成となっているが、第1特別図柄の変動開始直前に終了する構成であってもよいし、第1特別図柄の変動開始直後(例えば、1秒以内)に終了する構成であってもよい。
開放延長状態で、第2特別図柄にて図24(b)に示す大当り図柄5、大当り図柄6、大当り図柄7、大当り図柄8の内の何れかの大当り図柄が確定表示されることになる大当り変動が行われる場合、開放延長状態は第2特別図柄表示装置10での確定図柄(図24(b)に示す大当り図柄5、大当り図柄6、大当り図柄7、大当り図柄8)の表示が終了した時にオンからオフとなる。また、確率変動機能は第2特別図柄表示装置10での確定図柄(図24(b)に示す大当り図柄5、大当り図柄6、大当り図柄7、大当り図柄8)の表示が終了した時にオンからオフとなる。なお、図25(b)に示すように、開放延長機能の作動が終了するタイミングは、第2特別図柄表示装置10での確定図柄の表示が終了した時となっているが、第2特別図柄表示装置10で確定図柄が表示された時であってもよい。
開放延長状態における第1特別図柄上限変動回数目(4回目)に、第1特別図柄のハズレ変動が行われる場合、開放延長機能は第1特別図柄のハズレ変動の開始時にオンからオフとなる。また、確率変動機能は第1特別図柄表示装置9での確定図柄(ハズレ図柄)の表示が終了した時にオンからオフとなる。なお、図26(a)に示すように、開放延長機能の作動は第1特別図柄の変動開始時に終了する構成となっているが、第1特別図柄の変動開始直前に終了する構成であってもよいし、第1特別図柄の変動開始直後(例えば、1秒以内)に終了する構成であってもよい。
開放延長状態における第2特別図柄上限変動回数目(8回目)に第2特別図柄のハズレ変動が行われる場合、開放延長機能は第2特別図柄表示装置10での確定図柄(ハズレ図柄)の表示が終了した時にオンからオフとなる。また、確率変動機能は第2特別図柄表示装置10での確定図柄(ハズレ図柄)の表示が終了した時にオンからオフとなる。なお、図26(b)に示すように、開放延長機能の作動が終了するタイミングは、第2特別図柄表示装置10での確定図柄の表示が終了した時となっているが、第2特別図柄表示装置10で確定図柄が表示された時であってもよい。
開放延長状態における合計上限変動回数目(11回目)に第1特別図柄又は第2特別図柄のハズレ変動が行われる場合、開放延長機能は第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10での確定図柄(ハズレ図柄)の表示が終了した時にオンからオフとなる。また、確率変動機能は第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10での確定図柄(ハズレ図柄)の表示が終了した時にオンからオフとなる。
また、開放延長機能の作動が終了するタイミングに、第2始動口12に設けられた開閉部材が開放中であることが想定される。この場合、開放延長機能作動時の開放時間(3秒)が終了となる前に強制的に開閉部材を閉鎖せずに、上述した開放時間(3秒)が終了となると開閉部材を閉鎖させる構成となっている。
また、本実施例では、開放延長状態における第1特別図柄上限変動回数目(4回目)に、第1特別図柄のハズレ変動が行われる場合は第1特別図柄のハズレ変動の開始時に開放延長機能の作動が終了し(図26(a)を参照)、開放延長状態における第2特別図柄上限変動回数目(8回目)に第2特別図柄のハズレ変動が行われる場合は第2特別図柄表示装置10での確定図柄(ハズレ図柄)の表示が終了した時に開放延長機能の作動が終了する(図26(b)を参照)構成となっているが、この構成に限定されず、開放延長状態における第1特別図柄上限変動回数目(4回目)に第1特別図柄のハズレ変動が行われる場合は第1特別図柄表示装置9での確定図柄(ハズレ図柄)の表示が終了した時に開放延長機能の作動が終了し、開放延長状態における第2特別図柄上限変動回数目(8回目)に第2特別図柄のハズレ変動が行われる場合は第2特別図柄のハズレ変動の開始時に開放延長機能の作動が終了する構成としてもよい。
また、本実施例では、開放延長状態における合計上限変動回数目(11回目)に第1特別図柄又は第2特別図柄のハズレ変動が行われる場合、変動する特別図柄が第1特別図柄であるか、又は第2特別図柄であるかにかかわらず、第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10での確定図柄(ハズレ図柄)の表示が終了した時に開放延長機能がオンからオフとなる構成となっているが、これの構成に限定されることはなく、第1特別図柄又は第2特別図柄でのハズレ変動開始時に開放延長機能がオンからオフとなる構成でもよい。
また、開放延長状態において大当り変動が行われる特別図柄が第1特別図柄である場合、開放延長機能の作動は第1特別図柄の大当り変動の開始時に終了し(図25(a)を参照)、開放延長状態における第1特別図柄上限変動回数目(4回目)に第1特別図柄でハズレ変動が行われる場合、開放延長機能の作動は第1特別図柄でのハズレ変動の開始時に終了する構成となっているので(図26(a)を参照)、遊技者は第1特別図柄の変動回数が第1特別図柄上限変動回数(4回)に達する前であれば、第1特別図柄の変動中に開放延長機能の作動が終了したかどうかを確認することで、第1特別図柄で大当りとなることを知ることが出来る。
その後、開放延長状態における第2特別図柄の変動回数が第2特別図柄上限変動回数目(8回目)に到達し、当該第2特別図柄上限変動回数目(8回目)にて第2特別図柄のハズレ変動が行われる場合、第2特別図柄表示装置19での確定図柄(ハズレ図柄)の表示が終了する時に時短フラグが「0」となることで、開放延長機能は第2特別図柄表示装置19での確定図柄(ハズレ図柄)の表示の終了時に終了となり、普通電動役物の作動が終了し、第2始動口12に設けられた開閉部材が閉鎖するため、第2始動口12に遊技球を入球させることができない。
そのため、開放延長状態における第2特別図柄上限変動回数目(8回目)の第2特別図柄表示装置19での確定図柄(ハズレ図柄)の表示が終了する時までの間に、第2始動口12に遊技球を入球させることで、第2保留記憶を満杯(第2保留記憶が4個)にさせることが出来る可能性がある。
なお、開放延長状態での第2特別図柄の変動回数が第2特別図柄上限変動回数(8回)に達し、第2特別図柄の当否判定でハズレの場合、開放延長状態は終了し、非開放延長状態へ移行するが、高確率遊技状態における第1特別図柄の変動回数と第2特別図柄の変動回数との合計回数は残り4回残っており、高確率遊技状態は継続する。
そのため、第2特別図柄上限変動回数目(8回目)に第2特別図柄のハズレ変動が行われる場合の第2特別図柄表示装置19での確定図柄(ハズレ図柄)の表示の終了時までに、第2始動口12に遊技球を入球させて第2保留記憶を満杯(第2保留記憶が4個)であれば、第1始動口11に遊技球を入球させて第1保留記憶が記憶されない限り、高確率遊技状態での残り4回の当否判定を第2特別図柄の当否判定とすることが出来る。これにより、高確率遊技状態における12回全ての当否判定を第2特別図柄の当否判定となり、高確率遊技状態において第1特別図柄の当否判定を行わせないことが出来る。
その後、開放延長状態における第1特別図柄の変動回数が第1特別図柄上限変動回数目(4回目)に達し、第1特別図柄でハズレ変動が行われる場合には、第1特別図柄のハズレ変動の開始時に時短フラグが「0」となる。これにより、第1特別図柄のハズレ変動の開始時に開放延長機能の作動が終了となり、普通電動役物の作動が終了し、第2始動口12に設けられた開閉部材が閉鎖するため、第2始動口12に遊技球を入球させることができない。
そのため、第2保留記憶を貯めておきたいのであれば、開放延長状態における第1特別図柄上限変動回数目(4回目)に第1特別図柄でハズレ変動が行われる場合は、第1特別図柄のハズレ変動の開始時までに第2始動口12に遊技球を入球させなければならない。
本実施例では、開放延長状態での第1特別図柄の変動回数が第1特別図柄上限変動回数(4回)に達し、第1特別図柄の当否判定でハズレの場合、開放延長状態は終了し、非開放延長状態へ移行してしまうが、高確率遊技状態での第1特別図柄の変動回数と第2特別図柄の変動回数との合計回数は残り8回残っており、高確率遊技状態は継続する。
そのため、開放延長状態における第1特別図柄上限変動回数目(4回目)に第1特別図柄でハズレ変動が行われる場合は第1特別図柄のハズレ変動が開始されるまでに、第2始動口12に遊技球を入球させて第2保留記憶を貯めなければ、高確率遊技状態における残り8回の当否判定のうち、第2特別図柄の当否判定が行われる回数が少なくなり、第1特別図柄の当否判定が行われる回数が多くなってしまう。
本発明の「普通図柄作動ゲート」が、普通図柄作動ゲート17に相当し、「普通図柄表示装置」が、普通図柄表示装置7に相当し、「第1始動口」が、第1始動口11に相当し、「開閉部材」が、開閉部材に相当し、「第2始動口」が、第2始動口12に相当し、「第1特別図柄表示装置」が、第1特別図柄表示装置9に相当し、「第2特別図柄表示装置」が、第2特別図柄表示装置10に相当し、「終了タイミング設定手段」は、図16のS682、S684、S685、S687、S690、S775にて肯定判定された場合(S775:yes)におけるS780、及びS687にて否定判定された場合(S687:no)におけるS815、S817、S820、S825に相当し、「最終変動回数」が、第1特別図柄上限変動回数、第2特別図柄上限変動回数に相当する。
また、上述した構成以外にも、例えば、確定表示された大当り図柄1、大当り図柄2、大当り図柄3、大当り図柄4(図24(a)を参照)に基づいて実行された大当り遊技の終了後に移行した開放延長状態での第1特別図柄又は第2特別図柄の大当り変動の開始時に開放延長機能の作動が終了し、確定表示された大当り図柄5、大当り図柄6、大当り図柄7、大当り図柄8(図24(b)を参照)に基づいて実行された大当り遊技の終了後に移行した開放延長状態での第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10での確定図柄(大当り図柄)の表示が終了した時に開放延長機能の作動が終了する構成も考えられる。
また、確定表示された大当り図柄5、大当り図柄6、大当り図柄7、大当り図柄8(図24(b)を参照)に基づいて実行された大当り遊技の終了後に移行した開放延長状態での第2特別図柄上限変動回数目(8回目)に第2特別図柄が大当り変動である場合、開放延長機能の作動が終了するタイミングとして、第2特別図柄の大当り変動の開始時か、又は第2特別図柄表示装置10での確定図柄(大当り図柄)の表示の終了時か、異なる二つのタイミングを設定することができる特殊なパターンが発生する可能性がある。
そこで、上述した2つの構成を組み合わせた構成からなるパチンコ機50では、開放延長機能の作動が終了するタイミングとして、優先的に特別図柄の変動開始時又は特別図柄表示装置での確定図柄の表示が終了時かのうち、どちらか一方のタイミングを設定することが好適である。
例えば、高確率遊技状態が大当り遊技を介して連続した回数又は高確率遊技状態が継続した場合の大当り遊技が実行された回数が、所定回数(リミッタ回数)に到達すると、大当り遊技終了後に高確率遊技状態に移行する特別図柄が確定表示されても、大当り遊技の終了後に高確率遊技状態に移行せず、低確率遊技状態に戻る、「リミッタ機能」を備えたパチンコ機50において、リミッタ回数に到達する前は、開放延長状態において開放延長機能の作動が終了するタイミングを第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10での確定図柄の表示が終了した時に設定し、リミッタ回数に到達した時は、開放延長状態において開放延長機能の作動が終了するタイミングを特別図柄の変動開始時に設定する構成が考えられる。この構成に限定されず、リミッタ回数に到達する前は、開放延長状態において開放延長機能の作動が終了するタイミングを特別図柄の変動開始時に設定し、リミッタ回数に到達した時は、開放延長状態において開放延長機能の作動が終了するタイミングを第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10での確定図柄の表示が終了した時に設定する構成も考えられる。
なお、混合機の構成として、第1始動口11又は第2始動口12への遊技球の入球に起因して抽出された乱数値をもとに行われる当否判定で小当りと判定され、第1特別図柄又は第2特別図柄で小当り図柄が確定表示される構成とすることで、開放延長状態及び非開放延長状態でも、小当り遊技中に第2大入賞口内のVゾーンへの入球を狙う遊技性を有する構成であってもよい。
6:演出図柄表示装置
7:普通図柄表示装置
9:第1特別図柄表示装置
10:第2特別図柄表示装置
11:第1始動口
12:第2始動口
17:普通図柄作動ゲート
80:主制御装置
83:サブ統合制御装置
Claims (1)
- 普通図柄作動ゲートに遊技球が通過したことに起因して抽出された数値データをもとに行われる普通図柄当り判定の判定結果が、普通図柄の変動終了後に表示される普通図柄表示装置と、
常時入球可能な第1始動口に遊技球が入球したことに起因して抽出された数値データをもとに行われる当りか否かの特別図柄当否判定の判定結果が、第1特別図柄の変動終了後に表示される第1特別図柄表示装置と、
前記普通図柄当り判定で当選したことを条件に開放される開閉部材が備えられた第2始動口に遊技球が入球したことに起因して抽出された数値データをもとに行われる当りか否かの特別図柄当否判定の判定結果が、第2特別図柄の変動終了後に表示される第2特別図柄表示装置と、
遊技者に有利な大当り遊技状態に移行させる大当り遊技状態移行手段と、
通常遊技状態よりも前記第2始動口への入球率が高くなるように設定された特定遊技状態に移行させる特定遊技状態移行手段と、
前記特定遊技状態を終了させる特定遊技状態終了手段と、を備え、
前記第1特別図柄、前記第2特別図柄のうち、一方の特別図柄が変動中である場合に他方の特別図柄は変動せず、
前記大当り遊技状態移行手段による前記大当り遊技状態への移行は、少なくとも、前記第1特別図柄表示装置、又は、前記第2特別図柄表示装置に大当りを示す図柄が表示された後に行われ、
前記特定遊技状態移行手段による前記特定遊技状態への移行は、前記大当り遊技状態が終了した後に行われる弾球遊技機において、
前記特定遊技状態終了手段によって前記特定遊技状態を終了させるタイミングを、前記特別図柄の変動開始タイミング、又は前記特別図柄の変動終了タイミングの何れかに設定する終了タイミング設定手段を備え、
前記第1特別図柄と前記第2特別図柄の変動回数の合計が最終変動回数に達すると前記特定遊技状態が終了するようにし、
前記終了タイミング設定手段による前記終了タイミングの設定は、前記特定遊技状態中に行われる当該特定遊技状態を終了させる所定の特別図柄の変動が、
大当りを示す特別図柄が表示される変動であった場合には、当該変動が前記第1特別図柄、前記第2特別図柄のうち、何れの特別図柄の変動かによって異なるようにし、
前記最終変動回数目のハズレを示す特別図柄が表示される変動であった場合には、当該変動が前記第1特別図柄、前記第2特別図柄のうち、何れの特別図柄の変動であっても同じになるようにした、ことを特徴とする弾球遊技機。
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