JP6700514B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6700514B2 JP6700514B2 JP2015251824A JP2015251824A JP6700514B2 JP 6700514 B2 JP6700514 B2 JP 6700514B2 JP 2015251824 A JP2015251824 A JP 2015251824A JP 2015251824 A JP2015251824 A JP 2015251824A JP 6700514 B2 JP6700514 B2 JP 6700514B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- game
- special
- special symbol
- state
- ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
そこで本発明は上記事情に鑑み、遊技の結果に影響を与えることなく効果的に先読み演出を用いることができ面白みが増す遊技機を実現することを課題としてなされたものである。
遊技球が常時入球可能な第1の始動口と、
普通図柄の抽選結果に応じて開閉作動する普通電動役物により遊技球の入球が困難な状 普通図柄の抽選結果に応じて所定の開放態様で開放可能な普通電動役物と、
第1始動口と第2始動口と、
前記第1始動口への入球に起因して抽出された乱数値を第1特別図柄の保留記憶として記憶する第1保留記憶手段と、
前記第2始動口への入球に起因して抽出された乱数値を第2特別図柄の保留記憶として記憶する第2保留記憶手段と、
前記第1特別図柄の保留記憶に応じて第1特別図柄の当否判定を実行し、且つ前記第2特別図柄の保留記憶に応じて第2特別図柄の当否判定を実行する当否判定手段と、
前記当否判定の結果が当りであれば、大入賞口を開放する当り遊技を実施する当り遊技実施手段と、
前記当り遊技終了後に、遊技状態を前記普通電動役物の開放時間を延長する開放延長遊技状態へ移行可能とする開放延長制御手段と、を備え、
前記当否判定手段により前記第1特別図柄よりも第2特別図柄の当否判定が優先して実施される遊技機において、
前記普通電動役物に設けられ遊技球が入球可能な第1作動領域と、
前記普通電動役物に設けられ遊技球が入球可能な第2作動領域と、
前記普通電動役物に設けられ前記第1作動領域又は前記第2作動領域へ向けて遊技球を振り分ける振分手段と、
前記第1作動領域への入球により開放可能な第1非電動役物と、
前記第2作動領域への入球により開放可能な第2非電動役物と、を備え、
前記第1始動口として、常時入球可能な入球口と、前記第1非電動役物内で該第1非電動役物の開放時に入球可能な入球口とが設けられ、
前記第2始動口は前記第2非電動役物内で該第2非電動役物の開放時に入球可能に設けられ、
前記振分手段は一定の振分動作を行い、該振分動作と前記普通電動役物の開閉動作の組み合わせにより、前記開放延長遊技状態に遊技球が前記第1作動領域に誘導されやすい第1入球容易状態と、前記第2作動領域に誘導されやすい第2入球容易状態とに設定可能で、当り時の当り図柄に応じて前記第1又は第2入球容易状態を設定するようになし、
且つ、前記当否判定手段による当否判定が行われる前に前記乱数値の内容を確認する先読み判定手段を備え、
前記当り遊技終了後に前記第1入球容易状態となる当り遊技時、保留記憶が前記第1特別図柄の保留記憶のみであることを条件に、前記先読み判定手段にて特定の判定内容がなされた保留記憶があることを示唆する第1特別図柄の保留内予告演出を実施可能としたことを要旨とする。
尚、前記第1非電動役物及び第2非電動役物は、他の入球口を作動領域として、入球した遊技球の重みが機械的に作用して開放動作する役物装置が望ましい。
第1特図の保留内予告演出の開始タイミングは、当り遊技中の所定のラウンド遊技時、当り遊技終了時、当り遊技開始時、大入賞口内に設けられた所定の領域への入球時、などを起因に開始することが望ましい。
請求項1に記載の遊技機において、
前記当り遊技に実施される当り遊技演出として、当り遊技終了後に前記第1入球容易状態又は前記第2入球容易状態のいずれに設定されるか演出する容易状態昇格演出を実施可能となし、
前記第1特別図柄の保留内予告演出は、前記容易状態昇格演出が行なわれる当り遊技時には容易状態昇格演出が行なわれた後に行う構成としたことを要旨とする。
普通図柄の抽選結果に応じて所定の開放態様で開放可能な普通電動役物と、
第1始動口と第2始動口と、
前記第1始動口への入球に起因して抽出された乱数値を第1特別図柄の保留記憶として記憶する第1保留記憶手段と、
前記第2始動口への入球に起因して抽出された乱数値を第2特別図柄の保留記憶として記憶する第2保留記憶手段と、
前記第1特別図柄の保留記憶に応じて第1特別図柄の当否判定を実行し、且つ前記第2特別図柄の保留記憶に応じて第2特別図柄の当否判定を実行する当否判定手段と、
前記当否判定の結果が当りであれば、大入賞口を開放する当り遊技を実施する当り遊技実施手段と、
前記当り遊技終了後に、遊技状態を前記普通電動役物の開放時間を延長する開放延長遊技状態へ移行可能とする開放延長制御手段と、を備え、
前記当否判定手段により前記第1特別図柄よりも第2特別図柄の当否判定が優先して実施される遊技機において、
前記普通電動役物に設けられ遊技球が入球可能な第1作動領域と、
前記普通電動役物に設けられ遊技球が入球可能な第2作動領域と、
前記普通電動役物に設けられ前記第1作動領域又は前記第2作動領域へ向けて遊技球を振り分ける振分手段と、
前記第1作動領域への入球により開放可能な第1非電動役物と、
前記第2作動領域への入球により開放可能な第2非電動役物と、
該第2非電動役物が開放状態であるかを検出する開放状態検出手段と、を備え、
前記第1始動口として、常時入球可能な入球口と、前記第1非電動役物内で該第1非電動役物の開放時に入球可能な入球口とが設けられ、
前記第2始動口は前記第2非電動役物内で該第2非電動役物の開放時に入球可能に設けられ、
前記振分手段は一定の振分動作を行い、該振分動作と前記普通電動役物の開閉動作の組み合わせにより、前記開放延長遊技状態に遊技球が前記第1作動領域に誘導されやすい第1入球容易状態と、前記第2作動領域に誘導されやすい第2入球容易状態とに設定可能で、当り時の当り図柄に応じて前記第1又は第2入球容易状態を設定するようになし、
且つ、前記当否判定手段による当否判定が行われる前に前記乱数値の内容を確認する先読み判定手段を備え、
前記第1入球容易状態の時に、保留記憶が前記第1特別図柄の保留記憶のみであるとともに前記第2非電動役物が開放していないことを条件に、前記先読み判定手段にて特定の判定内容がなされた保留記憶があることを示唆する第1特別図柄の先読み演出を実施可能
としたことを要旨とする。
尚、前記第1特図の先読み演出は、第1特図の保留記憶の有無及び個数を示す保留記憶
表示にて他の表示とは区別された特定の表示を行うことが望ましい。
請求項3に記載の遊技機において、
前記先読み判定手段にて特定の判定内容がなされた前記第2特別図柄の保留記憶があることを示唆する第2特別図柄の先読み演出を実施可能となし、
該第2特別図柄の先読み演出は、前記第1特別図柄の保留記憶の有無や前記第1入球容易状態であるか前記第2入球容易状態であるかに拘わらず、前記先読み判定手段にて前記第2特別図柄の保留記憶に関する特定の判定内容がなされたときに実施可能としたことを
要旨とする。
尚、前記第2特図の先読み演出は、第2特図の保留記憶の有無及び個数を示す保留記憶
表示にて他の表示とは区別された特定の表示を行うことが望ましい。
前枠11の板ガラス110の奥には前記内枠に保持された遊技盤2(図2)が設けられている。
下皿13は上皿12から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿13に貯まった遊技球を遊技店に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。
遊技領域20の中央部にはセンターケース200が配置されている。センターケース200は中央に演出図柄表示装置21(全体の図示は省略)のLCDパネルが設けられている。またセンターケース200には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。
遊技球をセンターケース200の左側の流下路へ流下させるには発射ハンドル14を操作して遊技球を弱めに発射する「左打ち」を行う。これにより、センターケース200の左側面に設けられたワープ入口よりワープ樋を通して、センターケース200の中央直下位置に設けられた第1特図始動口a23Aへの入球を狙える。第1特図始動口a23Aは、常時、遊技球の入球が可能で、入球により第1特別図柄(以下、単に第1特図という)の当否判定が実行される。
大入賞口25は大当り遊技に所定の開放態様で開閉作動する。
普通電動役物(普電役物)26は、普図の抽選結果に応じて所定の開閉態様で開閉作動する。
そして、第1作動領域27Aへ向けて遊技球を案内する左側の通路と、第2作動領域27Bへ向けて遊技球を案内する右側の通路とがそれぞれ左右に設けられ、更に前記取入口260の直下位置には左右方向に揺動可能に振分部材261が設けられ、振分部材261により遊技球を左側又は右側の通路へ振り分けるように構成されている。
尚、本実施形態では、振分部材261は、一定の作動により先端が右斜め上方へ向く傾斜姿勢と先端が左斜め上方へ向く傾斜姿勢とに繰返し切替るように構成されている。また、本実施形態では、普電役物26に入球した遊技球を検出するためのスイッチを特に示していないが、普電役物26への入球数の上限や賞球を払い出すために設けておくのが好適である。その場合、取入口260の辺りに設ける事が考えられる。
尚、第1非電動役物70Aは、開放後、入球した遊技球の重量により閉鎖する構成であり、本実施形態では、2球の入球(2カウント)により閉鎖する構成とされている(図6(b)参照)。
尚、第1非電動役物70Aは、開放後、入球した遊技球の重量により閉鎖する構成であり、本実施形態では、2球の入球(2カウント)により閉鎖する構成とされている(図6(b)参照)。
主制御装置40、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43は遊技盤2に設けられ、払出制御装置41、発射制御装置44、電源基板45は内枠30に設けられている。図4では発射制御装置44が描かれていないが、払出制御装置41の下に設けてある。
発射制御装置44にはCPU、ROM、RAM等が設けられていない。しかしこれに限るわけではなく、発射制御装置44にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置40は、大入賞口SOL511を制御して大入賞口25を開閉作動せしめ、普電役物SOL512を制御して普電役物26の開閉作動せしめ、更にシャッターSOL513を制御して普電役物26の前記入球装置内の振分部材261を切り替え作動せしめる。
主制御装置40からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板38を経てホールコンピュータ500に送られる。
主制御装置40と払出制御装置41とは双方向通信が可能である。
そしてサブ統合制御装置42は、スピーカ112を駆動して音声を出力することや、各種LEDや各種ランプ113等の点灯、消灯等を制御する。更に演出図柄制御装置43へキャラクタなどを表示する擬似演出や第1特図又は第2特図の擬似図柄の表示態様のコマンドを送信する。
パチンコ機1は、第1特図始動口a23A又は第1特図始動口b23Bへの入球に起因して第1特図の当否判定が実行され、第2特図始動口24への入球に起因して第2特図の当否判定が実行される。当否判定に応じて第1特図表示装置28A又は第2特図表示装置28Bと演出図柄表示装置21の図柄変動を開始する。その後、第1又は第2特図表示装置28A,28Bに第1又は第2特図の確定図柄を、演出図柄表示装置21に第1又は第2特図に対応する擬似演出図柄を確定表示して第1又は第2特図の当否判定の結果を報知する。
第1特図、第2特図いずれも判定結果が大当りとなると、条件装置が作動することによって役物連続作動装置が作動して大入賞口25が賞球の獲得に有利な所定の態様で開放される大当り遊技が実行される。
前記開放延長遊技状態では、普電役物26の開放を制御して、常に一定に振分作動する振分部材261と普電役物26の開放タイミングの組み合わせにより、遊技球が第1作動領域27Aへ向けて誘導され第1作動領域27Aへ入球し易い第1入球容易状態、又は遊技球が第2作動領域27Bへ向けて誘導され第2作動領域27Bへ入球し易い第2入球容易状態とに設定可能とされている。尚、第1入球容易状態、第2入球容易状態に設定するか否かは大当り発生時に決定された大当り図柄に応じて設定することが望ましい。
尚、振分部材261は一定動作する構成で説明したが、設定された入球容易状態に合わせて普電役物26開放時に設定された作動領域に誘導する方向に可動する構成としたり、開放延長遊技状態が開始されると設定された入球容易状態に合わせて誘導先を変更し、開放延長遊技状態が終了するまでその姿勢を維持したりする構成も考えられる。このようにすれば普電役物26の開放タイミングを合わせて入球容易状態を作り出す必要がなくなる。
前記開放延長遊技状態を制限するための開放延長の回数(制限回数)は、第1特図及び第2特図ともに当否判定に伴う特図の変動回数が「100回」又は次回の大当りが生起するまでとされている。
通常遊技状態からの大当り遊技の終了後に開放延長遊技状態に移行する確率(開放延長付与率)は、第1特図及び第2特図ともに「60%」とされている。
大当り遊技は、所定の開放態様での大入賞口25の開作動を1ラウンドするラウンド遊技を、第1特図では8ラウンド実施され、第2特図では15ラウンド実施される構成である。
第1入球容易状態の設定確率は、第1特図の大当り後には50%の確率で設定され、第2特図の大当り後には設定されない。一方、第2入球容易状態の設定確率は、第1特図の大当り後には50%の確率で設定され、第2特図の大当り後には100%の確率で設定される構成である。
このように、通常遊技状態では第1特図の大当りを狙う遊技がメインであるため、如何に確変及び開放延長となる大当り図柄で当るか、及びその際に第2入球容易状態での大当りを目指し、第1入球容易状態となったとしても次回の大当りでは50%の確率で第2入球容易状態に設定(昇格)される可能性があり、ひとたび第2入球容易状態が設定されると、第2特図で大当りを狙うこととなるので、確変及び開放延長遊技状態ではほぼ100%の確率で第2入球容易状態が設定され続けることとなる。よって確変及び開放延長遊技状態でも入球容易状態によっては2段階で遊技者にとって有利な度合いが昇格していく遊技性となる。
一方、第2特図に関する保留内予告演出は、第1特別図柄の保留記憶の有無や第1入球容易状態であるか第2入球容易状態であるかに拘わらず、第2特図の保留記憶内に先読み判定にて特定の判定内容がなされた第2特別図柄の保留記憶があるときに実施可能とする。
更に大当り遊技中に実施される大当り遊技演出として、大当り遊技終了後に第1入球容易状態又は前記第2入球容易状態のいずれに設定されるか否かを演出する容易状態昇格演出を実施可能となし、且つ第1特図の保留内予告演出は、前記容易状態昇格演出が行なわれる大当り遊技時には容易状態昇格演出が行なわれた後に行う構成としている。
図7は主制御装置40で実行される「メインルーチン」のフローチャートを示し、「メインルーチン」は本処理(S100〜S110,S115)と残余処理(S111)とで構成され、2ms又は4ms周期の割り込み信号に起因して開始され、最初に正常割り込みか否かを判断する(S100)。この判断はRAMの特定アドレスに特定の数値が書き込まれているか否かに基づいて行われ、ここで否定判断(S100:no)なら初期設定(S115)を実行する。前述の正常割り込みか否かを判断するための数値は、この初期設定の一環としてRAMに書き込まれる。
次に、本発明に関わりの深い入賞確認処理(S108)、当否判定処理(S109)及び各出力処理(S110)の一部のサブルーチンについて説明する。
図8に示す「特図始動入賞確認処理」は、第1特図始動口a23A又は第2特図始動口b23Bに遊技球が入球したときに抽出される当否乱数等の種々の乱数を第1特図保留記憶とし、第2特図始動口24に遊技球が入球したときに抽出される当否乱数等の種々の乱数を第2特図保留記憶として主制御装置40に記憶する。そして各特図始動口23A,23B,24への入球に起因する各種コマンドをサブ統合制御装置42に送信する処理となる。本実施形態において、第1特図保留記憶、第2特図保留記憶として記憶可能な保留記憶数は各々4個ずつである。
保留記憶が満杯でなければ(S201:no)、S202の処理において特図の大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数等を抽出し、抽出された各種の乱数を特図の保留記憶として記憶し、保留記憶数を示す保留記憶カウンタに1を加算する。該S202の処理は特許請求の範囲に記載の「第1保留記憶手段」、「第2保留記憶手段」に相当する。
図9に示すように「特図当否判定処理」は、先ず、S300の処理において役物連続作動装置の作動を確認して大当り遊技中であるか否かを確認し、大当り遊技中でなければ(S300:no)、S301の処理において特図が変動中であるか否かを確認する。変動中でなければ(S301:no)、S302の処理において特図の確定図柄が確定表示中であるか否かを確認する。尚、役物連続作動装置が作動中(S300:yes)であれば「特別遊技処理」に移行する。
このように、第1特図の保留記憶よりも第2特図の保留記憶を優先的に当否判定する構成である。
尚、第1特図及び第2特図の保留記憶がいずれもなければ(S312:no)、「特別遊技処理」に移行する。
確変中でなければ(S314:no)、S316の処理において通常確率の当否判定用テーブルと前記大当り決定用乱数とを対比して大当りか否か当否判定を行う。
大当りであれば(S317:yes)、S318の処理において、前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り図柄決定用乱数に基づいて大当り図柄を決定する。
続くS319の処理では、前記当否判定の対象となる保留記憶の変動パターン決定用乱数に基づいて、特図の大当り図柄の変動時間等といった変動パターンを決定する。
続くS322の処理では、特図表示装置28の図柄変動開始制御を行い、サブ統合制御装置42へ図柄の変動開始コマンド、図柄指定コマンドを送信し、「特別遊技処理」へ移行する。尚、前記変動開始コマンド、図柄指定コマンドには特図の変動パターン、特図の当否判定の判定結果などが含まれる。
一方、確定図柄表示時間が終了したことを確認すると(S340:yes)、S341の確定図柄表示終了の処理により第1特図表示装置28A又は第2特図表示装置28Bの特図の確定図柄表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42へ特図に対応する擬似演出図柄の確定表示を終了させるようにコマンドを送信する。
続くS353の処理で開放延長フラグが「1」であれば(S353:yes)、S354の処理において時短の継続期間をカウントする開放延長カウンタ(開放延長回数)を減算し、減算した後の開放延長カウンタが「0」であるか否かを確認する。開放延長カウンタが「0」であれば(S354:yes)、S355の処理において開放延長フラグを「0」にリセットする。
続くS356の状態指定コマンド送信処理では、遊技状態を示す確変フラグや時短フラグの情報等を含む状態指定コマンドを、サブ統合制御装置42へ送信する。その後、「特別遊技処理」に移行する。
前記S401の処理で大入賞口25が開放中でなければ(S401:no)、S402の処理で大当り遊技のインターバル中か否かを確認し、インターバル中でなければ(S402:no)、S403の処理で特図大当り終了演出中か否かを確認し、大当り終了演出中でなければ(S403:no)、S404の処理で大当り開始演出時間が経過したか否かを確認し、大当り開始演出時間の経過を確認すれば(S404:yes)、S405の大入賞口開放処理で第1ラウンドの大入賞口25を開放してリターンする。
一方、最終ラウンドでなければ、(S421:no)、S423の大入賞口25の開放処理により次のラウンドの大入賞口25の開放を実行してリターンする。
次にS436の処理では前記大当り図柄に応じて開放延長設定があるか否かを確認し、開放延長設定があれば(S436:yes)、開放延長遊技の繰り返し回数(100回)を設定し(S437)、開放延長フラグに「1」をセットする(S438)。これにより大当り遊技終了後に開放延長遊技が付与される。該S438の処理は特許請求の範囲に記載の「開放延長制御手段」に相当する。その後、特図の大当り終了コマンド送信の処理(S439)を実行し、この処理でサブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43に大当り終了コマンドを送信し、大当り遊技を終了してリターンする。
記憶された1特図保留記憶及び2特図保留記憶はそれぞれ、当否判定が行われる前に乱数値の内容を確認する先読み判定が実施される。
ラウンド遊技中の演出ならば複数のラウンドに渡って、物語性を持たせて演出することが考えられる。
最終ラウンドや大当り遊技終了インターバルならば、大当り遊技が終わり、次の当りを意識する頃に保留内に大当りがあることを示唆するため、一層驚きと喜びを与えることができる。
一方、第1特別図柄の保留記憶の有無や大当り遊技後に第1入球容易状態になるか第2入球容易状態になるかに拘わらず、第2特図の保留記憶内に先読み判定にて特定の判定内容がなされた第2特図の保留記憶があるときには第2特図に関する保留内予告演出が実施される。尚、第2図の保留内予告演出もラウンド遊技中の演出として行ってもよいし、最終ラウンドや、大当り遊技終了インターバルなどに行なうことが考えられる。
図17に示す「第1特図保留記憶内予告処理1」はサブ統合制御装置42にて実行される処理で、大当り遊技中の第1特図の保留記憶内予告に関する表示制御を行う。この処理では、先ず、S500の処理において大当り遊技のラウンド数が8ラウンド目であるか否かを確認する。ラウンド数が8ラウンド目であれば(S500:yes)、S501の処理において大当り遊技終了後に前記第1入賞容易状態が設定されるか否かを確認する。大当り遊技終了後に第1入賞容易状態となるのであれば(S501:yes)、S502の処理において第1特図の保留記憶が記憶されているか否かを確認する。
図19(a)は通常遊技状態における第1特図の図柄変動の表示態様を示すもので、演出図柄表示装置21の表示画面にはその上部右側に本パチンコ機の第1のキャラクタの「くまの達吉」700が表示され、表示画面の中央には第1特図に対応する3桁の数字からなる第1特図の擬似演出図柄701が変動表示される。更に表示画面の下部左側には第1特図の保留記憶数を示す第1特図保留記憶表示703が、下部右側は第2特図の保留記憶数を示す第2特図保留記憶表示704が実施される。
尚、第2特図の変動から発生した大当り遊技の演出も対決モードの演出707が実施され、この場合、前記第2入球容易状態のボス捜索モードでボスを探し出すことで大当りとなり、大当り遊技でボスと対決するストーリーの演出とされる。
即ち、図22に示すようにサブ統合制御装置42にて実行される「第1特図保留記憶内予告処理2」で、大当り遊技中の第1特図の保留記憶内予告に関する表示制御を行う。この処理では、先ず、S550の処理において大当り遊技のラウンド数が8ラウンド目であるか否かを確認する。ラウンド数が8ラウンド目であれば(S550:yes)、S551の処理において大当り遊技終了後に前記第1入賞容易状態が設定されるか否かを確認する。大当り遊技終了後に第1入賞容易状態となるのであれば(S551:yes)、S552の処理において第1特図の保留記憶が記憶されているか否かを確認する。
20 遊技領域
21 演出図柄表示装置
23A,23B 第1特図始動口(第1始動口)
24 第2特図始動口(第2始動口)
25 大入賞口
26 普通電動役物
27A 第1作動領域
27B 第2作動領域
261 振分部材(振分手段)
70A 第1非電動役物
70B 第2非電動役物
40 主制御装置(第1保留記憶手段、第2保留記憶手段、当否判定手段、大当り遊技実施手段、開放延長制御手段、先読み判定手段)
42 サブ統合制御装置(サブ制御装置)
Claims (4)
- 普通図柄の抽選結果に応じて所定の開放態様で開放可能な普通電動役物と、
第1始動口と第2始動口と、
前記第1始動口への入球に起因して抽出された乱数値を第1特別図柄の保留記憶として記憶する第1保留記憶手段と、
前記第2始動口への入球に起因して抽出された乱数値を第2特別図柄の保留記憶として記憶する第2保留記憶手段と、
前記第1特別図柄の保留記憶に応じて第1特別図柄の当否判定を実行し、且つ前記第2特別図柄の保留記憶に応じて第2特別図柄の当否判定を実行する当否判定手段と、
前記当否判定の結果が当りであれば、大入賞口を開放する当り遊技を実施する当り遊技実施手段と、
前記当り遊技終了後に、遊技状態を前記普通電動役物の開放時間を延長する開放延長遊技状態へ移行可能とする開放延長制御手段と、を備え、
前記当否判定手段により前記第1特別図柄よりも第2特別図柄の当否判定が優先して実施される遊技機において、
前記普通電動役物に設けられ遊技球が入球可能な第1作動領域と、
前記普通電動役物に設けられ遊技球が入球可能な第2作動領域と、
前記普通電動役物に設けられ前記第1作動領域又は前記第2作動領域へ向けて遊技球を振り分ける振分手段と、
前記第1作動領域への入球により開放可能な第1非電動役物と、
前記第2作動領域への入球により開放可能な第2非電動役物と、を備え、
前記第1始動口として、常時入球可能な入球口と、前記第1非電動役物内で該第1非電動役物の開放時に入球可能な入球口とが設けられ、
前記第2始動口は前記第2非電動役物内で該第2非電動役物の開放時に入球可能に設けられ、
前記振分手段は一定の振分動作を行い、該振分動作と前記普通電動役物の開閉動作の組み合わせにより、前記開放延長遊技状態に遊技球が前記第1作動領域に誘導されやすい第1入球容易状態と、前記第2作動領域に誘導されやすい第2入球容易状態とに設定可能で、当り時の当り図柄に応じて前記第1又は第2入球容易状態を設定するようになし、
且つ、前記当否判定手段による当否判定が行われる前に前記乱数値の内容を確認する先読み判定手段を備え、
前記当り遊技終了後に前記第1入球容易状態となる当り遊技時、保留記憶が前記第1特別図柄の保留記憶のみであることを条件に、前記先読み判定手段にて特定の判定内容がなされた保留記憶があることを示唆する第1特別図柄の保留内予告演出を実施可能としたことを特徴とする遊技機。 - 請求項1に記載の遊技機において、
前記当り遊技に実施される当り遊技演出として、当り遊技終了後に前記第1入球容易状態又は前記第2入球容易状態のいずれに設定されるか演出する容易状態昇格演出を実施可能となし、
前記第1特別図柄の保留内予告演出は、前記容易状態昇格演出が行なわれる当り遊技時には容易状態昇格演出が行なわれた後に行う構成としたことを特徴とする遊技機。 - 普通図柄の抽選結果に応じて所定の開放態様で開放可能な普通電動役物と、
第1始動口と第2始動口と、
前記第1始動口への入球に起因して抽出された乱数値を第1特別図柄の保留記憶として記憶する第1保留記憶手段と、
前記第2始動口への入球に起因して抽出された乱数値を第2特別図柄の保留記憶として記憶する第2保留記憶手段と、
前記第1特別図柄の保留記憶に応じて第1特別図柄の当否判定を実行し、且つ前記第2特別図柄の保留記憶に応じて第2特別図柄の当否判定を実行する当否判定手段と、
前記当否判定の結果が当りであれば、大入賞口を開放する当り遊技を実施する当り遊技実施手段と、
前記当り遊技終了後に、遊技状態を前記普通電動役物の開放時間を延長する開放延長遊技状態へ移行可能とする開放延長制御手段と、を備え、
前記当否判定手段により前記第1特別図柄よりも第2特別図柄の当否判定が優先して実施される遊技機において、
前記普通電動役物に設けられ遊技球が入球可能な第1作動領域と、
前記普通電動役物に設けられ遊技球が入球可能な第2作動領域と、
前記普通電動役物に設けられ前記第1作動領域又は前記第2作動領域へ向けて遊技球を振り分ける振分手段と、
前記第1作動領域への入球により開放可能な第1非電動役物と、
前記第2作動領域への入球により開放可能な第2非電動役物と、
該第2非電動役物が開放状態であるかを検出する開放状態検出手段と、を備え、
前記第1始動口として、常時入球可能な入球口と、前記第1非電動役物内で該第1非電動役物の開放時に入球可能な入球口とが設けられ、
前記第2始動口は前記第2非電動役物内で該第2非電動役物の開放時に入球可能に設けられ、
前記振分手段は一定の振分動作を行い、該振分動作と前記普通電動役物の開閉動作の組み合わせにより、前記開放延長遊技状態に遊技球が前記第1作動領域に誘導されやすい第1入球容易状態と、前記第2作動領域に誘導されやすい第2入球容易状態とに設定可能で、当り時の当り図柄に応じて前記第1又は第2入球容易状態を設定するようになし、
且つ、前記当否判定手段による当否判定が行われる前に前記乱数値の内容を確認する先読み判定手段を備え、
前記第1入球容易状態の時に、保留記憶が前記第1特別図柄の保留記憶のみであるとともに前記第2非電動役物が開放していないことを条件に、前記先読み判定手段にて特定の判定内容がなされた保留記憶があることを示唆する第1特別図柄の先読み演出を実施可能としたことを特徴とする遊技機。 - 請求項3に記載の遊技機において、
前記先読み判定手段にて特定の判定内容がなされた前記第2特別図柄の保留記憶があることを示唆する第2特別図柄の先読み演出を実施可能となし、
該第2特別図柄の先読み演出は、前記第1特別図柄の保留記憶の有無や前記第1入球容易状態であるか前記第2入球容易状態であるかに拘わらず、前記先読み判定手段にて前記第2特別図柄の保留記憶に関する特定の判定内容がなされたときに実施可能としたことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015251824A JP6700514B2 (ja) | 2015-12-24 | 2015-12-24 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015251824A JP6700514B2 (ja) | 2015-12-24 | 2015-12-24 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017113283A JP2017113283A (ja) | 2017-06-29 |
JP6700514B2 true JP6700514B2 (ja) | 2020-05-27 |
Family
ID=59232823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015251824A Active JP6700514B2 (ja) | 2015-12-24 | 2015-12-24 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6700514B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6475205B2 (ja) * | 2016-08-10 | 2019-02-27 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP6475204B2 (ja) * | 2016-08-10 | 2019-02-27 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP6599290B2 (ja) * | 2016-08-10 | 2019-10-30 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP2018023647A (ja) * | 2016-08-10 | 2018-02-15 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP2018023646A (ja) * | 2016-08-10 | 2018-02-15 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP2018023648A (ja) * | 2016-08-10 | 2018-02-15 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP2018082905A (ja) * | 2016-11-24 | 2018-05-31 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP6840116B2 (ja) * | 2018-10-16 | 2021-03-10 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP6839155B2 (ja) * | 2018-10-22 | 2021-03-03 | 株式会社三共 | 遊技機 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3033795B2 (ja) * | 1991-11-28 | 2000-04-17 | 株式会社大一商会 | パチンコ機 |
JP5316815B2 (ja) * | 2010-06-24 | 2013-10-16 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
JP5941695B2 (ja) * | 2012-02-14 | 2016-06-29 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP5953210B2 (ja) * | 2012-11-22 | 2016-07-20 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP2014195561A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | サミー株式会社 | 弾球遊技機 |
-
2015
- 2015-12-24 JP JP2015251824A patent/JP6700514B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017113283A (ja) | 2017-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6700514B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2013240587A (ja) | 遊技機 | |
JP2018134173A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5681890B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5838387B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2019205687A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5838389B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6739705B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6856596B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6142174B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6019290B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5990716B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6592699B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6725935B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2019208654A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6458233B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7429421B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP7429420B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6085750B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2016140431A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2019208653A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2019042241A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2016209347A (ja) | 遊技機 | |
JP2016198271A (ja) | 遊技機 | |
JP2016140432A (ja) | 弾球遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190717 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190730 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190919 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200225 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200226 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6700514 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |