JP6856596B2 - 弾球遊技機 - Google Patents
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Description
また、特許文献2、3に記載された弾球遊技機では、通常遊技状態において大当りが発生した場合、液晶画面へ、入賞口に遊技球が入賞した際の賞球数の合計が表示され、入賞毎に更新されるので、その都度、遊技者に達成感を与えられる。
そこで本発明は前記事情に鑑み、特別遊技時に行われる先読み演出が行われるタイミングを多様化させることにより、今以上の演出力の向上と満足感を遊技者が感じる弾球遊技機を実現することを課題としてなされたものである。
始動口に遊技球が入球したことに起因して数値データを抽出する数値データ抽出手段と、
前記数値データ抽出手段により抽出された数値データを保留記憶として複数記憶可能な保留記憶手段と、
前記保留記憶手段に記憶された数値データに基づいて遊技者に有利な大当り遊技に移行するか否かの当否判定を実行する当否判定手段と、
前記当否判定の結果を示す特別図柄を変動表示し、後に前記特別図柄を確定表示して前記結果を報知する特別図柄演出表示装置と、
前記大当り遊技中に、少なくとも大入賞口への入賞数に応じた賞球数をカウントし、該賞球数が所定個数に達すると規定獲得出玉数表示を所定時間のあいだ表示する出玉数表示手段と、
前記数値データ抽出手段により抽出された数値データの内容を、当該数値データに基づく前記当否判定よりも前に報知する先読み予告演出を実行する先読み予告演出制御手段と、を備え、
前記出玉数表示手段は、
前記規定獲得出玉数表示として、同じ獲得出玉数を表示する場合でも表示態様が異なる特別規定獲得出玉数表示と通常規定獲得出玉数表示を備え、
先読み判定手段により保留内に当りが存在する場合は、前記特別規定獲得出玉数表示を行い、存在しない場合は前記通常規定獲得出玉数表示を行うことを特徴とする。
また、保留記憶手段に記憶された数値データの数が上限数に達していなければ、抽出された数値データを、先読み判定用の記憶領域と保留記憶手段とにそれぞれ記憶するようにしてもよい。
更に、始動口への入球に起因して数値データが抽出されると、そのまま取得した数値データを用いて先読み判定を行うとともに、保留記憶手段に記憶する構成、または保留記憶手段に記憶された数値データを用いて先読み判定を行うようにしてもよい。いずれも一つの数値データを基に保留記憶と先読み判定を行うことができる。なお、保留記憶手段に記憶された数値データが上限数に達していれば、所定の記憶領域に記憶した数値データを消去する。
また、大当り遊技状態であれば、大入賞口への入賞により発生した賞球数も含めて加算表示する構成でもよい。
また、大当り遊技状態だけでなく、大当り遊技後、確率変動状態や時短状態、普電の開放延長機能作動状態など通常遊技状態よりも有利な遊技状態が継続する場合はそれらの状態で発生した賞球数も可さん表示する構成にしてもよい。
また、規定獲得出玉数表示を行う際は、出玉数だけでなくキャラクタを同時に表示することが考えられる。共に表示されるキャラクタの希少性やセリフなどにより到達した規定獲得出玉数の到達の難しさを報せることができる。通常規定獲得出玉数表示は獲得出玉が規定個数に達したことを報知するものに対して、特別期待獲得出玉数表示は保留内に当りがあることを報知するために、表示する獲得出玉数の数字のフォント、サイズ、表示位置、文字色などを異ならせたり、キャラクタを表示して示したりすることが考えられる。直接的に保留内に当りがあることを報せてもよいし、示唆するに留めてもよい。
また、保留内に当りがあることを報知するだけでなく、大当り遊技後に確率変動や時短など特典遊技が付与されることを報知する構成や、保留内の当りによる大当り遊技が何ラウンド遊技が付与されるものであるのか大当り遊技の内容を報知する構成としてもよい。
前枠11の板ガラス110の奥には前記内枠に保持された遊技盤2(図2)が設けられている。
下皿13は上皿12から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿13に溜まった遊技球を遊技店に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。
センターケース200の中央直下位置には、常時、遊技球の入球が可能で、入球に起因して第1特別図柄(以下、第1特図という)の当否判定が実行される第1特図始動口23が設けてある。更にその直下位置にはチューリップ式普通電動役物(以下、単に普電役物という)からなり、入球に起因して第2特別図柄(以下、第2特図という)の当否判定が実行される第2特図始動口24が設置されている。尚、第2特図始動口24は普電役物の開放時にのみ入球(入賞)可能である。普電役物は、前記普図の抽選で当りとなると所定の時間、所定の開放態様で開放する構成である。
は各種の乱数を抽出する乱数カウンタ等も備わっている。
発射制御装置44にはCPU、ROM、RAM等が設けられていない。しかし、これに限るわけではなく、発射制御装置44にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置40からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や特図の大当り等の管理用の信号が外部接続端子板38を経てホールコンピュータ500に送られる。
払出制御装置41には、裏配線中継端子板530や払出中継端子板534を介して球タンクが空状態になったことを検出する球切れSW520の検出信号が入力される。また払出制御装置41には、遊技球が払い出されたことを検出する払出SW522、遊技球貯留皿が満杯状態になったことを検出する満杯SW523等の検出信号が入力される。また主制御装置40から送られてくるコマンドに応じて払出モータ521を稼働させて遊技球の払い出しを行う。また、CRユニット端子板535を介してCRユニットCRと電気的に接続され、貸出要求信号に応じて払出モータ521を稼働させて貸球の払い出しを行う。精算表示装置173を介して球貸SW171及び精算SW172による貸出要求、精算要求の操作信号がCRユニットCRに入力され、プリペイドカードの残高表示はCRユニットCRによって制御される。
そしてサブ統合制御装置42は、スピーカ112を駆動して音声を出力することや、各種LEDや各種ランプ113の点灯、消灯等を制御する。更に演出図柄制御装置43へキャラクタなどを表示する演出や特図の擬似演出図柄の表示態様のコマンドを送信する。
図5は主制御装置40で実行される「メインルーチン」のフローチャートを示し、「メインルーチン」は本処理(S100〜S110,S115)と残余処理(S111)とで構成され、2ms又は4ms周期の割り込み信号に起因して開始され、最初に正常割り込みか否かを判定する(S100)。この判定処理は、メモリとしてのRAMの所定領域の値が所定値であるか否かを判定することにより行われ、CPUにより実行される処理が本処理に移行したとき、通常の処理を実行してよいのか否かを判定するためのものである。正常割り込みでない場合としては、電源投入時又はノイズ等によるCPUの暴走等が考えられるが、CPUの暴走は近年の技術の向上によりほとんど無いものと考えてよいので、たいていが電源投入時である。電源投入時にはRAMの所定領域の値が所定値と異なる値となっている。
ここで正常割り込みでないとの否定判定(S100:no)ならS115の処理において初期設定(例えば前記メモリの所定領域への所定値の書き込み、普図及び特図を初期図柄とする等のメモリの作業領域への各初期値の書き込み等)を実行する。前記正常割り込みか否かを判定するための数値は、この初期設定の一環としてRAMに書き込まれる。
続く当り決定用乱数更新処理(S104)は、「0」〜「9」の10個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎に「1」を加算して最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。尚、当選することとなる値は、常に「7」である。この当り決定用乱数は普図の抽選に使用し、初期値乱数、大当り決定用乱数、リーチ判定用乱数、大当り図柄決定用乱数、変動パターン決定用乱数は、特図の抽選に用いられる。
尚、先読みコマンドは、大当りやリーチ等の可能性がある場合に、サブ統合制御装置42へ送信することが望ましい。無論、判定内容に関わらず、サブ統合制御装置42に毎回先読みコマンドを送信する構成でもよい。
また、本実施例では所定の記憶領域として保留記憶領域を用いる構成で説明したが、先読み判定処理用の専用の記憶領域を備える構成でもよい。また、記憶領域を用いず、始動口への入賞により抽出した乱数をそのまま先読み判定を行う構成でもよい。いずれの構成においても当否判定よりも前に乱数を判定することが可能となる。
尚、先読みコマンドは、大当りやリーチ等の可能性がある場合に、サブ統合制御装置42へ送信することが望ましい。
本「特図始動入賞確認処理」では、先読み判定処理は、所定の記憶領域に記憶された乱数を先読み判定するが、これに限らず、保留記憶領域に記憶された乱数を先読み判定するようにしてもよい。
第1特図の保留記憶がなければ(S305:no)、「特別遊技処理」に移行する。
前記S310の処理において確変中でない場合(S310:no)、通常確率の当否判定用テーブルと前記当否判定の対象となる大当り決定用乱数とを対比して判定を行う(S312)。
続いて前記当否判定の対象となる変動パターン決定用乱数に基づいて、特図の大当り図柄の変動時間等といった変動パターンを決定する(S315)。
続くS320の処理において第1特図表示装置28A又は第2特図表示装置28Bの図柄変動開始制御を行い、サブ統合制御装置42へ図柄の変動開始コマンド、図柄指定コマンドを送信し、「特別遊技処理」へ移行する。尚、前記変動開始コマンド、図柄指定コマンドには特図の変動パターン、特図の当否判定の判定結果などが含まれる。尚、構成によっては変動時間の終了を指示するための図柄確定コマンドを送ってもよい。但し、変動パターンなどで予め変動時間は指定されているため必須のものではない。
一方、確定図柄表示時間が終了していれば(S340:yes)、S341の確定図柄表示終了の処理により第1特図表示装置28A又は第2特図表示装置28Bの特図の確定図柄表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42へ特図に対応する疑似演出図柄の確定表示を終了させるようにコマンドを送信する。なお、本実施例では確定表示を指示する構成だが、疑似演出図柄はあくまで演出用であり、また、S320で送信する特図変動開始コマンドにより変動時間は把握することができるため、確定表示を終了させるコマンドを送信しないS341を省いた構成でもよい。
次に時短フラグが「1」であるか否かを判定し(S353)、時短フラグが「1」であれば(S353:yes)、S354の処理において時短の継続時間をカウントする時短カウンタを減算し、減算した後の時短カウンタが「0」であるか否かを判定する。時短カウンタが「0」であれば(S354:yes)、時短フラグを「0」にリセットする(S355)。
続くS356の状態指定コマンド送信処理では、遊技状態を示す確変フラグや時短フラグの情報等を含む状態指定コマンドを、サブ統合制御装置42へ送信する。その後、「特別遊技処理」に移行する。
前記S401の処理で大入賞口25が開放中でなければ(S401:no)、S402の処理で大当り遊技のインターバル中か否かを確認し、インターバル中でなければ(S402:no)、S403の処理で特図大当り終了演出中か否かを確認し、大当り終了演出中でなければ(S403:no)、S404の処理で大当り開始演出時間が経過したか否かを確認し、大当り開始演出時間の経過を確認すれば(S404:yes)、大入賞口開放処理で第1ラウンドの大入賞口25を開放してリターンする(S405)。
一方、最終ラウンドでなければ、(S421:no)、S423の大入賞口25の開放処理により次のラウンドの大入賞口25の開放を実行してリターンする。
次にS436の処理では前記大当り図柄に応じて時短設定があるか否かを確認し、時短設定があれば(S436:yes)、時短状態の繰り返し回数(100回)を設定し(S437)、時短フラグに「1」をセットする(S438)。これにより大当り遊技終了後に時短状態が付与される。その後、特図の大当り終了コマンド送信の処理(S439)を実行し、この処理でサブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43に大当り終了コマンドを送信し、大当り遊技を終了してリターンする。
なお、本実施例では第1、第2実行開始条件処理を備えた構成で説明しているが、実行条件は1つだけの構成でも特に問題はない。
先読みコマンドの受信があれば(S500:yes)、S501の処理において、先読みコマンドの判定内容が、大当り、スーパーリーチ、リーチ等の所定の判定内容であるか否かを判定する。尚、先読みコマンドの判定内容は、当該保留記憶の変動が終了するまで、サブ統合制御装置42の所定の記憶領域に記憶しておくことが望ましい。
否定判定であれば(S501:no)、リターンする。肯定判定であれば(S501:yes)、S502の処理において、受信した先読みコマンドが生起された保留記憶の特図始動口への入球時、特図が変動中であるか否かを判定する。変動中であれば(S502:yes)、S503の処理において変動中の特図の変動内容を参照する。
肯定判定であれば(S601:yes)、S602の処理において、第1特図及び第2特図の保留記憶数が「2個」以上であるか否かを判定する。所定記憶数は、「2個」に設定することが望ましい。例えば、保留記憶が「2個」以上であれば、保留表示を用いた先読み予告演出を、複数の変動に跨って連続して行うことが可能になる。
尚、所定記憶数は、「1個」以上でもよい。この場合、先読み予告演出は、当否判定前に保留表示を用いた演出と、当該保留記憶の当否判定に伴う変動時に演出(保留表示を使わない演出)ができることから、辛うじて連続演出とすることもできる。
S602の処理において否定判定であれば(S602:no)、リターンする。
図17(a)は、先読み予告演出が実行されていない通常の疑似演出の代表的な表示態様を示す。疑似演出は、演出図柄表示装置21の表示画面に、3桁の数字図柄からなる疑似演出図柄701が変動表示される。また、パチンコ機1のキャラクタである「熊の達吉」730が表示される。
前記図17(a)の変動中に、第1特図始動口23へ遊技球が入球すると、図17(b)に示すように、第1保留表示710に、三つ目の保留記憶を示す保留図柄713が追加表示される。更に、三つ目の保留記憶が、先読み判定により大当り、スーパーリーチ又はリーチの可能性があるとの所定の判定内容であると、三つ目の保留記憶に対応する三つ目の保留図柄713は、大当り、スーパーリーチ又はリーチの可能性がある先読み予告演出図柄として、通常の保留図柄とは異なる円形(図例では黒丸)からなる保留図柄が表示される。このように、第1実行開始条件の成立による先読み予告演出図柄は、第1特図始動口23又は第2特図始動口24への入球後、当該入球に起因する保留記憶に対応する保留図柄が表示されるタイミング(始動口入球時)で表示される。
尚、図17(b)、図17(d)に示す図例では、第1実行開始条件の先読み予告演出の保留図柄(図17(b)の713)と、第2実行開始条件の先読み予告演出の保留図柄(図17(d)の712)とを同一図柄としたが、これに限るものではない。例えば、第1実行開始条件の先読み予告演出の保留図柄と、第2実行開始条件の先読み予告演出の保留図柄とを異なる保留図柄としてもよい。同一図柄の場合は、実行タイミングが異なっても同一の先読み予告演出として扱い、一律の演出をもって大当りへの期待度を示すことができる。異なる図柄の場合は、実行タイミングの違いにより大当りへの期待度が異なる構成とすることで、より効果を発揮する。
入賞信号の受信があれば(S801:yes)、入賞後の獲得出玉数算出(S802)を行う。獲得出玉数の算出処理としては、入賞信号を受信すると、入賞信号に対応する賞球数を記憶保持している獲得出玉数に加算し、表示している獲得出玉数の更新を行う。
図19(a)は、大当り遊技中に、大入賞口への入賞により発生した賞球数を加算して、演出図柄表示装置21の表示画面に獲得出玉数表示810と「熊のキャラクタ」820が表示される。大入賞口25へ入賞する毎に獲得出玉数の数値が更新されていくため、遊技者は大当り遊技の進行とともに獲得出玉が増えていくことが分り、喜びを増大させることができる。
前記図19(a)の表示中に、大入賞口への入賞により発生した賞球数を加算していき、一定の規定個数まで達すると、図19(b)に示すように、規定数達成表示811と、「ライオンのキャラクタ」830が表示される。通常規定獲得出玉数は、所定時間(例えば2秒)経過したら表示を消去し、獲得出玉数表示810に復帰する。なお、獲得出玉数表示810と規定獲得出玉数表示811を同時に表示する構成としてもよい。
前記図19(a)の表示中に、獲得出玉が規定個数に達すると、保留内に当りがあるか記憶していた先読み判定内容を参照し、当りがある場合は図19(c)に示すように、規定数達成表示811と「虎のキャラクタ」840が表示される。これにより、遊技者は獲得出玉が2000個に達したことを知るとともに、虎のキャラクタが表示されたことにより保留内に当りがあることを知ることになり、驚きと喜びを増大させることができる。
また、図19(d)に示すように、キャラクタの違いだけでなく、キャラクタは同一でもセリフが違ったり、規定数達成表示812のようにフォント(またはデザイン)が異なることによって、保留内に当りがあることを報せる構成もある。
例えば規定獲得出玉数を2000個とした場合、遊技者の発射位置や大入賞口25への入賞率の違いにより、毎回同じタイミングで2000個に達する訳でなく(場合によっては到達するラウンド数が異なる)不規則になることから、遊技者への保留内に当りがある告知のタイミングも不規則にすることができる。
最大ラウンド数が異なる大当り遊技を複数備える遊技構成の場合などは、付与された大当り遊技が何ラウンドであったかにより、大当り2回目で2000個に達する場合もあれば、5回目で到達する場合などもあり、規定獲得出玉数表示の際に保留内に当りがあることを告知するという条件だけで多様なタイミングで実施することができるようになる。
図20(a)にあたる実施例2は、大当り遊技中に、大入賞口25および大入賞口周辺にある複数の一般入賞口27への入賞により発生した賞球数を加算して、演出図柄表示装置21の表示画面に獲得出玉数表示810と「熊のキャラクタ」820が表示される。大入賞口25および一般入賞口27へ入賞する毎に獲得出玉数の数値が更新されていく。
その際に、大入賞口への入賞による賞球は「+15」と表示され、15賞球がされる。一般入賞口への入賞による賞球は「+6」と表示され、6賞球がされる。このようにすることにより、あたかも一般入賞口で発生した賞球が大当り遊技の賞球の一部であるかのように見せることができ、大入賞口25のみで発生した獲得出玉数よりも多く表示することができる。
その際に、大入賞口への入賞による賞球は「+15」と表示され、15賞球がされる。一般入賞口への入賞による賞球は「+6」と表示され、6賞球がされる。始動口への入賞による賞球は「+3」と表示され、3賞球がされる。これにより実施例2と同様な効果を奏するとともに、実施例2と異なり始動口で発生した賞球も表示することにより、大当り遊技中に発生した全ての賞球を対象にした獲得出玉数を表示することができ、より遊技者に正確な獲得出玉数を表示することができる。
なお、大入賞口への入賞により発生した賞球数だけでなく、一般入賞口や始動口への入賞により発生した賞球数のいずれかを組み合わせて、加算する構成にしてもよい。大当り遊技状態以外でも賞球が発生しやすい状態は獲得出玉数を表示することにより、遊技者に賞球が発生しやすい状態であることを報せるとともに、大当り遊技以外でもどれだけで出玉を獲得できたか報せることができる。
なお、小当りラッシュモード以外でも、確率変動状態や時短状態、普通電動役物の開放延長状態などの特典状態でも獲得出玉数表示を行うことが考えられる。
なお、特定の規定数は1つである必要はなく、複数設けてもよい。なお、いずれの実施例でも適用される構成にしてもよい。
21 演出図柄表示装置
23 第1特図始動口(始動口)
24 第2特図始動口(始動口)
25 大入賞口
28A 第1特図表示装置(特別図柄表示装置)
28B 第2特図表示装置(特別図柄表示装置)
40 主制御装置(数値データ抽出手段、保留記憶手段、当否判定手段)
42 サブ統合制御装置(先読み予告演出制御手段)
Claims (1)
- 始動口に遊技球が入球したことに起因して数値データを抽出する数値データ抽出手段と、
前記数値データ抽出手段により抽出された数値データを保留記憶として複数記憶可能な保留記憶手段と、
前記保留記憶手段に記憶された数値データに基づいて遊技者に有利な大当り遊技に移行するか否かの当否判定を実行する当否判定手段と、
前記当否判定の結果を示す特別図柄を変動表示し、後に前記特別図柄を確定表示して前記結果を報知する特別図柄演出表示装置と、
前記大当り遊技中に、少なくとも大入賞口への入賞数に応じた賞球数をカウントし、該賞球数が所定個数に達すると規定獲得出玉数表示を所定時間のあいだ表示する出玉数表示手段と、
前記数値データ抽出手段により抽出された数値データの内容を、当該数値データに基づく前記当否判定よりも前に報知する先読み予告演出を実行する先読み予告演出制御手段と、を備え、
前記出玉数表示手段は、
規定獲得出玉数表示として、同じ獲得出玉数を表示する場合でも表示態様が異なる特別規定獲得出玉数表示と通常規定獲得出玉数表示を備え、
先読み判定手段により保留内に当りが存在する場合は、前記特別規定獲得出玉数表示を行い、存在しない場合は前記通常規定獲得出玉数表示を行うことを特徴とする遊技機。
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