JP6531193B2 - 動的重量計測センサを較正するための装置及び方法 - Google Patents

動的重量計測センサを較正するための装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、独立請求項1の前文に記載された動的重量計測(WIM)センサを較正するための装置に関するものである。本発明は、独立請求項10の前文に記載されたWIMセンサを較正する方法にも関するものである。
WIMセンサは、車道内に挿入することができる力変換器である。車道内に挿入されたWIMセンサによって、車道を走行する車両の重量を監視することが可能である。測定された重量から、多様な交通パラメータ(例えば、移動車両の車輪重量、車軸重量、総重量、タイヤ空気圧)に関する情報を決定することができる。多くの場合、WIMセンサは、WIMセンサ上で通常の交通速度で走行する車両の重量を測定する圧電・力変換器である。圧電・力変換器は、測定された重量の量に比例する電気信号を生成し、評価ユニットに送信して評価される。したがって、WIMセンサ及び評価ユニットは、交通情報の自動測定のためのシステムを構成する。
WIMセンサは車道内に現場で挿入され、これは設置の質の違いにつながる。設置の質とは、車道内に挿入されたWIMセンサの実際の状態である。設置の質には、上部構造、下部構造、及び地下を含む車道建設の質が含まれる。水害によって引き起こされる車道建設の空洞は、例えば、WIMセンサの品質パラメータ(例えば、その感度、直線性、ヒステリシスなど)に影響を及ぼす。しかしながら、路面の下のWIMセンサの異なる設置深度もまた、その品質パラメータに影響を与える。また、路面に隆起又は窪みの存在もまた、品質パラメータに影響を与える。感度とは、圧電・力変換器によって放出された電気信号の変化と、検出された重量の変化との間の関係である。直線性とは、取得された重量の量と、圧電・力変換器によって放出された電気信号との間の比例(均整)からの偏差である。ヒステリシスとは、重量の量が最初に増加する重量によって、次いで減少する重量によって達成される場合に、測定された重量の量に対して、圧電・力変換器によって放出された電気信号の最大の差である。
高精度に車道内に挿入されたWIMセンサの設置の質を特徴付けることができることが望ましい。
また、法的に拘束力のある方法で過負荷制御又は重量ベースの料金収受を可能にするために、交通情報を高精度に測定する必要がある。この点で、国際法定計量機関(OIML)は、標準的なOIML R−134において、動いている車両の総重量を決定するために最高0.10%の精度を推奨している。これには、車道内に挿入されたWIMセンサの較正が必要となる。
車道内に挿入されたWIMセンサの較正のための方法が、特許文献1に開示されている。この目的のために、動力計を含む較正車両がWIMセンサ上を移動される。動力計は、較正車両の車輪に取り付けられている。動力計は、WIMセンサ上を移動する間に、WIMセンサが較正車両の重量を取得しながら、車輪に作用する車輪力を時間又は位置に依存して測定する。動力計による車輪力の測定は、WIMセンサによる重量の測定よりもかなり正確である。動力計は、測定された車輪力に対応する車輪力データを送信し、WIMセンサは、測定された重量に対応する重量データを送信し、前記データは、評価ユニット内で互いに比較される。この比較から、WIMセンサの較正機能が決定される。
特許文献1に開示された較正方法は、車道の状態に依存することが分かっている。路面は摩耗する可能性がある。WIMセンサの近くの車道の穴やわだちは、較正機能を無効にする可能性があり、その場合、較正機能は不正確になる。そのため、較正プロセスを繰り返さなければならず、時間がかかる。
また、特許文献1は、較正車両の車軸変形を測定し、これらの車軸変形を較正車両の重量との関係で測定する可能性を述べている。しかしながら、これには、較正車両自体の較正が必要であり、時間と費用がかかるプロセスである。
スイス特許出願公開第702963A1号公報
本発明の第1の目的は、車道内に挿入されたWIMセンサを高精度に較正することができるWIMセンサの較正装置を提供することである。本発明の別の目的は、車道内に挿入されたWIMセンサを高精度に較正することができるWIMセンサを較正する方法を提供することである。
これらの目的のうちの少なくとも1つは、独立請求項の構成によって達成される。
本発明は、車道内に挿入された動的重量計測(WIM)センサを較正するための装置に関し、この装置は少なくとも1つの力センサを含み、力センサは基準力を検出し、WIMセンサは、この基準力に対して較正可能である。また、装置は、アプリケータを含み、アプリケータは、車道内に基準力を導入するように構成される。この装置は、アクチュエータを含み、アクチュエータは、基準力を発生させ、アクチュエータ、力センサ、及びアプリケータは、互いに機械的に接続されて車両を形成する。
特許文献1に記載された従来技術では、較正車両の車輪に作用する車輪力が検出され、WIMセンサは、較正車両の重量によって較正される。この目的のために、車輪力と較正車両の重量とが互いに一定の関係を有すると仮定する。しかしながら、車輪力は車道の状態に依存し、窪みやわだちの存在下で、また路面の性質に応じて変化し得ることが今や判明している。また、較正車両の振動も、較正にとって有害であることが判明している。なぜなら、これらの振動は、検出される車輪力と測定される重量の両方に重畳される外乱力として現れるからである。
これは、アクチュエータが高い精度で基準力を生成する本発明の装置によって対処される。生成される基準力は、力センサによって高精度に検出され、アプリケータによって高精度に車道に導入される。この目的のために、アクチュエータ、力センサ、及びアプリケータは、互いに機械的に接続されて車両を形成する。このように、基準力の生成、検出、及び導入は、一台の車両内で同時に高精度に実行される。
本発明はまた、車道内に挿入された動的重量計測(WIM)センサを較正する方法に関し、WIMセンサは較正経路に沿って較正され、少なくとも1つの力センサによって基準力が検出され、基準力は、較正経路に沿ってアプリケータによって車道内に導入され、基準力は、WIMセンサの設置場所でWIMセンサによる重量として検出され、WIMセンサによって測定された重量は検出された基準力と比較され、WIMセンサの設置場所に対する較正経路上の位置が、少なくとも1つの位置センサによって検出され、アプリケータは、駆動ユニットによって較正経路に沿って動かされる。
本発明に係る方法では、WIMセンサの設置場所に対する較正経路上の位置が、位置センサによって高精度に測定される。続いて、基準力がアプリケータによって較正経路に沿って車道内に導入される。こうして、較正経路上の位置が高精度に検出され、したがって、車道内に挿入されたWIMセンサの設置の質も、力センサ及びWIMセンサによって高精度に特徴付けられる。このようにして、本発明に係る方法は、ミリメートル範囲の精度でWIMセンサの設置場所を検出し、WIMセンサの設置場所に対してミリメートル範囲の精度でアプリケータを移動させることを可能にする。WIMセンサの設置場所で路面に隆起又は窪みがある場合、これは力センサ及びWIMセンサによってミリメートル範囲の精度で検出され、較正時に考慮される。特許文献1に記載されている従来技術では、較正車両の位置分解能は、著しく低い精度で達成されるGPS信号によって実行される。
以下において、本発明を以下の図を参照して例示的に説明する。
WIMセンサが進行方向に沿って較正されている車道内に挿入されたWIMセンサを較正するための装置の好ましい一実施形態の概略図を示す。 WIMセンサがセンサの長手方向に沿って較正されている図1に係る装置の概略図を示す。 WIMセンサがセンサの長手方向に沿って較正されている図1又は図2に係る装置の一部の斜視図を示す。 WIMセンサがセンサの長手方向に沿って較正されている図1〜図3に係る装置の一部の上面図を示す。 図1〜図4に係る装置のフレームの基部に対する長手方向支持部のためのガイドの一部の斜視図を示す。 図1〜図4に係る装置の広幅ホイールを備えたアプリケータを含む車両の第1の実施形態の一部の斜視図を示す。 図1〜図4に係る装置の狭幅ホイールを備えたアプリケータを含む車両の第2の実施形態の一部の斜視図を示す。 図1〜図4に係る装置のパンチの形状のアプリケータを含む車両の第3の実施形態の一部の斜視図を示す。 車道内に挿入されたWIMセンサを較正するための図1〜図4に係る装置の概略図を示す。
図1及び図2は、車道2内に挿入されたWIMセンサ3を較正するための装置1の好ましい一実施形態の2つの概略図を示す。車道2上では、車両は進行方向又は反対方向に走行している。車道2は、表面を含む。表面は、機械的に耐性のある材料(例えば、アスファルト、コンクリートなど)からなる。
好ましくは、WIMセンサ3は、測定された重量に比例する電気信号を生成する圧電・力変換器である。WIMセンサ3は、センサの長手方向にいくつかの圧電変換器素子を含み、好ましくは互いに80mm〜120mmの距離に配置されている。好ましくは、重量の検出は、1kHz未満の時間分解能で行われる。電気信号は、評価ユニット4に送信され、そこで評価される。これは、図9に係る装置1の概略図に表されている。
WIMセンサ3は、車道2内の溝内に埋め込まれ、被覆剤で封止される。溝の寸法は、WIMセンサ3が完全に内部に収容されるような寸法である。溝は、センサの長手方向に車道2の表面の下に、垂直方向又は進行方向に対してある角度をなして延びている。好ましくは、WIMセンサ3は、センサの長手方向に1000mm以上の長さを有し、一方、進行方向には約30mm〜50mmの幅を有し、鉛直方向には20mm〜70mmの高さを有する。被覆剤は、WIMセンサ3を覆い、車道2の表面と同一平面にある。本発明の意味において「同一平面」という用語は、被覆剤が車道2の表面上に突出しないことを意味する。鉛直方向は、車道2の表面に垂直である。WIMセンサ3は、車道2内に完全に埋め込まれており、鉛直方向において、車道2の表面の約50mm下に配置されている。被覆剤は、表面と色が異なり、化学的性質も異なり、車道2内のWIMセンサ3の設置場所が被覆剤によって容易に識別されるようになっている。図1〜図4において、センサの長手方向は、進行方向に対して垂直である。本発明を知る当業者は、異なる長さ及び幅を有するWIMセンサを提供することもでき、例えば、WIMセンサは、幅200mm〜800mm、長さ200mm〜800mm、高さ20mm〜70mmを有する直方体形状とすることができる。更に、WIMセンサは、直径200mm〜800mm、高さ20mm〜70mmの円筒形とすることができる。更に、WIMセンサは、被覆剤によって封止されること無しに車道内の溝に埋め込まれてもよい。被覆剤の代わりに、WIMセンサには路面と同一平面の被覆板を設けることができる。WIMセンサは、動力計とすることができる。
装置1は、較正すべきWIMセンサ3において車道2上で組み立てられ、WIMセンサ3が較正された後に車道2から分解される。これを行うために、装置1は、輸送車両上の使用場所へ及びそこから輸送される。車道2は、較正中に車両交通用に使用することはできない。迅速な組立及び分解のために、装置1の少数の構成要素のみが車道2上に配置され、一方、装置1の更なる構成要素は輸送車両内に配置されたままである。いくつかの構成要素(例えば、アクチュエータ11及び少なくとも1つの力センサ12)は、フレーム13のみが車道2上に配置されるようにフレーム13上に配置される。装置1の更なる構成要素(例えば、データ取得ユニット30、処理ユニット31、空気圧ポンプ19、少なくとも1つの電源25,25’、真空ポンプ26など)は、輸送車両内に配置されたままである。
フレーム13は、機械的に耐性のある材料(例えば、純金属、アルミニウム合金、ニッケル合金、コバルト合金、鉄合金など)でできている。フレーム13は、基部131と長手方向支持部132とを含む。車道2に対して、基部131は、長手方向支持部132の下に配置される。上面視において、基部131は、好ましくは矩形の形状である。フレーム13は、WIMセンサ3の設置場所での車道2の表面部分がフレーム13によって囲まれるように、車道2上に配置される。更に、図1及び図2において、フレーム13によって囲まれた車道2上の表面部分も、好ましくは矩形の形状である。
好ましくは、基部131は複数の車輪を含み、それによって車道2上を移動することができる。基部131は複数の脚部17−17’’’を含み、それによって車道2上に配置される。基部131は、脚部17−17’’’によって車道2上に配置された後、もはや車道2上をあちこち移動することはできない。好ましくは、基部131は、4つの脚部17−17’’’を介して車道2上に載置される。4つの脚部17−17’’’は、矩形の基部131の四隅に位置している。
基部131を車道2に固定するために、固定ウェイトを装置1に取り付けることができる。好ましくは、装置1は、複数の片持ちアーム18−18’’’を含み、それによって固定ウェイトを基部131及び/又は脚部17−17’’’に直接取り付けることができる。図1に示すように、片持ちアーム18−18’’’は、各脚部17−17’’’に配置されている。片持ちアーム18−18’’’は、固定ウェイト(図示せず)によって重み付けされている。固定ウェイトを使用できるので、輸送車両及び付随する車両は、片持ちアーム18−18’’’上に駐車することができる。その代わりに、又は片持ちアーム18−18’’’に加えて、基部131はまた、脚部17−17’’’と車道2との間の真空によって車道2上に固定することができる。この目的のために、各脚部17−17’’’は、各脚部17−17’’’と車道2との間の空洞を気密に封止するために、車道2に面する側にシールを備えている。真空は、真空ポンプ26によって各空洞内に生成される。真空は、真空計27によって測定される。真空計27は、測定された真空の量に対応する電気信号を放出する。700mbar未満の真空は、1つの脚部17−17’’’当たり数kNの力で車道2に脚部17−17’’’をしっかりと接着させる。このようにして、基部131が車道2上に固定されるように、基準力を補償するのに十分な大きさの反力が生成される。これは、図9に示される装置1の概略図でより詳細に表される。
WIMセンサ3が較正される方向は、較正方向と呼ばれる。図1に示すように、較正方向は進行方向に平行に延び、WIMセンサ3は進行方向に沿って較正される。図2に示すように、較正方向はセンサの長手方向に平行に延び、WIMセンサ3はセンサの長手方向に沿って較正される。図1〜図4において、較正の方向は太い矢印で示されている。WIMセンサ3が較正方向に較正される経路は、較正経路14と呼ばれる。図1及び図2において、較正経路14は一点鎖線で描かれている。較正経路14は、フレーム13によって囲まれている。したがって、車道2内に挿入されたWIMセンサ3の較正は、フレーム13内で実行される。
長手方向支持部132は、較正経路14と平行に延びている。フレーム13は、較正経路14をWIMセンサ3の設置場所に対して位置決めするためのガイド133を特徴とする。ガイド133は、長手方向支持部132と基部131との間に配置される。ガイド133によって、長手方向支持部132は基部131全域に亘って移動可能である。詳細は図5に示されている。ガイド133は、較正の方向に垂直な方向に移動可能な少なくとも1つのスライドを含む。好ましくは、スライドは、プロファイル上で移動可能に案内される。スライド上で、長手方向支持部132は、WIMセンサ3の設置場所に配置された基部131に対して較正方向に対して垂直に±100mmだけ移動させることができる。これは、図5に長い二重矢印によって示されている。スライドは、ロックレバーによって所望の位置に手動で固定することができる。ガイド133は、少なくとも1つの長手方向調整手段を含み、それによって長手方向支持部132が較正の方向及びその反対方向に移動可能である。好ましくは、長手方向調整手段は、互いに重なり合って互いに対して移動する2つのプロファイルからなる。2つのプロファイルは、ねじ接続を介して所望の位置に固定することができる。長手方向支持部132は、WIMセンサ3の設置場所に配置された基部131に対して長手方向調整手段によって較正方向に±10mmだけ移動させることができる。これは、図5に短い二重矢印によって示されている。更に、長手方向調節手段によって、長手方向支持部132は、較正の方向に対して鋭角に動かすことができる。ガイド133により、長手方向支持部132を所望の位置に対して移動させ、WIMセンサ3の設置場所に対して1.0mm未満の精度で位置決めすることが可能である。
装置1は、WIMセンサ3の設置場所に対する較正経路14の位置を検出するための少なくとも1つの位置センサ16、16’を含む。好ましくは、位置センサ16、16’は、発光体(例えば、発光ダイオード、レーザダイオードなど)である。位置センサ16、16’は、1.0mm未満の直径を有する可視範囲の光ビームを放射する。好ましくは、位置センサ16、16’は、長手方向支持部132に固定して取り付けられ、車道2上の光ビームの投影は、較正経路14の位置を画定する。長手方向支持部132は、光ビームの投影がWIMセンサ3の設置場所と一致するように移動される。図3及び図4に示すように、2つの位置センサ16、16’は、互いに間隔をあけて長手方向支持体132に取り付けられる。2つの位置センサ16、16’の光ビームの車道2への投影は、互いに離間しており、較正経路14上の2つの空間的に分離した位置を形成する。好ましくは、第1の位置センサ16の光ビームの投影は、車道2上の較正経路14の開始位置を形成し、第2の位置センサ16’の光ビームの投影は、車道2上の較正経路14の終了位置を形成する。これらの2つの光ビームの投影がWIMセンサ3の設置場所と一致すると、WIMセンサ3の設置位置に対する較正経路14の開始位置及び終了位置が検出される。WIMセンサ3の設置場所に対する較正経路14の位置の検出は、1.0mm未満の精度で行われる。当業者であれば、本発明を知ることにより、3つ以上の位置センサを提供することもできる。更に、当業者は、長手方向支持体上に配置された1つの位置センサのみをセンサガイドに沿って移動可能に設けることもでき、それによってセンサガイドにより案内される位置センサは、長手方向支持部上の複数の空間的に分離された構成内の較正経路上に空間的に分離された位置を形成する。
アクチュエータ11は、WIMセンサ3を較正するのに役立つ基準力を生成する。好ましくは、アクチュエータ11は、空気圧シリンダである。この目的のために、装置1は、空気圧ポンプ19、空気弁20、及び空気圧制御ユニット21を含み、これらは図8に概略的に示されている。空気圧ポンプ19は、圧縮空気を生成する。圧縮空気は、空気弁20を介して入口に流入し、空気弁20は、圧縮空気の入口へのアクセスを開閉することができる。圧縮空気が空気圧シリンダに供給される。空気圧制御ユニット21は、供給量及び供給時間を制御する。空気圧シリンダを加圧すると、基準力が生成される。好ましくは、基準力は、100N〜10kNである。基準力は、0.01%未満の精度で生成される。この精度では、基準力は、1ミリ秒〜100秒の間、一定である。
力センサ12は、基準力を検出する。好ましくは、空気圧シリンダは、力センサ12に直接作用する。好ましくは、力センサ12は、測定された基準力の量に比例する電気信号を生成する圧電・力変換器である。力センサ12は、0.01%未満の精度で1kHz未満の時間分解能で基準力を検出する。したがって、基準力の生成と検出の両方の精度は、移動する車両の重量を決定するために規格OIML R−134で推奨される精度よりも少なくとも1桁大きい。
好ましくは、装置は、少なくとも1つの外乱力センサ22−22’’’を含む。外乱力センサ22−22’’’は、フレーム13に取り付けられ、外乱力を測定する。外乱力は、車道2内に挿入されたWIMセンサ3の較正中にフレーム13に作用する力である。外乱力は、駆動ユニット10からの振動であるかもしれない。外乱力はまた、車道2上で転動するアプリケータ15、15’の車輪によって生成された反作用力であってもよい。更に、外乱力は、アプリケータ15、15’の車輪が車道2内のバンプ上を転動するために発生する機械的衝撃に起因する可能性がある。図2〜図5に示すように、4つの外乱力センサ22−22’’’が、長手方向支持部132と基部131との間に延びるガイド133の部分に取り付けられている。好ましくは、外乱力センサ22−22’’’も、検出された外乱力の量に比例する電気信号を生成する圧電・力変換器である。4つの外乱力センサ22−22’’’は、相互に離間してフレーム13上に配置され、動力計を形成する。動力計は、外乱力の複数の成分を検出するだけでなく、外乱モーメントの複数の成分もまた検出する。外乱力センサ22−22’’’は、0.01%未満の精度と1kHz未満の時間分解能で外乱力を測定する。フレームに取り付けられた外乱力センサを使用する代わりに、本発明を知る当業者はまた、車両に取り付けられた動力計の実施形態において外乱力センサを使用することもできる。
装置1は、基準力を車道2に導入するための少なくとも1つのアプリケータ15、15’’を含む。好ましくは、空気圧シリンダは、アプリケータ15、15’’に直接作用する。アクチュエータ11、力センサ12、及びアプリケータ15、15’’は、互いに機械的に接続され、車両5−5’’を形成する。この点に関して、図6〜図8は、異なるアプリケータ15〜15’’を含む車両5−5’’の3つの異なる実施形態を示す。図6によれば、アプリケータ15は、広幅車輪を含む広幅ホイールである。広幅車輪の幅は、100mm〜200mmである。広幅車輪は、進行方向におけるWIMセンサ3の幅よりも著しく広い。更に、広幅車輪は、WIMセンサ3内の圧電変換器素子の間隔よりもかなり広幅である。図7によれば、アプリケータ15’は、狭幅車輪を有する狭幅ホイールである。狭幅車輪の幅は、30mm〜50mmである。したがって、狭幅車輪の幅は、進行方向におけるWIMセンサ3の幅と同一である。更に、狭幅車輪は、WIMセンサ3内の圧電変換器素子の間隔よりもかなり狭幅である。図8によれば、アプリケータ15’’は、矩形のパンチを含むパンチの形状を有する。パンチの直径は、30mm〜50mmである。したがって、パンチの直径は、進行方向におけるWIMセンサ3の幅と同一である。パンチの直径は、WIMセンサ3内の圧電変換器素子の間隔よりも狭い。
車道2に関して、車両5−5’’は、長手方向支持部132の下に配置される。長手方向支持部132は、ガイドレールを含み、車両5−5’’は、較正経路14に沿ってガイドレール内で移動可能である。車両5−5’’は、基部131によって囲まれた車道2の表面部分内で移動することができる。車道2上の人は、基部131によって車両5−5’’から空間的に分離されており、WIMセンサ3の較正中の人の安全性を保証する。
装置1は、車両5−5’’を移動させるための駆動ユニット10を含む。好ましくは、駆動ユニット10は、電気駆動装置(例えば、非同期モータ)である。駆動ユニット10は、駆動制御ユニット28によって制御される。図5に示すように、駆動ユニット10は、長手方向支持部132の一端に取り付けられ、ベルトを介して車両5−5’’に機械的に接続される。このようにして、駆動ユニット10のシャフトの回転は、車両5−5’’の平行移動をもたらす。駆動ユニット10によって発生された駆動力は、ベルトを介して車両5−5’’に伝達される。好ましくは、車両5−5’’は、最高1.0m/秒の速度で較正経路14に沿って移動される。好ましくは、車両5−5’’は、最高1.0m/秒の加速度で較正経路14に沿って加速及び減速される。
このようにして、較正経路14に沿ってアプリケータ15、15’の車輪を連続的に転動させることによって、基準力が連続的に車道2に導入されるか、あるいはまた、較正経路14に沿ってアプリケータ15’のパンチを不連続に下ろすことによって基準力が不連続的に車道2に導入される。基準力が不連続的に導入されると、アプリケータ15’’のパンチは、較正経路14に沿っていくつかの較正位置に位置決めされる。これらの較正位置は、互いに所定の距離を有する。好ましくは、基準力は、較正位置においてのみ車道2内に導入される。アプリケータ15’’は、1つの較正位置から次の較正位置まで基準力無しで移動される。このようにして、アプリケータ15’’のパンチは、WIMセンサ3の圧電変換器素子に位置決めされ、圧電変換器素子は、所定の基準力ランプに対して個別に較正される。基準力ランプは、異なる量の複数の基準力からなる。好ましくは、基準力ランプの基準力の量は、約1桁の範囲内で変化する。基準力ランプは、上方又は下方に変化する。このようにして、各圧電変換器素子に対して、感度、直線性、及びヒステリシスが特徴づけられる。
好ましくは、駆動ユニット10は、車両5−5’’が較正経路14に沿って移動されたときにシャフトの角度位置を検出する駆動ユニット10のシャフトに取り付けられたインクリメンタルエンコーダ110を含む。インクリメンタルエンコーダ110は、1度未満の角度分解能及び1kHz未満の時間分解能で角度位置を測定する。したがって、1.0mm未満の位置分解能で較正経路14に沿った車両5−5’’の移動を測定することができる。インクリメンタルエンコーダ110用の基準位置を規定するために、車両5−5’’は、較正経路14の始め又は終わりに位置変換器に移動される。位置変換器は、較正経路14上の基準位置内で車両5−5’’を検出する。位置変換器は、誘導変換器、磁気変換器、メカニカルストップなどとすることができる。インクリメンタルエンコーダ110は、測定された角度に対応する電気信号を放出する。更に、位置変換器は、測定された基準位置に対応する電気信号を放出する。較正経路14の異なる位置で異なる時間に測定された角度位置を評価することにより、車両5−5’’の動きが位置分解的に測定される。測定された基準位置の評価は、較正経路14に沿った車両5−5’’の絶対位置を与える。
好ましくは、車両5−5’’は、少なくとも1つの表面プロファイルセンサ9を含む。表面プロファイルセンサ9は、較正経路14に沿った車道2の表面プロファイルを測定する。表面プロファイルは、車道2の表面内の隆起又は窪みを示す。表面プロファイルセンサ9は、車両5−5’’にしっかりと取り付けられている。表面プロファイルセンサ9は、少なくとも1つの発光体(例えば、レーザダイオード、発光ダイオードなど)を含む。光センサは、較正経路14に向けられ、較正経路14上に光ビームを放射する。光のビームは、較正経路14において車道2の表面から反射される。表面プロファイルセンサ9は、少なくとも1つの受光器(例えば、フォトダイオード、フォトレジスタなど)を含む。受光器はまた、較正経路14に向けられ、較正経路14上の車道2の表面で反射された戻り光ビームを測定する。較正経路14上の車道2の表面に対する表面プロファイルセンサ9の距離が、車道2の表面内の隆起又は窪みによって変化した場合、これは戻り反射光ビームが検出される角度も変化させる。車両5−5’’が較正経路14に沿って移動する間に、表面プロファイルセンサ9は、こうして1mm未満の距離分解能及び1kHz未満の時間分解能で距離の変化を測定する。表面プロファイルセンサ9は、測定された距離の変化に対応する電気信号を放出する。較正経路14の異なる位置で測定された距離の変化を評価することにより、較正経路14に沿った車道2の表面プロファイルが高精度に決定される。表面プロファイルが所定の閾値よりも大きい隆起又は窪みを含む場合、車道2内のWIMセンサ3の設置場所を再加工する必要があるという指示が与えられてもよい。車道2の表面プロファイルは、2次元的又は3次元的に決定することができる。2次元の表面プロファイルの場合、車道2の表面までの距離の変化は、較正方向に沿った線上で測定される。3次元の表面プロファイルの場合、較正方向に沿う車道2の幅にわたる車道2の表面までの距離の変化が検出される。好ましくは、車道2の幅は、少なくともWIMセンサ3の幅と同じ幅である。
少なくとも1つの電源25、25’は、独立して動作させることができるように、装置1に供給される電力を生成する。好ましくは、第1の電源25は、空気圧ポンプ19及び真空ポンプ26用の三相電力を生成し、一方、第2の電源25’は、駆動ユニット10、駆動制御ユニット28、データ取得ユニット30、及び処理ユニット31用の単相電力を生成する。詳細は、図9に係る装置1の概略図に示されている。
車道2内に挿入されたWIMセンサ3の較正は、スターター29によって開始され、停止される。スターター29はまた、装置1を操作する者がいて、動作可能かどうかを調べる無人制御(dead man’s control)としても機能する。
データ取得ユニット30は、WIMセンサ3により検出された重量の大きさに関して、評価ユニット4からデジタルデータを取得する。インクリメンタルエンコーダ110から、データ取得ユニット30は、駆動ユニット10のシャフトの角度位置に関する電気信号を受信する。位置変換器から、データ取得ユニット30は、較正経路14上の車両5−5’’の基準位置に関する電気信号を受信する。表面プロファイルセンサ9から、データ取得ユニット30は、表面プロファイルセンサ9によって検出された距離の変化に関する電気信号を受信する。力センサ12から、データ取得ユニット30は、力センサ12によって測定された基準力に関する電気信号を受信する。外乱力センサ22−22’’’から、データ取得ユニット30は、外乱力センサ22−22’’’によって測定された外乱力に関する電気信号を受信する。真空ゲージ27から、データ取得ユニット30は、真空ゲージ27によって測定された真空の量に関する電気信号を受信する。測定された電気信号は、データ取得ユニット30によって電気的に増幅され、デジタルデータに変換することができる。
処理ユニット31は、データメモリ及びプロセッサを含むコンピュータである。データメモリには、少なくとも1つの評価プログラムが格納されており、前記評価プログラムは、プロセッサによって実行される。データ取得ユニット30は、処理ユニット31と通信を行う。このようにして、データ取得ユニット30は、処理ユニット31にデジタルデータを配信し、そこで評価プログラムにおいて評価される。評価プログラムは、WIMセンサ3によって測定された重量に関するデジタルデータを力センサ12によって測定された基準力と比較する。評価プログラムは、較正経路14の異なる位置での表面プロファイルセンサ9から車道2の表面までの距離の変化に対応するデジタルデータから較正経路14に沿った車道2の表面プロファイルを決定する。
評価プログラムは、測定された重量に対応するデジタルデータを、測定された基準力に対応するデジタルデータと比較する。比較の結果は、較正値又は較正関数である。この比較において、評価プログラムは、測定された外乱力及び表面プロファイルの両方のデジタルデータも考慮に入れる。測定された重量に関するデジタルデータは、測定された基準力のデジタルデータと、測定された外乱力のデジタルデータ及び測定された表面プロファイルのデジタルデータと比較される。更に、表面プロファイルによって測定された重量の補正が、例えば、表面プロファイル内の隆起又は窪みを考慮に入れることにより行われる。
また、処理ユニット31は、較正経路14に沿った車両5−5’’の移動に関するデジタルデータを、データ取得ユニット30に送信し、そこで、これらのデジタルデータが電気信号に変換される。データ取得ユニット28は、駆動ユニット10により駆動される較正経路14に沿って、車両5−5’’の移動に対応した電気信号を駆動制御ユニット28に送信する。こうして、それは、車両5−5’’の動作の開始及び停止に関する電気信号を駆動制御ユニット28に送信する。
好ましくは、車道2内に挿入されたWIMセンサ3は、進行方向に平行な較正方向に少なくとも1回較正され、センサの長手方向に平行な較正方向に少なくとも1回較正される。好ましくは、車道2に挿入されたWIMセンサ3は、複数の較正経路14からなるグリッドの形で較正される。グリッド内では、較正経路14は、平行に互いに20mm〜200mmの間隔で延びている。
進行方向に平行に延びる較正方向に対して、WIMセンサ3は、例えば、100mmの間隔を有する10個の圧電変換器素子によって、好ましくは50mmの間隔を有する較正経路14のグリッド内で較正される。このようにして、圧電変換器素子が配置された領域内で進行方向に装置1をWIMセンサ3上で移動させることによって、各圧電変換器素子は較正される。この場合、圧電変換器素子は、大きな重量を測定する。更に、各圧電変換器素子は、隣接する2つの圧電変換器素子の間の領域内で進行方向に装置1をWIMセンサ3上で移動させることによって較正される。この場合、両方の圧電変換器素子は、同じ重量を測定する。
センサの長手方向に平行に延びる較正方向に対しては、40mmの幅を有するWIMセンサ3は、好ましくは、相互に40mmの間隔を有する較正経路14のグリッドによって較正される。このようにして、WIMセンサ3は、装置1をセンサの長手方向に、WIMセンサ3の設置場所の上に正確に移動させることによって較正され、これによってWIMセンサ3は大きな重量を測定し、更にすべての圧電変換器は大きな重量を測定する。また、WIMセンサ3は、装置1をセンサの長手方向に、WIMセンサ3の設置場所から40mmの距離で移動させることによって較正され、この場合、WIMセンサ3は、小さな重量を測定し、また、すべての圧電変換器は、小さな重量を測定する。
1 装置
2 車道
3 WIMセンサ
4 評価ユニット
5−5’’ 車両
9 表面プロファイルセンサ
10 駆動ユニット
11 アクチュエータ
12 力センサ
13 フレーム
14 較正経路
15、15’’ アプリケータ
16、16’ 位置センサ
17−17’’’ 脚部
18−18’’’ 片持ちアーム
19 空気圧ポンプ
20 空気弁
21 空気圧制御ユニット
22−22’’’ 外乱力センサ
25,25’ 電源
26 真空ポンプ
27 真空計
28 駆動制御ユニット
29 スターター
30 データ取得ユニット
31 処理ユニット
110 インクリメンタルエンコーダ
131 基部
132 長手方向支持部
133 ガイド

Claims (15)

  1. 車道(2)に挿入された動的重量計測(WIM)センサ(3)を較正するための装置(1)であって、
    前記装置(1)が、少なくとも1つの力センサ(12)を備え、該力センサ(12)は基準力を検出するようになっており、前記WIMセンサ(3)は、前記基準力を使用して較正可能であり、
    前記装置(1)が、アプリケータ(15、15’’)を備え、前記アプリケータ(15、15’’)は、前記車道(2)に前記基準力を導入するように構成され、
    前記装置(1)が、アクチュエータ(11)を備え、前記アクチュエータ(11)は、前記基準力を発生させるようになっており、
    前記アクチュエータ(11)、力センサ(12)、及びアプリケータ(15、15’’)は、相互に機械的に接続されて車両(5−5’’)を形成しており、
    前記WIMセンサ(3)は、較正経路(14)に沿って較正可能であり、前記車両(5−5’’)は、前記較正経路(14)に沿って移動することを特徴とする装置(1)。
  2. 前記装置(1)はフレーム(13)を含み、前記フレーム(13)は、前記WIMセンサ(3)の設置場所に対して静止状態で配置可能であり、前記車両(5−5’’)は、前記フレーム(13)に配置されていることを特徴とする請求項に記載された装置(1)。
  3. 前記フレーム(13)は、基部(131)と、長手方向支持部(132)とを含み、前記基部(131)は、車道(2)に対して前記長手方向支持部(132)の下に配置され、前記長手方向支持部(132)は、ガイドレールを備え、前記車両(5−5’’)は、前記ガイドレール内の前記較正経路(14)に沿って移動することを特徴とする請求項に記載された装置(1)。
  4. 前記装置(1)は駆動ユニット(10)を備え、該駆動ユニット(10)は前記長手方向支持部(132)に固定され、前記駆動ユニット(10)は、前記較正経路(14)に沿って前記車両(5−5’’)を移動させるようになっていることを特徴とする請求項3に記載された装置(1)。
  5. 前記基部(131)は、複数の脚部(17−17’’’)を備え、前記基部(131)は、前記複数の脚部(17−17’’’)によって前記車道(2)上に配置することができ、前記基部(131)は、前記脚部(17−17’’’)と前記車道(2)との間の真空によって前記車道(2)に固定することができる、及び/又は前記基部(131)は、固定ウェイトによって前記車道(2)に固定することができるようになっていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載された装置(1)。
  6. 前記装置(1)は、少なくとも1つの位置センサ(16、16’)を備え、前記位置センサ(16、16’)は、前記車道(2)上に投影することができる可視範囲の光ビームを放射する発光体であり、前記車道(2)上への光ビームの投影により、前記較正経路(14)の位置を規定するようになっていることを特徴とする請求項3から請求項までのいずれか1項に記載された装置(1)。
  7. 前記フレーム(13)はガイド(133)を含み、該ガイド(133)は、前記長手方向支持部(132)と前記基部(131)との間に配置され、前記長手方向支持部(132)は、前記ガイド(133)によって前記WIMセンサ(3)の設置場所に対して位置決め可能になっていることを特徴とする請求項に記載された装置(1)。
  8. 前記装置(1)は、少なくとも1つの表面プロファイルセンサ(9)を備え、該表面プロファイルセンサ(9)は、前記較正経路(14)上の前記車道(2)の表面と前記表面プロファイルセンサ(9)との距離の変化を検出し、前記較正経路(14)の異なる位置で検出された距離の変化から、前記較正経路(14)に沿った前記車道(2)の表面プロファイルを決定できるようになっていることを特徴とする請求項から請求項までのいずれか1項に記載された装置(1)。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載された装置(1)を用いて、車道(2)に挿入された動的重量計測(WIM)センサ(3)を較正する方法であって、前記WIMセンサ(3)は較正経路(14)に沿って較正され、少なくとも1つの力センサ(12)によって基準力が検出され、該基準力は、前記較正経路(14)に沿ってアプリケータ(15、15’’)によって前記車道(2)に導入され、前記基準力は、前記WIMセンサ(3)の設置場所で前記WIMセンサ(3)による重量として検出され、前記WIMセンサ(3)によって検出された前記重量が測定された前記基準力と比較され、
    前記WIMセンサ(3)の前記設置場所に対する前記較正経路(14)上の位置が、少なくとも1つの位置センサ(16、16’)によって検出され、前記アプリケータ(15、15’’)は、駆動ユニット(10)によって前記較正経路(14)に沿って移動されることを特徴とする方法。
  10. 前記基準力は、アクチュエータ(11)によって生成され、前記アクチュエータ(11)、力センサ(12)、及びアプリケータ(15、15’’)は、相互に機械的に接続されて車両(5−5’’)を形成し、前記車両(5−5’’)は、前記駆動ユニット(10)によって前記較正経路(14)に沿って移動されることを特徴とする請求項に記載された方法。
  11. 前記WIMセンサ(3)の前記設置場所にフレーム(3)が設けられ、前記フレーム(3)は、長手方向支持部(132)及びガイド(133)を含み、前記長手方向支持部(132)は、前記ガイド(133)によって前記WIMセンサ(3)の前記設置場所に対して位置決めされることを特徴とする請求項10に記載された方法。
  12. 前記車道(2)に挿入された前記WIMセンサ(3)は、前記WIMセンサ(3)の幅よりも広い車輪を含む広幅ホイールアプリケータ(15)によって進行方向に移動されるか、又は前記車道(2)に挿入された前記WIMセンサ(3)は、前記WIMセンサ(3)の幅と同一の幅の車輪を含む狭幅ホイールアプリケータ(15’)によって進行方向に移動されるか、又は前記車道(2)に挿入された前記WIMセンサ(3)は、前記WIMセンサ(3)の幅と同一の直径を有するパンチを含むパンチ形アプリケータ(15’’)によって進行方向に移動されることを特徴とする請求項から請求項11までのいずれか1項に記載された方法。
  13. パンチを含むパンチ形アプリケータ(15’’)が、前記車道(2)に挿入された前記WIMセンサ(3)に沿って移動され、前記WIMセンサ(3)は、圧電変換器素子を備え、前記パンチは、個々の圧電変換器素子に配置され、前記圧電変換器素子は、所定の基準力ランプに対して個別に較正されることを特徴とする請求項から請求項12までのいずれか1項に記載された方法。
  14. 前記基準力ランプは、異なる大きさの複数の基準力を含み、前記基準力ランプの基準力の量は1桁以内で変化し、前記基準力ランプは、個々の圧電変換器素子で上方又は下方に変化することを特徴とする請求項13に記載された方法。
  15. 前記車道(2)内に挿入された前記WIMセンサ(3)は、進行方向に平行な較正方向に少なくとも1回較正され、前記車道(2)内に挿入された前記WIMセンサ(3)は、前記センサの長手方向に平行な較正方向に少なくとも1回較正され、前記車道(2)内に挿入された前記WIMセンサ(3)は、複数の較正経路(14)からなるグリッドの形で較正され、前記較正経路(14)は、前記グリッド内で互いに平行に延びることを特徴とする請求項から請求項14までのいずれか1項に記載された方法。
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