JP6531081B2 - 作業機械 - Google Patents
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Description
図1は本発明の一実施形態に係る作業機械の全体構造を表す左側面図、図2はその正面図、図3はその平面図である。以降、運転席に着いた作業者の前側(図1中の左側)、後側(同右側)、左側(図1中紙面直交方向の手前側)、右側(同奥側)を作業機械の前、後、左、右とし、それぞれ単に前側、後側、左側、右側と記載する。また、正面図は前から見た図、平面図は上から見た図である。なお、図2及び図3においては、繁雑防止のため後述する作業機30を図示省略してある。
基礎構造体10は地面に固定された架台で構成される場合もあるが、本実施形態では走行体で構成されている。作業機械100はこの走行体により走行して移動することができる。基礎構造体10はホイール式の走行体でも良いが本実施形態ではクローラ式の走行体であり、トラックフレーム13、従動輪(アイドラ)14、駆動輪15、クローラ(履帯)16及び走行モータ17を備えている。
旋回体20は、旋回フレーム21、運転室22、カウンタウェイト23、動力室24等を備えている。
作業機30は、作業腕31及び作業具であるグラップル32を含む多関節型のフロント作業装置である。なお、図1では作業機30の複数の動作状態を同時に表しているが、作業機30が複数備わっていることを意図したものではない。作業腕31は、ブーム33、アーム34、ブームシリンダ(不図示)、アームシリンダ36及びアタッチメントシリンダ37を備えている。ブーム33は旋回体20の前部に上下方向に回動可能に連結され、アーム34はブーム33の先端に、グラップル32はアーム34の先端に、それぞれ回動可能に連結されている。ブームシリンダは旋回体20及びブーム33に、アームシリンダ36はブーム33及びアーム34に、それぞれ両端が連結されている。アタッチメントシリンダ37は、基端がアーム34に連結される一方、先端がリンク38,39を介してそれぞれアーム34の先端部及びグラップル32に連結されている。ブームシリンダ、アームシリンダ36及びアタッチメントシリンダ37はいずれも油圧シリンダである。作業具にはグラップル32に代えて、バケットやマグネット、クラムシェルバケット等が用いられることもある。
作業機械100には地上と運転室22との間を歩いて上り下りするための乗降路が設置されている。乗降路は、昇降路40及び踊り場45を含む。
本実施形態では、踊り場45上に蓋付きの収納箱60が1つ設置されている。この収納箱60は運転室22の乗降口27の周囲に位置しており、踊り場45の上部における運転室22の開閉扉28の開閉軌道(平面視では図3や図6に扇形で示した領域)から外れた領域に配置されている。本実施形態では、例えば昇降路40との連絡部と運転室22の乗降口27との間を外し、例えば踊り場45の前部に収納箱60を配置している。ここで、「開閉扉28の開閉軌道から外れた領域」には、本実施形態のように開閉扉28の開閉軌道を水平方向に(前方に)外れた領域の他、開閉扉28の開閉軌道を高さ方向に外れた領域も含まれ得る。また、本実施形態では、乗降口27を挟んで開閉扉28のヒンジと反対側に位置するように収納箱60が配置されている。つまり踊り場45の前部に収納箱60を配置した本実施形態においては、運転室22の開閉扉28は後側にヒンジ29(図4)を備えており、前側が水平方向に回動するように構成されている。
地上から作業機械100に乗り込む場合を考える。前回降車時等にトラックフレーム13に固定された階段41の上部に右前部の階段42の位置が合うように旋回体20の旋回角度は調整されている。この状態において、作業者はまず階段41を使って旋回体20の右前部に上る(例えば図3の矢印a,b)。旋回体20に上がった作業者は、階段42を使って動力室24の上に上がり、動力室24の上を歩いて作業機30や運転室22の後側を通り、階段44を使って踊り場45に上がる(例えば図3の矢印c,d,e)。その後、作業者は踊り場45上を前進し、運転室22の開閉扉28のところまで進む(例えば図3の矢印f)。作業者はそこで開閉扉28及び収納箱60を開け、運転室22内に置いてある運転室内用の靴(室内履き)に履き替える。そして、図11に示したように脱いだ靴を収納箱60に入れ、作業者は運転室22に乗り込む。作業機械100から地上に下りる場合は以上と逆の手順である。
(1)運転室の汚れ防止
本実施形態によれば、作業機械100の運転室22に乗り込む場合に靴を履き替える際、脱いだ靴を運転室22の乗降口27の周囲に据え付けた収納箱60に入れておくことができる。これにより旋回体20の高い位置に配置された運転室22の中に汚れた靴を持ち込まずに済む。また、収納箱60は運転室22の乗降口27の開閉扉28の開閉軌道から外れた領域に配置されているため、開閉扉28の開閉動作ひいては運転室22に対する作業者の乗降動作を阻害することもない。
例えば乗降口27に対してヒンジ29のある側(本実施形態の場合は後側)に収納箱60を配置した場合、脱いだ靴を収納箱60に入れた後、運転室22に乗り込むのに開閉扉28を迂回しなければならない。この場合、室内履きに履き替えてから運転室22に搭乗するまでに踊り場45上を少なからず歩行しなければならず、動作の円滑性が阻害されると同時に室内履きが汚れ易くなる。
収納箱60には水抜き穴66が備わっているので、収納箱60の中で靴に付着した水分等が滴り落ちても、それを排出することができる。収納箱60の内部を水洗いした場合も同様である。これにより収納箱60の内部が清掃し易くなり、また収納箱60の内部の環境の清浄化にも寄与し得る。
本実施形態では、貫通孔を複数備えた板材で踊り場45の床板48を構成し、床板48の貫通孔に通した締結具65を締め込み、床板48を固定具63で上下から挟み込むことで収納箱60を踊り場45に固定している。固定具63で床板48を上下から挟み込むことで収納箱60の上下方向の動きを拘束し、床板48の貫通孔に締結具65を通すことで収納箱60の水平方向の動きを拘束することができるので、収納箱60を安定に据え付けることができる。
運転室22の前側に作業フロア51が設けられているが、本実施形態ではこれを踊り場45よりも高位置に配置してある。そのため、図5に示したように収納箱60の上面と踊り場の床面S1との高低差よりも収納箱60の上面と作業フロア51の床面S2との高低差が小さくなっている。これにより、チェーン50を外して踊り場45と作業フロア51との間を行き来する際に収納箱60が跨ぎ易くなる。従って、収納箱60を設置したことによる踊り場45と作業フロア51との間の往来の円滑性の低下を抑制することができ、作業フロア51の機能を有効に維持することができる。
上記実施形態では開閉扉28の開閉軌道から前方に外して収納箱60を配置した場合を例に挙げて説明したが、例えば図12に示したように短靴の収納を想定した収納箱60’であれば高さ寸法を幅及び奥行の寸法よりも小さくすることができる。この場合には、例えば図6中に二点鎖線で示したように開閉扉28の開閉軌道の下側に収納箱60’を配置し、乗降口27により近付けて収納箱60’を配置することができる。
Claims (5)
- 基礎構造体と、
前記基礎構造体上に設けた旋回体と、
前記旋回体の旋回フレーム上に配置され、左右方向の一方側に乗降口及び前記乗降口の開閉扉を有する運転室と、
前記旋回体に連結された作業腕と、
前記作業腕に装着された作業具と、
前記基礎構造体と前記旋回フレームとの間に介在したポスト及び前記旋回フレームと前記運転室との間に介在した架台の少なくとも一方とを備えた作業機械において、
前記運転室の左右方向の一方側に設けた踊り場と、
地上から前記踊り場への経路になる昇降路と、
前記運転室の前記乗降口の周囲に位置し前記踊り場の上部における前記開閉扉の開閉軌道から外れた領域に固定した蓋付きの収納箱を備えたことを特徴とする作業機械。 - 請求項1記載の作業機械において、前記収納箱は、前記乗降口を挟んで前記開閉扉のヒンジと反対側に位置するように配置されていることを特徴とする作業機械。
- 請求項2記載の作業機械において、
前記踊り場は、前部が前記運転室よりも前側まで延び、
前記収納箱は、前記踊り場における前記運転室よりも前側の前記前部に配置され、かつ
前記踊り場における前記運転室よりも前側の前記前部から前記運転室の左右方向の他方側に作業フロアが延びており、
互いの床面で比較して前記踊り場よりも前記作業フロアの配置が高く、前記収納箱の上面と前記踊り場の床面との高低差よりも前記収納箱の上面と前記作業フロアの床面との高低差が小さくなるように構成されていることを特徴とする作業機械。 - 請求項1記載の作業機械において、前記収納箱は、下部に水抜き穴を備えていることを特徴とする作業機械。
- 請求項1記載の作業機械において、
前記踊り場の床板は、複数の貫通孔を有する板材で形成されており、
前記収納箱は、前記床板の前記貫通孔を通した締結具を有し、前記床板を上下から挟み込む固定具で前記踊り場に固定されていることを特徴とする作業機械。
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JP2016157239A JP6531081B2 (ja) | 2016-08-10 | 2016-08-10 | 作業機械 |
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Publications (2)
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Country Status (1)
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Families Citing this family (2)
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