JP6528632B2 - 編集装置、印刷装置、及び制御プログラム - Google Patents

編集装置、印刷装置、及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示部を備える編集装置及び印刷装置、並びに制御プログラムに関する。
表示部を備える編集装置が知られている。例えば、特許文献1に開示の携帯電話装置は表示部を備える。携帯電話装置は、キー入力部を介して入力された文字を、表示部の表示画面に表示させる。表示画面において、行末に文字幅が狭い文字のみが表示可能である場合、行末にカーソルが表示される。この状態で、文字幅が広い文字が入力された場合、カーソルの位置にスペースが挿入され、文字幅が広い文字は次の行に挿入される。
特開2000−276126号公報
行末に文字幅が狭い文字のみが表示可能である状態でも、行末に文字幅が広い文字が表示されることが望まれる。この場合、文字幅が広い文字の一部が表示画面に収まらず、表示されない可能性がある。文字を入力可能な位置に隣接する文字の一部が表示されない場合、ユーザがその文字を把握し辛い可能性がある。
本発明の目的は、キャラクタを入力可能な位置に隣接するキャラクタを、ユーザが容易に把握することを可能にする編集装置、印刷装置、及び制御プログラムを提供することである。
本発明の第一態様に係る編集装置は、画像を表示することが可能な表示部と、前記表示部の表示領域に、複数のキャラクタデータが示す複数のキャラクタである複数の第一キャラクタを、前記表示領域の第一方向における一端である第一端から、前記表示領域の前記第一方向における他端である第二端に向かって、前記第一方向に並べて表示させる第一表示制御手段と、入力部に対する操作に応じてキャラクタを入力可能な位置である編集位置を示すマークを、前記表示領域に表示させる第二表示制御手段と、前記編集位置が移動された場合に、前記第一方向において前記編集位置に隣接するキャラクタである第二キャラクタの少なくとも一部が、前記表示領域外に位置すると判断した場合、前記複数の第一キャラクタを、前記第二キャラクタの少なくとも一部の前記第一方向における幅分、前記第一方向に移動して、前記第二キャラクタ全体を前記表示領域に表示させる第三表示制御手段と、閾値を入力する操作部とを備え、前記複数の第一キャラクタは、文字、数字、記号、及び外字の何れかを含み、前記複数のキャラクタデータの夫々は、前記複数のキャラクタの夫々の、前記第一方向における幅と、前記第一方向と略直交する方向である第二方向における高さとを示し、前記第一表示制御手段及び前記第三表示制御手段は、前記複数の第一キャラクタの夫々の、前記幅に対する前記高さの比率が、前記操作部を用いて入力された前記閾値以上であるか否かを判断し、前記比率が前記閾値以上であるキャラクタを、第一幅及び所定高さで、前記表示領域に表示させ、前記比率が前記閾値未満であるキャラクタを、前記第一幅より大きい第二幅及び前記所定高さで、前記表示領域に表示させたことを特徴とする。
第一態様によれば、編集装置では、第二キャラクタの第一方向における幅に関わらず、第二キャラクタ全体が表示領域に表示される。ユーザは、第二キャラクタ全体を見ることにより、第二キャラクタを容易に把握できる。
本発明の第二態様に係る印刷装置は、第一態様に係る前記編集装置と、前記複数の第一キャラクタを印刷媒体に印刷する印刷手段とを備える。印刷装置は、第一態様に係る編集装置と同様の効果を奏することができる。また、印刷装置は、入力部に対する操作に応じて入力されたキャラクタを、印刷媒体に印刷できる。
本発明の第三態様に係る制御プログラムは、画像を表示することが可能な表示部を備えた編集装置のコンピュータに、前記表示部の表示領域に、複数のキャラクタデータが示す複数のキャラクタである複数の第一キャラクタを、前記表示領域の第一方向における一端である第一端から、前記表示領域の前記第一方向における他端である第二端に向かって、前記第一方向に並べて表示させる第一表示制御ステップと、入力部に対する操作に応じてキャラクタを入力可能な位置である編集位置を示すマークを、前記表示領域に表示させる第二表示制御ステップと、前記編集位置が移動された場合に、前記第一方向において前記編集位置に隣接するキャラクタである第二キャラクタの少なくとも一部が、前記表示領域外に位置すると判断した場合、前記複数の第一キャラクタを、前記第二キャラクタの少なくとも一部の前記第一方向における幅分、前記第一方向に移動して、前記第二キャラクタ全体を前記表示領域に表示させる第三表示制御ステップとであって、前記複数の第一キャラクタは、文字、数字、記号、及び外字の何れかを含み、前記複数のキャラクタデータの夫々は、前記複数のキャラクタの夫々の、前記第一方向における幅と、前記第一方向と略直交する方向である第二方向における高さとを示し、前記第一表示制御手段及び前記第三表示制御ステップは、前記複数の第一キャラクタの夫々の、前記幅に対する前記高さの比率が、操作部を用いて入力された閾値以上であるか否かを判断し、前記比率が前記閾値以上であるキャラクタを、第一幅及び所定高さで、前記表示領域に表示させ、前記比率が前記閾値未満であるキャラクタを、前記第一幅より大きい第二幅及び前記所定高さで、前記表示領域に表示させることを特徴とする。第三態様によれば、第一態様と同様の効果を奏することができる。
カバー6が閉じられた状態にある印刷装置1の斜視図である。 カバー6が開かれた状態にある印刷装置1及びテープカセット30の斜視図である。 印刷装置1の電気的構成を示すブロック図である。 メイン処理のフローチャートである。 スクロール処理のフローチャートである。 左側チェック処理のフローチャートである。 右側チェック処理のフローチャートである。 表示処理のフローチャートである。 カーソル移動処理のフローチャートである。 カーソル左移動処理のフローチャートである。 カーソル右移動処理のフローチャートである。 カーソル上移動処理のフローチャートである。 カーソル下移動処理のフローチャートである。 キャラクタデータが示すキャラクタ200と表示データが示すキャラクタ210との説明図である。 キャラクタデータが示すキャラクタ300と表示データが示すキャラクタ310との説明図である。 テキスト表示領域100に表示されるキャラクタとカーソル102の表示例111〜115を示す図である。 テキスト表示領域100に表示されるキャラクタとカーソル102の表示例121を示す図である。
本発明を具体化した実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、参照する図面は、本発明が採用し得る技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成などは、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
図1及び図2を参照して、印刷装置1の概略構成について説明する。以下の説明では、図1及び図2の右上側、左下側、右下側、左上側、上側、下側を、夫々、印刷装置1の後側、前側、右側、左側、上側、下側とする。
図1に示すように、印刷装置1の上面には、キーボード3が設けられている。キーボード3は、キャラクタキー、削除キー、確定キー等を含む。キャラクタキーは、キャラクタを入力するために用いられる。キャラクタは、文字コードによって表現可能な、文字、数字、記号、外字、空白等を含む。キーボード3の後側(紙面右上側)には、電源スイッチ、カーソルキー、用途キー等の機能キー群4が設けられている。カーソルキーは、左キー、右キー、上キー、下キーを含む。用途キーは、印刷キー、キャンセルキー等を含む。以下の説明では、キーボード3と機能キー群4とを総称する場合、操作部2という。機能キー群4の後側には、ディスプレイ5が設けられている。印刷装置1の上面の後部には、開閉可能なカバー6が設けられている。印刷装置1の左後角には、後述するカット機構(図示略)によって切断された印刷済の印刷媒体を受けるトレイ7が設けられている。
図2に示すように、ディスプレイ5の後側には、テープカセット30が着脱されるカセット装着部8が形成されている。本実施形態のテープカセット30は、略直方体状(箱型)の筐体であるカセットケースを備える。カセットケースの内部には、テープ状の印刷媒体や、印刷に使用されるインクリボンなどが収容されている。テープカセット30の種類は、例えば、ラミネートタイプ、レセプタタイプ、チューブタイプ等である。印刷装置1では、カセット装着部8に装着されたテープカセット30を用いて、印刷媒体に印刷が行われる。
カセット装着部8には、駆動軸11、巻取軸9、サーマルヘッド10(図3参照)などが設けられている。駆動軸11は、印刷媒体を搬送するために用いられる。巻取軸9は、使用済みのインクリボンを巻き取るために用いられる。サーマルヘッド10は、印刷媒体に印刷を行う。本実施形態では、サーマルヘッド10が、搬送される印刷媒体に未使用のインクリボンを用いて印刷を行う。印刷媒体の搬送方向におけるサーマルヘッド10の下流側には、カット機構(図示略)が設けられている。カット機構は、印刷済みの印刷媒体を切断する。
図3を参照して、印刷装置1の電気的構成について説明する。図3に示すように、印刷装置1は、制御基板上に形成される制御回路部400を備える。制御回路部400は、CPU401、ROM402、RAM404、フラッシュメモリ410、入出力インターフェース411などを備え、これらがデータバスを介して接続されている。
ROM402には、CPU401が印刷装置1を制御するために実行する各種プログラムが記憶されている。RAM404は、一時的なデータを記憶する。RAM404には、テキストバッファ、表示バッファ、印刷バッファ等、複数の記憶領域が設けられている。テキストバッファには、テキストデータが記憶される。テキストデータは、キャラクタキーを介して入力された少なくとも一つのキャラクタを含むテキストを示す。テキストデータはキャラクタデータを含む。キャラクタデータはキャラクタを示す。表示バッファには、ディスプレイ5にキャラクタを表示するための表示データが記憶される。なお、空白がある位置には、空白を示すマークが表示される。空白を示すマークは、表示されなくてもよい。印刷バッファには、印刷対象の印刷データが記憶される。他の記憶領域には、各種演算データ等が記憶される。
フラッシュメモリ410には、各々のキャラクタのキャラクタデータ、各種設定値等が記憶されている。キャラクタデータは、キャラクタ幅及びキャラクタ高さも示す。キャラクタ幅は、キャラクタの第一方向における幅を示す。キャラクタ高さは、キャラクタの第二方向における高さを示す。第二方向は、第一方向に略直交する方向である。第一方向は、複数のキャラクタがキャラクタキーを介して入力された場合に、入力されたキャラクタが並ぶ方向である。また、第一方向は、ディスプレイ5に表示された編集画面のテキスト表示領域100(図16参照)において、複数のキャラクタが並ぶ方向である。複数行のキャラクタが入力された場合、複数行は第二方向に並ぶ。
入出力インターフェース411には、操作部2、液晶駆動回路(LCDC)405、駆動回路406、407、408などが接続されている。LCDC405は、ディスプレイ5に表示データを出力するためのビデオRAM(図示略)を有する。駆動回路406は、サーマルヘッド10を駆動するための電子回路である。駆動回路407は、巻取軸9及び駆動軸11を回転させるテープ送りモータ24を駆動するための電子回路である。駆動回路408は、カット機構(図示略)を動作させるカッターモータ25を駆動するための電子回路である。
図4〜図16を参照して、本実施形態に係るメイン処理を説明する。図14の右側、左側、上側、下側を、夫々、キャラクタ200及び210の右側、左側、上側、下側とする。図15の右側、左側、上側、下側を、夫々、キャラクタ300及び310の右側、左側、上側、下側とする。図16の右側、左側、上側、下側を、夫々、テキスト表示領域100及びテキスト101の右側、左側、上側、下側とする。本実施形態では、テキスト表示領域100における第一方向は、左右方向である。本実施形態では、テキスト表示領域100における第二方向は、上下方向である。
印刷装置1の電源がオンされると、CPU401は、ROM402に記憶されたプログラムを実行することで、図4に示すメイン処理を開始する。図4に示すように、メイン処理が開始されると、CPU401は初期化処理を行う(S11)。S11では、CPU401はRAM404をクリアする。その後、CPU401は、ディスプレイ5に編集画面を表示させる。CPU401は、編集画面のテキスト表示領域100の左端に、カーソルを表示する。カーソルは、キャラクタを入力可能な位置であるカーソル位置を示すマークである。本実施形態では、図16に例示するカーソル102のように、カーソルは第二方向に延びる棒状である。
S11を実行後、CPU401は、キー入力が行われたか否かを判断する(S13)。CPU401は、操作部2の操作を検出した場合、キー入力が行われたと判断する。キー入力が行われていない場合(S13:NO)、CPU401はS13を繰り返す。キー入力が行われた場合(S13:YES)、CPU401は、操作されたキーがキャラクタキー又は削除キーであるか否かを判断する(S15)。
操作されたキーがキャラクタキー又は削除キーである場合(S15:YES)、CPU401は、操作されたキーに応じて、テキストの作成又は編集を行う(S17)。以下、テキストの作成又は編集を、単に「テキストの編集」という。キャラクタキーが操作された場合、CPU401は、操作されたキャラクタキーに応じて、キャラクタの入力を受け付ける。削除キーが操作された場合、CPU401は、カーソル位置に隣接するキャラクタの削除を受け付ける。本実施形態では、CPU401は、カーソル位置の左にあるキャラクタの削除を受け付ける。CPU401は、カーソル位置の右にあるキャラクタの削除を受け付けてもよい。CPU401は、編集されたテキストを示すテキストデータを、RAM404のテキストバッファに記憶する。S17を実行後、CPU401はスクロール処理を実行する(S18)。
図5を参照して、スクロール処理を説明する。まず、CPU401は、S17におけるテキストの編集において、キャラクタが入力されたか否かを判断する(S31)。S13で操作が検出されたキーが削除キーである場合、CPU401は、キャラクタは入力されておらず、キャラクタが削除されたと判断する(S31:NO)。この場合、カーソル位置は、削除されたキャラクタの右側から左側に移動している。CPU401は、左側チェック処理(図6参照)を実行する(S33)。S13で操作が検出されたキーがキャラクタキーである場合、CPU401は、キャラクタが入力されたと判断する(S31:YES)。この場合、カーソル位置は、入力されたキャラクタの右側に移動している。CPU401は、右側チェック処理(図7参照)を実行する(S35)。
図6を参照して、左側チェック処理を説明する。まず、CPU401は、移動されたカーソル位置が、テキスト表示領域100の左端に位置するか否かを判断する(S81)。移動されたカーソル位置が、テキスト表示領域100の左端に位置する場合(S81:YES)、CPU401は、テキストデータを参照して、テキストにおいてカーソル位置の左にキャラクタがあるか否かを判断する(S83)。カーソル位置の左にキャラクタがない場合(S83:NO)、CPU401は左側チェック処理を終了する。カーソル位置の左にキャラクタがある場合(S83:YES)、CPU401は、そのキャラクタが全角表示されるキャラクタであるか否かを判断する(S85)。
キャラクタが半角表示される場合、キャラクタは第一幅及び所定高さで表示される。第一幅は、表示されるキャラクタの、第一方向における所定の幅である。所定高さは、表示されるキャラクタの、第二方向における所定の高さである。キャラクタが全角表示される場合、キャラクタは第二幅及び所定高さで表示される。第二幅は、表示されるキャラクタの、第一方向における所定の幅である。第二幅は第一幅より大きい。例えば、所定高さは第一幅の2倍であり、第二幅と等しい。この場合、第二幅も第一幅の2倍である。
キャラクタのキャラクタ幅に対するキャラクタ高さの比率が閾値未満である場合、CPU401は、キャラクタは全角表示されるキャラクタであると判断する(S85:YES)。この場合、CPU401は、表示範囲に対して相対的に、第二幅分右にテキストを移動する(S87)。表示範囲は、テキスト表示領域100に表示可能な範囲を示す。キャラクタのキャラクタ幅に対するキャラクタ高さの比率が閾値以上である場合、CPU401は、キャラクタは半角表示されるキャラクタであると判断する(S85:NO)。この場合、CPU401は、表示範囲に対して相対的に、第一幅分右にテキストを移動する(S89)。
S81において、移動されたカーソル位置が、テキスト表示領域100の左端に位置しない場合(S81:NO)、CPU401は、カーソル位置の左にあるキャラクタの一部がテキスト表示領域100外に位置するか否かを判断する(S91)。カーソル位置の左にあるキャラクタの一部がテキスト表示領域100外に位置する場合(S91:YES)、CPU401は、表示範囲に対して相対的に、第一幅分右にテキストを移動する(S93)。カーソル位置の左にあるキャラクタの全体がテキスト表示領域100内に位置する場合(S91:NO)、CPU401は左側チェック処理を終了する。また、S87、S89、又はS93を実行後、CPU401は左側チェック処理を終了する。
次に、図7を参照して、右側チェック処理を説明する。まず、CPU401は、移動されたカーソル位置が、テキスト表示領域100の右端に位置するか否かを判断する(S111)。移動されたカーソル位置が、テキスト表示領域100の右端に位置する場合(S111:YES)、CPU401は、テキストデータを参照して、テキストにおいてカーソル位置の右にキャラクタがあるか否かを判断する(S113)。カーソル位置の右にキャラクタがない場合(S113:NO)、CPU401は右側チェック処理を終了する。カーソル位置の右にキャラクタがある場合(S113:YES)、CPU401は、そのキャラクタが全角表示されるキャラクタであるか否かを判断する(S115)。
キャラクタのキャラクタ幅に対するキャラクタ高さの比率が閾値未満である場合、CPU401は、キャラクタは全角表示されるキャラクタであると判断する(S115:YES)。この場合、CPU401は、表示範囲に対して相対的に、第二幅分左にテキストを移動する(S117)。キャラクタのキャラクタ幅に対するキャラクタ高さの比率が閾値以上である場合、CPU401は、キャラクタは半角表示されるキャラクタであると判断する(S115:NO)。この場合、CPU401は、表示範囲に対して相対的に、第一幅分左にテキストを移動する(S119)。
S111において、移動されたカーソル位置が、テキスト表示領域100の右端に位置しない場合(S111:NO)、CPU401は、カーソル位置の右にあるキャラクタの一部がテキスト表示領域100外に位置するか否かを判断する(S121)。カーソル位置の右にあるキャラクタの一部がテキスト表示領域100外に位置する場合(S121:YES)、表示範囲に対して相対的に、第一幅分左にテキストを移動する(S123)。カーソル位置の右にあるキャラクタの全体がテキスト表示領域100内に位置する場合(S121:NO)、CPU401は右側チェック処理を終了する。また、S117、S119、又はS123を実行後、CPU401は右側チェック処理を終了する。
左チェック処理(S33)又は右側チェック処理(S35)を実行後、CPU401はスクロール処理を終了し、メイン処理(図4参照)に戻る。CPU401は、メイン処理に戻ると、表示処理を実行する(S19)。
図8を参照して、表示処理を説明する。表示処理では、編集されたテキストの少なくとも一部のキャラクタが、テキスト表示領域100に表示される。テキスト表示領域100には、少なくとも1行のキャラクタを表示可能である。複数のキャラクタは、テキスト表示領域100の左端から右端に向かって、第一方向(左右方向)に並べて表示される。本実施形態では、テキスト表示領域100には、複数行のキャラクタを表示可能である。
まず、CPU401は初期化処理を行う(S41)。S41において、CPU401はRAM404の表示バッファをクリアする。次に、CPU401は、テキスト表示領域100における全ての行において、キャラクタが表示されたか否かを判断する(S43)。テキスト表示領域100において、キャラクタが表示されていない行がある場合(S43:NO)、CPU401は、表示バッファを参照して、テキスト表示領域100における現在表示対象の行に、キャラクタを表示可能なスペースがあるか否かを判断する(S45)。以下、現在表示対象の行を、「表示対象行」という。
表示処理では、テキストバッファに記憶されているテキストデータから、表示範囲におけるキャラクタのキャラクタデータが、1キャラクタずつ取得される。取得されたキャラクタデータに基づき、表示バッファに表示データが記憶される。表示処理の1巡目では、表示バッファには表示データは記憶されていない。従って、テキスト表示領域100にはキャラクタは表示されていない(S43:NO)。また、テキスト表示領域100における表示対象行(1行目)に、キャラクタを表示可能なスペースがある(S45:YES)。
表示対象行にキャラクタを表示可能なスペースがある場合(S45:YES)、CPU401は、テキストデータが示すテキストのうち、現在処理対象の行における全てのキャラクタが、表示対象行に表示されているか否かを判断する(S47)。表示処理の1巡目では、現在処理対象の行は、表示範囲におけるキャラクタの1行目である。表示処理の1巡目では、現在処理対象の行におけるキャラクタの何れも、表示対象行に表示されていない(S47:NO)。
現在処理対象の行における全てのキャラクタが表示されていない場合(S47:NO)、CPU401は、次に表示するキャラクタのキャラクタ幅に対するキャラクタ高さの比率が閾値以上であるか否かを判断する(S49)。以下、次に表示するキャラクタを、「表示対象キャラクタ」という。S49において、CPU401は、テキストデータから、表示対象キャラクタのキャラクタデータを取得する。CPU401は、取得したキャラクタデータを参照し、表示対象キャラクタのキャラクタ幅に対するキャラクタ高さの比率が閾値以上であるか否かを判断する。ユーザは、操作部2を用いて閾値を入力することにより、予め閾値を設定できる。設定された閾値は、フラッシュメモリ410に記憶される。フラッシュメモリ410に、閾値のデフォルト値が記憶されていてもよい。閾値は、例えば2である。
比率が閾値以上である場合(S49:YES)、CPU401は、表示対象キャラクタを半角で(第一幅及び所定高さで)、テキスト表示領域100に表示すると判断する(S51)。CPU401は、表示対象キャラクタに第一幅及び所定高さを設定した表示データを生成し、表示バッファに記憶する。比率が閾値未満である場合(S49:NO)、CPU401は、表示対象キャラクタを全角で(第二幅及び所定高さで)、テキスト表示領域100に表示すると判断する(S53)。CPU401は、表示対象キャラクタに第二幅及び所定高さを設定した表示データを生成し、表示バッファに記憶する。
S51又はS53を実行後、CPU401は、表示バッファに記憶された表示データに基づき、表示対象キャラクタをテキスト表示領域100に表示する(S55)。S51を実行後、CPU401は、表示対象キャラクタを半角で(第一幅及び所定高さで)表示する。S53を実行後、CPU401は、表示対象キャラクタを全角で(第二幅及び所定高さで)表示する。表示対象キャタクタにカーソル位置が隣接する場合、CPU401は、テキスト表示領域100におけるカーソル位置にカーソルを表示する。例えば、カーソル位置が表示対象キャラクタの右側にある場合、CPU401は、表示対象キャラクタの右側にカーソルを表示する。
図14を参照して、S49、S51、S55が実行された場合に表示されるキャラクタの例を説明する。図14に例示するように、記号のキャラクタ200のキャラクタデータは、キャラクタ幅W11とキャラクタ高さH11とを示す。キャラクタ幅W11に対するキャラクタ高さH11の比率は閾値(例えば、2)以上である(S49:YES)。この場合、CPU401は、第一幅W21及び所定高さH21を設定したキャラクタ210の表示データを生成する(S51)。CPU401は、キャラクタ210を第一幅W21及び所定高さH21で、テキスト表示領域100に表示する(S55)。
なお、S51において、CPU401は、キャラクタ210の表示データを生成する場合、キャラクタ200のキャラクタ幅W11に対するキャラクタ高さH11の比率を変更しない。従って、図14に例示するように、キャラクタ210の左右に余白が設けられることがある。
図15を参照して、S49、S53、S55が実行された場合に表示されるキャラクタの例を説明する。図15に例示するように、外字のキャラクタ300のキャラクタデータは、キャラクタ幅W12とキャラクタ高さH12とを示す。キャラクタ幅W12に対するキャラクタ高さH12の比率は閾値(例えば、2)未満である(S49:NO)。この場合、CPU401は、第二幅W22及び所定高さH21を設定したキャラクタ310の表示データを生成する(S53)。CPU401は、キャラクタ310を第二幅W22及び所定高さH21で、テキスト表示領域100に表示する(S55)。
なお、S53において、CPU401は、キャラクタ310の表示データを生成する場合、キャラクタ300のキャラクタ幅W12に対するキャラクタ高さH12の比率を変更しない。従って、図15に例示するように、キャラクタ310の上下に余白が設けられることがある。
S55を実行後、CPU401は、テキスト表示領域100において次の表示対象キャラクタの位置を、現在の表示対象キャラクタの幅分右に移動する(S57)。S55において、現在の表示対象キャラクタが半角で(第一幅及び所定高さで)表示された場合、S57において、CPU401は、次の表示対象キャラクタの位置を第一幅分移動する。S55において、現在の表示対象キャラクタが全角で(第二幅及び所定高さで)表示された場合、S57において、CPU401は、次の表示対象キャラクタの位置を第二幅分移動する。
S57を実行後、CPU401は処理をS45に戻す。表示対象行にキャラクタを表示可能なスペースがない場合(S45:NO)、CPU401は、表示対象行を次の行に設定する(S59)。また、テキストデータが示すテキストのうち、現在処理対象の行における全てのキャラクタが表示されている場合(S47:YES)、CPU401は、表示対象行を次の行に設定する(S59)。S59を実行後、CPU401は処理をS43に戻す。
S43において、テキスト表示領域100における全ての行において、キャラクタが表示された場合(S43:YES)、CPU401は、表示処理を終了し、メイン処理(図4参照)に戻る。S59において設定された表示対象行が、テキスト表示領域100に表示可能でない場合、CPU401は、テキスト表示領域100における全ての行において、キャラクタが表示されたと判断する。例えば、テキスト表示領域100に2行のテキストを表示可能であり、S59において設定された表示対象行が3行目である場合、表示対象行(3行目)はテキスト表示領域100に表示可能でない。この場合、CPU401は、テキスト表示領域100における全ての行(2行)において、キャラクタが表示されたと判断する。
CPU401は、メイン処理に戻ると、キー入力が行われたか否かを判断する(S13)。キー入力が行われ、操作されたキーがキャラクタキー及び削除キーの何れでもない場合(S13:YES、S15:NO)、CPU401は、操作されたキーがカーソルキーか否かを判断する(S21)。操作されたキーがカーソルキーである場合(S21:YES)、CPU401はカーソル移動処理を実行する(S23)。
図9を参照して、カーソル移動処理を説明する。まず、CPU401は、操作されたカーソルキーが左キーか否かを判断する。左キーは、カーソル位置の左への移動を指示するために用いられる。操作されたカーソルキーが左キーである場合(S61:YES)、CPU401はカーソル左移動処理を実行する(S62)。
図10を参照して、カーソル左移動処理を説明する。まず、CPU401は、テキスト表示領域100において、カーソル位置の左にキャラクタがあるか否かを判断する(S71)。カーソル位置の左にキャラクタがある場合(S71:YES)、CPU401は、カーソル位置の左にあるキャラクタの幅分、カーソル位置を左に移動する(S73)。CPU401は左側チェック処理(図6参照)を実行する(S75)。カーソル位置の左にキャラクタがない場合(S71:NO)、又は、左側チェック処理を実行後(S75)、CPU401はカーソル左移動処理を終了し、カーソル移動処理(図9参照)に戻る。
S61において、操作されたカーソルキーが左キーでない場合(S61:NO)、CPU401は、操作されたカーソルキーが右キーか否かを判断する(S63)。右キーは、カーソル位置の右への移動を指示するために用いられる。操作されたカーソルキーが右キーである場合(S63:YES)、CPU401はカーソル右移動処理を実行する(S64)。
図11を参照して、カーソル右移動処理を説明する。まず、CPU401は、テキスト表示領域100において、カーソル位置の右にキャラクタがあるか否かを判断する(S101)。カーソル位置の右にキャラクタがある場合(S101:YES)、CPU401は、カーソル位置の右にあるキャラクタの幅分、カーソル位置を右に移動する(S103)。CPU401は、右側チェック処理(図7参照)を実行する(S105)。カーソル位置の右にキャラクタがない場合(S101:NO)、又は、右側チェック処理を実行後(S105)、CPU401はカーソル右移動処理を終了し、カーソル移動処理(図9参照)に戻る。
S63において、操作されたカーソルキーが右キーでない場合(S63:NO)、CPU401は、操作されたカーソルキーが上キーか否かを判断する(S65)。上キーは、カーソル位置の上への移動を指示するために用いられる。操作されたカーソルキーが上キーである場合(S65:YES)、CPU401はカーソル上移動処理を実行する(S66)。
図12を参照して、カーソル上移動処理を説明する。まず、CPU401は、テキストデータを参照して、テキストにおいてカーソル位置の上側に、キャラクタの行があるか否かを判断する(S131)。カーソル位置の上側に、キャラクタの行がある場合(S131:YES)、CPU401は、上側の行の右側の端部が、カーソル位置より右側にあるか否かを判断する(S133)。カーソル位置の上側に、キャラクタの行がない場合(S131:NO)、又は、上側の行の右側の端部が、カーソル位置より右側にない場合(S133:NO)、CPU401はカーソル上移動処理を終了し、カーソル移動処理(図9参照)に戻る。
上側の行の右側の端部が、カーソル位置より右側にある場合(S133:YES)、CPU401は、カーソル位置を上に移動した場合に、カーソル位置がキャラクタと重なるか否かを判断する(S135)。例えば、カーソル位置の真上に、全角表示されるキャラクタの左右方向における中心が位置する場合、CPU401は、カーソル位置がキャラクタと重なると判断する。
カーソル位置を上に移動した場合に、カーソル位置がキャラクタと重ならない場合(S135:NO)、CPU401は、カーソル位置を1行上に移動する(S141)。カーソル位置を上に移動した場合に、カーソル位置がキャラクタと重なる場合(S135:YES)、CPU401は、カーソル位置を1行上に移動する(S137)。その後、CPU401は、カーソル位置を、カーソル位置と重なるキャラクタの左側に移動する(S139)。例えば、カーソル位置が、全角表示されるキャラクタの左右方向における中心に位置する場合、CPU401は、半角表示されるキャラクタの幅分、カーソル位置を左に移動する。
S139又はS141を実行後、CPU401は左側チェック処理(図6参照)を実行する(S143)。その後、CPU401は右側チェック処理(図7参照)を実行する(S145)。その後、CPU401はカーソル上移動処理を終了し、カーソル移動処理(図9参照)に戻る。
S65において、操作されたカーソルキーが上キーでない場合(S65:NO)、操作されたカーソルキーは下キーである。この場合、CPU401はカーソル下移動処理を実行する(S67)。
図13を参照して、カーソル下移動処理を説明する。まず、CPU401は、テキストデータを参照して、テキストにおいてカーソル位置の下側に、キャラクタの行があるか否かを判断する(S151)。カーソル位置の下側に、キャラクタの行がある場合(S151:YES)、CPU401は、下側の行の右側の端部が、カーソル位置より右側にあるか否かを判断する(S153)。カーソル位置の下側に、キャラクタの行がない場合(S151:NO)、又は、下側の行の右側の端部が、カーソル位置より右側にない場合(S153:NO)、CPU401はカーソル下移動処理を終了し、カーソル移動処理(図9参照)に戻る。
下側の行の右側の端部が、カーソル位置より右側にある場合(S153:YES)、CPU401は、カーソル位置を下に移動した場合に、カーソル位置がキャラクタと重なるか否かを判断する(S155)。カーソル位置を下に移動した場合に、カーソル位置がキャラクタと重ならない場合(S155:NO)、CPU401は、カーソル位置を1行下に移動する(S161)。カーソル位置を下に移動した場合に、カーソル位置がキャラクタと重なる場合(S155:YES)、CPU401は、カーソル位置を1行下に移動する(S157)。その後、CPU401は、カーソル位置を、カーソル位置と重なるキャラクタの左側に移動する(S159)。
S159又はS161を実行後、CPU401は左側チェック処理(図6参照)を実行する(S163)。その後、CPU401は右側チェック処理(図7参照)を実行する(S165)。その後、CPU401はカーソル上移動処理を終了し、カーソル移動処理(図9参照)に戻る。
カーソル左移動処理(S62)、カーソル右移動処理(S64)、カーソル上移動処理(S66)、又はカーソル下移動処理(S67)を実行後、CPU401は、カーソル移動処理を終了し、メイン処理(図4参照)に戻る。
CPU401は、メイン処理に戻ると、表示処理(図8参照)を実行する(S19)。CPU401は、表示処理を実行後、処理をS13に戻す。キー入力が行われ、操作されたキーがキャラクタキー及び削除キーの何れでもない場合(S13:YES、S15:NO)、CPU401は、操作されたキーがカーソルキーか否かを判断する(S21)。操作されたキーがカーソルキーでもない場合(S21:NO)、CPU401は、操作されたキーが印刷キーか否かを判断する(S25)。
操作されたキーが印刷キーである場合(S25:YES)、CPU401は印刷処理を実行する(S27)。詳細には、CPU401は、テキストデータに基づき印刷データを生成して、印刷バッファに記憶する。CPU401は、印刷データに基づき、駆動回路406及び407を制御する。これにより、駆動軸11及び巻取軸9が回転される。また、サーマルヘッド10の発熱素子が選択的且つ間欠的に通電される。これにより、印刷媒体及びインクリボンが搬送され、印刷媒体にテキストが印刷される。S27を実行後、CPU401は処理をS13に戻す。
S25において、操作されたキーが印刷キーでない場合(S25:NO)、操作されたキーは、操作部2のキーのうち、キャラクタキー、削除キー、カーソルキー、及び印刷キー以外のキーである。この場合、CPU401は、操作されたキーに応じた処理を実行する(S29)。S29を実行後、CPU401は処理をS13に戻す。CPU401は、印刷装置1の電源がオフされると、メイン処理を終了する。
図16を参照して、メイン処理(図4参照)が実行された場合に表示される表示例111〜115を説明する。表示例111〜115において、テキスト101は、キャラクタキーを介してキャラクタが入力されて作成されたテキストである。テキスト101は、1行目にキャラクタ「1A2345B678」を、2行目にキャラクタ「C9012DEF」を含む。テキスト101に含まれる数字は、半角で(第一幅W21及び所定高さH21で)表示される。テキスト101に含まれるアルファベットは、全角で(第二幅W22及び所定高さH21で)表示される。なお、夫々のキャラクタを囲む破線は、夫々のキャラクタのサイズを示すために図示したものであり、ディスプレイ5には表示されない。
表示例111において、カーソル102は、2行目のキャラクタ「9」と「0」の間に表示されている。この状態で、左キーが押されたとする(図4のS13、S15:NO、S21:YES、図9のS61:YES)。この場合、表示例112に示すように、カーソル102はキャラクタ「9」の左に移動される(図10のS71:YES、S73、図4のS19)。また、表示範囲に対して相対的に、全角のキャラクタの幅分右にテキスト101が移動されることで、移動後のカーソル102の左にあるキャラクタ「C」がテキスト表示領域100に表示される(図6のS81:YES、S83:YES、S85:YES、S87、図4のS19)。
表示例112に示す状態で、上キーが押されたとする(図4のS13、S15:NO、S21:YES、図9のS61:NO、S63:NO、S65:YES)。この場合、表示例113に示すように、カーソル102は、1行上に移動され、且つ、キャラクタ「A」の左に移動される。(図12のS131:YES、S133:YES、S135:YES、S137、S139、S143、S145、図4のS19)。
表示例113に示す状態で、右キーが5回押されたとする(図4のS13、S15:NO、S21:YES、図9のS61:NO、S63:YES)。この場合、表示例114に示すように、カーソル102は、キャラクタ5個分右に移動され、キャラクタ「5」と「B」の間に位置する(図11のS101:YES、S103、図4のS19)。また、表示範囲に対して相対的に、半角のキャラクタの幅分左にテキスト101が移動されることで、移動後のカーソル102の右にあるキャラクタ「B」の全体がテキスト表示領域100に表示される(図7のS111:NO、S121:YES、S123、図4のS19)。
表示例114に示す状態で、下キーが押されたとする(図4のS13、S15:NO、S21:YES、図9のS61:NO、S63:NO、S65:NO)。この場合、表示例115に示すように、カーソル102は、1行下に移動され、且つ、キャラクタ「D」の左側に移動される(図13のS151:YES、S153:YES、S155:YES、S157、S159、S163、S165、図4のS19)。
以上説明したように、本実施形態によれば、ディスプレイ5の編集画面のテキスト表示領域100には、複数のキャラクタが、テキスト表示領域100の左端から右端に向かって、左右方向に並べて表示される(図4のS19)。カーソル位置を示すカーソルも、テキスト表示領域100に表示される(S11、S19)。カーソル位置が移動された場合には、左右方向においてカーソル位置に隣接するキャラクタの少なくとも一部がテキスト表示領域100外に位置すると判断された場合、表示範囲に対して相対的に、キャラクタの幅(第一幅又は第二幅)分左右方向に、テキスト101が移動される(S18、S23)。これにより、カーソル位置に隣接するキャラクタの全体が、キャラクタの左右方向における幅に関わらず、テキスト表示領域100に表示される(S19)。ユーザは、カーソル位置に隣接するキャラクタの全体を見ることにより、そのキャラクタを容易に把握できる。
左側チェック処理(図6参照)では、カーソル位置が移動された場合に、カーソル位置がテキスト表示領域100の左端に位置するか否かが判断される(S81)。移動後のカーソル位置がテキスト表示領域100の左端に位置すると判断された場合(S81:YES)、カーソル位置の左にキャラクタがあるか否かが判断される(S83)。カーソル位置の左にキャラクタがある場合(S83:YES)、表示範囲に対して相対的に、キャラクタの幅(第一幅又は第二幅)分右にテキストが移動される(S87、S89)。これにより、カーソル位置の左にあるキャラクタの全体が、テキスト表示領域100に表示される(S19)。
移動後のカーソル位置がテキスト表示領域100の左端に位置しない場合(S81:NO)、カーソル位置の左にあるキャラクタの一部がテキスト表示領域100外に位置するか否かが判断される(S91)。キャラクタの一部がテキスト表示領域100外に位置すると判断された場合(S91:YES)、表示範囲に対して相対的に、第一幅分右にテキストが移動される(S93)。これにより、カーソル位置の左にあるキャラクタの全体が、テキスト表示領域100に表示される(S19)。
右側チェック処理(図7参照)では、カーソル位置が移動された場合に、カーソル位置がテキスト表示領域100の右端に位置するか否かが判断される(S111)。移動後のカーソル位置がテキスト表示領域100の右端に位置すると判断された場合(S111:YES)、カーソル位置の右にキャラクタがあるか否かが判断される(S113)。カーソル位置の右にキャラクタがある場合(S113:YES)、表示範囲に対して相対的に、キャラクタの幅(第一幅又は第二幅)分左にテキストが移動される(S117、S119)。これにより、カーソル位置の右にあるキャラクタの全体が、テキスト表示領域100に表示される(S19)。
移動後のカーソル位置がテキスト表示領域100の右端に位置しない場合(S111:NO)、カーソル位置の右にあるキャラクタの一部がテキスト表示領域100外に位置するか否かが判断される(S121)。キャラクタの一部がテキスト表示領域100外に位置すると判断された場合(S121:YES)、表示範囲に対して相対的に、第一幅分左にテキストが移動される(S123)。これにより、カーソル位置の右にあるキャラクタの全体が、テキスト表示領域100に表示される(S19)。
このように、カーソル位置が移動された場合の、カーソル位置又はカーソル位置に隣接するキャラクタの位置についての判断に応じて、表示範囲に対して相対的にテキストが移動される。これにより、カーソル位置に隣接するキャラクタの全体を、テキスト表示領域100に表示できる。ユーザは、カーソル位置に隣接するキャラクタの全体を見ることにより、そのキャラクタを容易に把握できる。
テキスト表示領域100には、複数行のキャラクタを表示可能である。上キーが操作された場合(図9のS65:YES)、カーソル上移動処理(図12参照)が実行される(S66)。下キーが操作された場合(図9のS65:NO)、カーソル下移動処理(図13参照)が実行される(S67)。
カーソル上移動処理では、カーソル位置の上側に、キャラクタの行があるか否かが判断される(S131)。カーソル位置の上側に、キャラクタの行がある場合(S131:YES)、上側の行の右側の端部が、カーソル位置より右側にあるか否かが判断される(S133)。上側の行の右側の端部が、カーソル位置より右側にある場合(S133:YES)、カーソル位置が1行上に移動される(S137、S141)。カーソル位置が1行上に移動された場合に、カーソル位置がキャラクタと重なると判断された場合(S135)、カーソル位置は、キャラクタの左側に移動される(S139)。その後、左側チェック処理(S143)及び右側チェック処理(S145)が実行され、カーソル位置に隣接するキャラクタの全体が、テキスト表示領域100に表示される(図4のS19)。
カーソル下移動処理では、カーソル位置の下側に、キャラクタの行があるか否かが判断される(S151)。カーソル位置の下側に、キャラクタの行がある場合(S151:YES)、下側の行の右側の端部が、カーソル位置より右側にあるか否かが判断される(S153)。下側の行の右側の端部が、カーソル位置より右側にある場合(S153:YES)、カーソル位置が1行下に移動される(S157、S161)。カーソル位置が1行下に移動された場合に、カーソル位置がキャラクタと重なると判断された場合(S155)、カーソル位置は、キャラクタの左側に移動される(S159)。その後、左側チェック処理(S163)及び右側チェック処理(S165)が実行され、カーソル位置に隣接するキャラクタの全体が、テキスト表示領域100に表示される(図4のS19)。
このように、カーソル位置を上又は下に移動する指示が受け付けられた場合でも、カーソル位置に隣接するキャラクタの左右方向における幅に関わらず、キャラクタ全体が表示領域に表示される。ユーザは、カーソル位置に隣接するキャラクタの全体を見ることにより、そのキャラクタを容易に把握できる。
テキストは、文字、数字、記号、外字等のキャラクタを含む。キャラクタデータは、キャラクタ幅とキャラクタ高さとを示す。表示処理(図8参照)では、表示対象キャラクタのキャラクタ幅に対するキャラクタ高さの比率が閾値以上であるか否かが判断される(S49)。比率が閾値以上であるキャラクタは、第一幅及び所定高さで、テキスト表示領域100に表示される(S49:YES、S51、S55)。比率が閾値未満であるキャラクタは、第一幅より大きい第二幅及び所定高さで、テキスト表示領域100に表示される(S49:NO、S53、S55)。CPU401は、キャラクタ幅に対するキャラクタ高さの比率に応じて、表示されるキャラクタの幅を、第一幅及び第二幅の何れかに決定できる。表示されるキャラクタの幅が一律に決定される場合に比べ、ユーザは、キャラクタを視認し易い。
ユーザは、印刷装置1が備えるディスプレイ5を見ることにより、表示されたキャラクタを確認できる。印刷装置1は、キャラクタキーを介してキャラクタが入力されることで作成されたテキストを、印刷媒体に印刷できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。上記実施形態におけるメイン処理は、印刷装置1のCPU401によって実行される場合に限定されない。例えば、メイン処理のプログラムは、テキストを編集可能で、且つ、表示部を備える編集装置によって実行されてもよい。この場合、編集装置はテキストを印刷可能でなくてもよい。メイン処理におけるS25及びS27は実行されなくてもよい。メイン処理におけるS29は実行されなくてもよい。編集装置は、編集されたテキストのテキストデータを生成してもよい。印刷装置1は、編集装置からテキストデータを取得して、テキストデータに基づき印刷処理を行ってもよい。
キャラクタデータは、キャラクタが半角及び全角の何れであるかを示す情報を含んでいてもよい。この場合、表示処理(図8参照)におけるS49、S51、S53は実行されなくてもよい。S55において、キャラクタが半角及び全角の何れであるかに応じて、表示データが生成され、キャラクタがテキスト表示領域100に表示されればよい。
テキスト表示領域100には、1行のキャラクタを表示可能であってもよい。この場合、カーソル移動処理(図9参照)におけるS65、S66(カーソル上移動処理)、及びS67(カーソル下移動処理)は実行されなくてもよい。
カーソル上移動処理(図12参照)において、左側チェック処理(S143)は、右側チェック処理(S145)の後に実行されてもよい。カーソル下移動処理(図13参照)において、左側チェック処理(S163)は、右側チェック処理(S165)の後に実行されてもよい。
カーソル上移動処理のS139において、CPU401は、カーソル位置を、カーソル位置と重なるキャラクタの右側に移動してもよい。カーソル下移動処理のS159において、CPU401は、カーソル位置を、カーソル位置と重なるキャラクタの右側に移動してもよい。
キャラクタは、文字コードによって表現可能でなくてもよい。例えば、キャラクタは画像データ(ラスタデータ)であってもよい。キャラクタの画像データが、キャラクタの第一方向における幅と第二方向における高さとを示す情報を含んでいればよい。
表示処理(図8参照)のS51において、CPU401は、表示対象キャラクタに第一幅及び所定高さを設定した表示データを生成する場合、キャラクタ幅に対するキャラクタ高さの比率を変更してもよい。例えば、キャラクタ幅が第一幅に一致し、キャラクタ高さが所定高さに一致するように、キャラクタが拡大・縮小されてもよい。S53において、CPU401は、表示対象キャラクタに第二幅及び所定高さを設定した表示データを生成する場合、キャラクタ幅に対するキャラクタ高さの比率を変更してもよい。例えば、キャラクタ幅が第二幅に一致し、キャラクタ高さが所定高さに一致するように、キャラクタが拡大・縮小されてもよい。
上記実施形態では、カーソル位置に隣接するキャラクタの全体が、テキスト表示領域100に表示される。カーソル位置がない行においては、キャラクタの一部がテキスト表示領域100外に位置する場合がある。しかしながら、カーソル位置がない行においても、テキスト表示領域100の左右方向において、カーソル位置が位置する側の端に位置するキャラクタの全体が、テキスト表示領域100に表示されてもよい。
詳細には、カーソル位置が、テキスト表示領域100の左端又は右端に位置すると判断された場合、必要に応じてテキスト101が左右方向に移動されることで、カーソル位置がない行においても、テキスト表示領域100の左端又は右端に位置するキャラクタの全体が、テキスト表示領域100に表示されてもよい。また、カーソル位置とテキスト表示領域100の左端又は右端との間に、キャラクタが1つあると判断された場合、必要に応じてテキスト101が左右方向に移動されることで、カーソル位置がない行においても、テキスト表示領域100の左端又は右端に位置するキャラクタの全体が、テキスト表示領域100に表示されてもよい。例えば、CPU401は、次のように処理を実行すればよい。
図5に示すスクロール処理において、CPU401は、左側チェック処理(S33)を実行後、カーソル位置がない行について、テキスト表示領域100の左端に位置するキャラクタの一部が、テキスト表示領域100外に位置するか否かを判断すればよい。そして、キャラクタの一部がテキスト表示領域100外に位置する場合、CPU401は、図6に示す左側チェック処理のS93と同様に、表示範囲に対して相対的に、第一幅分右にテキストを移動すればよい。テキスト表示領域100の左端に位置するキャラクタの全体がテキスト表示領域100内に位置する場合、CPU401はスクロール処理を終了すればよい。
スクロール処理において、CPU401は、右側チェック処理(S35)を実行後、カーソル位置がない行について、テキスト表示領域100の右端に位置するキャラクタの一部が、テキスト表示領域100外に位置するか否かを判断すればよい。そして、キャラクタの一部がテキスト表示領域100外に位置する場合、CPU401は、図7に示す右側チェック処理のS123と同様に、表示範囲に対して相対的に、第一幅分左にテキストを移動すればよい。テキスト表示領域100の右端に位置するキャラクタの全体がテキスト表示領域100内に位置する場合、CPU401はスクロール処理を終了すればよい。
図10に示すカーソル左移動処理において、CPU401は、左側チェック処理(S75)を実行後、カーソル位置がない行について、テキスト表示領域100の左端に位置するキャラクタの一部が、テキスト表示領域100外に位置するか否かを判断すればよい。そして、キャラクタの一部がテキスト表示領域100外に位置する場合、CPU401は、S93と同様に、表示範囲に対して相対的に、第一幅分右にテキストを移動すればよい。テキスト表示領域100の左端に位置するキャラクタの全体がテキスト表示領域100内に位置する場合、CPU401はカーソル左移動処理を終了すればよい。
図11に示すカーソル右移動処理において、CPU401は、右側チェック処理(S105)を実行後、カーソル位置がない行について、テキスト表示領域100の右端に位置するキャラクタの一部が、テキスト表示領域100外に位置するか否かを判断すればよい。そして、キャラクタの一部がテキスト表示領域100外に位置する場合、CPU401は、S123と同様に、表示範囲に対して相対的に、第一幅分左にテキストを移動すればよい。テキスト表示領域100の右端に位置するキャラクタの全体がテキスト表示領域100内に位置する場合、CPU401はカーソル右移動処理を終了すればよい。
図12に示すカーソル上移動処理において、S143で左側チェック処理が実行された結果、移動されたカーソル位置が、テキスト表示領域100の左端に位置する場合がある。また、移動されたカーソル位置とテキスト表示領域100の左端との間に、キャラクタが1つある場合がある。この場合、CPU401は、カーソル位置がない行について、カーソル左移動処理において左側チェック処理(S75)を実行した後と同様の処理を実行すればよい。
カーソル上移動処理において、S145で右側チェック処理が実行された結果、移動されたカーソル位置が、テキスト表示領域100の右端に位置する場合がある。また、移動されたカーソル位置とテキスト表示領域100の右端との間に、キャラクタが1つある場合がある。この場合、CPU401は、カーソル位置がない行について、カーソル右移動処理において右側チェック処理(S105)を実行した後と同様の処理を実行すればよい。
図13に示すカーソル下移動処理において、S163で左側チェック処理が実行された結果、移動されたカーソル位置が、テキスト表示領域100の左端に位置する場合がある。また、移動されたカーソル位置とテキスト表示領域100の左端との間に、キャラクタが1つある場合がある。この場合、CPU401は、カーソル位置がない行について、カーソル左移動処理において左側チェック処理(S75)を実行した後と同様の処理を実行すればよい。
カーソル下移動処理において、S165で右側チェック処理が実行された結果、移動されたカーソル位置が、テキスト表示領域100の右端に位置する場合がある。また、移動されたカーソル位置とテキスト表示領域100の右端との間に、キャラクタが1つある場合がある。この場合、CPU401は、カーソル位置がない行について、カーソル右移動処理において右側チェック処理(S105)を実行した後と同様の処理を実行すればよい。
このように処理が実行された場合に表示される表示例を説明する。例えば、図16に示すように、上記実施形態における表示例114において、カーソル102の右側のキャラクタ「B」の全体が、テキスト表示領域100に表示されている。カーソル102のない行においてテキスト表示領域100の左端に位置するキャラクタ「E」の一部は、テキスト表示領域100外に位置している。しかしながら、このような場合、表示範囲に対して相対的に、第一幅分左にテキスト101が移動されればよい。そして、図17の表示例121に示すように、キャラクタ「E」の全体が、テキスト表示領域100に表示されればよい。
上記実施形態において、ディスプレイ5が、本発明の「表示部」に相当する。テキスト表示領域100が、本発明の「表示領域」に相当する。テキスト表示領域100の左端が、本発明の「第一端」に相当する。テキスト表示領域100の右端が、本発明の「第二端」に相当する。操作部2が、本発明の「入力部」に相当する。カーソル位置が、本発明の「編集位置」に相当する。カーソル102が、本発明の「マーク」に相当する。テキスト101における上側が、本発明の「第一側」に相当する。テキスト101における下側が、本発明の「第二側」に相当する。
図8に示す表示処理において、テキスト表示領域100にキャラクタを表示するCPU401が、本発明の「第一表示制御手段」に相当する。図4に示すメイン処理のS11及びS19(表示処理)において、テキスト表示領域100にカーソルを表示するCPU401が、本発明の「第二表示制御手段」に相当する。スクロール処理(S18)を実行後、表示処理(S19)を実行するCPU401、及びカーソル移動処理(S23)を実行後、表示処理(S19)を実行するCPU401が、本発明の「第三表示制御手段」に相当する。
図9に示すカーソル移動処理のS65を実行するCPU401が、本発明の「受付手段」に相当する。図12に示すカーソル上移動処理のS131及び図13に示すカーソル下移動処理のS151を実行するCPU401が、本発明の「判断手段」に相当する。図12に示すカーソル上移動処理のS137、S141及び図13に示すカーソル下移動処理のS157、S161を実行するCPU401が、本発明の「第一移動手段」に相当する。図12に示すカーソル上移動処理のS139及び図13に示すカーソル下移動処理のS159を実行するCPU401が、本発明の「第二移動手段」に相当する。サーマルヘッド10、駆動回路406、及びメイン処理のS27を実行するCPU401が、本発明の「印刷手段」に相当する。
図8に示す表示処理において、テキスト表示領域100にキャラクタを表示する処理が、本発明の「第一表示ステップ」に相当する。メイン処理のS11及びS19(表示処理)において、テキスト表示領域100にカーソルを表示する処理が、本発明の「第二表示制御ステップ」に相当する。スクロール処理(S18)を実行後、表示処理(S19)を実行する処理、及び、カーソル移動処理(S23)を実行後、表示処理(S19)を実行する処理が、本発明の「第三表示制御ステップ」に相当する。
1 印刷装置
2 操作部
5 ディスプレイ
10 サーマルヘッド
100 テキスト表示領域
101 テキスト
102 カーソル
200 キャラクタ
210 キャラクタ
300 キャラクタ
310 キャラクタ
401 CPU
406 駆動回路
H11 キャラクタ高さ
H12 キャラクタ高さ
H21 所定高さ
W11 キャラクタ幅
W12 キャラクタ幅
W21 第一幅
W22 第二幅

Claims (5)

  1. 画像を表示することが可能な表示部と、
    前記表示部の表示領域に、複数のキャラクタデータが示す複数のキャラクタである複数の第一キャラクタを、前記表示領域の第一方向における一端である第一端から、前記表示領域の前記第一方向における他端である第二端に向かって、前記第一方向に並べて表示させる第一表示制御手段と、
    入力部に対する操作に応じてキャラクタを入力可能な位置である編集位置を示すマークを、前記表示領域に表示させる第二表示制御手段と、
    前記編集位置が移動された場合に、前記第一方向において前記編集位置に隣接するキャラクタである第二キャラクタの少なくとも一部が、前記表示領域外に位置すると判断した場合、前記複数の第一キャラクタを、前記第二キャラクタの少なくとも一部の前記第一方向における幅分、前記第一方向に移動して、前記第二キャラクタ全体を前記表示領域に表示させる第三表示制御手段と
    閾値を入力する操作部と
    を備え
    前記複数の第一キャラクタは、文字、数字、記号、及び外字の何れかを含み、
    前記複数のキャラクタデータの夫々は、前記複数のキャラクタの夫々の、前記第一方向における幅と、前記第一方向と略直交する方向である第二方向における高さとを示し、
    前記第一表示制御手段及び前記第三表示制御手段は、
    前記複数の第一キャラクタの夫々の、前記幅に対する前記高さの比率が、前記操作部を用いて入力された前記閾値以上であるか否かを判断し、
    前記比率が前記閾値以上であるキャラクタを、第一幅及び所定高さで、前記表示領域に表示させ、
    前記比率が前記閾値未満であるキャラクタを、前記第一幅より大きい第二幅及び前記所定高さで、前記表示領域に表示させたことを特徴とする編集装置。
  2. 前記第三表示制御手段は、
    前記編集位置が移動された場合に、前記編集位置が前記第一端に位置すると判断した場合、前記複数の第一キャラクタを、前記第一端に対して前記第二端とは反対側にある前記第二キャラクタの前記第一方向における幅分、前記第二端側に移動して、前記第二キャラクタ全体を前記表示領域に表示させ、
    前記編集位置が移動された場合に、前記編集位置が前記第二端に位置すると判断した場合、前記複数の第一キャラクタを、前記第二端に対して前記第一端とは反対側にある前記第二キャラクタの前記第一方向における幅分、前記第一端側に移動して、前記第二キャラクタ全体を前記表示領域に表示させ、
    前記編集位置が移動された場合に、前記第二キャラクタが、前記表示領域の前記第一方向における前記第一端及び前記第二端の何れかに位置し、且つ、前記第二キャラクタの一部が前記表示領域外に位置すると判断した場合、前記複数の第一キャラクタを、前記第二キャラクタの前記一部の前記第一方向における幅分、前記第一端側及び前記第二端側の何れかに移動して、前記第二キャラクタ全体を前記表示領域に表示させることを特徴とする請求項1に記載の編集装置。
  3. 前記第一表示制御手段は、前記表示領域に、前記複数の第一キャラクタを、前記第一方向における前記第一端から前記第一方向に並べて、且つ、前記第二方向に複数行に亘って表示させ、
    前記編集位置を前記第二方向における第一側及び前記第一側とは反対側の第二側の何れかに移動する指示を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって前記指示が受け付けられた場合、前記編集位置の前記第二方向における前記第一側及び前記第二側の何れかに、前記複数行のうち一行があるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって、前記一行が前記編集位置の前記第二方向における前記第一側及び前記第二側の何れかにあると判断され、且つ、前記一行の前記第一方向における前記第二端側の端部が、前記第一方向において前記編集位置より前記第二端側にある場合、前記編集位置を前記第二方向における前記第一端側及び前記第二端側の何れかに移動する第一移動手段と、
    前記第一移動手段によって前記編集位置が移動された場合に、前記編集位置が、前記一行におけるキャラクタと重なると判断した場合、前記編集位置を、前記第一方向において、前記一行における前記キャラクタの前記第一端側及び前記第二端側の何れかに移動する第二移動手段と
    を更に備え、
    前記第三表示制御手段は、前記編集位置が移動された場合に、前記第二キャラクタの少なくとも一部が前記表示領域外に位置すると判断した場合、前記複数の第一キャラクタを移動して、前記第二キャラクタ全体を前記表示領域に表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の編集装置。
  4. 請求項1からの何れかに記載の前記編集装置と、
    前記複数の第一キャラクタを印刷媒体に印刷する印刷手段と
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  5. 画像を表示することが可能な表示部を備えた編集装置のコンピュータに、
    前記表示部の表示領域に、複数のキャラクタデータが示す複数のキャラクタである複数の第一キャラクタを、前記表示領域の第一方向における一端である第一端から、前記表示領域の前記第一方向における他端である第二端に向かって、前記第一方向に並べて表示させる第一表示制御ステップと、
    入力部に対する操作に応じてキャラクタを入力可能な位置である編集位置を示すマークを、前記表示領域に表示させる第二表示制御ステップと、
    前記編集位置が移動された場合に、前記第一方向において前記編集位置に隣接するキャラクタである第二キャラクタの少なくとも一部が、前記表示領域外に位置すると判断した場合、前記複数の第一キャラクタを、前記第二キャラクタの少なくとも一部の前記第一方向における幅分、前記第一方向に移動して、前記第二キャラクタ全体を前記表示領域に表示させる第三表示制御ステップと
    を実行させるための制御プログラムであって、
    前記複数の第一キャラクタは、文字、数字、記号、及び外字の何れかを含み、
    前記複数のキャラクタデータの夫々は、前記複数のキャラクタの夫々の、前記第一方向における幅と、前記第一方向と略直交する方向である第二方向における高さとを示し、
    前記第一表示制御ステップ及び前記第三表示制御ステップは、
    前記複数の第一キャラクタの夫々の、前記幅に対する前記高さの比率が、操作部を用いて入力された閾値以上であるか否かを判断し、
    前記比率が前記閾値以上であるキャラクタを、第一幅及び所定高さで、前記表示領域に表示させ、
    前記比率が前記閾値未満であるキャラクタを、前記第一幅より大きい第二幅及び前記所定高さで、前記表示領域に表示させることを特徴とする制御プログラム
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