JP2020004165A - 印刷データ生成装置、印刷データ生成装置の印刷データ生成方法、プログラムおよびテープ印刷システム - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の印刷データ作成装置では、入力された文字列を回転させることについては、考慮されていない。【解決手段】文字列の入力操作を受け付ける操作部と、入力された複数の文字列に対応する複数の文字列画像113をテープ103の長さ方向に対し回転させる回転角度を、文字列画像113ごとに設定し、文字列画像113が設定された回転角度に回転した態様でテープ103に印刷されるように、印刷データを生成する制御部とを備えた。制御部は、回転角度を、文字列画像113のサイズに応じて設定することが好ましい。【選択図】図6
Description
本発明は、テープ印刷のための印刷データを生成する印刷データ生成装置、印刷データ生成装置の印刷データ生成方法、プログラムおよびテープ印刷システムに関するものである。
従来、特許文献1が開示するように、装飾性のあるラベルを得るために、入力された文字列が繰り返し配置されるように印刷データを作成する印刷データ作成装置が知られている。
従来の印刷データ作成装置では、入力された文字列を任意に回転させることについては、考慮されていない。
本発明の印刷データ生成装置は、文字列の入力操作を受け付ける操作部と、入力された複数の文字列に対応する複数の文字列画像の回転角度を、文字列画像ごとに設定し、文字列画像が設定された回転角度に回転した態様でテープに印刷されるように、印刷データを生成する制御部と、を備えた。
本発明の印刷データ生成装置の印刷データ生成方法は、入力された複数の文字列に対応する複数の文字列画像の回転角度を、文字列画像ごとに設定するステップと、文字列画像が設定された回転角度に回転した態様でテープに印刷されるように、印刷データを生成するステップと、を備えた。
本発明のプログラムは、印刷データ生成装置のプロセッサーに、入力された複数の文字列に対応する複数の文字列画像の回転角度を、文字列画像ごとに設定するステップと、文字列画像が設定された回転角度に回転した態様でテープに印刷されるように、印刷データを生成するステップと、を実行させる。
本発明のテープ印刷システムは、印刷データ生成装置と、印刷データ生成装置と通信可能に接続されたテープ印刷装置と、を備え、印刷データ生成装置は、文字列の入力操作を受け付ける操作部と、入力された複数の文字列に対応する複数の文字列画像の回転角度を、複数の文字列画像ごとに設定し、文字列画像が設定された回転角度に回転した態様でテープに印刷されるように、印刷データを生成する制御部と、印刷データをテープ印刷装置に送信する送信部と、を有し、テープ印刷装置は、印刷データ生成装置から印刷データを受信する受信部と、受信された印刷データに基づいて、テープに印刷を行う印刷部と、を有する。
(第1実施形態)
以下、添付の図面を参照して、印刷データ生成装置、印刷データ生成装置の印刷データ生成方法、プログラムおよびテープ印刷システムの実施形態について説明する。
以下、添付の図面を参照して、印刷データ生成装置、印刷データ生成装置の印刷データ生成方法、プログラムおよびテープ印刷システムの実施形態について説明する。
図1に基づいて、テープ印刷システムSyの概略構成について説明する。テープ印刷システムSyは、テープ印刷装置1と、パソコン201とを備えている。テープ印刷装置1とパソコン201とは、通信可能に無線または有線で接続される。パソコン201は、印刷データを生成し、テープ印刷装置1は、パソコン201から受信した印刷データに基づいてテープ103に印刷を行う。なお、パソコン201は、本発明の「印刷データ生成装置」の一例である。
テープ印刷装置1には、テープカートリッジ101が着脱可能に装着される。テープカートリッジ101は、テープ103と、インクリボン105と、プラテンローラー107と、これらを収容したカートリッジケース109とを備えている。一方、テープ印刷装置1は、カートリッジ装着部3と、送りモーター5と、印刷ヘッド7と、カッター9と、カッターモーター11とを備えている。
カートリッジ装着部3には、テープカートリッジ101が着脱可能に装着される。送りモーター5は、カートリッジ装着部3にテープカートリッジ101が装着された状態で、プラテンローラー107を回転させる駆動源である。プラテンローラー107が回転することにより、プラテンローラー107と印刷ヘッド7との間に挟持されたテープ103およびインクリボン105が送られる。なお、プラテンローラー107は、テープカートリッジ101に設けられた構成に限らず、テープ印刷装置1に設けられた構成でもよい。印刷ヘッド7は、複数の発熱素子が直線状、またはマトリクス状に配列されたサーマルヘッドであり、プラテンローラー107との間に挟持されたテープ103およびインクリボン105が送られる際に、パソコン201から受信された印刷データに基づいて発熱する。これにより、インクリボン105のインクがテープ103に転写され、印刷データに対応した画像がテープ103に印刷される。
カッター9は、カートリッジ装着部3とテープ排出口13との間に設けられている。カッター9は、テープ103を切断する。カッターモーター11は、カッター9を切断動作させる駆動源である。なお、1つのモーターを、送りモーター5およびカッターモーター11として機能させてもよい。
パソコン201には、テープ印刷装置1に対応したアプリケーションソフトウェア(以下「対応ソフト」という。)がインストールされている。なお、対応ソフトは、本発明の「プログラム」の一例である。
パソコン201は、装置本体203と、キーボード205と、マウス207と、ディスプレー209とを備えている。装置本体203には、後述する生成側制御部211を構成する回路基板等が内蔵されている。キーボード205およびマウス207は、文字列等の入力操作、ディスプレー209に表示された選択肢の選択操作などを受け付ける。キーボード205およびマウス207は、本発明の「操作部」の一例である。なお、文字列を構成する文字には、平仮名、片仮名、漢字、数字、アルファベット、記号、絵文字などが含まれる。ディスプレー209は、入力された文字列、各種選択肢などを表示する。ディスプレー209は、本発明の「表示部」の一例である。パソコン201は、キーボード205およびマウス207が受け付けた操作に基づいて、印刷データを生成し、生成した印刷データを、テープ印刷装置1に送信する。
図2に基づいて、テープ印刷装置1およびパソコン201の制御系について説明する。テープ印刷装置1は、印刷側制御部15と、印刷側インターフェース17とを備えている。印刷側制御部15は、印刷側CPU19(Central Processing Unit)と、印刷側ROM21(Read Only Memory)と、印刷側RAM23(Random Access Memory)とを備えている。印刷側CPU19は、印刷側ROM21に記憶されている各種プログラムを、印刷側RAM23を用いて実行することにより、各種処理を実行する。印刷側インターフェース17は、後述する生成側インターフェース213との間で、各種コマンドや各種データを送受信する。印刷側インターフェース17は、本発明の「受信部」の一例である。
パソコン201は、生成側制御部211と、生成側インターフェース213とを備えている。生成側制御部211は、生成側CPU215と、生成側ROM217と、生成側RAM219と、HDD221(Hard Disk Drive)とを備えている。HDD221には、対応ソフトが記憶されている。生成側CPU215は、生成側ROM217やHDD221に記憶されている各種プログラムを、生成側RAM219を用いて実行することにより、各種処理を実行する。なお、生成側制御部211は、本発明の「制御部」の一例である。生成側CPU215は、本発明の「プロセッサー」の一例である。生成側インターフェース213は、印刷側インターフェース17との間で、各種コマンドや各種データを送受信する。生成側インターフェース213は、本発明の「送信部」の一例である。
図3に基づいて、ディスプレー209に表示される入力編集画面223について説明する。入力編集画面223は、例えば、対応ソフトの起動後、所定の操作を行うことにより表示される。入力編集画面223には、文字入力欄225と、文字列回転選択欄227と、プレビューボタン229と、閉じるボタン231とが表示される。
文字入力欄225には、テープイメージ233と、印刷領域イメージ235と、テキストボックス237とが表示される。テープイメージ233は、印刷対象となるテープ103のイメージを示すものである。印刷領域イメージ235は、テープ103の印刷領域111(図6参照)のイメージを示すものである。テキストボックス237には、キーボード205から入力された文字が表示される。ユーザーは、複数のテキストボックス237にそれぞれ1または複数の文字を入力することで、複数の文字列を入力することができる。
文字列回転選択欄227は、入力された文字列に対応する文字列画像113(図6参照)を、回転させるか否かをユーザーが選択するためのものである。すなわち、文字列回転選択欄227において、「回転なし」が選択されると、文字列画像113が回転しない態様でテープ103に印刷され、「回転あり」が選択されると、文字列画像113が回転した態様でテープ103に印刷される。プレビューボタン229は、ディスプレー209にプレビュー画面239(図4参照)を表示させるためのものである。閉じるボタン231は、入力編集画面223を閉じるためのものである。
図4に基づいて、ディスプレー209に表示されるプレビュー画面239について説明する。プレビュー画面239には、プレビュー表示欄241と、印刷ボタン243と、キャンセルボタン245とが表示される。プレビュー表示欄241には、文字列画像113が印刷されたテープ103がプレビュー表示される。印刷ボタン243は、テープ印刷装置1に印刷処理を実行させるためのものである。キャンセルボタン245は、入力編集画面223に戻るためのものである。
図5に基づいて、プレビューボタン229が押された後に、生成側制御部211が実行する印刷データ生成処理の流れについて説明する。ここでは、入力編集画面223において、複数の文字列が入力され、文字列回転選択欄227にて「回転あり」が選択された状態で、プレビューボタン229が押されたものとする。
ステップS1において、生成側制御部211は、入力された複数の文字列に対応する複数の文字列画像113の回転角度を、文字列画像113ごとに、文字列画像113のサイズに応じて設定する。そのため、文字列画像113のサイズが異なるときには、文字列画像113の回転角度についても、異なる角度に設定される。なお、文字列画像113のサイズとは、テープ103の長さ方向における回転前の文字列画像113の寸法と、テープ103の幅方向における回転前の文字列画像113の寸法との少なくとも一方を意味する。文字列画像113のサイズは、文字の大きさ、文字数などに基づいて算出される。また、回転角度とは、テープ103の印刷面上において、文字列画像113内の文字の配列方向と、テープ103の長さ方向との間に形成される角度を指す。図6においては、θ1、θ2、およびθ3が、各文字列画像113の回転角度である。
ここで、文字列画像113の回転角度を文字列画像113のサイズに応じて設定するとは、例えば、図6に示した印刷後のテープ103のように、文字列画像113のサイズが大きいほど、文字列画像113の回転角度が小さくなるように設定することを意味する。このとき、生成側制御部211は、回転した文字列画像113の枠線がテープ103の印刷領域111の枠線と接しない範囲で、すなわち、長方形状の文字列画像113の枠線の4つの角部が印刷領域111の枠線と接しない範囲で、回転角度を設定する。なお、図6では、説明の便宜上、文字列画像113の枠線が二点短鎖線で表示されているが、実際には、文字列画像113の枠線がテープ103に印刷される必要はない。また、図6では、説明の便宜上、テープ103の印刷領域111の枠線が二点長鎖線で表示されているが、実際には、印刷領域111の枠線がテープ103に印刷される必要はない。後述する図8、図11および図13についても同様である。
なお、生成側制御部211は、回転角度を、回転した文字列画像113の画線部分が印刷領域111の枠線と接する、または交差するように設定する構成でもよい。この構成では、回転した文字列画像113の枠線が印刷領域111の枠線と接しない範囲で設定する構成に比べ、回転角度をより大きな値に設定することが可能である。
設定された回転角度は、生成側RAM219に記憶される。回転角度は、文字列画像113の長さ方向がテープ103の長さ方向と平行になった状態から、文字列画像113が反時計回りに回転したときの角度を基準として、例えば、−180°から180°の範囲で設定される。なお、回転角度は、文字列画像113が時計回りに回転したときの角度を基準として設定される構成でもよい。
ステップS2において、生成側制御部211は、文字列画像113が設定された回転角度に回転した態様で印刷されたテープ103がプレビュー表示されるように、プレビュー画面239をディスプレー209に表示させる。このため、図4に示したように、プレビュー画面239には、文字列画像113が文字列画像113のサイズに応じた角度に回転した態様で印刷されたテープ103が、プレビュー表示される。このように、回転した文字列画像113が印刷されたテープ103がプレビュー表示されることにより、文字列画像113の回転角度を、印刷前にユーザーに確認させることができる。生成側制御部211は、プレビュー画面239において、印刷ボタン243が押されると、ステップS3に進む。
ステップS3において、生成側制御部211は、文字列画像113が設定された回転角度に回転した態様でテープ103に印刷されるように、印刷データを生成する。ステップS4において、生成側制御部211は、印刷データを含む印刷ジョブを、テープ印刷装置1に向けて生成側インターフェース213に送信させる。印刷ジョブを受信したテープ印刷装置1は、印刷ジョブに含まれる印刷データに基づいて印刷処理を実行する。
この結果、図6に示したように、文字列画像113が、文字列画像113のサイズに応じた回転角度に回転した態様で、テープ103に印刷される。すなわち、図6において、「ABC」と表示された文字列画像113、「DEFGH」と表示された文字列画像113、および「IJKLMNO」と表示された文字列画像113の回転角度を、それぞれ、θ1、θ2およびθ3とすると、その大小関係はθ1>θ2>θ3であり、文字列画像113のサイズが大きいほど、文字列画像113の回転角度が小さくなっている。
このように、生成側制御部211は、文字列画像113の回転角度を、文字列画像113のサイズに応じて設定する。この構成によれば、複数の文字列画像113間で回転角度を異ならせることができ、装飾性の高いラベルを得ることができる。
また、生成側制御部211は、回転した文字列画像113の枠線がテープ103の印刷領域111の枠線と接しない範囲で、回転角度を設定する。この構成によれば、回転した文字列画像113が印刷領域111からはみ出すことが抑制される。そのため、回転した文字列画像113を、その一部が欠けないように、適切に印刷することができる。
また、ディスプレー209は、文字列画像113が印刷されたテープ103をプレビュー表示する。この構成によれば、文字列画像113がテープ103に印刷される前に、文字列画像113がどのように回転して印刷されるかを、ユーザーに確認させることができる。
なお、プレビュー画面239において、プレビュー表示されたテープ103上の文字列画像113のレイアウトを、例えばマウス207によりドラッグ操作することで、ユーザーが変更可能な構成でもよい。この場合、ステップS3において、生成側制御部211は、変更後のレイアウトに基づいて、印刷データを生成する。
このように、キーボード205およびマウス207は、プレビュー表示されたテープ103において文字列画像113のレイアウトを変更する操作を受け付ける。生成側制御部211は、変更後のレイアウトに基づいて、印刷データを生成する。この構成によれば、文字列画像113を、ユーザーの所望するレイアウトに調整された態様で、テープ103に印刷することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に説明する。第2実施形態では、文字列画像113の回転角度が、ユーザーにより入力された値に設定される。
次に、第2実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に説明する。第2実施形態では、文字列画像113の回転角度が、ユーザーにより入力された値に設定される。
図7に基づいて、第2実施形態の入力編集画面223について説明する。入力編集画面223では、文字列回転選択欄227に代えて、テキストボックス237ごとに回転角度入力ウィンドウ247が表示される。回転角度入力ウィンドウ247は、例えば、各テキストボックス237をマウス207でクリック等することにより、表示される。回転角度入力ウィンドウ247には、ユーザーが所望する回転角度である所望角度を、例えば、−180°から180°の範囲で、キーボード205等から入力可能である。
なお、生成側制御部211は、回転角度入力ウィンドウ247に入力された所望角度を回転角度として文字列画像113を回転させると、文字列画像113が印刷領域111に収まらず、印刷領域111からはみ出るような場合には、その旨を回転角度入力ウィンドウ247等に表示させてもよい。また、生成側制御部211は、文字列画像113が印刷領域111に収まる回転角度の範囲を、回転角度入力ウィンドウ247等に表示させてもよい。
生成側制御部211は、印刷データ生成処理のステップS1において、複数の文字列画像113の回転角度を、文字列画像113ごとに、入力された所望角度に基づいて設定する。このため、図示省略したが、ステップS2において表示されるプレビュー画面239には、文字列画像113が入力された所望角度に応じた回転角度に回転した態様で印刷されたテープ103が、プレビュー表示される。
続いて、ステップS4において印刷ジョブ送信され、テープ印刷装置1が印刷処理を実行すると、文字列画像113が、入力された所望角度に応じた回転角度に回転した態様で、テープ103に印刷される。図8は、回転角度入力ウィンドウ247において、「ABC」と表示された文字列画像113の所望角度として30°が入力され、「DEFGH」と表示された文字列画像113の回転角度として−5°が入力され、「IJKLMNO」と表示された文字列画像113の回転角度として10°が入力された場合に、印刷されたテープ103を示している。
このように、キーボード205およびマウス207は、文字列画像113ごとに、ユーザーが所望する回転角度である所望角度の入力操作を受け付ける。生成側制御部211は、文字列画像113の回転角度を、入力された所望角度に基づいて設定する。この構成によれば、文字列画像113をユーザーが所望する回転角度に回転させることができ、装飾性の高いラベルを得ることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に説明する。第3実施形態では、文字列画像113の回転角度が、外枠画像115の種類に応じて設定される。ここで、外枠画像115とは、図11に示すように、文字列画像113の外枠となる画像のことである。
次に、第3実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に説明する。第3実施形態では、文字列画像113の回転角度が、外枠画像115の種類に応じて設定される。ここで、外枠画像115とは、図11に示すように、文字列画像113の外枠となる画像のことである。
図9に基づいて、第3実施形態の入力編集画面223について説明する。入力編集画面223には、所定の操作を行うことで外枠選択ウィンドウ249が表示される。外枠選択ウィンドウ249には、複数の外枠選択肢251が表示される。ユーザーは、キーボード205またはマウス207を操作することにより、複数の外枠選択肢251のなかから一の外枠選択肢251を選択することができる。
また、入力編集画面223において、ユーザーは、1つのテキストボックス237に対して、例えばスペースを区切りとして文字を入力することで、複数の文字列を入力することができる。例えば、ユーザーは、第1文字列「HAPPY」、第2文字列「BIRTHDAY」、第3文字列「KEN」および第4文字列「(絵文字:ケーキ)」から成る4つの文字列を入力するとき、1つのテキストボックス237に対して、「HAPPY BIRTHDAY KEN (絵文字:ケーキ)」と入力すればよい。ここでは、各文字列の間にスペースを入力することにより、各文字列間の区切りを識別しているが、スラッシュを2回入力するなど、他の入力方法により、各文字列間の区切りを識別してもよい。なお、第1実施形態と同様に、ユーザーは、複数のテキストボックス237に文字を入力することにより、複数の文字列を入力してもよい。
図10に基づいて、外枠テーブル253について説明する。外枠テーブル253には、外枠画像115の種類と、文字列画像113ごとの回転角度とが関連付けられている。外枠テーブル253における「第1文字列画像」とは、第1文字列に対応する文字列画像113のことである。「第2文字列画像」、「第3文字列画像」および「第4文字列画像」についても、同様である。なお、図10に示した外枠テーブル253では、「第1文字列画像」から「第4文字列画像」までの4つの文字列画像113について、回転角度が設定されているが、その個数は特に限定されるものではない。
生成側制御部211は、印刷データ生成処理のステップS1において、複数の文字列画像113の回転角度を、文字列画像113ごとに、選択された外枠選択肢251に基づいて設定する。すなわち、生成側制御部211は、外枠テーブル253を参照し、複数の文字列画像113の回転角度を、文字列画像113ごとに、選択された外枠選択肢251と関連付けられた回転角度に設定する。このため、図示省略したが、ステップS2において表示されるプレビュー画面239には、文字列画像113が選択された外枠選択肢251に応じた回転角度に回転した態様で印刷されたテープ103が、プレビュー表示される。
続いて、ステップS4において印刷ジョブが送信され、テープ印刷装置1が印刷処理を実行すると、図11に示したように、文字列画像113が、選択された外枠選択肢251に応じた回転角度に回転した態様で、テープ103に印刷される。
このように、ディスプレー209は、文字列画像113の外枠となる外枠画像115をユーザーが選択可能な外枠選択肢251を表示する。生成側制御部211は、文字列画像113の回転角度を、選択された外枠選択肢251に基づいて設定する。この構成によれば、文字列画像113を外枠画像115のデザインに適した回転角度に回転させることができ、装飾性の高いラベルを得ることができる。なお、生成側制御部211は、回転した文字列画像113が外枠画像115からはみ出さないように、例えば、文字サイズを小さくする、文字列の途中で改行する、文字間隔を小さくする、などの処理を行ってもよい。
なお、生成側制御部211は、文字列画像113に代えて、或いは、文字列画像113と共に、外枠画像115が回転した態様でテープ103に印刷されるように、印刷データを生成する構成でもよい。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に説明する。生成側制御部211は、印刷データ生成処理のステップS2において、図12に示すように、プレビュー画面239に、印刷されたテープ103のプレビュー表示として、文字列画像113のレイアウトが異なる複数のレイアウト選択肢255を表示させる。生成側制御部211は、レイアウト選択肢255が選択され、印刷ボタン243が押されると、ステップS3に進み、選択されたレイアウト選択肢255に基づいて、印刷データを生成する。なお、ユーザーが、レイアウト選択肢255を選択した後、一部、または全ての文字列画像113の回転角度やレイアウトを修正できるようにしてもよい。また、2つ以上の文字列画像113の枠線同士が重なるようにレイアウトを修正できるようにしてもよい。
次に、第4実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に説明する。生成側制御部211は、印刷データ生成処理のステップS2において、図12に示すように、プレビュー画面239に、印刷されたテープ103のプレビュー表示として、文字列画像113のレイアウトが異なる複数のレイアウト選択肢255を表示させる。生成側制御部211は、レイアウト選択肢255が選択され、印刷ボタン243が押されると、ステップS3に進み、選択されたレイアウト選択肢255に基づいて、印刷データを生成する。なお、ユーザーが、レイアウト選択肢255を選択した後、一部、または全ての文字列画像113の回転角度やレイアウトを修正できるようにしてもよい。また、2つ以上の文字列画像113の枠線同士が重なるようにレイアウトを修正できるようにしてもよい。
続いて、ステップS4において印刷ジョブが送信され、テープ印刷装置1が印刷処理を実行すると、図13に示したように、文字列画像113が、選択されたレイアウト選択肢255に応じてレイアウトされた態様で、テープ103に印刷される。
このように、ディスプレー209は、テープ103のプレビュー表示として、文字列画像113のレイアウトを選択可能なレイアウト選択肢255を表示する。生成側制御部211は、選択されたレイアウト選択肢255に基づいて、印刷データを生成する。この構成によれば、回転した文字列画像113を、ユーザーが所望するレイアウトで印刷することができ、装飾性の高いラベルを得ることができる。
以上のように、第1実施形態ないし第4実施形態のパソコン201によれば、キーボード205およびマウス207と、生成側制御部211とを備えている。キーボード205およびマウス207は、文字列の入力操作を受け付ける。生成側制御部211は、入力された複数の文字列に対応する複数の文字列画像113の回転角度を、文字列画像113ごとに設定する。また、生成側制御部211は、文字列画像113が設定された回転角度に回転した態様でテープ103に印刷されるように、印刷データを生成する。
また、第1実施形態ないし第4実施形態のテープ印刷システムSyによれば、パソコン201と、テープ印刷装置1とを備えている。パソコン201は、生成側インターフェース213を備えている。生成側インターフェース213は、印刷データをテープ印刷装置1に送信する。テープ印刷装置1は、印刷側インターフェース17と、印刷ヘッド7とを備えている。印刷側インターフェース17は、パソコン201から印刷データを受信する。印刷ヘッド7は、受信された印刷データに基づいて、テープ103に印刷を行う。
これらの構成によれば、文字列画像113が、文字列画像113ごとに設定された回転角度に回転した態様で、テープ103に印刷される。このため、複数の文字列画像113の回転角度が一律に設定される構成に比べ、装飾性の高いラベルを作成することができる。
(その他の変形例)
本発明は、上記の実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採用可能であることは言うまでもない。例えば、上記の実施形態は、上述したほか、以下のような形態に変更することができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採用可能であることは言うまでもない。例えば、上記の実施形態は、上述したほか、以下のような形態に変更することができる。
本発明の「印刷データ生成装置」は、パソコン201に限定されず、例えば、スマートフォン、タブレット端末などの情報処理端末でもよい。この場合、例えば、タッチセンサー付きのディスプレーを、本発明の「表示部」および「操作部」として機能させてもよい。また、キーボードなどの操作部を備えたテープ印刷装置1を、「印刷データ生成装置」として機能させてもよい。
本発明の「印刷部」は、印刷ヘッド7のようなサーマル式のものに限定されず、例えば、インクジェット方式、電子写真方式など、他の印刷方式のものでもよい。
本発明の「プログラム」を、コンピューターで読取り可能な記憶媒体に格納して提供してもよい。記憶媒体としては、例えば、CD−ROM、フラッシュメモリー等を用いることができる。
103…テープ、111…印刷領域、113…文字列画像、θ1、θ2、θ3…回転角度。
Claims (11)
- 文字列の入力操作を受け付ける操作部と、
入力された複数の前記文字列に対応する複数の文字列画像をテープの長さ方向に対し回転させる回転角度を、前記文字列画像ごとに設定し、前記文字列画像が設定された前記回転角度に回転した態様で前記テープに印刷されるように、印刷データを生成する制御部と、
を備えたことを特徴とする印刷データ生成装置。 - 前記制御部は、前記回転角度を、前記文字列画像のサイズに応じて設定することを特徴とする請求項1に記載の印刷データ生成装置。
- 前記制御部は、回転した前記文字列画像の枠線が、前記テープの印刷領域の枠線と接しない範囲で、前記回転角度を設定することを特徴とする請求項1または2に記載の印刷データ生成装置。
- 前記操作部は、前記文字列画像ごとに、ユーザーが所望する前記回転角度である所望角度の入力操作を受け付け、
前記制御部は、前記回転角度を、入力された前記所望角度に基づいて設定することを特徴とする請求項1に記載の印刷データ生成装置。 - 前記文字列画像の外枠となる外枠画像をユーザーが選択可能な外枠選択肢を表示する表示部、を備え、
前記制御部は、前記回転角度を、選択された前記外枠選択肢に基づいて設定することを特徴とする請求項1に記載の印刷データ生成装置。 - 前記文字列画像が印刷された前記テープをプレビュー表示する表示部、を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の印刷データ生成装置。
- 前記操作部は、プレビュー表示された前記テープにおいて前記文字列画像のレイアウトを変更する操作を受け付け、
前記制御部は、変更後のレイアウトに基づいて、前記印刷データを生成することを特徴とする請求項6に記載の印刷データ生成装置。 - 前記表示部は、前記テープのプレビュー表示として、前記文字列画像のレイアウトを選択可能なレイアウト選択肢を表示し、
前記制御部は、選択された前記レイアウト選択肢に基づいて、前記印刷データを生成することを特徴とする請求項6または7に記載の印刷データ生成装置。 - 入力された複数の文字列に対応する複数の文字列画像をテープの長さ方向に対し回転させる回転角度を、前記文字列画像ごとに設定するステップと、
前記文字列画像が設定された前記回転角度に回転した態様で前記テープに印刷されるように、印刷データを生成するステップと、
を備えたことを特徴とする印刷データ生成装置の印刷データ生成方法。 - 印刷データ生成装置のプロセッサーに、
入力された複数の文字列に対応する複数の文字列画像をテープの長さ方向に対し回転させる回転角度を、前記文字列画像ごとに設定するステップと、
前記文字列画像が設定された前記回転角度に回転した態様で前記テープに印刷されるように、印刷データを生成するステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 印刷データ生成装置と、前記印刷データ生成装置と通信可能に接続されるテープ印刷装置と、を備え、
前記印刷データ生成装置は、
文字列の入力操作を受け付ける操作部と、
入力された複数の前記文字列に対応する複数の文字列画像をテープの長さ方向に対し回転させる回転角度を、前記文字列画像ごとに設定し、前記文字列画像が設定された前記回転角度に回転した態様で前記テープに印刷されるように、印刷データを生成する制御部と、
前記印刷データを前記テープ印刷装置に送信する送信部と、を有し、
前記テープ印刷装置は、
前記印刷データ生成装置から前記印刷データを受信する受信部と、
受信された前記印刷データに基づいて、前記テープに印刷を行う印刷部と、を有することを特徴とするテープ印刷システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018124077A JP2020004165A (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | 印刷データ生成装置、印刷データ生成装置の印刷データ生成方法、プログラムおよびテープ印刷システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018124077A JP2020004165A (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | 印刷データ生成装置、印刷データ生成装置の印刷データ生成方法、プログラムおよびテープ印刷システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020004165A true JP2020004165A (ja) | 2020-01-09 |
Family
ID=69100375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018124077A Pending JP2020004165A (ja) | 2018-06-29 | 2018-06-29 | 印刷データ生成装置、印刷データ生成装置の印刷データ生成方法、プログラムおよびテープ印刷システム |
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JP (1) | JP2020004165A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023045955A (ja) * | 2021-09-22 | 2023-04-03 | カシオ計算機株式会社 | 印刷データ作成方法、情報処理装置、及びプログラム |
JP7463807B2 (ja) | 2020-03-31 | 2024-04-09 | ブラザー工業株式会社 | 編集装置 |
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2018
- 2018-06-29 JP JP2018124077A patent/JP2020004165A/ja active Pending
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