JP2018001447A - 印刷装置および印刷ジョブの認証方法 - Google Patents

印刷装置および印刷ジョブの認証方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが入力すべきパスワードを失念してしまった場合においても、所望の印刷ジョブに基づいて印刷を実行する。
【解決手段】外部端末とのデータの送受信が可能な外部インターフェイス部94と、外部インターフェイス部94を介して受け取った印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行するプリンタ部96と、ユーザの操作を受け付ける操作パネル97と、印刷ジョブごとに固有の任意パスワードと、所定単位ごとに設定された共通パスワードとを含む複数のパスワードと、操作パネル97から入力されたパスワードが任意パスワードまたは共通パスワードのいずれかに一致するか否かに応じて認証処理を実行する認証部103と、認証部103により認証された場合に、プリンタ部96に印刷処理を実行させる印刷制御部106とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザが入力すべきパスワードを失念してしまった場合においても、所望の印刷ジョブに基づいて印刷を実行することができる印刷装置に関する。
近年、オフィスでは、複数のコンピュータと印刷装置とをネットワークを介して接続して印刷システムを構成し、複数のコンピュータ間で印刷装置を共有することが多くなっている。
そのため、セキュリティの観点から、コンピュータから印刷要求の操作を行ったユーザが確実に印刷物を取得できるように印刷装置側でパスワード認証を行い、認証された場合のみ印刷を実行していた。
例えば、特許文献1には、クライアントPCから送信された画像のデータ、この画像データに対するパスワードのデータを受信し、画像のデータに従った印刷を行う前段でパスワードを操作者に入力させ、入力されたパスワードと、受信したパスワードとが一致している場合に、受信した画像データに従った画像の印刷を行う画像処理装置に関する技術が開示されている。
特開2005−149324号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術のように、入力されたパスワードと、受信したパスワードとが一致している場合に、受信した画像データに従った画像の印刷を行うようにすると、仮に、ユーザが入力したパスワードを失念してしまった場合、その画像データを印刷することができない。この場合には、ユーザは、クライアントPCに戻り、再度、パスワードを入力して画像データの印刷操作を行う必要があるので、非常に煩わしかった。
また、ユーザが入力したパスワードを失念してしまった場合、その画像データを削除することもできないので、画像処理装置に印刷されず削除もされない印刷ジョブが蓄積してしまう場合があった。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、ユーザが入力すべきパスワードを失念してしまった場合においても、所望の印刷ジョブの処理を実行することができる印刷装置および印刷ジョブの認証方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る印刷装置の第1の特徴は、
外部端末とのデータの送受信が可能な通信手段と、
前記通信手段を介して受け取った印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行する印刷手段と、
ユーザの操作を受け付ける操作パネルと、
任意パスワードと、所定単位ごとに設定された共通パスワードとを含む複数のパスワードが付与された印刷ジョブに対し、前記操作パネルから入力されたパスワードが前記任意パスワードまたは前記共通パスワードのいずれかに一致するか否かに応じて認証処理を実行する認証手段と、
前記認証手段により認証された場合に、前記印刷ジョブに対する処理を許可する制御手段とを備えることにある。
なお、共通パスワードは、例えば、装置パスワード、部門パスワード、管理者パスワードなどを含んでいる。
装置パスワードとは、印刷装置ごとにユニークに設定されており、システム管理者がシステム管理者認証情報(管理者用ID及び管理者パスワード)に基づいてログインすると、システム管理者が閲覧可能に設定されているパスワードである。
部門パスワードとは、総務部や経理部などのユーザが所属する部門(グループ)ごとに設定されたパスワードである。
管理者パスワードとは、システム管理者ごとに割り当てられたパスワードである。
任意パスワードは、例えば、ユーザにより設定されたパスワードや後述するパスワード設定手段により設定されたパスワードなどを含んでいる。
ユーザにより設定されたパスワードとは、アプリケーションプログラム上において加工して原稿データを生成した際、または、ユーザの印刷を要求する操作によりプリンタドライバが印刷ジョブを生成する際に、ユーザ自ら設定するパスワードのことである。
本発明に係る印刷装置の第2の特徴は、
前記通信手段を介して受け取った印刷ジョブに対して前記共通パスワードを設定するパスワード設定手段と、
前記印刷ジョブに前記任意パスワードが設定されているか否かを判定する任意パスワード判定手段と、を更に備え、
前記パスワード設定手段は、前記任意パスワード判定手段により、前記印刷ジョブに前記任意パスワードが設定されていると判定された場合に、前記印刷ジョブに対して前記共通パスワードを設定することにある。
本発明に係る印刷装置の第3の特徴は、
所定のキーワードを記憶するキーワード記憶手段と、
前記印刷ジョブ中に、前記キーワード記憶手段に記憶されたキーワードが含まれるか否かを判定するキーワード判定手段を更に備え、
前記パスワード判定手段により任意パスワードが設定されていないことが判定され、さらに前記キーワード判定手段により前記キーワードが含まれていると判定された場合、前記パスワード設定手段は、前記印刷ジョブに対して前記任意パスワードを設定することにある。
本発明に係る印刷装置の第4の特徴は、
前記制御手段は、前記通信手段を介して前記印刷ジョブの送信元端末へ前記パスワード設定手段により設定された前記任意パスワードを通知することにある。
本発明に係る印刷ジョブの認証方法の第1の特徴は、
印刷ジョブに、印刷ジョブ固有の任意パスワードが設定されているか否かを判定する任意パスワード判定ステップと、
前記任意パスワード判定ステップにより、前記印刷ジョブに前記任意パスワードが設定されていると判定された場合に、前記印刷ジョブに対して所定単位ごとに共通に設定された共通パスワードを設定するパスワード設定手段と、
前記任意パスワードおよび前記共通パスワードを含む複数のパスワードと、ユーザの操作を受け付ける操作パネルから入力されたパスワードとに基づいて認証処理を実行する認証ステップと、を有することにある。
本発明に係る印刷装置の第1の特徴によれば、任意パスワードと、所定単位ごとに設定された共通パスワードとを含む複数のパスワードが付与された印刷ジョブに対し、操作パネルから入力されたパスワードが任意パスワードまたは共通パスワードのいずれかに一致するか否かに応じて認証処理を実行する。そのため、ユーザが印刷ジョブを送信した後、認証に用いる任意パスワードを失念してしまった場合においても、共通パスワードを用いて認証することができるので、選択された印刷ジョブの処理を実行することができる。これにより、不必要な印刷ジョブを蓄積させることなく、セキュリティを確保しつつ煩わしい操作を行わずに所望の印刷ジョブの処理を実行することができる。
本発明に係る印刷装置の第2の特徴によれば、印刷ジョブに任意パスワードが設定されていると判定された場合に、印刷ジョブに対して共通パスワードを設定するので、認証に用いる任意パスワードを失念してしまった場合においても、共通パスワードを用いて認証が可能となる。
本発明に係る印刷装置の第3の特徴によれば、パスワード判定手段により任意パスワードが設定されていないことが判定され、さらにキーワード判定手段によりキーワードが含まれていると判定された場合、パスワード設定手段は、印刷ジョブに対して任意パスワードおよび共通パスワードを設定する。
そのため、ユーザが機密性の高い内容を含むファイルを印刷させようとしたときに、ユーザが自らパスワード設定することなく、自動的に任意パスワードが発行されるので、セキュリティを担保しつつユーザの利便性を向上させることができる。
本発明に係る印刷装置の第4の特徴によれば、通信手段を介して印刷ジョブの送信元端末へパスワード設定手段により設定された任意パスワードを通知するので、自動的に発行された任意パスワードが送信されるので、管理者に任意パスワードを問い合わせるなど煩わしい手間をかけることなく認証することができる。
本発明に係る認証方法の第1の特徴によれば、任意パスワードおよび共通パスワードを含む複数のパスワードと、ユーザの操作を受け付ける操作パネルから入力されたパスワードとに基づいて認証処理を実行する。そのため、ユーザが認証に用いる任意パスワードを失念してしまった場合においても、共通パスワードを用いて認証することができるので、選択された印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行することができる。これにより、不必要な印刷ジョブを蓄積させることなく、セキュリティを確保しつつ煩わしい操作を行わずに所望の印刷ジョブの処理を実行することができる。
本発明の本実施形態に係るインクジェット方式の印刷装置を有するプリンタネットワークシステムの概略構成を示す説明図である。 本発明の本実施形態に係るインクジェット記録装置が有するCPU上に仮想的に構築される内部構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る印刷装置の印刷ジョブ受信処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る印刷装置の装置パスワード表示処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る印刷装置の印刷処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一もしくは同等の部位や構成要素には、同一もしくは同等の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る印刷装置(画像形成装置)の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の本実施形態に係るインクジェット方式の印刷装置を有するプリンタネットワークシステムの概略構成を示す説明図である。
なお、本実施形態では、印刷装置として、多数のノズルが形成されたインクヘッドを複数備え、それぞれのインクヘッドから黒又はカラーインクを吐出してライン単位で印刷を行い、搬送ベルト上の記録用紙上に複数の画像を互いに重なり合うように形成するインクジェット方式の印刷装置9を例に説明する。
(プリンタネットワークシステムの全体構成)
図1に示すように、本実施形態のプリンタネットワークシステムは、印刷用紙に画像を形成する印刷装置9と、ネットワークLANを介して印刷装置9と接続される複数のクライアント端末1(図1中では、代表して1つのクライアント端末1についてのみ図示。)とを有している。
ネットワークLANは、通信プロトコルTCP/IPを用いた10BASE−Tや100BASE−TX等によるローカルネットワーク(LAN)や無線LAN(WLAN)等の無線ネットワークであり、例えば、ピア・トゥー・ピアによる家庭内ネットワークなどの簡易的なネットワークなども含まれる。
各クライアント端末1は、PC(パーソナルコンピュータ)等の汎用コンピュータによって構成されるものである。このクライアント端末1は、制御プログラムに基づいて各種の処理を実行するCPU16を備えている。また、CPU16には、ワーキングエリアとして機能するRAM18や、データを格納するROM17等が接続されているとともに、各種インターフェイスを介して種々のデバイスと接続されている。具体的にはCPU16は、各種インターフェイスを介して、キーボードやマウス等から構成される入力部19や、液晶ディスプレイ等から構成される出力部20、大容量の記憶装置などの外部記憶装置21、ディスク記録媒体50に記録されたデータを読み取るとともにディスク記録媒体50に所定のデータを書き込むディスクドライブ22などが接続されている。
外部記憶装置21には、文書、画像等の印刷画像を含む原稿データを生成するためのアプリケーションプログラムの格納領域、印刷装置9のプリンタドライバプログラムの格納領域、その他各種アプリケーションプログラムの格納領域が確保されている。また、この外部記憶装置21には、アプリケーションプログラムを用いて生成されたファイル(原稿データ)と、このファイルの印刷設定情報とを含む印刷ジョブを格納するデータベース領域についても確保されている。ここで、印刷設定情報には、印刷モードや、原稿データのサイズ、解像度、印刷用紙のサイズ及び印刷方向など、通常印刷に必要な情報に加え、印刷を実行するために必要なパスワードなどが含まれることもある。
CPU16は、プロセッサやメモリその他の周辺装置によって構成される演算装置であり、入力部19から入力される起動要求に従って外部記憶装置21のアプリケーションプログラムを起動させる。また、CPU16は、入力部19からのパラメータ入力等により指示された画像を示す原稿データを、起動されたアプリケーションプログラム上において生成する。生成された原稿データは出力部20において表示出力され、また、入力部19から保存要求が入力された場合には、外部記憶装置21のデータベース領域に記憶される。
外部記憶装置21のデータベース領域に記憶された原稿データ(ファイル)は、アプリケーションプログラムの起動中に入力部19からの読み出し要求が入力された場合に、外部記憶装置21から読み出される。読み出された原稿データ(ファイル)の画像は、出力部20に表示出力することができ、また、アプリケーションプログラム上において加工して新たな原稿データ(ファイル)に生成し直すこともできる。
そして、CPU16は、原稿アプリケーションプログラム等で生成した原稿データ(ファイル)の印刷要求が入力された場合に、プリンタドライバプログラムをCPU16上で実行させることでCPU上にプリンタドライバ11を仮想的に構築する。そして、プリンタドライバ11によって印刷装置9にこの原稿データ(ファイル)を含む印刷ジョブを出力させる。プリンタドライバ11は、クライアント端末1に接続された印刷装置9を制御するために、クライアント端末1上で実行されるデータ変換プログラムである。このプリンタドライバ11は、ユーザにより、印刷を要求する操作が行われた場合、原稿アプリケーション等が生成した印刷画像を有する原稿データ(ファイル)を取得し、取得した原稿データ(ファイル)と所定の印刷設定情報とを含む印刷ジョブを生成する。そして、生成した印刷ジョブを外部インターフェイス部15から印刷装置9に出力する。
印刷装置9は、多数のノズルが形成されたインクヘッドを複数備え、それぞれのインクヘッドから黒又はカラーインクを吐出してライン単位で印刷を行い、搬送ベルト上の印刷媒体上に複数の画像を互いに重なり合うように形成させて印刷媒体に画像を印刷するインクジェット方式のカラープリンタである。
本実施形態において、この印刷装置9には、原稿上の画像情報を印刷画像として読み取って画像信号を出力するスキャナ部98と、印刷装置9で実行される処理機能に対する操作情報を表示し、印刷動作に関する命令を含むユーザ操作を受け付ける操作パネル97と、スキャナ部98から出力された画像信号、或いはクライアント端末1から送信された印刷ジョブに基づいて記録紙(片面又は両面)に印刷画像を印刷(記録)するプリンタ部96と、情報機器全体の制御を行う制御ユニット90とを備える。プリンタ部96における印刷画像の印刷に使用する記録紙は、不図示の給紙部からプリンタ部96又は外部装置を介して不図示の排紙部に搬送される。
制御ユニット90の外部インターフェイス部94には、ローカルエリアネットワークLANを介して、複数のクライアント端末1における外部インターフェイス部15がそれぞれ接続されている。
各クライアント端末1から制御ユニット90は、原稿データ(ファイル)と所定の印刷設定情報とを含む印刷ジョブを受け取る。制御ユニット90は、受け取った印刷ジョブにより印刷画像のラスタデータを生成する。印刷装置9は、印刷ジョブにおいて指定された条件で、印刷画像の記録紙への印刷をプリンタ部96において実行する。
また、制御ユニット90には、操作画面とこれを覆うタッチパネルとで構成された操作パネル97が接続されている。この操作パネル97は、印刷装置9の上部に配置されている。この操作パネル97は、スキャナ部98にセットした印刷画像を複写印刷する場合や、クライアント端末1から受け付けた印刷ジョブを印刷する場合の印刷枚数といった設定条件を、ユーザが入力する入力操作部等として利用できる。なお、操作パネル97は、認証するためのパスワードや装置パスワード(共通パスワード)を入力させるための画面を表示させ、それぞれ受け付ける認証受付部としても利用できる。ここで、装置パスワードとは、印刷装置ごとにユニークに設定されており、システム管理者がシステム管理者認証情報(管理者用ID及び管理者パスワード)に基づいてログインすると、システム管理者が閲覧可能に設定されているパスワードである。
プリンタ部96に印刷動作を行わせる印刷装置9の制御ユニット90は、CPU95を備える。このCPU95は、CPUやDSP(Digital Signal ProceSSor)等のプロセッサ、メモリ、及びその他の電子回路等のハードウェア、或いはその機能を持ったプログラム等のソフトウェア、又はこれらの組み合わせなどによって構成された演算処理装置である。CPU95は、プログラムを適宜読み込んで実行することにより種々の機能モジュールを仮想的に構築し、画像データに関する処理や、各部の動作制御、ユーザ操作に対する種々の処理を行う。また、CPU95は、ROM91に格納されているプログラム及び設定情報に基づいて、操作パネル97から入力設定される内容に応じたスキャナ部98やプリンタ部96の動作を制御する。
なお、制御ユニット90にはRAM92が設けられており、RAM92には、クライアント端末1から制御ユニット90に入力された印刷ジョブや、操作パネル97から入力されたコピー時の印刷枚数や各種の設定内容等が一時的に記憶される。また、RAM92にはフレームメモリ領域が設けられている。このフレームメモリ領域には、クライアント端末1から制御ユニット90に入力された印刷ジョブによってCPU95が生成する印刷画像のラスタデータが、プリンタ部96に出力されるまでの間、一時的に記憶される。
さらに、制御ユニット90には外部記憶装置93が設けられており、この外部記憶装置93はCPU95に接続されている。外部記憶装置93には、上述したRAM92から転送された印刷ジョブや設定情報を記憶する複数の領域が設けられている。この外部記憶装置93には、各クライアント端末1からの送信された印刷ジョブを記憶する印刷ジョブ記憶部として機能したり、認証情報記憶部として機能したり、キーワード記憶部として機能したりする。
(CPU95上の構成)
次に、CPU95上の内部ブロックについて説明する。図2は、本発明の本実施形態に係るインクジェット記録装置が有するCPU95上に仮想的に構築される内部構成を示すブロック図である。なお、本実施形態中で用いられる「モジュール」とは、装置や機器等のハードウェア、或いはその機能を持ったソフトウェア、又はこれらの組み合わせ等によって構成され、所定の動作を達成するための機能単位を示す。
図2に示すように、CPU95には、印刷ジョブを記憶する印刷ジョブ記憶部93aと、ユーザ認証情報(ユーザIDおよびパスワード)を記憶する認証情報記憶部93bと、例えば、「重要」、「秘」、「複写禁止」、「confidential」、「社外秘」など機密事項を含んでいることを示すキーワードを記憶するキーワード記憶部93cとが接続されており、これらの記憶部は、外部記憶装置93の記憶領域として構成されている。
CPU95上には、印刷ジョブ受信部101と、操作信号取得部102と、認証部103と、判定部104と、パスワード設定部105と、印刷制御部106と、表示制御部107とが備えられている。
印刷ジョブ受信部101は、原稿データ(ファイル)と印刷設定情報とを含む印刷ジョブを受信する通信インターフェイスであり、受信した印刷ジョブを外部記憶装置93の印刷ジョブ記憶部93aに記憶させるモジュールである。
操作信号取得部102は、操作パネル97の前面に配置された感圧式あるいは静電式の透明なタッチパネル97aからユーザによる操作信号を受信するモジュールであり、受信した操作信号を解析し、ユーザ操作に応じた処理を他のモジュールに実行させる。特に、本実施形態において、この操作信号取得部102は、操作パネル97からプリント機能、スキャナ機能、及びコピー機能を実行する指示操作や、各処理機能についての設定操作を受け付ける。本実施形態において、操作信号取得部102で受け付けた設定操作に関する信号等は、認証部103や印刷制御部106等に入力される。
認証部103は、パスワード認証するモジュールであり、第1認証部103aと、第2認証部103bとを有する。
第1認証部103aは、印刷ジョブごとに設定されたパスワード(任意パスワード)と、入力されたパスワードとに基づいて認証する。
第2認証部103bは、印刷装置ごとに、所定の権限を有する管理者が閲覧可能に設定された装置パスワード(共通パスワード)と、入力された装置パスワードとに基づいて認証する。
判定部104は、印刷ジョブ受信部を介して受信した印刷ジョブに含まれるファイルの名称に、キーワード記憶部93cに記憶されたキーワードが含まれるか否かを判定する。また、判定部104は、印刷ジョブにパスワード(任意パスワード)が付与されているか否かを判定する。
パスワード設定部105は、判定部104によりキーワードが含まれていると判定された場合、印刷ジョブに対応するパスワードを設定する。また、パスワード設定部105は、受信した印刷ジョブにパスワード(任意パスワード)が設定されている場合や、印刷ジョブに任意パスワードが設定されていなくとも判定部104によりキーワードが含まれていると判定された場合に、受信した印刷ジョブに対して共通パスワードを設定する。
印刷制御部106は、各色のインクジェットヘッドの駆動や、給紙経路、搬送経路、排紙経路などの各駆動手段の動作を制御し、画像形成処理全体を制御するモジュールであり、スケジューリングに従ったタイミング及び印字速度で画像形成を行う。より具体的には、印刷制御部106は、操作信号取得部102により取得された操作信号と印刷ジョブ記憶部93aに記憶された印刷ジョブに含まれる画像データに基づいて、搬送される用紙に対して、インクジェットヘッドから0ドロップ〜7ドロップのいずれかのドロップ数でインクを吐出することによりライン単位で印刷する。
表示制御部107は、タッチパネル97aの裏面に配置された液晶表示パネル97bに各種表示画面を表示する。
(印刷ジョブ受信処理)
次に、本実施形態に係る印刷装置9の動作について説明する。図3は、本実施形態に係る印刷装置9の印刷ジョブ受信処理を示すフローチャートである。ここでは、ユーザがクライアント端末1を用いて、印刷ジョブを生成し、クライアント端末1から印刷ジョブをLAN経由で印刷装置9に送信した場合を例に挙げて説明する。
まず、印刷装置9のCPU95の印刷ジョブ受信部101が、クライアント端末1から外部インターフェイス部94を介して印刷ジョブを受信すると(ステップS101;YES)、判定部104は、受信した印刷ジョブの印刷設定情報の中にパスワードが含まれているか否かを判定する(ステップS103)。ここで、印刷ジョブに含まれているパスワードとは、アプリケーションプログラム上において加工して原稿データを生成した際、または、ユーザの印刷を要求する操作によりプリンタドライバ11が印刷ジョブを生成する際に、ユーザ自ら設定するパスワードのことである。
印刷ジョブにパスワードが含まれていると判定された場合(ステップS103;YES)、パスワード設定部105は、装置パスワード(共通パスワード)を設定する(ステップS110)。
そして、印刷ジョブ受信部101は、印刷ジョブに含まれるパスワードにてパスワード認証するため、パスワードを含んだ状態で印刷ジョブを印刷ジョブ記憶部93aに記憶する(ステップS111)。
一方、印刷ジョブにパスワードが含まれていないと判定された場合(ステップS103;NO)、判定部104は、印刷ジョブに含まれる原稿データ(ファイル)のファイル名にキーワードが含まれているか否かを判定する(ステップS105)。上述したように、キーワード記憶部93cには、機密事項を含んでいることを示すキーワードが記憶されている。そのため、印刷ジョブに含まれる原稿データ(ファイル)のファイル名にこのキーワードが含まれていると、原稿データ(ファイル)は機密性が高いと予測できる。
そこで、印刷ジョブに含まれる原稿データ(ファイル)のファイル名にキーワードが含まれていると判定された場合(ステップS105;YES)、パスワード設定部105が受信した印刷ジョブを印刷するためのパスワードを自動的に生成する(ステップS107)。このときのパスワードは、例えば、ファイル名やユーザ名に乱数を組み合わせたものを用いてもよい。
そして、パスワード設定部105は、生成したパスワードを設定すると共に、印刷ジョブが送信されてきた宛先に対して、外部インターフェイス部94を介してクライアント端末1に送信する(ステップS109)。
その後、印刷ジョブ受信部101が、この設定したパスワードにてパスワード認証できるように、生成したパスワードを含んだ状態で印刷ジョブを印刷ジョブ記憶部93aに記憶する(ステップS111)。
一方、印刷ジョブにパスワードが含まれていないと判定され(ステップS103;NO)、さらに、印刷ジョブに含まれる原稿データ(ファイル)のファイル名にキーワードが含まれていないと判定された場合(ステップS105;NO)、機密性が低い印刷ジョブであると推測できるので、印刷ジョブを登録することなく、受信した印刷ジョブに基づいて、プリンタ部96に印刷させる(ステップS113)。
このように、本実施形態に係る印刷装置9では、受信した印刷ジョブにパスワードが含まれておらず、印刷ジョブに含まれるファイルの名称に機密事項を示すキーワードが含まれている場合に、セキュリティを向上させるために新たにパスワード(任意パスワード)を生成し、受信した印刷ジョブに生成したパスワードを設定する。そのため、ユーザが機密性の高い内容を含むファイルを印刷させようとしたときに、自動的にパスワードが発行されるので、他のユーザが勝手に印刷処理を実行することを防止することができる。
なお、本実施形態に係る印刷装置9では、ステップS111において、設定したパスワードにてパスワード認証できるように、生成したパスワードを含んだ状態で印刷ジョブを印刷ジョブ記憶部93aに記憶したがこれに限らない。例えば、印刷ジョブ記憶部93aに印刷ジョブを記憶すると共に、生成したパスワードを印刷ジョブ記憶部93aに記憶された印刷ジョブと対応づけて認証情報記憶部93bに記憶するようにしてもよい。
(装置パスワード表示処理)
上述したように、ユーザ自らパスワードを設定した場合でも、パスワード設定部105により自動的にパスワードが生成され設定された場合であっても、印刷ジョブに設定されているパスワードをユーザが失念してしまう場合がある。
そこで、本実施形態に係る印刷装置9では、パスワードを失念したユーザの依頼により本プリンタネットワークシステムのシステム管理者が印刷処理を実行することができるように、システム管理者に対して装置パスワード(共通パスワード)を表示する。
図4は、本実施形態に係る印刷装置9の装置パスワード表示処理を示すフローチャートである。
図4に示すように、システム管理者が、印刷装置9の操作パネル97から、管理者IDと管理者パスワードとを用いて管理者ログインした後(ステップS201;YES)、さらに、操作パネル97から装置パスワードを表示させる操作を行うと(ステップS203)、パスワード設定部105は、新たに装置パスワードを生成する(ステップS205)。
そして、認証部103の第2認証部103bが、操作パネル97の液晶表示パネル97bに生成した装置パスワードを表示すると共に(ステップS207)、生成した装置パスワードを認証情報記憶部93bに記憶させる(ステップS209)。
このように、本実施形態に係る印刷装置9では、システム管理者がログインした場合に、装置ごとに設定された装置パスワードをシステム管理者に対して閲覧可能に表示する。そのため、印刷ジョブに設定されているパスワードをユーザが失念してしまった場合であっても、システム管理者が、後述するように、表示された装置パスワードを用いて印刷処理を実行させることができる。
また、本実施形態に係る印刷装置9では、新たに装置パスワードを生成して液晶表示パネル97bに装置パスワードを表示した後、認証情報記憶部93bに記憶させる。そのため、液晶表示パネル97bに装置パスワードが表示される度に、装置パスワードが更新されることになるので、よりセキュリティを強化することができる。
なお、ステップS207およびS209の処理は、必ずしも実行する必要はなく、固定の装置パスワードを使用することももちろん可能である。
また、液晶表示パネル97bに装置パスワードが表示させたが、これに限らず、図示しないシステム管理者用の端末に装置パスワードを送信するようにしてもよい。この場合、システム管理者は、システム管理者用の端末で装置パスワードを閲覧し、後述するように、装置パスワードを操作パネル97から入力することにより印刷処理を実行させることができる。
(印刷処理)
図5は、本実施形態に係る印刷装置9の印刷処理を示すフローチャートである。
図3のフローチャートで示したように印刷ジョブが印刷ジョブ記憶部93aに記憶されると、ユーザは、印刷装置9の操作パネル97上から、印刷ジョブ記憶部93aに記憶された印刷ジョブの中から印刷を希望する印刷ジョブを選択することができる。
図5に示すように、操作パネル97上から、タッチパネル97aの操作により印刷ジョブが選択されると(ステップS301;YES)、認証部103は、装置パスワード入力が選択されたか否かを判定する(ステップS303)。具体的には、印刷ジョブが選択された後、操作パネル97上に表示されている装置パスワード入力ボタン(図示しない)が押下操作されると、認証部103は装置パスワード入力が選択されたと判定し、印刷ジョブが選択された後、装置パスワード入力ボタン(図示しない)が押下操作されなかった場合、認証部103は装置パスワード入力が選択されなかったと判定する。
装置パスワード入力が選択されなかったと判定され(ステップS303;NO)、ユーザ操作によりパスワードが入力されると(ステップS307;YES)、第1認証部103aは、選択された印刷ジョブを印刷ジョブ記憶部93aから読み込み、読み込んだ印刷ジョブに設定されたパスワードと、入力されたパスワードとが一致するか否かを判定する(ステップS309)。ここで、入力されるパスワードが、印刷ジョブに予め設定されているパスワード、または図3のフローチャートのS109の処理で送信されたパスワードのいずれかである場合、読み込んだ印刷ジョブに設定されたパスワードと、入力されたパスワードとが一致することになる。
印刷ジョブに設定されたパスワードと、入力されたパスワードとが一致しない場合(ステップS309;NO)、表示制御部107は、操作パネル97の液晶表示パネル97bに、例えば、「パスワードが一致しません。正しいパスワードを入力してください。」というようなエラーメッセージを表示する(ステップS311)。
一方、印刷ジョブに設定されたパスワードと、入力されたパスワードとが一致する場合(ステップS309;YES)、印刷制御部106は、印刷ジョブ記憶部93aから読み込んだ印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行する(ステップS313)。そして、印刷制御部106は、印刷ジョブ記憶部93aから印刷実行済みの印刷ジョブを削除する(ステップS315)。
一方、装置パスワード入力が選択されたと判定された場合(ステップS303;YES)、表示制御部107は、操作パネル97の液晶表示パネル97bに、装置パスワードを入力するための装置パスワード入力画面を表示する(ステップS321)。
そして、表示された装置パスワード入力画面から装置パスワードが入力されると(ステップS323)、第2認証部103bは、認証情報記憶部93bから装置パスワードを読み込み、読み込んだ装置パスワードと、入力された装置パスワードとが一致するか否かを判定する(ステップS325)。ここで、入力される装置パスワードとして、図4のフローチャートのS205の処理で生成された装置パスワードが入力された場合、読み込んだ装置パスワードと、入力された装置パスワードとが一致すると判定する。
読み込んだ装置パスワードと、入力された装置パスワードとが一致すると判定された場合(ステップS325;YES)、印刷制御部106は、印刷ジョブ記憶部93aから読み込んだ印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行する(ステップS313)。そして、印刷制御部106は、印刷ジョブ記憶部93aから印刷実行済みの印刷ジョブを削除する(ステップS315)。
以上のように、本実施形態に係る印刷装置9では、第1認証部103aにより認証されるか、または第2認証部103bに認証されるかのいずれかの場合に、印刷制御部106は、印刷ジョブ記憶部93aから読み込んだ印刷ジョブに対する処理を可能とする。ここで、印刷ジョブに対する処理として、印刷物を出力する印刷処理を例に説明したが、単なる削除処理を行うなど、他の処理が実行されるようにしても良い。
そのため、ユーザが印刷ジョブを送信した後、印刷装置9に入力すべきパスワードを失念してしまった場合においても、システム管理者に連絡することで、システム管理者が閲覧可能な装置パスワードを用いて印刷ジョブ記憶部93aに記憶された印刷ジョブを印刷することができる。これにより、セキュリティを担保しつつユーザの利便性を向上させることができる。
なお、本実施形態に係る印刷装置9では共通パスワードとしてシステム管理者が閲覧可能な装置パスワードを用いて印刷ジョブ記憶部93aに記憶された印刷ジョブを印刷したがこれに限らない。
システム管理者ごとに、ユーザが入力したパスワードとは別に全ての画像データについて印刷を実行可能な管理者パスワードを共通パスワードとして付与し、予め設定された管理者パスワードが入力された場合に印刷を許可するようにしてもよい。具体的には、パスワード設定部105が、受信した印刷ジョブにパスワード(任意パスワード)が設定されている場合に、受信した印刷ジョブに対して管理者パスワードを設定する。
ただし、この場合、システム管理者は移動などにより変更になる場合がある。そのような場合、ユーザがパスワードを入力して印刷ジョブが印刷装置9に送信された後に、システム管理者が変更されてしまうと、管理者パスワードも変更されてしまい、その印刷ジョブを印刷することができなくなる場合もあるので、装置パスワードの方がより好ましい。
また、共通パスワードとして、総務部や経理部などのユーザが所属する部門(グループ)ごとに設定された部門パスワードを用いてもよい。この場合も同様に、パスワード設定部105が、受信した印刷ジョブにパスワード(任意パスワード)が設定されている場合に、受信した印刷ジョブに対して部門パスワードを設定する。
(変形例)
本発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。
例えば、判定部104およびパスワード設定部105を印刷装置側に設けた例を説明したが、これらの機能をクライアント端末1側に設けても良い。具体的には、クライアント端末1側にインストールされているプリンタドライバにこれらの機能を持たせ、印刷ジョブを印刷装置に送信する前に、印刷ジョブに対して共通パスワード、任意パスワードを設定するようにする。この場合、印刷装置側では、認証処理のみが行われることとなる。
例えば、上述した実施形態では、印刷装置(画像形成装置)としてインクジェット方式の印刷装置9を用いた場合を例に説明したが、例えば、孔版印刷装置や電子写真方式のプリンタ等にも適用可能である。
1 クライアント端末
9 印刷装置
11 プリンタドライバ
15 外部インターフェイス部
19 入力部
20 出力部
21 外部記憶装置
22 ディスクドライブ
50 ディスク記録媒体
90 制御ユニット
93 外部記憶装置
93a 印刷ジョブ記憶部
93b 認証情報記憶部
93c キーワード記憶部
94 外部インターフェイス部
96 プリンタ部
97 操作パネル
97a タッチパネル
97b 液晶表示パネル
98 スキャナ部
101 印刷ジョブ受信部
102 操作信号取得部
103 認証部
103a 第1認証部
103b 第2認証部
104 判定部(任意パスワード判定手段、キーワード判定手段)
105 パスワード設定部
106 印刷制御部
107 表示制御部

Claims (5)

  1. 外部端末とのデータの送受信が可能な通信手段と、
    前記通信手段を介して受け取った印刷ジョブに基づいて印刷処理を実行する印刷手段と、
    ユーザの操作を受け付ける操作パネルと、
    任意パスワードと、所定単位ごとに設定された共通パスワードとを含む複数のパスワードが付与された印刷ジョブに対し、前記操作パネルから入力されたパスワードが前記任意パスワードまたは前記共通パスワードのいずれかに一致するか否かに応じて認証処理を実行する認証手段と、
    前記認証手段により認証された場合に、前記印刷ジョブに対する処理を許可する制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記通信手段を介して受け取った印刷ジョブに対して前記共通パスワードを設定するパスワード設定手段と、
    前記印刷ジョブに前記任意パスワードが設定されているか否かを判定する任意パスワード判定手段と、を更に備え、
    前記パスワード設定手段は、前記任意パスワード判定手段により、前記印刷ジョブに前記任意パスワードが設定されていると判定された場合に、前記印刷ジョブに対して前記共通パスワードを設定することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記通信手段を介して受け取った印刷ジョブに対して前記任意パスワードおよび前記共通パスワードを設定するパスワード設定手段と、
    前記印刷ジョブに前記任意パスワードが設定されているか否かを判定する任意パスワード判定手段と、
    所定のキーワードを記憶するキーワード記憶手段と、
    前記印刷ジョブ中に、前記キーワード記憶手段に記憶されたキーワードが含まれるか否かを判定するキーワード判定手段を更に備え、
    前記任意パスワード判定手段により前記任意パスワードが設定されていないことが判定され、さらに前記キーワード判定手段により前記キーワードが含まれていると判定された場合、前記パスワード設定手段は、前記印刷ジョブに対して前記任意パスワードおよび前記共通パスワードを設定することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  4. 前記制御手段は、前記通信手段を介して前記印刷ジョブの送信元端末へ前記パスワード設定手段により設定された前記任意パスワードを通知する
    ことを特徴とする請求項3記載の印刷装置。
  5. 印刷ジョブに、印刷ジョブ固有の任意パスワードが設定されているか否かを判定する任意パスワード判定ステップと、
    前記任意パスワード判定ステップにより、前記印刷ジョブに前記任意パスワードが設定されていると判定された場合に、前記印刷ジョブに対して所定単位ごとに共通に設定された共通パスワードを設定するパスワード設定ステップと、
    前記任意パスワードおよび前記共通パスワードを含む複数のパスワードと、ユーザの操作を受け付ける操作パネルから入力されたパスワードとに基づいて認証処理を実行する認証ステップと、
    を有することを特徴とする印刷ジョブの認証方法。
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