JP6528618B2 - 鋼の連続鋳造用パウダーおよび鋼の連続鋳造方法 - Google Patents

鋼の連続鋳造用パウダーおよび鋼の連続鋳造方法 Download PDF

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Description

本発明は、鋼の連続鋳造用パウダーおよび鋼の連続鋳造方法に関する。
鋼の連続鋳造においては、鋳型内の溶鋼表面に連続鋳造用パウダーを投入する。投入された連続鋳造用パウダーは、溶融して鋳型と凝固シェルとの間に流入する。流入したパウダーは、鋳型と凝固シェルとの間の潤滑剤として機能すると共に、鋳型と凝固シェルとの間の伝熱媒体としても機能する。
溶鋼への水素の溶解度は大きいが、凝固シェルへの水素の溶解度は小さい。従って、溶鋼中の水素含有率が高い場合には、凝固シェルから鋳型側に水素が吐き出され、鋳型と凝固シェルとの間のパウダー内に気泡として蓄積される。この気泡が溶鋼と鋳型との間の伝熱抵抗となって抜熱不良が生じ、ブレークアウトが発生しやすくなる。
この抜熱不良の問題を解決するために、連続鋳造前の溶鋼を脱ガス処理して溶鋼中の水素含有率を低くする方法が従来から用いられてきた。
また、溶鋼内の水素を連続鋳造用パウダーに吸収させて抜熱不良の問題を解決する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特許第4102323号公報
しかしながら、本発明者が鋭意研究した結果、特許文献1は、水素を吸収する能力の高い連続鋳造用パウダーを開示するに止まっており、水素を吸収する能力が高いだけでなく、水素を効率よく吸収する組成の連続鋳造用パウダーを使用することがより望ましいという知見を得た。
本発明の主な目的は、水素を効率よく吸収して抜熱不良を防止または抑制して安定した連続鋳造ができる鋼の連続鋳造用パウダーおよび当該パウダーを使用した鋼の連続鋳造方法を提供することにある。
本発明の一態様によれば、
(1)CaOおよびSiOを主成分とし、Feを0.2〜3質量%含有、MnOを0.2〜3質量%含有、またはFeおよびMnOの両方を0.2〜3質量%含有し、FeまたはMnOと発熱反応を起こす発熱材を0質量%〜0.1質量%含有する鋼の連続鋳造用パウダーが提供される。
(2)(1)の鋼の連続鋳造用パウダーであって、好ましくは、前記発熱材は、Ca、Al、SiおよびMgからなる群より選択される少なくとも一つの元素またはCa、Al、SiおよびMgからなる群より選択される少なくとも2つの元素の合金である。
(3)(1)または(2)の鋼の連続鋳造用パウダーであって、好ましくは、CaOの質量含有率とSiOの質量含有率との比が1.25〜1.8である。
(4)(1)から(3)までのいずれかの鋼の連続鋳造用パウダーであって、好ましくは、FeおよびMnOの粒径が45〜212μmである。
(5)(1)から(4)までのいずれかの鋼の連続鋳造用パウダーであって、好ましくは、1300℃における粘度が0.05〜0.2パスカル秒である。
(6)(1)から(5)までのいずれかの鋼の連続鋳造用パウダーであって、好ましくは、凝固温度が1200〜1270℃である。
本発明の他の態様によれば、
(7)(1)〜(6)のいずれかのパウダーを使用して鋼の連続鋳造を行う鋼の連続鋳造方法が提供される。
(8)(7)の鋼の連続鋳造方法であって、好ましくは、溶鋼中の水素濃度が7質量ppm以上である。
(9)(7)または(8)の鋼の連続鋳造方法であって、好ましくは、鋳造速度が1.0〜2.5m/minである。
本発明によれば、水素を効率よく吸収して抜熱不良を防止または抑制して安定した連続鋳造ができる鋼の連続鋳造用パウダーおよび当該パウダーを使用した鋼の連続鋳造方法が提供される。
図1は、本発明の好ましい実施の形態の鋼の連続鋳造方法を説明するための概略縦断面図である。
以下、好ましい実施の形態について説明する。
図1を参照すれば、連続鋳造用の鋳型6内に溶鋼1を流し込むと、凝固シェル2が形成され、鋳型6と凝固シェル2との間には隙間7が形成される。隙間7には、溶鋼1の表面上に添加され溶融した連続鋳造用パウダー5が流れ込み、鋳型6と接触した部分は固まってパウダー固層4となり、パウダー固層4と凝固シェル2の間には、溶融した連続鋳造用パウダー5からなる液体のパウダー溶融フィルム3が形成される。パウダー溶融フィルム3は、鋳型6と凝固シェル2との間の潤滑剤として機能する。また、鋳型6と凝固シェル2との間の連続鋳造用パウダー5は、鋳型6と凝固シェル2との間の伝熱媒体としても機能する。
実施の形態の連続鋳造用パウダー5は、CaOおよびSiOを主成分とし、Feを0.2〜3質量%含有、MnOを0.2〜3質量%含有、またはFeおよびMnOの両方を0.2〜3質量%含有し、FeまたはMnOと発熱反応を起こす発熱材を0質量%〜0.1質量%含有している。
溶鋼1への水素の溶解度は大きいが、凝固シェル2への水素の溶解度は小さい。従って、溶鋼1中に溶解していた水素は、溶鋼1が凝固して凝固シェル2となると、凝固シェル2からパウダー溶融フィルム3中に吐き出される。連続鋳造用パウダー5は、FeおよびMnOの少なくとも一方を含有しているので、パウダー溶融フィルム3中に吐き出された水素(H)は、式(1)または(2)に示すように、OHとなって、パウダー溶融フィルム3中に吸収される。
12H+2(Fe)+6(O2−)=12(OH)+4Fe (1)
4H+(MnO)+2(O2−)=4(OH)+Mn (2)
FeおよびMnOは、溶鋼中に溶解していた水素(H)との反応を促進して、パウダー溶融フィルム3への水素(H)の吸収を促進する補助剤として機能する。
FeおよびMnOが存在しないと、式(3)に示すように、水素(H)は水素ガスとなり、パウダー溶融フィルム3に吸収されず、気泡となって存在する。
2H=H(g) (3)
その結果、水素ガスの気泡は、鋳型6と溶鋼1との間の伝熱抵抗となって鋳型6が溶鋼1から熱を奪いにくくなって抜熱不良が生じ、ブレークアウトが発生しやすくなる。
連続鋳造後に、OHを含むパウダー溶融フィルム3を採取し、加熱して、パウダー溶融フィルム3から放出されるガスを解析すると、水蒸気が観測される。パウダー溶融フィルム3を加熱すると、取り込まれたOHが水蒸気として放出される。
連続鋳造用パウダー5は、Feを0.2〜3質量%含有するか、MnOを0.2〜3質量%含有するか、またはFeおよびMnOの両方を合わせて0.2〜3質量%含有することが好ましい。Feが0.2質量%未満、MnOが0.2質量%未満、またはFeおよびMnOの両方を合わせて0.2質量%未満だと水素(H)がパウダー溶融フィルム3に吸収されきれず、気泡が生成するため、抜熱不良によるブレークアウトが発生しやすくなる。一方、鋼中にはAlが必ず含まれており、FeやMnOが存在すると、Alと反応してAlを形成する。連続鋳造用パウダー5が、Feを3質量%を超えて、MnOを3質量%を超えて、またはFeおよびMnOの両方を合わせて3質量%を超えて含有していると、溶鋼中のAlが増加して、鋼板の表面にAl性の欠陥が増加して好ましくない。
連続鋳造用パウダー5は、FeまたはMnOと発熱反応を起こす発熱材を0質量%〜0.1質量%含有していることが好ましい。実施の形態では、FeまたはMnOは、発熱のための助燃材として使用していないので、FeまたはMnOと発熱反応を起こす発熱材は添加しないことが好ましい。従ってFeまたはMnOと発熱反応を起こす発熱材は0質量%含有することが好ましい。FeまたはMnOと発熱反応を起こす発熱材は0.1質量%以下含有されている場合には、連続鋳造用パウダー5は発熱して保温する効果はほとんどない。FeまたはMnOと発熱反応を起こす発熱材の含有量は、0.01質量%以下であることがより好ましい。
FeまたはMnOと発熱反応を起こす発熱材は、好ましくは、Ca、Al、SiおよびMgからなる群より選択される少なくとも一つの元素またはCa、Al、SiおよびMgからなる群より選択される少なくとも2つの元素の合金である。発熱材は、Ca、Al、SiおよびMgのうちのいずれか一つでもよく、Ca、Al、SiおよびMgのうちの2つ以上を含んでいてもよく、Ca、Al、SiおよびMgのうちの任意の2つの元素の合金、Ca、Al、SiおよびMgのうちの任意の3つの元素の合金、Ca、Al、SiおよびMgの合金でもよい。
連続鋳造用パウダー5は、CaOの質量含有率とSiOの質量含有率との比(CaOの質量含有率/SiOの質量含有率)、すなわち塩基度が1.25〜1.8であることが好ましい。塩基度がこの範囲であると、高い水素吸収能の連続鋳造用パウダー5が得られる。
連続鋳造用パウダー5は、FeおよびMnOの粒径が45〜212μmであることが好ましい。粒径がこの範囲であると、FeおよびMnOが連続鋳造用パウダー5中に均一に分散して、均一に溶解する。
連続鋳造用パウダー5は、1300℃における粘度が0.05〜0.2パスカル秒(Pa・s)(0.5〜2.0ポアズ)であることが好ましい。粘度が0.05パスカル秒未満だと溶鋼メニスカス8で溶融した連続鋳造用パウダー5の巻込みが発生して、表面欠陥に繋がる。一方、0.2パスカル秒を超えると溶融した連続鋳造用パウダー5の隙間7への流入不足が発生して、鋳型6と凝固シェル2が溶着して発生する拘束性ブレークアウトが発生しやすくなる。
連続鋳造用パウダー5は、凝固温度が1200〜1270℃であることが好ましい。凝固温度が1200℃未満であると連続鋳造用パウダー5がガラス化しやすくなり、一般的に知られる結晶化による緩冷却効果が得られず表面割れが発生し、また、凝固温度1270℃を超えると、溶融した連続鋳造用パウダー5の隙間7への流入不足が発生して、鋳型6と凝固シェル2が溶着して発生する拘束性ブレークアウト検知が頻発する。凝固温度は、連続鋳造用パウダー5を一定冷速で冷却後、結晶析出により粘度が急に増大する温度である。
連続鋳造用パウダー5を使用して鋼の連続鋳造を行う鋼の連続鋳造方法は、溶鋼中の水素濃度が7質量ppm以上である場合に、溶鋼中の水素を連続鋳造用パウダー5に効果的に吸収させることができる。
連続鋳造用パウダー5を使用して鋼の連続鋳造を行う鋼の連続鋳造方法では、生産性を低下させることなく鋳造するためには鋳造速度が1.0〜2.5m/minであることが好ましい。実施の形態の連続鋳造用パウダー5は溶鋼中の水素を効率よく吸収するので、鋳造速度を大きくしてパウダー溶融フィルム3の厚さが小さくなっても、溶鋼中の水素を効率よく吸収して、ブレークアウトを防止できる。従って、鋳造速度を比較的大きくしてもブレークアウトなく鋼の連続鋳造を行うことができる。鋳造速度が1.0〜2.5m/minの範囲で鋼の連続鋳造を行うと、ブレークアウトすることなく、しかも生産性が高く鋼の連続鋳造を行うことができる。鋳造速度が2.5m/minを超えると、溶融した連続鋳造用パウダー5の隙間7への流入不足が発生して、鋳型6と凝固シェル2が溶着して発生する拘束性ブレークアウト検知が頻発した。
連続鋳造用パウダーおよびそれを使用した連続鋳造方法の効果を確認するために、下記のとおりの試験を行った。その結果を表1、表2に示す。
Figure 0006528618
Figure 0006528618
表1、表2に示す組成、塩基度、粒径、粘度、凝固温度の連続鋳造用パウダーを使用して、300t/チャージの転炉から出鋼され、脱ガス処理工程を経ず二次精錬され、表1、表2に示す水素濃度の溶鋼を、幅900〜1600mm、厚さ250mmの鋳型内にて、表1、表2に示す鋳造速度で連続鋳造し、ブレークアウトの有無を判定した。
FeとMnOの粒径はJIS規格の篩を使って所望の範囲内とした。連続鋳造用パウダーの粘度は1300℃において回転粘度計を使って測定した。同様に連続鋳造用パウダーの凝固温度は回転粘度計を使って連続冷却中に急激に粘度が増加する温度とした。溶鋼中水素濃度は、石英管サンプラーで鋳型上方から吸引した溶鋼を水冷して、5分以内にLeco社製水素分析装置で測定した。但しこの方法では採取後の水素の散逸により、実際の水素値の1/2になることが分かっているため、測定値を2倍した値を溶鋼中水素濃度とした。ブレークアウト検知の有無は、鋳型内に埋め込んだ熱電対によって得られる鋳造方向の温度変化を鋳造中にモニタリングして、鋳造方向の温度勾配が経験に基づく閾値以上になった時に、「検知有」と判断した。
表1、表2から、FeまたはMnOを含有し、発熱材を含有しなかった連続鋳造用パウダーを使用した試験番号1〜24のものは、ブレークアウトは起こらず、抜熱不良が防止できていたが、FeまたはMnOを含有しなかった連続鋳造用パウダーを使用した試験番号25〜27のものでは、発熱材の有無に拘わらず、ブレークアウトは発生しなかったが、ブレークアウトを検知した時点で鋳造速度を下げることにより、生産性を大幅に低下させながら鋳造した。FeまたはMnOを合計で3%を超えて含有した試験番号28〜30のものは、溶鋼中のAlと反応して多量のAlが生成したため、表面品位が劣位であった。FeまたはMnOを含有し、発熱材が本発明を超えて含有する試験番号31、32は、水素が反応する前にFeまたはMnOと発熱材が優先して反応した結果、水素が十分に吸収されず、ブレークアウト検知が発生した。FeまたはMnOの粒径が本発明の範囲外であった試験番号33、34のものは、粒径が大きすぎても小さすぎても、使用前の粉末パウダー内で偏在してしまい、安定して十分な水素吸収が得られず、ブレークアウト検知が発生した。FeまたはMnOを含有し、0.05パスカル秒未満であった試験番号35は、溶鋼メニスカス8で溶融した連続鋳造用パウダー5の巻込みが発生して、表面欠陥が発生した。一方、0.2パスカル秒を超えた試験番号36では溶融した連続鋳造用パウダー5の隙間7への流入不足が発生して、鋳型6と凝固シェル2が溶着して発生する拘束性ブレークアウト検知が頻発した。FeまたはMnOを含有し、凝固温度が低かった試験番号37では、緩冷却効果が得られず表面割れが発生し、凝固温度が高かった試験番号38では、鋳型6と凝固シェル2が溶着して発生する拘束性ブレークアウト検知が頻発した。鋳造速度が2.5m/minを超えた試験番号39では、水素吸収性の問題とは別に、溶融した連続鋳造用パウダー5の隙間7への流入不足が発生するため、鋳型6と凝固シェル2が溶着して発生する拘束性ブレークアウト検知が頻発した。
以上、本発明の種々の典型的な実施の形態および実施例を説明してきたが、本発明はそれらの実施の形態および実施例に限定されない。従って、本発明の範囲は、次の特許請求の範囲によってのみ限定されるものである。
1 溶鋼
2 凝固シェル
3 パウダー溶融フィルム
4 パウダー固層
5 連続鋳造用パウダー
6 鋳型
7 隙間
8 溶鋼メニスカス

Claims (9)

  1. CaOおよびSiOを主成分とし、Feを0.2〜3質量%含有、MnOを0.2〜3質量%含有、またはFeおよびMnOの両方を0.2〜3質量%含有し、FeまたはMnOと発熱反応を起こす発熱材を0質量%超え0.1質量%以下含有し、
    前記発熱材は、Ca、Al、SiおよびMgからなる群より選択される少なくとも一つの元素またはCa、Al、SiおよびMgからなる群より選択される少なくとも2つの元素の合金である鋼の連続鋳造用パウダー。
  2. CaOおよびSiO を主成分とし、MnO を0.2〜3質量%含有、またはFe およびMnO の両方を0.2〜3質量%含有し、Fe またはMnO と発熱反応を起こす発熱材を0質量%〜0.1質量%含有し、
    前記発熱材は、Ca、Al、SiおよびMgからなる群より選択される少なくとも一つの元素またはCa、Al、SiおよびMgからなる群より選択される少なくとも2つの元素の合金である鋼の連続鋳造用パウダー。
  3. CaOの質量含有率とSiOの質量含有率との比が1.25〜1.8である請求項1または2記載の鋼の連続鋳造用パウダー。
  4. FeおよびMnOの粒径が45〜212μmである請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の鋼の連続鋳造用パウダー。
  5. 1300℃における粘度が0.05〜0.2パスカル秒である請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の鋼の連続鋳造用パウダー。
  6. 凝固温度が1200〜1270℃である請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載の鋼の連続鋳造用パウダー。
  7. 請求項1〜6のいずれかのパウダーを使用して鋼の連続鋳造を行う鋼の連続鋳造方法。
  8. 溶鋼中の水素濃度が7質量ppm以上である請求項7記載の鋼の連続鋳造方法。
  9. 鋳造速度が1.0〜2.5m/minである請求項7または8記載の鋼の連続鋳造方法。
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