JP6528382B2 - 車両用障害物検出装置 - Google Patents

車両用障害物検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6528382B2
JP6528382B2 JP2014215722A JP2014215722A JP6528382B2 JP 6528382 B2 JP6528382 B2 JP 6528382B2 JP 2014215722 A JP2014215722 A JP 2014215722A JP 2014215722 A JP2014215722 A JP 2014215722A JP 6528382 B2 JP6528382 B2 JP 6528382B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance
obstacle
wave
vehicle
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014215722A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016085043A (ja
Inventor
充保 松浦
充保 松浦
強志 安藤
強志 安藤
敬之 弘光
敬之 弘光
大林 幹生
幹生 大林
宏亘 石嶋
宏亘 石嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2014215722A priority Critical patent/JP6528382B2/ja
Priority to DE112015004796.4T priority patent/DE112015004796B4/de
Priority to US15/515,557 priority patent/US10948592B2/en
Priority to PCT/JP2015/005297 priority patent/WO2016063526A1/ja
Priority to CN201580057088.3A priority patent/CN107076849B/zh
Publication of JP2016085043A publication Critical patent/JP2016085043A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6528382B2 publication Critical patent/JP6528382B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/02Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems using reflection of acoustic waves
    • G01S15/06Systems determining the position data of a target
    • G01S15/46Indirect determination of position data
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/87Combinations of sonar systems
    • G01S15/876Combination of several spaced transmitters or receivers of known location for determining the position of a transponder or a reflector
    • G01S15/878Combination of several spaced transmitters or receivers of known location for determining the position of a transponder or a reflector wherein transceivers are operated, either sequentially or simultaneously, both in bi-static and in mono-static mode, e.g. cross-echo mode
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/88Sonar systems specially adapted for specific applications
    • G01S15/93Sonar systems specially adapted for specific applications for anti-collision purposes
    • G01S15/931Sonar systems specially adapted for specific applications for anti-collision purposes of land vehicles
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/88Sonar systems specially adapted for specific applications
    • G01S15/93Sonar systems specially adapted for specific applications for anti-collision purposes
    • G01S15/931Sonar systems specially adapted for specific applications for anti-collision purposes of land vehicles
    • G01S2015/937Sonar systems specially adapted for specific applications for anti-collision purposes of land vehicles sensor installation details
    • G01S2015/938Sonar systems specially adapted for specific applications for anti-collision purposes of land vehicles sensor installation details in the bumper area
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/52Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00
    • G01S7/56Display arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本発明は、探査波を送受信して障害物を検出する車両用障害物検出装置に関する。
探査波を送受信して障害物を検出する車両用障害物検出装置は、車両の異なる複数の部位に配置された複数の探査波センサを備える場合がある。特許文献1では、探査波として超音波を送信する超音波センサを複数備える。各超音波センサは障害物までの距離を検出し、その距離が設定値以下となったときに、障害物の位置する方向を報知部から報知する。報知部を制御する制御手段は、車両の右前センサのみが障害物を検知した場合には、右前を表す表示器を点灯させる。
特許第3550322号公報
障害物が探査波センサの探査波照射範囲から外れてしまうと、障害物を検出できない。したがって、各探査波センサの探査波照射範囲と隣接する探査波照射範囲との間に隙間が生じないように、複数の探査波センサを配置することが望まれる。
ところが、意匠上の制約や、設置スペースが確保できる場所の制限により、互いに隣り合う探査波照射範囲の間に隙間が生じる探査波センサの配置となってしまうこともある。この隙間は、探査波センサが配置されているセンサ配置面の近傍に生じやすい。探査波は、センサ配置面から離れる方向に照射されるのであり、センサ配置面に沿った方向に照射されるのではないからである。
障害物が車両に近いほど、障害物までの距離を決定する必要性が高い。したがって、センサ配置面付近にある探査波照射範囲間の隙間に障害物が存在していても、その障害物までの距離を決定できることが望まれる。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、センサ配置面付近にある探査波照射範囲間の隙間に障害物が存在していても、障害物までの距離を決定することができる車両用障害物検出装置を提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、発明の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するための本発明は、車両に搭載され、車両の所定部位に配置され、探査波を送信し、探査波が障害物で反射して生じた反射波を受信して、障害物までの距離を検出するための第1探査波センサ(10A)と、車両において、反射波を受信することができる位置に配置され、反射波を受信して障害物までの距離を検出するための第2探査波センサ(10B)と、障害物が、第1探査波センサと第2探査波センサとの間にあり、かつ、車両に接近してきているか否かを判定する接近判定部(26)と、第1探査波センサを用いて検出した障害物までの距離であって、第1探査波センサと障害物までの距離の1/2の距離である直接波距離と、第2探査波センサを用いて検出した障害物までの距離であって、第1探査波センサから障害物までの距離と障害物から第2探査波センサまでの距離の和の1/2の距離である間接波距離との距離差を算出する距離差算出部(24)と、探査波が送信されてから第1探査波センサが反射波を受信するまでの時間差および探査波が送信されてから第2探査波センサが反射波を受信するまでの時間差から、運転支援制御に用いる障害物距離を決定し、接近判定部が、障害物が、第1探査波センサと第2探査波センサとの間にあり、かつ、車両に接近してきていると判定している状態であって、間接波距離が予め設定された距離範囲から外れたことに基づいて、障害物距離を距離範囲以下の距離とする距離決定部(28)と、間接波距離の変化量を算出する変化量算出部(25)とを備え、接近判定部は、距離差算出部が算出した距離差と、変化量算出部が算出した変化量とに基づいて、障害物が、第1探査波センサと第2探査波センサとの間にあり、かつ、車両に接近してきているか否かを判定することを特徴とする車両用障害物検出装置である。
本発明では、間接波距離に基づいて、障害物が、第1探査波センサと第2探査波センサとの間にあり、かつ、車両に接近してきているか否かを判定する。間接波は、第1探査波センサと第2探査波センサの間にある障害物で反射している可能性が高い。したがって、間接波距離を用いると、障害物が、第1探査波センサと第2探査波センサとの間にあり、かつ、車両に接近してきているか否かを、精度よく判定できる。
障害物が、第1探査波センサと第2探査波センサとの間にあり、かつ、車両に接近してきているのであれば、障害物が検出できなくなった場合には、障害物は、第1探査波センサと第2探査波センサの探査波照射範囲間の隙間に移動したと考えることができる。
また、障害物が車両に接近してきている状態であれば、間接波距離が、前回よりも長い距離になることもないはずである。したがって、障害物が、第1探査波センサと第2探査波センサとの間にあり、かつ、車両に接近してきている状態で、間接波距離が、予め設定された距離範囲よりも遠い距離になった場合には、それまで検出できていた障害物は、第1探査波センサと第2探査波センサの探査波照射範囲間の隙間に移動して検出できなくなり、代わりに、別の障害物を検出した状態であると推定できる。
そこで、接近判定部が、障害物が、第1探査波センサと第2探査波センサとの間にあり、かつ、車両に接近してきていると判定している状態であれば、距離決定部は、間接波距離が、予め設定された距離範囲から外れても、障害物距離をその距離範囲以下の距離とする。これにより、センサ配置面付近にある探査波照射範囲間の隙間に障害物が存在していても、障害物距離を決定することができる。
実施形態の車両用障害物検出装置1の構成図である。 超音波センサ10の取り付け位置を示す図である。 超音波センサ10が実行する処理を説明するフローチャートである。 ECU20が実行する処理を示すフローチャートである。 図4の接近状態判定処理の詳細を示すフローチャートである。 図4の報知距離決定処理の詳細を示すフローチャートである。 障害物位置通知画像40を示す図である。 直接波距離と間接波距離を説明する図である。 車両Cに対する障害物80の位置を例示する図である。 図9の位置に障害物80が位置している場合の障害物位置通知画像40を示す図である。 車両Cに対する障害物80の位置を例示する図である。 図11の位置に障害物80が位置している場合の障害物位置通知画像40を示す図である。 車両Cに対する障害物80の位置を例示する図である。 図13の位置に障害物80が位置している場合の障害物位置通知画像40を示す図である。 変形例1における報知距離決定処理(S32)の一部を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示す車両用障害物検出装置1は、超音波センサ10、ECU20、表示部30を備えている。超音波センサ10は探査波センサに相当する。この超音波センサ10は8つ備えられている。それら8つの超音波センサ10は、図2に示すように、車両Cの前端面および後端面にそれぞれ4つずつ備えられている。
詳しくは、車両Cの前端面には、左角に超音波センサ10FL、中央部分における左側に超音波センサ10FLC、中央部分における右側に超音波センサ10FRC、右角に超音波センサ10FRが備えられている。また、車両Cの後端面には、左角に超音波センサ10RL、中央部分における左側に超音波センサ10RLC、中央部分における右側に超音波センサ10RRC、右角に超音波センサ10RRが備えられている。
これら、8つの超音波センサ10FL、10FLC、10FRC、10FR、10RL、10RLC、10RRC、10RRを特に区別する必要がないときは、単に、超音波センサ10と記載する。なお、車両Cの前端面、後端面は、それぞれセンサ配置面である。
(超音波センサ10の構成)
超音波センサ10は、送受信部11、送信回路部12、受信回路部13、送信制御部14、距離算出部15、通信部16を備える。
送受信部11は、超音波である送信波を発生させ、その送信波を送信するとともに、外部から入ってくる超音波を受信する。そして、受信した超音波の大きさを示す信号を受信回路部13に出力する。送受信部11が受信する超音波には、送信波が外部の物体で反射して生じた反射波がある。
送信回路部12は、送信制御部14から送信指示信号が入力された場合にパルス信号を生成し、そのパルス信号を送受信部11に出力する。送受信部11は、このパルス信号により駆動させられて、パルス状の送信波を送信する。
受信回路部13は、送受信部11から入力された信号に対して、増幅およびA/D変換を行い、増幅およびA/D変換後の信号(以下、反射波信号)を、距離算出部15に出力する。
送信制御部14は、ECU20から送信された送信指示信号を通信部16から取得した場合に、送信指示信号を送信回路部12に出力する。また、送信指示信号を出力したことを距離算出部15に通知する。また、送信制御部14は、受信指示信号をECU20から取得することもある。受信指示信号は、送信波の送信は行わずに、受信のみを行うことを指示する信号である。なお、このとき、隣接する超音波センサ10が送信波を送信している。この受信指示信号を取得した場合にも、受信指示信号を取得したことを距離算出部15に通知する。
距離算出部15は、この距離算出部15と同じ超音波センサ10が備える送受信部11、あるいは、隣接する超音波センサ10の送受信部11が送信波を送信してから、物体検出閾値以上の反射波を受信するまでの時間差から、物体までの距離を算出する。
送受信部11が送信波を送信する時点は、送信制御部14から、送信指示信号を出力したこと、あるいは、受信指示信号を取得したことの通知を受けた時点とする。物体検出閾値以上の反射波を受信した時点は、送信波を送信した時点の所定時間後から始まる反射波検出期間において、最初に、反射波信号が物体検出閾値を超えた時点とする。この時間差に音速を乗じた値の1/2が物体までの距離である。距離算出部15が算出した距離を、以下、検知距離という。
なお、検知距離の上限は数mあるいはそれ以上であり、検知距離の上限に位置する障害物が検出できるように、送受信部11が送信する送信波の大きさや、受信回路部13のゲインは設定されている。そして、検知距離の上限が数m以上に設定される場合、前端面、後端面それぞれにおいて互いに隣接する超音波センサ10の間隔は検知距離の上限より小さい。したがって、各超音波センサ10は、自身に隣接する超音波センサ10が送信した送信波が障害物で反射して生じた反射波、すなわち、間接波を受信することができる。
ただし、中央部分の2つの超音波センサ10FLC、10FRC間の距離は、近距離範囲に障害物が存在していても、その障害物が超音波センサ10FLC、10FRCから等距離にあると、直接波でも間接波でも障害物を検出できないほどに離隔している。たとえば、超音波センサ10FLCと超音波センサ10FRCとの間の距離は60〜100cmである。本実施形態では、中央部分の2つの超音波センサ10FLC、10FRC間において近距離範囲に存在する障害物の存在を、図6の処理により推定する。
通信部16は、距離算出部15が算出した検知距離を、LINバス50を介して、ECU20の通信部21に送信する。また、通信部16は、ECU20の通信部21が送信した送信指示信号、受信指示信号を受信して、その送信指示信号、受信指示信号を送信制御部14に出力する。
(ECU20の構成)
ECU20は、通信部21、距離取得部22、送受信タイミング制御部23、距離差算出部24、変化量算出部25、接近判定部26、移動停止状態取得部27、距離決定部28を備える。このECU20は、CPU、ROM、RAM、入出力インターフェースなどを備えた公知の回路構成である。ECU20は、ROMに記憶されているプログラムをCPUが実行することで、距離取得部22、送受信タイミング制御部23、距離差算出部24、変化量算出部25、接近判定部26、移動停止状態取得部27、距離決定部28として機能する。なお、ECU20が実行する機能の一部または全部を、一つあるいは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。
通信部21は、通信インターフェースであり、LINバス50を介して、超音波センサ10と通信する。また、ECU20は、車内LAN60を介して、表示部30、車両状態決定部70とも接続されている。
距離取得部22、送受信タイミング制御部23、距離差算出部24、変化量算出部25、接近判定部26、移動停止状態取得部27、距離決定部28の処理は、図4〜図6を用いて後述する。
(表示部30)
表示部30は、車両Cの車室内において運転者が視認可能な位置に配置され、図7に示す障害物位置通知画像40を表示する。この障害物位置通知画像40は、その中心に車両Cを意味する車両図形41が位置している。車両図形41の周囲には、左前報知エリア図形42、中央前報知エリア図形43、右前報知エリア図形44、左後報知エリア図形45、中央後報知エリア図形46、右後報知エリア図形47が配置されている。
これらの報知エリア図形42〜47は、障害物を検出した方向および位置を車両Cの乗員に報知するために、検出した障害物の方向および位置に対応する1つまたは複数の報知エリア図形42〜47が点灯させられる。
また、左前報知エリア図形42は、車両図形41に接近離隔する方向に並ぶ近距離報知図形42a、中距離報知図形42b、遠距離報知図形42cを備えている。他のコーナー部に対応する報知エリア図形44、45、47も、同様に、近距離報知図形44a、45a、47a、中距離報知図形44b、45b、47b、遠距離報知図形44c、45c、47cを備えている。
また、中央前報知エリア図形43、中央後報知エリア図形46は、車両図形41に接近離隔する方向に並ぶ近距離報知図形43a、46a、中距離報知図形43b、46b、遠距離報知図形43c、46c、最遠距離報知図形43d、46dを備えている。これら距離報知図形が選択的に点灯することにより、障害物までの距離が示される。
(車両状態決定部70)
車両状態決定部70は、車両Cの移動停止状態が、移動状態であるか停止状態であるかを逐次決定する。移動停止状態の決定には、たとえば車速センサが検出する車速を用いる。そのほかにも、車両Cに備えられた加速度センサが検出する加速度、車輪速センサの検出値等を用いて移動停止状態を決定してもよい。
(超音波センサ10が行う処理)
次に、図3を用いて、各超音波センサ10が実行する処理の流れを説明する。超音波センサ10は、たとえば、通電時、この図3に示す処理を繰り返し実行する。図3において、ステップS2〜S8は送信制御部14が行い、ステップS10は受信回路部13が行い、ステップS12、S14は距離算出部15が行う。
ステップS2では、ECU20の送受信タイミング制御部23が出力した送信指示信号を、通信部16を介して取得したか否かを判断する。この判断がNOであればステップS6に進み、YESであればステップS4に進む。
ステップS4では、送受信部11から送信波を送信させる。すなわち、送信指示信号を送信回路部12に出力する。送信指示信号が入力されると、送信回路部12はパルス信号を生成し、そのパルス信号を送受信部11に出力する。これにより、パルス状の送信波が送受信部11から送信される。
ステップS6では、受信指示信号を取得したか否かを判断する。なお、ECU20は、受信指示信号を必ず送信指示信号とともに送信する信号であるので、受信指示信号は送信せずに、送信指示信号を受信指示信号とみなしてステップS6などの判断を実行してもよい。
このステップS6の判断がNOであれば図3の処理を終了し、YESであればステップS8に進む。ステップS8では、送信指示信号あるいは受信指示信号を取得したことを距離算出部15に通知する。
ステップS10では、一定期間、超音波を受信する。ステップS12では、送信波を送信した時点と、反射波の強度が物体検知閾値を超えた時点との時間差を算出し、この時間差に音速を乗じた値の1/2を検知距離として算出する。物体検出閾値以上の反射波を受信しなかった場合には、検知距離は算出しないことになる。ステップS14では、ステップS12で検知距離を算出していれば、その検知距離をECU20に出力する。
(ECU20が行う処理)
次に、図4を用いて、ECU20が実行する処理を説明する。この図4の処理は、障害物検出条件が成立している場合に繰り返し実行される。障害物検出条件は、たとえば、イグニッションがオンであって、車速が一定車速未満であるという条件である。一定車速は、たとえば、30km/hである。
図4の処理において、ステップS20、S22、S36は送受信タイミング制御部23が実行し、ステップS24は距離取得部22が実行する。ステップS30、S32の実行主体は図5、図6で説明する。ステップS34は距離決定部が実行する。
ステップS20では、いずれかの超音波センサ10から送信波を送信させる送信タイミングとなったか否かを判断する。本実施形態では、車両Cの前端面に配置された超音波センサ10FL、10FLC、10FRC、10FRの送信タイミングと、後端面に配置された超音波センサ10RL、10RLC、10RRC、10RRの送信タイミングを別々に制御する。したがって、前端面側の超音波センサ10FL、10FLC、10FRC、10FRが送信タイミングとなったか、および、後端面側の超音波センサ10RL、10RLC、10RRC、10RRが送信タイミングとなったかを別々に判断する。また、ステップS22〜S26までの処理も、前端面側の超音波センサ10FL、10FLC、10FRC、10FRと、後端面側の超音波センサ10RL、10RLC、10RRC、10RRで別々に行う。
送信タイミングは、各超音波センサ10の送受信期間に基づいて決定される。1つの超音波センサ10の送受信期間は予め設定されており、たとえば、数十ミリ秒〜数百ミリ秒である。ステップS20の判断がNOであればステップS20を繰り返し実行し、YESであればステップS22に進む。
ステップS22では、送信指示信号および受信指示信号を超音波センサ10に対して出力する。具体的には、送信タイミングとなっている超音波センサ10に対しては、送信指示信号および受信指示信号を出力する。また、送信タイミングとなっている超音波センサ10に隣接している超音波センサ10に対しては、受信指示信号を出力する。
したがって、たとえば、左前角の超音波センサ10FLが送信タイミングとなっているときは、左前角の超音波センサ10FLには送信指示信号と受信指示信号とを送信し、前側中央部分における左側の超音波センサ10FLCには受信指示信号を送信する。
また、前側中央部分における左側の超音波センサ10FLCが送信タイミングとなっているときは、その超音波センサ10FLCには送信指示信号と受信指示信号とを送信する。そして、左前角の超音波センサ10FLと、前側中央部分における右側の超音波センサ10FRには受信指示信号を送信する。
続くステップS24では、受信指示信号を出力した超音波センサ10が検知距離を算出していれば、その検知距離を取得する。なお、送信指示信号を送信した超音波センサ10から取得した検知距離は、直接波から算出した検知距離であることになる。一方、受信指示信号のみを送信した超音波センサ10から取得した検知距離は、間接波から算出した検知距離であることになる。
ステップS30では、接近状態を決定する。接近状態は報知エリア毎に決定する。報知エリアは、6つの報知エリア図形42〜47にそれぞれ対応している6つのエリアである。
このステップS30の処理は図5に詳しく示す。図5において、ステップS302、S308は接近判定部26が実行し、ステップS304は距離差算出部24が実行し、ステップS306は変化量算出部25が実行する。
ステップS302では、直接波距離を取得したか否かを判断する。直接波距離とは、この接近状態決定処理を行う報知エリアに対応する超音波センサ10(以下、対応超音波センサ)が直接波から算出した検知距離である。たとえば、中央前報知エリアに対応するのは、超音波センサ10FLC、10FRCである。ステップS302の判断がNOであれば、ステップS304を実行することなく、ステップS306に進む。この判断がNOになるのは、たとえば、超音波センサ10が直接波により障害物を検出できる直接波検出範囲と、その超音波センサ10に隣接する別の超音波センサ10の直接波検出範囲の間に隙間が存在し、その隙間に障害物が存在する場合である。
ステップS302の判断がYESであればステップS304に進む。ステップS304では、直接波距離と間接波距離との距離差を算出する。間接波距離は、対応超音波センサが送信した送信波から生じた間接波を、対応超音波センサに隣接する超音波センサ10が受信して算出した検知距離である。直接波距離および間接波距離ともに検知距離であるので、これらの距離は時間差に音速を乗じた値の1/2により算出する。
ここで、直接波距離と間接波距離を図8を用いて具体的に説明する。図8において、D1、D4、D7、D10は、それぞれ、超音波センサ10FL、10FLC、10FRC、10FRが算出した直接波距離である。D2、D3は、超音波センサ10FL、10FLC間の超音波の送受信により算出した間接波距離である。また、D5、D6は超音波センサ10FLC、10FRC間の超音波の送受信により算出した間接波距離、D8、D9は超音波センサ10FRC、10FR間の超音波の送受信により算出した間接波距離である。
距離差の具体例を説明すると、中央前報知エリアに対応する直接波距離は、D4とD7である。また、中央前報知エリアに対する対応超音波センサは、超音波センサ10FLC、10FRCである。超音波センサ10FLC、10FRCが関与する間接波距離として、D5、D6がある。
したがって、中央前報知エリアについての距離差は次の(1)、(2)である。すなわち、(1)D5(またはD6)−D4、(2)D5(またはD6)−D7の2つである。なお、()内に示すように、D5に代えてD6を用いてもよい。これら(1)、(2)のうち、直接波距離および間接波距離がともに算出されている距離差を算出する。続くステップS306では、間接波距離の変化量を算出する。この変化量は、算出された間接波距離が所定の距離以下、たとえば、後述する遠距離に含まれる距離以下となった場合に記憶しておいた間接波距離と、今回の間接波距離との差である。
続くステップS308では、ステップS306で変化量を算出した障害物の接近状態を決定する。接近状態は、間接波距離に関わる2つの超音波センサ10の間を障害物が車両Cに向かって接近してきている状態であるか否かである。
したがって、接近状態は、次の第1、第2条件を判断する。第1条件は、障害物が間接波距離に関わる2つの超音波センサ10の間にあるか否かを判断する条件である。この第1条件は、距離差が障害物までの距離から定まる閾値以下であるか、または、直接波距離が算出されていない且つ間接波が算出されているという条件である。
この障害物までの距離から定まる閾値は、間接波距離に関わる2つの超音波センサ10の間の距離を底辺とし、障害物の位置を頂点とする三角形において、障害物が2つの超音波センサ10の間の所定範囲にあるときの底辺以外の2辺の長さの差の最大値である。この三角形において、底辺以外の2辺の長さは、それぞれ直接波距離および間接波距離に相当するので、三角形の底辺以外の2辺の長さの差は、直接波距離と間接波距離の差、すなわち距離差に相当する。したがって、障害物が2つの超音波センサ10の間にあるとした場合の底辺以外の2辺の長さの差の最大値を閾値とすれば、距離差が閾値以下である場合、障害物は、2つの超音波センサ10の間にあることになる。
第1条件に、距離差が障害物までの距離から定まる閾値以下であるか否かという条件の他に、直接波距離が算出されていない且つ間接波が算出されているという条件が含まれている理由は、次の通りである。すなわち、ステップS302で説明したように、障害物が2つの超音波センサ10の間にあっても、2つの超音波センサ10の直接波検出範囲の間に隙間があると、直接波を検出することができないからである。距離差が障害物までの距離から定まる閾値以下であるか、直接波距離が算出されていない且つ間接波が算出されていれば、第1条件成立である。
第2条件は、変化量が0よりも小さいという条件である。この第2条件は、障害物が車両Cに近づいているかを判定している条件である。
第1条件、第2条件がともに成立すれば、接近状態は、間接波距離に関わる2つの超音波センサ10の間を障害物が接近してきている状態である。
図5を実行したら、図4のステップS32に進む。ステップS32では、報知距離を報知エリア毎に決定する。報知距離は請求項の障害物距離に相当する。このステップS32の処理の詳細は図6に示す。
図6において、ステップS321では、車内LAN60を介して、車両状態決定部70から車両Cの移動停止情報を取得する。このステップS321は請求項の移動停止状態取得部27が実行する。図6において以降の処理は距離決定部28が実行する。
続くステップS322では、ステップS321で取得した移動停止状態に基づいて、車両Cが移動中であるか、停止中であるかを判断する。停止中であると判断した場合(S322:NO)にはステップS323に進み、移動中であると判断した場合(S322:YES)には、ステップS325に進む。
ステップS323では、移動停止状態が停止中に変化してから、予め設定された移動状態保持期間内であるか否かを判断する。移動状態保持期間を設けている理由は、移動停止状態の判定精度を考慮しているからである。すなわち、障害物検出条件が成立しているときの車速は極低速である場合も多く、極低速であるときにおける移動停止状態の判断精度は一般的に低い。そのため、短期間の間に、移動中と停止中の切り替わりが起こり、制御が不安定になる恐れがあるからである。
移動状態保期間は、実験に基づいて適宜決定すればよく、たとえば、数秒〜10秒程度である。この移動状態保持期間は請求項の所定期間に相当する。移動状態保持期間内であると判断した場合(S323:YES)には、ステップS322で移動中であると判断した場合と同様、ステップS325に進み、移動状態保持期間内ではないと判断した場合(S323:NO)にはステップS324に進む。
ステップS324では、報知距離を決定しようとしている報知エリアに対して算出された検知距離のうち最小値を報知距離とする。
ステップS325では、障害物が、報知エリアに対応する間接波距離に関わる2つの超音波センサ10の間を、障害物が接近している状態であるか否かを判断する。この判断は、図5のステップS308で決定した接近状態の結果を用いて行う。ステップS325の判断がNOであればステップS331に進み、YESであればステップS326に進む。
ステップS326では、前回、報知エリアに対して算出された間接波距離のうち最小値が中距離であったか否かを判断する。なお、中距離とは、中距離報知図形42b、43b、44b、45b、46b、47bにより障害物の存在を報知する距離である。本実施形態では、報知距離を中距離とする範囲が、請求項の予め設定された距離範囲である。
また、近距離は、近距離報知図形42a、43a、44a、45a、46a、47aにより障害物の存在を報知する距離である。遠距離は、遠距離報知図形42c、43c、44c、45c、46c、47cにより障害物の存在を報知する距離であり、最遠距離は、最遠距離報知図形43d、46dにより障害物の存在を報知する距離である。
前回の報知距離が中距離でない場合(S326:NO)には、ステップS330に進む。ステップS330の処理はステップS324と同様であり、報知距離を決定しようとしている報知エリアに対して算出された検知距離のうち最小値を報知距離とする。
たとえば、図9に示す位置に存在している障害物80は、超音波センサ10FLC、10FRCの障害物検出範囲90FLC、90FRCの重複範囲に位置しているとする。また、超音波センサ10FLC、10FRCが算出した検知距離の最小値が、遠距離に含まれる値であったとする。この場合、後述するステップS34の処理において、図10に示すように、障害物位置通知画像40の中央前報知エリア図形43の遠距離報知図形43cが点灯することになる。
前回の報知距離が中距離であり、ステップS326の判断がYESとなった場合にはステップS327に進む。ステップS327では、今回は、間接波距離が算出されていないか否かを判断する。間接波距離が算出されている場合にはステップS328に進む。
ステップS328では、報知エリアに対して算出された間接波距離のうち最小値が、遠距離以上であるか否かを判断する。この判断がNOであれば前述したステップS330に進む。したがって、報知エリアに対して算出された検知距離のうち最小値が、中距離に含まれる値である場合も、ステップS330を実行することになる。
たとえば、図9に示した状態から車両Cが障害物80の方向に進行して、車両Cと障害物80の相対位置が図11に示す位置になり、このときの車両Cから障害物80までの距離が中距離であるとすると、ステップS328の判断がNOになる。図12は、図11の状態における障害物位置通知画像40の表示例であり、中央前報知エリア図形43の中距離報知図形43bが点灯している。
ステップS327の判断がYESである場合、または、ステップS328の判断がYESである場合にはステップS329に進む。ステップS329では、障害物までの距離を近距離とする。したがって、間接波距離が算出されていなくても(S327:YES)、また、検知距離の最小値が遠距離であっても(S328:YES)、障害物までの距離を近距離とすることになる。
この理由を説明する。ステップS325の判断がYESであれば、障害物は、報知エリアに対応する間接波距離に関わる2つの超音波センサ10の間を車両Cに向かって接近している状態である。前回の報知距離が中距離である場合(S326:YES)には、障害物は、前回の報知時よりも、さらに車両Cに近づいている可能性が高い。
車両Cのセンサ配置面の近傍であって、超音波センサ10の間には、障害物を検出できない検出不能範囲が存在する。図13には、超音波センサ10FLC、10FRCの間に存在する検出不能範囲82を示している。この検出不能範囲82は、超音波センサ10FLC、10FRCの超音波照射範囲間の隙間である。
中距離に存在していた障害物が、さらに車両Cに近づいている可能性が高い状態で、間接波距離が算出されていない場合には、図13に示すように、障害物80が検出不能範囲82内に入ったと推定することが妥当である。そこで、ステップS329を実行するのである。この場合、後述するステップS34の処理において、図14に示すように、中央前報知エリア図形43の近距離報知図形43aが点灯する。
また、中距離に存在していた障害物が、さらに車両Cに近づいている可能性が高い状態では、検知距離の最小値は遠距離にならないはずである。それにもかかわらず、検知距離の最小値が遠距離になった場合、それまで検出していた障害物は検出不能範囲に入って検出できなくなり、代わりに、検出不能になった障害物よりも遠方の障害物を検出した状態であると推定できる。そこで、ステップS328の判断がYESである場合にも、ステップS329を実行するのである。
このようにステップS329は、それまでの障害物の位置の推移から、近距離範囲に障害物が入ったと判断できる場合に、障害物までの距離を近距離と推定している。この推定を解除するか否かをステップS331以下で判断する。
ステップS331では、障害物の距離を近距離と推定している状態であるか否かを判断する。この判断がNOであれば前述したステップS324に進み、YESであればステップS332に進む。
ステップS332では、障害物が存在していると推定している近距離範囲の周囲の検出範囲で障害物を検出したか否かを判断する。この周囲の検出範囲を例示すると、中央前報知エリアの近距離範囲に対する周囲の検出範囲は、中央前報知エリアの中距離範囲、左前報知エリアの近距離範囲、右前報知エリアの近距離範囲である。また、左前報知エリアの中距離範囲、右前報知エリアの中距離範囲を加えてもよい。
ステップS332の判断がYESであればステップS333に進む。ステップS332の判断がYESであれば、近距離に存在していた障害物が移動したと推定できる。そこで、ステップS333では、近距離に障害物が存在しているという推定を解除し、報知距離を決定しようとしている報知エリアに対して算出された検知距離のうち最小値を報知距離とする。
ステップS324、S329、S330、S333のいずれかを実行したら、図4のステップS34に進む。ステップS34では、ステップS324、S329、S330、S333のいずれかを実行することにより決定した報知距離を、障害物位置通知画像40を用いて運転者に報知する。
ステップS36では、送信波を送信させる超音波センサ10を次の超音波センサ10に切り替える。そして、次の超音波センサ10に対して、ステップS20以下を実行する。なお、前端面側の4つの超音波センサ10の全部から送信波を送信した場合、次の超音波センサ10は、その4つの超音波センサ10のうち最初に送信波を送信することになっている超音波センサ10である。また、端面側の4つの超音波センサ10の全部から送信波を送信した場合も同様に、次の超音波センサ10は、4つの超音波センサ10のうち最初に送信波を送信することになっている超音波センサ10である。
(実施形態の効果)
以上、説明した本実施形態では、ステップS304で算出した距離差と、ステップS306で算出した変化量とに基づいて、障害物が間接波距離に関わる2つの超音波センサ10の間にあり、かつ、車両Cに接近してきているか否かを決定する(S308)。ここで、次の説明において、間接波距離に関わる2つの超音波センサ10のうち、送信側を第1超音波センサ10A、受信側を第2超音波センサ10Bとする。図9、図11、図13に示した例において、第1超音波センサ10Aを超音波センサ10FLCとし、第2超音波センサ10Bを超音波センサ10FRCとする。これら第1超音波センサ10A、第2超音波センサ10Bは、それぞれ、請求項の第1探査波センサ、第2探査波センサに相当する。なお、逆に、超音波センサ10FRCが第1超音波センサ10A、超音波センサ10FLCが第2超音波センサ10Bとなることもある。また、その他の超音波センサ10も、送信指示信号を取得した場合は第1超音波センサ10Aとなり、受信指示信号を取得した場合には第2超音波センサ10Bとなる。
ステップS306で算出している変化量は間接波距離の変化量である。その理由は、間接波は、第1超音波センサ10Aと第2超音波センサ10Bの間にある障害物で反射している可能性が高いからである。加えて、図9、11、13に示しているように、障害物80の位置が第1、第2超音波センサ10A、10Bの間であると、障害物80の位置が第1、第2超音波センサ10A、10Bの間ではない場合よりも距離差は小さくなる。
したがって、ステップS304で算出した距離差と、ステップS306で算出した変化量とを用いると、障害物が、第1超音波センサ10Aと第2超音波センサ10Bの間にあり、かつ、車両Cに接近してきているか否かを、精度よく判定できる。
障害物が、第1超音波センサ10Aと第2超音波センサ10Bとの間にあり、かつ、車両Cに接近してきているのであれば(S325:YES)、その障害物が検出できなくなった場合には(S327:YES)、その障害物は、図13に示すように、第1超音波センサ10Aと第2超音波センサ10Bの間にある検出不能範囲82に移動したと考えることができる。
また、障害物が車両Cに接近してきている状態であれば、間接波距離が、前回よりも長い距離に変化することもないはずである。したがって、ステップS325がYESである状態で、前回は中距離であった報知距離が(S326:YES)、遠距離になった場合(S328:YES)、それまで検出できていた障害物は、第1超音波センサ10Aと第2超音波センサ10Bの間にある検出不能範囲82に移動して検出できなくなり、代わりに、別の障害物を検出した状態であると推定できる。
そこで、ステップS327がYES、あるいは、ステップS328がYESである場合には、報知範囲を、それまでの中距離よりも車両Cに近い近距離とする(S329)。これにより、センサ配置面付近にある検出不能範囲82に障害物80が存在していても、報知距離を決定することができる。
また、障害物が近距離に存在するとの推定(S329)、および、その解除(S333)は、100%の精度で行えるとは限らない。そこで、車両Cが移動中でなく(S322:NO)、かつ、移動状態保持期間でもない場合(S323:NO)には、報知距離を近距離と推定しない。車両Cが移動中でなく(S322:NO)、かつ、移動状態保持期間でもない場合には、近距離に障害物が存在することを推定する必要性が低いからである。
これにより、障害物が近距離に存在しないのに、近距離に存在すると推定してしまったり、すでに障害物が近距離に存在していないのに、まだ、近距離に障害物が存在すると推定し続けてしまうことを抑制できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。なお、以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用できる。
<変形例1>
図15に示すように、ステップS322の判断がYESとなった場合、ステップS322Aを実行してもよい。ステップS322Aでは、間接波距離が増加したか否かを判断する。このステップS322Aを実行する時点では、周囲の検出範囲で障害物が検出できているので、間接波距離も算出できている場合が多い。間接波距離が増加しているかの判断には、今回の間接波距離と、ステップS329を実行する前における最新の間接波距離を用いる。また、ステップS322の判断がYESとなった後、すでに、複数回、間接波距離を算出している場合には、ステップS322の判断がYESとなった以降の過去の間接波距離を、ステップS329を実行する直前に検出した間接波距離に代えて用いてもよい。
ステップS322Aの判断がYESであればステップS333に進み、NOであればステップS329に進む。周囲の検出範囲で障害物を検出したと判断した(S332:YES)時点では、その直前は、障害物は検出できていない範囲に存在していたのであることから、障害物は、超音波センサ10により安定して検出できる位置に存在していない可能性もある。そのため、ステップS332の判断のみで、障害物が近距離に存在するとの推定を解除してしまうと、直後に再び障害物を検出できなくなり、障害物が存在する範囲を、すぐに、再び近距離であると推定することになる可能性もある。したがって、報知制御が不安定になる、すなわち、報知レベルが短時間の間に変動してしまう恐れもある。
これに対して、変形例1では、周囲の検出範囲で障害物を検出したと判断し(S322:YES)、かつ、間接波距離が増加していると判断した場合(S332A:YES)、障害物が近距離に存在するとの推定を解除する(S333)。間接波距離が増加している場合、障害物は超音波センサ10により安定して検出できる位置に存在していると考えられる。したがって、変形例1のようにすることで報知制御が安定する。
<変形例2、3>
前述の実施形態では、車両Cから障害物までの距離に基づいて、障害物の存在を車両Cの乗員に報知する報知制御を行なっていた。しかし、報知制御に代えて、あるいは報知制御に加えて、その他の運転支援制御、たとえば、自動制動制御を行なってもよい(変形例2)。
また、表示部30を用いる報知制御に代えて、あるいは、表示部30を用いる報知制御に加えて、音により障害物の存在を報知してもよい(変形例3)。
<変形例4>
前述の実施形態では、ステップS327の判断がYES、あるいは、ステップS328の判断がYESである場合、障害物までの距離をそれまでの中距離よりも近い近距離としていた。しかし、ステップS327の判断がYES、あるいは、ステップS328の判断がYESである場合に、障害物までの距離を中距離に維持してもよい。このようにしても、障害物までの距離を決定して、運転支援制御を継続することはできる。
<変形例5>
前述の実施形態では、前回の報知距離が中距離である場合のみ、ステップS327を実行していたが、前回の報知距離が近距離である場合にも、ステップS328を実行してもよい。
<変形例6>
また、変形例5においては、ステップS328の判断において中距離を加えてもよい。
<変形例7>
前述の実施形態では、超音波センサ10が距離算出部15を備えていた。すなわち、前述の実施形態では直接波距離および間接波距離を超音波センサ10が算出していた。しかし、これら直接波距離および間接波距離をECU20が算出してもよい。
直接波距離および間接波距離をECU20が算出する場合、超音波センサ10は、前述の時間差までを算出し、この時間差をECU20に送信する。そして、ECU20が、時間差に音速を乗じた値の1/2を計算して直接波距離あるいは間接波距離とする。
あるいは、時間差もECU20が算出してもよい。この場合、超音波センサ10は、物体検出閾値以上の反射波を受信したことをECU20に送信する。超音波センサ10の送受信部11が送信波を送信した時点は、その超音波センサ10から送信波を送信したことを取得してもよいし、また、ECU20が超音波センサ10に送信指示信号を出力した時点としてもよい。
1:車両用障害物検出装置、 10:超音波センサ、 10A:第1超音波センサ、 10B:第2超音波センサ、 20:ECU、 21:通信部、 22:距離取得部、 23:送受信タイミング制御部、 24:距離差算出部、 25:変化量算出部、 26:接近判定部、 27:移動停止状態取得部、 28:距離決定部、 30:表示部、 40:障害物位置通知画像、 41:車両図形、 42:左前報知エリア図形、 43:中央前報知エリア図形、 44:右前報知エリア図形、 45:左後報知エリア図形、 46:中央後報知エリア図形、 47:右後報知エリア図形、 70:車両状態決定部、 80:障害物、 82:検出不能範囲、 90FLC:障害物検出範囲、 90FRC:障害物検出範囲

Claims (8)

  1. 車両に搭載され、
    前記車両の所定部位に配置され、探査波を送信し、前記探査波が障害物で反射して生じた反射波を受信して、前記障害物までの距離を検出するための第1探査波センサ(10A)と、
    前記車両において、前記反射波を受信することができる位置に配置され、前記反射波を受信して前記障害物までの距離を検出するための第2探査波センサ(10B)と、
    記障害物が、前記第1探査波センサと前記第2探査波センサとの間にあり、かつ、前記車両に接近してきているか否かを判定する接近判定部(26)と、
    前記第1探査波センサを用いて検出した前記障害物までの距離であって、前記第1探査波センサと前記障害物までの距離の1/2の距離である直接波距離と、前記第2探査波センサを用いて検出した前記障害物までの距離であって、前記第1探査波センサから前記障害物までの距離と前記障害物から前記第2探査波センサまでの距離の和の1/2の距離である間接波距離との距離差を算出する距離差算出部(24)と、
    前記探査波が送信されてから前記第1探査波センサが前記反射波を受信するまでの時間差および前記探査波が送信されてから前記第2探査波センサが前記反射波を受信するまでの時間差から、運転支援制御に用いる障害物距離を決定し、前記接近判定部が、前記障害物が、前記第1探査波センサと前記第2探査波センサとの間にあり、かつ、前記車両に接近してきていると判定している状態であって、前記間接波距離が予め設定された距離範囲から外れたことに基づいて、前記障害物距離を前記距離範囲以下の距離とする距離決定部(28)と、
    記間接波距離の変化量を算出する変化量算出部(25)とを備え、
    前記接近判定部は、前記距離差算出部が算出した前記距離差と、前記変化量算出部が算出した前記変化量とに基づいて、前記障害物が、前記第1探査波センサと前記第2探査波センサとの間にあり、かつ、前記車両に接近してきているか否かを判定することを特徴とする車両用障害物検出装置。
  2. 請求項1において、
    前記距離決定部は、前記接近判定部が、前記障害物が、前記第1探査波センサと前記第2探査波センサとの間にあり、かつ、前記車両に接近してきていると判定している状態であって、前記間接波距離が予め設定された距離範囲から外れたことに基づいて、前記障害物距離を、前記距離範囲よりも近い近距離範囲内の距離であるとすることを特徴とする車両用障害物検出装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記距離決定部は、前記接近判定部が、前記障害物が、前記第1探査波センサと前記第2探査波センサとの間にあり、かつ、前記車両に接近してきていると判定している状態であって、前記間接波距離が予め設定された距離範囲から外れ、かつ、前記車両が移動中であることに基づいて、前記障害物距離を、前記距離範囲以下の距離とすることを特徴とする車両用障害物検出装置。
  4. 請求項3において、
    前記車両の移動停止状態が、移動状態であるか、停止状態であるかを取得する移動停止状態取得部(27)を備え、
    前記移動停止状態取得部が取得した前記移動停止状態が前記移動状態から前記停止状態に変化しても、前記距離決定部は、所定期間、前記車両が移動中であるとすることを特徴とする車両用障害物検出装置。
  5. 請求項2において、
    前記距離決定部は、前記障害物距離を前記近距離範囲内の距離とした後、前記障害物を前記近距離範囲の周囲の検出範囲に検出したことに基づいて、前記障害物距離を、前記直接波距離および前記間接波距離に基づいて定まる距離とすることを特徴とする車両用障害物検出装置。
  6. 請求項5において、
    前記距離決定部は、前記障害物距離を前記近距離範囲内の距離とした後、前記障害物を前記近距離範囲の周囲の検出範囲に検出し、かつ、前記間接波距離が増加したことに基づいて、前記障害物距離を、前記直接波距離および前記間接波距離に基づいて定まる距離とすることを特徴とする車両用障害物検出装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項において、
    前記接近判定部は、前記直接波距離が算出されないために前記距離差が算出されない場合、前記距離差が算出されず、且つ、前記間接波距離が算出されていることと、前記変化量算出部が算出した前記変化量とに基づいて、前記障害物が、前記第1探査波センサと前記第2探査波センサとの間にあり、かつ、前記車両に接近してきているか否かを判定することを特徴とする車両用障害物検出装置。
  8. 請求項1〜のいずれか1項において、
    前記第1探査波センサおよび前記第2探査波センサは、前記車両の前後方向の端面において、車幅方向の中央部に配置されていることを特徴とする車両用障害物検出装置。
JP2014215722A 2014-10-22 2014-10-22 車両用障害物検出装置 Active JP6528382B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014215722A JP6528382B2 (ja) 2014-10-22 2014-10-22 車両用障害物検出装置
DE112015004796.4T DE112015004796B4 (de) 2014-10-22 2015-10-21 Hinderniserfassungsvorrichtung für fahrzeuge
US15/515,557 US10948592B2 (en) 2014-10-22 2015-10-21 Obstacle detection apparatus for vehicles
PCT/JP2015/005297 WO2016063526A1 (ja) 2014-10-22 2015-10-21 車両用障害物検出装置
CN201580057088.3A CN107076849B (zh) 2014-10-22 2015-10-21 车辆用障碍物检测装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014215722A JP6528382B2 (ja) 2014-10-22 2014-10-22 車両用障害物検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016085043A JP2016085043A (ja) 2016-05-19
JP6528382B2 true JP6528382B2 (ja) 2019-06-12

Family

ID=55760585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014215722A Active JP6528382B2 (ja) 2014-10-22 2014-10-22 車両用障害物検出装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10948592B2 (ja)
JP (1) JP6528382B2 (ja)
CN (1) CN107076849B (ja)
DE (1) DE112015004796B4 (ja)
WO (1) WO2016063526A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110290970B (zh) * 2017-02-14 2022-12-27 沃尔沃卡车集团 用于确定车辆相对于电气道路系统的位移的感测设备
KR102061514B1 (ko) 2018-03-02 2020-01-02 주식회사 만도 객체 감지 장치 및 방법
JP7318194B2 (ja) * 2018-10-26 2023-08-01 株式会社アイシン 物体検出装置
JP7167675B2 (ja) * 2018-12-04 2022-11-09 株式会社デンソー 物体検知装置および物体検知方法
CN112208438B (zh) * 2019-07-10 2022-07-29 台湾中华汽车工业股份有限公司 行车辅助影像产生方法及系统
US11847833B2 (en) 2020-02-12 2023-12-19 Strattec Security Corporation Broad coverage non-contact obstacle detection
JP2022029287A (ja) * 2020-08-04 2022-02-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 障害物判定装置および車両
EP3961255A1 (en) * 2020-08-28 2022-03-02 Aptiv Technologies Limited Driver assistance system for a vehicle, vehicle and a driver assistance method implementable by the system
KR20230016487A (ko) * 2021-07-26 2023-02-02 현대자동차주식회사 장애물 형상 추정 장치 및 그 방법

Family Cites Families (58)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1601604A (en) * 1977-04-28 1981-11-04 Omron Tateisi Electronics Co Moving object detection system
JPS55322A (en) 1978-06-17 1980-01-05 Mitsui Petrochem Ind Ltd Recovery of cuminic acid
JPS57182187A (en) 1981-04-30 1982-11-09 Mitsubishi Electric Corp Detecting device for obstacle
JPS60192282A (ja) * 1984-03-13 1985-09-30 Nippon Soken Inc 後続車接近検知装置
DE3684538D1 (de) * 1985-08-13 1992-04-30 Edelhoff Polytechnik System zur bestimming der lage eines objekts relativ zu einer handhabungseinrichtung.
JPS6444879A (en) * 1987-08-13 1989-02-17 Matsushita Electric Works Ltd Ultrasonic object detector
DE3881327D1 (de) * 1987-10-19 1993-07-01 Siemens Ag Ueberwachungseinrichtung fuer rueckwaertsfahrtsicherungen bei fahrzeugen.
DE4433957A1 (de) * 1994-09-23 1996-03-28 Mayser Gmbh & Co Verfahren zur Ultraschall-Hinderniserkennung
DE4435156C2 (de) * 1994-09-30 2002-06-27 Microsonic Ges Fuer Mikroelekt Ultraschallsensor
US5980048A (en) * 1995-01-13 1999-11-09 Rannells & Bomar, Inc. Vehicle safety system
CA2201080C (en) * 1996-03-27 2000-01-25 Her Majesty The Queen, In Right Of Canada, As Represented By The Ministe R Of Industry Ultrasonic detection system for safety of vehicle passengers
JP2000028717A (ja) 1998-07-13 2000-01-28 Mitsubishi Electric Corp 障害物検出装置
US6152238A (en) * 1998-09-23 2000-11-28 Laser Alignment, Inc. Control and method for positioning a tool of a construction apparatus
DE19856974C1 (de) * 1998-12-10 2000-09-07 Bosch Gmbh Robert Verfahren und Vorrichtung zur Erfassung eines Hindernisses
JP3478149B2 (ja) * 1998-12-22 2003-12-15 松下電工株式会社 車両用障害物表示装置
JP3550322B2 (ja) 1999-08-06 2004-08-04 松下電工株式会社 車両用障害物検知システム
FR2820216B1 (fr) * 2001-01-26 2003-04-25 Wany Sa Procede et dispositif de detection d'obstacle et de mesure de distance par rayonnement infrarouge
JP2002323560A (ja) * 2001-04-24 2002-11-08 Matsushita Electric Works Ltd 車載用超音波検知システム
US6664918B2 (en) * 2002-01-09 2003-12-16 Mia-Com, Inc. Method and apparatus for identifying complex objects based on range readings from multiple sensors
DE10206764A1 (de) * 2002-02-19 2003-08-28 Bosch Gmbh Robert Verfahren zum Einparken eines Fahrzeugs
FR2846100B1 (fr) * 2002-10-16 2005-01-07 Alstom Procede et dispositif pour la localisation d'un rebord dispose a la jonction de deux surfaces globalement planes
DE10323144A1 (de) * 2003-05-22 2004-12-09 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Detektion von Objekten in der Umgebung eines Fahrzeugs
JP4293865B2 (ja) * 2003-09-02 2009-07-08 富士通テン株式会社 物体検出装置
DE10343175A1 (de) * 2003-09-18 2005-04-14 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Abstandsmessung und Messeinrichtung hierzu
JP2005219727A (ja) * 2004-01-08 2005-08-18 Denso Corp 車両用衝突保護装置
JP4461920B2 (ja) * 2004-06-23 2010-05-12 株式会社デンソー 駐車支援装置
DE102004047177A1 (de) * 2004-09-29 2006-04-13 Robert Bosch Gmbh Anfahrassistent für Kraftfahrzeuge
JP3955314B2 (ja) * 2005-01-28 2007-08-08 松下電器産業株式会社 追尾システムおよび自走体
US7324407B2 (en) * 2005-07-08 2008-01-29 Valeo Switches And Detection Systems Prevention of reporting unwanted signals by the filtering of sensor data
US7528703B2 (en) * 2005-07-26 2009-05-05 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Obstacle detecting system for vehicle
DE102005052633B4 (de) * 2005-11-04 2017-03-02 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Kalibrierung eines Ultraschallsensors und Ultraschallabstandsmessvorrichtung
JP4367533B2 (ja) * 2007-06-12 2009-11-18 株式会社デンソー 超音波センサの自己診断方法
DE102008003662A1 (de) * 2008-01-09 2009-07-16 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Anzeigen der Umgebung eines Fahrzeugs
JP4706711B2 (ja) * 2008-03-25 2011-06-22 パナソニック電工株式会社 駐車空間監視装置
US9250315B2 (en) * 2009-03-04 2016-02-02 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Collision avoidance system and method
JP2010223918A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Denso Corp 障害物検知装置
DE102009002870A1 (de) * 2009-05-06 2010-11-18 Robert Bosch Gmbh Ultraschallobjekterfassungssystem und Verfahren zur Erfassung von Objekten mit Hilfe von Ultraschall
KR101302832B1 (ko) * 2009-09-01 2013-09-02 주식회사 만도 주차시 장애물인식 시스템 및 그 방법
EP2560022B1 (en) * 2010-04-15 2017-03-01 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Obstacle detection system
DE102010028829A1 (de) * 2010-05-11 2011-11-17 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Bestimmung der Position eines Objektes relativ zu einem Fahrzeug, insbesondere einem Kraftfahrzeug, zur Verwendung in einem Fahrerassistenzsystem des Fahrzeuges
WO2011145141A1 (ja) * 2010-05-19 2011-11-24 三菱電機株式会社 車両後方監視装置
CN101900814B (zh) * 2010-07-09 2012-09-05 深圳市豪恩电子科技股份有限公司 倒车雷达系统及倒车雷达探测方法
US20120026836A1 (en) * 2010-08-02 2012-02-02 Lucian Scripca Proximity timer switch
DE102010045657A1 (de) * 2010-09-17 2012-03-22 Wabco Gmbh Umfeld-Überwachungssystem für ein Fahrzeug
US8982668B2 (en) * 2010-11-15 2015-03-17 Semiconductor Components Industries, Llc Semiconductor device and method of forming same for correlation detection
US8789638B2 (en) * 2011-10-21 2014-07-29 Ftr Systems, Inc. Foldable cart with tracking arrangement
DE102011085286A1 (de) * 2011-10-27 2012-08-02 Robert Bosch Gmbh Verfahren zur Erfassung der Umgebung eines Fahrzeugs mittels Ultraschall
JP2014034287A (ja) 2012-08-08 2014-02-24 Aisin Seiki Co Ltd 駐車支援システム
GB201218963D0 (en) * 2012-10-22 2012-12-05 Bcb Int Ltd Micro unmanned aerial vehicle and method of control therefor
US20140118170A1 (en) * 2012-10-29 2014-05-01 Emx Industries Inc. Vehicle detector
EP2927082B1 (en) * 2012-11-27 2017-08-02 Nissan Motor Co., Ltd Vehicule acceleration suppression device and vehicle acceleration suppression method
KR101892763B1 (ko) * 2013-10-08 2018-08-28 주식회사 만도 장애물 위치를 판단하는 방법과 장애물 위치 판단장치 및 주차 보조 방법과 주차 보조 시스템
DE102013223240B3 (de) * 2013-11-14 2014-10-30 Volkswagen Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug mit Verdeckungserkennung für Ultraschallsensoren
KR101521842B1 (ko) * 2014-08-27 2015-05-20 현대모비스 주식회사 주차 공간 탐색 장치 및 그 탐색 방법
WO2016038773A1 (ja) * 2014-09-12 2016-03-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 衝突防止装置
JP2016080641A (ja) * 2014-10-22 2016-05-16 株式会社デンソー 物体検知装置
US10411524B2 (en) * 2015-06-23 2019-09-10 Witricity Corporation Systems, methods and apparatuses for guidance and alignment in electric vehicles wireless inductive charging systems
DE102015009650A1 (de) * 2015-07-25 2017-02-09 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) Verfahren zum Lokalisieren eines Fahrzeugs

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016063526A1 (ja) 2016-04-28
DE112015004796B4 (de) 2022-08-11
DE112015004796T5 (de) 2017-07-06
US20170219702A1 (en) 2017-08-03
US10948592B2 (en) 2021-03-16
JP2016085043A (ja) 2016-05-19
CN107076849A (zh) 2017-08-18
CN107076849B (zh) 2020-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6528382B2 (ja) 車両用障害物検出装置
JP6557958B2 (ja) 車両用障害物検出装置
KR101965989B1 (ko) 주변 물체의 존재에 관한 자동차 운전자의 경고 방법, 운전자 보조 시스템 및 자동차
KR20170118502A (ko) Tpms를 이용한 주차 지원 장치
JP4880712B2 (ja) 障害物検出装置
KR101716590B1 (ko) 초음파 센서의 개선된 작동 방법, 운전자 지원 장치 및 자동차
JP6040945B2 (ja) 先行車選択装置
JP4811343B2 (ja) 物体検出装置
CN107110960B (zh) 物体检测装置
US9953532B2 (en) Obstacle warning apparatus
US9299254B2 (en) Device and method for warning a driver of a motor vehicle
WO2016063524A1 (ja) 障害物検出装置
JP2009175045A (ja) 周辺監視装置
JP5453765B2 (ja) 道路形状推定装置
JP2006317186A (ja) 障害物検知装置
JP6657674B2 (ja) 車間距離警報装置及び車間距離警報制御方法
JP6439652B2 (ja) 車載装置及び車載システム
KR20160015752A (ko) 차량 주변의 초근거리 장애물을 감지하는 기능을 갖는 차량용 주차 보조 시스템 및 그 동작 방법
JP5104604B2 (ja) 衝突判断装置
JP2007115075A (ja) 車両用周辺監視装置
JP4385852B2 (ja) 車両取り回し支援装置
JP3956251B2 (ja) 車両用障害物検出装置及び障害物検出用トランスデューサの配置方法
JP2012226699A (ja) 進路評価装置
JP2008217094A (ja) 衝突判定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190429

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6528382

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250