JP6528085B2 - レーザ加工システム - Google Patents

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Description

本開示は、加工点から離れた位置からレーザ光を加工点に照射してレーザ溶接を行うレーザ加工ヘッドおよびレーザ加工システムに関し、特にレーザ加工ヘッドの構造に関する。
近年、焦点距離が長いレーザ光用いて、加工点から離れた位置からレーザ光を加工点に照射してレーザ溶接を行うリモートレーザ加工と呼ばれる加工法が注目されている。
従来、リモートレーザ加工では、特許文献1に記載されているように、2つのミラーを揺動することによりレーザ光の照射位置を制御するレーザビームスピンナ(Laser Beam Spinner、レーザ加工ヘッド)が用いられる。
図10を用いて、従来のレーザビームスピンナ900について説明する。図10は、従来のレーザビームスピンナ900を示す断面図である。
従来のレーザビームスピンナ900は、ハウジング901と、第1揺動ミラー902と、第2揺動ミラー903と、トーチノズル904と、第1ガルバノメータ905と第2ガルバノメータ(図示せず)を有する。ハウジング901に入射されたレーザビームは、第1揺動ミラー902と第2揺動ミラー903とによって反射され、トーチノズル904から出射される。トーチノズル904から出射されたレーザビームは、加工物Wの継ぎ目JL付近であるビーム照射点SPに照射され、レーザ溶接が行われる。このとき、第1の揺動ミラー902の回転角度を第1ガルバノメータ905よって、第2の揺動ミラー903の回転角度を第2ガルバノメータ(図示せず)によって変化させることにより、ビーム照射点SPをスピンまたはスキャンさせることができる。
また、特許文献2には、第1平面透光板と第2平面透光板とを1つの駆動モータによって、同じ周期で逆方向に回転させることで、レーザビームのスポットを往復させるレーザビームオッシレータ装置について記載されている。
特開平8−192286号公報 実開平6−69928号公報
しかし、特許文献1に記載された、従来のレーザビームスピンナでは、2つのガルバノメータは、それぞれの揺動ミラーを高速かつ高精度に制御するために、非常に高価であった。さらに、2つの揺動ミラーの回転角度と加工物上におけるレーザビームの照射点との関係は非線形であるため、レーザビームの焦点位置を補正する必要があった。そのために、従来のレーザビームスピンナには、高価なfθレンズをさらに設ける必要があった。
また、特許文献2に記載された、従来のレーザビームオッシレータでは、駆動モータが一つであったために、ビームスポットは極めて限定的な動きしかできず、また、リモートレーザ加工で用いられるような精度でビームスポットを走査することはできない。
本開示は、上記問題点を解決するレーザ加工ヘッドおよびレーザ加工システムを提供する。
上記課題を解決するために、本開示のレーザ加工ヘッドは、コリメーションレンズと、フォーカスレンズと、第1の平行板と、第1の駆動部と、第2の平行板と、第2の駆動部とを有する。コリメーションレンズは、第1の光軸を有するレーザ光を平行化し、フォーカスレンズは、平行化されたレーザ光を集光する。第1の平行板は、集光されたレーザ光の光軸を第2の光軸にシフトする。第1の駆動部は、第1の平行板を第1の回転軸を中心に回転させる。第2の平行板は、第2の光軸にシフトされたレーザ光の光軸を第3の光軸にシフトする。第2の駆動部は、第2の平行板を第2の回転軸を中心に回転させる。第1の回転軸の方向と第2の回転軸の方向とは同一である。
また、本開示のレーザ加工システムは、前述したレーザ加工ヘッドと、マニピュレータと、ロボット制御装置と、レーザ発振器とを有する。マニピュレータは、先端にレーザ加工ヘッドが取り付けられている。ロボット制御装置は、レーザ加工ヘッドの動作とマニピュレータの動作とを制御する。レーザ発振器は、レーザ光を出力する。
本開示のレーザ加工ヘッドおよびレーザ加工システムによれば、従来のガルバノヘッドに比べて小型・軽量のレーザ加工ヘッドおよびそれを用いたレーザ加工システムを実現できる。
図1は、実施の形態にかかるレーザ加工装置の構成を示す概略図である。 図2は、実施の形態にかかるレーザ加工ヘッドを示す断面図である。 図3は、実施の形態における、レーザ光の照射位置を説明するための図である。 図4は、実施の形態における、円状のレーザ光の軌跡を示す平面図である。 図5は、実施の形態における、らせん状のレーザ光の軌跡を示す平面図である。 図6は、実施の形態における、直線状のレーザ光の軌跡を示す平面図である。 図7は、本実施の形態のレーザ加工ヘッドを示す図であり、(a)はレーザ加工ヘッドからシールドホルダを取り出した状態の斜視図であり、(b)はレーザ加工ヘッドからシールドホルダを取り出した状態の拡大図であり、(c)はレーザ加工ヘッドにシールドホルダが収納された状態の斜視図であり、(d)はレーザ加工ヘッドにシールドホルダが収納された状態の拡大図である。 図8は、実施の形態のシールドホルダを示す分解図である。 図9は、実施の形態におけるレーザ加工ヘッドの外観図である。 図10は、従来のレーザビームスピンナを示す断面図である。
(実施の形態)
以下、本開示の実施の形態について、図1〜図9を用いて説明する。図1は、本実施の形態にかかるレーザ加工装置100の構成を示す概略図である。図2は、本実施の形態にかかるレーザ加工ヘッド50を示す断面図である。図3は、本実施の形態における、レーザ光の照射位置を説明するための図である。図4は、本実施の形態における、円状のレーザ光の軌跡を示す平面図である。図5は、本実施の形態における、らせん状のレーザ光の軌跡を示す平面図である。図6は、本実施の形態における、直線状のレーザ光の軌跡を示す平面図である。図7は、本実施の形態のレーザ加工ヘッド50を示す図であり、(a)はレーザ加工ヘッド50からシールドホルダ8を取り出した状態の斜視図であり、(b)はレーザ加工ヘッド50からシールドホルダ8を取り出した状態の拡大図であり、(c)はレーザ加工ヘッド50にシールドホルダ8が収納された状態の斜視図であり、(d)はレーザ加工ヘッド50にシールドホルダ8が収納された状態の拡大図である。図8は、本実施の形態のシールドホルダ8を示す分解図である。図9は、本実施の形態におけるレーザ加工ヘッド50の外観図である。
まず、図1を用いて、レーザ加工システム100について説明する。レーザ加工システム100は、レーザ加工ヘッド50と、マニピュレータ60と、ロボット制御装置70と、レーザ発振器80と、光ファイバ90とを有する。レーザ加工ヘッド50は、光ファイバ90からのレーザ光を加工物Wに照射する。マニピュレータ60は、先端にレーザ加工ヘッド50が取り付けられ、レーザ加工ヘッド50を移動させる。ロボット制御装置70は、レーザ加工ヘッド50の動作とマニピュレータ60の動作と、レーザ発振器80のレーザ発振を制御する。レーザ発振器80は、レーザ光を発振し、光ファイバ90に出力する。光ファイバ90は、レーザ発振器80から出力されたレーザ光をレーザ加工ヘッド50まで伝送する。このような構成により、レーザ加工システム100は、レーザ発振器80から出力されたレーザ光を、レーザ加工ヘッド50およびマニピュレータ60を動作させて加工物Wに所望の軌跡でレーザ光を照射させる。
次に、図2を用いて、レーザ加工ヘッド50について具体的に説明する。レーザ加工ヘッド50は、コネクタ12と、レンズボディ1と、ボディケース6(第1のケース)と、シールドホルダ8と、ノズルユニット43(第2のケース)と、サーボモータ14,21とを有する。なお、シールドホルダ8は、ノズルユニット43に対して着脱可能であるが、その他の構成については、複数が一体化されていても構わない。
(コネクタ12について)
レーザ加工ヘッド50は、コネクタ12を有し、コネクタ12を介して光ファイバ90と接続されている。レーザ光LBは、一定の角度で広がりながら、光ファイバ90の端部からレーザ加工ヘッド50内に出射される。
(レンズボディ1について)
レンズボディ1は、コリメーションレンズ4と、フォーカスレンズ5とが固定されたレンズホルダを保持している。コリメーションレンズ4は、光ファイバ90の出射端面から出射されたレーザ光LBを平行化する。そして、コリメーションレンズ4によって平行化されたレーザ光は、フォーカスレンズ5によって加工物Wにおける加工点で焦点を結ぶように集光される。なお、本実施の形態において、コリメーションレンズ4は、直径φ=30mmであり、レンズの明るさを表すF値は80である。フォーカスレンズ5は、直径φ=30mmであり、F値は500である。また、コリメーションレンズ4およびフォーカスレンズ5は、合成石英製の平凸レンズにAR(Anti−Reflection)コート処理を行ったものである。なお、コリメーションレンズ4およびフォーカスレンズ5は平凸レンズに限られず、非球面レンズのように球面収差を補正したレンズであっても構わない。
また、レンズボディ1には、冷却水ホース接続部2、13が設けられている。レンズホルダ3の外周部、すなわちレンズホルダ3とレンズボディ1との間には流水路が設けられている。レンズボディ1には、冷却水ホース接続部2から冷却水を導入し、流水路を経由して、冷却水ホース接続部13から冷却水を排出することができる。これにより、流水路に冷却水を循環させ、レンズホルダ3を介して、間接的にコリメーションレンズ4とフォーカスレンズ5を冷却できる。これにより、コリメーションレンズ4やフォーカスレンズ5の、レーザ光LBによる熱レンズ効果を抑制できる。熱レンズ効果とは、熱変形によりレンズの焦点位置が変化する現象である。また、レンズボディ1やレンズホルダ3は、光ファイバ90の出射端面とコリメーションレンズ4とフォーカスレンズ5との光学的な位置関係を決定している。冷却水は、さらに、レンズホルダ3やレンズボディ1の熱膨張を抑えることができ、これらの光学的な位置関係が変化することによる焦点位置の変化も防止している。なお、冷却水は、レンズボディ1内に限らず、レーザ加工ヘッド50の内部全体を循環し、他の光学部材の熱による悪影響を防止しても良い。
(ボディケース6について)
ボディケース6には、サーボモータ14(第1の駆動部)と、タイミングベルト15(第1の伝達部材)と、タイミングベルトプーリー16(第1の回転部材)と、平行板17(第1の平行板)と、ホルダ18(第1のホルダ)とが設けられ、これらにより光学ユニット41(第1の光学ユニット)が構成される。平行板17は、両端がベアリングで保持された円筒状のホルダ18内に固定されている。ホルダ18の外周面にはタイミングベルトプーリー16が設けられ、ホルダ18はタイミングベルト15を介してサーボモータ14によって回転される。具体的には、ホルダ18は、第1の回転軸を中心に回転され、第1の回転軸の方向は、レーザ加工ヘッド50から出力されるレーザ光の光軸の方向と同じである。サーボモータ14は、例えば、50Wのシリアルエンコーダ付きブラシレスDCサーボモータ、いわゆるACサーボモータである。マニピュレータ60の関節部に採用しているサーボモータもシリアルエンコーダ付きブラシレスDCサーボモータであり、サーボモータ14と同じタイプである。ただし、マニピュレータ60の関節部に採用しているサーボモータは、サーボモータ14とは出力容量が異なる、正確には、サーボモータ14の出力50Wよりも大きいもの(100W〜1600W)である。このように、レーザ加工ヘッド50に用いるサーボモータ14,21とマニピュレータ60の関節に用いるサーボモータを同じタイプにすることで、ロボット制御装置70のシステムの構成を簡略化できる。
本実施の形態において、タイミングベルトプーリー16の回転と平行板17の回転との減速比は32:60であり、サーボモータ14の位置制御分解能は2048pprである。従って、第1の光学ユニット41の位置分解能は、4.2μmであり、レーザ光の照射位置の精度に対して十分な分解能である。また、レーザ光の照射位置の移動の最大速度は123m/分以上であり、レーザ溶接等のレーザ加工の実用上、十分な速度である。本実施の形態の運転条件設定は、最高出力回転速度14400°/秒、最大加速度300000°/秒としている。
さらに、ボディケース6には、サーボモータ21(第2の駆動部)と、タイミングベルト22(第2の伝達部材)と、タイミングベルトプーリー20(第2の回転部材)と、平行板19(第2の平行板)と、ホルダ7(第2のホルダ)とが設けられ、これらにより光学ユニット42(第2の光学ユニット)が構成される。平行板19は、両端がベアリングで保持された円筒状のホルダ7内に固定されている。ホルダ7の外周面にはタイミングベルトプーリー20が設けられ、ホルダ7はタイミングベルト22を介してサーボモータ21によって回転される。具体的には、ホルダ7は、第2の回転軸を中心に回転され、第2の回転軸の方向は、レーザ加工ヘッド50から出力されるレーザ光の光軸の方向と同じである。サーボモータ21は、例えば、50Wのシリアルエンコーダ付きブラシレスDCサーボモータ、いわゆるACサーボモータである。
すなわち、光学ユニット41と光学ユニット42とは、同一の構成であり、個々の部品はすべて同一である。このようにすることで、2つの光学ユニット41,42の応答バランスが同じになり、制御を行いやすい。そして、光学ユニット41と光学ユニット42とは、第1の回転軸の方向と第2の回転軸の方向とが同じであり、かつ、ボディケース6内において、対称に配置されている。すなわち、第1の回転軸(および第2の回転軸)に鉛直な面に対して対称に配置されている。図2では、光学ユニット41と光学ユニット42とは、上下に対称に配置されている。このように配置すると、サーボモータ14とサーボモータ21とが同じ方向に回転した場合、平行板17の回転方向と平行板19の回転方向とは逆になる。また、平行板17を駆動するサーボモータ14の回転方向を逆転させることにより、平行板17の回転方向と平行板19の回転方向とを同じ方向に回転させることも可能である。
なお、レーザ加工ヘッド50の小型化と、レーザ加工ヘッド50のレーザ照射範囲を広くする点から、光学ユニット41と光学ユニット42とは、第1の回転軸と第2の回転軸とが一致するように配置することが望ましい。また、第1の回転軸および第2の回転軸の方向は、光ファイバ90から入射された時のレーザ光LBの光軸の方向と同じであることが好ましい。さらには、第1の回転軸および第2の回転軸は、光ファイバ90から入射された時のレーザ光LBの光軸と一致することがさらに好ましい。
次に、光学ユニット41、42によるレーザ光の挙動について説明する。
フォーカスレンズ5を通過したレーザ光は、平行板17を通過する際に2度(平行板17への入射時と平行板17からの出射時)屈折する。これにより、平行板17の板厚と、第1の回転軸に対する平行板17の取り付け角度である平行板17の傾斜角度と、平行板17の屈折率によって定まる量だけ、レーザ光は平行にシフトする。すなわち、平行板17に入射するレーザ光の光軸(第1の光軸)と、平行板17を出射したレーザ光の光軸(第2の光軸)とは、方向が同じであり、位置がずれている。これは、同様の構成である平行板19においても同様である。すなわち、平行板19に入射するレーザ光の光軸(第2の光軸)と、平行板19を出射したレーザ光の光軸(第3の光軸)とは、方向が同じであり、位置がずれている。本実施の形態の平行板17と平行板19は、合成石英製であって、板厚t=13mm、第1の回転軸(第2の回転軸)に対する傾斜角45°、屈折率は1.44963である。この場合、平行板17を通過したレーザ光(レーザ光の光軸)は、4.1mmシフトする。その後、レーザ光(レーザ光の光軸)は、平行板19を通過する際にも同様に、4.1mmシフトする。従って、本実施の形態におけるレーザ光の動作範囲は、半径が8.2mm、すなわち直径が16.4mmの円内である。
ここで、図3を用いて、本実施の形態のレーザ加工ヘッド50によるレーザ光の照射位置について説明する。平行板17によってレーザ光が回転角度θ1だけ回転され、距離Lだけシフトし、平行板19によってレーザ光が回転角度θ2だけ回転され、距離Lだけシフトされるものとする。回転角度θ1は、ホルダ18による平行板17の回転角度と等しく、回転角度θ2は、ホルダ7による平行板19の回転角度と等しい。この場合、2枚の平行板17,19を通過したレーザ光の照射位置は、図3に示すように、長さが固定され、回転角度θ1およびθ2が自由に変えられる2つのベクトルによって表すことができる。従って、加工物Wにおけるレーザ光の照射位置は、原点Oを中心としたXY座標において、以下の式で表すことができる。
X=Lcosθ1+Lcosθ2
Y=Lsinθ1+Lsinθ2
L:1枚の平行板を通過する時のシフト量
θ1:平行板17の回転角度
θ2:平行板19の回転角度
これにより、レーザ光の照射位置は、半径が2Lの円の内部であることがわかる。そして、平行板17の回転角度θ1と平行板19の回転角度θ2は、それぞれ独立したサーボモータ14、21で制御されている。従って、レーザ光の照射位置は、移動可能範囲の中(半径2Lの円内)であれば、レーザ光によりあらゆる軌跡を描くことができる。特に、半径がLの円を描くときは、1つのサーボモータを稼動させ、もう一方のサーボモータを停止させることで描くことができる。また、2つのサーボモータ14および21を、同一方向に同じ回転速度で回転させ続けることによって、さまざまな半径の円をスムーズに描くことができる。なお、円の半径は、回転角度θ1と回転角度θ2との差で決まり、その差は一定に維持される。
次に、実際のリモートレーザ溶接においてよく使用される溶接パターンについて説明する。
図4に示すように、円形にレーザ光の照射位置を移動させる場合については、前述のとおりである。図4においては、開始点sから終了点eまで、時計回りに、軌跡Rで円形にレーザ光の照射位置が移動している。
図5に示すように、らせん形にレーザ光の照射位置を移動させる場合について説明する。これは、平行板17が1回転する間に、平行板19を少し回転させてやることで、半径を大きくしながら円を描くことができる。具体例を挙げて説明すると、例えば、回転角度θ1と回転角度θ2との差によって、原点Oから距離rの場所を開始点sとする。そして、回転角度θ1と回転角度θ2との差を変化させながら、回転角度θ1および回転角度θ2の両方を変化させることで、半径を大きくしながら円を描くことができる。
次に、図6に示すように、直線にレーザ光の照射位置を移動させる場合について説明する。図6に示すように、X軸に一致するように直線を描くには、Y座標がゼロ、すなわちθ1+θ2=0°となればよい。図6では、回転角度θ1およびθ2がともに0°の開始点sから、回転角度θ1が180°、回転角度θ2が−180°の終了点e間で移動したものである。また、Y軸に一致するように直線を描くには、X座標がゼロ、すなわち、θ1+θ2=180°となればよい。そして、これらは、開始位置を適切に決めてやることで、モータを反転動作させなくても実現できる。また、図6の点線に示すように、X軸とのなす角がDxの直線は、θ1+θ2=2・Dxを満たすように、回転速度θ1、θ2を変化させればよい。
以上のように、あらゆるパターンについて、モータを反転動作させることなく描くことができる。すなわち、第1の回転軸と第2の回転軸を同一方向に回転することで、第1の回転軸および第2の回転軸の反転動作なしに、加工物Wに対して円弧状や円状やらせん状や直線状にレーザ光を照射することができる。
なお、第1の回転軸の回転角度θ1と第2の回転軸の回転角度θ2との位相差により、レーザ光を照射可能な範囲の半径が決まる。
(ノズルユニット43について)
次に、レーザ加工ヘッド50の先端の構造について説明する。
図2に示すように、ボディケース6の先端付近にはノズルユニット43が接続され、ノズルユニット43の上部には保護ガラス25(第1の保護部材)が固定されている。なお、ノズルユニットは、ノズル保持部10に内側ノズル11と外側ノズル27とを設けたものである。ボディケース6の先端とは、レーザ光が出射される側の端部のことである。また、ノズルユニット43における、保護ガラス25よりも先端方向には、保護ガラス26(第2の保護部材)が設けられたシールドホルダ8が収納できる構造になっている。すなわち、シールドホルダ8はノズルユニット43に対して着脱可能であり、保護ガラス26がノズルユニット43に対して着脱可能であることでもある。
本実施の形態においては、保護ガラス25は直径φ=40mmであり、保護ガラス26は直径φ=30mmであり、共に合成石英製である厚さt=2mmのウインドウ材にARコートを施している。保護ガラス25は、図示しないネジリングによりレーザ加工ヘッド50(具体的にはノズルユニット43)に固定されている。
次に、図7を用いて、保護ガラス26とシールドホルダ8について具体的に説明する。保護ガラス26は、メンテナンス性を考慮し、レーザ光の光軸方向に対して直交する方向にスライドし、レーザ加工ヘッド50に対して着脱可能なシールドホルダ8に設けられている。保護ガラス26は、シールドホルダ8をレーザ加工ヘッド50から取り外すことでレーザ加工ヘッド50外へ取り出され、シールドホルダ8をレーザ加工ヘッド50へ取り付けることでレーザ加工ヘッド50内に配置される。図7の(a)と(b)は、シールドホルダ8をレーザ加工ヘッド50から取り外した状態を示す図である。図7の(c)と(d)は、シールドホルダ8をレーザ加工ヘッド50へ取り付けた状態を示す図である。
さらに、図8を用いて、シールドホルダ8について説明する。図8は、保護ガラス26が設けられたシールドホルダ8の分解図である。シールドホルダ8は、保護ガラス26を挟み込むように2つに分割された第1の部材23と第2の部材24とで構成され、第1の部材23と第2の部材24とは、固定用のレバー9の操作により、容易に結合や分離ができる。保護ガラス26は、Oリングの弾性変形力によって円周方向がシールドホルダ8に保持され、第1の部材23と第2の部材24とで挟み込むことにより軸方向に保持されている。レバー9を操作することで第1の部材23と第2の部材24とを容易に分離することができ、保護ガラス26の交換は、工具を使うことなく容易に行うことができる。
なお、保護ガラス25を設けず、レーザ加工ヘッド50に対して着脱可能な保護ガラス26のみを設けても構わない。しかし、この場合、レーザ加工ヘッド50を使用している通常の使用環境で保護ガラス26を交換すると、保護ガラス26を取り外した際、レーザ加工ヘッド50内に異物が入り平行板19等に付着する可能性がある。従って、本実施の形態のように、2つの保護ガラス25,26を設けることで、レーザ加工ヘッド50を使用している通常の使用環境で保護ガラス26を交換しても問題は生じず、また、利便性を高めることができ、好ましい。
次に、レーザ加工中の保護ガラス26へのスパッタやヒュームの付着の防止について説明する。
図2に示すレーザ加工ヘッド50において、保護ガラス26に対してレーザ光の出力端側には、内側ノズル11と外側ノズル27から構成された中空円錐台状のノズルが設けられている。内側ノズル11と外側ノズル27とは、ノズルの先端部付近で接している。内側ノズル11の先端部には、放射状に設けられた溝により、開口部が形成されている。内側ノズル11と外側ノズル27とに囲まれた空間に、図示しないエアー取込部を介してレーザ加工ヘッド50の外部から取り入れた圧縮エアーを供給できる。これにより、内側ノズル11の開口部から高速のエアージェットが噴出し、保護ガラス26へのスパッタやヒュームの付着を防止する。また、このエアージェットは、加工物Wに対して吹きつけられるため、加工物W加工点近傍にヒュームが停滞することを防止できる。ヒュームは、レーザ光の反射や屈折や吸収を引き起こし、加工点でのレーザ出力を低下させる。なお、内側ノズル11と外側ノズル27は、ボディケース6のノズル保持部10により保持されている。
また、外側ノズル27の先端部は着脱可能であり、消耗や損傷した場合には先端部だけを交換することが可能である。この構造により、ノズルのメンテナンスコストが低減される。
なお、先端部に溝を設けた内側ノズル11の最小径は、交換可能な外側ノズル27の最小径よりも大きく、外側ノズル27が内側ノズル11をカバーする構造である。この構造により、内側ノズル11の先端の溝部の損傷やスパッタの詰まりを防止することができる。
次に、図9を用いて、レーザ加工ヘッド50の通信機能について説明する。
図9に示すように、レーザ加工ヘッド50は、通信ボックス28を有し通信機能を有している。通信ボックス28には、通信用の基板等が内蔵されている。従って、レーザ加工ヘッド50は、図示しない外部機器であるパソコン等とも通信ができる。なお、通信は、有線でも無線でも対応可能である。
図9を用いて、レーザ加工ヘッド50の通信について説明する。レーザ加工ヘッド50のボディケース6の前面に、機器等を取り付けるための金具30が設けられている。金具30には、照明装置31とカメラ29を取り付けることができる。なお、カメラ29とロボット制御装置70との接続は、例えば、ロボット制御装置70からマニピュレータ60へ引き回されるオプション用の制御ケーブルを用いる。そのため、別途、カメラ29用のケーブルを装備する必要が無く、簡単に取り付けできる。そして、通信ボックス28を介して、パソコン等の外部機器から照明装置31やカメラ29を制御することができ、また、カメラ29の画像をパソコン等の外部機器に送ることもできる。
以上のように、本実施の形態のレーザ加工ヘッド50は、レーザ光がガラスからなる平行板17,19を通過するときにシフトする特性を利用し、レーザ加工ヘッド50の内部に、レーザ光の光軸方向に2枚重ねた平行板17、19を設けたものである。2枚の平行板17,19の回転は、それぞれ別のサーボモータ14,21で独立して制御され、レーザ光のシフト方向とシフト量をコントロールできる。このように、本実施の形態のレーザ加工ヘッド50は、レーザ光を任意に偏心させることができる。
また、本実施の形態のレーザ加工ヘッド50によれば、従来のガルバノヘッドに比べて小型・軽量を実現でき、レーザ光をシフトさせることで加工物Wに対するレーザ光の照射位置を制御して、スポット溶接やシーム溶接等のレーザ加工を行うことができる。
従って、従来のガルバノヘッドを使用することなく、精度が高く、自由度も高いリモートレーザ加工を行うことができる。
本開示によれば、小型・軽量のレーザ加工ヘッドおよびこのレーザ加工ヘッドを用いたレーザ加工システムを実現でき、例えば、リモートレーザ加工等に用いるレーザ加工ヘッドおよびレーザ加工システムとして産業上有用である。
1 レンズボディ
2,13 冷却水ホース接続部
3 レンズホルダ
4 コリメーションレンズ
5 フォーカスレンズ
6 ボディケース
7,18 ホルダ
8 シールドホルダ
9 レバー
10 ノズル保持部
11 内側ノズル
12 コネクタ
14,21 サーボモータ
15,22 タイミングベルト
16,20 タイミングベルトプーリー
17,19 平行板
23 第1の部材
24 第2の部材
25,26 保護ガラス
27 外側ノズル
28 通信ボックス
29 カメラ
30 金具
31 照明装置
41,42 光学ユニット
43 ノズルユニット
50 レーザ加工ヘッド
60 マニピュレータ
70 ロボット制御装置
80 レーザ発振器
90 光ファイバ
W 加工物
R 軌跡
s 開始点
e 終了点

Claims (6)

  1. 先端にレーザ加工ヘッドが取り付けられたマニピュレータと、
    前記レーザ加工ヘッドの動作と前記マニピュレータの動作とを制御するロボッ制御装置と、
    レーザ光を出力するレーザ発振器と、を備え、
    前記レーザ加工ヘッドは、
    第1の光軸を有する前記レーザ光を平行化するコリメーションレンズと、
    平行化された前記レーザ光を集光するフォーカスレンズと、
    集光された前記レーザ光の光軸を第2の光軸にシフトする第1の平行板と、
    前記第1の平行板を第1の回転軸を中心に回転させる第1の駆動部と、
    前記第2の光軸にシフトされた前記レーザ光の光軸を第3の光軸にシフトする第2の平行板と、
    前記第2の平行板を第2の回転軸を中心に回転させる第2の駆動部と、を有し、
    前記第1の回転軸の方向と前記第2の回転軸の方向とは同一であり、
    前記第1の駆動部および前記第2の駆動部はサーボモータであり、
    前記第1の平行板の回転角度θ1と前記第2の平行板の回転角度θ2をそれぞれ独立した前記サーボモータで制御することで前記レーザ光の照射位置を移動させるレーザ加工システム。
  2. 前記レーザ光の照射位置は、原点0を中心としたXY座標において、
    X=Lcosθ1+Lcosθ2、
    Y=Lsinθ1+Lsinθ2、
    (ただし、Lは前記第1および第2の平行板を通過する時のシフト量)、
    で表すことができる請求項1に記載のレーザ加工システム。
  3. 前記レーザ加工ヘッドは、
    前記第1の平行板を保持する第1のホルダと、
    前記第1のホルダの外周面に設けられており前記第1のホルダを回転させる第1の回転部材と、
    前記第1の駆動部の駆動力を前記第1の回転部材に伝達する第1の伝達部材と、
    前記第2の平行板を保持する第2のホルダと、
    前記第2のホルダの外周面に設けられており前記第2のホルダを回転させる第2の回転部材と、
    前記第2の駆動部の駆動力を前記第2の回転部材に伝達する第2の伝達部材と、をさらに有し、
    前記第1の駆動部と、前記第1の平行板と、前記第1のホルダと、前記第1の回転部材と、前記第1の伝達部材とから第1の光学ユニットが構成され、
    前記第2の駆動部と、前記第2の平行板と、前記第2のホルダと、前記第2の回転部材と、前記第2の伝達部材とから第2の光学ユニットが構成され、
    前記第1の光学ユニットの形状と前記第2の光学ユニットの形状とは同じで、かつ上下に対称に配置されている請求項1または2に記載のレーザ加工システム。
  4. 前記レーザ加工ヘッドは、
    前記第1の平行板と前記第1のホルダと前記第2の平行板と前記第2のホルダとを収納する第1のケースと、
    前記第3の光軸にシフトされた前記レーザ光を透過する第1の保護部材と、
    前記第1の保護部材を透過した前記レーザ光を透過する第2の保護部材と、をさらに有する請求項3に記載のレーザ加工システム。
  5. 前記レーザ加工ヘッドは、
    前記第1のケースの端部に設けられた第2のケースをさらに有し、
    前記第1の保護部材は前記第2のケースに固定され、
    前記第2の保護部材は、前記第2のケースに着脱可能である請求項4に記載のレーザ加工システム。
  6. 前記レーザ加工ヘッドの前記第2のケースの側面には、気体噴出口が設けられている請求項5に記載のレーザ加工システム。
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