JP7141532B2 - ハウジング及び加工装置の取扱方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ハウジング及び加工装置の取扱方法に関する。
特許第5868118号公報には、被加工物に照射されるレーザ光線によって加工点付近に発生する粉塵を吸引して排出するための粉塵排出手段が備えられたレーザ加工装置が開示されている。特許第5868118号公報では、粉塵排出手段に接続された粉塵処理装置に備えられた送風機を駆動した状態で、レーザ光線の出力がサーマル式の出力測定手段によって測定される。
しかしながら、特許第5868118号公報に記載された技術では、出力測定手段への粉塵等の付着を必ずしも十分に抑制し得ない。出力測定手段に粉塵等が付着すると、レーザ光線の出力を良好に検出し得ない。
本発明の目的は、センサへの粉塵等の付着を抑制し得るハウジング及び加工装置の取扱方法を提供することにある。
本発明の一態様によるハウジングは、エネルギービームを検出するセンサを収容するハウジングであって、前記エネルギービームが透過可能な透過性部材が備えられたチャンバと、前記チャンバ内にガスを供給するための供給口とを備え、前記センサは、前記透過性部材を介して入射する前記エネルギービームを検出する。
本発明の他の態様による加工装置の取扱方法は、エネルギービームを照射する照射部と、前記エネルギービームが透過可能な透過性部材が備えられたチャンバを含むハウジングと、前記ハウジングに収容され、前記透過性部材を介して入射する前記エネルギービームを検出するセンサとを備える加工装置の取扱方法であって、前記チャンバは、前記透過性部材が備えられた仕切板によって仕切られており、前記透過性部材は、前記仕切板に交換自在に装着されており、前記仕切板をスライドさせることにより前記透過性部材を前記ハウジング内から引き出し、前記透過性部材の交換を行う。
本発明によれば、センサへの粉塵等の付着を良好に抑制し得るハウジング及び加工装置の取扱方法を提供することができる。
一実施形態による加工装置に備えられた照射装置を示す斜視図である。 一実施形態による加工装置を示す概略図である。 図3A及び図3Bは、一実施形態によるセンサ装置を示す断面図である。
本発明によるハウジング及び加工装置の取扱方法について、好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。
[一実施形態]
一実施形態によるハウジング及び加工装置の取扱方法について図面を用いて説明する。図1は、本実施形態による加工装置に備えられた照射装置を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態による加工装置10には、照射装置12と、当該照射装置12を搬送する搬送機構32とが備えられている。
照射装置12には、不図示のエネルギービーム生成部と、当該エネルギービーム生成部から出力されるエネルギービーム42を照射する照射部38と、照射部38を保持する保持部40とが備えられている。エネルギービーム42は、例えばレーザビームであるが、これに限定されるものではない。
搬送機構32は、例えば、多関節ロボットによって構成されているが、これに限定されるものではない。搬送機構32の先端部には、保持部40を支持する支持フレーム52が備えられている。搬送機構32によって照射部38を移動させつつ、照射部38からエネルギービーム42を照射することによって、加工対象物に対する加工が行われる。
図2は、本実施形態による加工装置を示す概略図である。図2に示すように、本実施形態による加工装置10には、センサ装置14と、ガス供給部16と、制御部46とが更に備えられている。なお、図2には、照射装置12のうちの一部が示されている。
制御部46は、加工装置10の全体の制御を司る。制御部46には、演算部48と、記憶部50とが備えられている。演算部48は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等によって構成され得るが、これに限定されるものではない。記憶部50は、不図示の揮発性メモリと、不図示の不揮発性メモリとを含む。揮発性メモリとしては、例えばRAM(Random Access Memory)等が挙げられる。不揮発性メモリとしては、例えばROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。プログラム、データ等が、記憶部50に記憶され得る。
センサ装置14は、照射部38から照射されるエネルギービーム42の強度を判定するための検査において用いられ得る。かかる検査は、加工精度を確保すべく、加工対象物に対する加工が加工装置10によって実行される前に行われ得る。エネルギービーム42の強度の検査においては、制御部46は、照射部38からエネルギービーム42が照射されるように照射装置12を制御する。照射部38から照射されるエネルギービーム42は、センサ装置14によって検出される。センサ装置14は、検出したエネルギービーム42の強度を示す信号を制御部46に出力する。制御部46は、エネルギービーム42の強度が所定範囲内であるか否かの判定を行う。
照射部38から照射されるエネルギービーム42の強度が所定範囲内である場合には、当該エネルギービーム42の強度は正常である。このような場合、制御部46は、加工対象物に対する加工を実行するように加工装置10を制御する。
一方、照射部38から照射されるエネルギービーム42の強度が所定範囲外である場合には、当該エネルギービーム42の強度は異常である。このような場合、制御部46は、加工装置10に対するメンテナンス等をユーザに促すための通知を行う。加工装置10に対するメンテナンスにおいては、後述する透過性部材24(図3A参照)の交換が行われる場合もあるし、エネルギービーム42の強度の調整が行われる場合もあるし、照射部38に備えられた保護ガラス(透過性部材)39の交換が行われる場合もある。
ガス供給部16は、後述するチャンバ18A(図3A参照)内にガスを供給する。なお、チャンバ18Aは、後述するように、センサ装置14に備えられたハウジング18(図3A参照)の一部によって構成されている。粉塵(溶接ヒューム)等がチャンバ18A内に入り込むと、後述するセンサ20(図3A参照)の受光部22(図3A参照)に粉塵等が付着する虞がある。従って、チャンバ18A内に粉塵等が入り込まないように、ガス供給部16によるチャンバ18A内へのガスの供給が継続的に行われる。なお、ガスは、例えば、空気であるが、これに限定されるものではない。不燃性のガス等を適宜用い得る。
図3A及び図3Bは、本実施形態によるセンサ装置を示す断面図である。図3Aは、仕切板26をスライドさせていない状態、即ち、透過性部材24とセンサ20とが平面視において互いに重なり合うように仕切板26の位置が設定されている状態を示している。図3Bは、仕切板26をスライドさせることにより透過性部材24をハウジング18の外部まで引き出した状態を示している。
図3Aに示すように、センサ装置14には、ハウジング18と、当該ハウジング18に収容されたセンサ(検出器、パワーメータ)20とが備えられている。センサ20には、受光部22が備えられている。受光部22は、例えば、センサ20の上面に位置している。受光部22は、後述する透過性部材24を介して入射するエネルギービーム42(図2参照)を受光する。センサ20は、受光部22に入射したエネルギービーム42の強度を示す信号を出力する。
ハウジング18の一部によって、チャンバ18Aが構成されている。具体的には、ハウジング18のうちのセンサ20が収容される部分の上側に位置する部分によって、チャンバ18Aが構成されている。
ハウジング18には、仕切板26を挿入するための挿入口(スリット、挿入部)18D、18Eが形成されている。挿入口18Dは、チャンバ18Aに対して一方の側(図3Aにおける紙面右側)に位置している。挿入口18Eは、チャンバ18Aに対して他方の側(図3Aにおける紙面左側)に位置している。一端側が挿入口18Dに挿入され、他端側が挿入口18Eに挿入された仕切板26によって、チャンバ18Aが仕切られている。仕切板26は、センサ20と後述するシャッタ34との間に備えられる。
仕切板26には、エネルギービーム42が透過可能な透過性部材24が備えられている。透過性部材24は、仕切板26に交換自在に装着されている。透過性部材24は、例えばガラスによって形成されているが、これに限定されるものではない。
仕切板26は、例えば水平方向にスライドさせることが可能である。仕切板26には、当該仕切板26のスライド量を制限するためのストッパ28が備えられている。仕切板26にストッパ28が備えられているため、仕切板26をスライドさせた際に開口が生じてしまうのを防止し得る。このため、仕切板26とセンサ20とハウジング18の隔壁18Fとによって画定される空間36A内、即ち、チャンバ18A内に、粉塵を含む汚染された空気が混入するのを防止し得る。
ハウジング18には、自動で開閉するシャッタ34が更に備えられている。シャッタ34は、不図示の開閉機構によって開閉され得る。シャッタ34は、仕切板26が備えられている箇所よりも上方に位置している。エネルギービーム42の強度を検出する際にのみ、シャッタ34が開かれる。エネルギービーム42の強度を検出する際以外においては、シャッタ34は閉じられている。このため、加工対象物に対する加工を行う際に生ずる粉塵がセンサ20の受光部22に付着するのを防止し得る。
ハウジング18には、チャンバ18A内にガスを供給するための供給口18Bが更に備えられている。供給口18Bは、仕切板26が備えられる位置よりも低い位置に形成されている。このため、仕切板26とセンサ20とハウジング18の隔壁18Fとによって画定される空間36A内、即ち、チャンバ18A内に、供給口18Bを介してガスが供給される。チャンバ18A内にガスが供給されるため、当該チャンバ18A内の圧力はチャンバ18A外より高くなる。チャンバ18A外の圧力は例えば大気圧であり、チャンバ18A内の圧力は大気圧より高くなる。チャンバ18A内に供給されるガスがハウジング18の隔壁18Fと仕切板26の底面との間等における隙間を介してチャンバ18A外に流出し、しかも当該隙間が小さいため、当該隙間におけるガスの流れは比較的速い。このため、粉塵等が当該隙間を介してチャンバ18A内に入り込むのを抑制することができ、ひいては、センサ20の受光部22への粉塵等の付着を抑制することができる。
ハウジング18には、当該ハウジング18の外側に突出する仕切板26の一部を収容するための収容部18Cが更に備えられている。収容部18Cとハウジング18とは一体に形成されていてもよいし、収容部18Cとハウジング18とは別個の部材によって構成されていてもよい。
図3Aに示す状態においては、チャンバ18A内に供給されるガスがハウジング18の隔壁18Fと仕切板26の下面との間等における隙間を介してチャンバ18A外に流出し、しかも当該隙間が小さいため、当該隙間におけるガスの流れは比較的速い。このため、チャンバ18Aに粉塵等が入り込むことが抑制され、チャンバ18A内は清浄に維持される。一方、仕切板26とシャッタ34とハウジング18の隔壁18Fとによって画定される空間36B内には、ガスが供給されるわけではない。このため、ハウジング18の隔壁18Fと仕切板26の上面との間、及び、ハウジング18の隔壁18Fとシャッタ34の下面との間における隙間等を介して、空間36B内に粉塵等が入り込む場合がある。
仕切板26をスライドさせることにより、透過性部材24をハウジング18の外部まで引き出すと、図3Bに示すような状態となる。本実施形態では、収容部18Cの長さ、即ち、収容部18Cの水平方向の寸法が、長めに設定されている。また、本実施形態では、仕切板26の長さ、即ち、仕切板26の水平方向の寸法が、長めに設定されている。このため、仕切板26をスライドさせることにより透過性部材24をハウジング18から引き出した状態においても、以下のような状態が維持される。即ち、仕切板26の一端がハウジング18の一方の側から突出しているとともに、仕切板26の他端がハウジング18の他方の側から突出している状態が維持される。仕切板26にストッパ28が備えられているため、仕切板26とハウジング18の隔壁18Fとの間に開口が生じるまで仕切板26がスライドされてしまうことはない。本実施形態では、透過性部材24をハウジング18から引き出した際に開口が生じないため、空間36B内に入り込んだ粉塵等がハウジング18内に入り込むのを抑制することができる。
本実施形態では、以下のようにして透過性部材24の交換が行われる。即ち、仕切板26の一端がハウジング18の一方の側から突出しているとともに、仕切板26の他端がハウジング18の他方の側から突出している状態が維持されつつ、仕切板26がスライドされる。仕切板26にストッパ28が備えられているため、仕切板26とハウジング18の隔壁18Fとの間に開口が生じてしまうことはない。こうして、透過性部材24がハウジング18から引き出される。この後、透過性部材24の交換が行われる。
このように、本実施形態によれば、チャンバ18A内に供給口18Bを介してガスが供給されるため、チャンバ18A内の圧力がハウジング18の外部の圧力より高くなり、チャンバ18A内からチャンバ18A外へのガスの流れが生ずる。このため、本実施形態によれば、加工において生じた粉塵等がチャンバ18A内に入り込むのを抑制することができ、ひいては、粉塵等がセンサ20の受光部22に付着するのを抑制することができる。
しかも、本実施形態では、透過性部材24の交換は、シャッタ34が閉じられている状態で行われる。このため、本実施形態によれば、空間36A、36Bの圧力がハウジング18の外部の圧力より高くなり、ハウジング18内からハウジング18外へのガスの流れが生じ、ハウジング18内に粉塵等が入り込むのを抑制し得る。しかも、本実施形態では、仕切板26にストッパ28が備えられているため、仕切板26をスライドさせた際に開口が生じてしまうことはない。従って、本実施形態によれば、粉塵等がチャンバ18A内に入り込むのを抑制することができ、ひいては、センサ20の受光部22に粉塵等が付着するのを抑制することができる。
しかも、本実施形態によれば、パッキン等のシール部材が不要、即ち、複雑な防塵構造が不要である。また、供給口18Bを介してチャンバ18A内に供給するガスとしては、工場等に一般に備えられている圧縮空気を浄化することにより得られる空気等を用い得る。このため、本実施形態によれば、センサ20の受光部22への粉塵等の付着の抑制を簡易に実現することができる。
しかも、本実施形態によれば、仕切板26の一端がハウジング18の一方の側から突出しているとともに、仕切板26の他端がハウジング18の他方の側から突出している状態が維持されつつ、仕切板26がスライドされる。このため、本実施形態によれば、空間36B内に入り込んだ粉塵等がハウジング18内に入り込むのを確実に抑制することができ、ひいては、センサ20の受光部22に粉塵等が付着するのを確実に抑制することができる。
本発明についての好適な実施形態を上述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。
例えば、仕切板26をスライドさせた際にわずかな開口が生じてもよい。わずかな開口であれば、空間36A内から空間36B内に当該開口を介してある程度の速さでガスが流れるため、空間36B内に存在する粉塵等は空間36A内、即ち、チャンバ18A内に入り込みにくい。従って、粉塵等がチャンバ18A内に入り込むのを抑制することができ、ひいては、センサ20の受光部22に粉塵等が付着するのを抑制することができる。
また、上記実施形態では、供給口18Bを介してチャンバ18A内にガスが供給されている状態で仕切板26をスライドさせることにより、透過性部材24をハウジング18内から引き出し、透過性部材24の交換を行う場合を例に説明した。しかし、これに限定されるものではない。ハウジング18の外気が清浄である場合には、供給口18Bを介してチャンバ18A内にガスを供給していない状態で、透過性部材24の交換を行うようにしてもよい。
上記実施形態をまとめると以下のようになる。
ハウジング(18)は、エネルギービーム(42)を検出するセンサ(20)を収容するハウジングであって、前記エネルギービームが透過可能な透過性部材(24)が備えられたチャンバ(18A)と、前記チャンバ内にガスを供給するための供給口(18B)とを備え、前記センサは、前記透過性部材を介して入射する前記エネルギービームを検出する。このような構成によれば、供給口を介してチャンバ内にガスが供給されるため、チャンバ内の圧力がハウジングの外側の圧力より高くなり、チャンバ内からチャンバ外へのガスの流れが生ずる。このため、このような構成によれば、ハウジングの外側において生ずる粉塵等がチャンバ内に入り込むのを抑制することができ、ひいては、センサに粉塵等が付着するのを抑制することができる。
前記チャンバは、前記透過性部材が備えられた仕切板(26)によって仕切られているようにしてもよい。
前記透過性部材は、前記仕切板に交換自在に装着されており、前記仕切板をスライドさせることにより、前記透過性部材を前記ハウジング内から引き出し可能であるようにしてもよい。このような構成によれば、仕切板をスライドさせることにより透過性部材をハウジング内から引き出し、透過性部材を容易に交換することができる。
前記仕切板は、前記仕切板のスライド量を制限するためのストッパ(28)を備えるようにしてもよい。このような構成によれば、仕切板をスライドさせた際に開口がチャンバに生ずるのを防止することができ、チャンバ内に粉塵等が入り込むのをより確実に抑制することができ、ひいては、粉塵等がセンサに付着するのをより確実に抑制することができる。
前記仕切板をスライドさせることにより前記透過性部材を前記ハウジングから引き出した状態において、前記仕切板の一端が前記ハウジングの一方の側から突出しているとともに、前記仕切板の他端が前記ハウジングの他方の側から突出しているようにしてもよい。このような構成によれば、仕切板をスライドさせた際にチャンバ内に粉塵等が入り込むのをより確実に抑制することができ、ひいては、粉塵等がセンサに付着するのをより確実に抑制することができる。
前記透過性部材が交換される際、前記供給口を介しての前記チャンバ内への前記ガスの供給が継続されるようにしてもよい。このような構成によれば、透過性部材の交換の際にチャンバ内に粉塵等が入り込むのを抑制することができ、ひいては、粉塵等がセンサに付着するのを抑制することができる。
前記エネルギービームは、レーザビームであるようにしてもよい。
加工装置(10)の取扱方法は、エネルギービームを照射する照射部(38)と、前記エネルギービームが透過可能な透過性部材が備えられたチャンバを含むハウジングと、前記ハウジングに収容され、前記透過性部材を介して入射する前記エネルギービームを検出するセンサとを備える加工装置の取扱方法であって、前記チャンバは、前記透過性部材が備えられた仕切板によって仕切られており、前記透過性部材は、前記仕切板に交換自在に装着されており、前記仕切板をスライドさせることにより前記透過性部材を前記ハウジング内から引き出し、前記透過性部材の交換を行う。このような構成によれば、ハウジングの外側において生ずる粉塵等がチャンバ内に入り込むのを抑制することができ、ひいては、センサに粉塵等が付着するのを抑制することができる。
前記加工装置は、前記チャンバに備えられた供給口を介して前記チャンバ内にガスを供給するガス供給部(16)を更に備え、前記供給口を介して前記チャンバ内にガスが供給されている状態で、前記仕切板をスライドさせることにより前記透過性部材を前記ハウジング内から引き出し、前記透過性部材の交換を行うようにしてもよい。
前記ハウジングは、自動で開閉するシャッタ(34)を備え、前記仕切板は、前記シャッタと前記センサとの間に位置し、前記透過性部材の交換は、前記シャッタが閉じられている状態で行われるようにしてもよい。このような構成によれば、ハウジング内に粉塵等が入り込むのをより確実に抑制することができる。
前記仕切板の一端が前記ハウジングの一方の側から突出しているとともに、前記仕切板の他端が前記ハウジングの他方の側から突出している状態を維持しつつ、前記仕切板をスライドさせることにより前記透過性部材を前記ハウジングから引き出し、前記透過性部材の交換を行うようにしてもよい。このような構成によれば、ハウジング内に粉塵等が入り込むのをより確実に抑制することができる。
10…加工装置 12…照射装置
14…センサ装置 16…ガス供給部
18…ハウジング 18A…チャンバ
18B…供給口 18C…収容部
18D、18E…挿入口 18F…隔壁
20…センサ 22…受光部
24…透過性部材 26…仕切板
28…ストッパ 32…搬送機構
34…シャッタ 36A、36B…空間
38…照射部 39…保護ガラス
40…保持部 42…エネルギービーム
46…制御部 48…演算部
50…記憶部 52…支持フレーム

Claims (11)

  1. エネルギービーム(42)を検出するセンサ(20)を収容するハウジング(18)であって、
    前記エネルギービームが透過可能な透過性部材(24)が備えられたチャンバ(18A)と、
    前記チャンバ内にガスを供給するための供給口(18B)とを備え、
    前記センサは、前記透過性部材を介して入射する前記エネルギービームを検出し、
    前記チャンバは、前記透過性部材が備えられた仕切板(26)によって仕切られており、
    前記透過性部材は、前記仕切板に交換自在に装着されており、
    前記仕切板をスライドさせることにより、前記透過性部材を前記ハウジング内から引き出し可能であり、
    前記仕切板は、前記仕切板のスライド量を制限するためのストッパ(28)を備える、ハウジング。
  2. (削除)
  3. (削除)
  4. (削除)
  5. 請求項1に記載のハウジングにおいて、
    前記仕切板をスライドさせることにより前記透過性部材を前記ハウジングから引き出した状態において、前記仕切板の一端が前記ハウジングの一方の側から突出しているとともに、前記仕切板の他端が前記ハウジングの他方の側から突出している、ハウジング。
  6. 請求項1又は5に記載のハウジングにおいて、
    前記透過性部材が交換される際、前記供給口を介しての前記チャンバ内への前記ガスの供給が継続される、ハウジング。
  7. 請求項1、5又は6に記載のハウジングにおいて、
    前記エネルギービームは、レーザビームである、ハウジング。
  8. エネルギービームを照射する照射部(38)と、前記エネルギービームが透過可能な透過性部材が備えられたチャンバを含むハウジングと、前記ハウジングに収容され、前記透過性部材を介して入射する前記エネルギービームを検出するセンサとを備える加工装置(10)の取扱方法であって、
    前記チャンバは、前記透過性部材が備えられた仕切板によって仕切られており、
    前記透過性部材は、前記仕切板に交換自在に装着されており、
    前記仕切板をスライドさせることにより前記透過性部材を前記ハウジング内から引き出し、前記透過性部材の交換を行い、
    前記ハウジングは、自動で開閉するシャッタ(34)を備え、
    前記仕切板は、前記シャッタと前記センサとの間に位置し、
    前記透過性部材の交換は、前記シャッタが閉じられている状態で行われる、加工装置の取扱方法。
  9. 請求項8に記載の加工装置の取扱方法において、
    前記加工装置は、前記チャンバに備えられた供給口を介して前記チャンバ内にガスを供給するガス供給部(16)を更に備え、
    前記供給口を介して前記チャンバ内にガスが供給されている状態で、前記仕切板をスライドさせることにより前記透過性部材を前記ハウジング内から引き出し、前記透過性部材の交換を行う、加工装置の取扱方法。
  10. (削除)
  11. 請求項8又は9に記載の加工装置の取扱方法において、
    前記仕切板の一端が前記ハウジングの一方の側から突出しているとともに、前記仕切板の他端が前記ハウジングの他方の側から突出している状態を維持しつつ、前記仕切板をスライドさせることにより前記透過性部材を前記ハウジングから引き出し、前記透過性部材の交換を行う、加工装置の取扱方法。
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