JP6525790B2 - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
画像形成装置において、原稿画像を読み取る際に異常が発生した時には、読み取りを中断し、エラー処理をした上で、読み取りを再実行することは一般的な技術である。読み取りに際しての異常は原稿搬送のジャムのような、ユーザにより原稿除去処理が必要なものや、ノイズ等により画像転送信号異常を検知したケースがある。
特に、ノイズによる画像信号異常のケースにおいては、読み取りの再実行により、エラーが解消するケースが多い。したがって、画像転送信号異常を検知した際の読み取りの再実行処理は、ユーザによる読み取り再実行指示を待たずに自動的に再読み取り処理が行われることが望ましく、そのような再読み取り機能を備えた画像形成装置が存在する。
また、読み取った原稿画像を印刷出力する場合に、読み取り画像処理と印刷画像処理を並列で行う技術(FCOTモードと呼ぶ)が知られている。この方法を実現する手段の1つが特許文献1で開示されている。同様に、ファクシミリ送信を行う際に、原稿読み取りと送信を並行して行う、逐次送信モード(以下、ダイレクト送信モードと呼ぶ)を備える画像形成装置が知られている。
特開2001−69318号公報
上記のように構成された画像形成装置において、ノイズにより画像信号異常が発生した際は、読み取り処理の再実行により、エラーリカバリをすることは画像形成装置を使用するユーザにとって望ましい動作と言える。しかしながら、エラーリカバリを自動的に行うことは、読み取り処理を1枚の原稿を読み取る際に複数回行う場合があることを示唆する。原稿を読み取った枚数は、正常終了した場合にカウントされる。
また、画像形成装置が備えるモータ、フラッパ等、メカ部品はスキャンの正常終了、異常終了に関わらず、稼働する。
したがって、モータ、搬送経路切り替え用のフラッパなど、メカ部品の動作回数が実際に読み取った枚数と一致しなくなってしまう場合がある。モータなどの消耗部品の交換を、読み取り枚数により交換時期を判断する運用を想定した場合、読み取り処理のリトライを行うことで、読み取り枚数とメカ的な稼働回数の不一致を発生させてしまうと、消耗部品の交換時期が正しく判定できなくなってしまう。
また、工場等での組み立て時に、読み取り部への電気的な通電状況を確認するために読み取り動作を行うことがある。その場合、リトライ処理が行われてしまうと、読み取り動作が複数回行われることになり、通電状況確認に要する時間が延びてしまい、組み立てに要する時間が長くなってしまっていた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、読取りエラーを検知したことに従って原稿の再読取処理を実行させる設定がされている状態で原稿を読み取っている間に、検知されたエラーの種類が第1の種類のエラーであるか第2の種類のエラーであるかによってユーザから再読取処理の指示を受け付けずに再読取処理を実行するか、ユーザから再読取処理の指示を受け付けたことに従って再読取処理を実行するかを変えることができる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
原稿台に載置された原稿を読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られた原稿の画像を印刷する印刷手段と、前記読取手段による読取りエラーを検知する検知手段と、前記検知手段によって前記読取りエラーを検知したことに従って前記読取手段による前記原稿の再読取処理を前記読取手段に実行させる設定を受け付ける受付手段と、を有する画像形成装置であって、前記検知手段によって前記読取りエラーを検知したことに従って前記読取手段による前記原稿の再読取処理を前記読取手段に実行させる設定を前記受付手段によって受け付けた状態で前記読取手段による前記原稿を読み取っている間に前記検知手段によって第1の種類のエラーが検知された場合に、ユーザから再読取処理の実行指示を受け付けずに前記読取手段は前記再読取処理を実行し、前記検知手段によって前記読取りエラーを検知したことに従って前記読取手段による前記原稿の再読取処理を前記読取手段に実行させる設定を受けつけていない状態で前記読取手段による前記原稿を読み取っている間に前記検知手段によって前記第1の種類のエラーが検知された場合に、前記読取手段は前記再読取処理を実行せず、前記読取手段による前記原稿を読み取っている間に前記検知手段によって前記第2の種類のエラーが検知された場合に、ユーザから再読取処理の実行指示を受け付けたことに従って前記読取手段は前記再読取処理を実行することを特徴とする。
本発明によれば、読取りエラーを検知したことに従って原稿の再読取処理を実行させる設定を受け付けた状態で原稿を読み取っている間に、検知されたエラーの種類が第1の種類のエラーであるか第2の種類のエラーであるかによってユーザから再読取処理の指示を受け付けずに再読取処理を実行するか、ユーザから再読取処理の指示を受け付けたことに従って再読取処理を実行するかを変えることができる。
画像形成装置の構成を説明するブロック図である。 図1に示した読み取り部の構成を説明する平面図である。 DFユニット内部構造を示す側断面図である。 CISが出力する読み取り信号のタイミングチャートである。 画像処理ASICの構成を説明する図である。 画像形成装置の制御方法を示すフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を示すフローチャートである。 コンフィグレーション情報を示す図である。 ジョブ情報の一例を示す図である。 画像形成装置で表示されるUI画面を示す図である。 画像形成装置の制御方法を示すフローチャートである。 画像形成装置で表示されるUI画面を示す図である。 画像形成装置で表示されるUI画面を示す図である。 画像形成装置で表示されるUI画面を示す図である。 画像形成装置の制御方法を示すフローチャートである。 画像形成装置で表示されるUI画面を示す図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。
図1において、制御部115の各構成部は、システムバス101及び画像バス110に接続されている。ROM102はROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。また本発明の各手段を実現するシステムソフトウェアはROM102または、蓄積メモリ105に記憶されており、CPU103で実行される。RAM104は、CPU103がソフトウェアを実行するためのシステムワークメモリエリアであり、画像データを処理する際に一時記憶するための画像メモリでもある。
蓄積メモリ105は、内部ストレージとして使用される。読み取り部から読み取ったデータや、画像データ、システムソフトウェアなどが記憶される。蓄積メモリ105は、HDD(ハードディスク)や、SSD(SolidStateDrive)から構成される。
蓄積メモリ105は、複数の区画に区切られて、それぞれの区画に読み込んだ原稿を蓄積することができる。また、蓄積メモリ105上には、スキャン読み取り原稿枚数を記録するカウンタ値を記憶するためのカウンタファイルが置かれる。
本構成では蓄積メモリ105上にカウント値を記憶するためのファイルがある構成としているが、必ずしもファイルとして管理する必要は無い。例えば、不揮発性のSRAMなどにカウント値を記録する形式であってもよい。蓄積メモリ105上には、カウンタファイルの他に、画像形成装置の設定情報が記憶されるコンフィグレーションファイルが置かれる。コンフィグレーションファイルは、リレーショナルデータベースをはじめとした、データベースを構成するためのデータファイルである。
画像形成装置が動作するためには、コンフィグレーションファイルに記憶されている設定値を参照して、必要な設定情報を取得する必要がある。また、設定値情報は、ユーザ操作、及び画像形成装置によって、自動的に更新され、コンフィグレーションファイルに書き戻される。
LAN(ローカルエリアネットワーク)I/F部106は、LANと接続するためのI/F部でありLANに接続された各機器との情報の入出力を行う。以上のデバイスがシステムバス101上に配置される。 IO制御A部109は、システムバス101と画像データを高速で転送する画像バス110を接続し、システムバス101データ構造を変換するバスブリッジである。
画像バス110は、PCIバスやIEEE1394、PCIExなどの汎用バスで構成される。画像バス110上には以下のデバイスが配置される。画像入出力デバイスである読み取り部112やプリンタ部113と画像処理部111を接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
画像処理部111は、入力及び出力画像データに対し解像度変換、圧縮伸張、2値多値変換などの画像処理を行う。また、読み取り部からの画像を受け取り、受け取った画像データをRAM104へ、画像バス110、システムバス101を経由して転送する制御も行う。画像処理部111は、それぞれの処理を画像処理ASIC(ハードウェア)及び、それを制御するCPU103上で実行されるソフトウェアによって実現されている。
画像処理ASICは、それぞれ、処理するデータの形式、処理内容を設定するためのレジスタを持ち、画像処理部111は、画像処理ASICのレジスタに、CPU103上で実行される制御ソフトウェアから設定を行うことで画像処理を行う。画像データのIO制御B部108は、操作部114(UI=User Interface)とのインターフェース部で、操作部114に表示する画像データを操作部114に対して出力する。
また、操作部114から本システム使用者が入力した情報を、CPU103に伝える役割をする。表示装置やキーパッド装置を搭載する操作部114をソフトウェアが制御するためのI/F部である。
本実施形態において、操作部114は、LCDタッチパネル等から構成され、IO制御B部108から出力される、VGA信号を解釈して表示する。読み取り部112について、図2、図3を用いて詳述する。読み取り部112はスキャナ部とDF(DocumentFeeder)部から構成される。スキャナ部について、図2を用いて詳述する。
図2は、図1に示した読み取り部112の構成を説明する平面図である。
図2において、枠体201にはセンサユニット202を副走査方向へ(矢印Aの方向)移動する基準となる基準軸203が設けられている。そして、フラットベット(FB)読み取り用ステッピングモータ205(以下、ステッピングモータ)からの駆動力は、ギア群206を介してベルト204に伝えられる。そして、ベルト204によりセンサユニット202を基準軸203に沿って動作させる。
なお、枠体201には原稿を置くための原稿台ガラス207とDFスキャン用のDF読み取り窓208が備えられる。DF読み取り窓208は原稿台ガラス207同様、光源であるLEDの光を透過する素材が使用されている。センサユニット202は、原稿台ガラス207とDF読み取り窓208の領域内を自由に移動することができる。制御部115からスキャン命令を受けた読み取り部はステッピングモータ205を駆動し、ギア群206を介してベルト204を駆動する。
これによりセンサユニット202が基準軸203に沿って副走査作方向へ移動して、原稿台ガラス207上に置かれた原稿を読み取る。DF部について、図3を用いて詳述する。
図3は、図1に示した読み取り部112のDFユニット内部構造を示す側断面図である。
図3において、DF部には読み取り原稿を積載するための原稿トレイ300があり、原稿トレイ300上に原稿有無を検知するためのドキュメントセンサ302と2つの原稿ガイド301、原稿サイズ検知センサ303が設けられている。原稿ガイド301は原稿縦方向(原稿の搬送方向と垂直)に2つ並んで設けられ、原稿トレイ300上に積載された原稿はピックアップローラ304、搬送ローラ306、排紙ローラ303の3つのローラにより搬送される。
ピックアップローラ304は原稿トレイ300に積載された原稿をDFユニット内部の原稿搬送路内へ搬送するためのローラである。搬送ローラ306はピックアップローラ304により原稿搬送路内部に搬送されてきた原稿を搬送し、排紙ローラ303は搬送ローラ306により搬送されてきた原稿を排紙トレイ310まで原稿を搬送する。
また、ピックアップローラ304により搬送された原稿は、原稿通過検知センサ305により検出され、検出時間をもとに1枚目の原稿が通過終了したか否かを判定する。また、図示は省略したが、搬送ローラ306、ピックアップローラ304、排紙ローラ303は全てステッピングモータにより駆動される。DF部での副走査間引き処理は、スキャナ部でステッピングモータ205への入力周波数を倍として実現したのと同様に、上記の搬送、ピックアップ、排紙ローラの駆動パルスを倍周波数とすることで実現される。DF部により搬送された原稿は、DF読み取り窓308を通してその下にあるセンサユニット202に備えられたCIS208により読み取られる。
CIS208を備えたセンサユニット202は前述のとおり、副走査方向に自由に移動可能であり、搬送ローラ306から排紙ローラ303に向かって搬送されてくる原稿の搬送方向と同一方向にも移動可能である。なお、DF読み取り窓308には副走査方向にある程度の長さがあり、その長さの範囲内では、任意の位置にCIS208を移動して、その移動位置で原稿読み取りを行うことができる。
CIS208は、CCD等の光電変換素子によって構成され、各素子の画像を蓄積するためのFIFO、及び、FIFO、光電変換素子を制御するための制御信号生成を同時に行う。CIS208は一般的に、複数の光電変換素子を一列に並べた形で実現される。読み取ったデータを制御部115に転送する方法及び、読み取り時のデータ転送エラーの検知方法について、図4、図5を用いて詳述する。
図4は、図2に示したCIS208が出力する読み取り信号のタイミングチャートである。
本実施形態では、CIS208が6個の光電変換素子より構成されたものとして説明するが、これは簡略化のためであり、光電変換素子の数を6個に限るものではない。
また、本実施例では、1ラインの画素数と、1ライン同期信号より、HSync信号の異常を検知する手法を示した。しかしながら、これは本発明を、Hsync信号402(A)の異常検知に伴う処理に限るものではない。VSync信号401(A)、Sclk信号403等、データ転送に係るクロック全てに対して、同等の処理を適用可能である。また、信号異常の検知方法については、さまざまな手法があり、その全ての手法を本発明におけるエラーの検知方法として適用することが可能である。
画像読み取りを行う際、制御部115は、CPU103上にて実行される制御ソフトウェアが、光電変換素子により読み取る画像の画素数、及びライン数を、画像処理部111を構成する画像処理ASICのレジスタに設定を行う。本実施例においては、光電変換素子が6画素により構成されている前提のため、6画素の読み取りを行うものとして説明するが、これは読み取る画素数を6に限ったものではない。
画像処理ASICが持つ、レジスタの例を図5に示す。
図5は、画像処理ASICが備えるレジスタの例を示す図である。
図5において、読み取り開始する際、制御部115は、1ライン画素数設定レジスタ501に読み取り画素数である「6」を設定する。同様に読み取りたいライン数を読み取り要求ライン数設定レジスタ502に設定する。レジスタ設定完了後、制御部115より読み取り部112に対して、読み取り画素数とライン数などの情報とともに、画像読み取り指示を読み取り部112へ発行する。
本実施形態では読み取り画素数を「6」、読み取りライン数を「5」として説明するが、これは読み取り画素数及びライン数を制限するものではない。CIS208を構成する光電変換素子及びFIFOなどの容量、数を上回らない限り、ライン数、画素数の制限は発生しない。
制御部115より、画像読み取り指示を受けた読み取り部112は、読み取りデータの開始を表す、VSync401(A)、401(B)信号を発行し、CIS208の光電変換素子0〜5のデータをCIS208内部のFIFOに出力する。Vsync信号401(A)を受けた画像処理部111の画像処理ASICは、読み取り済みライン数レジスタ504の値を「0」に初期化する。また、同様に画像取り込み時にエラーが発生したかどうかを検知するためのクロックエラーレジスタ505、ステータスレジスタ512を「0」に初期化する。
CIS208は、ラインの先頭を表すHSync信号402(A)を出力し、1ラインデータの転送開始を指示する。さらに、図4に示すように、FIFOに蓄積された光電変換素子0のデータを、画像バス110上に出力する。HSync信号402(A)を受けた画像処理部111の画像処理ASICは、読み取り済み画素数レジスタ503を「0」に初期化する。この、読み取り済み画素数レジスタの初期化は、SHSync信号受信時に毎回行われ、ライン毎に読み取り済み画素数はリセットされる。画像バス110上にFIFOのデータを出力したのち、CIS208はSclk信号403(A)を出力し、画像バス上に1画素分の信号を出力したことを通知する。
Sclk信号を受けた、画像処理部111の画像処理ASICは、1画素のデータを画像バス110上から取得し、データをRAM104上に転送する。データをRAM104に転送したのち、読み取り済み画素数レジスタ503の値を1つカウントアップし、1画素の読み取りが終わったことを記録する。CIS208は、FIFOから光電変換素子のデータを読み出し、画像バス110上に出力し、Sclk信号を出力することを、読み取り要求で指示された画素数分繰り返す。同様にSclk信号を受けた画像処理部111の画像処理ASICは、1画素分のデータを取り込み、RAM104上に転送した上で、読み取り済み画素数レジスタ503をカウントアップする。
画像処理部111の画像処理ASICは、この処理を読み取り済み画素数レジスタ503の数値と、1ライン画素数レジスタ501の数値とが等しくなるまで繰り返す。読み取り済み画素数レジスタ503の数値と、1ライン画素数レジスタ501の数値と等しくなると、Sclk信号403(A))が入力されてもデータをRAM104上に転送することをしない。
また、読み取り済み画素数レジスタ503のカウントアップ処理も行わない。CIS208は、読み取り要求画素数分のデータを出力し終わると、搬送ローラ306または、ステッピングモータ205を回転させることにより、CIS208または原稿を、次のラインの読み取り位置に移動させる。
移動後、CIS208は、同様に光電変換素子0〜5のデータをFIFOに蓄積する。FIFOへの蓄積が終わったのち、HSync信号402を出力し、画像データが次のラインに移ったことを画像処理部111に指示する。CIS208からのHsync信号を受け取った、画像処理部111の画像処理ASICは、読み取り済み画素数レジスタ503と、1ライン画素数レジスタ501の数値が等しいかどうかを確認する。この処理を読み取り済み画素数比較処理と呼ぶ。
読み取り済み画素数比較処理は画像処理部111の画像処理ASICを構成するハードウェアによって実行される。読み取り済み画素数比較処理を図6のフローチャートを用いて詳述する。
図6は、本実施形態を示す画像処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本実施形態における読み取り済み画素数比較処理例である。なお、各ステップは、CPU103が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
まず、S601にて、CPU103が読み取り済みライン数レジスタに記録されている数値をL(=5)に読み出す。読み出し後、S602に移行し、CPU103は、読み取り済みライン数レジスタLがゼロかどうかの比較を行う。これは、VSync信号401直後のHSync402が入力された場合は、読み取り済み画素数レジスタ503、及び読み取り済みライン数レジスタ504が初期化されており、必ずクロックエラーと判定されてしまうことを防ぐためである。
2ライン目移行(L≧1)のHSync信号402が入力された場合は、S603へ遷移する。S603、及びS604では、1ライン画素数レジスタ501及び、読み取り済み画素数レジスタ503の数値をそれぞれP1及び、P2に読み出す。
S605にて、CPU103は、P1とP2の数値を比較し、P1とP2の数値が一致しているかどうかを判断する。ここで、一致していないとCPU103が判断した場合は、S606にて、クロックエラーレジスタ505に「1」を設定する。一方、P1とP2が一致しているとCPU103が判断した場合は、クロックエラーレジスタ505の数値を書き換えずに、そのまま判定処理を終了させる。
図5に示すクロックエラーレジスタ505の数値は、VSync信号401の入力により、「0」に初期化されており、HSync信号402の入力に伴い、P1とP2の数値が一致しない場合にのみ「1」に設定される。各HSync信号の入力時点でP1とP2が一致していれば、数値を更新しない。
したがって、読み取り要求ライン数分のHsync信号402が入力されても、次回の読み取りに対するVSync401信号が入力されない限り、クロックエラーレジスタ505の数値は保持される。読み取り済み画素数比較処理の結果、読み取り済み画素数レジスタ503と1ライン画素数レジスタ501の数値が等しい場合は、読み取り済みライン数レジスタ504の数値をカウントアップする。
1ラインの読み取りが終わった際の正しいレジスタ値は図5の(A)となる。同様の処理を読み取り要求ライン数分繰り返して、読み取りを行う。
図4の(B)は、読み取り要求画素数分のSclkが画像処理部111の画像処理ASICに入力される前に、ノイズ等の影響によって、異常HSync信号404が入力された場合のタイミングチャートである。
図4の(B)において、最初のHSync信号405が入力された後、Sclk信号403(B)に従い、画像データの転送が行われる。異常HSync404が入力された際の読み取り済み画素数レジスタ509(B)は「4」となる。
したがって、異常HSync404が入力された際の読み取り済み画素数レジスタ508(B)は、「4」となり、読み取り済み画素数比較処理の結果、クロックエラーレジスタに1が設定される。
また、HSync信号受信時に読み取り済みライン数レジスタ504と、読み取り要求ライン数レジスタ502の数値が等しくなった際に、読み取りが正常に終了したとして、ステータスレジスタ512に、「0」を設定する。また、クロックエラーが発生した場合は、発生したタイミングでステータスレジスタ512に1を設定し、エラーが発生したことを通知する。
上記のような処理により、読み取り時の信号異常の検知を実現する。本実施形態では、読み取り開始時に読み取り済み画素数レジスタ、読み取り済みライン数レジスタの数値をカウントアップして検知する例を示した。
1ライン画素数レジスタの数値を読み取り済み画素数レジスタにHSync信号入力時点でラッチし、Sclkの入力毎にカウントダウンし、次のHSync信号入力時に0となっているかの比較を行うカウントダウン方式による検知であってもよい。以下、読み取りエラー時の処理について、図7のフローチャート及び、図8の画面例を用いて詳述する。
本実施形態では、読み取り時のジョブ種別をダイレクト送信モードの読み取りを例として説明するが、これは本発明の適用範囲をダイレクト送信モードの読み取り処理に限るものではない。特定のジョブ実行に伴い、RAM104上に作成されるジョブ情報を参照する。そして、読み取り時のエラー処理を切り替える動作であるため、FCOTモードや、その他、読み取り処理と出力側処理が同期して動作する全ての読み取り動作について、本発明を適用可能である。
図7は、本実施形態を示す画像処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本実施形態における工場で画像形成装置が組み立てられた後に実行される初期化処理と動作チェック例である。なお、各ステップは、CPU103が記憶された制御プログラム(ファームウエア)を実行することで実現される。以下、制御主体を制御ファームウエア(以下、単にファームウエアと記す)として説明する。
なお、工場での生産を行う作業者によって電源ON操作まで行われ、電源投入以後は、CPU103にて動作する制御ファームウエアによって実行される。または、途中に作業者がPC(パーソナルコンピュータ)などの端末装置を経由した指示を画像形成装置のファームウエアに指示することによって実行される。
画像形成装置の組み立てが完了した後、まず、S1401にて、画像形成装置の電源をONにする。画像形成装置の電源がONになると、ROM102上に蓄積された、ファームウエアがRAM104によみだされて実行される。ファームウエアは、初回起動時であることを、蓄積メモリ105上にコンフィグレーションファイルがあるかどうかにより判別する。
コンフィグレーションファイルが存在しないとファームウエアが判断した場合、初回起動と判断し、S1402にて、ファームウエアがコンフィグレーションファイルを作成する。ここで作成される初期設定値は、ファームウエアに内包されている。同時に、コンフィグレーションファイルに記憶されている工程情報フィールドに、「1」を書きこむ。初期設定値をコンフィグレーションファイルに書き込んだ後、画像形成装置の個体に関連する情報をS1403にて設定を行う。
ここで設定される設定値は、個体識別用のシリアルNoやネットワーク通信に必要となるMACアドレス等である。これらの処理は、ファームウエアによって、自動的に行われてもよいし、たとえば、画像形成装置に接続された端末装置から、作業者によって、直接書き替えを行う形であってもよい。
S1403の実行後のコンフィグレーションファイルに格納された情報の例を図8の(A)に示す。この時点では、工程情報フィールド1501には「1」が記憶されている。その後、S1404にて、ファームウエアが画像形成装置が正しく動作するかのチェックが行われる。
動作チェックの内容は多岐にわたるが、本発明の本質とは関連しないため、詳細な内容は省略する。この動作チェックの内容に、読み取りが正しく行えるかのチェックが含まれている。動作チェックの後、作業者によって、出荷設定操作(S1405)が端末装置を経由してファームウエアに指示され、工程フィールド1502に「0」がセットされる。出荷設定操作完了後のコンフィグレーションファイルの例を図8の(B)に示す。
以下の説明において、特に記載が無い限り、実行されるフローチャート及び制御、画面表示その他は、全て、制御部115上のROM102、または蓄積メモリ105上に格納され、CPU103上にて実行されるファームウエアによって実行される。
ユーザがコピーまたは、ファクシミリ送信を行う際は、操作部114上から操作を行うことで、コピージョブ、ファクス送信ジョブに対する設定を行う。ユーザが設定したのち、ジョブの開始を指示すると、ファームウエアはRAM104上に図9の(A)/図9の(B)のようなジョブ情報を作成する。
図9の(A)はコピージョブ実行の際のジョブ情報の例である。ジョブ情報中、モードがFCOTとなっているが、これはファームウエアがジョブ情報を作成する際、外の設定値(たとえば部数やカラーモード)などの設定値に応じて、自動的にFCOTモードとして動作させるかどうかを判別して設定を行う。
また、図9の(B)はダイレクト送信モードであることを指示するジョブ情報の例である。ファシミリ送信の場合は、ジョブ実行時にユーザが操作部114上に表示される、図10のようなUI画面から、ダイレクト送信モードであることを指示する。ダイレクト送信モードキー801が押下されると、ダイレクト送信モードでのジョブ投入である指示がなされ、キーが反転表示される。キーが反転表示された状態でユーザにより、操作部114上から、送信実行が指示されると、ファームウエアは図9の(B)のようなジョブ情報を作成し、読み取り処理及び、印刷、またはファクシミリ送信処理を開始する。
図11は、本発明の実施形態を示す画像処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本実施形態における原稿読取り処理例である。なお、各ステップは、CPU103が記憶された制御プログラム(ファームウエア)を実行することで実現される。以下、制御主体を制御ファームウエア(以下、単にファームウエアと記す)として説明する。
また、読み取りに伴い、画像の画素数、ライン数等の設定は制御アプリケーションによって、あらかじめ決められており、画像処理部111の画像処理ASICには、画像の読み込みに必要な設定がなされているものとして、読み取り処理を説明する。
なお、読取る画像のサイズに関する設定値を決定する処理については、本発明の本質とはかかわりが薄いため、説明を省略する。
読取処理が実行されると、まず、エラー発生時のリトライ回数を決定する処理がなされる。S701、S702において、ファームウエアは、ジョブ情報900(A)/900(B)中のモードフィールド901(A)/901(B)がそれぞれ、FCOTモードであるか、またはダイレクト送信モードであるかを調べる。ここで、モードがFCOTモードであるとは、読取り部112による読取り処理と、プリンタ部113による印刷処理とを並列して実行させるモードを意味する。
900(A)及び、900(B)はそれぞれ、コピージョブ時のジョブ情報、ダイレクト送信時のジョブ情報であり、それぞれのジョブに対して、いずれかの情報が作成される。
例えば、コピージョブ時の読み取り処理時には900(A)が作成され、ダイレクト送信モード時の読み取り処理時には、900(B)が生成される。
S701では、まず、ファームウエアは、ジョブ情報中のジョブ種別フィールドがコピーであるかの判別を行い、ジョブ種別フィールドがコピーである場合、モードフィールドの値を参照する。ここで、ジョブ種別フィールドが「コピー」、かつ、モードフィールドの値が「FCOT」の場合、FCOTモードであるとファームウエアが判別し、S703に遷移する。
そして、ファームウエアは、RAM104上に確保されたリトライカウンタ設定値(Cnt)を「0」に設定する。
同様にS702にて、ファームウエアは、ダイレクト送信モードかどうかの判別を行う。ジョブ種別フィールドがファクシミリ送信であり、かつ、モードがダイレクト送信モードであるとファームウエアが判断した場合は、同様に703に遷移し、Cntの値を「0」に設定する。それ以外の場合であれば、ファームウエアは、S704にて、Cntの値を「1」を設定する。ここでは簡単のため、Cntを「1」として説明をするが、リトライ回数を1回に制限するものではない。
また、リトライ回数設定は、さまざまな条件によって、動的に設定することに対して、制限を設けない。操作部114上の画面から、ユーザによって、最大リトライ回数を設定させることや、電源の電圧変動の具合に応じて動的にリトライ回数設定の切り替えを行うことも可能である。一例として、リトライ回数設定の切り替えを行うための設定画面例を図12のUI画面に示す。
ユーザが画像形成装置の設定を変更するためには、「ユーザモード」と呼ばれる画面から設定を行う必要がある。ユーザモード画面を表示するためには、操作部114上のLCD画面上のタッチパネル上から、特定の操作を行うことで表示することができる。設定画面が表示された後、ユーザは、リトライONキー1301及び、リトライOFFキー1302のいずれかを押下することで、リトライ処理のOFF/ONを切り替えることができる。切り替えた結果は、蓄積メモリ105上のコンフィグレーションファイルに反映される。
ユーザがリトライONキー1301を押下することにより、明示的に画像形成装置に対して、読み取りリトライ処理の実行を許可することができる。また、リトライOFFキー1302を押下することで、読み取りリトライ処理の実行を禁止することができる。
現在の設定がリトライ許可/禁止のいずれの設定になっているかは、それぞれのキーいずれかが反転表示されているか否かによって、ユーザに明示的に認知可能としている。ここで、リトライONキー1301が反転表示されている場合は、リトライ許可状態である。逆に、リトライOFFキー1302が押下されている場合は、リトライ禁止状態である。
リトライONキー1301または、リトライOFFキー1302のいずれが押下され、リトライ禁止に設定されているかどうかは、コンフィグレーションファイルに記憶される。リトライONキー1301が押下された場合は、ファームウエアは、図8に示すようにコンフィグレーションファイルのリトライ禁止フィールド1503の例のように、「0」をセットする。逆にリトライOFFキー1302が押下された場合はコンフィグレーションファイルのリトライ禁止フィールド1504の例のように1をセットする。
リトライ回数表示1303は、リトライ許可時の最大回数を表示する。リトライ許可最大回数は、画像形成装置の初期情報として「1」が設定され、コンフィグレーションファイルに記憶されている。
回数アップキー1304を押下することで、リトライ回数を1→2へと増やすことが可能となる。さらに回数アップキー1304を押下することにより、リトライ回数を増加することができる。
逆に回数ダウンキー1305を押下することで、最大リトライ回数を1回減らすことが可能となり、現在の設定値回数がリトライ回数表示1303上に表示される。設定可能なリトライ回数の最大数、最小数については本実施例では特に言及しないが、最大数、最小数に対して上限値を設けてもよい。
また、本実施形態では、リトライOFFキー1302により、ユーザに明示的にリトライ禁止を設定させる構成としたが、リトライ回数を0に設定した時をリトライ禁止としてもよい。
ジョブ種によるCntの設定値の更新を経た後、S705にて、ファームウエアは、強制リトライ禁止モードの判別を行う。この判別には、コンフィグレーションファイル上に記憶された、リトライ禁止フィールドの情報を参照することにより行われる。
ここで、リトライ禁止フィールドが「1」に設定されているとファームウエアが判断した場合は、リトライ禁止であるとして、S706にて、ファームウエアがCntの数値を強制的に「0」に設定する。なお、リトライ禁止フィールドが「0」であった場合は、特にCntの数値を変更しない。
また、工場での製品生産工程でのリトライ処理を強制的にOFFにしたい場合は、S705の判断を、コンフィグレーションファイルの工程フィールド1501(図8の(A))の情報を参照する。ここで、工程フィールド1501が「1」であれば、工場での動作チェック中と判断し、S706に進み、同様にCntの数値を「0」に設定する。一方、工程フィールド1501が「0」であるとファームウエアが判断した場合、Cntの数値を変更せず、次のステップに進む。
Cntの値に対して、リトライ回数を設定した後、S707において、ファームウエアは、スキャン処理を実行する。スキャン処理実行は、読み取り部112に対して、画像の画素数、ライン数を含む読取要求を発行することにより行われる。
この際、画像処理部111上のASICのレジスタには、読み取る画像の画素数、ライン数をそれぞれ、1ライン画素数レジスタ501、読み取り要求ライン数レジスタ502に設定する。
読み取り要求を受け取った読み取り部112は、同期信号VSync401(A))、HSync402(A))、SClk403(A))をそれぞれ、適切に発行し、光電変換素子から取得したデータを制御部115に転送する。
次いで、S708に遷移し、ファームウエアは、画像を正常に取得できたかどうかの判別を行う。この判別は、読み取り部112から、読み取り終了通知により、正常終了を受け取ったこと、画像処理部111の画像処理ASICのクロックエラーレジスタ505、ステータスレジスタ(1)が0以外の数値になっていないか、の2つの点でチェックを行う。ここで、いずれかの条件が合致せずに、読み取り異常が発生したとファームウエアが判断した場合は、S709に遷移する。S709では、クロックエラーレジスタ505の数値が「0」かどうかの比較を行う。ここで、クロックエラーレジスタ505の数値が「1」であるとファームウエアが判断した場合、リトライカウンタ設定値を「1」減算(Cn=Cn―1)する(S710)。
S711では、ファームウエアは、Cntの値が「0」以上であるかの比較判断を行う。ここで、Cntの値が「0」以上であるとファームウエアが判断した場合、S712にて、信号エラー要因による、リトライ処理を実行中であることを操作部114上に表示して、ユーザにリトライ処理を実行中であることを明示する。
操作部114上の画面表示を変更した後、自動的にS713に遷移して、エラーリカバリ処理を実行する。ここでのエラーリカバリ処理は、読み取り済み画像データの破棄及び、画像処理部111の画像処理ASICのレジスタ群501〜512)のクリアを含む。
また、画像処理部111の画像処理ASICには、読み取り動作を行った時に入力されてきた画像に応じて、読み取り原稿の下地レベルを自動判別するための処理を行うための入力画像ヒストグラムを作成する機能を持つ。
エラーリカバリ処理では、前述の入力画像により作成された、ヒストグラム情報もリセットを行うことで、次回の読み取り処理が初期状態から正しく実行される状態へと遷移する。ダイレクト送信モードや、FCOTモードであった場合は、出力側の送信画像処理、印刷画像処理のキャンセル、通信回線の切断、給紙済みの印刷用紙の排紙処理を合わせて行う。
信号エラー要因による、リトライ処理実行中の画面を図13に示す。
図13において、通常時のスキャン時の表示に対して、エラー処理実行中通知1001が追加されて表示される。本実施形態では、エラー処理を自動的に読みなおす動作で記載しているが、エラー発生時にユーザに読みなおしをするかどうかを選択させてもよい。
その際には図13の画面中に読み直しを実行するかどうかの選択キーが追加で表示され、ユーザにより読みなおし指示が実行された場合に、S713に遷移する。また、S709でクロックエラーレジスタが「0」であるとファームウエアが判断した場合は、S714に遷移する。S714では、ファームウエアが読み取り部112から通知される読取終了通知が来ているかどうかを判別し、読み取り終了通知が来ていないと判断した場合、まだ読取途中であると判別して、S708に戻る。
また、読み取り終了通知が来ているとファームウエアが判断した場合、読み取り終了通知に含まれるエラー情報を判別し、原稿搬送ジャムをはじめとする、その他の異常が発生したことを検知し、S715へ遷移する。S715では、ユーザに対して、何らかのアクションを行ってもらう旨を操作部114上に表示する。ユーザは、例えば、図16に示すUI画面において、原稿搬送ジャムを解除するメッセージ1101に応じたアクションを実行した後、再読み込み指示キー1102を押下することで、再読み込みの指示を画像形成装置に対し、指示する。操作部114を経由してユーザ指示を受け取ったファームウエアは、S713に遷移し、エラーリカバリ処理を行う。
S715を経由した際のエラーリカバリ処理は、通信回線の切断や、給紙済み印刷用紙の排出を行わない。もし、S711にて、Cntの値以上の再読み取り処理を実行する状態であると検知された場合、S716にて、ハードウェアエラーを通知する画面、例えば図14に示すUI画面1201を表示する。再読み込み後、読み取りが正常に終了すれば、S717へと遷移し、読み取り終了処理が実行され、原稿1枚分の読み取りが完了する。
以上のように、CPU103は、読取りエラーを検知しても所定の条件を満たす場合、所定のリカバリ処理を実行させないように制御する。それによって、信号異常を検知した際の再読み込み処理を自動的に実行しつつ、無限に読み取りのリカバリ処理をすることなく、無駄な読み取り処理を実行しない画像形成装置を実現することができる。また、ユーザの設定及び、工場での動作チェック工程などの状況(出荷状態)においては、リトライ処理をOFFすることで、稼働環境に応じて、適切にリトライ処理の実行を制御することが可能となる。
本実施形態では、リトライ回数の上限値をRAM104上に記憶し、再読み取り処理毎に減算するカウントダウン方式の例を示した。読み取り処理毎に別のカウンタをカウントアップし、RAM104上のCntの値と比較を行う、カウントアップ方式で実現することも可能である。
また、本実施形態では、一例として、工場からの出荷時で再読み取り処理のOFF/ONを切り替える仕様を示したが、これは工場からの出荷時という限定した運用を示すものではない。たとえば、図15のように、工場から出荷された後、さらにユーザが使用する状態への搬入及び、初期セットアップをサービスマンが実施する工程をともなうケースでも応用することができる。
図15は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本実施形態における製品組み立て工程時の処理例である。なお、各ステップは、CPU103が記憶された制御プログラム(ファームウエア)を実行することで実現される。以下、制御主体を制御ファームウエア(以下、単にファームウエアと記す)として説明する。なお、S1601〜S1605は、図7におけるS1401〜S1405と同様のステップであるので、説明は省略する。
図15において、ユーザ環境への設置時は、サービスマンにより、設置設定(S1607)が実施される。そして、ファームウエアが実施時(S1607)に工程フィールドを図8の(C)の1506のように「2」にセットすることで、同様にリトライ機能を強制OFFしてもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えばASIC)によっても実現可能である。
112 読み取り部
113 プリンタ部
115 制御部

Claims (9)

  1. 原稿台に載置された原稿を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られた原稿の画像を印刷する印刷手段と、
    前記読取手段による読取りエラーを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって前記読取りエラーを検知したことに従って前記読取手段による前記原稿の再読取処理を前記読取手段に実行させる設定を受け付ける受付手段と、を有する画像形成装置であって、
    前記検知手段によって前記読取りエラーを検知したことに従って前記読取手段による前記原稿の再読取処理を前記読取手段に実行させる設定を前記受付手段によって受け付けた状態で前記読取手段による前記原稿を読み取っている間に前記検知手段によって第1の種類のエラーが検知された場合に、ユーザから再読取処理の実行指示を受け付けずに前記読取手段は前記再読取処理を実行し、
    前記検知手段によって前記読取りエラーを検知したことに従って前記読取手段による前記原稿の再読取処理を前記読取手段に実行させる設定を受けつけていない状態で前記読取手段による前記原稿を読み取っている間に前記検知手段によって前記第1の種類のエラーが検知された場合に、前記読取手段は前記再読取処理を実行せず、
    前記読取手段による前記原稿を読み取っている間に前記検知手段によって第2の種類のエラーが検知された場合に、ユーザから再読取処理の実行指示を受け付けたことに従って前記読取手段は前記再読取処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検知手段によって前記読取りエラーを検知したことに従って前記読取手段による前記原稿の再読取処理を前記読取手段に実行させる設定を受け付けるための画面を表示する表示手段をさらに有し、
    前記受付手段は、前記表示手段によって表示された画面を介して前記検知手段によって前記読取りエラーを検知したことに従って前記読取手段による前記原稿の再読取処理を前記読取手段に実行させるか否かを設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記受付手段は、前記検知手段によって前記読取りエラーを検知したことに従って前記読取手段による前記原稿の再読取処理を前記読取手段に実行させる回数の設定を受け付け、
    前記検知手段によって前記読取りエラーを検知したことに従った前記読取手段による前記原稿の再読取処理を繰り返した回数が前記受付手段によって受け付けた回数に達するまで、前記読取手段前記原稿の再読取処理を繰り返すことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記読取手段は、前記原稿が前記原稿台に載置された状態で前記原稿を読み取ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記検知手段によって前記読取りエラーを検知したことに従った前記読取手段による前記原稿の再読取処理を繰り返した回数が所定の上限値に達した後は、前記検知手段によって前記読取りエラーを検知したことに従ってエラーを通知する通知手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記読取手段による前記原稿の再読取処理の実行中に、原稿の再読取処理を実行中であることを示す情報を提示する提示手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記検知手段は、読み取られた1ラインの画素数に基づいて、前記読取りエラーを検知することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 原稿台に載置された原稿を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られた原稿の画像を印刷する印刷手段と、
    前記読取手段による読取りエラーを検知する検知手段と、
    前記検知手段によって前記読取りエラーを検知したことに従って前記読取手段による前記原稿の再読取処理を前記読取手段に実行させる設定を受け付ける受付手段と、を有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記検知手段によって前記読取りエラーを検知したことに従って前記読取手段による前記原稿の再読取処理を前記読取手段に実行させる設定を前記受付手段によって受け付けた状態で前記読取手段による前記原稿を読み取っている間に前記検知手段によって第1の種類のエラーが検知された場合に、ユーザから再読取処理の実行指示を受け付けずに前記読取手段は前記再読取処理を実行し、
    前記検知手段によって前記読取りエラーを検知したことに従って前記読取手段による前記原稿の再読取処理を前記読取手段に実行させる設定を受けつけていない状態で前記読取手段による前記原稿を読み取っている間に前記検知手段によって前記第1の種類のエラーが検知された場合に、前記読取手段は前記再読取処理を実行せず、
    前記読取手段による前記原稿を読み取っている間に前記検知手段によって第2の種類のエラーが検知された場合に、ユーザから再読取処理の実行指示を受け付けたことに従って前記読取手段は前記再読取処理を実行することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  9. 請求項8に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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