JP2019176364A - 読取装置、読取装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

読取装置、読取装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】読取部で読み取った画像データを送信する処理に係る障害が発生した場合に、障害を回避して画像データを適切に送信できる読取装置、読取装置の制御方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】MFPは、読取部で読み取った画像データを、第1送信方式(メール)により送信可能となっている。また、MFPは、第1送信方式とは異なる第2送信方式(USB通信)により画像データを送信可能となっている。MFPは、画像データを第1送信処理で送信するスキャンジョブを受け付けた場合(S11:YES)、第1送信処理に係る障害が発生していると判断すると(S15:YES)、第2送信処理で画像データを送信する。【選択図】図2

Description

本発明は、読取部で読み取った画像データを外部に送信する読取装置、読取装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
下記の特許文献1に開示される読取装置は、読取部により原稿から読み取った画像データをメールに添付してメールサーバへ送信する。ユーザは、ユーザ端末でメーラを起動して、メールサーバからメールを受信することで、読取装置で読み取った画像データを取得する。
特開2003−228542号公報
上記した読取装置では、例えば、読取装置とメールサーバとの間の通信に障害が発生した場合など、画像データの送信処理に係る障害が発生すると、画像データを外部に送信することが困難となる。
本願は、上記の課題に鑑み提案されたものであって、読取部で読み取った画像データを送信する処理に係る障害が発生した場合に、障害を回避して画像データを適切に送信できる読取装置、読取装置の制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本願に係る読取装置は、原稿から画像を読み取る読取部と、通信インタフェースと、制御部と、を備え、前記制御部は、前記読取部で読み取った前記画像に係る画像データを、前記通信インタフェースを介して外部へ送信する送信処理、を実行し、前記送信処理は、前記画像データを、デジタル通信の第1送信方式により送信する第1送信処理と、前記画像データを、前記第1送信方式とは異なるデジタル通信の第2送信方式により送信する第2送信処理と、を含み、前記制御部は、前記画像データを前記第1送信処理で送信するスキャンジョブを受け付けた場合、前記第1送信処理に係る障害が発生していると判断すると、前記第2送信処理で前記画像データを送信する。なお、「送信方式が異なる」とは、例えば、送信する通信インタフェースが異なる場合、送信処理に用いる通信プロトコルが異なる場合、送信するデータの単位大きさが異なる場合などを含む概念である。
また、本願に開示の内容は、読取装置としての実施だけでなく、読取装置を制御する制御方法、読取装置を制御するコンピュータで実行するプログラムとしても実施し得るものである。
本願に係る読取装置は、第1送信方式による画像データの送信、及び第2送信方式による画像データの送信が可能となっている。読取装置は、読取部により読み取った画像データを第1送信処理で送信する場合、第1送信処理に係る障害が発生しているか否かを判断し、第1送信処理に係る障害が発生していると判断すると、第2送信処理で画像データを送信する。これにより、読取装置は、障害の発生により第1送信処理で画像データを送信できない場合、送信方式の異なる第2送信処理により画像データを送信することにより、障害を回避して画像データを適切に送信することが可能となる。
第1実施形態に係る画像データ送信システムの構成を示す図である。 第1実施形態に係る送信制御処理の内容を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る送信制御処理の内容を示すフローチャートである。 メールを用いて画像データを送信する場合と、TWAINに従って画像データを送信する場合のデータの状態を示す模式図である。 代替機能実行可否選択画面の表示内容を示す図である。 メモリフル画面の表示内容を示す図である。 通知画面の表示内容を示す図である。 第2実施形態に係る送信制御処理の内容を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る送信制御処理の内容を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る送信制御処理の内容を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る送信制御処理の内容を示すフローチャートである。
以下、本願の読取装置を具体化した一実施形態であるMFP11を備える画像データ送信システム10について図1を参照しつつ説明する。
(1.第1実施形態)
図1は、第1実施形態の画像データ送信システム10の構成を示している。図1に示すように、画像データ送信システム10は、MFP(Multi-Function Peripheral)11と、メールサーバ12と、ユーザ端末13と、外部端末15とを備えている。MFP11、メールサーバ12、ユーザ端末13及び外部端末15は、LANケーブルを介してLAN17等の通信手段により接続され、互いに通信可能となっている。なお、MFP11、メールサーバ12等を接続する上記通信手段は、ネットワーク回線とも言い得、有線LANに限らず、例えば、無線LANあるいはWAN(インターネットを含む)でも良い。
MFP11は、スキャナ機能、印刷機能、コピー機能、FAX機能を備える複合機である。MFP11は、RAM21、NVRAM22、CPU23、読取部25、印刷部26、FAX通信部27、ユーザIF(インタフェースの略)28、ネットワークIF29、USBIF30を備えている。これらのRAM21等は、バス31で互いに接続されている。
RAM21は、本願の記憶部の一例であり、作業用のメモリとして使用される。なお、記憶部は、RAM21に限らず、例えば、ROM、ハードディスクでも良い。また、本願の記憶部は、MFP11の装置内に設けられた記憶装置に限らず、MFP11に接続される外部記憶装置(USBメモリなど)、LAN17に接続されるファイルサーバ等でも良い。また、記憶部は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、ネットワーク上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
また、NVRAM22は、制御プログラム33などの各種プログラムを記憶している。制御プログラム33は、例えば、MFP11の各部を統括的に制御するプログラムである。なお、制御プログラム33の記憶先は、NVRAM22に限らず、ROM、ハードディスク、CD―ROM等でも良い。この場合、MFP11は、NVRAM22を備えなくとも良い。
CPU23は、制御プログラム33を実行し、実行した処理結果をRAM21に一時的に記憶させながら、バス31で接続された各部を制御する。なお、以下の説明では、CPU23で制御プログラム33等を実行するMFP11のことを、単に装置名で記載する場合がある。例えば、「MFP11がユーザIF28に対する操作入力を受け付ける」という記載は、「MFP11がCPU23で制御プログラム33を実行しユーザIF28を制御することで、ユーザIF28に対する操作入力を受け付ける」ということを意味する場合がある。
読取部25は、自動原稿送り装置(ADF:Automatic Document Feeder)、CIS(Contact Image Sensor)やCCD(Charge Coupled Device)等のイメージセンサなどを備える。読取部25は、CPU23の制御に基づいて、例えば、ADFにセットされた複数枚の原稿を連続して送りながらCIS等により原稿を読み取り、画像データ35を生成する。読取部25は、生成した画像データ35をRAM21一時的に記憶する。なお、読取部25は、ADFを備えなくとも良い。読取部25は、例えば、ユーザの手作業により原稿を1枚ずつ原稿台に配置される、いわゆるFB(Flat Bed)方式と呼称される構成でも良い。この場合、MFP11は、原稿台の原稿を入れ替えることで、複数枚の原稿を連続して読み込み可能な構成でも良い。
印刷部26は、例えば、インクジェット方式や電子写真方式により、シート(紙やOHPなど)に画像を印刷する。FAX通信部27は、電話回線(図示略)を介して、他のファクシミリ装置との間でFAXデータの送受信を行う。
ユーザIF28は、例えば、タッチパネルであり、液晶パネル、液晶パネルの背面側から光を照射するLED等の光源、液晶パネルの表面に貼り合わされた接触感知膜等を備えている。ユーザは、ユーザIF28の液晶パネルに触れることでMFP11に対する操作を行うことができる。ユーザIF28は、タッチパネルで受け付けた操作内容に応じた信号をCPU23へ出力する。なお、ユーザIF28は、タッチパネルに限らず、例えば、液晶モニタと、テンキーとを組み合わせた構成でも良い。
ネットワークIF29は、例えば、LANインタフェースであり、LANケーブルを介してLAN17に接続されている。USBIF30は、USB(Universal Serial Bus)規格(USB2.0やUSB3.0など)に準ずる接続により外部と通信を実行するインタフェースである。USBIF30は、USBケーブルを介して外部端末15のUSBIF47に接続されている。
また、本実施形態のMFP11は、画像データ35をメール37に添付してメールサーバ12へ送信する機能(以下、「Scan to EMS機能」という場合がある)を有する(図1中の矢印53参照)。例えば、ユーザは、ユーザIF28を操作して、自身のメールアドレスに向けてメール37を送信する操作を行う。MFP11は、ユーザIF28に対する操作入力に応じて、読取部25により原稿から読み取った画像データ35を生成する。MFP11は、生成した画像データ35をメール37に添付して、例えば、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)に準じた通信により、メールサーバ12へメール37を送信する。ユーザは、例えば、ユーザ端末13を操作してメーラを起動し、POP(Post Office Protocol)3に準じた通信により、メールサーバ12から画像データ35を添付されたメール37を受信する。これにより、MFP11で原稿から読み取った画像データ35をメール37で取得することができる。なお、MFP11へ画像の読み取りを指示する方法は、ユーザIF28に限らない。例えば、ユーザは、ユーザ端末13を操作して、ユーザ端末13のスキャナドライバを用いて、読み取った画像データ35をメール37で送信する指示をMFP11へ行っても良い。
また、外部端末15は、例えば、パーソナルコンピュータであり、ハードディスク装置41、CPU43、ユーザIF45、ネットワークIF46、USBIF47を備えている。これらのハードディスク装置41等は、バス48で互いに接続されている。例えば、外部端末15は、MFP11の近くに配置され、MFP11を使用するユーザに利用可能となっている。ハードディスク装置41には、例えば、OS49やスキャナドライバ51などが記憶されている。OS49は、例えば、Windows(登録商標)であり、後述するようにCIFS(Common Internet File System)プロトコルを用いてMFP11からLAN17を介して画像データ35を取得することが可能となっている(図1中の矢印54参照)。なお、OS49の種類は、Windows(登録商標)に限らず、Macintosh(登録商標)などの他のOSでも良い。また、MFP11からLAN17を介して外部端末15へ画像データ35を送信する方法は、CIFSプロトコルを用いた方法に限らず、例えば、SMB(Server Message Block)プロトコルやFTP(File Transfer Protocol)を用いた方法でも良い。また、外部端末15は、USBIF47を介したUSB通信においてCIFSプロトコル等を用いた画像データ35の送受信を実行しても良い。
スキャナドライバ51は、画像の読み取りの開始を指示するスキャンジョブをMFP11に送信等するドライバである。外部端末15は、例えば、CPU43でスキャナドライバ51を実行することで、MFP11に対する原稿の読み取りの設定や、画像データ35の取得を行う。また、本実施形態のスキャナドライバ51は、TWAIN(Technology Without Any Interested Name)規格に準ずる通信により、MFP11との間で画像データ35の送受信が可能となっている。MFP11は、ネットワークIF29,46を介して外部端末15との間でTWAIN規格に準ずる通信を実行し、画像データ35を外部端末15へ送信する(図1中の矢印54参照)。また、MFP11は、USBIF30,47を介して外部端末15との間でTWAIN規格に準ずる通信を実行し、画像データ35を外部端末15へ送信する(図1中の矢印55参照)。また、ユーザIF45は、例えば、各種の情報を表示する液晶モニタ、操作入力を受け付けるキーボードやマウスなどを備える。
(2.送信制御処理)
次に、MFP11による画像データ35を送信する送信制御処理について、図2及び図3を参照しつつ、説明する。以下の説明では、第1実施形態として、画像データ35をメール37に添付してメールサーバ12に送信する処理(第1送信処理の一例)と、その代替方法としてUSBIF30を介して画像データ35を外部端末15へ送信する処理(第2送信処理の一例)を用いる場合について説明する。また、第1送信処理に係る障害として、RAM21の空き容量がなくなるメモリフルが発生した場合について説明する。
CPU23は、例えば、MFP11の電源を投入されると、NVRAM22に記憶された制御プログラム33を実行し、MFP11のシステムを起動させる。CPU23は、システムを起動すると、ユーザから原稿の読み取りを受け付ける状態となり、図2及び図3に示す送信制御処理を開始する。
まず、CPU23は、図2のステップ(以下、単に「S」と記載する)11において、スキャンジョブを受け付けたか否かを判断する。例えば、ユーザは、読取部25のADFに複数枚の原稿をセットし、ユーザIF28のタッチパネルを操作し、読み取りの指示を行う。ユーザは、読み取りの指示に合わせて、読み取った画像データ35を送信する送信先のメールアドレス、例えば、ユーザ自身が用いるメールアドレスを設定する。ユーザは、メールアドレスを設定し、読み取った画像データ35をメール37で送信する指示を行う。CPU23は、ユーザIF28に対して読み取りの指示を受け付けると、スキャンジョブを受け付けたと判断する(S11:YES)。なお、以下の説明では、ユーザIF28に対する操作入力に応じてスキャンジョブを受け付けた場合について説明するが、他の受け付け方法、例えば、ユーザ端末13のスキャナドライバから原稿の読み取りを指示するスキャンジョブを、LAN17を介して受け付けた場合についても同様の処理を実行可能である。
CPU23は、スキャンジョブを受け付けるまで(S11:NO)、S11の判断処理を繰り返し実行する。CPU23は、スキャンジョブを受け付けたと判断すると(S11:YES)、原稿の読み取りを開始する(S13)。CPU23は、読取部25のADFを駆動して原稿を送りながら、CIS等によって原稿の画像を読み込む。本実施形態のMFP11は、メール37に画像データ35を添付して送信するスキャンジョブを受け付けた場合、ADFにセットされた全ての原稿の画像を読み取って画像データ35を生成してから送信処理を開始する設定となっている。このため、原稿の枚数が多い場合や読み込みの解像度が高い場合など、全ての原稿の画像データ35をRAM21に記憶する前に、RAM21の空き容量が少なくなる、あるいはなくなる虞がある。
そこで、CPU23は、S13で原稿の読み込みを開始すると、生成した画像データ35を記憶したことでRAM21の空き容量が所定量未満となっているか否か、即ち、メモリフルが発生しているか否かを判断する(S15)。この所定量は、RAM21における画像データ35の処理に使用可能な作業領域の大きさ、生成可能な画像データ35の最大サイズ、CPU23の処理速度等に応じて設定される。CPU23は、メモリフルが発生していないと判断すると(S15:NO)、全ての原稿の読み取りが終了したか判断する(S17)。CPU23は、全ての原稿の読み取りが終了していないと判断すると(S17:NO)、S15からの処理を再度実行する。これにより、CPU23は、原稿から画像を読み取っている間、メモリフルの発生を所定時間ごとに確認する。
CPU23は、全ての原稿の読み取りが終了したと判断すると(S17:YES)、読み取りの終了処理を実行する(S19)。CPU23は、CISを初期位置に戻すなどの初期化処理を実行する(S19)。CPU23は、S19を実行すると、メールサーバ12へメール37を送信する処理を開始する(S21)。
図4は、メール37を用いて画像データ35を送信する場合と、TWAINに従って画像データ35を送信する場合のデータの状態を模式的に示している。図4に示すように、CPU23は、メール37に画像データ35を添付して送信データD1として送信する場合、送信先アドレスなどの情報をヘッダ情報として送信データD1に付加する。また、CPU23は、S13以降で生成した画像データ35をボディ情報として送信データD1に付加する。CPU23は、例えば、メールサーバ12で制限される最大のデータ量以下で、メール37に複数の画像データ35を添付して一括送信を行う。このため、メール37で画像データ35を送信する場合、メールサーバ12へ1回の送信処理で送信する画像データ35のデータ量(第1単位の一例)は、1又は複数の画像データ35をまとめたデータ量となる。
一方、TWAINに従って画像データ35を送信する場合、CPU23は、画像データ35を複数の送信データD2のボディ情報に分割して送信を行う。CPU23は、画像データ35を小さく分割して、複数回に分けて順次送信する。このため、TWAINに従って画像データ35を送信する場合、外部端末15へ1回の送信処理で送信する画像データ35のデータ量(第2単位の一例)は、上記したメール37を用いる場合のデータ量(第1単位の一例)に比べて小さくなる。第2単位のデータ量は、例えば、数kbyte〜数百kbyteである。CPU23は、分割した画像データ35を含むボディ情報に、例えば、TWAINで規定されたフォーマットやデータサイズのヘッダ情報を付加して送信データD2として外部端末15へ送信する。このヘッダ情報は、例えば、受信側の外部端末15で分割された画像データ35を統合するのに必要な情報であり、分割した画像データ35のライン数や、何枚目の画像であるのかを示す情報などである。TWAINに従って画像データ35を送信する場合、CPU23は、画像データ35を分割して順次送信することが可能となり、全ての原稿を読み取る前に、生成した画像データ35から順次送信することが可能となる。
図2に戻り、CPU23は、S21でメール37を送信する処理を開始すると、全ての画像データ35の送信が完了したか否かを判断する(S23)。CPU23は、SMTPを用いてメールサーバ12へ1又は複数のメール37を送信し、全ての画像データ35の送信を終了してメールサーバ12との通信を終了すると、全ての画像データ35の送信が完了したと判断する(S23:YES)。これにより、画像データ35の送信を正常に終了したため、CPU23は、図2及び図3に示す送信制御処理を終了させ、図2の送信制御処理を再びはじめから実行し、次の読み取り指示等を受け付ける状態となる。一方、CPU23は、全ての画像データ35の送信が完了するまで(S23:NO)、S23の判断処理を繰り返し実行し、メールサーバ12へのメール37の送信を行う。
また、CPU23は、S15において、メモリフルが発生したと判断すると(S15:YES)、原稿の読み取り処理を停止する(S25)。CPU23は、読取部25のADFやCIS等の動作を停止し(S25)、代替機能実行可否選択画面をユーザIF28のタッチパネルに表示する(S27)。図5は、代替機能実行可否選択画面61の表示内容を示している。CPU23は、例えば、Scan to EMS機能にエラーが発生した旨、原因としてメモリフルが発生した旨を代替機能実行可否選択画面61に表示する。また、CPU23は、例えば、外部端末15のPC名を表示し、代替手段として外部端末15に画像データ35を送信するか否かを受け付ける内容を代替機能実行可否選択画面61に表示する。なお、例えば、S11において、ユーザ端末13のスキャナドライバからスキャンジョブを受け付けた場合、CPU23は、代替機能実行可否選択画面61をユーザ端末13の画面に表示させる指示を、ユーザ端末13のスキャナドライバに実行しても良い。また、この場合、CPU23は、代替手段として、ネットワークIF29を介してユーザ端末13へ画像データ35を送信するか否かを受け付ける内容を代替機能実行可否選択画面61に表示しても良い。そして、送信する旨を受け付けた場合、CPU23は、TWAINに従った通信によりLAN17を介して画像データ35をユーザ端末13へ送信しても良い。
CPU23は、代替機能実行可否選択画面61を表示すると、外部端末15へ画像データ35を送信する代替手段の実行を選択されたか否かを判断する(S29)。CPU23は、例えば、代替機能実行可否選択画面61において、「はい」を表示した部分をタッチされると、代替手段を実行すると判断し(S29:YES)、「いいえ」を表示した部分をタッチされると、代替手段を実行しないと判断する(S29:NO)。CPU23は、代替手段を実行しないと判断すると(S29:NO)、メモリフル画面をユーザIF28のタッチパネルに表示する(S31)。
図6は、メモリフル画面63の表示内容を示している。CPU23は、例えば、Scan to EMS機能にエラーが発生した旨等の他に、FAX受信データ等の削除を促すメッセージをメモリフル画面63に表示する。これにより、ユーザがユーザIF28を操作してRAM21に記憶されたFAX受信データ等を削除することで、RAM21の空き容量を増やすことができる。ユーザは、RAM21の空き容量を増やした後、MFP11に再度原稿の読み取り処理を行わせる。その結果、CPU23は、S11からの処理を再度実行し、メモリフルを発生させることなく、メール37の送信を正常に終了させることが可能となる。CPU23は、S31を実行すると、図2及び図3に示す送信制御処理を終了する。
なお、CPU23は、送信制御処理を終了する前に、RAM21に記憶した画像データ35を削除して記憶領域を開放しても良い。あるいは、CPU23は、画像データ35を削除せず、ユーザによってFAX受信データ等を削除されRAM21の空き容量が増大した場合、RAM21内の画像データ35を用いて、S25で停止した原稿の読み取りやメール37の送信を途中から再開しても良い。
一方、S29において、CPU23は、代替手段を実行すると判断すると(S29:YES)、図3のS33を実行する。S33において、CPU23は、USBIF30を用いたUSB通信により外部端末15へ画像データ35を送信する処理を開始する。CPU23は、USBIF30を介して外部端末15と通信を開始し、TWAINに従った送信手続きを開始する。CPU23は、例えば、外部端末15のスキャナドライバ51からの要求に応じて、解像度、読み取り可能な原稿の最大サイズ等のMFP11の能力値を外部端末15へ送信する。また、CPU23は、今回の読み取り作業の開始時に設定された設定値を、外部端末15へ送信する。ここでいう設定値とは、例えば、原稿を読み取る解像度、モノクロ又はカラーのどちらで読み取るのか、読み取る原稿の種類が文字又は写真かなどを示す値であり、ユーザIF28を介して設定される。外部端末15のスキャナドライバ51は、能力値や設定値を取得すると、MFP11へ読み取りの開始を指示する。なお、上記したTWAINに従った送信手続きの内容は一例である。
CPU23は、S33を実行した後、外部端末15との間で送信手続きが完了したか否かを判断する(S35)。CPU23は、例えば、TWAINに従った送信手続きにおいて外部端末15から読み取りを開始する指示を受信すると、送信手続きが完了したと判断する(S35:YES)。CPU23は、送信手続きが完了するまで(S35:NO)、S35の判断処理を繰り返し実行し、外部端末15との送信手続きを継続する。
一方、CPU23は、送信手続きが完了したと判断すると(S35:YES)、USB通信により画像データ35を外部端末15へ送信する処理を開始する(S37)。図4に示すように、TWAINに従って画像データ35を送信する場合、CPU23は、全ての原稿を読み取る前に、生成した画像データ35を分割して順次送信することが可能となる。S37を実行する場合、図2のS25において読み取りを停止しており、読み取りを停止する前までに生成した画像データ35が、RAM21に蓄積されている。このため、蓄積した画像データ35を分割して外部端末15へ順次送信し、送信の完了した画像データ35を削除すると、RAM21に空き容量が発生する。
そこで、CPU23は、S37で画像データ35の送信を開始すると、RAM21に空き容量が発生したか否かを判断する(S39)。例えば、CPU23は、図2のS15で用いた基準値の所定量以上の空き容量が発生すると、RAM21に空き容量が発生したと判断する(S39:YES)。CPU23は、RAM21に空き容量が発生するまで(S39:NO)、S39の処理を繰り返し実行し、RAM21内の画像データ35を送信及び削除して空き容量を増大させる。
一方、CPU23は、RAM21に空き容量が発生したと判断すると(S39:YES)、読取部25を駆動し、ADFに残っている原稿の読み取りを再開する(S41)。CPU23は、原稿の読み取りを再開すると(S41)、全ての原稿の読み取りを終了したか否かを判断する(S43)。CPU23は、全ての原稿の読み取りが終了するまで(S43:NO)、S43の処理を繰り返し実行し、読取部25による原稿の読み取りを継続する。
CPU23は、全ての原稿の読み取りが終了したと判断すると(S43:YES)、全ての画像データ35の送信が完了したか否かを判断する(S45)。図4に示すように、CPU23は、例えば、画像データ35を、1〜N個に分割した複数の送信データD2として送信する。外部端末15のスキャナドライバ51は、例えば、受信した送信データD2を統合して画像データ35を復元する。スキャナドライバ51は、最後のN番目の送信データD2を受信し、画像データ35の復元が正常に完了すると、受信を完了した旨をMFP11へ送信する。CPU23は、外部端末15から受信完了の通知を受信すると、全ての画像データ35の送信が完了したと判断する(S45:YES)。CPU23は、全ての画像データ35の送信が完了するまで(S45:NO)、S45の処理を繰り返し実行する。
CPU23は、全ての画像データ35の送信が完了したと判断すると(S45:YES)、外部端末15へ送信通知を指示する(S47)。ここで、本実施形態のCPU23は、ユーザIF28で受け付けた送信先のメールアドレスに向けてメール37を送信しようとしたもののメモリフルによって送信できなかった場合に、外部端末15へ画像データ35を送信する。このため、外部端末15側では、本来送信する予定であったメールアドレスの情報が必要となる。そこで、CPU23は、S47の送信通知において、送信すべきメールアドレスの情報を通知する。
図7は、外部端末15に表示される通知画面65の表示内容を示している。CPU23は、例えば、TWAINに従って外部端末15のスキャナドライバ51へ指令し、外部端末15のユーザIF45の液晶モニタに通知画面65をポップアップウィンドウとして表示させる。CPU23は、自身のMFP11を識別する情報、送信に失敗したメールアドレスの情報を通知画面65に表示させる。また、CPU23は、例えば、外部端末15のメーラを用いて再送を実行するか否かを受け付ける内容を通知画面65に表示する。CPU23は、S47を実行すると、図2及び図3に示す送信制御処理を終了する。
また、外部端末15のスキャナドライバ51は、通知画面65を表示した後、例えば、「はい」を表示した部分をユーザIF45のマウスでクリックされると、メーラを起動してメールを作成する。スキャナドライバ51は、MFP11から通知されたメールアドレスを送信先に設定し、受信した画像データ35を添付したメールを作成する。これにより、ユーザは、本来送信する予定であったメールアドレスへ容易にメールを送信することができる。ユーザは、外部端末15のユーザIF45を操作して、メールをメールサーバ12へ送信する。
そして、ユーザは、例えば、MFP11からユーザ端末13まで移動し、ユーザ端末13を操作してメーラを起動し、メールサーバ12から画像データ35を添付されたメールを受信する。これにより、MFP11で読み取った画像データ35をメール37で取得することができる。
因みに、MFP11は、読取装置の一例である。RAM21は、記憶部の一例である。CPU23は、制御部の一例である。ネットワークIF29は、第1通信インタフェースの一例である。USBIF30は、第2通信インタフェースの一例である。
(3.効果)
以上、上記した第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)本実施形態のMFP11は、原稿から画像を読み取る読取部25と、通信インタフェース(ネットワークIF29、USBIF30)と、CPU23と、を備える。CPU23は、読取部25で読み取った画像に係る画像データ35を、通信インタフェースを介して外部へ送信する送信処理、を実行する。送信処理は、画像データ35を、デジタル通信の第1送信方式(メール)により送信する第1送信処理(S21)と、画像データ35を、第1送信方式とは異なるデジタル通信の第2送信方式(USB通信、TWAIN)により送信する第2送信処理(S33)と、を含む。CPU23は、画像データ35を第1送信処理で送信するスキャンジョブを受け付けた場合(S11:YES)、第1送信処理に係る障害が発生していると判断すると(S15:YES)、第2送信処理で画像データ35を送信する(S33)。
これによれば、CPU23は、第1送信処理に係る障害が発生していると判断すると、第2送信処理で画像データ35を送信する。これにより、CPU23は、障害の発生により第1送信処理で画像データ35を送信できない場合、送信方式の異なる第2送信処理により画像データ35を送信することにより、障害を回避して画像データ35を適切に送信することが可能となる。
(2)また、MFP11は、読取部25で原稿を読み取った画像データ35を記憶するRAM21を更に備える。第1送信処理(メール)は、画像データ35を第1単位(図4の上に記載した分割しない画像データ35の大きさ)で送信する処理である。また、第2送信処理(USB通信)は、画像データ35を、第1単位より小さい第2単位(図4の下の分割した画像データ35の大きさ)毎に送信する処理である。CPU23は、画像データ35を第1送信処理で送信するスキャンジョブを受け付けた場合、RAM21の空き容量が所定量未満であると判断すると(S15:YES)、第2送信処理で画像データ35を送信する(S33)。
これによれば、CPU23は、RAM21の空き容量が所定量未満となる障害が発生した場合、第1送信処理から第2送信処理へ切り替える。第2送信処理は、画像データ35を分割した第2単位毎に送信する処理である。この第2単位は、第1送信処理において画像データ35を送信する際の第1単位に比べて小さい(図4参照)。これにより、1回の送信処理で送る画像データ35のデータ量を小さくすることで、原稿から画像データ35を全て読み終える前に、第2単位毎に分割した画像データ35を送信できる。その結果、読み取り処理及び送信処理にともなってRAM21の空き容量がなくなるのを抑制し、適切に画像データ35を送信できる。
(3)また、ネットワークIF29には、メールサーバ12と、外部端末15とが接続される。第1送信処理は、画像データ35を第1単位でメール37に添付してメールサーバ12へ送信する処理である。第2送信処理は、画像データ35を第2単位毎に外部端末15へ送信する処理である。
画像データ35をメール37に添付してメールサーバ12へ送信する場合、画像データ35を小さく分割して送信しようとすると、送信するメール数が増大し、メールサーバ12の処理負荷の増大等を招く。このため、メールサーバ12を用いる第1送信処理の第1単位は、データ量を小さくすることが難しい。一方、MFP11は、メールサーバ12を介さずに外部端末15と直接通信を実行すれば、第1単位に比べて小さい第2単位に画像データ35を分割して外部端末15へ送信することが可能となる。従って、第2単位毎の画像データ35の送信を外部端末15との間で実行することで、読み取り処理及び送信処理にともなってRAM21の空き容量がなくなるのを抑制できる。
(4)また、CPU23は、第2送信処理で外部端末15へ画像データ35を送信する場合、第1送信処理でメール37に設定する送信先アドレスの情報を外部端末15へ送信する(S47、通知画面65)。これによれば、CPU23は、第1送信処理に代えて第2送信処理で画像データ35を送信する場合、第1送信処理で送信する予定であった送信先アドレスの情報を外部端末15へ送信する。これにより、外部端末15側において、画像データ35と送信先アドレスの情報を受信することで、第1送信処理において本来送信する予定であった送信先アドレスへ画像データ35を送信できる。
(4.第2実施形態)
次に、本願の第2実施形態について、図8及び図9を参照しつつ説明する。なお、以下の説明では、上記した第1実施形態と同様の内容については同一符号を付し、その説明を適宜省略する。第2実施形態では、画像データ35をメール37に添付してメールサーバ12に送信する処理(第1送信処理の一例)と、その代替方法として外部端末15へ画像データ35を送信する2種類の処理(第2送信処理の一例)を用いる場合について説明する。また、第1送信処理に係る障害として、メールサーバ12と接続できない障害が発生した場合について説明する。
まず、図8に示すように、CPU23は、送信制御処理を開始すると、S11、S13を実行した後、S17を実行する。従って、第2実施形態のCPU23は、S13の原稿の読み取りを開始した後、図2のS15に示すメモリフルの判断を実行しない。また、CPU23は、全ての原稿の読み取りが終了し(S17:YES)、読み取りの終了処理を実行した後(S19)、メールサーバ12に接続できるか否かを判断する(S51)。CPU23は、メールサーバ12に正常に接続できると判断すると(S51:YES)、S21以降の処理を実行し、メールサーバ12へメール37を送信する。
一方、CPU23は、メールサーバ12に接続できないと判断すると(S51:NO)、S27を実行する。メールサーバ12に接続できない原因としては、例えば、MFP11に設定したメールサーバ12のIPアドレスやポート番号が間違っている場合など、設定の誤りが考えられる。また、他の原因としては、例えば、LAN17のLANケーブルの断線やルータの故障など、物理的な装置の故障が考えられる。また、他の原因としては、例えば、MFP11がメールサーバ12からメールを受信する処理中であるために、送信処理を実行できないなど、他の処理との競合により送信できないことが考えられる。
CPU23は、S27において、図2のS27と同様に、代替機能実行可否選択画面61(図5参照)をユーザIF28のタッチパネルに表示する。例えば、CPU23は、代替機能実行可否選択画面61に、「メールサーバと接続できないため送信できませんでした」と表示する。また、CPU23は、外部端末15のPC名を表示し、代替手段として外部端末15に画像データ35を送信するか否かを受け付ける内容を代替機能実行可否選択画面61に表示する。
CPU23は、代替機能実行可否選択画面61において代替手段を実行しない旨を受け付けると(S29:NO)、接続エラーの画面をユーザIF28のタッチパネルに表示する(S53)。CPU23は、例えば、「メールサーバと接続できないため送信できませんでした。接続状況を確認してください。」とタッチパネルに表示する(S53)。これにより、ユーザは、MFP11の設定、LAN17の故障、メールサーバ12の状態などを確認し、障害の復旧作業を実行する。ユーザは、メールサーバ12との接続の障害を復旧させた後、MFP11に再度原稿の読み取り作業を行わせ、メール37の送信を正常に終了させることが可能となる。
一方、S29において、CPU23は、代替手段を実行すると判断すると(S29:YES)、図9のS55を実行する。S55において、CPU23は、ネットワークIF29を介して外部端末15へ画像データ35を送信する処理を開始する。CPU23は、ネットワークIF29を介して外部端末15と通信を開始し、TWAINに従った送信手続きを開始する(S55)。次に、CPU23は、外部端末15との送信手続きが完了したか否かを判断する(S57)。CPU23は、外部端末15との送信手続きが正常に終了した場合、あるいは送信手続きにおいて異常が発生して終了した場合、送信手続きが完了したと判断する(S57:YES)。CPU23は、送信手続きが完了するまで(S57:NO)、S57の処理を繰り返し実行し、ネットワークIF29を介した通信を試みる。
CPU23は、送信手続きが完了したと判断すると(S57:YES)、送信手続きを正常に完了できたか否かを判断する(S59)。CPU23は、送信手続きが正常に完了したと判断すると(S59:YES)、LAN17を介した通信により画像データ35を外部端末15へ送信する処理を開始する(S61)。CPU23は、S61を実行した後、全ての画像データ35の送信を完了したか否かを判断する(S45)。なお、第2実施形態では、メモリフルが発生しておらず、原稿の読み取りが途中で終了していないため、図3のS39のような空き容量の判断や、S41のような読み取りの再開処理を実行しない。
CPU23は、全ての画像データ35の送信を完了したと判断すると(S45:YES)、第1実施形態と同様に、外部端末15へ送信通知を指示する(S47)。CPU23は、図7に示すように、送信に失敗したメールアドレスの情報等を通知画面65に表示させる。
一方、S59において、CPU23は、送信手続きが正常に完了していない、即ち、ネットワークIF29を介した送信手続きに失敗したと判断すると(S59:NO)、USB通信により画像データ35を外部端末15へ送信する処理を開始する(S33)。ここで、例えば、メールサーバ12と接続できない原因がLAN17の障害である場合、LAN17を介した画像データ35の送信が出来なくなる。そこで、第2実施形態のCPU23は、1つ目の代替手段としてLAN17を介した画像データ35の送信に失敗すると、2つ目の代替手段としてUSB通信による画像データ35の送信を実行する。
S33において、CPU23は、ネットワークIF29を介した通信を終了させ、USBIF30を介した送信手続きを外部端末15との間で開始する。CPU23は、送信手続きが完了したと判断すると(S35:YES)、USB通信により画像データ35を外部端末15へ送信する処理を開始する(S37)。そして、CPU23は、全ての画像データ35の送信が完了したと判断すると(S45:YES)、外部端末15へ送信通知を指示し(S47)、図8及び図9に示す送信処理を終了する。
(5.効果)
以上、上記した第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。また、第2実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)通信インタフェースは、ネットワークIF29と、ネットワークIF29とは異なる通信回線に接続されたUSBIF30と、を含む。第1送信処理は、ネットワークIF29を介して画像データ35を送信する処理である。第2送信処理は、USBIF30を介して画像データ35を送信する処理である。CPU23は、スキャンジョブを受け付けた場合、ネットワークIF29を介して画像データ35を送信できないと判断すると(S51:NO、S59:NO)、第2送信処理で画像データ35を送信する(S33)。
これによれば、CPU23は、ネットワークIF29を介して画像データ35を送信できない障害が発生した場合、ネットワークIF29とは異なる通信インタフェースであるUSBIF30を介して画像データ35を送信する。これにより、ネットワークIF29の故障、ネットワークIF29に接続された通信回線(LAN17)の切断、ネットワークIF29に接続された送信先の装置(メールサーバ12)の故障などに応じて、通信インタフェースを切り替えて、適切に画像データ35を送信できる。
(2)また、ネットワークIF29は、メールサーバ12に接続される。USBIF30は、USB(Universal Serial Bus)規格に準ずる接続により外部端末15に接続される。第1送信処理は、画像データ35をメール37に添付してメールサーバ12へ送信する処理である。第2送信処理は、画像データ35を、USBIF30を介して外部端末15へ送信する処理である。CPU23は、スキャンジョブを受け付けた場合、メールサーバ12と接続できないと判断すると(S51:NO)、第2送信処理で画像データ35を送信する(S33)。
これによれば、CPU23は、ネットワークIF29を介してメールサーバ12と接続できない障害が発生した場合に、USBIF30を介したUSB通信により外部端末15へ画像データ35を送信する。ここで、メールサーバ12に画像データ35を送信できない場合に、未送信の画像データ35をRAM21に記憶し続けると、RAM21の記憶領域を占有し続けることとなり、他の処理に使用可能な記憶領域が減る。その結果、他の処理の効率が低下する等の虞がある。これに対し、未送信の画像データ35を外部端末15に送信して外部端末15に退避させることで、画像データ35をRAM21から削除して使用可能な記憶領域を確保できる。また、メールサーバ12の故障やメールサーバ12との間の通信の障害が復旧した後に、第1送信処理において本来送信する予定であった送信先へ外部端末15から画像データ35を送信できる。
(6.第3実施形態)
次に、本願の第3実施形態について、図10及び図11を参照しつつ説明する。なお、以下の説明では、上記した第1実施形態及び第2実施形態と同様の内容については同一符号を付し、その説明を適宜省略する。第3実施形態では、画像データ35をUSB通信により外部端末15へ送信する処理(第1送信処理の一例)と、その代替方法としてCIFSプロトコルを用いてLAN17を介して画像データ35を外部端末15へ送信する処理(第2送信処理の一例)を用いる場合について説明する。従って、第3実施形態では、メール37によって画像データ35を送信するスキャンジョブをユーザから受け付けた場合ではなく、読み取った画像データ35をUSB通信により外部端末15へ送信するスキャンジョブを受け付けた場合について説明する。また、第1送信処理に係る障害として、USB通信の障害が発生した場合について説明する。
まず、CPU23は、図10のS11において、スキャンジョブを受け付けたか否かを判断する。例えば、ユーザは、読取部25のADFに複数枚の原稿をセットし、ユーザIF28のタッチパネルを操作し、読み取った画像データ35を外部端末15へ送信する指示を行う。CPU23は、ユーザIF28に対して読み取りの指示を受け付けると、スキャンジョブを受け付けたと判断する(S11:YES)。
CPU23は、スキャンジョブを受け付けたと判断すると(S11:YES)、USBIF30を用いたUSB通信により外部端末15へ画像データ35を送信する送信手続きを開始する(S65)。CPU23は、S65を実行した後、外部端末15との間で送信手続きが完了したか否かを判断する(S67)。CPU23は、例えば、TWAINに従った送信手続きにおいて、外部端末15から読み取りを開始する指示を受信すると、送信手続きが完了したと判断し(S67:YES)、原稿の読み取りを開始する(S69)。CPU23は、TWAINに従って、画像データ35を分割して外部端末15へ順次送信する処理を開始する(S71)。
CPU23は、S71を実行した後、全ての原稿の読み取りが終了したか判断する(S17)。CPU23は、全ての原稿の読み取りが終了したと判断すると(S17:YES)、読み取りの終了処理を実行する(S19)。CPU23は、S19を実行すると、分割して送信した全ての画像データ35の送信が完了したか否かを判断する(S45)。CPU23は、全ての画像データ35の送信が完了したと判断すると(S45:YES)、図10及び図11に示す送信制御処理を終了する。
一方、S67において、CPU23は、例えば、USBIF30の故障や、USBケーブルの断線などによって、外部端末15から送信手続きの応答を受信できずにタイムアウトを検出した場合、送信手続きが完了していないと判断し(S67:NO)、S27を実行する。CPU23は、S27において、図2のS27と同様に、代替機能実行可否選択画面61(図5参照)をユーザIF28のタッチパネルに表示する。例えば、CPU23は、代替機能実行可否選択画面61に、「外部端末15とUSB通信により接続できないため送信できませんでした」と表示する。また、CPU23は、代替手段としてCIFSプロトコルを用いた画像データ35の送信を実行するか否かを受け付ける内容を代替機能実行可否選択画面61に表示する。
CPU23は、代替機能実行可否選択画面61において代替手段を実行しない旨を受け付けると(S73:NO)、接続エラーの画面をユーザIF28のタッチパネルに表示する(S53)。CPU23は、例えば、「外部端末15とUSB通信で接続できないため送信できませんでした。接続状況を確認してください。」とタッチパネルに表示する(S53)。これにより、ユーザは、MFP11のUSB通信の設定、USBIF30やUSBケーブルの故障、外部端末15の状態などを確認し、障害の復旧作業を実行できる。
一方、S73において、CPU23は、代替手段を実行すると判断すると(S73:YES)、図11のS75を実行する。CPU23は、読取部25による原稿の読み取りを開始し(S75)、全ての原稿の読み取りを終了すると(S77:YES)、読み取りの終了処理を実行する(S19)。
次に、CPU23は、CIFSプロトコルに準じた通信により、外部端末15と接続できるか否かを判断する(S79)。例えば、MFP11には、CIFSプロトコルにより接続する接続先として、外部端末15のハードディスク装置41内の特定のフォルダを示すパスが予め登録されている。CPU23は、CIFSプロトコルにより予め設定されたパスのフォルダにアクセスできた場合、外部端末15と接続できたと判断する(S79:YES)。CPU23は、外部端末15と接続できない間(S79:NO)、S79の処理を繰り返し実行する。
CPU23は、外部端末15と接続できたと判断すると(S79:YES)、設定されたフォルダに画像データ35を送信する処理を開始する(S81)。この場合、CPU23は、例えば、生成した画像データ35の全て、即ち、全ての原稿の画像データ35をまとめてフォルダに一括送信する。CPU23は、画像データ35の送信を開始すると(S81)、全ての画像データ35の送信が完了したか判定する(S83)。CPU23は、全ての画像データ35をフォルダに記憶すると(S83:YES)、図10及び図11に示す送信制御処理を終了する。
以上、上記した第3実施形態によれば、第1実施形態及び第2実施形態と同様の効果を奏することができる。例えば、CPU23は、USB通信による第1送信処理に係る障害が発生していると判断すると(S67:NO)、CIFSプロトコルによる第2送信処理で画像データ35を送信し、障害を回避して画像データ35を適切に送信することが可能となる。
(7.変形例)
尚、本願は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、CPU23は、TWAINに従った画像データ35の送信において、所謂、プッシュスキャン(Push Scan)を実施する場合について説明したが、プルスキャン(Pull Scan)についても同様の処理を実行できる。ここでいう、プッシュスキャンとは、例えば、MFP11においてユーザの操作を受け付け、MFP11からの通信に応じて、外部端末15が画像データ35の取得を実行するスキャン処理を言う。また、プルスキャンとは、例えば、外部端末15においてユーザの操作を受け付け、外部端末15がMFP11へ画像データ35の生成を指令して、MFP11が外部端末15からの要求に応じて画像データ35を生成して外部端末15へ送信するスキャン処理を言う。
また、上記各実施形態における第1送信方式及び第2送信方式の組み合わせは一例である。例えば、第1送信方式としてメール37による画像データ35の送信方式を採用し、第2送信方式としてCIFSプロトコルによる画像データ35の送信方式を採用しても良い。
また、CPU23は、第1実施形態のメモリフルの判断(S15)と、第2実施形態のメールサーバ12との接続の判断(S51)との両方を実行しても良い。
また、第1送信処理において画像データ35を送信する第1単位の大きさを、第2送信処理において画像データ35を送信する第2単位と同一の大きさ、あるいは第2単位に比べて小さい大きさにしても良い。
また、TWAINに従った画像データ35の送信において、画像データ35を分割しなくとも良い。
また、CPU23は、送信先アドレスの情報を通知する通知画面65を表示する処理(S47)を実行しなくとも良い。
また、上記各実施形態では、本願の制御部として、CPU23を採用したが、これに限らない。例えば、制御部を、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの専用のハードウェアで構成してもよい。また、制御部は、例えばソフトウェアによる処理と、ハードウェアによる処理とを併用して動作する構成でもよい。
また、上記各実施形態では、本願の読取装置として複合機であるMFP11を採用したが、これに限らない。本願の読取装置は、ファックス機能等を有しないスキャナ装置でもよい。
11 MFP(読取装置)、12 メールサーバ、15 外部端末、21 RAM(記憶部)、23 CPU(制御部)、25 読取部、29 ネットワークIF(通信インタフェース、第1通信インタフェース)、30 USBIF(通信インタフェース、第2通信インタフェース)、35 画像データ、37 メール。

Claims (8)

  1. 原稿から画像を読み取る読取部と、
    通信インタフェースと、
    制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記読取部で読み取った前記画像に係る画像データを、前記通信インタフェースを介して外部へ送信する送信処理、
    を実行し、
    前記送信処理は、
    前記画像データを、デジタル通信の第1送信方式により送信する第1送信処理と、
    前記画像データを、前記第1送信方式とは異なるデジタル通信の第2送信方式により送信する第2送信処理と、
    を含み、
    前記制御部は、
    前記画像データを前記第1送信処理で送信するスキャンジョブを受け付けた場合、前記第1送信処理に係る障害が発生していると判断すると、前記第2送信処理で前記画像データを送信する、読取装置。
  2. 前記読取部で前記原稿を読み取った前記画像データを記憶する記憶部を更に備え、
    前記第1送信処理は、
    前記画像データを第1単位で送信する処理であり、
    前記第2送信処理は、
    前記画像データを、前記第1単位より小さい第2単位毎に送信する処理であり、
    前記制御部は、
    前記画像データを前記第1送信処理で送信する前記スキャンジョブを受け付けた場合、前記記憶部の空き容量が所定量未満であると判断すると、前記第2送信処理で前記画像データを送信する、請求項1に記載の読取装置。
  3. 前記通信インタフェースには、
    メールサーバと、外部端末とが接続され、
    前記第1送信処理は、
    前記画像データを前記第1単位でメールに添付して前記メールサーバへ送信する処理であり、
    前記第2送信処理は、
    前記画像データを前記第2単位毎に前記外部端末へ送信する処理である、請求項2に記載の読取装置。
  4. 前記通信インタフェースには、
    メールサーバと、外部端末とが接続され、
    前記第1送信処理は、
    前記画像データをメールに添付して前記メールサーバへ送信する処理であり、
    前記第2送信処理は、
    前記画像データを前記外部端末へ送信する処理であり、
    前記制御部は、
    前記第2送信処理で前記外部端末へ前記画像データを送信する場合、前記第1送信処理で前記メールに設定する送信先アドレスの情報を前記外部端末へ送信する、請求項2又は請求項3に記載の読取装置。
  5. 前記通信インタフェースは、
    第1通信インタフェースと、
    前記第1通信インタフェースとは異なる通信回線に接続された第2通信インタフェースと、
    を含み、
    前記第1送信処理は、
    前記第1通信インタフェースを介して前記画像データを送信する処理であり、
    前記第2送信処理は、
    前記第2通信インタフェースを介して前記画像データを送信する処理であり、
    前記制御部は、
    前記スキャンジョブを受け付けた場合、前記第1通信インタフェースを介して前記画像データを送信できないと判断すると、前記第2送信処理で前記画像データを送信する、請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の読取装置。
  6. 前記第1通信インタフェースは、
    メールサーバに接続され、
    前記第2通信インタフェースは、
    USB(Universal Serial Bus)規格に準ずる接続により外部端末に接続され、
    前記第1送信処理は、
    前記画像データをメールに添付して前記メールサーバへ送信する処理であり、
    前記第2送信処理は、
    前記画像データを、前記第2通信インタフェースを介して前記外部端末へ送信する処理であり、
    前記制御部は、
    前記スキャンジョブを受け付けた場合、前記メールサーバと接続できないと判断すると、前記第2送信処理で前記画像データを送信する、請求項5に記載の読取装置。
  7. 原稿から画像を読み取る読取部と、通信インタフェースと、を備える読取装置の制御方法であって、
    前記読取部で読み取った前記画像に係る画像データを、前記通信インタフェースを介して外部へ送信する送信工程、
    を含み、
    前記送信工程は、
    前記画像データを、デジタル通信の第1送信方式により送信する第1送信工程と、
    前記画像データを、前記第1送信方式とは異なるデジタル通信の第2送信方式により送信する第2送信工程と、
    を含み、
    前記画像データを前記第1送信工程で送信するスキャンジョブを受け付けた場合、前記第1送信工程に係る障害が発生していると判断すると、前記第2送信工程で前記画像データを送信する、読取装置の制御方法。
  8. 原稿から画像を読み取る読取部と、通信インタフェースと、を備える読取装置の制御をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記読取部で読み取った前記画像に係る画像データを、前記通信インタフェースを介して外部へ送信する送信処理、
    を実行させ、
    前記送信処理は、
    前記画像データを、デジタル通信の第1送信方式により送信する第1送信処理と、
    前記画像データを、前記第1送信方式とは異なるデジタル通信の第2送信方式により送信する第2送信処理と、
    を含み、
    前記コンピュータに、
    前記画像データを前記第1送信処理で送信するスキャンジョブを受け付けた場合、前記第1送信処理に係る障害が発生していると判断すると、前記第2送信処理で前記画像データを送信させる、プログラム。
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