JP5955011B2 - 原稿読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿を読み取る原稿読取装置に関する。
原稿自動送り装置(ADF:Auto Document Feeder)を備えた原稿読取装置では、一般的に、原稿台とADFとはヒンジ部材のみによって接続されている。このような構造では、ADFに対する電気的な導通が不十分となり、ADFに放射ノイズが発生しやすい。そのため、原稿読取装置で読み取った画像データをコントローラへ転送する際の信号にADF本体で発生した放射ノイズや外来の放射ノイズが乗ってしまうと、読取画像が異常画像となってしまい、利用者に不利益を与えてしまうことになる。
そこで、ヒンジ部以外に原稿台とADFとの間に導通部材を設けることにより、原稿読取装置に発生する放射ノイズを低減し、読取画像が異常画像になることを防止する提案がなされている(特許文献1参照)。
特開2006−165747号公報
しかしながら、原稿読取装置に新たに導通部材を追加する構成では、装置コストが増加するという問題が生じる。また、原稿台を閉じない状況にて原稿を読み取った場合に、放射ノイズによって異常画像になりやすくなるという問題がある。
本発明は、放射ノイズによる異常画像の発生を抑制することを目的とする。
本発明に係る原稿読取装置は、読取位置を移動させながら原稿台に載置れた原稿の画像を読み取る原稿読取装置であって、原稿が載置される原稿台と、開閉可能であり、閉状態において前記原稿台を覆う原稿台カバーと、前記原稿台に載置された原稿における読取位置の画像をライン毎に読み取り、画像データを出力する画像読取手段と、前記読取位置の移動を制御する制御手段と、1ラインの画素先端の基準となる水平同期信号を生成する生成手段と、前記画像読取手段から出力された画像データおよび前記生成手段により生成された水平同期信号を、通信ラインを介して送信する送信手段と、前記通信ラインを介して、前記画像データおよび前記水平同期信号を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した画像データを格納する画像メモリと、前記受信手段が受信した水平同期信号の異常を検出する検出手段と、を有し、前記検出手段が前記異常を検出した場合、前記制御手段は、前記読取位置を開始位置に戻させ、前記画像読取手段に前記原稿を、再度、読み取らせ、前記送信手段は、前記画像読取手段が前記原稿を再度読み取ることにより前記画像読取手段から出力される画像データ、および前記生成手段によって生成された水平同期信号を前記通信ラインを介して送信することを特徴とする。
本発明によれば、放射ノイズによる異常画像の発生を抑制することができる。
本発明に係る原稿読取装置の概略構造を示す断面図である。 図1の原稿読取装置においてADFを開いた状態を示す斜視図である。 図1の原稿読取装置の制御系の構成を示すブロック図である。 図1の原稿読取装置が備える図3のコントローラ部で実行される固定読みの制御を示すフローチャートである。 画像データの水平同期信号を模式的に示す図である。 正常な画像と水平同期信号に放射ノイズが乗ったために発生した異常画像とを対比して示す図である。 図1の原稿読取装置が備える図3の画像読取部で実行される固定読みの制御を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
<原稿読取装置の構成例>
図1は、本発明の実施形態に係る原稿読取装置の概略構成を示す断面図である。原稿読取装置1000は、原稿を自動的に給送するADF(自動原稿送り装置)100と、ADF100により給送された原稿の画像を読み取る画像読取部200と、不図示のコントローラ部とによって構成されている。
<ADFの構成>
ADF100は、シート状の1枚の原稿又は複数枚の原稿からなる原稿束Sを積載する原稿トレイ30を備えており、原稿トレイ30には原稿トレイ30上の原稿の有無を検出する原稿検知センサ14が配置されている。また、原稿トレイ30には、積載された原稿束Sの幅方向(図1の断面に垂直な方向)にスライド可能な不図示のガイド規制板が設けられており、このガイド規制板と連動して原稿幅を検出する不図示の原稿幅検知センサが配設されている。ADF100内の搬送パスには原稿長検知センサ15が配置されており、原稿長検知センサ15は、搬送中の原稿の先端を検知してから後端を検知するまでの時間及び原稿の搬送速度とから、原稿長(原稿の搬送方向における長さ)を検出する。
原稿トレイ30に載置された原稿は、給紙ローラ1によってADF100の内部へ送り出される。給紙ローラ1による原稿の給送開始前に原稿が原稿トレイ30から下流側へ進出しないようにするために、分離パッド21が配置されている。給紙ローラ1は、原稿トレイ30に積載された原稿束Sの原稿面に落下して回転し、これにより、原稿束Sの最上面の原稿が給紙される。分離センサ22は給紙された原稿の後端を検知するためのセンサである。給紙ローラ1によって給送された原稿は、分離ローラ2と分離パッド21の作用によって1枚に分離される。この分離は周知のリタード分離技術によって実現することができる。
分離ローラ2と分離パッド21によって分離された原稿は、引き抜きローラ対3によってレジストローラ4へ搬送され、レジストローラ4に突き当てられる。これにより、原稿はループ状に撓み、搬送時の原稿の斜行が解消される。レジストローラ4の下流側には、レジストローラ4を通過した原稿を流し読みガラス201方向へ搬送する給紙パスが設けられている。給紙パスに送られた原稿は、プラテン上流ローラ対5及びプラテンローラ6により流し読みガラス201上に搬送される。
プラテンローラ6は流し読みガラス201に接触しており、プラテンローラ6を通過する原稿の表面に対して光源203から光が照射される。原稿の表面からの反射光はミラー204,ミラー205、ミラー206及びレンズ207を経て、表面用CCDラインセンサ208によって1ラインずつ読み取られる。プラテンローラ6により給送された原稿は、プラテン下流ローラ対7を通過して、裏面読取ローラ8に送られる。
裏面読取ローラ8は移動ガラス16に接触しており、裏面読取ローラ8を通過する原稿の裏面に対して光源9から光が照射される。原稿の裏面からの反射光は、裏面用CCDラインセンサ10によって1ラインずつ読み取られる。原稿は、裏面読取ローラ8により更に下流側へ搬送され、排紙センサ11を経て、排紙ローラ対12によって原稿排紙トレイ13に排出される。
<画像読取部の構成>
画像読取部200は、透明なガラスからなる原稿台209上にセットされた原稿の原稿台209側の面の画像情報を、光学スキャナユニット202を図1に示す矢印方向(副走査方向)に一定速度で走査することにより、1ラインずつ光学的に読み取る(固定読み)。このとき、ADF100は原稿台209を覆う原稿台カバーとして機能する。一方、既に説明した通り、画像読取部200は、ADF100の原稿トレイ30から給紙される原稿の表面の画像情報を、光学スキャナユニット202をプラテンローラ6の直下に位置させた状態で光学的に読み取る(流し読み)。
画像読取部200が備えるシェーディング白板210は、シェーディング補正で使用する白レベルの基準データを作成するための白板である。基準データは、原稿を読み取る前に光学スキャナユニット202をシェーディング白板210の下に移動させ、画像読取部200がシェーディング白板210を読み取ることにより取得される。
図2は、原稿読取装置1000においてADF100を開いた状態を示す斜視図である。ADF100と画像読取部200とは、金属製のヒンジ部材213によって開閉可能に接続されており、画像読取部200にはADFの開閉状態を検知する開閉検知センサ211が設けられている。また、画像読取部200の内部には、原稿台209にセットされた原稿の副走査方向の長さを検出するための複数のサイズ検知センサ212が配置されている。原稿台209にセットされた原稿の主走査方向(副走査方向と直交し、且つ、原稿面に平行な方向)の長さは、画像読取部200が原稿を読み取ることにより得られた主走査方向の画像データに基づき決定される。
<原稿読取装置の制御構成>
図3は、原稿読取装置1000の制御系の構成を示すブロック図である。ADF100及び画像読取部200は、中央演算処理装置であるCPU801、ROM802及びRAM803を備えている。ROM802には制御用プログラムが格納されており、RAM803には、入力データや作業用データが格納される。
給紙ローラ1と分離ローラ2の回転駆動は分離ローラ駆動回路823により行われ、引き抜きローラ対3とレジストローラ4の回転駆動は搬送モータ駆動回路824によって行われる。プラテン上流ローラ対5、プラテンローラ6、プラテン下流ローラ対7及び裏面読取ローラ8の回転駆動はリードモータ駆動回路826により行われる。排紙ローラ対12の回転駆動は排紙モータ駆動回路825により行われ、光学スキャナユニット202の回転駆動は光学モータ駆動回路により行われる。これらの駆動回路はそれぞれCPU801に接続されている。
CPU801には、開閉検知センサ211、サイズ検知センサ212、原稿検知センサ14、排紙センサ11、原稿長検知センサ15及び分離センサ22が接続されている。また、CPU801には、表面画像読取用の光源203、裏面画像読取用の光源9、表面用CCDラインセンサ208及び裏面用CCDラインセンサ10が接続されている。CPU801は、表面用CCDラインセンサ208及び裏面用CCDラインセンサ10で読み取られた画像データを、画像処理部833を介して、一旦、画像メモリ832に格納するか又は画像メモリ832を介さずに画像ライン353を介してコントローラ部300へ直接送信する。画像データの先端の基準となる垂直同期信号及び1ラインの画素先端の基準となる水平同期信号については、CPU801が生成し、シリアル通信ライン354を通してコントローラ部300に通知する。
コントローラ部300は、CPU901、ROM902及びRAM903を備えており、CPU801とのシリアル通信ライン354を介して画像読取制御に関するデータ及び信号の授受を行う。画像データは画像ライン353を介して画像処理部833から画像処理部905に送られ、画像処理部905が受信したデータは画像メモリ906に格納される。また、コントローラ部300は、ユーザとのインターフェース制御を行うための操作表示部904を備えており、操作表示部904での表示制御及び操作表示部904で入力された入力情報の処理はCPU901により行われる。コントローラ部300が備える画素カウンタ907は、画像ライン353を介して受信した画像データの画素数をカウントする。
<コントローラ部による水平同期信号の監視制御>
図4は、コントローラ部300による固定読みの制御を示すフローチャートである。
この処理は、利用者が原稿台209の上に原稿をセットし、操作表示部904のスタートキー(不図示)を押下することにより開始される。コントローラ部300のCPU901は、スタートキーの押下に応じて、画像読取部200に読取動作を開始させるために、CPU801に対し固定読み開始命令を送信する(ステップS101)。CPU901は、画像読取部200のCPU801からADF100の開閉状態を示す情報を受信すると(ステップS102)、ADF100の開閉状態(ADF100が閉状態か)を判定する(ステップS103)。
ADF100が閉状態である場合(ステップS103でYES)、CPU901は、画像データの受信を開始する(ステップS104)。この際、画像データの水平同期信号の監視は行わない。続いて、CPU901は、画像データの受信が完了したか否かを判定し(ステップS105)、画像データの受信が完了するまで画像データの受信を続ける。画像データの受信が完了すると、処理は終了する。
一方、ADF100が開状態である場合(ステップS103でNO)、CPU901は、画像データの受信を開始すると共に(ステップS106)、画像データの送信中に画像データの水平同期信号の監視を開始する(ステップS107)。そして、CPU901は、画像データを受信しながら、受信した水平同期信号に異常があるか否かを判定する(ステップS108)。
ここで、ステップS108における水平同期信号の異常の監視方法について説明する。
図5は水平同期信号を模式的に示す図である。水平同期信号は1ラインの先頭画素を通知する信号である。1ラインの画素数は画像読取部200のハードウェア構成によって一意に定まっていることから(本実施形態では7000画素とする)、画像の図5(a)に示すように、Hi信号が等間隔でCPU901に通知される。CPU901は、水平同期信号のHi信号に応じて、画素カウンタ907を用いて受信した画像データの画素数をカウントする。そして、CPU901は、画素カウンタ907によるカウント値が所定値未満(本実施形態では7000画素未満)であるにもかかわらず、次の水平同期信号のHi信号を受け取った場合、図5(b)に示すように水平同期信号にノイズがあると判定し、画像データに異常があると判定する。つまり、水平同期信号の受信タイミングと画素カウンタ907によるカウント値に基づいて、画像データの異常を判定する。
なお、水平同期信号の監視をADF100が開状態の場合にのみ行うのは、ADF100が開状態である場合には、図2に示したように、金属製のヒンジ部材213がむき出しになるため、外来の放射ノイズの影響を受けやすくなるからである。
図6は、正常な画像と水平同期信号に放射ノイズが乗ったために発生した異常画像とを対比して示す図である。図6(a)は5ラインで読みとる正常な画像の例を示しており、これに対して図6(b)は、図6(a)の画像に放射ノイズが乗った場合の異常画像の例を示している。
水平同期信号の異常を検出しない場合(ステップS108でYES)、CPU901は、画像データの受信が完了したか否かを判定し、画像データの受信が完了するまで画像データの受信を続ける(ステップS109)。画像データの受信が完了すると、処理は終了する。
水平同期信号の異常を検出した場合(ステップS108でNO)、CPU901は、水平同期信号に異常があったことをCPU801に通知する(Sステップ110)。そして、CPU801に対して、再度、固定読み開始命令(再読取の指示)を送信する(ステップS111)。これにより、図4のフローチャートには不図示であるが、固定読み開始命令により画像読取部200から画像データが送信されてくる。そこで、CPU901は、受信した画像データにおける水平同期信号の監視を開始し(ステップS112)、水平同期信号に異常があるか否かを判定する(ステップS113)。
CPU901は、ステップS111での再命令により画像読取部200から送信されてくる画像データの水平同期信号に再び異常があると判定した場合(ステップS113でNO)、通信エラーが発生したと判断する。そして、CPU901は、画像読取部200での画像の読取動作を中止させ、操作表示部904にエラー発生表示を行い(ステップS115)、その後、処理を終了する。
なお、本実施形態では、水平同期信号の異常を検知したときの再実行回数を1回だけにしているが、N回(N>1)まで再実行可能にしてもかまわない。
一方、水平同期信号の異常を検出しない場合(ステップS113でYES)、CPU901は、画像データの受信が完了したか否かを判定する(ステップS115)。そして、CPU901は、画像データの受信が完了するまで、水平同期信号の監視と画像データの受信を続ける(ステップS114)。画像データの受信が完了すると正常に画像を読み取ることができたと判断して、処理を終了する。
<画像読取部による固定読みのやり直しに関する制御>
図7は、画像読取部200による固定読みの制御を示すフローチャートである。コントローラ部300のCPU901からの固定読み開始命令に応じて、画像読取部200での読取動作が開始される。CPU801は、固定読み開始命令に応じて開閉検知センサ211を参照し、ADF100の開閉状態をコントローラ部300へ通知する(ステップS201)。なお、ステップS201においてコントローラ部300に通知したADF100の開閉状態は、図4のステップS102でコントローラ部300が受信し、ステップS103の判断に用いられる。
CPU801は、画像読取部200のシェーディング調整を実施し(ステップS202)、その後、固定読みによる原稿画像の読取を開始する(ステップS203)。CPU801は水平同期信号を生成し、シリアル通信ライン354を通してCPU901に送信する。さらに、原稿画像の読取により得られた画像データを、画像ライン353を介して送信する(ステップS204)。
CPU901は、CPU801からの水平同期信号を監視しており(図4のステップS108)、水平同期信号に異常があった場合には、CPU801へ水平同期信号異常を通知する(図4のステップS110)。そして、CPU801は、CPU901からの水平同期信号異常の通知を監視しており、水平同期信号異常が通知されたか否かを判定する(ステップ205)。
水平同期信号異常が通知されない場合(ステップS205でNO)、CPU801は、原稿画像の読取が完了したか否か(すなわち、画像データの送信の完了)を判定し(ステップS206)、原稿画像の読取が完了するまで、水平同期信号の送付および画像データの送信を続ける。CPU801は、CPU901から水平同期信号異常の通知を検知した場合(ステップS205でYES)、原稿の読取を中止する。そして、光学スキャナユニット202を画像読取開始位置へ戻す。そして、CPU801は、CPU901からの固定読み開始命令の通知を待つ(ステップS207)。固定読み開始命令の通知を検知すると(ステップS207でYES)、CPU801は、ステップ202で行われたシェーディング調整の結果を使用して、ステップS203〜S206と同様の処理を実行する(ステップS208〜S211)。
ステップS209でCPU901に送付している水平同期信号に異常があると、再度、CPU901から水平同期信号異常が通知される。CPU901から水平同期信号異常の通知を受信した場合(ステップS210でYES)、CPU801は、通信エラーが生じたとして画像読取部200での動作を停止させ(ステップS212)、処理を終了する。
本実施形態では、水平同期信号異常に基づく原稿読取の再実行回数を1回としたが、原稿の再読取を所定回数行った後に、再び、水平同期信号異常の通知を受信したときに、画像読取部200での動作を停止させるようにしてもよい。例えば、原稿読取の再実行回数をN回(N>1)まで再実行可能にしてもかまわない。この場合、再実行回数がN回になるまで、ステップS207〜S211の処理をN回繰り返すことになる。
ステップS210において水平同期信号異常が通知されない場合(ステップS210でNO)、CPU801は、原稿画像の読取が完了したか否かを判定し(ステップS211)、原稿画像の読取が完了するまで読取処理を続ける。
以上の説明の通り、本実施形態によれば、導通部材等の特別な構成を追加しなくとも、CPU801,901による制御によって、画像データに放射ノイズが混入することによる異常画像の発生を抑制することができる。
<他の実施形態>
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
例えば、上記実施形態では、ADF100が開状態にあるときにのみ、水平同期信号の異常を監視したが、ADF100が閉状態にあるときにも、水平同期信号の異常を監視する構成としてもよいことは言うまでもない。また、本発明に係る原稿読取装置は、例えば、電子写真方式の画像形成装置における原稿の原稿読取装置として使用され、この原稿形成装置では、高品質な印刷物の出力が可能になる。
本発明は以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
100 ADF
200 画像読取部
300 コントローラ部
203 光源
208 表面用CCDラインセンサ
209 原稿台
904 操作表示部
801,901 CPU
833,905 画像処理部
1000 原稿読取装置

Claims (6)

  1. 読取位置を移動させながら原稿台に載置れた原稿の画像を読み取る原稿読取装置であって、
    原稿が載置される原稿台と、
    開閉可能であり、閉状態において前記原稿台を覆う原稿台カバーと、
    前記原稿台に載置された原稿における読取位置の画像をライン毎に読み取り、画像データを出力する画像読取手段と、
    前記読取位置の移動を制御する制御手段と、
    1ラインの画素先端の基準となる水平同期信号を生成する生成手段と、
    前記画像読取手段から出力された画像データおよび前記生成手段により生成された水平同期信号を、通信ラインを介して送信する送信手段と、
    前記通信ラインを介して、前記画像データおよび前記水平同期信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した画像データを格納する画像メモリと、
    前記受信手段が受信した水平同期信号の異常を検出する検出手段と、を有し、
    前記検出手段が前記異常を検出した場合、前記制御手段は、前記読取位置を開始位置に戻させ、前記画像読取手段に前記原稿を、再度、読み取らせ、前記送信手段は、前記画像読取手段が前記原稿を再度読み取ることにより前記画像読取手段から出力される画像データ、および前記生成手段によって生成された水平同期信号を前記通信ラインを介して送信することを特徴とする原稿読取装置。
  2. 前記検出手段は、前記受信手段が受信した画像データをカウントし、前記受信手段が受信した水平同期信号の受信タイミングとカウントされたカウント値とに基づき、前記受信手段が受信した水平同期信号の異常を検出することを特徴とする請求項1記載の原稿読取装置。
  3. さらに、前記原稿台カバーの前記原稿台に対する開閉状態を検知する開閉検知手段を有し、
    前記開閉検知手段が開状態を検知し、かつ、前記検出手段が前記異常を検知した場合、前記制御手段は前記読取位置を前記開始位置に戻させ、前記画像読取手段に前記原稿を、再度、読み取らせ、前記送信手段は、前記画像読取手段が前記原稿を再度読み取ることにより前記画像読取手段から出力される画像データ、および前記生成手段によって生成された水平同期信号を、前記通信ラインを介して送信し、
    前記開閉検知手段が閉状態を検知した場合、前記検出手段が前記異常を検知したことに応じた前記原稿の再度の読み取りを行わないことを特徴とする請求項1又は2に記載の原稿読取装置。
  4. さらに、シェーディング調整を行うシェーディング調整手段を有し、
    前記原稿の再度の読み取り時は、前記原稿の再度の読み取り前に行われた前記シェーディング調整の結果を使用することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の原稿読取装置。
  5. さらに、前記原稿台が前記原稿台および前記画像読取手段を有する画像読取部に対して回転可能になるように、前記原稿台を支持する金属製のヒンジを有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の原稿読取装置。
  6. 前記制御手段が前記画像読取手段に前記原稿指示を所定回数行った後に再び前記検出手段が前記水平同期信号の異常を検出した場合、前記制御手段は、前記画像読取手段による前記原稿の読み取りを中止させることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の原稿読取装置。
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