JP2016158069A - 画像形成装置、及び、原稿向き設定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】原稿の向きが検出できないことに伴うユーザーの利便性の低下を回避する画像形成装置及び原稿向き設定方法を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、画像読取部51、原稿向き検出部52、ページ判定部53及び向き設定部54を備える。画像読取部51は、画像読取ユニット2を介して、複数枚の原稿Rに形成された画像を読み取る。原稿向き検出部52は、画像読取部51によって読み取られた画像に基づいて、複数枚の原稿Rの向きを、それぞれ、検出する。ページ判定部53は、原稿向き検出部52によって原稿Rの向きが検出されなかった場合に、原稿が第1ページ目であるか否かを判定する。向き設定部54は、ページ判定部53によって原稿が第1ページ目であると判定された場合に、原稿の向きを予め設定された向きに設定する。
【選択図】図3
【解決手段】画像形成装置は、画像読取部51、原稿向き検出部52、ページ判定部53及び向き設定部54を備える。画像読取部51は、画像読取ユニット2を介して、複数枚の原稿Rに形成された画像を読み取る。原稿向き検出部52は、画像読取部51によって読み取られた画像に基づいて、複数枚の原稿Rの向きを、それぞれ、検出する。ページ判定部53は、原稿向き検出部52によって原稿Rの向きが検出されなかった場合に、原稿が第1ページ目であるか否かを判定する。向き設定部54は、ページ判定部53によって原稿が第1ページ目であると判定された場合に、原稿の向きを予め設定された向きに設定する。
【選択図】図3
Description
本発明は、画像形成装置、及び、スキャナーで読み取られた複数枚の原稿の向きを判定する原稿向き設定方法に関する。
従来、記録媒体上に形成された画像を読み取る画像読取装置として、自動搬送部、及び、画像読取部を備える画像読取装置が知られている。上記自動搬送部は、原稿が載置される原稿トレイを有する。上記画像読取部は、上記自動搬送部から搬送された原稿を読み取る第1読取位置及び個別の原稿を読み取る第2読取位置を有する。
このような画像形成装置において、原稿の向きを検出する画像形成装置が開示されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の画像形成装置では、原稿が第1ページ目として印刷すべきものであるか否かを判断し、その判断結果に基づいて原稿の向きを検出するか否かを判定する。そして、原稿の方向を検出すべきと判定された場合、画像データから文字データを抽出し、この文字データを文字認識処理し、その文字認識結果に基づいて、原稿の向きを検出する。そして、この検出結果に基づいて画像データを回転処理して、この画像データを読み出し、コピー用紙に画像形成する。
特許文献1には、この画像読取装置によれば、原稿の第1ページ目のみについて文字認識処理を行い、その原稿の第1ページ目の文字認識結果に基づいて原稿の入力時の回転処理、配置の処理方法の決定を行うため、複写性能の劣化を防止することができると記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置では、文字認識処理によって、原稿の向きを検出するが、原稿の向きが検出できなかった場合については記載されていない。例えば、原稿の汚れが酷い場合には、文字認識処理によって文字が認識できないことがある。また、例えば、1枚の原稿中に文字の向きが混在している場合には、文字認識処理による原稿の向きが検出できないことがある。これらの場合には、上記画像形成装置の印刷処理が停止するため、ユーザーの利便性が低下する恐れがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、原稿の向きが検出できないことに伴うユーザーの利便性の低下を回避することの可能な画像形成装置及び原稿向き設定方法を提供することを目的としている。
本発明の画像形成装置は、記録媒体上に画像を形成する。また、前記画像形成装置は、スキャナー、画像読取部、原稿向き検出部、ページ判定部、及び、向き設定部を備える。前記画像読取部は、前記スキャナーを介して、複数枚の原稿に形成された画像を読み取る。前記原稿向き検出部は、前記画像読取部によって読み取られた画像に基づいて、前記複数枚の原稿の向きを、それぞれ、検出する。前記ページ判定部は、前記原稿向き検出部によって前記原稿の向きが検出されなかった場合に、前記原稿が第1ページ目であるか否かを判定する。前記向き設定部は、前記ページ判定部によって前記原稿が第1ページ目であると判定された場合に、前記原稿の向きを予め設定された向きに設定する。
本発明の原稿向き設定方法では、スキャナーで読み取られた複数枚の原稿の向きを判定する。前記原稿向き設定方法は、画像読取工程、原稿向き検出工程、ページ判定工程、及び、向き設定工程を含む。前記画像読取工程において、前記スキャナーを介して、前記複数枚の原稿に形成された画像を読み取る。前記原稿向き検出工程において、前記画像読取工程において読み取られた画像に基づいて、前記複数枚の原稿の向きを、それぞれ、検出する。前記ページ判定工程において、前記原稿向き検出工程において前記原稿の向きが検出されなかった場合に、前記原稿が第1ページ目であるか否かを判定する。前記向き設定工程において、前記ページ判定工程において前記原稿が第1ページ目であると判定された場合に、前記原稿の向きを予め設定された向きに設定する。
本発明の画像形成装置、及び、原稿向き設定方法によれば、原稿の向きが検出できないことに伴うユーザーの利便性の低下を回避することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面(図1〜図5)を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
まず、図1を参照して、本実施形態に係る画像形成装置100について説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置100の構成を示す図である。画像形成装置100は、ここでは、複合機である。画像形成装置100は、スキャナー、複写機、プリンター、及び、ファクシミリ等である。画像形成装置100は、画像形成ユニット1、画像読取ユニット2、原稿搬送ユニット3、操作パネル4、制御部5、及び、記憶部6を備える。操作パネル4は、タッチパネル41を備える。
画像形成ユニット1は、記録媒体の一例である記録用紙Pに画像を形成する。画像読取ユニット2は、原稿R上に形成された画像を読み取る。原稿搬送ユニット3は、図2に示すように、原稿トレイ31、ピックアップローラー32、分離ローラー対33、搬送ローラー対34、レジストローラー対35、読取ガイド36、搬送ローラー対37、排出ローラー対38、及び、原稿排出トレイ39を備え、ADFを構成している。そして、原稿搬送ユニット3は、読み取り対象の原稿Rを原稿トレイ31、ピックアップローラー32、分離ローラー対33、搬送ローラー対34、レジストローラー対35を通って、原稿自動読取用ガラス211に搬送する。そして、37を通って、原稿排出トレイ39に排出される。操作パネル4は、タッチパネル41を備え、画像形成装置100に対するユーザーからの操作を受け付ける。制御部5は、画像形成装置100全体の動作を制御する。
画像形成ユニット1は、給紙カセット11、給紙ローラー12、搬送ローラー対13、レジストローラー対14、画像形成部15、定着器16、排出ローラー対17、及び、排出トレイ18を備える。給紙ローラー12は、給紙カセット11から記録用紙Pを1枚ずつ繰り出す。給紙ローラー12によって繰り出された記録用紙Pは、搬送ローラー対13及びレジストローラー対14によって画像形成部15まで搬送される。
次に、図2を参照して、画像読取ユニット2、及び、原稿搬送ユニット3について説明する。図2は、図1に示す画像読取ユニット2及び原稿搬送ユニット3の構成を示す図である。ここで、画像読取ユニット2、及び、原稿搬送ユニット3は、「スキャナー」の一例に相当する。
画像読取ユニット2は、コンタクトガラス210、光源22、第1ミラー231、第2ミラー232、第3ミラー233、第1キャリッジ26、第2キャリッジ27、結像レンズ28、及び、CCD(Charge Coupled Device)29を備えている。
原稿トレイ31は、複数枚の原稿R(図1参照)が載置される場所である。
読取ガイド36は、原稿Rの搬送方向についてレジストローラー対35よりも下流側であって、画像読取ユニット2のコンタクトガラス210に対向するように配置されている。
また、原稿搬送ユニット3は、コンタクトガラス210上に載置された原稿Rを押える「原稿押さえ」としても機能する。
以下の説明では、上記ADF読取モードで原稿搬送ユニット3によって搬送された原稿R上の画像が画像読取ユニット2によって読み取られる場合について説明する。
次に、図3を参照して、制御部5及び記憶部6の機能的な構成について説明する。図3は、図1に示す制御部5及び記憶部6の機能的な構成を示す図である。図3に示すように、制御部5は、機能的に、画像読取部51、原稿向き検出部52、ページ判定部53、向き設定部54、及び、画像記録部55を備える。記憶部6は、画像記憶部61を備える。換言すれば、制御部5において、上記CPUが、上記ROMに格納された制御プログラムを読みだして実行することによって、画像読取部51、原稿向き検出部52、ページ判定部53、向き設定部54、及び、画像記録部55として機能する。また、制御部5において、上記CPUが、上記ROMに格納された制御プログラムを読みだして実行することによって、記憶部6を画像記憶部61として機能させる。
画像記憶部61は、画像読取部51によって読み取られた原稿R(図1参照)の画像情報と、向き設定部54によって設定された原稿Rの向き及びページ数とを対応付けて記憶する。ここで、「ページ数」とは、複数枚の原稿Rのうち、何ページ目であるかを示す。
画像読取部51は、画像読取ユニット2及び原稿搬送ユニット3を介して、複数枚の原稿Rに形成された画像を読み取る。具体的には、画像読取部51は、上記ADF読取モードで、原稿搬送ユニット3によって搬送された原稿R上の画像を、画像読取ユニット2を介して読み取る。画像読取部51は、読み取られた画像に対応する画像情報を生成する。
原稿向き検出部52は、画像読取部51によって読み取られた画像に基づいて、複数枚の原稿Rの向きを、それぞれ、検出する。具体的には、例えば、原稿向き検出部52は、画像読取部51によって読み取られた画像に、OCR(Optical Character Recognition)を施して、複数枚の原稿Rの向きを、それぞれ、検出する。
本実施形態では、原稿向き検出部52が、画像読取部51によって読み取られた画像にOCRを施して、複数枚の原稿Rの向きを、それぞれ、検出する場合について説明するが、その他の方法で、複数枚の原稿Rの向きを、それぞれ、検出する形態でもよい。例えば、原稿向き検出部52は、画像読取部51によって読み取られた画像のレイアウトを検出して、複数枚の原稿Rの向きを、それぞれ、検出する。
この場合には、原稿Rの向きを正確に検出することができる。特に、原稿Rが、図、表のようなオブジェクトが配置された原稿Rであるときには、原稿Rの向きを更に正確に検出することができる。
また、原稿向き検出部52が、画像読取部51によって読み取られた画像にOCRを施して、複数枚の原稿Rの向きを、それぞれ、検出できなかった場合には、画像読取部51によって読み取られた画像のレイアウトを検出して、複数枚の原稿Rの向きを、それぞれ、検出する形態でもよい。この場合には、原稿向き検出部52によって原稿Rの向きが検出される可能性を高めることができる。
ページ判定部53は、原稿向き検出部52によって原稿Rの向きが検出されなかった場合に、原稿Rが第1ページ目であるか否かを判定する。具体的には、図2に示す原稿トレイ31に、複数枚の原稿Rが載置され、上記ADF読取モードで複数枚の原稿Rに形成された画像を読み取る旨の指示がユーザーによって入力される(例えば、スタートボタンが押下される)。その後に、最初に画像読取部51によって読み取られた画像を、ページ判定部53は、第1ページ目の原稿Rの画像であると判定する。
向き設定部54は、ページ判定部53によって原稿Rが第1ページ目であると判定された場合に、原稿Rの向きを予め設定された向き(いわゆる、デフォールトの向き)に設定する。具体的には、向き設定部54は、画像読取部51によって原稿Rが原稿搬送ユニット3に送入されるときの原稿Rの先端側が原稿Rの上側又は左側になるように設定する。
また、ページ判定部53によって原稿Rが第1ページ目ではないと判定された場合に、向き設定部54は、原稿Rの向きを、その前に検出された原稿Rの向きと同一の向きに設定する。「その前に検出された原稿Rの向き」(以下、「前検出向きDB」という。)とは、向き設定部54が設定する対象の原稿Rの前のページの原稿Rについて、原稿向き検出部52によって検出された原稿Rの向きである。
例えば、向き設定部54が設定する対象の原稿Rの直前のページの原稿Rについて、原稿向き検出部52によって原稿Rの向きが検出された場合には、その原稿Rの向きが「前検出向きDB」である。また、例えば、向き設定部54が設定する対象の原稿Rの直前のページの原稿Rについて、原稿向き検出部52によって原稿Rの向きが検出されなかった場合には、以下のように「前検出向きDB」が設定される。向き設定部54が設定する対象の原稿Rの2ページ前の原稿Rについて、原稿向き検出部52によって原稿Rの向きが検出された場合には、その原稿Rの向きが「前検出向きDB」である。以下同様に、原稿向き検出部52によって向きが検出された原稿Rまで遡って、「前検出向きDB」が設定される。
なお、向き設定部54が設定する対象の原稿Rの前の全てのページの原稿Rについて、原稿向き検出部52によって原稿Rの向きが検出されなかった場合には、向き設定部54は、原稿Rの向きを予め設定された向き(いわゆる、デフォールトの向き)に設定する。
更に、原稿向き検出部52によって原稿Rの向きが検出された場合には、検出された原稿Rの向きを、向き設定部54は、原稿Rの向きに設定する。
次に、図4を参照して、ページ判定部53によって原稿Rが第1ページ目であると判定された場合に、向き設定部54が設定する原稿Rの向きについて説明する。図4は、図3に示す向き設定部54の機能を示す図である。図4(a)は、原稿Rの長手方向(図4(a)の左右方向)を送入方向(図4(a)の左向き)と平行に送入する場合を示す。図4(b)は、原稿Rの長手方向(図4(b)の上下方向)を送入方向(図4(b)の左向き)と垂直に送入する場合を示す。
図4(a)の場合には、向き設定部54は、原稿Rの向きを、原稿Rが送入されるときの原稿Rの先端側(図4(a)の左側)を原稿Rの上側に設定する。図4(b)の場合には、向き設定部54は、原稿Rの向きを、原稿Rが送入されるときの原稿Rの先端側(図4(b)の左側)を原稿Rの左側に設定する。
画像記録部55は、画像読取部51によって読み取られた原稿R(図1参照)の画像情報と、向き設定部54によって設定された原稿Rの向き及び上記ページ数とを対応付けて画像記憶部61に記録する。
上述のように、原稿向き検出部52によって原稿Rの向きが検出されなかった場合に、向き設定部54によって原稿Rの向きが設定されるため、原稿Rの向きが検出できないことに伴うユーザーの利便性の低下を回避することができる。
また、ページ判定部53によって原稿Rが第1ページ目であると判定された場合には、向き設定部54によって、原稿Rが原稿搬送ユニット3に送入されるときの原稿Rの先端側を原稿Rの上側又は左側になるように設定される。したがって、第1ページ目の原稿Rの向きを適正に設定することができる。
更に、ページ判定部53によって原稿Rが第1ページ目ではないと判定された場合には、向き設定部54によって、原稿Rの向きが、その前に検出された原稿Rの向きと同一の向きに設定される。したがって、第2ページ目以降の原稿Rの向きを適正に設定することができる。
また、原稿向き検出部52が、画像読取部51によって読み取られた画像に、OCRを施して、複数枚の原稿Rの向きをそれぞれ検出するため、原稿Rの向きを正確に検出することができる。特に、原稿Rが、主に文字が鮮明に記載された原稿Rであるときには、原稿Rの向きを更に正確に検出することができる。
更に、画像記録部55が、原稿Rの画像情報を、原稿Rの向き及び上記ページ数と対応付けて画像記憶部61に記録するため、原稿Rの画像情報をモニターに適正に表示することができる。また、ステイプル位置(又は、パンチ位置)を適正に設定することができる。
次に、図5を参照して、制御部5の動作について説明する。図5は、図3に示す制御部5の動作を示すフローチャートである。まず、向き設定部54によって、前検出向きDBの初期値として、零(ゼロ)が設定される(ステップS101)。なお、以下の説明においては、原稿Rの向きを数値で表す。原稿Rの向きを示す値として、例えば、上向きを「1」、下向きを「2」、左向きを「3」、及び、右向きを「4」とする。
次に、画像読取部51によって、原稿Rに形成された画像が読み取られる(ステップS103)。そして、原稿向き検出部52によって、ステップS103において読み取られた画像に基づいて、原稿Rの向きが検出されたか否かの判定が行われる(ステップS105)。原稿Rの向きが検出されたと判定された場合(ステップS105でYES)には、処理がステップS107に進められる。原稿Rの向きが検出されなかったと判定された場合(ステップS105でNO)には、処理がステップS113に進められる。
次いで、画像記録部55によって、ステップS103において読み取られた画像が、ステップS105で検出された原稿Rの向き、及び、ページ数と対応付けて画像記憶部61に記録される(ステップS107)。そして、向き設定部54によって、前検出向きDBに検出向きDAが設定される(ステップS109)。ここで、検出向きDAは、ステップS105で検出された原稿Rの向きである。
ステップS109の処理が終了した場合、ステップS115の処理が終了した場合、又は、ステップS117の処理が終了した場合には、向き設定部54によって、全ての原稿Rの読み取りが完了したか否かの判定が行われる(ステップS111)。全ての原稿Rの読み取りが完了したと判定された場合(ステップS111でYES)には、処理が終了される。全ての原稿Rの読み取りが完了してはいないと判定された場合(ステップS111でNO)には、処理がステップS103に戻され、次のページの原稿RについてステップS103以降の処理が繰り返し実行される。
また、ステップS105でNOの場合には、向き設定部54によって、前検出向きDBの値が零(ゼロ)であるか否かの判定が行われる(ステップS113)。前検出向きDBの値が零(ゼロ)であると判定された場合(ステップS113でYES)には、処理がステップS115に進められる。前検出向きDBの値が零(ゼロ)であるとは、ステップS105で原稿Rの向きが検出されたと判定されたことが一度もないことを意味している。前検出向きDBの値が零(ゼロ)ではないと判定された場合(ステップS113でNO)には、処理がステップS117に進められる。前検出向きDBの値が零(ゼロ)ではないとは、ステップS105で原稿Rの向きが検出されたと判定されたことが少なくとも一度はあることを意味している。
ステップS113でYESの場合には、検出向きDAに、デフォールト向きDDの値が設定され(ステップS115)、処理がステップS111に進められる。ステップS113でNOの場合には、検出向きDAに、前検出向きDBの値が設定され(ステップS117)、処理がステップS111に進められる。
このようにして、原稿向き検出部52によって原稿Rの向きが検出されなかった場合に、向き設定部54によって原稿Rの向きが設定されるため、原稿Rの向きが検出できないことに伴うユーザーの利便性の低下を回避することができる。
なお、ステップS103が「画像読取工程」に相当する。ステップS105が「原稿向き検出工程」に相当する。ステップS113が「ページ判定工程」に相当する。ステップS109、ステップS115、及び、ステップS117が、「向き設定工程」に相当する。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(3))。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)本実施形態では、本発明に係る画像形成装置100について説明したが、画像読取ユニット2及び原稿搬送ユニット3を備える装置であればよい。例えば、ADFを備えるスキャナーでもよい。
(2)本実施形態では、上記ADF読取モードで原稿搬送ユニット3によって搬送された原稿R上の画像が読み取られる場合について説明したが、上記フラットベッド読取モードで原稿R上の画像が読み取られる形態でもよい。
(3)本実施形態では、上記デフォールトの向きが、原稿搬送ユニット3に送入されるときの原稿Rの先端側を原稿Rの上側又は左側とする向きである場合について説明したが、その他の形態でもよい。例えば、上記デフォールトの向きをユーザーが設定可能に構成されている形態でもよい。この場合には、更にユーザーの利便性を向上することができる。
本発明は、画像形成装置、及び、スキャナーで読み取られた複数枚の原稿の向きを判定する原稿向き設定方法に利用可能である。
100 画像形成装置
1 画像形成ユニット
2 画像読取ユニット
3 原稿搬送ユニット
31 原稿トレイ
39 原稿排出トレイ
4 操作パネル
5 制御部
51 画像読取部
52 原稿向き検出部
53 ページ判定部
54 向き設定部
55 画像記録部
6 記憶部
61 画像記憶部
1 画像形成ユニット
2 画像読取ユニット
3 原稿搬送ユニット
31 原稿トレイ
39 原稿排出トレイ
4 操作パネル
5 制御部
51 画像読取部
52 原稿向き検出部
53 ページ判定部
54 向き設定部
55 画像記録部
6 記憶部
61 画像記憶部
Claims (6)
- 記録媒体上に画像を形成する画像形成装置であって、
スキャナーと、
前記スキャナーを介して、複数枚の原稿に形成された画像を読み取る画像読取部と、
前記画像読取部によって読み取られた画像に基づいて、前記複数枚の原稿の向きを、それぞれ、検出する原稿向き検出部と、
前記原稿向き検出部によって前記原稿の向きが検出されなかった場合に、前記原稿が第1ページ目であるか否かを判定するページ判定部と、
前記ページ判定部によって前記原稿が第1ページ目であると判定された場合に、前記原稿の向きを予め設定された向きに設定する向き設定部と
を備える、画像形成装置。 - 前記予め設定された向きは、前記画像読取部によって前記原稿が前記スキャナーに送入されるときの前記原稿の先端側を前記原稿の上側又は左側とする向きである、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記ページ判定部によって前記原稿が第1ページ目ではないと判定された場合に、前記向き設定部は、前記原稿の向きを、その前に検出された原稿の向きと同一の向きに設定する、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記原稿向き検出部は、前記画像読取部によって読み取られた画像にOCR(Optical Character Recognition)を施して、前記複数枚の原稿の向きを、それぞれ、検出する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記原稿向き検出部は、前記画像読取部によって読み取られた画像のレイアウトを検出して、前記複数枚の原稿の向きを、それぞれ、検出する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
- スキャナーで読み取られた複数枚の原稿の向きを判定する原稿向き設定方法であって、
前記スキャナーを介して、前記複数枚の原稿に形成された画像を読み取る画像読取工程と、
前記画像読取工程において読み取られた画像に基づいて、前記複数枚の原稿の向きを、それぞれ、検出する原稿向き検出工程と、
前記原稿向き検出工程において前記原稿の向きが検出されなかった場合に、前記原稿が第1ページ目であるか否かを判定するページ判定工程と、
前記ページ判定工程において前記原稿が第1ページ目であると判定された場合に、前記原稿の向きを予め設定された向きに設定する向き設定工程と
を含む、原稿向き設定方法。
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