JP6881950B2 - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
原稿読取装置において、原稿画像を読み取る際に、ノイズによる画像信号異常が発生することがある。このとき、読み取り画像が異常画像となってしまう。そこで、画像信号を監視し、画像信号異常があった場合にエラーとし、再度読み取り動作を行うことを指示する原稿読取装置が知られている。(特許文献1参照)
特開2013−162343号公報
しかしながら、再度読み取り動作を行う際に、ユーザに再度読み取り動作の実行を指示してもらう必要があり、ユーザにとって手間がかかっていた。
また、ADF(Auto Document Feeder)でのスキャンでは、上記原稿読取時において異常を検出した場合、すでに読み取りが成功していた原稿も含めて再度搬送するため、処理に無駄な手間が生じていた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、水平同期信号の受信タイミングに異常が発生した場合に、読取済みの原稿を再度読み直さなくても正しい読取結果を得ることができる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像処理装置は以下に示す構成を備える。
画像処理システムであって、原稿の画像をラインごとに読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段によって生成された前記画像データを記憶する記憶手段を有し、前記読取手段によって生成された前記画像データと水平同期信号を送信する読取制御手段と、前記読取制御手段によって送信された前記画像データと、前記水平同期信号を受信する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記画像データの再送要求を前記読取制御手段によって送信される前記水平同期信号の受信タイミングの異常を検知したことに従って前記読取制御手段に送信し、前記読取制御手段は、前記制御手段によって送信された再送要求に従って前記画像データを送信することを特徴とする。
本発明によれば、水平同期信号の受信タイミングに異常が発生した場合に、読取済みの原稿を再度読み直さなくても正しい読取結果を得ることができる。
画像処理システムの構成を説明するブロック図である。 スキャナの詳細な構成を示す断面図である。 画像処理システムの制御方法を説明するフローチャートである。 画像処理システムの原稿読取シーケンス例を示す図である。 画像処理システムの原稿読取シーケンス例を示す図である。 従来の画像処理システムの原稿読取シーケンス例を示す図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す原稿読取装置を含む画像処理システムの構成を説明するブロック図である。本例は、画像処理システムの一例として複合機であるMFP(Multi Function Printer)100を例とする。ここで、MFP100は、原稿の画像を読み取るスキャナ機能、印刷データをシートに出力するプリント機能、読み取った画像をシートに印刷擦るコピー機能、さらには、読み取った画像データを指定された宛先に送信するスキャン送信機能等を備える。なお、画像処理システムから情報処理装置であるMFP100と、原稿読取装置とをスキャナ130とを通信可能に接続してなるシステムとしてもよい。
図1の(a)は、MFP100の構成を示し、図1の(b)は、原稿を読み取るスキャナ130の構成を示す。なお、図1の(b)では、原稿を給紙するADF(Auto Document Feeder)の構成を省略し、図2において、ADF(Auto Document Feeder)の構成を説明する。
図1の(a)において、第1のコントローラである制御部110は、画像入力デバイスであるスキャナ130や画像出力デバイスであるプリンタ140と接続されており、画像情報の入出力を制御する。
また、一方で、制御部110はLANに接続され、これを経由して印刷ジョブの受信などを行う。CPU111は、MFP100の動作を制御するものであり、RAM112に格納されたプログラムに基づいて動作する。ROM113はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。記憶部114は、システムソフトウェア、画像データ、MFP100の動作を制御するためのプログラム等が格納されている。CPU111はRAM112にロードされた記憶部114に格納されたプログラムに基づいてMFP100の動作を制御する。
ネットワークI/F115は、LANに接続されて、ネットワーク経由で各種情報の入出力を司る。デバイスI/F116は画像入出力デバイスであるスキャナ130やプリンタ140と制御部110とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。操作部I/F117は、操作部150と制御部110を接続するインタフェースであり、操作部150に表示するための画像データを操作部150に出力する。
また、操作部I/F117は、操作部150からユーザが入力した情報をCPU111に伝達する。画像処理部118はLAN経由で受信した印刷データに対して画像処理を行ったり、デバイスI/F116から入出力される画像データに対して画像処理を行う。本発明における画像信号異常の監視は画像処理部118で行う。画像メモリ119は画像処理部118によって処理される画像データを一時的に展開するためのメモリである。
図1の(b)は、図1の(a)に示したスキャナ130のブロック図である。
図1の(b)において、スキャナ130は第2のコントローラである制御部610とスキャナデバイス620から構成される。CPU611はスキャナ130の動作を制御するものであり、ROM613に格納されRAM612に展開されたプログラムに基づいて動作する。デバイスI/F614は制御部110と接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。画像メモリ615はスキャナデバイス620から入力された画像データを一時的に展開するためのメモリである。なお、本実施形態では、画像メモリ615の容量は、読取可能な最大サイズで2ページ分の画像データを記憶可能な容量とする。また、画像メモリ615の記憶容量は、読み取る解像度により異なる容量となる。
制御部610は、デバイスI/F614を介して受信する画像転送コマンドに基づき、画像メモリ615に格納された画像データを制御部110に送信する。本実施形態における画像信号異常はデバイスI/F614とデバイスI/F116の間に発生する画像信号の例として水平同期信号(HSYNC)や垂直同期信号(VSYNC)を挙げて原稿読取と読み取った画像データの再送信処理とを詳述する。なお、水平同期信号(HSYNC)や垂直同期信号(VSYNC)は、特許文献1に記載されているように、制御部610が制御部110に通知する読取制御信号である。つまり、制御部110は、当該水平同期信号(HSYNC)や垂直同期信号(VSYNC)に従い制御部610から送信される画像データを受信する。
したがって、制御部610において、等間隔で発生すべき水平同期信号(HSYNC)の間隔がずれた場合、結果として制御部110が受け取る画像データは、特許文献1の図6の(b)に示すように異常な画像データとして読み取られてしまう。
図2は、図1に示したスキャナ130の詳細な構成を示す断面図である。本例は、原稿積載手段としての原稿トレイ202を有し、原稿トレイ202の面上に原稿を積載する。
図2において、原稿搬送装置200の原稿給紙部では、繰り出し手段として図示しない繰り出しローラと原稿トレイ202上に積載された原稿束を分離ユニット203へ引き込み、原稿束の最上紙を一枚ずつ分離し、搬送ローラ204、205へと搬送する。レジストローラ206は原稿先端の到着時には停止しており、搬送ローラ204、205による搬送でループを形成して斜行補正をした後に、原稿読取り部へ搬送する。原稿搬送装置200の原稿読取り部では、前述の原稿給紙部より搬送された原稿をレジストローラ206と読取りベルト208によって、位置R1へ所定の速度で搬送していく。
原稿の先端が読取位置R1に到達すると読取位置R1で固定した光学ユニット222で露光動作が行われて、原稿を搬送しながら読取り動作を行うことが可能で、この読取り方法を流し読取りモードと称する。
一方、原稿の後端が読取位置R1に到達したときに原稿を停止させ、光学ユニット222で露光しながら走査させることによって、光学ユニット222を移動しながら読取り動作も行うことが可能で、この読取り方法を固定読取りモードと称する。
上記のプロセスに従い原稿の読取りが終了すると、読取りベルト208で原稿排紙部へ搬送される。原稿排紙部では、排紙ローラ209で排紙トレイ210へ排出する。
なお、図2において、S1〜S6、VR1は各種センサで原稿搬送装置200内に配置されている。
原稿トレイ202上には長さを検知するラージサイズ検知センサS1、スモールサイズ検知センサS2および、原稿幅ガイド207内に設けた図示しない幅検知ボリュームVR1および幅検知センサS3が配置されている。原稿搬送装置200にはさらに、原稿の先端及び後端を検知することにより分離給送の原稿を検知すると同時に原稿長さを計測するサイズセンサS4、原稿の先端を検知して読取信号を知らせるリードセンサS5、排紙センサS6が配置されている。
また、原稿搬送装置200には、図示しない原稿が原稿トレイ202上にセットされているかを判別する原稿セットセンサS7も設けてある。イメージリーダ220内には、原稿搬送装置200の開閉角度を検知する開閉検知センサS8、S9が配置されている。
原稿台ガラス221上にユーザによって原稿が置かれた場合に、イメージリーダ220はこの開閉検知センサS8、S9と図示しないサイズセンサおよび露光動作によって置かれた原稿のサイズを特定する。ユーザによって原稿が原稿台ガラス221上に置かれた場合には、固定読取りモード同様に光学ユニット222で露光しながら走査させることによって、光学ユニット222を移動しながら読取りを行う。この方法は周知の技術であり、詳細な説明は割愛する。
図3は、本実施形態を示す画像処理システムの制御方法を説明するフローチャートである。図3の(a)はスキャナ130における読み取り処理手順に対応し、図3の(b)は制御部110による読取制御手順に対応する。これらの各処理のうち、図3の(a)に示す処理はROM613に格納されたプログラムがRAM612に展開され、CPU611によって実行されるものである。
図3の(a)において、S301でスキャナ130のCPU611は、制御部110から読み取り開始コマンドを受信すると、S302で、スキャナ130のCPU611は、スキャナデバイス620に読取開始コマンドを送出する。そして、スキャナデバイス620は、読取開始コマンドを受けて、原稿の読み取りを開始する。S303で、CPU611は、スキャナデバイス620から出力される画像データを画像メモリ615に格納する。
S304で、スキャナ130のCPU611は、制御部110のCPU111から画像要求コマンドを受信するのを待機する。ここで、制御部110のCPU111から画像要求コマンドを受信した場合(S304YES)、スキャナ130のCPU611は、S305に処理を進める。S305で、CPU611は、画像メモリ615から画像データを読み出し、デバイスI/F614を介して制御部110に画像データの送信を開始する。
ここでスキャナ130のCPU611は、S306でHSYNC異常コマンドと、S307で受信完了コマンドが受信しているかどうかを判断する。ここで、HSYNC異常コマンドを受信していないと判断した場合(S306NO)、具体的には、制御部110のCPU111から受信完了コマンドを受信したと判断した場合(S307YES)、処理をS308に処理を進める。
そして、S308で、スキャナ130のCPU611は、画像メモリ615に格納された画像データを削除し、本処理を終了する。なお、S308は、情報処理装置の制御部110がページ単位に画像データを格納手段である画像メモリ119に格納し終えることに応じて送信される読取り完了の通知を受ける。そして、制御部110が、画像メモリ615に記憶された対応するページの画像データを消去する処理に対応する。
一方、S306で、スキャナ130のCPU611がHSYNC異常コマンドを受信したと判断した場合(S306YES)、処理をS309へ処理を進める。そして、S309で、CPU611は、リトライ回数が一定未満であるかどうかを判断する。ここで、リトライ回数が一定未満であるとCPU611が判断した場合(S309YES)、処理をS304に戻す。
一方、S309でリトライ回数が一定以上であるとCPU611が判断した場合(S309NO)、スキャナ130のCPU611は画像メモリ615から画像データを消去し、本処理を終える。
なお、S303では必ずしも全画像データの格納を終える必要はなく、処理が途中でもその完了を待たずにS304やS305は実行するようにしてもよい。
以下、図3の(b)を参照して、MFP100の制御部110における読み取り処理手順を説明する。なお、各ステップはCPU111がROM113に格納されたプログラムをRAM112に展開して実行することで実現する。
S351で、制御部110のCPU111は読み取り開始コマンドをスキャナ130に送信する。このコマンドはデバイスI/F116を介してスキャナ130に送信される。S352で、制御部110は画像要求コマンドをスキャナ130に送信する。S353で制御部110はスキャナ130が読み取った画像データを受信する。
この読み取り画像データはスキャナ130からデバイスI/F116を介して受信し、画像処理部118を経て画像メモリ119に順次展開される。
制御部110は読み取り画像データの受信中、S354でHSYNC異常状態を、S355で画像受信完了状態を監視する。ここで、HSYNC異常状とは、等間隔で受信するHSYNCの間隔がずれた状態を意味する。例えばノイズ信号を受信している場合が含まれる。なお、S354による判断は、HSYNC異常状態を検出しているかどうかを判断する処理に対応する。
ここで、HSYNC異常が起きていないと判断した場合(S354NO)で、画像データの受信が完了したと判断した場合(S355YES)、CPU111は処理をS356に進める。S356で制御部110のCPU111は、受信完了コマンドをスキャナ130のCPU611に送信する。
S357で制御部110のCPU111は画像メモリ119に展開された画像をHDD(記憶部114)に格納し、読み取り処理を終了する。
一方、S354で、制御部110のCPU111はHSYNC異常を検知した場合(S354YES)、S358で、HSYNC異常コマンドをスキャナ130のCPU611に送信する。ここで、リトライ回数が一定未満であるとCPU111が判断した場合(S359YES)、CPU111は、処理をS352に戻す。
一方、リトライ回数が所定数(N)を超えているとCPU111が判断した場合は(S359NO)、制御部110のCPU111は操作部150にエラー表示し、本読み取り処理を終了する。
図4Aはスキャナデバイス620、制御部610と制御部110での画像読み取り処理の正常動作シーケンス例を示した図である。この図では、スキャナ130においてADFから2枚の片面原稿の読み取り処理を行ったときの動作を模式的に示している。以下、上記フローチャートのステップに対応づけて説明する。なお、図中のT401〜T411はタイミングを示す。
制御部110が制御部610に対して読み取り開始コマンド401(S301、S351)を送信すると、制御部610はスキャナデバイス620に対して読み取り処理を開始させる(T402、S302)。スキャナデバイス620は原稿を読み取り、読み取った画像データを画像メモリ615に書き込む(T403、S303)。なお、実線はT404で画像メモリ615に画像が存在していることを表している。
制御部110はT405でID001の画像要求コマンドを送信する(S352)。制御部610はT405で、画像要求コマンドを受けて(S304YES)、複数ページ分の容量を備える画像メモリ615からT407で読み取り画像データを読み出して送信する(S305)。
スキャナデバイス620はID001の原稿読み取りが完了したら次ページ(ID002)の原稿読み取りおよび画像メモリ615への書き込み(T408)を順次行う。制御部110は画像の受信が完了すると(S355YES)、T409で受信完了コマンドを送信する(S356)。制御部610はT409で制御部110から送信された受信完了コマンドを受信(T410)すると(S307YES)、画像メモリ615からID001の画像を消去する(S308)。点線はT411で画像メモリ615から画像が消去されたことを表している。なおここでの消去は、確保したメモリ領域を解放するだけでもよいし、特定のデータで当該領域を上書きするようにしてもよい。
図4Bはスキャナデバイス620、制御部610と制御部110での画像読み取り処理中にHSYNC異常が検知されたときのシーケンス例を示した図である。この図では、スキャナ130においてADFから3枚の片面原稿の読み取り処理を行ったときに、2枚目の画像送受信中にHSYNC異常が検知されたときの動作を模式的に示している。動作上図4Aと重複する点の説明は割愛する。なお、Tはタイミングまたは区間を示す。
制御部110が画像データの受信中、すなわち、制御部610がT451で画像データを送信中にHSYNC異常を検知すると(S354YES)、T452でHSYNC異常コマンドを送信する(S358)。制御部110は次に、T453でID002の画像要求コマンドを送信する(S352)。制御部610は、T454で再度ID002の画像データを画像メモリ615から読み出して送信する(S305)。制御部610はID002の受信完了コマンドを受信すると、で、画像メモリ615からT455で、ID002の画像データを消去する(S308)。制御部610と制御部110との間でリトライ処理が行われている最中でも、スキャナデバイス620は、T456で後続する原稿の読み取りを継続する。
なお、本実施形態では水平同期信号(HSYNC)異常の例を説明したが、垂直同期信号(VSYNC)異常について応用してもよい。
本実施形態によれば、読取手段から受信するいずれかのページの画像データを格納手段に格納する際にエラーが発生しても、次ページを読み取る処理と、エラーが発生したページの先頭から画像データを読取手段から再度受け取る処理とを並行して行える。
これにより、読取手段から受信するいずれかのページの画像データを格納手段に格納する際にエラーが発生しても、ユーザに異常を認知させずにリトライ処理を自動で行うことができる。
なお、図3に示した処理において、画像データを再送するリトライ中に、T615で制御部610の画像メモリに次のページを読み取る空きがない場合、後続するページの読み取りを継続できなくなる場合がある。この場合、T615でADFから原稿を搬送して読み取る処理を画像メモリが解放されるまで待機する状態となる。
この際、ユーザは、ADFからの原稿搬送が停止している状態に遷移した要因を特定できない。
そこで、上記リトライ処理を実行しているため、原稿読取を待機している旨を操作部150に表示する制御を実行して、ユーザにADFが停止している要因を明確に通知させる構成を採用してもよい。
〔従来の読取制御における課題の詳細〕
図5は従来技術においてスキャナデバイス620、制御部610と制御部110での画像読み取り処理中にHSYNC異常が検知されたときのシーケンス例を示す図である。なお、Tはタイミングまたは区間を示す。
図5では、スキャナ130においてADFから3枚の片面原稿の読み取り処理を行ったときに、2枚目の画像送受信中にHSYNC異常が検知されたときの動作を模式的に示している。動作上図4の(a)、(b)と重複する点の説明は割愛する。
制御部110がHSYNC異常を検知して制御部610へHSYNC異常コマンドを送信すると、制御部610はT615で画像メモリの画像データを消去する(T501)。その後ユーザによる再投入が行われると(T502)、制御部110はT503で読み取り開始コマンドを送信するところから再開する。T502には、すでに読み取りに成功した原稿(ID001)も含めた原稿の、原稿トレイ202への置き直しと、操作部150からのスタートボタン(不図示)押下が含まれる。
スキャナデバイス620は読み取り開始コマンドを受けて、原稿の搬送を再開する。ここで、スキャナデバイス620は、すでに読み取りに成功した原稿(ID001)に対しては原稿の搬送のみを行い、T504で、画像メモリ615への書き込みは行わない。制御部110はT505で最後に読み取りに失敗した原稿(ID002)の画像要求コマンドを制御部610に送信する。
このようにして、従来技術では、再度読み取り動作を行う際に、ユーザに再度読み取り処理を投入してもらう必要があり、ユーザにとって煩雑だった。また、ADFでのスキャンでは、読み取りが成功していた原稿も含めて再度搬送するため、処理に無駄が生じていた。
これに対して、本実施形態では、制御部610とスキャナデバイス620においては区間(T506)が、制御部110においては区間(T507)が、それぞれ省略できるようになる。
従来では、HSYNCの異常に応じてページB(ID002)を削除していたが、本実施形態では、HSYNCの異常が起きても、読み取りを停めずに、ページBを削除せずに、再読み出しをする。それによって、ユーザは、原稿の置き直しや、再度読み取り処理の指示を行わずに済むようになる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えばASIC)によっても実現可能である。
100 MFP
110 制御部
610 制御部
615 画像メモリ
620 スキャナデバイス

Claims (11)

  1. 画像処理装置であって、
    原稿の画像をラインごとに読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段によって生成された前記画像データを記憶する記憶手段を有し、
    前記読取手段によって生成された前記画像データと水平同期信号を送信する読取制御手段と、
    前記読取制御手段によって送信された前記画像データと、前記水平同期信号を受信する制御手段とを有し、
    前記制御手段は前記記憶手段に記憶された前記画像データの再送要求を前記読取制御手段によって送信される前記水平同期信号の受信タイミングの異常を検知したことに従って前記読取制御手段に送信し、
    前記読取制御手段は、前記制御手段によって送信された再送要求に従って前記画像データを送信することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記読取制御手段は、前記水平同期信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記水平同期信号の受信間隔が一定の間隔でないことに従って前記水平同期信号の受信タイミングの異常を検知することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記読取手段によって生成された前記画像データをページ単位で受信することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記再送要求に従って受信中のページの受信を中断することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記読取手段は、前記制御手段によって1ページ分の画像データの受信完了に従って、前記記憶手段から、前記制御手段によって受信完了した画像データを削除することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  7. 前記記憶手段は、前記読取手段によって生成された2ページ分の画像データを保持するのに十分な容量を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記制御手段は、前記制御手段による再送要求の送信回数に基づいて、読取エラーをユーザに通知することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 原稿を搬送する搬送手段をさらに有し、
    前記読取手段は、前記搬送手段によって搬送される前記原稿の画像をラインごとに読み取って画像データを生成することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 画像処理装置の制御方法であって、
    原稿の画像をラインごとに読み取って画像データを生成する読取工程と、
    前記読取工程で生成された前記画像データを読取制御手段の記憶手段に記憶させる記憶工程と、
    前記読取工程で生成された前記画像データと水平同期信号を前記読取制御手段から制御手段に送信する送信工程と、
    前記送信工程で送信された前記画像データと、前記水平同期信号を前記制御手段で受信する受信工程とを有し
    前記記憶手段に記憶された前記画像データの再送要求を前記送信工程で送信される前記水平同期信号の受信タイミングの異常を検知したことに従って前記制御手段から前記読取制御手段に送信し、送信された再送要求に従って前記画像データを前記読取制御手段から前記制御手段に送信することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  11. 請求項10に記載の画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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