JP6522486B2 - 射出装置、および方向切替弁 - Google Patents

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Description

本発明は、射出装置、および方向切替弁に関する。
特許文献1に記載のプリプラ式射出部は三方弁を有する。三方弁は、スクリュ先端室へ通ずる第1連通孔と、プランジャ先端室へ通ずる第2連通孔と、キャビティへ通ずる第3連通孔との交点に設けられる。三方弁は、溶融樹脂が流れるT字状の流路を有する。三方弁は、90°回転させられることで、第1連通孔と第2連通孔とが連通し且つ第3連通孔が閉塞した状態と、第2連通孔と第3連通孔とが連通し且つ第1連通孔が閉塞した状態とに切り替えられる。
特開平7−117087号公報
従来、成形材料の流れ方向の切替に時間がかかり、成形サイクルの時間が長かった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、成形材料の流れ方向の切替にかかる時間を短縮できる、射出装置の提供を主な目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様によれば、
固体の成形材料を加熱し溶融させるスクリュシリンダプランジャシリンダ、ノズル、および前記スクリュシリンダと前記プランジャシリンダと前記ノズルとの間の前記成形材料の流れ方向の切替を行う方向切替弁を有し、
前記方向切替弁は、弁箱と、前記弁箱の内部において回転自在とされる弁体とを有し、
前記弁箱は、前記スクリュシリンダの内部に連通するスクリュシリンダ接続ポートと、前記プランジャシリンダの内部に連通するプランジャシリンダ接続ポートと、前記ノズルの内部に連通するノズル接続ポートとを有し、
前記弁体は、
前記スクリュシリンダ接続ポートと前記プランジャシリンダ接続ポートとを連通するときに前記ノズル接続ポートを塞ぐ第1栓部と、
前記プランジャシリンダ接続ポートと前記ノズル接続ポートとを連通するときに前記スクリュシリンダ接続ポートを塞ぐ第2栓部とを、前記弁体の外周の周方向に沿って間隔をおいて有し、
前記方向切替弁は、前記弁箱の内部で前記弁体が回転されることで、
前記スクリュシリンダ接続ポートと前記プランジャシリンダ接続ポートとを連通させ、かつ、前記第1栓部が前記ノズル接続ポートを塞ぎ、前記スクリュシリンダから前記プランジャシリンダに溶融した前記成形材料を供給する第1状態と、
前記プランジャシリンダ接続ポートと前記ノズル接続ポートとを連通させ、かつ、前記第2栓部が前記スクリュシリンダ接続ポートを塞ぎ、前記プランジャシリンダから前記ノズルに溶融した前記成形材料を供給する第2状態と、を切り替える、射出装置が提供される。

本発明の一態様によれば、成形材料の流れ方向の切替にかかる時間を短縮できる、射出装置が提供される。
一実施形態による射出装置を示す図であって、方向切替弁の弁体の第1状態を示す図である。 一実施形態による射出装置を示す図であって、方向切替弁の弁体の第2状態を示す図である。 第1変形例による射出装置を示す図であって、方向切替弁の弁体の第1状態を示す図である。 第1変形例による射出装置を示す図であって、方向切替弁の弁体の第2状態を示す図である。 第2変形例による射出装置を示す図であって、方向切替弁の弁体の第1状態を示す図である。 第2変形例による射出装置を示す図であって、方向切替弁の弁体の第2状態を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明するが、各図面において、同一の又は対応する構成については同一の又は対応する符号を付して説明を省略する。
図1は、第1実施形態による射出装置を示す図であって、方向切替弁の弁体の第1状態を示す図である。図2は、第1実施形態による射出装置を示す図であって、方向切替弁の弁体の第2状態を示す図である。図1および図2は、弁体の回転中心線に対し垂直な断面図である。図1および図2に示すように、射出装置10は、スクリュシリンダ20、スクリュ22、スクリュ駆動部24、プランジャシリンダ30、プランジャ32、プランジャ駆動部34、ノズル40、方向切替弁50、および制御装置80を備える。
スクリュシリンダ20は、外部から固体の成形材料が内部に供給される。スクリュシリンダ20は、固体の成形材料を加熱し、溶融させる。スクリュシリンダ20の外周には、ヒータなどの加熱源が設けられる。スクリュシリンダ20が特許請求の範囲に記載の第1シリンダに対応する。
スクリュ22は、スクリュシリンダ20の内部に配設され、スクリュシリンダ20の内部の成形材料を移動させる。スクリュ22は、スクリュシリンダ20の内部に進退自在に且つ回転自在に配設されてよい。尚、スクリュ22は、スクリュシリンダ20の内部に進退不能に且つ回転自在に配設されてもよい。
スクリュ駆動部24は、スクリュ22を作動させる。スクリュ駆動部24は、例えばスクリュ回転モータ25、およびスクリュ進退モータ26を有する。スクリュ回転モータ25は、スクリュ22を回転させる。スクリュ進退モータ26は、スクリュ22を進退させる。スクリュ22とスクリュ進退モータ26との間には、スクリュ進退モータ26の回転運動をスクリュ22の直線運動に変換する運動変換機構が設けられる。運動変換機構は、例えばボールねじなどで構成される。
プランジャシリンダ30は、スクリュシリンダ20から成形材料が内部に供給される。プランジャシリンダ30の外周には、ヒータなどの加熱源が設けられる。プランジャシリンダ30が特許請求の範囲に記載の第2シリンダに対応する。
プランジャ32は、プランジャシリンダ30の内部に配設され、プランジャシリンダ30の内部の成形材料を移動させる。プランジャ32は、プランジャシリンダ30の内部に進退自在に配設される。
プランジャ駆動部34は、プランジャ32を作動させる。プランジャ駆動部34は、プランジャ進退モータ36を有する。プランジャ進退モータ36は、プランジャ32を進退させる。プランジャ32とプランジャ進退モータ36との間には、プランジャ進退モータ36の回転運動をプランジャ32の直線運動に変換する運動変換機構が設けられる。運動変換機構は、例えばボールねじなどで構成される。
ノズル40は、方向切替弁50から供給される成形材料を金型装置に射出する。金型装置の内部に充填された液状の成形材料が固化され、成形品が成形される。
方向切替弁50は、スクリュシリンダ20と、プランジャシリンダ30と、ノズル40との間の成形材料の流れ方向の切替を行う。方向切替弁50は、弁箱60と、弁体70とを有する。
弁箱60は、スクリュシリンダ接続ポート61と、プランジャシリンダ接続ポート62と、ノズル接続ポート63とを有する。スクリュシリンダ接続ポート61は、スクリュシリンダ20の内部に連通する。スクリュシリンダ接続ポート61が特許請求の範囲に記載の第1シリンダ接続ポートに対応する。プランジャシリンダ接続ポート62は、プランジャシリンダ30の内部に連通する。プランジャシリンダ接続ポート62が特許請求の範囲に記載の第2シリンダ接続ポートに対応する。ノズル接続ポート63は、ノズル40の内部に連通する。
プランジャシリンダ接続ポート62とノズル接続ポート63とは、例えば弁体70の回転中心線を挟んで互いに反対側に設けられる。一方、スクリュシリンダ接続ポート61は、例えばプランジャシリンダ接続ポート62とノズル接続ポート63の両方から、弁体70の外周に沿って略等距離の位置に設けられる。つまり、弁体70の回転中心線を中心に所定方向(図1および図2では反時計回り)に、プランジャシリンダ接続ポート62と、スクリュシリンダ接続ポート61と、ノズル接続ポート63とがこの順で90°ピッチで配置される。
弁体70は、弁箱60の内部で回転されることで、第1状態(図1参照)と第2状態(図2参照)とに切り替えられる。弁体70は、第1状態のとき、スクリュシリンダ接続ポート61とプランジャシリンダ接続ポート62とを連通し、且つノズル接続ポート63を塞ぐ。一方、弁体70は、第2状態のとき、プランジャシリンダ接続ポート62とノズル接続ポート63とを連通し、且つスクリュシリンダ接続ポート61を塞ぐ。
尚、弁体70の状態は、図1に示す第1状態、図2に示す第2状態に限定されない。例えば、弁体70は、スクリュシリンダ接続ポート61、プランジャシリンダ接続ポート62、およびノズル接続ポート63を同時に塞ぐ状態をとりうる。また、弁体70は、スクリュシリンダ接続ポート61とノズル接続ポート63とを連通し、且つプランジャシリンダ接続ポート62を塞ぐ状態をとりうる。
制御装置80は、CPU(Central Processing Unit)81と、メモリなどの記憶媒体82とを有する。制御装置80は、記憶媒体82に記憶されたプログラムをCPU81に実行させることにより、スクリュ駆動部24、プランジャ駆動部34、および方向切替弁50などを制御する。
例えば、制御装置80は、計量工程において、スクリュ回転モータ25を駆動してスクリュ22を設定回転数で回転させ、スクリュ22の螺旋状の溝に沿って成形材料を前方に送る。これに伴い成形材料が徐々に溶融される。液状の成形材料がスクリュ22の前方に送られスクリュシリンダ20の前方に蓄積されるにつれ、スクリュ22が後退させられる。
制御装置80は、計量工程において、スクリュ22の急激な後退を抑制すべく、スクリュ進退モータ26を駆動してスクリュ22に対し設定背圧を加えてよい。スクリュ22が所定位置まで後退し、スクリュ22の前方に所定量の成形材料が蓄積されると、制御装置80がスクリュ回転モータ25の駆動を停止する。
制御装置80は、計量工程において、スクリュ22の前方に所定量の成形材料を蓄積した後、スクリュ進退モータ26を駆動してスクリュ22を前進させる。これにより、第1状態の弁体70を介してスクリュシリンダ20からプランジャシリンダ30に成形材料が流れ込む。その結果、プランジャ32の前方に成形材料が蓄積され、プランジャ32が後退させられる。
制御装置80は、計量工程において、プランジャ32の急激な後退を制限するため、プランジャ進退モータ36を駆動してプランジャ32に対し設定背圧を加えてよい。プランジャ32が所定位置まで後退し、プランジャ32の前方に所定量の成形材料が蓄積されると、制御装置80がスクリュ進退モータ26の駆動を停止すると共にプランジャ進退モータ36の駆動を停止する。
尚、本実施形態の制御装置80は、計量工程において、スクリュ22を進退させるが、スクリュ22を進退させなくてもよい。スクリュ22を進退させることなく、スクリュ22を回転させることで、スクリュ22の螺旋状の溝に沿って成形材料が前方に送られ、スクリュシリンダ20からプランジャシリンダ30に成形材料が流れ込む。
プランジャ32の前方に所定量の成形材料が蓄積された後、制御装置80は充填工程を制御する。計量工程と充填工程との間に、制御装置80は、方向切替弁50の弁体70を回転させ、弁体70の状態を図1に示す第1状態から図2に示す第2状態に切り替える。
制御装置80は、充填工程において、プランジャ進退モータ36を駆動してプランジャ32を前進させる。これにより、第2状態の弁体70を介してプランジャシリンダ30からノズル40に成形材料が流れ込み、ノズル40から金型装置の内部に液状の成形材料が充填される。充填された成形材料が固化されることで、成形品が成形される。
制御装置80は、充填工程の完了後、次回の計量工程におけるスクリュシリンダ20からプランジャシリンダ30への成形材料の供給前に、方向切替弁50の弁体70を回転させ、弁体70の状態を図2に示す第2状態から図1に示す第1状態に戻す。弁体70の状態を図2に示す第2状態から図1に示す第1状態に切り替えるときと、弁体70の状態を図1に示す第1状態から図2に示す第2状態に切り替えるときとでは、弁体70の回転方向が反対向きとされる。
制御装置80は、計量工程や充填工程などを繰り返し行うことにより、成形品を繰り返し製造する。
ところで、本実施形態の弁体70は、図1および図2に示すように、第1栓部71と、第2栓部72とを、弁体70の外周に沿って間隔をおいて有する。第1栓部71は、弁体70の状態が図1に示す第1状態のときに、ノズル接続ポート63を塞ぐものである。一方、第2栓部72は、弁体70の状態が図2に示す第2状態のときに、スクリュシリンダ接続ポート61を塞ぐものである。第1栓部71と第2栓部72とは連結されており一体的に回転する。
弁体70は、第1栓部71と第2栓部72との間に、成形材料が流れる流路を有する。例えば、弁体70は、第1栓部71と第2栓部72との間に、第1流路73と第2流路74とを有する。
第1流路73は、計量工程において用いられ、スクリュシリンダ接続ポート61とプランジャシリンダ接続ポート62とを連通する。第1流路73は、例えば図1および図2に示すように断面視で折れ線状に形成される。
一方、第2流路74は、充填工程において用いられ、プランジャシリンダ接続ポート62とノズル接続ポート63とを連通する。第2流路74は、例えば図1および図2に示すように断面視で直線状に形成される。
第1流路73と第2流路74とは、図1および図2では途中で交わっており、断面視で略K字状に形成されている。尚、第1流路73と第2流路74とは、途中で交わらなくてもよい。
第1栓部71の片側には、第1流路73の入口73aと、第2流路74の出口74bとが設けられる。第1流路73の入口73aと第2流路74の出口74bとは、本実施形態では第1仕切部75によって仕切られるが、図3および図4に示すように仕切られておらず1つにまとめられていてもよい。
一方、第1栓部71の反対側には、第1流路73の出口73bと、第2流路74の入口74aとが設けられる。第1流路73の出口73bと第2流路74の入口74aとは、本実施形態では第2仕切部76によって仕切られるが、図3および図4に示すように仕切られておらず1つにまとめられていてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、弁体70の外周に沿って第1栓部71と第2栓部72が間隔をおいて設けられる。これに対し、上記特許文献1では、弁体70の状態が第1状態のときにノズル接続ポート63を塞ぐ栓部と、弁体70の状態が第2状態のときにスクリュシリンダ接続ポート61を塞ぐ栓部とが同じものであった。本実施形態によれば、弁体70の外周に沿って第1栓部71と第2栓部72が別々に設けられるため、第1状態と第2状態との切替に要する弁体70の回転角を従来よりも低減できる。具体的には、例えば、第1状態と第2状態との切替に要する弁体70の回転角を従来の90°から45°に半減できる。よって、成形材料の流れ方向の切替にかかる時間を短縮でき、成形サイクル時間を短縮できる。また、弁体70を回転させる駆動源としてシリンダが用いられる場合、シリンダの長さを短縮でき、シリンダの作動液を蓄えるタンクの容積を低減できる。
尚、第1状態と第2状態との切替に要する弁体70の回転角は、45°に限定されず、45°以上でもよいし、45°未満でもよい。従来よりも、第1状態と第2状態との切替に要する弁体70の回転角が低減できればよい。例えば、図5および図6に示す第1栓部71Aと第2栓部72Aとが用いられる場合、第1状態と第2状態との切替に要する弁体70Aの回転角は45°未満である。
また、本実施形態の弁体70は第1栓部71と第2栓部72との間に第1仕切部75を有し、第1仕切部75が第1流路73の入口73aと第2流路74の出口74bとを仕切る。よって、成形材料の流れの淀みを低減できる。
また、本実施形態の弁体70は第1栓部71と第2栓部72との間に第2仕切部76を有し、第2仕切部76が第1流路73の出口73bと第2流路74の入口74aとを仕切る。よって、成形材料の流れの淀みを低減できる。
以上、射出装置の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、改良が可能である。
上記実施形態のスクリュシリンダ20は、プランジャシリンダ30に対して平行とされるが、垂直とされてもよいし、斜めとされてもよい。
上記実施形態では、弁体70の中心線の周りに、プランジャシリンダ接続ポート62とスクリュシリンダ接続ポート61とノズル接続ポート63とがこの順で90°ピッチで配置されるが、この配置には限定されない。例えば、スクリュシリンダ接続ポート61は、プランジャシリンダ接続ポート62とノズル接続ポート63の一方に近く他方から遠くなるように配置されてもよい。
上記実施形態では、第1シリンダとして、外部から固体の成形材料が供給されるスクリュシリンダ20を用いるが、外部から液体の成形材料が供給されるプランジャシリンダを用いてもよい。第1シリンダの内部に、プランジャが進退自在に配設されてもよい。
上記実施形態の方向切替弁50は、射出装置10に用いられるが、射出成形機に備えられる他の装置(例えば射出装置を移動させる装置など)、射出成形機以外の装置に用いられてもよい。上記実施形態ではスクリュシリンダ20、プランジャシリンダ30およびノズル40が、特許請求の範囲に記載の第1部材、第2部材、第3部材に対応する。また、上記実施形態では成形材料が特許請求の範囲に記載の流体に対応する。流体は、成形材料には限定されない。
10 射出装置
20 スクリュシリンダ
22 スクリュ
30 プランジャシリンダ
32 プランジャ
40 ノズル
50 方向切替弁
60 弁箱
61 スクリュシリンダ接続ポート
62 プランジャシリンダ接続ポート
63 ノズル接続ポート
70 弁体
71 第1栓部
72 第2栓部
73 第1流路
73a 入口
73b 出口
74 第2流路
74a 入口
74b 出口
75 第1仕切部
76 第2仕切部
80 制御装置

Claims (4)

  1. 固体の成形材料を加熱し溶融させるスクリュシリンダプランジャシリンダ、ノズル、および前記スクリュシリンダと前記プランジャシリンダと前記ノズルとの間の前記成形材料の流れ方向の切替を行う方向切替弁を有し、
    前記方向切替弁は、弁箱と、前記弁箱の内部において回転自在とされる弁体とを有し、
    前記弁箱は、前記スクリュシリンダの内部に連通するスクリュシリンダ接続ポートと、前記プランジャシリンダの内部に連通するプランジャシリンダ接続ポートと、前記ノズルの内部に連通するノズル接続ポートとを有し、
    前記弁体は、
    前記スクリュシリンダ接続ポートと前記プランジャシリンダ接続ポートとを連通するときに前記ノズル接続ポートを塞ぐ第1栓部と、
    前記プランジャシリンダ接続ポートと前記ノズル接続ポートとを連通するときに前記スクリュシリンダ接続ポートを塞ぐ第2栓部とを、前記弁体の外周の周方向に沿って間隔をおいて有し、
    前記方向切替弁は、前記弁箱の内部で前記弁体が回転されることで、
    前記スクリュシリンダ接続ポートと前記プランジャシリンダ接続ポートとを連通させ、かつ、前記第1栓部が前記ノズル接続ポートを塞ぎ、前記スクリュシリンダから前記プランジャシリンダに溶融した前記成形材料を供給する第1状態と、
    前記プランジャシリンダ接続ポートと前記ノズル接続ポートとを連通させ、かつ、前記第2栓部が前記スクリュシリンダ接続ポートを塞ぎ、前記プランジャシリンダから前記ノズルに溶融した前記成形材料を供給する第2状態と、を切り替える、射出装置。
  2. 前記弁体は、前記第1栓部と前記第2栓部との間に、前記成形材料が流れる流路を有する、請求項1に記載の射出装置。
  3. 前記弁体は、前記第1栓部と前記第2栓部との間に、前記スクリュシリンダ接続ポートと前記プランジャシリンダ接続ポートとを連通する第1流路と、前記プランジャシリンダ接続ポートと前記ノズル接続ポートとを連通する第2流路とを有する、請求項1または2に記載の射出装置。
  4. 固体の成形材料を加熱し溶融させるスクリュシリンダ、プランジャシリンダ、およびノズルを有する射出装置において、前記スクリュシリンダ前記プランジャシリンダ前記ノズルとの間の流体の流れ方向を切り替える方向切替弁であって、
    弁箱と、前記弁箱の内部において回転自在とされる弁体とを有し、
    前記弁箱は、前記スクリュシリンダの内部に連通するスクリュシリンダ接続ポートと、前記プランジャシリンダの内部に連通するプランジャシリンダ接続ポートと、前記ノズルの内部に連通するノズル接続ポートとを有し、
    前記弁体は、
    前記スクリュシリンダ接続ポートと前記プランジャシリンダ接続ポートとを連通するときに前記ノズル接続ポートを塞ぐ第1栓部と、
    前記プランジャシリンダ接続ポートと前記ノズル接続ポートとを連通するときに前記スクリュシリンダ接続ポートを塞ぐ第2栓部とを、前記弁体の外周の周方向に沿って間隔をおいて有し、
    前記方向切替弁は、前記弁箱の内部で前記弁体が回転されることで、
    前記スクリュシリンダ接続ポートと前記プランジャシリンダ接続ポートとを連通させ、かつ、前記第1栓部が前記ノズル接続ポートを塞ぎ、前記スクリュシリンダから前記プランジャシリンダに溶融した前記成形材料を供給する第1状態と、
    前記プランジャシリンダ接続ポートと前記ノズル接続ポートとを連通させ、かつ、前記第2栓部が前記スクリュシリンダ接続ポートを塞ぎ、前記プランジャシリンダから前記ノズルに溶融した前記成形材料を供給する第2状態と、を切り替える、方向切替弁。
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