JP6521656B2 - 間仕切パネル - Google Patents

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Description

本発明は、オフィスや会議室、ホテルの催事会場等を所定の区画に仕切って使用するための間仕切パネルに関する。
オフィスや会議室、ホテルの催事会場等は、天井と床とに渡る上下寸法を有する間仕切パネルを幅方向に複数枚連接することで所定の区画に仕切られて使用される場合がある。例えば、特許文献1に示されるような間仕切パネルは、表裏にそれぞれパネル体を備える構成となっており、防音性が高められている。また、この間仕切パネルは、天井面に固定されたレールに沿って移動可能に吊支されて立設するフレーム体と、フレーム体の表裏に設けられた複数のフックにそれぞれ吊持される表裏のパネル体と、を備えた構造となっている。
また、フレーム体の幅方向両端には隣接する間仕切パネルとの接合部分が形成されており、接合部分は間仕切パネルの高さ方向に延びる凹凸形状となっており、隣接する間仕切パネルと凹凸嵌合することで防音性及び遮光性が高められている。
特許第4981582号公報(第4頁、第4図)
特許文献1に示されるような移動式の間仕切パネルは高さ方向に長尺であり、かつ天井面に固定されたレールに吊支されているため前後に揺動する虞がある。そのため、隣接する間仕切パネル同士を合わせる際に、間仕切パネルが揺動した場合、間仕切パネルの接合部分同士が互いに斜めに傾斜した状態で当たることが頻繁に起こり、接合部分に変形や破損が生じる虞がある。その場合、特許文献1の間仕切パネルにあっては、接合部分がフレーム体の左右端部に一体に設けられているため、上記した変形や破損が生じた際、接合部分の修理が困難であるためフレーム体ごと交換する等する他なく、復旧作業が困難であった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、接合部分の復旧作業を容易に行うことができる間仕切パネルを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の間仕切パネルは、
天井面に配設されたレールに沿って走行可能に吊支され、幅方向に複数枚連接させて用いられる間仕切パネルであって、
前記間仕切パネルの間仕切パネル本体は、少なくとも側端部に強度材を有する一対のパネル体から構成され、前記間仕切パネル本体の左右端部には、前記強度材が少なくとも一条の凹溝前記間仕切パネル本体の高さ方向に形成ており、前記凹溝内に案内される少なくとも一条の凸部を有する隣接する間仕切パネルとの接合部分を構成する接合部構成部材が着脱可能に固定されていることを特徴としている。
この特徴によれば、間仕切パネル本体の左右端部に対して、別体の接合部構成部材が着脱可能に固定される構成であるため、接合部構成部材を交換して接合部分の修理を行うことができる。加えて、接合部構成部材の凸部が間仕切パネル本体の凹溝内に案内されて移動規制されるため、間仕切パネルの高さ方向の高さに関わらず所定の固定位置で簡単に位置合わせすることができる。
記両パネル体の対向方向には前記強度材に突出片が延設されており、これら突出片同士が前記パネル体の高さ方向に延びる連結部材にそれぞれ着脱可能に固定されて連結されており、前記接合部構成材は前記連結部材に着脱可能に固定されることを特徴としている。
この特徴によれば、一対のパネル体と接合部構成材とがそれぞれ連結部材に固定されて、一対のパネル体と接合部構成材と連結部材との一体性が高められ強度が高い。
前記連結部材は、前記パネル体の幅方向における前記接合部構成材の底面部の内側に配置され、前記接合部構成材の底面部と前記連結部材とが、前記パネル体の幅方向における外側から螺子固定されることを特徴としている。
この特徴によれば、接合部構成材と連結部材とがパネル体の幅方向における外側からネジ固定できるため、接合部構成材の着脱が容易である。
前記一対のパネル体の左右端部の前記強度材には、少なくとも一条の前記凹溝が前記パネル体の高さ方向にそれぞれ形成されており、前記接合部構成材には、前記凹溝内にそれぞれ案内される前記凸部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、接合部構成部材の凸部が一対のパネル体に形成された溝内にそれぞれ案内されて移動規制されるため、間仕切パネルの高さ方向の高さに関わらず所定の固定位置で正確にかつ簡単に位置合わせすることができる。
実施例における間仕切パネルを示す正面破断図である。 間仕切パネルを示す分解斜視図である。 パネル体を示す分解斜視図である。 パネル体の組立工程を示す概略図であり、(a)は組立前、(b)は組立後を示す図である。 (a)は一対のパネル体のうち一方のパネル体を上下反転させた図であり、(b)は他方のパネル体の上に連結部材を載置した状態を示す図である。 連結部材を介して対向するパネル体同士を連結する様子を示す横断面図である。 (a)は連結部材を介してパネル体同士を重合させる工程を示す図であり、(b)は連結されたパネル体同士に接合部構成材等の部材を取り付ける様子を示す図である。 (a)は接合部構成材同士が離れた状態を示す図であり、(b)は接合部構成材同士が接合した状態を示す図である。 変形例におけるパネル体同士の連結を示す横断面図であり、(a)は組立前、(b)は組立後を示す図である。
本発明に係る間仕切パネルを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る間仕切パネルにつき、図1から図9を参照して説明する。図1に示される間仕切装置1,1,…は、オフィスや会議室、ホテルの催事会場等の室内空間を区画するものである。この間仕切装置1は、室内空間の天井面Rに架設されたレール(図示せず)に吊支され、レールによって形成される移動経路に沿って、順次間仕切位置に移動させられる複数の間仕切パネル2,2,…により構成されている。尚、以下、1枚の間仕切パネル2若しくは隣接する間仕切パネル2,2’の接合箇所(図7及び図8参照)を用いて説明するものとし、間仕切パネル2の幅方向を左右方向として説明する。
図1及び図2に示されるように、間仕切パネル2は、間仕切パネル本体と、上下のチャンネル構造体5,5と、閉塞部材6,6と、凹状縦材7と凸状縦材8(接合部構成材)と、を備えており、間仕切パネル本体は、前後一対のパネル体3,3’が連結部材4,4により連結されて構成されている。
図3は、パネル体3を示す分解斜視図である。尚、パネル体3,3’は同形状であるため、ここでは図2における手前側一方のパネル体3のみを説明する。パネル体3は、パネル部材である矩形状のガラス板31に、このガラス板31の4辺をそれぞれカバーするアルミ製の上下の枠部材32,32’及び左右の枠部材33,33’が接続されて構成されている。尚、パネル部材はガラス板31に限らず、例えばアルミやスチール等の金属や木材及び合成樹脂等から形成されていてもよく、上下の枠部材32,32’及び左右枠部材33,33’の材質もアルミに限らず、例えばスチール等の他の金属や木材及び合成樹脂等から形成されていてもよい。
図3に示されるように、上下の枠部材32は、ガラス板31の上下端を前後に跨ぐように嵌合するコ字状部分32aと、該コ字状部分の外側に長手方向に渡り中空部32bが形成されている。
図3の拡大図に示されるように、上の枠部材32の左右端部には、左の枠部材33と接続するための接続具10が、中空部32b内に挿入されるようになっている。枠部材32と接続具10とは、枠部材32に穿設された図示しない貫通ネジ孔と接続具10に穿設された貫通ネジ孔17,17,…とに螺合するネジ50,50,…により連結されるようになっている。接続具10は、鋼板等の板材がコ字状に折り曲げられて形成されていることから、曲げ強度が高くなっている。尚、上の枠部材32と下の枠部材32’とはそれぞれ略同一形状であるため、ここでは下の枠部材32’の詳細な説明を省略する。
図3に示されるように、左の枠部材33は、ガラス板31の左端を前後に跨ぐように嵌合するコ字状のカバー部33aと、カバー部33aの外側で長手方向上下方向に沿って形成される中空部33bと、を有しており、中空部33bにより軽量化されながらもカバー部33bの強度が補強されている。
また、カバー部33bは、表面側の側片33cに比べ対向するパネル体3側の側片33dの方が幅広となっており、対向するパネル体3側の側片33dの長手方向両端に切欠33e,33eが形成されている。図3の拡大図に示されるように、上の切欠33eには、前記上の枠部材32の長手方向端部が接合するようになっており、左の枠部材33と前記上の枠部材32とを位置合わせしやすくなっている。
また左の枠部材33と接続具10とは、左の枠部材33の側片33dに穿設された貫通ネジ孔18,18と接続具10に穿設された貫通ネジ孔18,18とに螺合するネジ50,50により連結されるようになっている。尚、左の枠部材33と右の枠部材33’とは略同一形状であるため、ここでは右の枠部材33’の説明を省略する。このように上の枠部材32と左の枠部材33とが接続具10を介して連結されるようになっており、同様に、上の枠部材32と右の枠部材33’と、下の枠部材32’と左の枠部材33と、下の枠部材32’と右の枠部材33’と、がそれぞれ接続具10により連結される。このとき、ガラス板31と上下の枠部材32,32’及び左右の枠部材33,33’との間には緩衝材であるガスケット11,11,…がそれぞれ介在される(図3及び図7参照)。
組み立て手順としては、図4(a)及び(b)に示されるように、パネル体3は、ガラス板31を作業台D上に寝かせた状態で、ガラス板31の4辺に枠部材32,32’,33,33’を嵌合させ、これらを接続具10,10,…により連結することで組立てられる(パネル体組立工程)。また、図示しないが同様の工程で少なくとも、もう一つのパネル体3’を組み立てる。上記したように、ガラス板31を寝かせたまま枠部材32,32’,33,33’を取付けてパネル体3を構成できるため、ガラス体31の大きさに関わらず簡単に組立作業を行うことができる。
続いて、図5(a)に示されるように、パネル体組立工程により組立てられたパネル体3,3’のうちの一方のパネル体3’を上下反転させて作業台Dに載置して置き直し、図5(b)に示されるように、他方のパネル体3の枠部材33,33’上に連結部材4,4を載置する。
図6は、上記したようなパネル体組立工程により組立てられたパネル体3と、同様に組立てられた対向するパネル体3’との連結構造を示す分解斜視図である。対向するパネル体3,3の枠部材33,33’には、それぞれ対向するパネル方向(以下、対向方向という)側の側片33d,33d’の幅方向中央近傍に、対向方向に突出する突出片35,35’が長手方向に渡りそれぞれ形成されている。対向するパネル体3,3同士は、この対向する方向に突出した突出片35,35’同士が連結部材4により連結されるようになっている。
突出片35,35’と連結部材4とは、連結部材4の長手方向に複数穿設された貫通ネジ孔4a,4a,…及び突出片35,35’のそれぞれ対応する位置に穿設された貫通ネジ孔35a,35a’同士に螺合する固定手段であるネジ51,51,…により連結される(貫通ネジ孔及びネジは、いずれも一個ずつのみ図示)。
連結部材4は、上下方向に延びる鋼板等の板材をコ字状に折り曲げることでリブ構造となっており、連結部材4自体の曲げ強度が高く、パネル体3,3’同士を強固に連結できるとともに、上に載せられた側のパネル体3’の重量を安定して支持することができる。
また、枠部材33,33’の前記側片33d,33d’の幅方向内側には、対向方向に突出する凸条33hを備えている。このとき、連結部材4,4は、枠部材33,33’の前記側片33d,33d’から突出した前記凸条33h,33h’と、突出片35,35’との間に配置されるため、所定の配置位置である凸条33h,33h’と突出片35,35’との間に位置決めされることになる。
図5(b)に示されるように、他方のパネル体3の枠部材33,33’上に載置された連結部材4,4は、枠部材33,33’の突出片35,35’に前記ネジ51,51,…により固定され、立設される(連結部材立設工程)。
図7(a)に示されるように、この連結部材立設工程の後、連結部材4,4の支持面4b(図6参照)上に上下反転させたパネル体3’の枠部材33,33’を載置させるようにしてパネル体3,3’同士を重合させる(重合工程)。その後、上に載せたパネル体3’の突出片35,35’と連結部材4,4とをネジ51,51,…により固定し、連結部材4,4を介してパネル体3,3’同士を固定する(連結工程)。このとき、上に載せたパネル体3’の重量が連結部材4,4を介して下のパネル体3及び作業台Dに支持させた状態でネジ止め作業を行うことができるため、パネル体3’の大きさに関わらず作業が簡単である。
また、パネル体3の高さ方向に伸びる突出片35,35’は、同じくパネル体3の高さ方向に延びる連結部材4にネジ51,51,…によりそれぞれ固定されて連結されることになるため、連結部材4により突出片35,35’同士の固定箇所の強度が高くなっている。
次に、図7(b)に示されるように、間仕切パネル本体の上下に、上部チャンネル構造体5及び下部チャンネル構造体5を、間仕切パネル本体の左右両端に、凹状縦材7と凸状縦材8をそれぞれ固定し、間仕切パネル2の組立が完了する。上部チャンネル構造体5は上方に、下部チャンネル構造体5は下方に向けて開口する断面コ字状の部材であり、図1に示す進退機構61,61により天井面R及び床面Fに向けて延出可能な閉塞部材6,6が収納されている。また、上部チャンネル構造体5には、レール上を走行するローラ(図示せず)を一方端に有する吊支部材9,9の他方端が固定されており、間仕切パネル2が図示しないレールに対して吊支されるようになっている。
図6及び図7(b)に示されるように、間仕切パネル本体の左右両端には、隣接する間仕切パネル2同士の接合部となる接合部構成材である凹状縦材7と凸状縦材8とが取付けられる。図6に示されるように、凹状縦材7は、凹状接合部7cと、この凹状接合部7cの前後方向両端に延出する基面部7a,7aと、更に基面部7a,7aの中程より延出し長手方向に渡り形成される突片7b,7bと、を有している。
前記枠部材33,33’に設けられた凸条33h,33h’と突出片35,35’とは、対向するパネル体3,3’の左右両端より内側に配置されるように形成されている。そのため、凸条33hと突出片35,35’との間に配置される連結部材4,4もパネル体3,3’の左右両端より内側に配置されることになる。図8に示されるように、これら突出片35,35’と連結部材4,4及び側片33d,33d’とにより、間仕切パネル本体の左右両端に空間Kが構成される。この空間Kには、凹状縦材7の凹状接合部7cの一部が収容可能となっている。そのため、凹状縦材7の突出を小さくでき、かつ凹状縦材7を対向するパネル体3,3’に対して簡単に位置決めすることができる。
図6及び図8(a)に示されるように、枠部材33,33’の側端面33i,33i’と側板部33j,33j’との間には、それぞれ長手方向に渡りレール形状の凹溝33f,33f’が形成されている。図8(a)に示されるように、凹状縦材7は、その基面部7a,7aが枠部材33,33’の側端面33i,33i’に当接し、かつ基面部7a,7aから延出する凸部7b,7bが凹溝33f,33f’に嵌入されるようになっている。
そのため、凹状縦材7の凸部7b,7bが枠部材33,33’に形成された凹溝33f,33f’内にそれぞれ案内されて移動規制されるため、凹状縦材7を間仕切パネル本体に対して所定の固定位置に、正確にかつ簡単に位置合わせすることができる。また、凹状縦材7の2つの凸部7b,7bの間で側板部33j,33j’が相対的な離間方向への移動が規制されることになり、パネル体3,3’同士の離間を補助的に防止する効果もある。
図8(a)に示されるように、凹状縦材7は、凹状接合部7cの底面部7dに長手方向に複数設けられた貫通ネジ孔7e,7e,…と、連結部材4の長手方向に渡り複数設けられた貫通ネジ孔4c,4c,…と、に螺合する固定手段であるネジ52,52,…により連結部材4に対して固定される(貫通ネジ孔及びネジは、いずれも一個ずつのみ図示)。このように、一対のパネル体3,3’と凹状縦材7とがそれぞれ連結部材4に固定されるため、一対のパネル体3,3’と凹状縦材7(凸状縦材8)と連結部材4との一体性が高められている。
続いて凸状縦材8を説明するが、凹状縦材7と共通する構成の説明は省略する。図6に示されるように、凸状縦材8は、断面視において前記凹状縦材7の凹状接合部7cに対応する形状の凸状接合部8cを有している。
また、凸状接合部8cの反対側には中空杆状の基部8dが形成されている。この基部8dは凸状縦材8の形状を安定させるとともに、その底面部8eに貫通ネジ孔8f,8f,…が長手方向に複数設けられて、連結部材4との固定に用いられる。尚、凸状接合部8cと基部8dとの間にはネジ52,52,…が挿通可能な孔8h,8h,…が長手方向に渡り複数設けられており、同様に凸状接合部8cの先端にはネジ52,52,…が挿通可能なスリット16が形成されており、このスリット16にゴム片17が着脱可能に取付けられている。また、基部8dは前記空間K内に収容されるようになっており、凸状縦材8の突出を小さくでき、かつ凸状縦材8を対向するパネル体3,3’に対して簡単に位置決めすることができる。
上記したように、間仕切パネル本体の左右端部に対して、別体の凹状縦材7及び凸状縦材8がネジ52,52,…により着脱可能に連結部材4,4に対して固定される構成であるため、破損や変形の生じやすい凹状縦材7及び凸状縦材8を交換して接合部分の修理を行うことができる。
また、凹状縦材7の底面部7dに螺合するネジ52,52,…及び凸状縦材8の底面部8eに螺合するネジ52,52,…に対してパネル体3の幅方向における外側からドライバー等をアクセスさせることができるため、凹状縦材7及び凸状縦材8の着脱が容易である。
図8(b)に示されるように、これら凹状接合部7cと凸状接合部8cとが重なることで、複数連接した間仕切パネル2で隔てた空間間において、隣接する間仕切パネル2,2’間の音漏れ及び光漏れを防止している。また、隣接する間仕切パネル2,2’同士が接合した際には、凹状接合部7cと凸状接合部8cとの間に凹状接合部7cの内面に取付けられたゴム製の舌片15,15が介在し、音漏れ及び光漏れの防止効果を補助している。
また、凹状縦材7の基面部7a,7aと枠部材33,33’の側端面33i,33i’とが当接した状態で、凹状接合部7cの底面部7dのパネル体3,3’の幅方向内側の面70dは、枠部材33,33’の突出片35,35’のパネル体3,3’の幅方向内側の面135,135’より外側に位置するようになっている。そのため、突出片35,35’のパネル体3,3’の幅方向内側の面135,135’に当接する連結部材4の基部外面4dと凹状接合部7cの底面部7dのパネル体3,3’の幅方向内側の面70dとの間に間隙αが生じ、凹状縦材7と連結部材4とがネジ固定時に凹状縦材7と連結部材4とが近接せしめられ、凹状縦材7と枠部材33,33’と連結部材4との一体性を高めるようになっている。
尚、例えば前記間隙αが生じる構成を必ずしも有していなくとも、凹状縦材7と連結部材4とがネジ固定され、凹状縦材7と枠部材33,33’の側端面33i,33i’とが外側から、連結部材4と突出片35,35’とが内側から当接し、凹状縦材7と連結部材4との間で枠部材33,33’が挟圧されるようになっているため、これら凹状縦材7と枠部材33,33’と連結部材4との一体性は高くなっている。
また、パネル体3を構成する左右の枠部材33,33’が対称形状であるため、同じ製造ラインで作成可能であることから製造コストを抑えることができる。
尚、パネル体は、側端部にパネル体の強度を高めるフレーム部を有する構成であれば、実施例のようなガラス板31と左右の枠部材33,33’を備えた構成に限らず、例えば、図9に示される変形例のようなものでもよい。図9のパネル体30,30’は、金属板の側端部を折曲させることで、中央部にパネルの本体部分30a,30a’が、側端部にリブ構造のフレーム部330,330’が形成されている。本体部分30a,30a’の内側には、板体310,310が固定されている。
フレーム部330,330’は、本体部分30a,30a’から略直角に折曲されて形成された側端面330i,330i’と、側端面330i,330i’より略直角に2度折曲されて対向するパネル体に向けて延出する突出片350,350’とを有している。
突出片350,350’と連結部材40とは、突出片350,350’に長手方向に穿設された貫通ネジ孔350a,350a,…及び貫通ネジ孔350a’,350a’,…と、連結部材40の長手方向に穿設された貫通ネジ孔40a,40a,…とがネジ51,51,…により固定されるようになっている(貫通ネジ孔及びネジは、いずれも一個ずつのみ図示)。尚、パネル体30,30’を構成する金属板の強度が十分であれば、板体310,310を省略してもよい。
尚、上記した変形例において、実施例における凹溝33f,33f’に相当する凹溝は、パネル体30,30’のフレーム部330,330’の内面330j,330j’と、連結部40とにより構成されている。また、凸部7b,7bは、それぞれの外面70b,70bが凹溝を構成するフレーム部330,330’の内面330j,330j’間に案内され、間仕切パネル本体に対して凹状縦材7を所定の固定位置に、正確にかつ簡単に位置合わせすることができるようになっている。
この変形例に示したように、前記実施例における凹溝33f,33f’は、枠部材33,33’の側端面33i,33i’にレール形状に形成される構成に限られず、同様に凸部7b,7bもレール形状の凹溝33f,33f’にそれぞれ嵌入されるものに限られない。
また、連結部材の形状は、前述したような断面視略コ字形状に限らず、例えば、折曲部を有するリブ構造であれば図9に示されるような形状であってもよいし、無端矩形状等でもよい。このように連結部材は、折曲部を有するリブ構造とすることで強度が高められていることが望ましいが、必ずしも折曲部を有するリブ構造でなくともよく、例えば、平板形状であってもよい。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例におけるパネル体3は、ガラス板31の上下及び左右にフレーム部である枠部材32,32’及び枠部材33,33’を備えているが、対向する一対のパネル体同士を固定するため、及び上に載せるパネル体の重量を受けるために必要な強度を備えていれば、上下の枠部材33,33’を省略してもよい。
また、前記実施例における間仕切パネル本体は、一対のパネル体3,3’の突出片35,35’同士を連結部材4を介して固定される構成であるが、これに限らず、例えば、突出片同士を直接固定する構成でもよいし、突出片を省略しパネル体3,3’同士を直接固定してもよい。
また、前記実施例における間仕切パネル本体は、連結された一対のパネル体3,3により構成される態様に限らず、例えば、一体形状に構成されていてもよく、その場合、凹溝は一体形状の間仕切パネル本体の左右端を削り出す等して設けられる構成であってもよい。
1 間仕切装置
2 間仕切パネル
3,3’ パネル体(間仕切りパネル本体)
4 連結部材(間仕切りパネル本体)
4b 支持面部
7 凹状縦材(接合部構成材)
7a 基面部
7c 凹状接合部
7b 凸部
7d 凹状接合部底面部
8 凸状縦材(接合部構成材)
8c 凸状接合部
8e 凸状接合部底面部
10 接続具
31 ガラス体
32,32’ 上下枠部材
33,33’ 左右枠部材
33d,33d’ 側片
33f,33f’ 凹溝
33i,33i’ 側端面
33j,33j’ 側板部
35,35’ 突出片
D 作業台
F 床面
K 空間
R 天井面
α 間隙

Claims (4)

  1. 天井面に配設されたレールに沿って走行可能に吊支され、幅方向に複数枚連接させて用いられる間仕切パネルであって、
    前記間仕切パネルの間仕切パネル本体は、少なくとも側端部に強度材を有する一対のパネル体から構成され、前記間仕切パネル本体の左右端部には、前記強度材が少なくとも一条の凹溝前記間仕切パネル本体の高さ方向に形成ており、前記凹溝内に案内される少なくとも一条の凸部を有する隣接する間仕切パネルとの接合部分を構成する接合部構成部材が着脱可能に固定されていることを特徴とする間仕切パネル。
  2. 記両パネル体の対向方向には前記強度材に突出片が延設されており、これら突出片同士が前記パネル体の高さ方向に延びる連結部材にそれぞれ着脱可能に固定されて連結されており、前記接合部構成材は前記連結部材に着脱可能に固定されることを特徴とする請求項1に記載の間仕切パネル。
  3. 前記連結部材は、前記パネル体の幅方向における前記接合部構成材の底面部の内側に配置され、前記接合部構成材の底面部と前記連結部材とが、前記パネル体の幅方向における外側から螺子固定されることを特徴とする請求項2に記載の間仕切パネル。
  4. 前記一対のパネル体の左右端部の前記強度材には、少なくとも一条の前記凹溝が前記パネル体の高さ方向にそれぞれ形成されており、前記接合部構成材には、前記凹溝内にそれぞれ案内される前記凸部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の間仕切パネル。
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