JP7030548B2 - 移動間仕切装置 - Google Patents

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Description

本発明は、オフィス、会議室、ショールーム、店舗等の室内を所定の区画に仕切って使用するための移動間仕切装置に関する。
オフィス、会議室、ショールーム、店舗等の室内は、天井に設けられたレールに吊支され、該レールに沿って移動可能な間仕切パネルを連接して所定の区画に仕切って、所望の小区画のレイアウトを実現している。このような間仕切パネルにあっては、連接された際に室内が天井から床に亘って仕切られ閉塞感を与えることがあるため、間仕切パネルを構成するパネル材にガラス板等の透光パネル部材を用いて室内空間に開放感を演出するものが知られている(特許文献1参照)。
特許文献1に示される間仕切パネルは、間仕切パネルの厚み方向に対向して配設される一対の透光パネル部材と、一対の透光パネル部材の周囲を取り囲むいわゆる四方枠形状の枠体と、を備えている。枠体は、一対の透光パネル部材の荷重を支持しており、吊支部材により天井に設けられるレールに吊支されている。
特許第4981582号公報(第5頁、第8図)
しかしながら、特許文献1にあっては、四方枠形状の枠体に嵌め込まれる一対の透光パネル部材の荷重を、枠体を構成する下部横フレームが支持する構造となっている。そのため、一対の透光パネル部材の荷重に耐えられる支持強度を確保するために下部横フレームが大きくなり、透光パネル部材の透光領域が相対的に小さくなってしまうことから、室内空間の開放感を十分に演出できないという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、パネル部材の領域を大きくとることができる移動間仕切装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の移動間仕切装置は、
天井面に設けられる誘導路に吊支部材を介して吊支され、前記誘導路に沿って移動可能な複数の間仕切パネルを連接させて空間を仕切る移動間仕切装置であって、
前記間仕切パネルは、間隔をおいて対向して配置される一対の透光パネル部材と、前記一対の透光パネル部材の上下方向に亘って延び、該一対の透光パネル部材の側端縁に沿って配置される一対のパネル支持体と、前記一対のパネル支持体の上端に連結されかつ前記吊支部材と連結する上部フレームと、前記間仕切パネルの側端部を覆う側部カバー部材と、を備え、
前記パネル支持体は、前記一対の透光パネル部材の側端縁内方に沿った支持部を有しており、該支持部は、その端部が前記一対の透光パネル部材の側端面近傍にまで延びているとともに、前記一対の透光パネル部材の対向内面に接着材により固着されており、
前記側部カバー部材は、前記パネル支持体の支持部の端部及び前記一対の透光パネル部材の側端面の両方に面して覆うように延びていることを特徴としている。
この特徴によれば、縦方向の支持強度が高い一対のパネル支持体に一対のパネル部材を支持させる構造であることから、パネル部材の領域を大きくすることができる。また、パネル支持体は、一対のパネル部材の対向面間に配置されているため、パネル支持体を目立ちにくくでき、且つ接着材により固着されているため、簡単な構造でパネル支持体に一対のパネル部材を支持させることができる。
記パネル支持体は、略板状を成し、前記一対の透光パネル部材間の間隔よりも板厚が短寸に形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、パネル部材の透光領域を広く見せることができる。
前記パネル支持体の支持部には、上下方向に延びる凸条部が設けられており、該凸条部の先端面に粘着層が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、凸条部に圧力が集中するのでパネル部材に対して粘着層を貼り付けやすい。
前記パネル支持体の支持部には、上下方向に延びる凹条部が設けられており、該凹条部内に粘着層が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、粘着層が凹条部に収まるため、パネル支持体とパネル部材との横方向への相対移動が規制される。
前記パネル支持体の支持部及び前記透光パネル部材の対向内面の少なくともいずれか一方には、上下方向に亘って線状に延びる粘着層が複数配置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、パネル支持体とパネル部材との間に気泡が入ることを抑制できる。
本発明の実施例1における移動間仕切装置を示す正面図である。 間仕切パネルの構造を示す分解斜視図である。 上部閉塞部材及び下部閉塞部材の収納状態を示す縦断面図である。 上部閉塞部材及び下部閉塞部材の閉塞状態を示す縦断面図である。 上部フレームと縦フレームとの連結構造を拡大して示した分解斜視図である。 (a)は上部フレームと縦フレームとの連結構造を拡大して示した上面図、(b)は同じく側面図である。 実施例1における縦フレームによるガラスパネルの支持構造を示す上面視における断面図である。 実施例1における縦フレームによるガラスパネルの支持構造を示す正面視における模式図である。 本発明の実施例2における縦フレームによるガラスパネルの支持構造を示す上面視における断面図である。 実施例2における縦フレームによるガラスパネルの支持構造を示す正面視における模式図である。
本発明に係る間仕切パネルを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る間仕切パネルにつき、図1から図8を参照して説明する。以下、図1の紙面手前側及び図3の紙面右側を移動間仕切装置の正面側(前方側)とし、その前方側から見たときの上下左右方向を基準として説明する。
間仕切パネル1は、例えば、オフィス、会議室、ショールーム、店舗等の建物内の室内を所定の区画に仕切るために用いられるものであり、図1に示されるように、本実施例では、複数の間仕切パネル1,1,…を組み合わせて移動間仕切装置10を構成している。
移動間仕切装置10は、室内空間の天井面Rに設けられるレール3に沿って移動可能な一対の吊支部材9,9により上端が吊支される複数の間仕切パネル1,1,…から主に構成され、間仕切パネル1,1,…をレール3に沿って所定の位置まで手動で順次移動させ、間仕切パネル1,1,…を左右方向(進行方向)に一列に連接させることができるとともに、後述する上部閉塞部材11及び下部閉塞部材12がレール3及び床面Fに向けて押し付けられることにより天井面Rから床面Fに亘って室内空間を仕切ることができるようになっている。
図2に示されるように、間仕切パネル1は、前後に間隔をおいて対向配置される一対のガラスパネル4,4(パネル部材)と、ガラスパネル4,4を一体に保持する枠部材5(上部フレーム6、縦フレーム7,7(パネル支持体)及び下部フレーム8)と、上部フレーム6及び下部フレーム8(枠部材5の上下端部)に収納される上部閉塞部材11及び下部閉塞部材12と、上部閉塞部材11及び下部閉塞部材12を進退動作させる進退機構(図示略)と、から主に構成される二重ガラスパネル構造を成し、パネル材として透明のガラスパネル4が使用されることにより、間仕切パネル1によって仕切られる室内空間の開放感を演出することができるとともに、強度や遮音性に優れている。尚、本実施例では、ガラスパネル4,4と枠部材5とが一体化されてパネル本体20を構成している。
図3を用いて、先ずガラスパネル4の構造について説明する。ガラスパネル4は、2枚の透明な板ガラス41,41を重合して強化された合わせガラスとなっている。尚、板ガラス41,41は、透明度の高いポリカーボネートやアクリル樹脂製を使用してもよい。
次いで、枠部材5の構造について説明する。図2に示されるように、枠部材5は、ガラスパネル4,4の上端部に沿って取付けられる上部フレーム6と、上端部が上部フレーム6の左右両端部に接続される一対の縦フレーム7,7と、ガラスパネル4,4の下端部に沿って取付けられ、左右両端部が一対の縦フレーム7,7の下端部に接続される下部フレーム8と、から主に構成され、一対のガラスパネル4,4の上下左右端に沿って配置される、いわゆる四方枠形状を成している。尚、ガラスパネル4,4と枠部材5との接続については、後に詳述する。
図3に示されるように、上部フレーム6は、アルミ合金等の金属製の押出成形品であり、下面側の前後に長手方向に沿って設けられる凹溝部61,61と、上面側の前後略中央部に長手方向に沿って設けられる上部チャンネル部62と、を備えている。凹溝部61は、側方から見て下向きコ字状を成し、ガラスパネル4,4の上端部を上方から嵌合している。上部チャンネル部62は、側方から見て上向きコ字状を成し、上部閉塞部材11を収容している。
また、図6(a)に示されるように、上部フレーム6は、左右方向に貫通して延びる溝6dを備え、上部フレーム6の左右両端部には、鋼製の芯部材63,63(左側のみ図示)が固定されている。詳しくは、溝6dを構成する上壁部6fには、その前後方向中央部に左右方向に沿ってスリット6gが形成されており、前後に分断されている。スリット6gの左右端部には、スリット6gの左右方向中央部よりも前後方向に幅広な幅広部6hが形成されている。また、芯部材63は、左右方向に延びる基部63aと、該基部63aの左右方向略中央部には、上方向に突出し吊支部材9を接続可能な筒状の接続部63bと、基部63aにおける接続部63bよりも右側に設けられるネジ孔63c,63cと、が設けられている。
左側の芯部材63は、上部フレーム6の左端部から溝6dに挿入される。接続部63bの外径は、スリット6gの幅広部6hの前後幅よりも小さく、スリット6gの左右方向中央部よりも大きいため、芯部材63を溝6dに挿入したときに接続部63bが幅広部6hの右端部に接触することで、溝6dへの挿入深度が位置決めされる。
また、溝6dへの挿入深度が位置決めされた芯部材63は、上壁部6fに接触した状態でネジ孔63c,63cを用いて図示しないネジにより上部フレーム6と固定されており、芯部材63と上壁部6fとが上下に相対移動することが防止されている。尚、右側の芯部材63も左側の芯部材63と同様の形態で上部フレーム6に固定されている(図示略)。
図3に戻って、下部フレーム8は、アルミ合金等の金属製の押出成形品であり、上面側の前後に長手方向に沿って設けられる凹溝部81,81と、下面側の前後略中央部に長手方向に沿って設けられる下部チャンネル部82と、を備えている。凹溝部81は、側方から見て上向きコ字状を成し、ガラスパネル4,4の下端部を下方から嵌合している。下部チャンネル部82は、側方から見て下向きコ字状を成し、下部閉塞部材12を収容している。
図2に戻って、縦フレーム7は、間仕切パネル1の上下方向に延びる被覆部材70と、間仕切パネル1の上下方向に延び被覆部材70により被覆される芯部材71と、から主に構成され、左右方向に厚みを有する略板状を成し、ガラスパネル4,4の間に配設されている。また、縦フレーム7は、一対のガラスパネル4,4間の間隔の寸法L2よりも板厚(左右方向の厚み)の寸法L1が短寸に形成されている(L1<L2,図7参照)。尚、被覆部材70は、アルミ合金等の金属製の押出成形品であり、芯部材71は、左右方向に厚みを有する鋼製の板材である。
また、縦フレーム7,7の側部には、それぞれ側部カバー部材76,77が取付けられている。隣接した間仕切パネル1,1が左右方向に連設される際には、側部カバー部材76,77同士が直接接触するため、ガラスパネル4,4の両側端面を保護できるようになっている。尚、側部カバー部材76は、右側に凹む凹部76aを有し、側部カバー部材77は、凹部76aに嵌合可能な凸部77aを有している。また、側部カバー部材76の凹部76aにはゴム等の弾性部材76b(図7参照)が設けられており、隣接した間仕切パネル1,1が左右方向に連設される際には、側部カバー部材76の凹部76aと側部カバー部材77の凸部77aと嵌合により該弾性部材76bが圧接されるため、隣接する間仕切パネル1,1間における密閉性及び遮音性が高められている。
次に、上部閉塞部材11及び下部閉塞部材12について説明する。図2~図4に示されるように、上部閉塞部材11は、アルミ合金等の金属製の押出成形品であり、上部フレーム6と略同一寸法で左右方向に延びており、側方から見て下向きコ字形状を成している。下部閉塞部材12は、アルミ合金等の金属製の押出成形品であり、下部フレーム8と略同一寸法で左右方向に延びており、側方から見て上向きコ字形状を成している。
図1に戻って、上部閉塞部材11は、上部フレーム6の上部チャンネル部62に収納された状態において、パネル本体20よりも左側(間仕切り位置への進行方向)に向かって左端部(先端部)が突出している。尚、下部閉塞部材12も同様に、下部チャンネル部82に収納された状態において、パネル本体20よりも左側(間仕切り位置への進行方向)に向かって左端部(先端部)が突出している。
図3及び図4に示されるように、上部閉塞部材11及び下部閉塞部材12は、レール3及び床面Fに対して進退動作するようになっている。また、上部閉塞部材11の上面側の前後及び下部閉塞部材12の下面側の前後には、長手方向に沿って延びるゴム製等のシール部材14が固着されており、特に図4に示されるように、上部閉塞部材11及び下部閉塞部材12がレール3及び床面Fに近づく方向に延出した状態にあっては、シール部材14がそれぞれ上部閉塞部材11及び下部閉塞部材12とレール3の下面及び床面Fとの間で圧接され、密閉性及び遮音性が高められる。尚、上部閉塞部材11及び下部閉塞部材12を進退動作させる進退機構は、捻りコイルバネ、または捻りコイルバネ及びリンク部材を組み合わせたリンク機構等により構成されている。
次に、ガラスパネル4,4と枠部材5との接続について図5~図8に基づいて説明する。図5~図8に示されるように、縦フレーム7は、ガラスパネル4,4間に配置され、縦フレーム7を構成する被覆部材70には、ガラスパネル4,4の対向面4a,4a(対向内面)に沿って上下方向に延びる支持面70a,70b(特に図7参照)が形成されており、ガラスパネル4,4と縦フレーム7とは、支持面70a,70bに沿って上下方向に延びる各2条の透明な両面テープ75,75(接着材,接着層)により固着されている(特に図8参照)。具体的には、図7に示されるように、支持面70a,70bには、ガラスパネル4,4側に突出し、上下方向に延びる凸条部72,72がそれぞれ設けられており、凸条部72の突出側先端面72a(先端面)には、上下方向に沿って両面テープ75,75が貼付されてガラスパネル4,4と縦フレーム7とが固着されている。尚、ガラスパネル4,4の上下両端部は、被覆部材70よりも上下に突出している(図3及び図4参照)。
また、被覆部材70により被覆される芯部材71は、板状を成し、被覆部材70よりも上下方向に長尺に構成され、その上下両端部が被覆部材70よりも上下に突出している。芯部材71の上端部は、上部フレーム6の上部チャンネル部62よりも前後方向の寸法が小さく形成されており、上部フレーム6の前後方向略中央、且つ上部フレーム6の長手方向内側に挿入された状態(図6(a)及び図8参照)で、上部フレーム6に対して該上部フレーム6の長手方向に延びる一対のネジ13,13で固定されている。
具体的には、図6(a)に示されるように、上部フレーム6は、その左右端部において前後方向の端縁に左右方向に延びて突出する突出部6a,6aを備えており、突出部6a,6aの間に凹部6bが形成されており、上部フレーム6の左右端部は上面視において前後方向の略中央部が該上部フレーム6の長手方向に凹む略コ字状を成している。芯部材71の上端部は、凹部6b内に収容されており、凹部6bの底面を構成する上部フレーム6の端面6cに対してネジ13,13により固定されている。
さらに、凹部6bには、芯部材71の外側から上面視略コ字状のカバー78が挿入され、芯部材71の上端部は、カバー78を介し上部フレーム6に予め固定されている鋼製の芯部材63に対して、上部フレーム6の長手方向に延びるネジ15で固定されることより、上部フレーム6と縦フレーム7とが連結されている。芯部材63は、上部フレーム6の長手方向に沿って形成される溝6dに挿入され、該上部フレーム6に固定されており、上方から上部閉塞部材11を介して吊支部材9が接続されている(図6(b)参照)。
また、図6(b)に示されるように、芯部材71は、凹部6bに収容される部分(芯部材71の上端部)よりも前後方向に張り出す張出肩部71a,71aが、芯部材71の上端部よりも下方に設けられており、この張出肩部71a,71aが上部フレーム6の突出部6a,6aの下面に係止されることにより、上部フレーム6と縦フレーム7との位置決めがされている。尚、図6(b)においては、説明の便宜上、カバー78の構成の図示を省略している。さらに尚、下部フレーム8は、上部フレーム6と縦フレーム7との接続構造と略同一であるため、詳細な説明を省略する。
以上説明したように、本実施例の間仕切パネル1は、前後に間隔をおいて対向して配置される一対のガラスパネル4,4と、一対のガラスパネル4,4の上下方向に亘って延び、該ガラスパネル4,4の側端縁に沿って配置される一対の縦フレーム7,7と、を備え、縦フレーム7,7は、一対のガラスパネル4,4の対向面4a,4aに両面テープ75,75により固着されている。具体的には、一対のガラスパネル4,4と縦フレーム7とは、縦フレーム7,7の前後の支持面70a,70bからガラスパネル4,4側に突出し、上下方向に延びる凸条部72,72の突出側先端面72a,72aに上下方向に沿って貼付される両面テープ75,75に対してガラスパネル4,4の対向面4a,4aが押し付けられることにより固着されている。
これによれば、縦方向の支持強度が高い一対の縦フレーム7,7に一対のガラスパネル4,4を支持させる構造であることから、下部フレーム8にガラスパネル4,4を支持させるだけの支持強度を持たせる必要がなく、該下部フレーム8を薄く構成することができるため、ガラスパネル4,4の透光領域を大きくすることができる。
また、縦フレーム7,7は、一対のガラスパネル4,4の対向面4a,4a間に配置されているため、従来のように縦フレーム7,7がガラスパネル4,4の左右側端に配置される形態に比べ、縦フレーム7,7を目立ちにくくすることができる。
さらに、両面テープ75,75によりガラスパネル4,4と縦フレーム7,7が固着されているため、ガラスパネル4,4に接続用の孔や特殊な接続具などを用意する必要がなく、簡単な構造で縦フレーム7,7に一対のガラスパネル4,4を支持させることができる。
また、縦フレーム7,7は、略板状を成し、一対のガラスパネル4,4間の間隔L2よりも左右方向の板厚L1が短寸に形成されているため、縦フレーム7,7(支持面70a,70b)とガラスパネル4,4とが左右に重畳する領域が小さくなり、ガラスパネル4,4の透光領域を広く見せることができ、室内空間に開放感を好適に演出できる。
また、縦フレーム7には、前後の支持面70a,70bに上下方向に延びる凸条部72,72が設けられており、該凸条部72,72の突出側先端面72a,72aに両面テープ75,75が貼付されている。そのため、ガラスパネル4,4の対向面4a,4aが押し付けられる際に、凸条部72,72に圧力が集中するので、ガラスパネル4,4に対して両面テープ75,75を貼り付けやすい。
また、両面テープ75,75が凸条部72,72の突出側先端面72a,72aに貼付されるため、両面テープ75,75が凸条部72,72に対してずれたとしても目立ちにくく見栄えが良いとともに、両面テープ75,75の凸条部72,72への貼付作業が簡便である。
また、縦フレーム7の前後の支持面70a,70bには、上下方向に亘って線状に延びる両面テープ75,75が左右に2条ずつ配置されているため、両面テープ75,75の左右方向の幅が抑えられるとともに、両面テープ75,75に対してガラスパネル4が押し付けられたときに、左右幅が大きな1枚の両面テープを用いる態様に比べて、両面テープ75,75の接着面とガラスパネル4の対向面4aとの間に空気が入りにくく、縦フレーム7とガラスパネル4との間に気泡が入ることを抑制できる。
また、縦フレーム7,7(芯部材71)の上端部を上部フレーム6の前後方向略中央、且つ上部フレーム6の長手方向内側に挿入された状態(図6(a)及び図8参照)で、上部フレーム6に対して左右方向(長手方向)から固定できるため、高い支持強度でガラスパネル4,4を支持できるとともに、上部フレーム6の突出部6a,6aにより縦フレーム7,7の上端部が前後方向から見えないようにカバーされ、間仕切パネル1,1,…を連接したときに、隣接する上部フレーム6,6の長手方向の端部同士が連接することとなるので、間仕切パネル1,1,…に左右方向に連続性が生じ、美観に優れる。
また、縦フレーム7,7が一対のガラスパネル4,4の対向面4a,4a間に配置されることにより、間仕切パネル1,1,…を連接したときに、間仕切パネル1,1,…の前後の表面に縦フレーム7,7による凹凸が形成されることがないため、見栄えが良い。
また、一対のガラスパネル4,4と縦フレーム7,7とは、上下方向に延びる各2条の両面テープ75,75により固着されているため、ガラスパネル4,4及び縦フレーム7,7に固定構造を別途設ける必要がなく、構造が簡素になるとともに、両面テープ75,75は略透明であり、視認しにくくなるので、ガラスパネル4,4と縦フレーム7,7との支持部分の見栄えを良くして間仕切パネル1の美観を高めることができる。また、両面テープ75,75は、縦方向に長くなっているため、ガラスパネル4,4を高い支持強度で支持することができる。
また、上部フレーム6及び下部フレーム8の長手方向には、一対のガラスパネル4,4の上下両端部をそれぞれ収容する凹溝部61,61及び凹溝部81,81が設けられているため、間仕切パネル1を移動させるときや間仕切パネル1,1,…を連接させるときの衝撃などにより、ガラスパネル4,4が相対的に離間または近接する方向に移動することを防止できる。そのため、両面テープ75,75からガラスパネル4,4を剥がす方向に力が働くことを抑制でき、ガラスパネル4,4の剥がれ落ちを防止でき耐震性も向上する。
また、枠部材5を構成する上部フレーム6と縦フレーム7との連結構造においては、剛性の高い鋼製の芯部材63,71がL字状に連結されることにより、上部フレーム6と縦フレーム7との接続部分における構造強度が確保されている。さらに、縦フレーム7,7により支持されるガラスパネル4,4の荷重を縦フレーム7,7の芯部材71,71から上部フレーム6の一対の芯部材63,63、さらに上部フレーム6の一対の芯部材63,63から吊支部材9,9に作用させている。すなわち、縦フレーム7,7と上部フレーム6とで実質的にガラスパネル4,4を支持しているので、縦フレーム7,7(芯部材71,71)の下端部と左右両端部が接続される下部フレーム8が一対のガラスパネル4,4の荷重を支持する必要がなくなり、下部フレーム8に必要な構造強度を小さくすることができるため、下部フレーム8を小さく構成することができる。
また、縦フレーム7,7において、芯部材71,71を鋼製等の剛性の高い素材により構成し、芯部材71,71を薄く構成したアルミ合金製の被覆部材70,70で被覆することにより、縦フレーム7,7を左右方向の厚みの薄い板状に構成しつつ、芯部材71,71により縦フレーム7,7の縦方向の強度を確保できる。
また、上部フレーム6においても、一対の芯部材63,63を鋼製等の剛性の高い素材により構成し、芯部材63,63を薄く構成したアルミ合金製の上部フレーム6で被覆することにより、上部フレーム6全体を小さく構成しつつ、芯部材63,63により上部フレーム6の構造強度を確保できる。
また、上部フレーム6に一体に取付けられる芯部材63,63に間仕切パネル1を吊支する吊支部材9,9が接続されることにより、芯部材63,63を被覆する上部フレーム6に必要な構造強度をより小さくすることができるため、上部フレーム6を薄く構成できる。
このように、枠部材5が上部フレーム6、一対の縦フレーム7,7及び下部フレーム8が一体に連結された四方枠形状として構成されることにより、枠部材5の構造強度を確保しながら、間仕切パネル1における枠部材5の大きさを抑えることができる。このように、間仕切パネル1における枠部材5を薄く形成することができるため、ガラスパネル4,4のパネル面の領域が相対的に大きくなり、ガラスパネル4,4のパネル面の領域を広くとることで見栄えが良く、且つ視認性が良くなるので室内空間に開放感を演出することができる。
尚、本実施例では、上部フレーム6に芯部材63を予め固定した後、芯部材63に縦フレーム7を固定する形態を例示したが、芯部材63と縦フレーム7を固定した後、芯部材63を上部フレーム6に固定するようにしてもよい。
次に、実施例2に係る間仕切パネルにつき、図9及び図10を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分については同一符号を付して重複する説明を省略する。
実施例2における間仕切パネルについて説明する。図9及び図10に示されるように、縦フレーム107(パネル支持体)は、ガラスパネル4,4間に配置され、縦フレーム107を構成する被覆部材70には、ガラスパネル4,4の対向面4a,4a(対向内面)に沿って上下方向に延びる支持面70a,70b(特に図9参照)が形成されており、ガラスパネル4,4と縦フレーム107とは、支持面70a,70bに沿って上下方向に延びる各2条の透明な両面テープ75,75(接着材,接着層)により固着されている(特に図10参照)。具体的には、図9に示されるように、支持面70a,70bには、芯部材71側に凹み、上下方向に延びる凹条部172,172がそれぞれ設けられており、凹条部172内には、上下方向に沿って両面テープ75,75が貼付されてガラスパネル4,4と縦フレーム107とが固着されている。
これによれば、両面テープ75,75が凹条部172に収まるため、縦フレーム107,107とガラスパネル4,4との左右方向への相対移動が規制される。また、両面テープ75,75を凹条部172に収めることができるため、見栄えが良い。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、ガラスパネル4,4が前後に2枚設けられる間仕切パネル1について説明したが、これに限られず、間仕切パネルは、ガラスパネル4が1枚または3枚以上の複数設けられるものであってもよい。
また、前記実施例では、パネル部材としてガラスパネル4,4を利用する形態を例示したが、これに限られず、例えば、パネル部材は、透光性を有さない非透光パネル部材で構成されていてもよい。
また、前記実施例では、縦フレーム7,107の支持面70a,70bにそれぞれ設けられる凸条部72,72または凹条部172,172に各2条の両面テープ75,75が貼付されるものについて説明したが、これに限らず、両面テープ75,75は、ガラスパネル4,4側に配置されていてもよいし、縦フレーム7,107側とガラスパネル4,4側とにそれぞれ1条ずつ設けられていてもよい。また、両面テープは、縦フレームとガラスパネルの間に1条または3条以上の複数設けられるものであってもよく、凸条部または凹条部の数も適宜変更されてよい。
また、一対のガラスパネル4,4と縦フレームとを固着する両面テープ75,75等の粘着材は、上下方向に亘って連続するものに限らず、上下方向に分断されていてもよい。
また、一対のガラスパネル4,4と縦フレームとの固着は、両面テープ75,75に加えて、付加的に他の固定手段を併用してもよい。
また、前記実施例では、枠部材5を構成する一対の縦フレームに対して一対のガラスパネル4,4がそれぞれ両面テープ75,75により固着されて支持されるものについて説明したが、これに限らず、ガラスパネル4,4は、縦フレームだけでなく、上部フレーム6に対して両面テープにより固着されていてもよい。また、上部フレーム6及び縦フレームに対するガラスパネル4,4の固着は、両面テープによるもの限らず、接着剤や粘着剤が使用されてもよい。また、一対のガラスパネル4,4と縦フレームとを固着する粘着材は、上下方向に分割されていてもよい。
また、枠部材5は、四方枠形状のものに限らず、下部フレーム8がないものであってもよい。
また、上部フレーム6に一体に取付けられる芯部材63,63は、左右に分割されるものに限らず、上部フレーム6の長手方向に亘って一体に構成されていてもよい。
また、芯部材63,71は、鋼製のものに限らず、少なくとも上部フレーム6及び被覆部材70を構成する素材(アルミ合金等)よりも剛性の高い素材から構成されていればよい。さらに、上部フレーム6及び被覆部材70は、アルミ合金製以外の金属や木材及び合成樹脂等から構成されていてもよい。
また、上部フレーム6は、芯部材63,63が一体に取付けられていなくてもよく、この場合、縦フレーム7の芯部材71に吊支部材9が直結される。
1 間仕切パネル
3 レール
4 ガラスパネル(パネル部材)
4a 対向面(対向内面)
5 枠部材
6 上部フレーム
6a 突出部
6b 凹部
6c 端面
6d 溝
6e 壁部
6f 上壁部
6g スリット
6h 幅広部
7 縦フレーム(パネル支持体)
8 下部フレーム
9 吊支部材
10 移動間仕切装置
11 上部閉塞部材
12 下部閉塞部材
13 ネジ
15 ネジ
20 パネル本体
61 凹溝部
62 上部チャンネル部
63 芯部材
70 被覆部材
70a,70b 支持面
71 芯部材
71a 張出肩部
72 凸条部
72a 突出側先端面(先端面)
75 両面テープ(接着材,接着層)
76,77 側部カバー部材
81 凹溝部
82 下部チャンネル部
107 縦フレーム(パネル支持体)
172 凹条部
R 天井面
F 床面

Claims (5)

  1. 天井面に設けられる誘導路に吊支部材を介して吊支され、前記誘導路に沿って移動可能な複数の間仕切パネルを連接させて空間を仕切る移動間仕切装置であって、
    前記間仕切パネルは、間隔をおいて対向して配置される一対の透光パネル部材と、前記一対の透光パネル部材の上下方向に亘って延び、該一対の透光パネル部材の側端縁に沿って配置される一対のパネル支持体と、前記一対のパネル支持体の上端に連結されかつ前記吊支部材と連結する上部フレームと、前記間仕切パネルの側端部を覆う側部カバー部材と、を備え、
    前記パネル支持体は、前記一対の透光パネル部材の側端縁内方に沿った支持部を有しており、該支持部は、その端部が前記一対の透光パネル部材の側端面近傍にまで延びているとともに、前記一対の透光パネル部材の対向内面に接着材により固着されており、
    前記側部カバー部材は、前記パネル支持体の支持部の端部及び前記一対の透光パネル部材の側端面の両方に面して覆うように延びていることを特徴とする移動間仕切装置。
  2. 記パネル支持体は、略板状を成し、前記一対の透光パネル部材間の間隔よりも板厚が短寸に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の移動間仕切装置。
  3. 前記パネル支持体の支持部には、上下方向に延びる凸条部が設けられており、該凸条部の先端面に粘着層が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の移動間仕切装置。
  4. 前記パネル支持体の支持部には、上下方向に延びる凹条部が設けられており、該凹条部内に粘着層が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の移動間仕切装置。
  5. 前記パネル支持体の支持部及び前記透光パネル部材の対向内面の少なくともいずれか一方には、上下方向に亘って線状に延びる粘着層が複数配置されていることを特徴とする請求項3または4に記載の移動間仕切装置。
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