JP6520027B2 - 高周波増幅器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば携帯電話の信号増幅などに用いられる高周波増幅器に関する。
特許文献1には、高周波増幅器が開示されている。この高周波増幅器は、増幅用トランジスタと、増幅用トランジスタの出力に接続された高調波回路(高調波整合回路)を備えている。そして、高調波回路に最も近い増幅用トランジスタのコレクタと、高調波回路から最も遠い増幅用トランジスタのコレクタは短絡回路によって短絡されている。これにより、高調波回路の効果をそれぞれのトランジスタに対しより均一に働かせることができる。
特開2009−94921号公報
多数のトランジスタを用いて信号を増幅する場合、各トランジスタから高調波回路への距離が不均一となり、各トランジスタから均一な信号を取り出すことが困難となる問題があった。特許文献1に開示される技術は、1つの伝送線路に接続される5つのトランジスタについて、高調波回路の効果を均一に働かせるものである。しかし特許文献1に開示の技術では、ある伝送線路に接続されるトランジスタ群と、別の伝送線路に接続されるトランジスタ群とについて、高調波回路の効果を均一に働かせることはできない問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、ある伝送線路に接続されるトランジスタ群と、別の伝送線路に接続されるトランジスタ群とについて、高調波回路の効果を均一に近づけることができる高周波増幅器を提供することを目的とする。
本願の発明に係る高周波増幅器は、第1基板と、該第1基板の上に形成された接地導電層と、該接地導電層の上に形成された第2基板と、該第2基板の上に形成された複数のトランジスタ群と、該第2基板の上に形成され、該複数のトランジスタ群のそれぞれの出力を伝送する複数の伝送線路と、該第2基板の上に形成され、少なくとも1つの開口を有する絶縁層と、該絶縁層の上に形成され、平面視で細長の形状を有し、該複数の伝送線路が間隔をあけて長手側面に接続されたパッド電極と、該少なくとも1つの開口を埋め、該パッド電極の下面と接続された少なくとも1つの接続金属と、該少なくとも1つの接続金属と該接地導電層とを接続し、高調波を短絡する少なくとも1つの高調波回路と、を備え、該少なくとも1つの接続金属は、該パッド電極の中央部分の直下に1つ形成されたことを特徴とする。


本願の発明に係る他の高周波増幅器は、第1基板と、該第1基板の上に形成された接地導電層と、該接地導電層の上に形成された第2基板と、該第2基板の上に形成された複数のトランジスタ群と、該第2基板の上に形成され、該複数のトランジスタ群のそれぞれの出力を伝送する複数の伝送線路と、該第2基板の上に形成され、複数の開口を有する絶縁層と、該絶縁層の上に形成され、平面視で細長の形状を有するパッド電極と、該パッド電極に接続された誘電体と、該誘電体と該接地導電層に接続された接地電極と、該複数の開口を埋め、該パッド電極の上面に接する複数の接続金属と、を備え、該複数の開口は、該パッド電極の長手方向に沿って間隔をあけて設けられ、該複数の伝送線路は、該パッド電極の長手側面側から、該第2基板と該絶縁層の間を通って、該複数の接続金属に接続されるものを有し、該複数の伝送線路は、該誘電体に近いものほど長いことを特徴とする。
本発明によれば、複数のトランジスタ群から高調波回路に至る距離の均一性を高めることで、ある伝送線路に接続されるトランジスタ群と、別の伝送線路に接続されるトランジスタ群とについて、高調波回路の効果を均一に近づけることができる。
実施の形態1に係る高周波増幅器の回路図である。 第2トランジスタと高調波回路の接続部分等の平面図である。 図2の破線IIIで囲まれた単位トランジスタの拡大図である。 1つのトランジスタ群の回路図である。 図2のV−V線における断面図である。 図2のVI−VI線における断面図である。 比較例の高周波増幅器の一部平面図である。 比較例の高周波増幅器についてのシミュレーション結果を示す図である。 パッド電極の長手方向中央に高調波回路を接続した高周波増幅器の一部平面図である。 図9の高周波増幅器についてのシミュレーション結果を示す図である。 実施の形態2に係る高周波増幅器の一部平面図である。 図11に示す部分とその周辺の等価回路図である。 実施の形態3に係る高周波増幅器の一部平面図である。 実施の形態4に係る高周波増幅器の一部平面図である。 図14に示す部分とその周辺の等価回路図である。 実施の形態5に係る高周波増幅器の一部平面図である。 実施の形態6に係る高周波増幅器の一部平面図である。 図17の一点鎖線における断面図である。 図17の構造の等価回路図である。
本発明の実施の形態に係る高周波増幅器について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る高周波増幅器の回路図である。この高周波増幅器は例えば数十MHz以上の高周波帯で動作するものである。この高周波増幅器は、例えば多層基板で形成された第1基板10を備えている。第1基板10の上の素子はチップ部品で形成されている。第1基板10の上には例えばGaAsで第2基板12が形成されている。
この高周波増幅器は、第2基板12の上に設けられた第1トランジスタTr1と第2トランジスタTr2の2つのトランジスタによって信号を増幅する2段増幅器となっている。第1トランジスタTr1と第2トランジスタTr2で増幅された信号は、インダクタL3、L4とキャパシタC5、C6で構成される基本波整合回路を通り、出力端子Outへ到達する。また、キャパシタC4とインダクタL2は、例えば2倍波などの高調波を短絡する高調波回路(高調波整合回路)である。
図2は、第2トランジスタTr2と高調波回路の接続部分等の平面図である。第1基板10の上には接地導電層14が形成されている。そして、第2基板12は、接地導電層14の上に形成されている。第2トランジスタTr2とは、第2基板12の上に並列に配置された複数のトランジスタの総称である。接地部分であるGND1は、GND1の上方向にある5つのトランジスタQ1−Q5と接続され、GND1の下方向にある5つのトランジスタQ6−Q10と接続されている。従って、GND1には10個のトランジスタが接続されている。GND2−5にもそれぞれ10個のトランジスタが接続されている。従って、第2トランジスタTr2は50個のトランジスタで構成されている。
第2基板12の上には、伝送線路TB、伝送線路TC1−TC6が形成されている。伝送線路TBは第2トランジスタTr2のベース信号を伝送する。伝送線路TC1−TC6は第2トランジスタTr2のコレクタ信号(出力信号)を伝送する。
図3は、図2の破線IIIで囲まれた単位トランジスタの拡大図である。単位トランジスタはエミッタ20、ベース22及びコレクタ24を備えている。エミッタ20はエアブリッジ26を介してGND1に接続されている。ベース22は抵抗RBを介して伝送線路TBに接続されている。コレクタ24は伝送線路TC2に接続されている。各単位トランジスタは、上記のように接続されているので、トランジスタQ1−Q5の回路図は、図4のようになる。
図2の説明に戻る。5つのトランジスタQ1−Q5からなるトランジスタ群の出力(コレクタ)が伝送線路TC1に接続されている。5つのトランジスタQ6−10とGND2の上方の5つのトランジスタからなるトランジスタ群の出力が伝送線路TC2に接続されている。GND2の下方の5つのトランジスタとGND3の上方の5つのトランジスタからなるトランジスタ群の出力が伝送線路TC3に接続されている。GND3の下方の5つのトランジスタとGND4の上方の5つのトランジスタからなるトランジスタ群の出力が伝送線路TC4に接続されている。GND4の下方の5つのトランジスタとGND5の上方の5つのトランジスタからなるトランジスタ群の出力が伝送線路TC5に接続されている。GND5の下方の5つのトランジスタからなるトランジスタ群の出力が伝送線路TC6に接続されている。
このように、複数のトランジスタ群のそれぞれの出力を複数の伝送線路TC1−TC6が伝送する。言い換えれば、50個のトランジスタの出力は、伝送線路TC1−TC6を伝送する。伝送線路TC1−TC6はパッド電極30に接続されている。パッド電極30は平面視でy方向を長手方向とする細長の形状を有している。複数の伝送線路TC1−TC6は間隔をあけてパッド電極30の長手側面に接続されている。
第1基板10の上には接続電極32が形成されている。パッド電極30と接続電極32は、ワイヤ40、42、44、46、48、50によって電気的に接続されている。接続電極32は、第1基板10に形成された基本波整合回路に電気的に接続されている。
図5は、図2のV−V線における断面図である。第2基板12の上に絶縁層51が形成されている。この絶縁層51の上にパッド電極30が形成されている。パッド電極30の一部は絶縁層51の側面に形成され、その側面に形成された部分が伝送線路TC1−TC6に接している。
図6は、図2のVI−VI線における断面図である。絶縁層51は少なくとも1つの開口51aを有している。この開口51aは、接続金属60によって埋められている。接続金属60は、パッド電極30の下面、及び第2基板12と絶縁層51の間にある第1電極62に接続されている。第1電極62には誘電体C4´が接続されている。そして、誘電体C4´には接地電極64が接続されている。
図2に示すように、接地電極64はワイヤ66により接地導電層14に接続されている。第1電極62、誘電体C4´、接地電極64及びワイヤ66が高調波回路を構成している。第1電極62とワイヤ66が図1のインダクタL2に対応する。誘電体C4´が図1のキャパシタC4の誘電体部分である。
図2に示すように、接続金属60はパッド電極30の中央部分の直下に1つ形成されている。この接続金属60が高調波回路に接続される。つまり、パッド電極30の長手方向中央部分が接続金属60を介して高調波回路に接続される。
本発明の実施の形態1に係る高周波増幅器の特徴の1つは、パッド電極30の長手方向中央に、高調波回路を接続したことである。この特徴の意義の理解を容易にするために、比較例について説明する。図7は、比較例の高周波増幅器の一部平面図である。パッド電極30の下端が誘電体C4´に接続されている。図8は、比較例の高周波増幅器についての通過特性のシミュレーション結果を示す図である。このシミュレーション結果は、トランジスタ側のポート(P1−P6)から出力側のポート(P7)への通過特性を計算することで得られたものである。
図9は、パッド電極30の長手方向中央に高調波回路を接続した高周波増幅器の一部平面図である。従って図9の高周波増幅器には、実施の形態1の特徴が反映されている。図10は、図9の高周波増幅器についての通過特性のシミュレーション結果を示す図である。このシミュレーション結果は、トランジスタ側のポート(P1−P6)から出力側のポート(P7)への通過特性を計算することで得られたものである。
図8と図10を比較する。基本波の周波数は1.8GHz、2倍波の周波数は3.6GHzである。各ポート間の通過特性の偏差が少なく、2倍波付近で共振点があることが望ましい。基本波での偏差は、実施の形態1の高周波増幅器(図9の高周波増幅器)では0.3dBであるのに対し、比較例の高周波増幅器では0.6dBであった。2倍波の共振周波数の偏差は、実施の形態1の高周波増幅器(図9の高周波増幅器)では200MHzであるのに対し、比較例の高周波増幅器では500MHzであった。従って、パッド電極の長手方向中央に高調波回路との接続点を設けることにより、パッド電極の下端に高調波回路を接続した場合と比べて、基本波での通過特性の偏差と2倍波の共振周波数の偏差を改善することができる。
本発明の実施の形態1に係る高周波増幅器では、パッド電極の長手方向中央に高調波回路を接続したので、パッド電極の端部に高調波回路を接続した場合と比べて、複数のトランジスタ群から高調波回路に至る距離(電気的距離)の均一性を高めることができる。複数のトランジスタ群から高調波回路に至る距離の均一性を高めることで、図7−10を参照して説明したように、高周波特性を向上させることができる。よって、ある伝送線路に接続されるトランジスタ群と、別の伝送線路に接続されるトランジスタ群とについて、高調波回路の効果を均一に近づけることができる。
接続金属60はパッド電極30の下面に接続されている。従って、接続金属60によりパッド電極30と高調波回路を接続する限り、パッド電極の端部と誘電体を接続する場合より、複数のトランジスタ群から高調波回路に至る距離の均一性を高めることができる。従って、パッド電極の長手方向中央以外の場所に高調波回路を接続してもよい。
実施の形態1に係る高周波増幅器は、第1トランジスタTr1と第2トランジスタTr2を有する2段構成の増幅器とした。しかし、トランジスタの数は特に限定されない。第2基板12の材料はGaAsに限定されない。パッド電極30と伝送線路TC1−TC6の接続に、エアブリッジ又はワイヤを用いてもよい。
これらの変形は以下の実施の形態に係る高周波増幅器にも応用できる。なお、以下の実施の形態に係る高周波増幅器は、実施の形態1との共通点が多いので、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
実施の形態2.
図11は、本発明の実施の形態2に係る高周波増幅器の一部平面図である。この高周波増幅器は、パッド電極30の下面に接する3つの接続金属を備えている。すなわち、第1接続金属100、第2接続金属102及び第3接続金属104がパッド電極30の長手方向に沿って間隔をあけて設けられている。第1接続金属100は絶縁層に設けられた第1開口を埋め、第2接続金属102は絶縁層に設けられた第2開口を埋め、第3接続金属104は絶縁層に設けられた第3開口を埋める。
第1接続金属100に第1高調波回路が接続されている。第1高調波回路は、第1電極110、第1誘電体C41、接地電極64及びワイヤ66で構成される。第1電極110は、第1接続金属100に接続され、第2基板12と絶縁層の間にある。第1誘電体C41は、第1電極110と接地電極64に接続されている。
第2接続金属102に第2高調波回路が接続されている。第2高調波回路は、第2電極112、第2誘電体C42、接地電極64及びワイヤ66で構成される。第2電極112は、第2接続金属102に接続され、第2基板12と絶縁層の間にある。第2誘電体C42は、第2電極112と接地電極64に接続されている。
第3接続金属104に第3高調波回路が接続されている。第3高調波回路は、第3電極114、第3誘電体C43、接地電極64及びワイヤ66で構成される。第3電極114は、第3接続金属104に接続され、第2基板12と絶縁層の間にある。第3誘電体C43は、第3電極114と接地電極64に接続されている。
図12は、図11に示す部分とその周辺の等価回路図である。図1の高周波増幅器ではキャパシタC4とインダクタL2で1つの高調波回路が構成されたが、実施の形態2の高周波増幅器では3つの高調波回路が形成される。
図11から分かるように、第1電極110は第2電極112より長く、第2電極112は第3電極114より長い。そのため、第1〜第3誘電体C41、C42、C43の容量を均一にすると、第1〜第3高調波回路の共振周波数を一致させることができない。そこで、第1誘電体C41の容量は第2誘電体C42の容量より小さくし、第2誘電体C42の容量は第3誘電体C43の容量より小さくした。そうすることで、第1高調波回路と第2高調波回路と第3高調波回路の共振周波数を等しくすることができる。
本発明の実施の形態2に係る高周波増幅器によれば、第2トランジスタTr2を構成する複数のトランジスタ群のうち上段(図11の上方にあるもの)のトランジスタ群に対し第1高調波回路が設けられ、中段(図11の中央にあるもの)のトランジスタ群に対し第2高調波回路が設けられ、下段(図11の下方にあるもの)のトランジスタ群に対し第3高調波回路が設けられる。そして、これらの高調波回路の共振周波数を等しくすることで、実施の形態1よりも均一な動作を実現することができる。また、高調波回路を複数設けることで損失を低減させることができる。
実施の形態1、2から明らかなように、絶縁層(第2基板12とパッド電極30の間の層)の開口の数は少なくとも1つであれば特に限定されない。また、開口の数と、その開口を埋める接続金属の数と、接続金属に接続される高調波回路の数は等しいので、接続金属と高調波回路の数も、少なくとも1つであれば特に限定されない。
実施の形態3.
図13は、本発明の実施の形態3に係る高周波増幅器の一部平面図である。誘電体C4´は絶縁層の下に位置する。第1電極62を図2の第1電極62より短くし、第1電極62を短くすることで生じたスペースに誘電体C4´を設けた。従って、実施の形態1の高周波増幅器と比較して、誘電体C4´の分だけ実装面積を小さくすることができる。
実施の形態4.
図14は、本発明の実施の形態4に係る高周波増幅器の一部平面図である。パッド電極は、第1部分150と第1部分150から離れた第2部分152に分かれている。第1部分150と第2部分152が平面視で細長のパッド電極となっている。伝送線路TC1、TC2、TC3は第1部分150に接続されている。伝送線路TC4、TC5、TC6は第2部分152に接続されている。
第1部分150の直下の絶縁層に第1開口が形成され、第2部分152の直下の絶縁層に第2開口が形成されている。第1開口は第1接続金属160によって埋められ、第2開口は第2接続金属162によって埋められている。
第1接続金属160に第1高調波回路が接続されている。第1高調波回路は、第1接続金属160に接続された第1電極164、第1誘電体C41、接地電極166及びワイヤ168で構成されている。
第2接続金属162に第2高調波回路が接続されている。第2高調波回路は、第2接続金属162に接続された第2電極170、第2誘電体C42、接地電極166及びワイヤ168で構成されている。誘電体(第1誘電体C41と第2誘電体C42)は、第1部分150と第2部分152の間に設けられている。
図15は、図14に示す部分とその周辺の等価回路図である。図1の高周波増幅器ではキャパシタC4とインダクタL2で1つの高調波回路が構成されたが、実施の形態4の高周波増幅器では2つの高調波回路が形成される。
伝送線路TC1、TC2、TC3から第1高調波回路に至る距離の差の最大値は伝送線路TC1から伝送線路TC2までの距離に等しい。伝送線路TC4、TC5、TC6から第2高調波回路に至る距離の差の最大値は伝送線路TC4から伝送線路TC5までの距離に等しい。従って、伝送線路TC1−TC6が概ね等間隔であるとすると、複数の伝送線路TC1−TC6から高調波回路に至る距離の差の最大値は伝送線路TC1から伝送線路TC2までの距離に等しい。
これに対し、図2に示す高調波回路では、複数の伝送線路TC1−TC6から高調波回路に至る距離の差の最大値は伝送線路TC1から伝送線路TC3までの距離より大きい。従って、実施の形態の形態4に係る高周波増幅器によれば、複数のトランジスタ群から高調波回路に至る距離の差を小さくできる。つまり、複数のトランジスタ群から高調波回路に至る距離の均一性を向上させることができる。
実施の形態5.
図16は、本発明の実施の形態5に係る高周波増幅器の一部平面図である。絶縁層には、パッド電極30の長手方向に沿って間隔をあけて第1開口と第2開口が設けられている。第1開口は第1接続金属200によって埋められ、第2開口は第2接続金属210によって埋められている。
第1接続金属200に第1高調波回路が接続されている。第1高調波回路はパッド電極30の長手方向の一方側に形成されている。第1高調波回路は、第1電極202、第1誘電体C41、接地電極204及びワイヤ206を備えている。第1電極202は、第1接続金属200に接続され、第2基板12と絶縁層の間に設けられている。
第2接続金属210に第2高調波回路が接続されている。第2高調波回路はパッド電極30の長手方向の他方側に形成されている。第2高調波回路は、第2電極212、第2誘電体C42、接地電極214及びワイヤ216を備えている。第2電極212は、第2接続金属210に接続され、第2基板12と絶縁層の間に設けられている。
図11に示す高周波増幅器のように、パッド電極30の一端側に複数の高調波回路を設けようとすると、接続金属に接続される電極、及びその電極に接続される誘電体の形状の自由度が低くなる。これに対し、本発明の実施の形態5に係る高周波増幅器では、パッド電極30の長手方向の一方側と他方側(両端)に高調波回路を設けたので、第1電極202、第2電極212、第1誘電体C41、及び第2誘電体C42の形状の自由度を高めることができる。
図14に示す高周波増幅器では、パッド電極の第1部分150と第2部分152の間に誘電体(C41、C42)を設けた。そのため、第1部分150と第2部分152の間からX正方向に接地導電層14を突出させる必要が生じ、接続電極32は非直線的になる。これに対し、本発明の実施の形態5では、図16に示されるように、第1誘電体C41をパッド電極30の一端側に設け第2誘電体C42をパッド電極30の他端側に設けたので、接続電極32を単純な形状にできる。
実施の形態6.
図17は、本発明の実施の形態6に係る高周波増幅器の一部平面図である。この高周波増幅器は、複数の伝送線路の長さを、高調波回路の誘電体に近いものほど長くしたことを特徴とする。
パッド電極30の下にある絶縁層には、パッド電極30の長手方向に沿って間隔をあけて第1開口、第2開口、第3開口、第4開口、第5開口が形成されている。第1開口、第2開口、第3開口、第4開口、第5開口は、それぞれ第1接続金属250、第2接続金属252、第3接続金属254、第4接続金属256、第5接続金属258で埋められている。これらの接続金属は、パッド電極30の下面に接する。


伝送線路TC1は直接パッド電極30に接続されている。伝送線路TC2は、第2基板12と絶縁層の間の部分260(破線部分)を有している。この部分260は、第1接続金属250に接続されている。第1接続金属250は、伝送線路TC2とパッド電極30を電気的に接続する。
伝送線路TC3、TC4、TC5、TC6はそれぞれ、第2基板12と絶縁層の間の部分262、264、266、268(破線部分)を有している。伝送線路TC3、TC4、TC5、TC6はそれぞれ、第2接続金属252、第3接続金属254、第4接続金属256、第5接続金属258に接続されている。第2接続金属252、第3接続金属254、第4接続金属256、第5接続金属258は、それぞれ、伝送線路TC3、TC4、TC5、TC6とパッド電極30を接続する。
このように、複数の伝送線路TC2−TC6は、パッド電極30の長手側面側から、第2基板12と絶縁層の間を通って、複数の接続金属250、252、254、256、258に接続されている。伝送線路TC2−TC6のパッド電極30の直下の部分(破線部分)は平面視で渦巻き状に形成されている。この破線部分の長さを調整することで、伝送線路TC2は伝送線路TC1より長く、伝送線路TC3は伝送線路TC2より長く、伝送線路TC4は伝送線路TC3より長く、伝送線路TC5は伝送線路TC4より長く、伝送線路TC6は伝送線路TC5より長くなっている。破線部分の長さの調整は、各伝送線路を伝送する高調波の導通位相が同じとなるように行うことが好ましい。
パッド電極30の下端部分に誘電体C4´が接続されている。誘電体C4´には接地電極64が接続されている。接地電極64はワイヤ66により接地導電層14に接続されている。図17から明らかなように、伝送線路TC1−TC6は、誘電体C4´に近いものほど長くなっている。
図18は、図17の一点鎖線における断面図である。絶縁層300の第5開口300aは、第5接続金属258によって埋められている。第5接続金属258は、パッド電極30と伝送線路TC6の一部268を電気的に接続している。
図19は、図17の構造の等価回路を示している。Tr21、Tr22及びTr23、Tr24及びTr25、Tr26及びTr27、Tr28及びTr29、並びにTr30がそれぞれ1つのトランジスタ群に対応する。第2トランジスタTr2の入力(Tr2_IN)を上部に、第2トランジスタTr2の出力(Tr2_OUT)を下部に配置することにより、基本波に対しても位相をそろえることができる構造となっている。
本発明の実施の形態6に係る高周波増幅器によれば、伝送線路TC1−TC6を誘電体C4´に近いものほど長くしたので、複数のトランジスタ群から高調波回路に至る距離の均一性を高めることができる。
実施の形態6の高周波増幅器の特徴は、パッド電極30の直下における複数の伝送線路の長さを不均一にして、伝送線路TC1−TC6の長さを誘電体C4´に近いものほど長くすることである。従って、実施の形態6に係る高周波増幅器は、この特徴を失わない範囲で様々な変形が可能である。例えば、トランジスタ群に接続される伝送線路は6本としたが最低2本以上であれば特に限定されない。また、図17の破線部分は平面視で渦巻き状にしたが、別の形状でもよい。なお、ここまでで説明した各実施の形態に係る高周波増幅器の特徴は適宜に組み合わせて用いてもよい。
10 第1基板、 12 第2基板、 14 接地導電層、 20 エミッタ、 22 ベース、 24 コレクタ、 26 エアブリッジ、 30 パッド電極、 32 接続電極、 40,42,44,46,48,50,66 ワイヤ、 51 絶縁層、 51a 開口、 60 接続金属、 62 第1電極、 64 接地電極、 100 第1接続金属、 102 第2接続金属、 104 第3接続金属、 110 第1電極、 112 第2電極、 114 第3電極、 150 第1部分、 152 第2部分、 160 第1接続金属、 162 第2接続金属、 164 第1電極、 166 接地電極、 168 ワイヤ、 170 第2電極、 200 第1接続金属、 202 第1電極、 204,214 接地電極、 210 第2接続金属、 212 第2電極、 250 第1接続金属、 252 第2接続金属、 254 第3接続金属、 256 第4接続金属、 258 第5接続金属、 TB 伝送線路、 TC1,TC2,TC3,TC4,TC5,TC6 伝送線路、 Tr1 第1トランジスタ、 Tr2 第2トランジスタ

Claims (9)

  1. 第1基板と、
    前記第1基板の上に形成された接地導電層と、
    前記接地導電層の上に形成された第2基板と、
    前記第2基板の上に形成された複数のトランジスタ群と、
    前記第2基板の上に形成され、前記複数のトランジスタ群のそれぞれの出力を伝送する複数の伝送線路と、
    前記第2基板の上に形成され、少なくとも1つの開口を有する絶縁層と、
    前記絶縁層の上に形成され、平面視で細長の形状を有し、前記複数の伝送線路が間隔をあけて長手側面に接続されたパッド電極と、
    前記少なくとも1つの開口を埋め、前記パッド電極の下面と接続された少なくとも1つの接続金属と、
    前記少なくとも1つの接続金属と前記接地導電層とを接続し、高調波を短絡する少なくとも1つの高調波回路と、を備え
    前記少なくとも1つの接続金属は、前記パッド電極の中央部分の直下に1つ形成されたことを特徴とする高周波増幅器。
  2. 前記少なくとも1つの開口は、1つの開口を有し、
    前記少なくとも1つの接続金属は、1つの接続金属を有し、
    前記少なくとも1つの高調波回路は、1つの高調波回路を有し、
    前記高調波回路は、
    前記接続金属に接続され、前記第2基板と前記絶縁層の間にある第1電極と、
    前記第1電極に接した誘電体と、
    前記誘電体と接した接地電極と、
    前記接地電極と前記接地導電層を接続するワイヤと、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の高周波増幅器。
  3. 第1基板と、
    前記第1基板の上に形成された接地導電層と、
    前記接地導電層の上に形成された第2基板と、
    前記第2基板の上に形成された複数のトランジスタ群と、
    前記第2基板の上に形成され、前記複数のトランジスタ群のそれぞれの出力を伝送する複数の伝送線路と、
    前記第2基板の上に形成され、少なくとも1つの開口を有する絶縁層と、
    前記絶縁層の上に形成され、平面視で細長の形状を有し、前記複数の伝送線路が間隔をあけて長手側面に接続されたパッド電極と、
    前記少なくとも1つの開口を埋め、前記パッド電極の下面と接続された少なくとも1つの接続金属と、
    前記少なくとも1つの接続金属と前記接地導電層とを接続し、高調波を短絡する少なくとも1つの高調波回路と、を備え、
    前記少なくとも1つの開口は、前記パッド電極の長手方向に沿って間隔をあけて設けられた第1開口と第2開口を有し、
    前記少なくとも1つの接続金属は、前記第1開口を埋める第1接続金属と、前記第2開口を埋める第2接続金属を有し、
    前記少なくとも1つの高調波回路は、前記第1接続金属に接続された第1高調波回路と前記第2接続金属に接続された第2高調波回路を有し、
    前記第1高調波回路と前記第2高調波回路は共振周波数が等しく、
    第1高調波回路は、
    前記第1接続金属に接続され、前記第2基板と前記絶縁層の間にある第1電極と、
    前記第1電極に接した第1誘電体と、を有し、
    前記第2高調波回路は、
    前記第2接続金属に接続され、前記第2基板と前記絶縁層の間にある第2電極と、
    前記第2電極に接した第2誘電体と、を有し、
    前記第1誘電体及び前記第2誘電体と接し、前記接地導電層に接続された接地電極を備え、
    前記第1電極は前記第2電極より長く、
    前記第1誘電体を有するキャパシタの容量は前記第2誘電体を有するキャパシタの容量より小さいことを特徴とする高周波増幅器。
  4. 前記誘電体は前記絶縁層の下に位置することを特徴とする請求項2に記載の高周波増幅器。
  5. 第1基板と、
    前記第1基板の上に形成された接地導電層と、
    前記接地導電層の上に形成された第2基板と、
    前記第2基板の上に形成された複数のトランジスタ群と、
    前記第2基板の上に形成され、前記複数のトランジスタ群のそれぞれの出力を伝送する複数の伝送線路と、
    前記第2基板の上に形成され、複数の開口を有する絶縁層と、
    前記絶縁層の上に形成され、平面視で細長の形状を有するパッド電極と、
    前記パッド電極に接した誘電体と、
    前記誘電体と接し、前記接地導電層に接続された接地電極と、
    前記複数の開口を埋め、前記パッド電極の下面に接する複数の接続金属と、を備え、
    前記複数の開口は、前記パッド電極の長手方向に沿って間隔をあけて設けられ、
    前記複数の伝送線路は、前記パッド電極の長手側面側から、前記第2基板と前記絶縁層の間を通って、前記複数の接続金属に接続されるものを有し、
    前記複数の伝送線路は、前記誘電体に近いものほど長いことを特徴とする高周波増幅器。
  6. 前記複数の伝送線路は、前記パッド電極の直下における部分の長さが異なることを特徴とする請求項5に記載の高周波増幅器。
  7. 前記複数の伝送線路の少なくとも1つは、前記パッド電極の直下の部分で、平面視で渦巻き状に形成されたことを特徴とする請求項6に記載の高周波増幅器。
  8. 前記第1基板の上に形成された接続電極と、
    前記第1基板に形成された基本波整合回路と、を備え、
    前記パッド電極と前記接続電極が電気的に接続され、
    前記接続電極と前記基本波整合回路が電気的に接続されたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の高周波増幅器。
  9. 前記第1基板は多層基板で形成され、
    前記第2基板はGaAsで形成されたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の高周波増幅器。
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