JP6511238B2 - 手術台 - Google Patents

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Description

本発明は、手術台に関し、特に、患者が載置されるテーブルを傾斜可能な手術台に関する。
手術台は、患者の特定の部位を医師が処置し易い位置に移動させる必要があるため、患者が載置されるテーブルの高さや傾きを自由に変更できる機能を備えていることが求められており、従来からテーブルの昇降機能、傾斜機能を備えた手術台が知られている(特許文献1参照)。
特開2004−73616号公報
ところで、この種の手術台を用いて内視鏡や顕微鏡等を用いた頭の外科手術を行う場合には、テーブルを所定の角度で傾斜させ固定することができるため便利であるものの、手術中又は患者の頭部を固定後、患者の姿勢を横転又は縦転する必要性が生じた場合に、テーブルを回動させてしまうと頭部の位置が移動してしまうため、簡単にテーブルを回動することができないという問題がある。
そこで、このような課題の一例を解消するために、本願は、患者の位置を極力変化させずにテーブルを横転又は縦転可能な手術台を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載の手術台、患者を載せるためのテーブルと、作動油を供給又は排出し、当該作動油の圧力によってロッドを伸縮させることで、前記テーブルを動かす複数のシリンダ装置と、を備え、前記複数のシリンダ装置は、前記テーブルに載置された前記患者の左側または右側に所定の傾き角度に前記テーブルを横転する横転シリンダ装置と、前記患者の左側または右側の横方向に前記テーブルをスライド可能にする横スライドシリンダ装置と、を含み、前記横転シリンダ装置と前記横スライドシリンダ装置とを前記作動油を介して協働して駆動することにより、前記テーブルに載置される前記患者の所定の位置に対するアイソセンター機能を実現するように前記テーブルを動かすことを特徴とする。
また、請求項2に記載の手術台は、請求項1に記載の手術台において、前記テーブルを右側に横転しつつ左側へ前記横方向にスライドさせ、または、前記テーブルを左側に横転しつつ右側へ前記横方向にスライドさせることにより、前記テーブルに載置される前記患者の所定の位置に対するアイソセンター機能を実現するように前記テーブルを動かすことを特徴とする。
また、請求項3に記載の手術台は、請求項1又は2に記載の手術台において、前記横転シリンダ装置と前記横スライドシリンダ装置とを前記作動油を介して協働して駆動させるために、前記横転シリンダ装置または前記横スライドシリンダ装置のうちの一方のシリンダ装置を駆動する際に、前記作動油がオイルタンクに戻る戻り油を、他方のシリンダ装置に流入させることを特徴とする。
また、請求項4に記載の手術台は、請求項に記載の手術台において、前記戻り油を供給する前記一方のシリンダ装置のシリンダ径が、前記他方のシリンダ装置のシリンダ径よりも大きいことを特徴とする。
また、請求項5に記載の手術台は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の手術台において、前記複数のシリンダ装置は、前記テーブルに載置された前記患者の頭側または脚側に所定の傾きで前記テーブルを縦転する縦転シリンダ装置と、前記患者の頭側または脚側の縦方向に前記テーブルをスライド可能にする縦スライドシリンダ装置と、前記患者の上下方向に前記テーブルを昇降可能にする昇降シリンダ装置と、を含み、前記縦転シリンダ装置と前記縦スライドシリンダ装置と昇降シリンダ装置とを前記作動油を介して協働して駆動することにより、前記テーブルに載置される前記患者の所定の位置に対するアイソセンター機能を実現するように前記テーブルを動かすことを特徴とする。
テーブルを傾倒させても患者の位置が変わらないため、特に、内視鏡や顕微鏡等を用いて頭の外科手術を用いる際に患者や医者への負担軽減を図れる。
手術台の外観例を示し、図1(a)はテーブルを水平にした状態の手術台の斜視図、図1(b)はテーブルを屈曲した状態の手術台の斜視図である。 手術台の昇降動作を示す模式図であり、図2(a)はテーブルを高く調整した時の側面図、図2(b)はテーブルを最も低くした時の側面図である。 テーブルの天板が取り除かれた手術台の平面図である。 テーブルのスライド機構の構成を示す模式図である。 テーブルのスライド動作を説明するための模式図である。 リンク機構の構成を示す模式図であり、図6(a)はテーブルを高く調整した時のリンク機構の側面図、図6(b)はテーブルを最も低く調整した時のリンク機構の側面図である。 横転の動作の説明をするための模式図である。 テーブルの屈曲機構の動作説明をするための模式図である。 テーブルの他のスライド機構の構成を示す模式図である。 テーブルの前後方向の動作を説明するための模式図であり、図10(a)はテーブルを前方に移動させた状態を示す模式図、図10(b)はテーブルを後方に移動させた状態を示す模式図である。 横転動作時の手術台の油圧システムの構成例を示す模式図である。 横転動作時のアイソセンター機能を説明するための模式図である。 縦転動作時の手術台の油圧システムの構成例を示す模式図である。 縦転動作時のアイソセンター機能を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。なお、以下の手術台Sの説明において、便宜的に図1に示す左・右方向を手術台のY方向、上・下方向を手術台のZ方向、手前・奥行方向を、手術台のX方向として説明する。また、Y方向を手術台の前後方向、X方向を手術台の左右方向として説明する。
また、以下の説明において、作動油とは、油圧式のシリンダ装置の中で動力伝達媒体として使用される流体をいう。
また、本実施形態の手術台Sは、内視鏡や顕微鏡等を用いて頭の外科手術を用いる際に好適に用いられるが、当該分野に限られるものではなく、通常の手術台や治療台として用いることも勿論可能である。
図1及び図2に示すように、この手術台Sは、手術室の床上に載置される基台2と、基台2上から起立するコラム5と、コラム5上に取り付けられるテーブルユニット10と、を備えている。
また、基台2の下方には、図2に示すように、キャスタ3が取り付けられ、このキャスタ3によって、手術台Sは、手術室の床面を自由に動かすことが可能である。
なお、このキャスタ3は、必須の構成要素ではなく必要に応じて設けられる。キャスタ3が設けられていない手術台Sの移動は、一般的に物を運ぶ際に用いられる車輪が設けられた所定の架台等に手術台Sが載せられて所定の手術室まで運ばれた後、その架台から手術台Sが降ろされて設置される。
なお、基台2の内部には、手術台Sの動作を電気的に制御するための制御装置等が収容され、後方上部表面には、手術台Sを操作するためのタッチパネル式の表示体4が設けられている。また、手術台Sには、当該制御装置と電気的に接続され、手術台Sを電気的に制御するためのボタン類が配置されたリモコンが別途設けられている。そして、ユーザは、このリモコン又は表示体4を用いて手術台Sを動作させることが可能である。
図1乃至図3に示すように、テーブルユニット10は、テーブル基部11と、テーブル基部11上に載置されるテーブル15と、を備えている。
テーブル15は、患者を載せるものであって、図1乃至図3に示すように、例えば、頭部、背部、腰部、脚部にそれぞれ分割された枠体15a〜15dを備え、図1に示すように、この枠体15a〜15dに所定の厚みを有するマットやクッションからなるマットレス16が取り付けられたベッドであり、患者が横たわることが可能な大きさを有する。各枠体15a〜15dは、屈曲可能にピン結合されて連結され、それぞれがZ方向に回動可能に構成されているとともに、図示しないロック装置により所定の位置関係において固定可能である。なお、本実施形態の手術台は、頭部は背部に連動してZ方向に動作する。
このように本実施形態のテーブル15は、図1(b)に示すように、各枠体15a〜15dを回動(屈曲)することによって患者の姿勢を変化させることが可能な分割型で構成されているが、これら各枠体15a〜15dは、着脱可能に構成され、手術や治療の内容に応じて1枚の板状の部材と交換することも可能である。
また、本実施形態の手術台Sは、例えば、内視鏡や顕微鏡などを用いて患者の頭を手術する際において、テーブル15の頭部の枠体15aが図示しない専用の頭固定器具に付け替えられて用いられる。この頭固定器具とは、患者の頭部を固定する器具であって、例えば、ジンバル機構を有する頭部を囲むリングと、このリングに放射状に螺合する複数本のピンとを具備する器具であって、当該複数のピンを患者の頭部に突き当てて頭部を定位置に固定するものである。
図2及び図4に示すように、テーブル基部11は、テーブル15を下方から支持し、テーブル15の腰部に配置される枠体(以下、「腰部枠体15c」という)の下方に配置される。
テーブル基部11の前後には、図4に示すように、スライド案内レール17、17が取り付けられており、この各スライド案内レール17の側面には、X方向(テーブル15の幅方向)に沿って延びる溝17aが形成されている。
一方、図3に示すように、腰部枠体15cは、第2のシリンダ装置として機能する油圧式のシリンダ装置20を支持する支持体11aを備えており、この支持体11aには、図4に示す各スライド案内レール17の溝17aと係合する略L字状の突起(図示しない)が設けられている。そして、この突起が各スライド案内レール17の溝17aと係合することによって、図5(b)に示すように、腰部枠体15cは、テーブル基部11上を図中矢印に示すように、X方向にスライド可能となっている。
なお、テーブル15を構成する各枠体15a〜15dは、互いに連結されており、腰部枠体15cの移動にともなって他の枠体15a、15b、15dも移動する。したがって、テーブル15は、テーブル基部11上において水平方向にスライド可能となっている。
第2のシリンダ装置20は、図5に示すように、シリンダ本体21と、そのシリンダ本体21の両側端から突出するロッド22と、含んだ複動式のシリンダとして構成され、油圧による一方のロッド22の伸動作に応じて他方のロッドが縮動作し、その一方のロッドの端部が腰部枠体15cの側面部14を押圧する。
すなわち、第2のシリンダ装置20を駆動させ、例えば、右側のロッド22aを伸動作させると、図5(b)に示すように、右側のロッド22aが腰部枠体15cの右側面部14を押圧し、テーブル基部11上においてテーブル15が右方向にスライドする。逆に、左側のロッド22bを伸動作させると、左側のロッド22bが腰部枠体15cの左側面部14を押圧し、テーブル基部11上においてテーブル15が左方向にスライドする。このように、テーブル15は、第2のシリンダ装置20の駆動によって、テーブル基部11上をX方向にスライド可能となっている。
コラム5は、図2及び図6に示すように、筐体5aを有し、この筐体5a内には、基台2上で複数本のアーム6a、6bが組み合わされるリンク機構部6と、各アーム6a、6b間をつなぎ、リンク機構部6を垂直方向に伸縮させるための第3のシリンダ装置として機能する油圧式のシリンダ装置25と、を備える。
リンク機構部6は、図6に示すように、少なくとも基台2側に枢軸7を介してX軸回りに回動可能に取り付けられる下部アーム6aと、テーブル基部11側に縦転軸8を介してX軸回りに回動可能に取り付けられる上部アーム6bと、を備える。また、第3のシリンダ装置25は、シリンダ本体26と、そのシリンダ本体26の片側端から突出するロッド27と、含んで構成される。
そして、このロッド27の伸縮動作によりリンク機構部6が動作し、コラム5は基台2上において垂直方向に伸縮し、テーブル15を所定の高さに昇降可能となっている。
また、本実施形態のリンク機構部6は、図6(b)に示すように、テーブルの低床化を図るため、折り畳み状態において、テーブル基部11と上部アーム6bとが縦転軸8を介して連結される連結部が、下部アーム6aの基端側を超えて下方に湾曲して形成されている。
通常、リンク機構部6を構成する上下のアームは略同一の長さに形成されているため、テーブル基部11と上部アーム6bとが連結される連結部は、下部アーム6aの上方に位置することになるが、本実施形態の手術台Sは、この位置よりも前方であって下方に配置することにより低床化が図られている。
また、コラム5は、図2及び図7に示すように、傾斜機構部30を介してテーブル基部11に取り付けられる。
傾斜機構部30は、図7において、Y軸周りにテーブル15を回動(横転)させ、左右方向に傾斜させる横転機能を有するとともに、図2において、X軸周りにテーブル15を回動(縦転)させ、前後方向に傾斜させる縦転機能を有している。この傾斜機構部30によって、本実施形態の手術台Sは、患者の体勢を変化させて医師が処置し易い位置にテーブル15の傾きを調整可能である。
図6及び図7に示すように、傾斜機構部30は、コラム5とテーブル基部11との間に配置され、Y方向に軸線を有する横転軸31と、上部アーム6bと連結され、X方向に軸線を有する縦転軸8と、を有し、縦転軸8はハウジング33内に収容されている。
一方、横転軸31は、ハウジング33の上方であって、前記テーブル基部11の筐体11aの下方に突出して設けられる環状のブラケット12に回動可能に連結される。
そして、テーブル15は、この横転軸31を支点にして横転可能であるとともに、この縦転軸8を支点にして縦転可能になっている。
また、ハウジング33内には、図7に示すように、第1のシリンダ装置として機能する油圧式のシリンダ装置35が設けられる。この第1のシリンダ装置35は、左右一対のシリンダ本体36a、36bと、このシリンダ本体36a、36bの片側端から上方に突出するロッド37a、37bを備え、当該ロッド37a、37bは、ハウジング33を突き抜けてブラケット12に連結される。
そして、シリンダ装置35の駆動による各ロッド37a、37bの伸縮動作により、テーブル基部11の左側、又は右側を押し上げ、若しくは引き下げることで、横転軸31を支点として、テーブル15の左右を所定の傾き角度で傾斜可能となっている。
また、図6に示すように、コラム5のリンク機構部6の上部アーム6bは、平行配置される2つのリンクを備え、上方に配置される一方のリンク71は、第4のシリンダ装置として機能する油圧式のシリンダ装置70を介して、縦転軸8の上方に配置される枢軸32に連結されている。この第4のシリンダ装置70は、シリンダ本体と、このシリンダ本体の片側端から上方に突出するロッドを備えており、このロッドの伸縮動作により、縦転軸8を支点として、ハウジング33を含むテーブル15を縦転させ、テーブル15を所定の傾きで傾斜可能となっている。
また、腰部枠体15cの左右両側には、図8に示すように、第5のシリンダ装置として機能する2つの油圧式のシリンダ装置60、65が取り付けられている。この2本のシリンダ装置60、65は、一方が、所定の連結具63を介して背部枠体15bと回転可能に取り付けられ、他方が、脚部枠体15dと回転可能に取り付けられている。そして、このシリンダ装置60、65のロッドの伸縮動作により、各枠体15c、15dを連結する連結軸67、68を支点として、腰部枠体15cに対して背部枠体15b又は脚部枠体15dをZ軸方向に回転(屈曲)可能となっている。
また、図9に示すように、ブラケット12は、断面が略L字状に形成された上部枠体12aと下部枠体12bに分割して構成され、下部枠体12bに対して上部枠体12aが前後方向にスライド移動可能である。上部枠体12aは、テーブル基部11の筐体11aに取り付けられ、下部枠体12bは、ハウジング33と一体的に取り付けられており、上部枠体12aの移動によりテーブル15を前後方向にスライドさせることができる。
下部枠体12bには、第6のシリンダ装置として機能する油圧式のシリンダ装置80が取り付けられている。第6のシリンダ装置80は、シリンダ本体81と、このシリンダ本体81の片端から突出するロッド83と、を含んだ複動式のシリンダとして構成され、ロッド83がY方向に伸縮可能にこのシリンダ本体81が下部枠体12bに取り付けられ、ロッド83の先端が上部枠体12aに取り付けられる。
すなわち、第6のシリンダ装置80を駆動させ、例えば、ロッド83を伸動作させると、図10(a)に示すように、ロッド83が上部枠体12aを押圧し、テーブル15が前方にスライドする。逆に、ロッド83を縮動作させると、図10(b)に示すように、ロッド83が上部枠体12aを引き戻し、テーブル15が後方にスライドする。このように、テーブル15は、第6のシリンダ装置80の駆動によって、Y方向にスライド可能となっている。
また、本実施形態の手術台Sにおいて、第6のシリンダ装置80のロッド83は、テーブル15を横転させるときの支点となる横転軸31として機能する。
次に、手術台の基本動作例について説明する。
手術台は、第1〜第6の各シリンダ装置35、20、25、70、60、65、80の駆動により所定の動作が行われる。具体的には、第1のシリンダ装置20により、テーブル15のX方向の水平移動動作が行われ、第6のシリンダ装置80により、テーブル15のY方向の水平移動動作が行われる。また、第2のシリンダ装置35によりテーブル15の横転動作が行われ、第3のシリンダ装置25により、テーブル15の昇降動作が行われ、第4のシリンダ装置70によりテーブル15の縦転動作が行われ、第5のシリンダ装置60、65により、テーブル15の各部の屈曲動作が行われる。
なお、油圧式のシリンダ装置の動作については公知の技術であるので詳細な説明は省略するものとするが、第1〜第6の各シリンダ装置35、20、25、70、60、65、80は、たとえば、複動式シリンダが用いられ、シリンダ本体の両端には、液体である作動油が出入りするポートが形成され、各ポートは、所定の管によって、それぞれ弁装置を介して所定の油圧発生装置に接続される。そして、油圧発生装置が駆動するとともに弁装置が操作されることによって、第1〜第6の各シリンダ装置35、20、25、70、60、65、80の各ポートに作動油が出入りすることでロッドを伸縮させ、テーブル15又はコラム5のリンク機構部6を動作させる。
次に、手術台Sの他の動作例について図11乃至図14を用いて説明する。本実施形態の手術台Sは、上述したように各シリンダ装置35、20、25、70、60、65、80を個別に動作させる通常動作のほかに、複数のシリンダ装置を協働させて動作させることが可能である。なお、動作の切り替えは、リモコンや表示体4を用いて行うことが可能である。
各シリンダ装置35、20、25、70、60、65、80は単独駆動により上述したように所定の動作を行うが、本実施形態の手術台Sは、アイソセンター機能を有し、第1及び第2のシリンダ装置35、20を協働して駆動、又は第3、第4、及び第6のシリンダ装置25、70、80を協働して駆動させるものである。なお、アイソセンター機能とは、患者の頭部の位置(中心軸)をほぼ移動させることなくテーブル15を横転又は縦転させる機能をいうものである。
まず、横転時におけるアイソセンター機能について説明する。図12に示すように、患者1をテーブル15に載置した状態で、例えば、右側にテーブル15を横転させた場合、テーブル15が水平状態の場合と比較すると患者1の位置が二点鎖線に示すようにずれてしまう。そこで、本実施形態では、第1のシリンダ装置35を用いてテーブル15を右側に横転させる動作とともに、図12中の矢印に示すように、第2のシリンダ装置20を用いてテーブル15を左側(反対方向)にスライドさせる動作を行うことで横転動作にともなう患者の位置ずれを抑止するものである。
具体的な手術台の動作例と油圧システムについて図11を用いて説明する。なお、以下に説明する弁装置43、44は、手術台の制御装置により制御される。
第1のシリンダ装置35は、テーブル15を左右に傾倒させてテーブル15の横転角度を調整するものであって、第2のシリンダ装置20は、テーブル基部11上においてテーブル15を左右に水平にスライドさせるものである。本実施形態の手術台Sは、上述したように、テーブル15を左右に傾倒させるとともに、テーブル15をスライドさせることで患者の頭部の位置が移動する(位置ずれを起こす)のを防止するものである。
図11に示すように、第1のシリンダ装置35の左右のシリンダ本体36の両端部には、それぞれポートP3〜P6が形成され、第2のシリンダ装置20のシリンダ本体21の両端部にはポートP7、P8が形成されている。
第1のシリンダ装置35の左右のシリンダ本体36a、36bに形成されている片方のポートP4、P5同士は、所定の管によって直接連絡されており、左右のシリンダ本体36a、36bのそれぞれの他方のポートP3、P6は、弁装置43、44を介して油圧発生装置40、及び第2のシリンダ装置20のシリンダ本体21の両端部に形成されているポートP7、P8と接続されている。また、第2のシリンダ装置20のシリンダ本体21に形成されているポートP7、P8は弁装置43を介して油圧発生装置40と接続されている。
そして、油圧発生装置40が駆動されるとともに弁装置43、44が操作され、例えば、第1のシリンダ装置35の左側のシリンダ本体36aのポートP3をポンプPに導通させ、右側のシリンダ本体36bのポートP6を第1のシリンダ装置20の右端部のポートP8と導通させ、第2のシリンダ装置20の左端部のポートP7をオイルタンクTに導通させると、第1のシリンダ装置35の左側のシリンダ本体36aのロッド37aが伸動作し、右側のシリンダ本体36bのロッド37bが縮動作するとともに、第2のシリンダ装置20のロッド22が左側へと伸動作し、テーブル15が右側に傾倒しつつ左側へスライドする。
一方で、第1のシリンダ装置35の右側のシリンダ本体36bのポートP6をポンプPに導通させ、左側のシリンダ本体36aのポートP3を第2のシリンダ装置20の左端部のポートP7と導通させ、第2のシリンダ装置20の右端部のポートP8をオイルタンクTに導通させると、第1のシリンダ装置35の右側のシリンダ本体36bのロッド37bが伸動作し、左側のシリンダ本体36aのロッド37aが縮動作するとともに、第2のシリンダ装置20のロッド22が右側へと伸動作し、テーブル15が左側に傾倒しつつ右側へスライドする。
このように本実施形態の手術台Sは、第1のシリンダ装置35を駆動する際に各ポートP3、P6からオイルタンクTに戻る作動油(戻り油)を第2のシリンダ装置20の一方のポートP7、P8に流入させることで、テーブル15の横転動作とともに、テーブル15のX方向へのスライド動作を行わせるものであって、テーブル15の傾斜動作とテーブル15のスライド動作を同時にスムースに行うことが可能となっている。
なお、本実施形態では、第1のシリンダ装置35からオイルタンクTに戻る作動油を第2のシリンダ装置20に供給するようになっているが、作動油の供給量が足りなくなるこを考慮して、第2のシリンダ装置20のシリンダ本体21のシリンダ径(断面積)を、第1のシリンダ装置35のシリンダ本体36a、36bのシリンダ径よりも小さくすることで、作動油の供給が足りなくなることを簡易な構造で防止している。
次に、縦転時におけるアイソセンター機能について説明する。図14に示すように、水平に患者1をテーブル15に載置した状態から、例えば、後方を下げるようにテーブル15を縦転させた場合、テーブル15が水平状態の場合と比較すると患者1の頭部の位置が後方、且つ上方にずれてしまう。そこで、本実施形態では、第4のシリンダ装置70を用いてテーブル15の後方が下がるように縦転させる動作とともに、図14中の矢印Aに示すように、第6のシリンダ装置80を用いてテーブル15を前方にスライドさせる動作を行い、さらに、図14中の矢印Bに示すように、第3のシリンダ装置25を用いてテーブル15を下降させる動作を行うことで縦転動作にともなう患者の位置ずれを抑止するものである。
具体的な手術台の動作例と油圧システムについて図13を用いて説明する。なお、以下に説明する弁装置43、44は、手術台の制御装置により制御される。
第3のシリンダ装置25は、テーブルを上下に昇降させてテーブル15の高さを調整するものであり、第4のシリンダ装置70は、テーブル15を前後に傾倒させてテーブル15の縦転角度を調整するものであって、第6のシリンダ装置80は、テーブル15を前後方向に水平にスライドさせるものである。本実施形態の手術台Sは、上述したように、水平状態のテーブル15を縦転して前後に傾倒させるとともに、テーブル15を後方にスライドさせ、さらにテーブル15を昇降させて高さを調整することで患者の頭部の位置が移動する(位置ずれを起こす)のを防止するものである。
第4のシリンダ装置70のシリンダ本体の両端部には、ポートP11、P12が形成され、第6のシリンダ装置80のシリンダ本体の両端部にはポートP15、P16が形成され、第3のシリンダ装置25のシリンダ本体の両端部には、ポートP17、P18が形成されている。
第4のシリンダ装置70のシリンダ本体に形成されているそれぞれのポートP11、P12は、弁装置43、44を介して油圧発生装置40、及び第6のシリンダ装置80のシリンダ本体81の両端部に形成されているポートP15、P16と接続されている。また、第6のシリンダ装置80のシリンダ本体81に形成されているポートP15、P16、及び第3のシリンダ装置25のシリンダ本体に形成されているポートP17、P18は、それぞれ弁装置43を介して油圧発生装置40と接続されている。
そして、油圧発生装置40が駆動されるとともに弁装置43、44が操作され、例えば、水平状態のテーブルを図14に示すように縦転させる場合には、第4のシリンダ装置70のシリンダ本体のポートP12をポンプPに導通させ、ポートP11を第6のシリンダ装置80のポートP15と導通させ、第6のシリンダ装置80のポートP16をオイルタンクTに導通させる。このようにすれば、第4のシリンダ装置70のシリンダ本体のロッドが縮動作するとともに、第6のシリンダ装置80のロッド83が前方へと伸動作し、テーブル15の後方が下方に縦転しつつテーブル15が前方向にスライドする。
一方で、図14に示すようにテーブル15を縦転させた状態から水平状態に戻す際には、第4のシリンダ装置70のシリンダ本体のポートP11をポンプPに導通させ、ポートP12を第6のシリンダ装置80のポートP16と導通させ、第6のシリンダ装置80のポートP15をオイルタンクTに導通させる。このようにすれば、第4のシリンダ装置70のシリンダ本体のロッドが伸動作するとともに、第6のシリンダ装置80のロッド83が後方へと縮動作し、テーブル15の後方が上方に縦転しつつ後方向へスライドする。
このように本実施形態の手術台Sは、第4のシリンダ装置70を駆動する際に各ポートP11、P12からオイルタンクTに戻る作動油(戻り油)を第6のシリンダ装置80の一方のポートP15、P16に流入させることで、テーブル15の縦転動作とともにテーブル15のY方向へのスライド動作を行わせるものであって、テーブル15の傾斜動作とテーブル15のスライド動作を同時にスムースに行うことが可能となっている。
また、本実施例において、縦転動作を行う場合にはテーブル15の高さ方向の調整が必要となる。テーブル15の高さ方向を調整する第3のシリンダ装置25のロッド27の伸縮量は、第4のシリンダ装置70のロッドの伸縮量に応じて、伸縮制御される。具体的には、テーブル15が水平状態において、第4のシリンダ装置70のロッドを縮動作した場合(図14参照)には、当該第4のシリンダ装置70の駆動とともに第3のシリンダ装置25のロッド27を縮動作させてテーブル15を下降させる。一方で、図14に示すようにテーブル15を縦転させた状態から水平状態に戻す際には、第4のシリンダ装置70のロッドを伸動作するとともに第3のシリンダ装置25のロッド27を伸動作させてテーブル15を上昇させる。
同様に、テーブル15が水平状態において、第4のシリンダ装置70のロッドを伸動作した場合には、当該第4のシリンダ装置70の駆動とともに第6のシリンダ装置80のロッド83を伸動作させてテーブル15を前方へスライドさせ、さらに第3のシリンダ装置25のロッド27を縮動作させてテーブル15を下降させる。
一方で、テーブル15を水平状態に戻す場合には、当該第4のシリンダ装置70の縮動作とともに第6のシリンダ装置80のロッド83を縮動作させてテーブル15を後方へスライドさせるとともに、第3のシリンダ装置25のロッド27を伸動作させてテーブル15を上昇させる。
なお、第4のシリンダ装置70を駆動する際に各ポートP11、P12からオイルタンクTに戻る作動油を第6のシリンダ装置80の他に、第3のシリンダ装置25にも供給するように油圧システムを構築しても構わない。これにより、テーブル15の縦転動作とともに、テーブル15のY方向へのスライド動作と、テーブル15の昇降動作を行わせることが可能となり、テーブル15の傾斜動作とテーブル15のスライド動作とテーブル15の昇降動作を同時にスムースに行うことが可能である。
以上に説明したように、本実施形態の手術台Sは、患者を載せるためのテーブル15と、このテーブル15をスライド、横転、縦転、昇降させる動作機構部として機能する第1〜第6のシリンダ装置35、20、25、70、60、65、80と、この動作機構部を介してテーブル15を支持する基台2と、を備える手術台Sにおいて、テーブル15に載置される患者の頭部の位置を移動させることなくテーブル15を横転又は縦転させる位置保持手段として機能する油圧システムを備えている。
この油圧システムは、横転する場合、テーブル15の横転動作の際にテーブル15の横転方向とは反対方向にテーブル15をスライドさせるものである。
また、この油圧システムは、テーブル15を水平状態から縦転させる場合において、テーブル15の縦転動作の際にテーブル15を前方向にスライドさせるとともに昇降させ、テーブル15を縦転状態から水平状態に戻す場合において、テーブル15の縦転動作の際にテーブル15を後方向にスライドさせるとともに昇降させるものである。
このように動作する本実施形態の手術台Sによれば、テーブル15上の空間の点を中心にしてテーブル15を動かすことが可能であって、患者の頭部の位置をほぼ移動させることなくテーブル15を横転させて患者の姿勢を変えることができる。
また、テーブル15が傾倒しても、テーブル15上に載せられる患者の頭部の位置がほぼ移動しないため、特に、内視鏡や顕微鏡を用いる手術において、患者の姿勢を変えることによる調整等を必要とせずに頭部の状態を観察することができる。
なお、本実施形態は一形態であって、この形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態の傾斜機構部30の機構は、一般的に周知な機構を適宜用いることが可能である。また、第1のシリンダ装置35に供給される作動油の量は、第3のシリンダ装置25からタンクT側に排出される作動油の少なくとも一部であれば良く、患者の大きさやポート同士を繋ぐ管の径等によって適宜弁装置が制御されることで調整されるものである。
また、本実施形態に用いられる各シリンダ装置は、複動式シリンダが用いられているが、単動式シリンダを適用しても構わない。
S 手術台
2 基台
5 コラム
11 テーブル基部
15 テーブル
30 傾斜機構部

Claims (5)

  1. 患者を載せるためのテーブルと、
    作動油を供給又は排出し、当該作動油の圧力によってロッドを伸縮させることで、前記テーブルを動かす複数のシリンダ装置と、
    を備え、
    前記複数のシリンダ装置は、
    前記テーブルに載置された前記患者の左側または右側に所定の傾き角度に前記テーブルを横転する横転シリンダ装置と、
    前記患者の左側または右側の横方向に前記テーブルをスライド可能にする横スライドシリンダ装置と、
    を含み、
    前記横転シリンダ装置と前記横スライドシリンダ装置とを前記作動油を介して協働して駆動することにより、前記テーブルに載置される前記患者の所定の位置に対するアイソセンター機能を実現するように前記テーブルを動かすことを特徴とする手術台。
  2. 請求項1に記載の手術台において、
    前記テーブルを右側に横転しつつ左側へ前記横方向にスライドさせ、または、前記テーブルを左側に横転しつつ右側へ前記横方向にスライドさせることにより、前記テーブルに載置される前記患者の所定の位置に対するアイソセンター機能を実現するように前記テーブルを動かすことを特徴とする術台。
  3. 請求項1又は2に記載の手術台において、
    前記横転シリンダ装置と前記横スライドシリンダ装置とを前記作動油を介して協働して駆動させるために、前記横転シリンダ装置または前記横スライドシリンダ装置のうちの一方のシリンダ装置を駆動する際に、前記作動油がオイルタンクに戻る戻り油を、他方のシリンダ装置に流入させることを特徴とする術台。
  4. 請求項3に記載の手術台において、
    前記戻り油を供給する前記一方のシリンダ装置のシリンダ径が、前記他方のシリンダ装置のシリンダ径よりも大きいことを特徴とする術台。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の手術台において、
    前記複数のシリンダ装置は、
    前記テーブルに載置された前記患者の頭側または脚側に所定の傾きで前記テーブルを縦転する縦転シリンダ装置と、
    前記患者の頭側または脚側の縦方向に前記テーブルをスライド可能にする縦スライドシリンダ装置と、
    前記患者の上下方向に前記テーブルを昇降可能にする昇降シリンダ装置と、
    を含み、
    前記縦転シリンダ装置と前記縦スライドシリンダ装置と昇降シリンダ装置とを前記作動油を介して協働して駆動することにより、前記テーブルに載置される前記患者の所定の位置に対するアイソセンター機能を実現するように前記テーブルを動かすことを特徴とする術台。
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