JP2017217188A - 介護用移動台車 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で、要介護者の移載作業をスムーズに実施可能な介護用移動台車を提供する。【解決手段】少なくとも4つの車輪16を備えたベース架台11と、ベース架台11上に昇降手段21を介して水平状態を保持しながら、昇降可能に設けられた中央架台18と、中央架台18の後ろ側に水平状態から上向きに傾動可能に設けられた背もたれ架台19と、中央架台18の前側に水平状態から下向きに傾動可能に設けられた膝載せ架台20と、中央架台18、背もたれ架台19、及び、膝載せ架台20にそれぞれ設けられた中央ベッド部51、背もたれベッド部52、及び、膝載せベッド部53を備えたベッド13と、ベッド13に横たわった使用者14を、ベッド13の一側方向に移動させる横移動機構15とを有し、車椅子としても使用できる。【選択図】図1
Description
本発明は、例えば、老人、病人、身体障害者等の要介護者の室内ベッドからの移載や、室内ベッドへの移載に適した介護用移動台車に関する。
従来、例えば、老人、病人、身体障害者等の要介護者を、車椅子から室内に配置されたベッド上に移載することがある。この場合、要介護者を載せた車椅子をベッド側方に近接配置した後、複数の介助者が協力して要介護者の身体を持ち上げ、そのままベッドの中央部まで運んでいた。なお、要介護者をベッド上から車椅子に移載する場合も同様である。
このため、要介護者の移載作業は、介助者にとって労力を伴うものであった。
このため、要介護者の移載作業は、介助者にとって労力を伴うものであった。
そこで、介助者の労力を軽減するため、特許文献1では、ベッド移乗用車椅子が提案されている。このベッド移乗用車椅子は、ベッドのサイド部との干渉をさけ、ベッドのサイド部から中央部まで前進挿入できる側面視してコ字型の台車と、この台車上に設けられた椅子座面と、この椅子座面に展開可能に連結された、背もたれ部、下肢支持部、及び、足乗せ部等の展開部材とを有し、展開部材は展開時に椅子座面と同一水平面をなして水平支持台を形成するものである。
しかしながら、前記ベッド移乗用車椅子を用いて、車椅子とベッドとの間で要介護者を移載する場合、台車をベッドに前進挿入するために、椅子座面を台車に対して90度回転させ、台車に対して椅子座面と展開部材の向きを変える必要があり、装置構成が複雑であった。また、要介護者の移載に際しては、例えば、仰向け状態の要介護者を横臥状態等にして、水平支持台に載せたり下ろしたりする必要があり、要介護者には精神的な疲労がかかり、また、介助者は労力を要していた。
なお、ベッド上に配置される水平支持台の位置は、コ字型となった台車の挿入可能な範囲で制限されるため、例えば、ベッドの幅が広い場合は、要介護者をベッド上に移載した後、その中央部まで移動させる必要もあった。
なお、ベッド上に配置される水平支持台の位置は、コ字型となった台車の挿入可能な範囲で制限されるため、例えば、ベッドの幅が広い場合は、要介護者をベッド上に移載した後、その中央部まで移動させる必要もあった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、簡単な構成で、要介護者の移載作業をスムーズに実施可能な介護用移動台車を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の発明に係る介護用移動台車は、少なくとも4つの車輪を備えたベース架台と、
前記ベース架台上に昇降手段を介して水平状態を保持しながら、昇降可能に設けられた中央架台と、
前記中央架台の後ろ側に水平状態から上向きに傾動可能に設けられた背もたれ架台と、
前記中央架台の前側に水平状態から下向きに傾動可能に設けられた膝載せ架台と、
前記中央架台、前記背もたれ架台、及び、前記膝載せ架台にそれぞれ設けられた中央ベッド部、背もたれベッド部、及び、膝載せベッド部を備えたベッドと、
前記ベッドに横たわった使用者を、前記ベッドの一側方向に移動させる横移動機構とを有する車椅子としても使用できるものである。
前記ベース架台上に昇降手段を介して水平状態を保持しながら、昇降可能に設けられた中央架台と、
前記中央架台の後ろ側に水平状態から上向きに傾動可能に設けられた背もたれ架台と、
前記中央架台の前側に水平状態から下向きに傾動可能に設けられた膝載せ架台と、
前記中央架台、前記背もたれ架台、及び、前記膝載せ架台にそれぞれ設けられた中央ベッド部、背もたれベッド部、及び、膝載せベッド部を備えたベッドと、
前記ベッドに横たわった使用者を、前記ベッドの一側方向に移動させる横移動機構とを有する車椅子としても使用できるものである。
第1の発明に係る介護用移動台車において、前記膝載せ架台の前側は、折れ曲がって足載せ部を形成することができる。
前記目的に沿う第2の発明に係る介護用移動台車は、少なくとも4つの車輪を備えたベース架台と、
前記ベース架台上に昇降手段を介して水平状態を保持しながら、昇降可能に設けられた載置架台と、
前記載置架台に水平状態から一側に傾斜可能に設けられたベッドと、
前記ベッドに横たわった使用者を、前記ベッドの一側方向に移動させる横移動機構とを有する。
前記ベース架台上に昇降手段を介して水平状態を保持しながら、昇降可能に設けられた載置架台と、
前記載置架台に水平状態から一側に傾斜可能に設けられたベッドと、
前記ベッドに横たわった使用者を、前記ベッドの一側方向に移動させる横移動機構とを有する。
第1、第2の発明に係る介護用移動台車において、前記車輪には、オムニホイールが用いられていることが好ましい。
第1、第2の発明に係る介護用移動台車において、搭載された電池によって駆動される回転モータ及び駆動シリンダを動力源に使用していることが好ましい。
第1、第2の発明に係る介護用移動台車において、前記横移動機構には、コンベア手段及びスライド手段のいずれか一方又は双方が用いられていることが好ましい。
本発明に係る介護用移動台車は、この介護用移動台車のベッドに横たわった使用者を、ベッドの一側方向に移動させる横移動機構を有しているので、従来のように、ベース架台に対してベッドを回転させることなく、要介護者をそのままの状態(仰向け状態)で、ベッドから又はベッド上へ移載できる。
従って、簡単な構成で、要介護者の移載作業をスムーズに実施できる。
従って、簡単な構成で、要介護者の移載作業をスムーズに実施できる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1〜図5に示すように、本発明の一実施の形態に係る介護用移動台車10は、ベース架台11と、このベース架台11上に載置架台12を介して設けられたベッド13と、このベッド13に横たわった使用者14(例えば、要介護者)を、ベッド13の一側方向(図4(A)〜(C)では左側方向)に移動させる横移動機構15とを有し、車椅子としても使用できるものである。以下、ベッド13の長手方向(使用者14の身長方向)を前後方向とし、これに直交する方向を幅方向として、説明する。
図1〜図5に示すように、本発明の一実施の形態に係る介護用移動台車10は、ベース架台11と、このベース架台11上に載置架台12を介して設けられたベッド13と、このベッド13に横たわった使用者14(例えば、要介護者)を、ベッド13の一側方向(図4(A)〜(C)では左側方向)に移動させる横移動機構15とを有し、車椅子としても使用できるものである。以下、ベッド13の長手方向(使用者14の身長方向)を前後方向とし、これに直交する方向を幅方向として、説明する。
図1、図2に示すように、ベース架台11は、例えば、アルミニウム合金やステンレス(金属製)で構成され、その下側四隅部に設けられた4つの車輪16を備えている。この4つの車輪16は、それぞれに設けられた回転モータ17と減速機(図示しない)により独立して回転駆動可能になっているが、この駆動源を設けなくてもよい。
なお、車輪16は、少なくとも4つ備えていればよく、例えば、介護用移動台車の仕様(大きさや耐荷重)等に応じて5つ以上でもよい。また、車輪16には、従来公知の全方向に移動可能なオムニホイール(例えば、特開2012−30735号公報)を用いているが、これに限定されるものではなく、例えば、キャスター等を使用することもできる。
なお、車輪16は、少なくとも4つ備えていればよく、例えば、介護用移動台車の仕様(大きさや耐荷重)等に応じて5つ以上でもよい。また、車輪16には、従来公知の全方向に移動可能なオムニホイール(例えば、特開2012−30735号公報)を用いているが、これに限定されるものではなく、例えば、キャスター等を使用することもできる。
載置架台12は、図1、図3に示すように、前後方向中央部に設けられた中央架台18と、中央架台18の後ろ側に設けられた背もたれ架台19と、中央架台18の前側に設けられた膝載せ架台20とで構成されている。
この中央架台18と背もたれ架台19と膝載せ架台20はそれぞれ、平面視して略長方形状となった、アルミニウム合金製やステンレス製(金属製)の枠材で構成されているが、例えば、金属製の板材等で構成することもできる。なお、中央架台18と背もたれ架台19と膝載せ架台20の幅は、略同一幅となっている(介護用移動台車10の幅と略同じ)。
この中央架台18と背もたれ架台19と膝載せ架台20はそれぞれ、平面視して略長方形状となった、アルミニウム合金製やステンレス製(金属製)の枠材で構成されているが、例えば、金属製の板材等で構成することもできる。なお、中央架台18と背もたれ架台19と膝載せ架台20の幅は、略同一幅となっている(介護用移動台車10の幅と略同じ)。
ベース架台11上には、載置架台12の中央架台18が、昇降手段21を介して水平状態で設けられている。
昇降手段21は、く字状となった2組の対となる屈伸部材22、23を有し、この屈伸部材22と屈伸部材23は、開口側が向き合うように、ベース架台11の前側と後ろ側に間隔を有して対向配置されている。なお、前側に配置された2つの屈伸部材22と、後ろ側に配置された2つの屈伸部材23は、ベース架台11の幅方向両側部に設けられている。
昇降手段21は、く字状となった2組の対となる屈伸部材22、23を有し、この屈伸部材22と屈伸部材23は、開口側が向き合うように、ベース架台11の前側と後ろ側に間隔を有して対向配置されている。なお、前側に配置された2つの屈伸部材22と、後ろ側に配置された2つの屈伸部材23は、ベース架台11の幅方向両側部に設けられている。
上記した屈伸部材22、23はそれぞれ、上アーム24と下アーム25を有し、上アーム24の上部が中央架台18の両側下部に、下アーム25の下部がベース架台11の両側上部に、回動軸26によってそれぞれ回動可能に取り付けられている。
中央架台18の前側に配置された屈伸部材22の上アーム24の下部と下アーム25の上部は連結部27に、また、後ろ側に配置された屈伸部材23の上アーム24の下部と下アーム25の上部は連結部28に、回動軸29によってそれぞれ回動可能に取り付けられている。
中央架台18の前側に配置された屈伸部材22の上アーム24の下部と下アーム25の上部は連結部27に、また、後ろ側に配置された屈伸部材23の上アーム24の下部と下アーム25の上部は連結部28に、回動軸29によってそれぞれ回動可能に取り付けられている。
前後の屈伸部材22、23に設けられた連結部27と連結部28は、図1に示すように、連結部27と連結部28の間隔を拡縮する拡縮部30によって連結されている。
この拡縮部30は、連結部27と連結部28の間に配置された支持台31を有し、その前側は連結部27に取り付け固定され、その後ろ側には、軸心をベース架台11の前後方向に合わせて水平配置した長軸の雄ねじ部32が回転可能に支持されている。この雄ねじ部32は、連結部28に形成された雌ねじ部33に螺合しており(連結部28を貫通)、支持台31上の回転モータ34と減速機(図示しない)で雄ねじ部32を回転させることにより、連結部28を雄ねじ部32に対して前後移動させることができる。
この拡縮部30は、連結部27と連結部28の間に配置された支持台31を有し、その前側は連結部27に取り付け固定され、その後ろ側には、軸心をベース架台11の前後方向に合わせて水平配置した長軸の雄ねじ部32が回転可能に支持されている。この雄ねじ部32は、連結部28に形成された雌ねじ部33に螺合しており(連結部28を貫通)、支持台31上の回転モータ34と減速機(図示しない)で雄ねじ部32を回転させることにより、連結部28を雄ねじ部32に対して前後移動させることができる。
従って、回転モータ34を駆動させ、雄ねじ部32に対して連結部28を前側へ移動させて、連結部27と連結部28の間隔を狭め、上アーム24と下アーム25のなす角を大きくすることで、中央架台18をベース架台11に対して上昇させることができる。また、回転モータ34を駆動させ、雄ねじ部32に対して連結部28を後ろ側へ移動させて、連結部27と連結部28の間隔を広げ、上アーム24と下アーム25のなす角を小さくすることで、中央架台18をベース架台11に対して下降させることができる。
これにより、中央架台18は、水平状態を保持しながら、ベース架台11上に昇降可能にできる。
これにより、中央架台18は、水平状態を保持しながら、ベース架台11上に昇降可能にできる。
図1〜図3に示すように、中央架台18の後ろ側には、背もたれ架台19が隣接配置され、中央架台18の後ろ側上端部と、背もたれ架台19の前側上端部とが、丁番35によって連結され、背もたれ架台19が水平状態から上向きに傾動可能になっている。この丁番35は、中央架台18と背もたれ架台19の幅方向に間隔をあけて2個配置されているが、中央架台18と背もたれ架台19の幅に応じて、3個以上にすることもできる。
ここで、背もたれ架台19の傾動角度は、使用者14の用途に応じて適宜調整できるが、例えば、水平状態から上向きに80度までの範囲で調整できる。
ここで、背もたれ架台19の傾動角度は、使用者14の用途に応じて適宜調整できるが、例えば、水平状態から上向きに80度までの範囲で調整できる。
この背もたれ架台19には、傾動手段36が設けられている。
傾動手段36は、中央架台18から後ろ側に延設された水平部(図示しない)に取り付け固定された支持部37と、この支持部37に設けられた電動シリンダ(駆動シリンダの一例)38を有している。この支持部37には電動シリンダ38の基部が、水平軸39によって回動可能に取り付けられ、電動シリンダ38のロッド40の先部が水平状態から上向きに傾動可能なっている。また、電動シリンダ38のロッド40の先部には、背もたれ架台19の裏面側に取り付け固定された傾動アーム41が、水平軸42によって回動可能に取り付けられている。
傾動手段36は、中央架台18から後ろ側に延設された水平部(図示しない)に取り付け固定された支持部37と、この支持部37に設けられた電動シリンダ(駆動シリンダの一例)38を有している。この支持部37には電動シリンダ38の基部が、水平軸39によって回動可能に取り付けられ、電動シリンダ38のロッド40の先部が水平状態から上向きに傾動可能なっている。また、電動シリンダ38のロッド40の先部には、背もたれ架台19の裏面側に取り付け固定された傾動アーム41が、水平軸42によって回動可能に取り付けられている。
従って、電動シリンダ38を駆動させ、ロッド40の先部を前進させて、ロッド40と傾動アーム41のなす角を小さくすることで、電動シリンダ38は水平状態となり、背もたれ架台19を水平状態にできる。また、電動シリンダ38を駆動させ、ロッド40の先部を後退させて、ロッド40と傾動アーム41のなす角を大きくすることで、電動シリンダ38は水平軸39によって傾動し、背もたれ架台19を上向きに動かすことができる。
これにより、背もたれ架台19を水平状態から上向きに、又は、上向きから水平状態に傾動できる。
これにより、背もたれ架台19を水平状態から上向きに、又は、上向きから水平状態に傾動できる。
図1、図3に示すように、中央架台18の前側には、膝載せ架台20が隣接配置され、中央架台18の前側下端部と、膝載せ架台20の後ろ側下端部とが、丁番43によって連結され、膝載せ架台20が水平状態から下向きに傾動可能になっている。この丁番43は、中央架台18と膝載せ架台20の幅方向に間隔をあけて2個配置されているが、中央架台18と膝載せ架台20の幅に応じて、3個以上にすることもできる。
ここで、膝載せ架台20の傾動角度は、使用者14の用途に応じて適宜調整できるが、例えば、水平状態から下向きに80度までの範囲で調整できる。また、膝載せ架台の前側を折れ曲がり可能にして、介護用移動台車10を車椅子として使用する際の足載せ部にすることもできる。
ここで、膝載せ架台20の傾動角度は、使用者14の用途に応じて適宜調整できるが、例えば、水平状態から下向きに80度までの範囲で調整できる。また、膝載せ架台の前側を折れ曲がり可能にして、介護用移動台車10を車椅子として使用する際の足載せ部にすることもできる。
この膝載せ架台20には、傾動手段44が設けられている。
傾動手段44は、中央架台18に取り付け固定された支持部45と、この支持部45に設けられた電動シリンダ(駆動シリンダの一例)46を有している。この支持部45には電動シリンダ46の基部が、水平軸47によって回動可能に取り付けられ、電動シリンダ46のロッド48の先部が水平状態から下向きに傾動可能なっている。また、電動シリンダ46のロッド48の先部には、膝載せ架台20の裏面側に取り付け固定された傾動アーム49が、水平軸50によって回動可能に取り付けられている。
傾動手段44は、中央架台18に取り付け固定された支持部45と、この支持部45に設けられた電動シリンダ(駆動シリンダの一例)46を有している。この支持部45には電動シリンダ46の基部が、水平軸47によって回動可能に取り付けられ、電動シリンダ46のロッド48の先部が水平状態から下向きに傾動可能なっている。また、電動シリンダ46のロッド48の先部には、膝載せ架台20の裏面側に取り付け固定された傾動アーム49が、水平軸50によって回動可能に取り付けられている。
従って、電動シリンダ46を駆動させ、ロッド48の先部を前進させて、ロッド48と傾動アーム49のなす角を大きくすることで、電動シリンダ46は水平状態となり、膝載せ架台20を水平状態にできる。また、電動シリンダ46を駆動させ、ロッド48の先部を後退させて、ロッド48と傾動アーム49のなす角を小さくすることで、電動シリンダ46は水平軸47によって傾動し、膝載せ架台20を下向きに動かすことができる。
これにより、膝載せ架台20を水平状態から下向きに、又は、下向きから水平状態に傾動できる。
これにより、膝載せ架台20を水平状態から下向きに、又は、下向きから水平状態に傾動できる。
図1〜図5に示すように、上記した中央架台18、背もたれ架台19、及び、膝載せ架台20には、それぞれ中央ベッド部51、背もたれベッド部52、及び、膝載せベッド部53が設けられている。なお、中央ベッド部51、背もたれベッド部52、及び、膝載せベッド部53で、ベッド13が構成される。また、介護用移動台車10を車椅子として使用する場合は、中央ベッド部51が使用者14の座面となる。
このベッド13には、ベッド13に横たわった使用者14を、ベッド13の左側方向(一側方向)に移動させる横移動機構15が設けられている。
このベッド13には、ベッド13に横たわった使用者14を、ベッド13の左側方向(一側方向)に移動させる横移動機構15が設けられている。
横移動機構15には、コンベア手段54とスライド手段55が用いられ、このコンベア手段54の表面(上面)が背もたれベッド部52を構成している。このコンベア手段54の表面側には、例えば、クッションや布団等を、必要に応じて配置することもできるが、なくてもよい。
なお、中央ベッド部51と膝載せベッド部53も同様の構成であるが、以下、背もたれベッド部52を用いて説明する。
なお、中央ベッド部51と膝載せベッド部53も同様の構成であるが、以下、背もたれベッド部52を用いて説明する。
コンベア手段54は、背もたれベッド部52の幅方向両側に軸心を平行にして配置された対となるガイドローラ56、57と、この一対のガイドローラ56、57に掛け渡された無端状のシート材58(例えば、樹脂製やゴム製、布製等)を有している。なお、一対のガイドローラ56、57は、その軸心方向両側に平行配置されたフレーム(図示しない)に回転可能に設けられ、ガイドローラ56とガイドローラ57の間隔が一定になっている。
これにより、ガイドローラ56、57のいずれか一方を回転モータと減速機(図示しない)を用いて回転させることで、シート材58を背もたれベッド部52の幅方向に沿って往復移動させることができる。
これにより、ガイドローラ56、57のいずれか一方を回転モータと減速機(図示しない)を用いて回転させることで、シート材58を背もたれベッド部52の幅方向に沿って往復移動させることができる。
スライド手段55は、背もたれ架台19の前後方向両側の上部に取り付けられ、一対のガイドローラ56、57を背もたれ架台19の幅方向に移動可能にするガイド58aと、背もたれ架台19上に設けられた電動シリンダ(駆動シリンダの一例)59を有している。
電動シリンダ59は、ロッド60の進退方向が背もたれ架台19の幅方向となるように、背もたれ架台19の前後方向両側に配置されている。この各電動シリンダ59の基部は、背もたれ架台19の幅方向右側(他側)に取り付け固定され、電動シリンダ59のロッド60の先部は、背もたれ架台19の幅方向左側(一側)に位置する、ガイドローラ56、57が設けられたフレームに取り付け固定されている。
電動シリンダ59は、ロッド60の進退方向が背もたれ架台19の幅方向となるように、背もたれ架台19の前後方向両側に配置されている。この各電動シリンダ59の基部は、背もたれ架台19の幅方向右側(他側)に取り付け固定され、電動シリンダ59のロッド60の先部は、背もたれ架台19の幅方向左側(一側)に位置する、ガイドローラ56、57が設けられたフレームに取り付け固定されている。
上記した2つの電動シリンダ59は、同期駆動可能になっている。
従って、各電動シリンダ59を駆動させ、ロッド60の先部を前進させることで、ガイドローラ56、57を背もたれ架台19の幅方向左側、例えば、病室内のベッド(以下、室内ベッドともいう)61上に移動できる(図4(A)、(B)、図5(A)参照)。また、各電動シリンダ59を駆動させ、ロッド60の先部を後退させることで、ガイドローラ56、57を背もたれ架台19側に移動できる(図4(C)、図5(B)、(C)参照)。
これにより、背もたれベッド部52をガイド58aに沿って背もたれ架台19の幅方向に往復移動させることができる(中央ベッド部51と膝載せベッド部53も同様)。
従って、各電動シリンダ59を駆動させ、ロッド60の先部を前進させることで、ガイドローラ56、57を背もたれ架台19の幅方向左側、例えば、病室内のベッド(以下、室内ベッドともいう)61上に移動できる(図4(A)、(B)、図5(A)参照)。また、各電動シリンダ59を駆動させ、ロッド60の先部を後退させることで、ガイドローラ56、57を背もたれ架台19側に移動できる(図4(C)、図5(B)、(C)参照)。
これにより、背もたれベッド部52をガイド58aに沿って背もたれ架台19の幅方向に往復移動させることができる(中央ベッド部51と膝載せベッド部53も同様)。
以上に示した、例えば、回転モータ17、34と電動シリンダ38、46、59(即ち、動力源)は、介助者や使用者14等が操作盤(遠隔操作手段であるリモコン)を操作し、その信号を介護用移動台車10の制御手段に送信することにより、介護用移動台車10に搭載された電池(例えば、バッテリー)によって駆動される。
しかし、これに限定されるものではなく、例えば、背もたれ架台と膝載せ架台の傾動や中央架台の昇降を行うためのハンドルを介護用移動台車に設け、介助者が手動によって操作することもできる。
しかし、これに限定されるものではなく、例えば、背もたれ架台と膝載せ架台の傾動や中央架台の昇降を行うためのハンドルを介護用移動台車に設け、介助者が手動によって操作することもできる。
なお、上記した横移動機構15の代わりに、図6(A)〜(C)、図7にそれぞれ示す横移動機構15a、15bを使用することもできる。
図6(A)〜(C)に示す横移動機構15aに用いたスライド手段55aは、コンベア手段(図示しない)を載置架台12の幅方向に移動させるものである。このコンベア手段の表面(上面)がベッドを構成している。
スライド手段55aは、コンベア手段を載置する支持台車62を有し、支持台車62の下部に回転可能に設けられたピニオン63と、載置架台12の幅方向に沿って設けられたラック64により、支持台車62を載置架台12の幅方向に移動可能にするものである。
図6(A)〜(C)に示す横移動機構15aに用いたスライド手段55aは、コンベア手段(図示しない)を載置架台12の幅方向に移動させるものである。このコンベア手段の表面(上面)がベッドを構成している。
スライド手段55aは、コンベア手段を載置する支持台車62を有し、支持台車62の下部に回転可能に設けられたピニオン63と、載置架台12の幅方向に沿って設けられたラック64により、支持台車62を載置架台12の幅方向に移動可能にするものである。
支持台車62は、幅方向右側下部に設けられた固定車輪65と、幅方向左側下部に設けられた昇降車輪66を有している。
昇降車輪66は、V字状となった脚部67の下部に車輪68が設けられたものである。V字状の脚部67は、その下部を基点として、V字のなす角が調整可能な構成となっており、脚部67の左側上部が支持台車62本体に回動可能に取り付けられ、脚部67の右側上部が幅方向に移動可能に取り付けられている。この脚部67の右側上部には雌ねじ部69が形成され、これに螺合する雄ねじ部70を回転モータ71で回転させることにより、V字のなす角を調整できる。
昇降車輪66は、V字状となった脚部67の下部に車輪68が設けられたものである。V字状の脚部67は、その下部を基点として、V字のなす角が調整可能な構成となっており、脚部67の左側上部が支持台車62本体に回動可能に取り付けられ、脚部67の右側上部が幅方向に移動可能に取り付けられている。この脚部67の右側上部には雌ねじ部69が形成され、これに螺合する雄ねじ部70を回転モータ71で回転させることにより、V字のなす角を調整できる。
従って、例えば、載置架台12の支持台車62を(図6(A)参照)、室内ベッド61上に移動させた後(図6(B)参照)、載置架台12を上昇させて、載置架台12と室内ベッド61の高さにずれが生じる場合、上記した回転モータ71を駆動させ、V字のなす角を小さくすることで、室内ベッド61に対する支持台車62の高さ位置を高くできる。また、室内ベッド61に対する支持台車62の高さ位置を低くする場合は、回転モータ71を駆動させてV字のなす角を大きくする。
これにより、支持台車62の高さ調整が可能となり、コンベア手段の水平状態を維持できる。
これにより、支持台車62の高さ調整が可能となり、コンベア手段の水平状態を維持できる。
図7に示す横移動機構15bに用いたスライド手段55bは、コンベア手段54b(コンベア手段54と略同様の構成)を載置架台(図示しない)の幅方向に移動させるものである。なお、コンベア手段54b(コンベア手段54bの表面(上面)がベッドを構成)は、幅方向右側を基点として、水平状態から幅方向左側が下向きとなるように、傾斜可能(例えば、水平状態に対して5度から30度までの範囲)になっている。
載置架台上には雄ねじ部72が、その軸心を載置架台の幅方向に合わせて、回転可能に設けられている。なお、雄ねじ部72の回転は、回転モータ73により行われる。
載置架台上には雄ねじ部72が、その軸心を載置架台の幅方向に合わせて、回転可能に設けられている。なお、雄ねじ部72の回転は、回転モータ73により行われる。
この雄ねじ部72の上方には、幅方向に細長のガイド孔74が形成されたガイド部75が、幅方向の右側から左側へかけて下方に傾斜するように取り付けられ、このガイド部75の上方には、コンベア手段54bが配置されている。
また、雄ねじ部72は、スライド部76の下部に形成された雌ねじ部77に螺合し、このスライド部76の上部がコンベア手段54bの幅方向右側下部に取り付けられている。これにより、雄ねじ部72を回転させることで、スライド部76を幅方向に移動させることができるため、コンベア手段54bを幅方向に移動できる。
また、雄ねじ部72は、スライド部76の下部に形成された雌ねじ部77に螺合し、このスライド部76の上部がコンベア手段54bの幅方向右側下部に取り付けられている。これにより、雄ねじ部72を回転させることで、スライド部76を幅方向に移動させることができるため、コンベア手段54bを幅方向に移動できる。
このスライド部76には、高さ方向に細長の係合孔78が形成されている。なお、上記したガイド孔74と係合孔78の位置は、スライド部76の移動に際しても、常時重なっている。
このガイド孔74と係合孔78には、スライドピン79が取り付けられ、スライドピン79は、その移動に際し、ガイド孔74内と係合孔78内をスライド移動可能になっている。
このガイド孔74と係合孔78には、スライドピン79が取り付けられ、スライドピン79は、その移動に際し、ガイド孔74内と係合孔78内をスライド移動可能になっている。
従って、回転モータ73を駆動させて、スライド部76を幅方向左側へ移動させることで、コンベア手段54bを幅方向左側へ移動できると共に、コンベア手段54bを傾斜させることもできる。また、回転モータ73を駆動させて、スライド部76を幅方向右側へ移動させることで、コンベア手段54bを幅方向右側へ移動できると共に、コンベア手段54bを水平状態にすることもできる。
続いて、本発明の一実施の形態に係る介護用移動台車10の使用方法(介護用移動台車10を用いた使用者14の移載方法)について説明する。この介護用移動台車10の操作は、ここでは、介護用移動台車10に設けられた制御手段に、介助者が操作盤を用いて信号を送信することにより行うため、特に記載しない。
まず、図1、図4(A)〜(C)を参照しながら、車椅子の状態とした介護用移動台車10に載った使用者14を、例えば、病室内のベッド61上に移載する作業について説明する。
介助者は使用者14を、車椅子の状態とした介護用移動台車10に載せた状態で、室内ベッド61の側方に近接配置する。このとき、介護用移動台車10の前後方向が、室内ベッド61の長手方向と平行になるように、介護用移動台車10を配置する。
介助者は使用者14を、車椅子の状態とした介護用移動台車10に載せた状態で、室内ベッド61の側方に近接配置する。このとき、介護用移動台車10の前後方向が、室内ベッド61の長手方向と平行になるように、介護用移動台車10を配置する。
次に、電動シリンダ38、46を駆動させ、中央架台18と背もたれ架台19と膝載せ架台20が、同一水平面をなすようにする。これにより、使用者14は仰向けの状態となる。
続いて、中央ベッド部51、背もたれベッド部52、及び、膝載せベッド部53にそれぞれ設けられた横移動機構15のスライド手段55の電動シリンダ59を、同期駆動させる。このとき、コンベア手段54の回転モータは駆動させない(図4(A)参照)。
そして、室内ベッド61上の所定位置(使用者14を載せる位置)まで、ロッド60の先部を前進させる(図4(B)参照)。
続いて、中央ベッド部51、背もたれベッド部52、及び、膝載せベッド部53にそれぞれ設けられた横移動機構15のスライド手段55の電動シリンダ59を、同期駆動させる。このとき、コンベア手段54の回転モータは駆動させない(図4(A)参照)。
そして、室内ベッド61上の所定位置(使用者14を載せる位置)まで、ロッド60の先部を前進させる(図4(B)参照)。
次に、上記した各電動シリンダ59を同期駆動させ、ロッド60の先部を後退させる。このとき、室内ベッド61の所定位置に対する使用者14の位置が変わらないように、中央ベッド部51、背もたれベッド部52、及び、膝載せベッド部53にそれぞれ設けられたコンベア手段54の回転モータを同期駆動させて、シート材58の上面がロッド60の移動方向と逆方向となるように、シート材58を移動させる。
これにより、使用者14は、ベッド13の左側から滑り落ち、使用者14を室内ベッド61の所定位置に仰向けの状態で載せることができる(図4(C)参照)。
そして、ベッド13を初期の位置(載置架台12上)まで戻した後、介護用移動台車10を室内ベッド61から離して、例えば、病室内に置いておく。このとき、介護用移動台車10は、車椅子の状態にしておいてもよい。
そして、ベッド13を初期の位置(載置架台12上)まで戻した後、介護用移動台車10を室内ベッド61から離して、例えば、病室内に置いておく。このとき、介護用移動台車10は、車椅子の状態にしておいてもよい。
続いて、図5(A)〜(C)を参照しながら、室内ベッド61上に仰向けとなった使用者14を、介護用移動台車10に移載する作業について説明する。
介助者は、介護用移動台車10を室内ベッド61の側方に近接配置する。このとき、介護用移動台車10の前後方向が、室内ベッド61の長手方向と平行になるように、介護用移動台車10を配置する。なお、介護用移動台車10は、中央架台18と背もたれ架台19と膝載せ架台20が、同一水平面をなすようにしておく。
介助者は、介護用移動台車10を室内ベッド61の側方に近接配置する。このとき、介護用移動台車10の前後方向が、室内ベッド61の長手方向と平行になるように、介護用移動台車10を配置する。なお、介護用移動台車10は、中央架台18と背もたれ架台19と膝載せ架台20が、同一水平面をなすようにしておく。
次に、中央ベッド部51、背もたれベッド部52、及び、膝載せベッド部53にそれぞれ設けられた横移動機構15のスライド手段55の電動シリンダ59を、同期駆動させる。このとき、コンベア手段54の回転モータは駆動させない。
そして、移動するベッド13の幅方向左側が、室内ベッド61上に仰向けとなった使用者14に接触する前に、使用者14の右側を持ち上げ、使用者14の背中側にベッド13の幅方向左側を装入する(図5(A)参照)。
そして、移動するベッド13の幅方向左側が、室内ベッド61上に仰向けとなった使用者14に接触する前に、使用者14の右側を持ち上げ、使用者14の背中側にベッド13の幅方向左側を装入する(図5(A)参照)。
更に、使用者14が、ベッド13上に載るまで、ロッド60の先部を前進させる。このとき、中央ベッド部51、背もたれベッド部52、及び、膝載せベッド部53にそれぞれ設けられたコンベア手段54の回転モータを同期駆動させて、シート材58の上面がロッド60の移動方向と逆方向となるように、シート材58を移動させる(図5(B)参照)。
次に、上記した各電動シリンダ59を同期駆動させ、ロッド60の先部を後退させ、使用者14が載ったベッド13を初期の位置(載置架台12上)まで戻す(図5(C)参照)。
そして、電動シリンダ38、46を駆動させ、介護用移動台車10を車椅子の状態とする。
次に、上記した各電動シリンダ59を同期駆動させ、ロッド60の先部を後退させ、使用者14が載ったベッド13を初期の位置(載置架台12上)まで戻す(図5(C)参照)。
そして、電動シリンダ38、46を駆動させ、介護用移動台車10を車椅子の状態とする。
以上のことから、本発明の介護用移動台車10は、簡単な構成で、要介護者の移載作業をスムーズに実施できることがわかる。
以上、本発明を、実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組合せて本発明の介護用移動台車を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
前記実施の形態においては、載置架台を、中央架台、背もたれ架台、及び、膝載せ架台で構成した場合について説明したが、3つに分割することなく、一体となったものでもよい(ベッドも同様)。この場合、介護用移動台車は、車椅子として使用できない。
前記実施の形態においては、載置架台を、中央架台、背もたれ架台、及び、膝載せ架台で構成した場合について説明したが、3つに分割することなく、一体となったものでもよい(ベッドも同様)。この場合、介護用移動台車は、車椅子として使用できない。
また、中央架台の昇降手段は、中央架台を水平状態に保持しながら昇降できれば、前記した実施の形態の構成に限定されるものではなく、他の構成でもよい。また、背もたれ架台と膝載せ架台の傾動手段も同様である。なお、ベッドを傾斜させる手段も、例えば、ベッド(コンベア手段)の幅方向左側(室内ベッド側)を載置架台に回動可能に取り付け、ベッドの幅方向右側を載置架台に対して昇降可能にした構成にすることもできる。
更に、前記実施の形態においては、横移動機構に、コンベア手段とスライド手段の双方を用いた場合について説明したが、これに限定されるものではなく、横移動機構は、コンベア手段又はスライド手段で構成することもできる。
更に、前記実施の形態においては、横移動機構に、コンベア手段とスライド手段の双方を用いた場合について説明したが、これに限定されるものではなく、横移動機構は、コンベア手段又はスライド手段で構成することもできる。
10:介護用移動台車、11:ベース架台、12:載置架台、13:ベッド、14:使用者、15、15a、15b:横移動機構、16:車輪、17:回転モータ、18:中央架台、19:背もたれ架台、20:膝載せ架台、21:昇降手段、22、23:屈伸部材、24:上アーム、25:下アーム、26:回動軸、27、28:連結部、29:回動軸、30:拡縮部、31:支持台、32:雄ねじ部、33:雌ねじ部、34:回転モータ、35:丁番、36:傾動手段、37:支持部、38:電動シリンダ(駆動シリンダ)、39:水平軸、40:ロッド、41:傾動アーム、42:水平軸、43:丁番、44:傾動手段、45:支持部、46:電動シリンダ(駆動シリンダ)、47:水平軸、48:ロッド、49:傾動アーム、50:水平軸、51:中央ベッド部、52:背もたれベッド部、53:膝載せベッド部、54、54b:コンベア手段、55、55a、55b:スライド手段、56、57:ガイドローラ、58:シート材、58a:ガイド、59:電動シリンダ(駆動シリンダ)、60:ロッド、61:病室内のベッド、62:支持台車、63:ピニオン、64:ラック、65:固定車輪、66:昇降車輪、67:脚部、68:車輪、69:雌ねじ部、70:雄ねじ部、71:回転モータ、72:雄ねじ部、73:回転モータ、74:ガイド孔、75:ガイド部、76:スライド部、77:雌ねじ部、78:係合孔、79:スライドピン
Claims (6)
- 少なくとも4つの車輪を備えたベース架台と、
前記ベース架台上に昇降手段を介して水平状態を保持しながら、昇降可能に設けられた中央架台と、
前記中央架台の後ろ側に水平状態から上向きに傾動可能に設けられた背もたれ架台と、
前記中央架台の前側に水平状態から下向きに傾動可能に設けられた膝載せ架台と、
前記中央架台、前記背もたれ架台、及び、前記膝載せ架台にそれぞれ設けられた中央ベッド部、背もたれベッド部、及び、膝載せベッド部を備えたベッドと、
前記ベッドに横たわった使用者を、前記ベッドの一側方向に移動させる横移動機構とを有する車椅子としても使用できることを特徴とする介護用移動台車。 - 請求項1記載の介護用移動台車において、前記膝載せ架台の前側は、折れ曲がって足載せ部を形成することを特徴とする介護用移動台車。
- 少なくとも4つの車輪を備えたベース架台と、
前記ベース架台上に昇降手段を介して水平状態を保持しながら、昇降可能に設けられた載置架台と、
前記載置架台に水平状態から一側に傾斜可能に設けられたベッドと、
前記ベッドに横たわった使用者を、前記ベッドの一側方向に移動させる横移動機構とを有することを特徴とする介護用移動台車。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の介護用移動台車において、前記車輪には、オムニホイールが用いられていることを特徴とする介護用移動台車。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の介護用移動台車において、搭載された電池によって駆動される回転モータ及び駆動シリンダを動力源に使用していることを特徴とする介護用移動台車。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の介護用移動台車において、前記横移動機構には、コンベア手段及びスライド手段のいずれか一方又は双方が用いられていることを特徴とする介護用移動台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016113380A JP2017217188A (ja) | 2016-06-07 | 2016-06-07 | 介護用移動台車 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021029937A (ja) * | 2019-08-29 | 2021-03-01 | 株式会社オカムラ | 車椅子 |
WO2023121621A3 (en) * | 2021-12-22 | 2023-08-24 | Gazi Universitesi Rektorlugu | Functional patient transfer stretcher |
-
2016
- 2016-06-07 JP JP2016113380A patent/JP2017217188A/ja active Pending
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