JP6511030B2 - 自動車のフード支持構造 - Google Patents
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Description
フェンダ2は、車体の左フロントフェンダであるが、形状や部位等が特に限定されるものではないので、詳細な説明は省略する。なお、本実施形態においては、フェンダ2は、左フロントフェンダを図示して説明するが、右フロントフェンダ(不図示)についても同様である。
「フード」は、一般に、エンジンルーム等の開口部を覆う部材を意味する。
フード3は、車体左側のサイド部31が下方に向けて湾曲して形成されている。なお、本実施形態においては、サイド部31は、フード3における車体左側を図示して説明するが、車体右側(不図示)についても同様である。
フード3は、インナ部材3aとアウタ部材3bからなり、フードヒンジ32(図1参照)を介して車体に位置決めされている。フード3は、閉じたときに、サイド部31がフェンダ2の上部に位置するように見切り部8を設けて車体に配設されている。
フレーム部材4は、フェンダ2よりも高い剛性を有し、車体のフレームを構成する中空構造を有する部材であり、一例として車体の左アッパメンバである。フレーム部材4は、車体の前後方向に沿って配設されているが(図3参照)、形状や部位等が特に限定されるものではないので、詳細な説明は省略する。
フェンダブラケット5は、フェンダ2よりも高い剛性を有する部材であり、図3に示すように、上下方向に延びて配設されている。フェンダブラケット5の上部には、車幅方向外側へ向かうように水平方向へ折れ曲がった形状をなしたフェンダ固定部51が形成されている。フェンダブラケット5の下部は、フレーム部材4に接合されている。フェンダ固定部51は、車体前後方向に延びて形成されている。フェンダ固定部51は、車幅方向外側の端部51aがクッション部材6の係合部63に係合されている。
クッション部材6は、図4に示すように、下部に形成された車幅方向外側下面61、車幅方向内側下面62、およびフェンダブラケット5の車幅方向外側の端部51aに係合する係合部63と、上部に形成された傾斜部64と、撓み量を調整するための凹部65,65(図2参照)と、を備えている。クッション部材6は、フード3の質量等を考慮して、所定の弾性および撓み性を有するゴム部材等を適宜採用する。
参照する図6は、図4と同じ幅方向断面図であり、クッション部材の位置で切断して前方から見ている要部拡大模式図である。フード3が閉まった静止状態を二点鎖線で示し、フード3を閉めた際に生じるオーバーストロークの状態を実線で示す。
2 フェンダ
3 フード
4 フレーム部材
5 フェンダブラケット(被固定部)
6 クッション部材
8 見切り部
21 上部フランジ部
22 フェンダ取付部
31 サイド部
51 フェンダ固定部
51a 車幅方向外側の端部
51b クッション部材取り付け穴
61 車幅方向外側下面
62 車幅方向内側下面
63 係合部
64 傾斜部
65 凹部
65a 前壁部
65b 後壁部
S0,S1 下部隙間
S2 上部隙間
Claims (6)
- 車体の側部に設けられるフェンダと、サイド部が下方に向けて湾曲して形成されたフードと、を有する自動車のフード支持構造であって、
前記車体のフレーム部材に配設された被固定部と、
この被固定部の上部に固定されたクッション部材と、を備え、
前記フードは、前記フェンダの上部と前記サイド部の下部との間に見切り部を設けて配設され、
前記クッション部材の上部には、車幅方向内側よりも外側の方が下降する傾斜部が形成されており、
前記フードを閉じた状態で、前記傾斜部と前記サイド部との間に所定の上部隙間が設けられていること、
を特徴とする自動車のフード支持構造。 - 前記被固定部は、前記フェンダの内側に配設されるとともに、当該フェンダを前記車体のフレーム部材に固定するフェンダブラケットであること、
を特徴とする請求項1に記載の自動車のフード支持構造。 - 前記クッション部材は、前記被固定部の車幅方向外側の端部に係合する係合部を備えていること、
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動車のフード支持構造。 - 前記クッション部材は、前記被固定部に固定する固定部を備え、
前記傾斜部は、前記固定部よりも車幅方向外側に配設されていること、
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の自動車のフード支持構造。 - 前記クッション部材は、前壁部および後壁部に凹部を備えていること、
を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の自動車のフード支持構造。 - 車体の側部に設けられるフェンダと、サイド部が下方に向けて湾曲して形成されたフードと、を有する自動車のフード支持構造であって、
前記車体のフレーム部材に配設された被固定部と、
この被固定部の上部に固定されたクッション部材と、を備え、
前記フードは、前記フェンダの上部と前記サイド部の下部との間に見切り部を設けて配設され、
前記クッション部材の上部には、車幅方向内側よりも外側の方が下降する傾斜部が形成されており、
前記クッション部材は、前記フェンダとの間に所定の下部隙間が設けられており、
前記クッション部材は、前壁部および後壁部に凹部を備えていること、
を特徴とする自動車のフード支持構造。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2016206144A JP6511030B2 (ja) | 2016-10-20 | 2016-10-20 | 自動車のフード支持構造 |
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Family Applications (1)
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JP2016206144A Active JP6511030B2 (ja) | 2016-10-20 | 2016-10-20 | 自動車のフード支持構造 |
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