JP6510652B2 - 撮像システム及び撮像制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像システム及び撮像制御方法に係り、特に遠隔操作したパン・チルトカメラで撮像した画像をリアルタイムに表示する撮像システム及び撮像制御方法に関する。
カメラを遠隔操作によってパンニング動作(パン動作)やチルティング動作(チルト動作)させてカメラの撮像方向を調整する撮像システムが知られている。
特許文献1には、パン・チルトカメラにより撮像された画像が表示された画面の一点をユーザが指定することによって、ポイント指定された位置の被写体が画面の中心に表示されるようにパン・チルトカメラの撮像方向を制御する技術が記載されている。
特開2006−101009号公報
しかしながら、指定した被写体を画面の中心に表示させると、被写体を指定した際と画面の中心に表示された際とで表示される被写体の天地方向の向きが変化する場合があり、表示に違和感があるという問題点があった。
また、指定された被写体を画面の中心に表示させるためのパン・チルトカメラの撮像方向の調整中において、パン動作とチルト動作の速度によっては被写体の視認性が悪い場合があるという問題点もあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、パン・チルトカメラの光軸方向の調整に伴う画像の表示の違和感を無くし、視認性を向上させる撮像システム及び撮像制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために撮像システムの一の態様は、被写体を撮像して被写体画像データを取得するカメラと、カメラをパン方向及びパン方向と直交するチルト方向に回転させるパンチルト手段と、取得した被写体画像データを表示画面に表示する表示手段と、表示画面の任意の位置の指定点をユーザが指定する入力手段と、指定点の位置情報を取得する指定位置取得手段と、カメラの光軸を現在の位置から指定点に対応する指定被写体の位置まで直線的に移動させることで、表示画面に表示された指定被写体を表示画面の現在の位置から表示画面の中心まで直線的に移動させるパンチルト制御手段と、表示画面に表示する被写体画像データをカメラの光軸回りに回転させる画像処理手段であって、光軸の移動後における天地方向を移動前における天地方向と一致させる画像処理手段と、を備えた。
本態様によれば、ユーザが指定した指定被写体を表示画面の現在の位置から表示画面の中心まで直線的に移動させ、かつ移動後における天地方向を移動前における天地方向と一致させるようにしたので、パン・チルトカメラの光軸方向の調整に伴う画像の表示の違和感を無くし、視認性を向上させることができる。
画像処理手段は、光軸の移動中における天地方向を移動前における天地方向と一致させることが好ましい。これにより、光軸方向の調整中においても画像の表示の視認性を向上させることができる。
画像処理手段は、光軸の移動前の指定被写体を含む切り出し画像をテンプレートとするテンプレートマッチングに基づいて被写体画像データの回転方向及び回転量を算出することが好ましい。これにより、光軸の移動後における天地方向を移動前における天地方向と適切に一致させることができる。
取得した被写体画像データの中から人物の顔の領域を検出する顔検出手段を備え、画像処理手段は、指定被写体が人物の顔の領域である場合に、顔の向きを正立させることが好ましい。これにより、光軸の移動後における天地方向を移動前における天地方向と適切に一致させることができる。
パンチルト制御手段は、カメラのパン方向の回転量及びチルト方向の回転量が最小となる回転方向でカメラの光軸を移動させることが好ましい。これにより、短時間でカメラの光軸を移動させることができる。
カメラの現在位置に対する初期位置からの第1のパン方向回転角度及び第1のチルト方向回転角度を取得し、初期位置の撮像面の初期位置単位法線ベクトルからの第1のパンチルト回転行列を算出する手段と、初期位置単位法線ベクトルを第1のパンチルト回転行列で回転させた場合の撮像面の現在位置単位法線ベクトルを算出する手段と、指定点に対する現在位置単位法線ベクトルからの第2のパンチルト回転行列を算出する手段と、現在位置単位法線ベクトルを第2のパンチルト回転行列で回転させた場合の移動先目標ベクトルを算出する手段と、移動先目標ベクトルを用いて初期位置単位法線ベクトルからの第2のパン方向回転角度及び第2のチルト方向回転角度を算出する手段と、第2のパン方向回転角度と第1のパン方向回転角度との差分から移動先パン方向回転角度を算出する手段と、第2のチルト方向回転角度と第1のチルト方向回転角度との差分から移動先チルト方向回転角度を算出する手段と、を備え、パンチルト制御手段は、移動先パン方向回転角度及び移動先チルト方向回転角度に基づいてパンチルト手段を制御することが好ましい。これにより、カメラの光軸を現在の位置から指定点に対応する被写体の位置まで適切に移動させることができる。
パンチルト制御手段は、パンチルト手段によるカメラのパン方向の回転速度及びチルト方向の回転速度の比率を移動先パン方向回転角度及び移動先チルト方向回転角度の比率と等しくすることが好ましい。これにより、カメラの光軸を適切に直線的に移動させることができる。
入力手段は、タッチ操作によって指定点をユーザが指定可能なタッチパネルを備えることが好ましい。これにより、表示画面の任意の位置の指定点を指定する際の操作性を向上させることができる。
遠隔カメラ及び携帯端末を備え、表示手段及び入力手段が携帯端末に備えられ、カメラ、パンチルト手段、パンチルト制御手段、及び画像処理手段が遠隔カメラに備えられ、遠隔カメラ及び携帯端末がそれぞれ通信を行う通信手段を備えることが好ましい。これにより、携帯端末において遠隔カメラを適切に遠隔操作することができる。
上記目的を達成するために撮像制御方法の一の態様は、被写体を撮像して被写体画像データを取得するカメラをパン方向及びパン方向と直交するチルト方向に回転させるパンチルト工程と、取得した被写体画像データを表示画面に表示する表示工程と、表示画面の任意の位置の指定点をユーザが指定する入力工程と、指定点の位置情報を取得する指定位置取得工程と、カメラの光軸を現在の位置から指定点に対応する指定被写体の位置まで直線的に移動させることで、表示画面に表示された指定被写体を表示画面の現在の位置から表示画面の中心まで直線的に移動させるパンチルト制御工程と、表示画面に表示する被写体画像データをカメラの光軸回りに回転させる画像処理工程であって、光軸の移動後における天地方向を移動前における天地方向と一致させる画像処理工程と、を備えた。
本態様によれば、ユーザが指定した指定被写体を表示画面の現在の位置から表示画面の中心まで直線的に移動させ、かつ移動後における天地方向を移動前における天地方向と一致させるようにしたので、パン・チルトカメラの光軸方向の調整に伴う画像の表示の違和感を無くし、視認性を向上させることができる。
本発明によれば、パン・チルトカメラの光軸方向の調整に伴う画像の表示の視認性を向上させることができる。
図1は、本実施形態に係る撮像システムの一例を示す外観斜視図である。 図2は、撮像システムのシステム構成の一例を示すブロック図である。 図3は、タッチセンタリング機能の概要を説明するための図である。 図4は、パン・チルト動作に伴う撮像面の単位法線ベクトルの変化を示す図である。 図5は、タッチセンタリング機能の処理を示すフローチャートである。 図6は、タッチパネルの座標を説明するための図である。 図7は、テンプレート画像の生成を説明するための図である。 図8は、パン・チルト動作の回転角度の算出処理を示すフローチャートである。 図9は、パン動作の移動量が最小となる方向を算出するための処理を示すフローチャートである。 図10は、チルト動作の移動量が最小となる方向を算出するための処理を示すフローチャートである。 図11は、センタリング中の被写体の軌跡を示す図である。 図12は、パン・チルト動作の回転速度の算出処理を示すフローチャートである。 図13は、画像のテンプレートマッチングと画像の回転を説明するための図である。 図14は、タッチセンタリング機能の変形例の処理を示すフローチャートである。 図15は、人物の被写体の顔の傾きについて説明するための図である。
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について説明する。
〔撮像システムの構成〕
図1は、本実施形態に係る撮像システム10の一例を示す外観斜視図である。同図に示すように、撮像システム10は、タブレット型携帯端末の形態を有する端末装置11と、パン・チルト遠隔カメラの形態を有し、端末装置11から通信接続可能なカメラ装置20とを備える。
カメラ装置20は、ギア26を含む保持部25と保持部25に取り付けられた撮影光学系21とが、装置本体22上に設けられる台座23に固定的に据え付けられている。台座23は、装置本体22の垂直方向の軸であるZ軸を中心に回転自在に設けられており、パン駆動部32P(図2参照)によりZ軸を中心にしたパン動作が行われる。ギア26は垂直方向と直交する水平方向の軸であるX軸を中心に回転自在に設けられており、チルト駆動部32T(図2参照)からギア26を介して駆動力が伝達されることにより、撮影光学系21はX軸を中心にしたチルト動作が行われる。このパン動作及びチルト動作は、それぞれ360度以上の回転を無制限で行うことができる構造を有している。これらの撮影光学系21、保持部25(ギア26)及び台座23は、防塵及び防滴用のドームカバー24によって覆われている。なお、図1において、撮影光学系21の光軸が符号「L」によって表されている。
一方、端末装置11の筐体12には、タッチパネル15、操作ボタン16、スピーカー17、マイクロホン18及び端末カメラ19等が収容されている。
タッチパネル15は、タッチ操作によって表示画面の任意の位置の一点(指定点の一例)をユーザが指定可能に構成されている。タッチパネル15は、カメラ装置20から送信される被写体画像データや各種の情報を表示するディスプレイ13(表示画面の一例)と、全面が透明でディスプレイ13に重ねられており、ユーザからの指示を受け付ける指示受付部として機能する操作パネル14と、から構成される。タッチパネル15は、ディスプレイ13の表示位置の座標と操作パネル14の操作位置の座標とが対応付けられており、操作パネル14は、ディスプレイ13のどの位置が操作されたのかを検知することができる。
操作ボタン16は、操作パネル14とともにユーザからの指示を受け付ける指示受付部として機能する。スピーカー17及びマイクロホン18は音声の出力部及び入力部として機能する。端末カメラ19は、操作パネル14や操作ボタン16を介したユーザからの指示に応じて撮影を行うことができる。
ユーザは、上述の端末装置11を使ってカメラ装置20の動作をコントロールすることが可能であり、例えば撮影画像をカメラ装置20から端末装置11に送信させてディスプレイ13に表示させたり、カメラ装置20の撮像方向(撮影光学系21の光軸Lの方向)を変更したりすることが可能である。
図2は、撮像システム10のシステム構成の一例を示すブロック図である。
カメラ装置20は、被写体を連続的に撮像して被写体像のライブビュー画像(被写体画像データの一例)を出力するカメラである。カメラ装置20は、撮像部30、撮像方向調整部32、カメラ側通信部36、及びこれらを統括的に制御するカメラ側コントローラ34を有する。
撮像部30は、撮影光学系21及び撮像素子31を含んで構成される。撮影光学系21は、不図示のズームレンズ、フォーカスレンズ、絞り等を含み、不図示の駆動部に駆動されて、ズーミング、フォーカシング、入射光量の調整が行われる。撮像素子31は、撮影光学系21の後段に配置されており、撮影光学系21を介して被写体光を受光する。撮像素子31は、不図示の多数の受光素子がマトリクス状に配列された撮像面31aを備えており、撮像面31aに入射した被写体光はこの受光面上に結像され、各受光素子によって電気信号に変換される。この電気信号に基づいて、撮像部30から撮影画像データが出力される。撮像部30は、カメラ側コントローラ34の制御下で定期的に撮影を行って撮影画像データを出力することができる。
撮像方向調整部32(パンチルト手段の一例)は、図1に示す台座23、保持部25及びギア26に加えてパン駆動部32P及びチルト駆動部32Tを含むパン・チルト機構として構成され、撮像部30の撮像方向を調整することができる。撮像方向調整部32は、カメラ側コントローラ34によって制御される。例えば、撮像方向を水平方向に移動する必要がある場合は、その必要な移動量に応じて撮像方向が水平方向に移動するように、撮像方向調整部32はカメラ側コントローラ34の制御下で撮像部30をパン動作させる(パンチルト工程の一例)。同様に、撮像方向を垂直方向に移動する必要がある場合には、その必要な移動量に応じて撮像方向が垂直方向に移動するように、撮像方向調整部32はカメラ側コントローラ34の制御下で撮像部30をチルト動作させる(パンチルト工程の一例)。
特に本例のカメラ側コントローラ34は、センタリング制御部35を備えており、センタリング制御部35は、撮像方向調整部32を制御して、指定された被写体をディスプレイ13(図1参照)の中心に表示させるように撮像方向を調整する。
カメラ側通信部36(通信手段の一例)は、カメラ側コントローラ34に接続され、端末装置11(特に後述の端末側通信部44)との間で通信を行い(図2の矢印「C」参照)、カメラ装置20から端末装置11に送られるデータ類の送信を行い、また端末装置11からカメラ装置20に送られるデータ類の受信を行う。すなわちカメラ側通信部36は、カメラ側コントローラ34から送られてくるデータ類を端末装置11(端末側通信部44)に送信し、端末装置11(端末側通信部44)から送られてくるデータ類を受信してカメラ側コントローラ34に送る。
カメラ装置20(カメラ側通信部36)と端末装置11(端末側通信部44)との間で送受信されるデータ類は特に限定されない。例えば、撮像部30によって取得される撮影画像データや各種のコマンド等を、必要に応じて、カメラ装置20と端末装置11との間で送受信することが可能である。
一方、カメラ装置20に接続可能な端末装置11は、ユーザインターフェース42、端末側通信部44、及び端末装置11の全体を統括的に制御する端末側コントローラ40を有する。
端末側通信部44(通信手段の一例)は、カメラ側通信部36と通信可能であり、カメラ側通信部36から送られてくるデータ類を受信して端末側コントローラ40に送り、端末側コントローラ40から送られてくるデータ類をカメラ側通信部36に送信する。なお、端末側通信部44とカメラ側通信部36との間の通信手法は特に限定されず、有線接続方式であってもよいし無線接続方式であってもよい。例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)が定めるIEEE802.11a/b/g/n規格等に従った無線LAN(Local Area Network)に基づく通信方式や、Bluetooth(登録商標)規格等に従った近距離無線に基づく通信方式を用いることができる。
端末側コントローラ40は、ユーザインターフェース42及び端末側通信部44に接続され、ユーザインターフェース42から送られてくるコマンド等のデータ類に基づいて各種の制御を行い、また必要に応じて、端末側通信部44を制御してデータ類をカメラ側通信部36に送信する。また、端末側コントローラ40は、ディスプレイ13に画像を表示する表示手段として機能する。
ユーザインターフェース42は、端末装置11のユーザに対するインターフェースを構成する。したがって、例えば画像等を表示可能なディスプレイ13、ユーザからの指示を受け付ける操作パネル14及び操作ボタン16、ユーザに音声を提供するスピーカー17及び音声を取得するマイクロホン18が、このユーザインターフェース42に含まれる。
〔タッチセンタリング機能の概要〕
撮像システム10の有する機能の1つであるタッチセンタリング機能の概要について説明する。タッチセンタリング機能とは、ユーザが操作パネル14を操作することで、タッチパネル15の任意の位置に表示されている被写体をタッチパネル15の中心位置に表示させる(センタリング)機能である。
図3(a)は、タッチパネル15に表示されたライブビュー画像の一例を示す図である。このライブビュー画像はカメラ装置20によって撮影されたものであり、被写体100が撮影されている。ここでは、タッチパネル15の中心の座標を原点(0,0)、被写体100が表示されている位置(現在の位置の一例)の座標を(X,Z)とする。
ここで、ユーザが被写体100をタッチパネル15の中心に表示させたいものとする。この場合、ユーザは、図3(b)に示すように、タッチパネル15の被写体100が表示されている位置(ディスプレイの座標(X,Z)の位置)を指先等で触れる(タッチセンタリング操作)。
このユーザのタッチセンタリング操作によって、タッチパネル15は座標(X,Z)を入力として受け付ける。この入力を受けて、カメラ装置20は、座標(X,Z)の位置の被写体100がディスプレイ13の原点(0,0)に表示されるように、撮像方向調整部32を制御して撮像方向を調整する。すなわち、カメラの光軸Lを現在の位置から座標(X,Z)に対応する被写体100の位置まで移動させる。これにより、図3(c)に示すように、ディスプレイ13の座標(X,Z)の位置に表示されていた被写体100は、ディスプレイ13の中心(原点(0,0))に移動する。
このように、タッチセンタリング機能によれば、タッチパネル15によって指定された被写体がディスプレイ13の中心に表示される。さらに、本実施形態では、被写体100が座標(X,Z)から原点(0,0)まで直線的に移動するように撮像方向を調整するとともに、撮像方向の調整後に原点(0,0)に表示される被写体100の天地方向が撮像方向の調整前に座標(X,Z)に表示されていた被写体100の天地方向と一致するように、原点(0,0)(光軸L)を中心に撮像画像を回転させる。
〔パン・チルト動作の回転行列〕
ここで、撮像部30のパン・チルト動作の回転行列について考える。図4(a)に示すように、カメラ装置20の初期位置として、撮像素子31の撮像面31aをY軸に垂直に配置(光軸LをY軸と同軸に配置)したと仮定する。この場合、初期の撮像面の単位法線ベクトルは、下記式1のように表すことができる。
Figure 0006510652
ここで、図4(b)に示すように、撮像部30のパン動作の方向をZ軸回転方向とし、原点からZ軸の正方向を見た状態でZ軸を右回りに回転させた角度をφとすると、回転行列は下記式2のように表すことができる。
Figure 0006510652
さらに、図4(c)に示すように、撮像部30のパン動作後のX軸をX1軸、撮像部30のチルト動作の方向をX1軸回転方向とし、原点からX1軸の正方向を見た状態でX1軸を右回りに回転させた角度をθとすると、回転行列は下記式3のように表すことができる。
Figure 0006510652
したがって、撮像部30のパン・チルト動作の回転行列は、下記式4のように表すことができる。
Figure 0006510652
このパン・チルト動作により、カメラ装置20の初期位置におけるX軸、Y軸、及びZ軸は、図4(c)に示すように、それぞれX1軸、Y1軸、及びZ1軸となる。
タッチセンタリング機能では、ディスプレイ13に表示された被写体の画面内の座標が指定されるため、パン・チルト動作の回転角度が指定されることになる。しかし、カメラ装置20は回転軸がパン方向(水平方向)及びチルト方向(垂直方向)の2軸しかないため、チルト側の角度が0度(水平)ではない場合には、画面上で指定された角度に対して直接パン・チルト動作をさせることができない。このため、後述する処理に従ってパン・チルト動作の回転角度を算出する。
〔タッチセンタリング機能の詳細〕
図5のフローチャートを用いてタッチセンタリング機能の詳細な処理(撮像制御方法の一例)について説明する。
最初に、ユーザが端末装置11の操作パネル14や操作ボタン16を操作することにより、カメラ装置20でのライブビュー画像の撮影の開始を指示する。この撮開始の指示は、端末側通信部44及びカメラ側通信部36を介してカメラ側コントローラ34に入力される。カメラ側コントローラ34は、撮像部30に撮影を開始させ、これにより撮像素子31からの画像信号の出力が開始される。
カメラ側コントローラ34は、撮像部30から出力された撮影画像データを取得し、カメラ側通信部36を介して端末装置11に送信する。端末装置11は、端末側通信部44によってこの撮影画像データを受信し、端末側コントローラ40に出力する。端末側コントローラ40は、この撮影画像データをタッチパネル15に表示させる(ステップS1、表示工程の一例)。
以下、撮像部30はカメラ側コントローラ34の制御下で動画撮影を行い、撮影された撮影画像データは、端末側コントローラ40によってタッチパネル15にライブビュー画像として表示されているものとする。
次に、センタリング制御部35において変数kを0に初期化し(ステップS2)、カメラ側コントローラ34がライブビュー画像の撮影を終了するか否かを判定する(ステップS3)。タッチパネル15や操作ボタン16により撮影終了の指示があった場合は、ライブビュー画像の撮影を終了する。
撮影終了の指示がない場合は、センタリング制御部35は、タッチセンタリングの指示があったか否かを判定する(ステップS4)。タッチセンタリングの指示は、図3(b)を用いて説明したように、タッチパネル15(入力手段の一例)に表示された被写体像(被写体画像データ)のうちセンタリングしたい被写体(指定被写体)が表示されている任意の一点である指定点をタッチセンタリング操作することで行われる(入力工程の一例)。
タッチセンタリングの指示がない場合は、ステップS3に戻り、同様の処理を繰り返す。タッチセンタリングの指示があった場合、すなわちタッチパネル15がタッチセンタリング操作された場合は、ステップS5に移行し、変数kをインクリメントする(ステップS5)。
次に、センタリング制御部35(指定位置取得手段の一例)は、タッチセンタリング操作された点(指定点)のタッチパネル15上の座標(指定点の位置情報の一例)を取得する(ステップS6、指定位置取得工程の一例)。図6に示すように、タッチパネル15は、その中心を原点(0,0)とし、水平軸であるX軸方向に−WからWまで、垂直軸であるZ軸方向に−HからHまでの座標が割り当てられている。ここでは、タッチセンタリング操作された位置の座標を(X,Z)とする。
次に、センタリング制御部35は、タッチセンタリング操作された点の周辺のテンプレート画像110を生成する(ステップS7)。図7(a)はタッチパネル15の表示を示す図であり、図7(b)は、図7(a)に示す表示画像からタッチセンタリング操作された座標(X,Z)を含む画像を切り出して生成したテンプレート画像110の一例(指定被写体を含む切り出し画像の一例)を示す図である。テンプレート画像110のサイズは、適宜決めればよい。
続いて、センタリング制御部35において、パン・チルト動作の回転角度を算出する(ステップS8)。このパン・チルト動作の回転角度の算出処理について、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
最初に、撮像面31aの初期位置の単位法線ベクトル(初期位置単位法線ベクトルの一例)(→e)と現在(現在位置の一例)の撮像方向(光軸Lの方向)とのパン方向の回転角度φk−1及びチルト方向の回転角度θk−1(カメラの現在位置に対する初期位置からの第1のパン方向回転角度及び第1のチルト方向回転角度の一例)を測定し、初期位置の単位法線ベクトル(→e)からのパン・チルト回転行列Ck−1(第1のパンチルト回転行列の一例)を求める(ステップS21)。ここで、(→e)における「→」はベクトルを示している。
次に、初期位置の単位法線ベクトル(→e)をパン・チルト回転行列Ck−1で回転させた場合の現在位置の単位法線ベクトル(現在位置単位法線ベクトルの一例)(→fk−1)=Ck−1・(→e)を求める(ステップS22)。
続いて、タッチセンタリング操作された位置である座標(X,Z)について、現在位置の単位法線ベクトル(→fk−1)からのパン・チルト回転行列C(第2のパンチルト回転行列の一例)を求める(ステップS23)。
ここで、撮影光学系21の水平画角を2ψ、垂直画角を2ψとすると、タッチセンタリング操作によるパン方向の回転角度φ及びチルト方向の回転角度θは、
φ=2ψ・X/W …(式5)
θ=2ψ・Z/H …(式6)
と表すことができる。このφとθを式4に代入することで、パン・チルト回転行列Cを求める。
さらに、現在位置の単位法線ベクトル(→fk−1)をパン・チルト回転行列Cで回転させた場合の移動先目標ベクトル(→f)=C・(→fk−1)を求める(ステップS24)。また、この移動先目標ベクトル(→f)を用いて、初期位置の単位法線ベクトル(→e)からのパン方向の回転角度φ(第2のパン方向回転角度の一例)及びチルト方向の回転角度θ(第2のチルト方向回転角度の一例)を求める(ステップS25)。
最後に、タッチセンタリング操作によるパン動作の回転角度Δφ(移動先パン方向回転角度の一例)及びチルト動作の回転角度Δθ(移動先チルト方向回転角度の一例)を求める(ステップS26)。パン動作の回転角度Δφ及びチルト動作の回転角度Δθは、ステップS21において求めたパン方向の回転角度φk−1及びチルト方向の回転角度θk−1と、ステップS25において求めたパン方向の回転角度φ及びチルト方向の回転角度θとの差分であり、
Δφ=Δφ−Δφk−1 …(式7)
Δθ=Δθ−Δθk−1 …(式8)
と表すことができる。
本実施形態では、撮影光学系21の初期位置からの回転角度をタッチセンタリング操作の度に測定することで、パン・チルト動作の蓄積計算誤差を減らしている。
図5の説明に戻り、センタリング制御部35は、パン・チルト動作の移動量が最小となる方向を算出する(ステップS9)。本実施形態に係るカメラ装置20は、パン動作及びチルト動作を、それぞれ360度以上の回転を無制限で行うことができる。したがって、回転角度Δφのパン動作を行う際には、2方向のパン回転方向が存在する。同様に、回転角度Δθのチルト動作を行う際には、2方向のチルト回転方向が存在する。ここでは、これらの回転方向から、移動量が最小となる方向を算出する。
移動量が最小となる方向を算出するための処理について、図9及び図10のフローチャートを用いて説明する。
図9は、パン動作の移動量が最小となる方向を算出するための処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS8(ステップS21〜S26)において算出したパン動作の回転角度Δφが、−π[rad]より小さいか否かを判定する(ステップS51)。Δφが−π[rad]以上である場合はステップS52へ、Δφが−π[rad]より小さい場合はステップS53へ移行する。
ステップS52では、Δφがπ[rad]より大きいか否かを判定する(ステップS52)。Δφがπ[rad]以下である場合はΔφをそのままの値として処理を終了し、Δφがπ[rad]より大きい場合はステップS54へ移行する。
ステップS53では、Δφに2π[rad]を加算し(ステップS53)、処理を終了する。一方、ステップS54では、Δφから2π[rad]を減算し(ステップS54)、処理を終了する。
このように演算されたΔφが、パン動作の移動量が最小となる方向を示す回転角度となる。
図10は、チルト動作の移動量が最小となる方向を算出するための処理を示すフローチャートであり、その処理の内容は図9に示したフローチャート同様である。すなわち、ステップS8(ステップS21〜S26)において算出したチルト動作の回転角度Δθが、−π[rad]より小さい場合にはΔθに2π[rad]を加算し(ステップS63)、π[rad]より大きい場合にはΔθから2π[rad]を減算し(ステップS64)、−π[rad]以上π[rad]以下の場合はステップS7で算出したΔθそのままの値とし、処理を終了する。このように演算されたΔθが、チルト動作の移動量が最小となる方向を示す回転角度となる。
図5の説明に戻り、続いてセンタリング制御部35は、パン・チルト動作の回転速度を算出する(ステップS10)。タッチセンタリング機能によるパン・チルト動作中(光軸Lの移動中)もライブビュー画像の撮影・表示は継続して行われている。図11は、タッチセンタリング機能によりセンタリングされる被写体の軌跡を示す図である。同図に示すように、本実施形態では、座標(X,Z)の被写体が原点(0,0)にセンタリングされる際に、座標(X,Z)と原点(0,0)とを結ぶ直線A上を移動するようにセンタリングされる。
このように、指定された被写体が直線的にセンタリングされるためのパン・チルト動作の回転速度を算出する処理について、図12のフローチャートを用いて説明する。
最初に、パン動作及びチルト動作の最短所要時間を算出する(ステップS31)。撮像部30のパン動作の最高回転速度をωxmax、チルト動作の最高回転速度をωzmaxとすると、回転角度Δφだけパン動作する場合の最短所要時間Txminと回転角度Δθだけチルト動作する場合の最短所要時間Tzminとは、それぞれ
xmin=Δφ/ωxmax …(式9)
zmin=Δθ/ωzmax …(式10)
と表すことができる。
次に、パン動作の最短所要時間とチルト動作の最短要時間を比較し、Txmin=Tzminであるか否かを判定する(ステップS32)。
xmin=Tzminである場合は、センタリング動作のパン回転速度ω及びチルト回転速度ωを、ともに最高回転速度であるωxmax及びωzmaxに設定し(ステップS33)、回転速度算出処理を終了する。Txmin=Tzminであるので、座標(X,Z)の被写体が直線A上を移動して原点(0,0)にセンタリングされることになる。
また、Txmin=Tzminでない場合は、続いてTxmin>Tzminであるか否かを判定する(ステップS34)。
xmin>Tzminである場合は、パン動作の回転速度ωを最高回転速度であるωxmaxに設定する(ステップS35)。また、チルト動作の回転速度ωを、チルト動作の所要時間をパン動作の所要時間に合わせるために、
ω=ωzmax・Tzmin/Txmin …(式11)
により算出し(ステップS36)、回転速度算出処理を終了する。これにより、チルト動作の所要時間Tは、
=Δθ/ω=Δφ/ωxmax=Txmin …(式12)
となり、パン動作の所要時間とチルト動作の所要時間とが同じ時間になる。したがって、座標(X,Z)の被写体が直線A上を移動して原点(0,0)にセンタリングされる。
一方、Txmin>Tzminでない場合、すなわちTxmin<Tzminの場合は、チルト動作の回転速度ωを最高回転速度であるωzmaxに設定する(ステップS37)。また、パン動作の回転速度ωは、パン動作の所要時間をチルト動作の所要時間に合わせるために、
ω=ωxmax・Txmin/Tzmin …(式13)
により算出する(ステップS38)。これにより、パン動作の所要時間Tは、
=Δφ/ω=Δθ/ωzmax=Tzmin …(式14)
となり、パン動作の所要時間とチルト動作の所要時間とが同じ時間になる。したがって、座標(X,Z)の被写体が直線A上を移動して原点(0,0)にセンタリングされる。
このように、ωとωとの比率は、ΔφとΔθとの比率と等しい。さらに、所要時間が最短となる回転速度で被写体をセンタリングすることができる。
再び図5の説明に戻り、センタリング制御部35(パンチルト制御手段の一例)は撮像方向調整部32を制御し、ステップS10(ステップS31〜S38)において算出したパン動作の回転速度ω及びチルト動作の回転速度ωにおいて、ステップS9(ステップS51〜S54、ステップS61〜64)において算出した移動量が最小となる方向を示すパン動作の回転角度Δφ及びチルト動作の回転角度Δθだけ、撮像部30をパン動作及びチルト動作させる(ステップS11、パンチルト制御工程の一例)。このように撮像方向を制御することで、タッチパネル15の座標(X,Z)に表示されていた被写体が直線A上を移動して原点(0,0)にセンタリングされる。
続いて、指定された被写体のセンタリング後(移動後の一例)における天地方向をセンタリング前(移動前の一例)における天地方向と一致させるための画像の回転方向と回転量とを算出する(ステップS12)。ここでは、ステップS7において生成したテンプレート画像110をテンプレートとするテンプレートマッチングによって回転方向と回転量とを算出する。
図13(a)は、センタリング後のタッチパネル15の表示の一例を示す図である。図7(a)と比較するとわかるように、パン・チルト動作により座標(X,Z)の被写体がタッチパネル15の原点(0,0)に移動すると、光軸Lに回転が生じ、被写体像(被写体画像データ)は光軸Lを中心に回転する。
センタリング制御部35は、タッチパネル15に表示された画像に対してテンプレート画像110を回転させて(図13(b)参照)テンプレートマッチングさせ、マッチングした際の回転方向と回転量とを取得し、画像の回転方向と回転量とする。
最後に、センタリング制御部35(画像処理手段の一例)は、図13(c)に示すように、ステップS12で算出した回転方向と回転量だけ原点(0,0)を中心に電子的に画像を回転(光軸回りに回転の一例)させる(ステップS13、画像処理工程の一例)。この画像は、これまでと同様にカメラ側通信部36を介して端末側通信部44に通信され、タッチパネル15に表示される。その後、ステップS3に戻り同様の処理を行うが、以下のライブビュー画像は、この回転方向及び回転量で画像を回転させてタッチパネル15に表示する。図13(d)は、画像回転後のタッチパネル15の表示を示す図である。
このように、本実施形態に係るタッチセンタリング機能によれば、タッチパネル15によって指定された被写体がディスプレイ13の中心に表示される。この際に、指定された被写体が直線的に移動するため、ユーザが指定した被写体を視認しやすい。また、センタリング前後の被写体の天地方向が一致するため、センタリング後の被写体を視認する際に違和感がない。
本実施形態では、センタリング制御部35をカメラ側コントローラ34に搭載したが、センタリング制御部35を端末側コントローラ40に搭載する態様も可能である。この場合、撮像部30や撮像方向調整部32との必要な信号のやり取り等は、端末側通信部44及びカメラ側通信部36を介して行えばよい。
また、ここでは、タッチパネル15の操作パネル14を用いてセンタリングする被写体を指定したが、ディスプレイ13に表示されたカーソルを操作ボタン16によって移動させて被写体を指定する態様も可能である。
さらに、本実施形態では、被写体のセンタリング終了後に画像を回転させてセンタリング後の被写体の天地方向をセンタリング前の被写体の天地方向と一致させたが、センタリング移動中の画像を随時回転させることで常にセンタリング中の被写体の天地方向をセンタリング前の被写体の天地方向と一致させる態様も可能である。
〔タッチセンタリング機能の変形例〕
図14は、タッチセンタリング機能の変形例の処理を示すフローチャートである。なお、図5と共通する部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
ライブビュー画像の撮像を開始し(ステップS1)、タッチセンタリングの指示を検知し(ステップS4)、タッチセンタリング操作された位置のタッチパネル15上の座標を取得する(ステップS6)処理までは、図5に示すフローチャートと同様である。
タッチセンタリング操作された位置の座標を取得したら、センタリング制御部35(顔検出手段の一例)は、タッチセンタリング操作された領域(指定点)から人物の顔を検出し、その領域が人物の顔の領域であるか否かを判定する(ステップS41)。人物の顔の領域でない場合は、ステップS7に移行し、以下の処理は図5のフローチャートと同様である。
人物の顔の領域である場合は、センタリング制御部35は、その人物の顔の傾きの角度λを算出する(ステップS42)。図15は、人物の顔の傾きの角度λの一例を示す図である。同図では、被写体100である人物の右目102及び左目104を結ぶ直線と水平線(X軸)とが成す角度をλとしている。
次に、パン・チルト動作の回転角度を算出し(ステップS43)、パン・チルト動作の移動量が最小となる方向を算出し(ステップS44)、パン・チルト動作の回転速度を算出する(ステップS45)。そして、算出した回転角度及び回転速度で、パン・チルト動作させて指定された被写体をタッチパネル15の中心にセンタリングする(ステップS46)。これらの処理は、図5に示すフローチャートのステップS8、S9、S10、S11の処理と同様である。
センタリングが終了したら、センタリング制御部35は、ステップS42において顔の傾きの角度λを算出した人物の顔の傾きの角度λを算出する(ステップS46)。顔の傾きの角度は、ステップS42と同様に算出すればよい。ここでは、センタリング後の人物の左右の目を結ぶ直線と水平線とが成す角度をλとする。
最後に、センタリング制御部35は、センタリング前後の顔の傾きの角度の差Δλ=λ−λを算出し、Δλだけ原点(0,0)を中心に画像を回転させてタッチパネル15に表示させる(ステップS47)。以下のライブビュー画像は、この回転量で画像を回転させてタッチパネル15に表示する。
このように、タッチセンタリング機能で指定された被写体が人物の顔の領域である場合には、センタリングの前後でその人物の顔の傾きが一定となるように画像を回転させることで、ユーザが被写体を視認しやすくなる。ここでは、指定された被写体が人物の顔の領域である場合を説明したが、指定された被写体が人物の場合であれば、同様にセンタリングの前後でその人物の顔の傾きが一定となるように画像を回転させることができる。
また、センタリングの前後で人物の顔の傾きを一定としたが、タッチセンタリング機能で指定された被写体が人物の顔や人物である場合には、その人物の顔が正立するように画像を回転させてもよい。例えば、センタリング開始からセンタリング終了まではセンタリング前の天地方向と一致させてセンタリングを行い、センタリングが終了したらその人物の顔が正立するように画像を回転させてもよいし、センタリングする被写体として指定された際に人物の顔を正立させ、顔を立させた状態でセンタリングを行ってもよい。このように顔を立させることで、ユーザが被写体を視認しやすくなる。
本発明の技術的範囲は、上記の実施形態に記載の範囲には限定されない。各実施形態における構成等は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各実施形態間で適宜組み合わせることができる。
10…撮像システム、11…端末装置、12…筐体、13…ディスプレイ、14…操作パネル、15…タッチパネル、16…操作ボタン、20…カメラ装置、21…撮影光学系、23…台座、24…ドームカバー、25…保持部、26…ギア、30…撮像部、31…撮像素子、31a…撮像面、32…撮像方向調整部、32P…パン駆動部、32T…チルト駆動部、34…カメラ側コントローラ、35…センタリング制御部、36…カメラ側通信部、40…端末側コントローラ、42…ユーザインターフェース、44…端末側通信部、100…被写体、110…テンプレート画像、A…直線、L…光軸

Claims (15)

  1. 被写体を撮像して被写体画像データを取得するカメラと、
    前記カメラをパン方向及び前記パン方向と直交するチルト方向に回転させるパンチルト手段と、
    前記取得した被写体画像データを表示画面に表示する表示手段と、
    前記表示画面の任意の位置の指定点を指定するユーザの入力を受け付ける入力手段と、
    前記指定点の位置情報を取得する指定位置取得手段と、
    前記カメラの光軸を現在の位置から前記指定点に対応する指定被写体の位置まで直線的に移動させることで、前記表示画面に表示された前記指定被写体を前記表示画面の現在の位置から前記表示画面の中心まで直線的に移動させるパンチルト制御手段と、
    前記表示画面に表示する被写体画像データを前記カメラの光軸回りに回転させる画像処理手段であって、前記光軸の移動中及び移動後における天地方向を移動前における天地方向と一致させる画像処理手段と、
    を備えた撮像システム。
  2. 前記画像処理手段は、前記光軸の移動前の前記指定被写体を含む切り出し画像をテンプレートとするテンプレートマッチングに基づいて前記被写体画像データの回転方向及び回転量を算出する請求項1に記載の撮像システム。
  3. 被写体を撮像して被写体画像データを取得するカメラと、
    前記カメラをパン方向及び前記パン方向と直交するチルト方向に回転させるパンチルト手段と、
    前記取得した被写体画像データを表示画面に表示する表示手段と、
    前記表示画面の任意の位置の指定点を指定するユーザの入力を受け付ける入力手段と、
    前記指定点の位置情報を取得する指定位置取得手段と、
    前記カメラの光軸を現在の位置から前記指定点に対応する指定被写体の位置まで直線的に移動させることで、前記表示画面に表示された前記指定被写体を前記表示画面の現在の位置から前記表示画面の中心まで直線的に移動させるパンチルト制御手段と、
    前記表示画面に表示する被写体画像データを前記カメラの光軸回りに回転させる画像処理手段であって、前記光軸の移動後における天地方向を移動前における天地方向と一致させる画像処理手段と、
    を備え、
    前記画像処理手段は、前記光軸の移動前の前記指定被写体を含む切り出し画像をテンプレートとするテンプレートマッチングに基づいて前記被写体画像データの回転方向及び回転量を算出する撮像システム。
  4. 前記取得した被写体画像データの中から人物の顔の領域を検出する顔検出手段を備え、
    前記画像処理手段は、前記指定被写体が人物の顔の領域である場合に、前記顔の向きを正立させる請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像システム。
  5. 前記パンチルト制御手段は、前記カメラの前記パン方向の回転量及び前記チルト方向の回転量が最小となる回転方向で前記カメラの光軸を移動させる請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像システム。
  6. 前記カメラの現在位置に対する初期位置からの第1のパン方向回転角度及び第1のチルト方向回転角度を取得し、前記初期位置の撮像面の初期位置単位法線ベクトルからの第1のパンチルト回転行列を算出する手段と、
    前記初期位置単位法線ベクトルを前記第1のパンチルト回転行列で回転させた場合の撮像面の現在位置単位法線ベクトルを算出する手段と、
    前記指定点に対する前記現在位置単位法線ベクトルからの第2のパンチルト回転行列を算出する手段と、
    前記現在位置単位法線ベクトルを前記第2のパンチルト回転行列で回転させた場合の移動先目標ベクトルを算出する手段と、
    前記移動先目標ベクトルを用いて前記初期位置単位法線ベクトルからの第2のパン方向回転角度及び第2のチルト方向回転角度を算出する手段と、
    前記第2のパン方向回転角度と前記第1のパン方向回転角度との差分から移動先パン方向回転角度を算出する手段と、
    前記第2のチルト方向回転角度と前記第1のチルト方向回転角度との差分から移動先チルト方向回転角度を算出する手段と、
    を備え、
    前記パンチルト制御手段は、前記移動先パン方向回転角度及び前記移動先チルト方向回転角度に基づいて前記パンチルト手段を制御する請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像システム。
  7. 被写体を撮像して被写体画像データを取得するカメラと、
    前記カメラをパン方向及び前記パン方向と直交するチルト方向に回転させるパンチルト手段と、
    前記取得した被写体画像データを表示画面に表示する表示手段と、
    前記表示画面の任意の位置の指定点を指定するユーザの入力を受け付ける入力手段と、
    前記指定点の位置情報を取得する指定位置取得手段と、
    前記カメラの光軸を現在の位置から前記指定点に対応する指定被写体の位置まで直線的に移動させることで、前記表示画面に表示された前記指定被写体を前記表示画面の現在の位置から前記表示画面の中心まで直線的に移動させるパンチルト制御手段と、
    前記表示画面に表示する被写体画像データを前記カメラの光軸回りに回転させる画像処理手段であって、前記光軸の移動後における天地方向を移動前における天地方向と一致させる画像処理手段と、
    前記カメラの現在位置に対する初期位置からの第1のパン方向回転角度及び第1のチルト方向回転角度を取得し、前記初期位置の撮像面の初期位置単位法線ベクトルからの第1のパンチルト回転行列を算出する手段と、
    前記初期位置単位法線ベクトルを前記第1のパンチルト回転行列で回転させた場合の撮像面の現在位置単位法線ベクトルを算出する手段と、
    前記指定点に対する前記現在位置単位法線ベクトルからの第2のパンチルト回転行列を算出する手段と、
    前記現在位置単位法線ベクトルを前記第2のパンチルト回転行列で回転させた場合の移動先目標ベクトルを算出する手段と、
    前記移動先目標ベクトルを用いて前記初期位置単位法線ベクトルからの第2のパン方向回転角度及び第2のチルト方向回転角度を算出する手段と、
    前記第2のパン方向回転角度と前記第1のパン方向回転角度との差分から移動先パン方向回転角度を算出する手段と、
    前記第2のチルト方向回転角度と前記第1のチルト方向回転角度との差分から移動先チルト方向回転角度を算出する手段と、
    を備え、
    前記パンチルト制御手段は、前記移動先パン方向回転角度及び前記移動先チルト方向回転角度に基づいて前記パンチルト手段を制御する撮像システム。
  8. 前記パンチルト制御手段は、前記パンチルト手段による前記カメラのパン方向の回転速度及びチルト方向の回転速度の比率を前記移動先パン方向回転角度及び前記移動先チルト方向回転角度の比率と等しくする請求項6又は7に記載の撮像システム。
  9. 前記入力手段は、タッチ操作によって前記指定点をユーザが指定可能なタッチパネルを備えた請求項1からのいずれか1項に記載の撮像システム。
  10. 遠隔カメラ及び携帯端末を備え、
    前記表示手段及び前記入力手段が前記携帯端末に備えられ、
    前記カメラ、前記パンチルト手段、前記パンチルト制御手段、及び画像処理手段が前記遠隔カメラに備えられ、
    前記遠隔カメラ及び前記携帯端末がそれぞれ通信を行う通信手段を備えた請求項1からのいずれか1項に記載の撮像システム。
  11. 被写体を撮像して被写体画像データを取得するカメラをパン方向及び前記パン方向と直交するチルト方向に回転させるパンチルト工程と、
    前記取得した被写体画像データを表示画面に表示する表示工程と、
    前記表示画面の任意の位置の指定点を指定するユーザの入力を受け付ける入力工程と、
    前記指定点の位置情報を取得する指定位置取得工程と、
    前記カメラの光軸を現在の位置から前記指定点に対応する指定被写体の位置まで直線的に移動させることで、前記表示画面に表示された前記指定被写体を前記表示画面の現在の位置から前記表示画面の中心まで直線的に移動させるパンチルト制御工程と、
    前記表示画面に表示する被写体画像データを前記カメラの光軸回りに回転させる画像処理工程であって、前記光軸の移動中及び移動後における天地方向を移動前における天地方向と一致させる画像処理工程と、
    を備えた撮像制御方法。
  12. 前記画像処理工程において、前記光軸の移動前の前記指定被写体を含む切り出し画像をテンプレートとするテンプレートマッチングに基づいて前記被写体画像データの回転方向及び回転量を算出する請求項11に記載の撮像制御方法。
  13. 被写体を撮像して被写体画像データを取得するカメラをパン方向及び前記パン方向と直交するチルト方向に回転させるパンチルト工程と、
    前記取得した被写体画像データを表示画面に表示する表示工程と、
    前記表示画面の任意の位置の指定点を指定するユーザの入力を受け付ける入力工程と、
    前記指定点の位置情報を取得する指定位置取得工程と、
    前記カメラの光軸を現在の位置から前記指定点に対応する指定被写体の位置まで直線的に移動させることで、前記表示画面に表示された前記指定被写体を前記表示画面の現在の位置から前記表示画面の中心まで直線的に移動させるパンチルト制御工程と、
    前記表示画面に表示する被写体画像データを前記カメラの光軸回りに回転させる画像処理工程であって、前記光軸の移動後における天地方向を移動前における天地方向と一致させる画像処理手段と、
    を備え、
    前記画像処理工程において、前記光軸の移動前の前記指定被写体を含む切り出し画像をテンプレートとするテンプレートマッチングに基づいて前記被写体画像データの回転方向及び回転量を算出する撮像制御方法。
  14. 前記取得した被写体画像データの中から人物の顔の領域を検出する顔検出工程を備え、
    前記画像処理工程において、前記指定被写体が人物の顔の領域である場合に、前記顔の向きを正立させる請求項11から13のいずれか1項に記載の撮像制御方法。
  15. 前記パンチルト制御工程において、前記カメラの前記パン方向の回転量及び前記チルト方向の回転量が最小となる回転方向で前記カメラの光軸を移動させる請求項11から14のいずれか1項に記載の撮像制御方法。
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