JP6508149B2 - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、原稿を読取位置へ搬送して読み取る搬送読取機能とコンタクトガラスに載置された原稿を読み取る固定読取機能とを備えた画像読取装置、および当該画像読取装置を備えた画像形成装置に関する。
原稿の読取方式には、搬送読取方式と固定読取方式の2つの方式がある。搬送読取方式は、読取ユニット(画像読取部)を予め定められた読取位置に固定した状態で、原稿搬送部により当該読取位置へ原稿を搬送させることで、原稿の画像を読み取る方式である。また、固定読取方式は、読取ユニットを副走査方向に往復移動させることで、コンタクトガラスに載置された原稿の画像を読み取る方式である。
ここで、搬送読取方式で原稿を読み取っている際に、原稿搬送部内で紙詰まりが発生する場合がある。この場合、ユーザーは、紙詰まりを解消させてから再度残りの原稿を原稿搬送部にセットさせて搬送させる必要がある。下記の特許文献1や特許文献2には、紙詰まりが発生した場合に、原稿の読み取り方式を搬送読取方式から固定読取方式へ切り替える技術が開示されている。当該技術によれば、ユーザーが紙詰まりを解消させることなく、残りの原稿を読み取らせることが可能になる。
特開平6−205167号公報 特開平10−271287号公報
しかしながら、上記の特許文献1や特許文献2に開示される技術では、固定読取方式で残りの原稿を読み取らせた場合、原稿の読み取り毎に1枚の原稿からなる画像データが生成されてしまい、複数の原稿の画像からなる1つの画像データを生成することができない。また、上記の特許文献1や特許文献2に開示される技術では、原稿毎に適切な読み取り方式で原稿の読み取りを行うことができない。具体的には、紙詰まりにより傷ついた原稿については、再度紙詰まりを引き起こす可能性があるために固定読取方式で読み取るが、その他の傷ついていない原稿については、搬送読取方式で読み取るといったことができない。
本発明は上記の事情に鑑みなされたものであり、搬送読取方式で原稿を読み取っている際に原稿搬送部内で紙詰まりが発生した場合に、残りの原稿を原稿毎にユーザーが指定する原稿固定読取または原稿搬送読取の読み取り方法のいずれか適切な方法で読み取るとともに、読み取った複数の画像からなる1つの画像データを生成することを可能にすることを目的とする。
本発明における画像読取装置は、原稿トレイと、前記原稿トレイに載置された1枚または複数枚の原稿を1枚ずつ予め定められた読取位置へ搬送する原稿搬送部と、前記読取位置とは異なる位置に配置され、1枚の原稿が載置されるコンタクトガラスと、画像読取センサーを有し、前記画像読取センサーを前記読取位置に固定した状態で前記原稿搬送部により搬送されて前記読取位置を通過する原稿の画像を読み取る原稿搬送読取、および前記画像読取センサーを副走査方向に往復移動させて前記コンタクトガラスに載置された原稿の画像を読み取る原稿固定読取が可能な画像読取部と、前記画像読取部が読み取った原稿の画像からなる画像データを記憶する記憶部と、前記原稿搬送部による原稿の搬送動作および前記画像読取部による原稿の読取動作を制御する動作制御部であって、1回の前記原稿搬送読取または前記原稿固定読取により前記画像読取部が読み取った原稿の画像からなる画像データを前記記憶部に記憶させる通常読み取りモード、および前記原稿搬送部と前記画像読取部とを制御して前記原稿搬送読取または前記原稿固定読取を指定された回数行わせ、前記指定された回数の前記原稿搬送読取または前記原稿固定読取により前記画像読取部が読み取った原稿の画像からなる画像データを前記記憶部に記憶させる連続読み取りモードを有する動作制御部と、前記動作制御部が前記通常読み取りモードまたは前記連続読み取りモードの何れの動作モードで動作するのかを設定する動作設定を受け付ける受付部と、前記原稿搬送部内の紙詰まりの発生および解除を検出するジャム検出部と、を備え、前記動作制御部は、前記原稿搬送読取の際に前記ジャム検出部が前記紙詰まりの発生を検出した場合、前記通常読み取りモードまたは前記連続読み取りモードの何れの動作モードが設定されているのかを判別し、前記通常読み取りモードが設定されているときには、動作モードを前記通常読み取りモードから前記連続読み取りモードへ切り替えて、その後ユーザーからの指示に応じて前記原稿搬送読取または前記原稿固定読取により前記画像読取部に原稿を読み取らせる、画像読取装置である。
また、本発明における画像形成装置は、上記の画像読取装置と、上記の画像読取装置が読み取った原稿の画像からなる画像データに基づき、記録媒体上に画像を形成する画像形成部と、を備える画像形成装置である。
本発明によれば、搬送読取方式で原稿を読み取っている際に原稿搬送部内で紙詰まりが発生した場合に、残りの原稿を原稿毎にユーザーが指定する原稿固定読取または原稿搬送読取の読み取り方法のいずれか適切な方法で読み取るとともに、読み取った複数の画像からなる1つの画像データを生成することが可能となる。
本発明の一実施形態にかかる画像読取装置を備えた画像形成装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる画像読取装置の構造を示す側面断面図である。 本発明の一実施形態にかかる画像読取装置の主要内部構成を示す機能ブロック図である。 (A)は、本発明の一実施形態にかかる画像読取装置の表示部に表示される設定画面の一例を示す図であり、(B)は、表示部に表示される操作画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる画像読取装置の画像読取動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態にかかる画像読取装置の表示部に表示される報知画面の一例を示す図である。 (A)は、本発明の一実施形態にかかる画像読取装置の表示部に表示される報知画面の一例を示す図であり、(B)は、一般的な画像読取装置の表示部に表示される画面の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる画像読取装置、およびこれを備えた画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる画像読取装置を備えた画像形成装置を示す斜視図である。
画像形成装置1は、ファクシミリ通信機能、コピー機能、プリンター機能、およびスキャナー機能などの複数の機能を兼ね備えた複合機である。図1に示すように、画像形成装置1は、装置本体80と、装置本体80の上方に配置された画像読取装置10とから概略構成される。
装置本体80の外郭を構成する筐体81の内部には、不図示の給紙部や画像形成部などが収容されている。画像形成部は、画像読取装置10が生成した画像データに基づき、給紙部から搬送された記録紙上に画像を形成する。画像形成済みの記録紙は、定着処理が施された後に排出トレイ82に排出される。
装置本体80の筐体81の前面には、操作部91および表示部92が配置されている。表示部92は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(OLED:Organic Light-Emitting Diode)ディスプレイを含んで構成される。また、操作部91は、表示部92に表示される画面に対する操作をユーザーから受け付ける複数の操作キーである。表示部92の前面にタッチパネルが設けられている場合、当該タッチパネルが操作部91となる。
操作部91などを用いたユーザー操作により、画像形成装置1や画像読取装置10には、画像形成指示や画像読取指示などが入力される。当該入力された指示は、後述する受付部104により受け付けられる。
図2は、本発明の一実施形態にかかる画像読取装置10の構造を示す側面断面図である。画像読取装置10は、画像読取部30と、画像読取部30の上方に配置された原稿搬送部20とを備えている。
原稿搬送部20は、給紙ローラーおよび搬送ローラーなどからなる駆動機構23により、原稿トレイ21に載置された原稿束を1枚ずつ繰り出して原稿読取スリット36に対向する位置(読取位置)へ搬送し、原稿読取スリット36を介して画像読取部30による読取を可能とした後、原稿を原稿排出部22へと排出する。
画像読取部30は、本体フレーム38に設けられた開口にコンタクトガラス37が嵌め込まれている。コンタクトガラス37は、上記の読取位置とは異なる位置に配置されており、その上面には読み取り対象の原稿が載置される。このように、コンタクトガラス37は原稿載置台としての役割を果たす。
本体フレーム38内におけるコンタクトガラス37の下面側には、主走査方向(図中の奥行き方向)に延びた読取ユニット40が設けられている。読取ユニット40は、赤色LED、緑色LED、青色LEDの複数のLED等から構成された発光部(不図示)と、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサー等の受光部(不図示)とから構成された画像読取センサーであり、副走査方向(図中の矢印Y方向)に移動可能に設けられている。
画像読取装置10は、原稿の読取方式として、原稿搬送読取方式および原稿固定読取方式をともに具備する。原稿固定読取では、モーターやギアなどからなる読取ユニット駆動部(不図示)により読取ユニット40が副走査方向に往復移動して、コンタクトガラス37に載置された原稿を読み取る。一方、原稿搬送読取では、読取ユニット40を原稿読取スリット36に対向する読取位置に固定した状態で、原稿搬送部20により搬送されて読取位置を通過する原稿を読み取る。
読取ユニット40は、読み取った原稿を示す画像データを、RAW(Raw image format)形式やPNG(Portable Network Graphics)などの可逆圧縮の画像形式で後述する画像メモリ41(図3参照)に記憶させる。
図3は、画像読取装置10の主要内部構成を示す機能ブロック図である。画像読取装置10は、原稿搬送部20、原稿検知センサー24、画像読取部30、画像メモリ41、記憶部42、操作部91、表示部92、および制御ユニット100を備えて構成される。図1と同じ構成要素には同じ番号を付し、説明を省略する。
原稿検知センサー24は、原稿トレイ21に設置されているトレイセンサー、駆動機構23のピックアップローラーの近傍に設置される給紙センサー、駆動機構23の搬送ローラーの近傍に設置されるレジストセンサー、および駆動機構23の排出ローラーの近傍に設置される排出センサーなどである。
画像メモリ41は、画像読取部30が原稿を読み取って生成した画像データなどを一時的に保存するメモリである。記憶部42は、HDD(Hard Disk Drive)などの大容量の記憶装置である。記憶部42には、画像形成装置1や画像読取装置10の動作に必要なプログラムやデータが記憶されている。
制御ユニット100は、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)などのプロセッサー、およびRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリを含んで構成される。制御ユニット100は、上記のメモリまたは記憶部42などに記憶された画像切出制御プログラムなどの制御プログラムが上記のプロセッサーに実行されることにより、制御部101、動作制御部102、ジャム検出部103、受付部104、および表示制御部105として機能する。なお、制御ユニット100の上記の各構成は、前述の制御プログラムに基づく動作によらず、それぞれハード回路により構成されてもよい。
制御部101は、画像読取装置10および画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。
表示制御部105(報知部)は、表示部92による設定画面や報知画面の表示動作を制御する機能を有する。
受付部104は、操作部91を用いて入力された指示や設定を受け付ける機能を有する。
動作制御部102は、原稿搬送部20による原稿の搬送動作および画像読取部30による原稿の読取動作を制御する機能を有する。動作制御部102は、動作モードとして、通常読み取りモードと連続読み取りモードとを有する。通常の読み取りモードは、1回の原稿搬送読取または原稿固定読取により画像読取部30が読み取った原稿の画像からなる画像データを記憶部42に記憶させる動作モードである。また、連続読み取りモードは、原稿搬送読取または原稿固定読取を設定された回数行い、設定された回数の原稿搬送読取または原稿固定読取により画像読取部30が読み取った原稿の画像からなる画像データを記憶部42に記憶させる動作モードである。
図4(A)は、表示部92に表示される設定画面の一例を示す図である。設定画面D1は、通常読み取りモードまたは連続読み取りモードの何れの動作モードで原稿の読み取りを行うかを設定するための画面である。設定画面D1は、原稿の読み取り動作を行う前に表示部92に表示される。受付部104は、設定画面D1に対して操作部91を用いて入力された操作に基づいて、動作制御部102が通常読み取りモードまたは連続読み取りモードの何れの動作モードで動作するのかを設定する動作設定を受け付ける。動作制御部102は、受付部104が受け付けた動作設定に示される動作モードで原稿の読み取りを行わせる。
連続読み取りモードでは、原稿搬送読取または原稿固定読取が行われる毎に、図4(B)に示す操作画面D2が表示される。ユーザーは、次に読み取らせたい原稿を原稿トレイ21またはコンタクトガラス37にセットして、操作画面D2に示されるボタンd1を押下する。これにより、原稿トレイ21またはコンタクトガラス37にセットされた原稿が画像読取部30により読み取られる。一方、受付部104が操作画面D2に示されるボタンd2の押下操作を受け付けた場合、動作制御部102は、原稿の連続読み取りを終了して、当該原稿の連続読み取りで画像読取部30が読み取った全ての原稿画像からなる画像データを記憶部42に記憶させる。なお、動作制御部102は、記憶部42に上記の画像データを記憶させるとともに、画像読取装置10とネットワークを介して接続された他のPC(Personal Computer)などに画像データを送信させてもよい。
ジャム検出部103は、原稿検知センサー24から出力される出力信号に基づき、原稿搬送部20内の紙詰まりの発生および解除を検出する機能を有する。
続いて、上記の構成を備える画像読取装置10の動作の流れを説明する。図5は、画像読取装置10の画像読取動作の流れを示すフローチャートである。
受付部104が原稿搬送読取による原稿の読取指示を受け付けると(ステップS10においてYES)、動作制御部102は、原稿搬送部20に原稿トレイ21に載置されている原稿を搬送させるとともに(ステップS11)、画像読取部30を読取位置に移動させて、画像読取部30に読取位置を通過する原稿を読み取らせる(ステップS12)。
このステップS11およびステップS12の処理を、原稿トレイ21に載置された全ての原稿の読み取りが完了するまで繰り返し(ステップS14)、全ての原稿の読み取りが完了した場合、動作制御部102は、読み取り処理で得られた原稿の画像からなる画像データを記憶部42に記憶させる(ステップS15)。
上記の原稿搬送読取による原稿の読取動作の際にジャム検出部103により紙詰まりが検出された場合(ステップS13においてYES)、表示制御部105は、表示部92に報知画面D3(図6参照)を表示させて、ユーザーに紙詰まりが発生したことを報知する(ステップS16)。
その後、ジャム検出部103が紙詰まりの解消を検出した場合(ステップS17においてYES)、動作制御部102は、現在の動作モードが通常読み取りモードであるか、連続読み取りモードであるかを判定する(ステップS18)。
動作モードが連続読み取りモードに設定されている場合(ステップS18においてYES)、動作制御部102は、受付部104が受け付けるユーザー指示に応じて、原稿搬送部20および画像読取部30の動作を制御して、連続読み取りモードで残りの原稿を読み取らせる(ステップS19)。
一方、動作モードが通常読み取りモードに設定されている場合(ステップS18においてNO)、動作制御部102は、動作モードを通常読み取りモードから連続読み取りモードへ切り替える(ステップS20)。また、表示制御部105は、表示部92に報知画面D4(図7(A)参照)を表示させて、ユーザーに、動作モードが連続読み取りモードへ切り替わり、原稿搬送読取に加えて原稿固定読取により原稿の読み取りが可能になった旨を報知する(ステップS21)。
報知画面D4において受付部104が原稿の読取指示を受け付けると(ステップS22においてYES)、動作制御部102は、原稿搬送部20および画像読取部30の動作を制御して、原稿搬送読取または原稿固定読取により、連続読み取りモードで原稿を読み取らせる(ステップS23)。原稿搬送部20内から取り出された用紙がコンタクトガラス37に載置された場合、画像読取装置10に設けられたセンサーにより当該用紙が検出される。この状態で受付部104が原稿の読取指示を受け付けると、動作制御部102は、原稿固定読取により原稿を読み取らせる。また、原稿搬送部20内から取り出された用紙が原稿トレイ21に載置された場合、画像読取装置10に設けられたセンサーにより当該用紙が検出される。この状態で受付部104が原稿の読取指示を受け付けると、動作制御部102は、原稿搬送読取により原稿を読み取らせる。このように、ステップS23の処理では、ユーザーからの指示に応じて原稿搬送読取または原稿固定読取により画像読取部30が原稿の画像を読み取っている。当該ステップS23の処理は、報知画面D4において受付部104が連続読取の終了指示を受け付けるまで繰り返される(ステップS24)。
受付部104が連続読取の終了指示を受け付けると(ステップS24においてYES)、動作制御部102は、通常読み取りモードで読み取った原稿の画像、および連続読み取りモードで読み取った原稿の画像からなる画像データを記憶部42に記憶させる(ステップS25)。また、動作制御部102は、動作モードを、連続読み取りモードから通常読み取りモードに戻す処理を行う(ステップS26)。
紙詰まりが発生して原稿搬送部20内から取り出された原稿は、しわなどの傷が付いている場合がある。このような原稿を原稿搬送読取で読み取った場合、再度紙詰まりが発生する可能性がある。一般的な画像読取装置では、紙詰まりが解消された場合、図7(B)に示すような報知画面D5が表示部に表示され、しわなどの傷が付いて紙詰まりを引き起こす可能性がある原稿を原稿搬送読み取りで読み取ることになる。この点、上記の画像読取装置10によれば、このようなしわなどの傷が付いて紙詰まりを引き起こす可能性がある原稿については、紙詰まりの解消後にユーザーが読み取り設定を変更することなく、コンタクトガラス37に載置して原稿固定読取により読み取ることが可能となる。
また、紙詰まりが発生した場合に、原稿の読み取り方式を搬送読取方式から固定読取方式へ切り替える技術が知られているが、当該技術では、固定読取方式で残りの原稿を読み取らせた場合、原稿の読み取り毎に1枚の原稿からなる画像データが生成されてしまい、複数の原稿の画像からなる1つの画像データを生成することができない。この点、上記の画像読取装置10によれば、紙詰まりの解消後にユーザーが設定を変更することなく動作モードが連続読み取りモードに変更されるため、原稿搬送読取ではなく原稿固定読取により読み取った複数の原稿の画像を1つの画像データにまとめることができる。
また、上記の画像読取装置10によれば、紙詰まりにより傷ついた原稿については、固定読取方式で読み取るが、その他の傷ついていない原稿については、搬送読取方式で読み取るというように、フレキシブルな選択で原稿の読み取りを継続することができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。
動作制御部102は、原稿搬送読取の際に紙詰まりが発生して、動作モードが通常読み取りモードから連続読み取りモードへ切り替わった場合、切り替え直後の一枚の原稿の読み取りにおいて、原稿搬送読取による読み取りを制限してもよい。この場合、原稿固定読取による原稿の読み取りのみが可能となる。また、切り替え直後の一枚の原稿以外については、原稿搬送読取または原稿固定読取の両方の読み取りが可能となる。
連続読み取りモードへの切り替え直後に読み取られる原稿は、紙詰まりを引き起こし原稿搬送部20内から取り出された原稿である。上記の処理によれば、このような紙詰まりを引き起こした原稿について、原稿固定読取による読み取りのみを可能とすることで、再度紙詰まりが引き起こされる事態を回避することができる。
1 画像形成装置
10 画像読取装置
20 原稿搬送部
21 原稿トレイ
24 原稿検知センサー
30 画像読取部
37 コンタクトガラス
40 読取ユニット
41 画像メモリ
42 記憶部
91 操作部
92 表示部
100 制御ユニット
101 制御部
102 動作制御部
103 ジャム検出部
104 受付部
105 表示制御部

Claims (6)

  1. 原稿トレイと、
    前記原稿トレイに載置された1枚または複数枚の原稿を1枚ずつ予め定められた読取位置へ搬送する原稿搬送部と、
    前記読取位置とは異なる位置に配置され、1枚の原稿が載置されるコンタクトガラスと、
    画像読取センサーを有し、前記画像読取センサーを前記読取位置に固定した状態で前記原稿搬送部により搬送されて前記読取位置を通過する原稿の画像を読み取る原稿搬送読取、および前記画像読取センサーを副走査方向に往復移動させて前記コンタクトガラスに載置された原稿の画像を読み取る原稿固定読取が可能な画像読取部と、
    前記画像読取部が読み取った原稿の画像からなる画像データを記憶する記憶部と、
    前記原稿搬送部による原稿の搬送動作および前記画像読取部による原稿の読取動作を制御する動作制御部であって、1回の前記原稿搬送読取または前記原稿固定読取により前記画像読取部が読み取った原稿の画像からなる画像データを前記記憶部に記憶させる通常読み取りモード、および前記原稿搬送部と前記画像読取部とを制御して前記原稿搬送読取または前記原稿固定読取を指定された回数行わせ、前記指定された回数の前記原稿搬送読取または前記原稿固定読取により前記画像読取部が読み取った原稿の画像からなる画像データを前記記憶部に記憶させる連続読み取りモードを有する動作制御部と、
    前記動作制御部が前記通常読み取りモードまたは前記連続読み取りモードの何れの動作モードで動作するのかを設定する動作設定を受け付ける受付部と、
    前記原稿搬送部内の紙詰まりの発生および解除を検出するジャム検出部と、を備え、
    前記動作制御部は、前記原稿搬送読取の際に前記ジャム検出部が前記紙詰まりの発生を検出した場合、前記通常読み取りモードまたは前記連続読み取りモードの何れの動作モードが設定されているのかを判別し、前記通常読み取りモードが設定されているときには、動作モードを前記通常読み取りモードから前記連続読み取りモードへ切り替えて、その後ユーザーからの指示に応じて前記原稿搬送読取または前記原稿固定読取により前記画像読取部に原稿を読み取らせる、画像読取装置。
  2. 前記原稿搬送読取の際に前記紙詰まりが発生して、動作モードが前記通常読み取りモードから前記連続読み取りモードへ切り替わった場合に、動作モードが前記連続読み取りモードへ切り替わり、前記原稿搬送読取に加えて前記原稿固定読取により原稿の読み取りが可能になった旨を報知する報知部を更に備える、請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記動作制御部は、前記原稿搬送読取の際に前記紙詰まりが発生して、動作モードが前記通常読み取りモードから前記連続読み取りモードへ切り替わった場合において、前記通常読み取りモードで前記画像読取部が読み取った原稿の画像、および前記連続読み取りモードで前記画像読取部が読み取った原稿の画像からなる画像データを前記記憶部に記憶させる、請求項1または請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記動作制御部は、前記原稿搬送読取の際に前記紙詰まりが発生して、動作モードが前記通常読み取りモードから前記連続読み取りモードへ切り替わった場合において、前記画像読取部による原稿の読み取りが終了したときには、動作モードを前記通常読み取りモードに戻す、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記動作制御部は、前記原稿搬送読取の際に前記紙詰まりが発生して、動作モードが前記通常読み取りモードから前記連続読み取りモードへ切り替わった場合、切り替え直後の一枚の原稿の読み取りにおいて、前記原稿搬送読取による読み取りを制限して、前記画像読取部に前記原稿固定読取により原稿を読み取らせる、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像読取装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置が読み取った原稿の画像からなる画像データに基づき、記録媒体上に画像を形成する画像形成部と、を備える画像形成装置。
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