JP6502577B2 - カーテンエアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の側面衝突時やロールオーバ(横転)時に、乗員保護を目的として車両室内の側面上部に沿って膨張展開するクッションを備えたカーテンエアバッグ装置に関するものである。
カーテンエアバッグ装置は、緊急時にガスによって膨張展開して乗員を受け止め保護する袋状のクッションを備える。クッションは、車両が側面衝突からロールオーバに移行した場合であっても、乗員の頭部や上半身が衝突する可能性のある領域をすべてカバーするために、車両の側面に沿って展開する必要がある。
このため、クッションは、車室内の側面上部に車両前後方向にわたって収納されていて、ルーフサイドレールだけでなく、ルーフサイドレールの車両前側に位置するフロントピラーとフロントピラーを車内側から覆うピラーガーニッシュとの間にも収納されている(例えば、特許文献1)。このような限られた収納スペースにクッションを収納可能にするため、クッションは通常、ロール状に巻き回された状態や折り畳まれた状態で車室内の側面上部に取り付けられている。
特許文献1には、インフレータからのガスを利用して乗員頭部の側方で膨張する保護膨張部を備えたエアバッグが記載されている。保護膨張部は、車内側壁部と車外側壁部とを有し、これらの間に流入するガスによって膨張しつつ、折り畳まれて収納された車室内の側面上方から展開する。また保護膨張部は、膨張初期に車内側壁部と車外側壁部とを相互に結合し、展開完了後の内圧上昇時に車内側壁部と車外側壁部とを相互に分離させる仮結合部を有している。
このため、保護膨張部は、膨張初期に仮結合部が車内側壁部と車外側壁部を相互に結合させた状態で展開する。特許文献1では、保護膨張部は薄い状態で展開を完了し、膨張初期時の迅速な展開を確保できる、としている。そして保護膨張部の展開完了後には、保護膨張部の内圧上昇に伴って、仮結合部が車内側壁部と車外側壁部を相互に分離させる。このため、特許文献1では、保護膨張部は、仮結合部を配設させていた部位を、厚く膨らませることができて、十分な衝撃吸収性を確保できる、としている。
特開2005−119637号公報
しかしながら、特許文献1のエアバッグは、保護膨張部に仮結合部を設けることで、単に、膨張初期の保護膨張部の厚みや展開タイミング、さらに展開完了後の保護膨張部の厚みを調整するものに過ぎない。つまりこのエアバッグは、保護膨張部の車両前後方向にわたる各部位の膨張展開のタイミングまでは考慮していない。
ここで、保護膨張部のうち、ピラーガーニッシュの車両後側に位置するルーフサイドレールに収納されている部位が、フロントピラーとピラーガーニッシュとの間に収納されている部位よりも先に膨張展開する状況を想定する。このような状況においては、遅れて膨張する部位を収納した状態にあるピラーガーニッシュの例えば車両後側の端部が、先に膨張する部位によって割れたり欠けたりする現象が発生することがある。このような現象は、乗員の安全性を損なうことになり得るため、クッションの展開時にピラーガーニッシュの破損を防止する必要がある。
本発明は、このような課題に鑑み、クッションの膨張展開時に、フロントピラーを車内側から覆うピラーガーニッシュが破損することを防止できるカーテンエアバッグ装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるカーテンエアバッグ装置の代表的な構成は、車両室内の車体側壁に車両前後方向にわたって収納されるカーテンエアバッグ装置であって、インフレータからのガスを利用して車体側壁に沿って膨張展開する袋状のクッションと、クッション内部に形成され膨張展開時のクッションの上端部で車両前後方向に延び、ガスを少なくとも車両前方に流通させるガス供給通路と、ガス供給通路の前端に、ガス供給通路の上下方向寸法と同等の間口を有する第1ガス導入口を介して連通して設けられ、フロントピラーとフロントピラーを車内側から覆うピラーガーニッシュとの間に少なくとも一部が収納される第1チャンバと、ガス供給通路の下側に位置し、第1ガス導入口よりも大きな間口を有する第2ガス導入口を介してガス供給通路と連通して設けられる第2チャンバと、第2ガス導入口の間口を狭めるように縫製され、第2ガス導入口を通って第2チャンバに流入するガスのガス圧により切断される仮縫製部とを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、クッションの膨張展開時、ガス供給通路を通って車両前方に流通するガスは、まず第2ガス導入口に到達するので、これを介してガス供給通路の下側に位置する第2チャンバに流れ込もうとする。その後ガスはガス供給通路の前端の第1ガス導入口に到達し、これを介して第1チャンバに流れ込もうとする。このとき、第1チャンバへの第1ガス導入口よりも第2チャンバへの第2ガス導入口の方が間口が大きいため、第2チャンバに優先的にガスが流れ込む傾向は、より顕著である。
しかし本発明によれば、第2チャンバ内部に流入しようとするガスは、第2ガス導入口の間口を狭めるように縫製された仮縫製部によって一旦受け止められる。仮縫製部は、当該チャンバ内部にガスが流入しようとする方向に対してそれを妨げる方向に形成される複数の仮縫製ラインが距離をおいて設けられている。その結果ガスは、第1ガス導入口を通って第1チャンバ内部に最初に供給され、フロントピラーとピラーガーニッシュとの間に収納されていた第1チャンバが第2チャンバよりも先に膨張展開し、フロントピラーを車内側から覆うピラーガーニッシュを押し開く。その後、仮縫製部がガス圧により切断されると、第2チャンバが第1チャンバに遅れて膨張展開する。したがって本発明によれば、第1チャンバを収納した状態にあるピラーガーニッシュの例えば車両後側の端部が、先に膨張展開する第2チャンバによって割れたり欠けたりする現象を防止できる。
また仮縫製部は、第2ガス導入口の間口を「狭め」ていればよく、同間口を完全に塞ぐ必要はない。同間口を完全に塞ぐよりもむしろ、仮縫製部の両端や途中に間隙が生じるように仮縫製部を縫製し、仮縫製部が切断される前からこれらの間隙を通して第2チャンバ内部に多少のガスを導入したほうが望ましい。これは、仮縫製部の切断前に第2チャンバ内に全くガスを導入しない場合に比べて、仮縫製部が切断され易くなり、第2チャンバを、第1チャンバよりは遅れるものの、確実に膨張展開させることができるからである。
上記の仮縫製部は、第2チャンバのうち膨張展開時に車幅方向の幅が最も大きくなる部位に設けられているとよい。言い換えれば、上記のような部位に第2ガス導入口が位置するようにガス供給通路および第2ガス導入口をレイアウトするとよい。このように、第2チャンバのうち車幅方向の幅が最も大きくなる部位、すなわち間口の最も大きくなる箇所に障害物となる仮縫製部を設けておけば、効率的にガスの流入を阻止できる。よって、第2チャンバの膨張展開のタイミングを確実に遅らせ、第1チャンバにガスを迅速に供給できる。したがって、第1チャンバは、第2チャンバよりも先に膨張展開できる。
上記のカーテンエアバッグ装置はさらに、第2チャンバの車両前方に位置していて、クッションの前端にて第1チャンバと連通し、クッションの下端にて第2チャンバと連通する第3チャンバを備え、仮縫製部は、第2チャンバと第3チャンバとが連通する位置よりも上方に位置するとよい。これにより、第3チャンバには、第1チャンバの膨張展開後、第1チャンバからガスが流れ込み、多少は膨張するものの、さらに仮縫製部の切断後、第2チャンバからもガスが流れ込むことで、十分に膨張展開できる。よって第3チャンバは、メインチャンバとしての第2チャンバより遅延して膨張展開するディレイチャンバとして機能できる。
上記の仮縫製部は、上下方向に複数の仮縫製ラインを含むとよい。このように仮縫製部を複数の仮縫製ラインとしたので、1本の仮縫製ラインが切断されても、他の仮縫製ラインがガスを受け止めることになる。そのため、第2チャンバは、車幅方向への展開が抑制されながら、徐々に膨張展開する。よって、第1チャンバは、第2チャンバよりも確実に先に膨張展開し、ピラーガーニッシュを押し開くので、ピラーガーニッシュの破損を確実に防止できる。
上記の複数の仮縫製ラインは、ほぼ平行に設けられているとよい。これにより、複数の仮縫製ラインは、車両下側に向かうガスを車両前後方向全体にわたって受け止める。このため、各ラインが安定して切断されるため、第2チャンバの膨張展開のタイミングを調整し易い。
上記の複数の仮縫製ラインは、所定の間隔で設けられているとよい。これにより、所定の間隔を調整すれば各ラインの切断のタイミングを調整できる。
上記の複数の仮縫製ラインは3本以上設けられており、複数の所定の間隔は、略等しいとよい。これにより、各ラインが安定して切断され、第2チャンバの膨張展開のタイミングを調整し易い。
上記の複数の仮縫製ラインは3本以上設けられており、複数の所定の間隔は、ガスが流れる方向に進むにつれて次第に大きくなり、または次第に小さくなるとよい。このように各ラインの車両上下方向に沿った間隔を変化させることで、各ラインが切断されるタイミングを調整できる。
上記の複数の仮縫製ラインは、縫い目の間隔が異なる部分を含むとよい。ここで各ラインの縫い目の間隔を大きくすると切断され易くなり、縫い目の間隔を小さくすると切断され難くなる。よって縫い目の間隔が異なる部分を含むことで、各ラインがガス圧により切断されるタイミングを調整できる。
上記の複数の仮縫製ラインの縫い目の間隔は、ガスが流れる方向に進むにつれて次第に大きくなり、または次第に小さくなるとよい。これにより、車両下側に位置するほど縫い目の間隔を大きくすると、車両下側に位置するラインほど切断され易くなる。また車両下側に位置するほど縫い目の間隔を小さくすると、車両下側に位置するラインほど切断され難くなる。よって、各ラインの縫い目の間隔を変化させることで、各ラインがガス圧により切断されるタイミングを調整できる。
上記の複数の仮縫製ラインには、糸の太さが異なる部分を含むとよい。ここで各ラインの糸を太くすると切断され難くなり、糸を細くすると切断され易くなる。よって糸の太さが異なる部分を含むことで、各ラインがガス圧により切断されるタイミングを調整できる。
上記の複数の仮縫製ラインの糸は、ガスが流れる方向に進むにつれて次第に太くなり、または次第に細くなるとよい。これにより、車両下側に位置するほど糸を太くすると、車両下側に位置するラインほど切断され難くなる。また車両下側に位置するほど糸を細くすると、車両下側に位置するラインほど切断され易くなる。よって、各ラインの糸の太さを変えることで、各ラインがガス圧により切断されるタイミングを調整できる。
本発明によれば、クッションの膨張展開時に、フロントピラーを車内側から覆うピラーガーニッシュが破損することを防止できるカーテンエアバッグ装置を提供することができる。
本発明の実施形態におけるカーテンエアバッグ装置を例示する概略図である。 図1のカーテンエアバッグ装置がロールされる前の状態を例示する図である。 図2のクッションの断面および一部を例示する図である。 図1のカーテンエアバッグ装置のクッションと比較例のカーテンエアバッグ装置のクッションとの展開挙動を例示する図である。 図1および図4(a)のカーテンエアバッグ装置の断面図である。 本発明の他の実施形態におけるクッションを例示する図である。
100…カーテンエアバッグ装置、102…インフレータ、104、104A〜104F…クッション、106…車両、108……前部座席、110…後部座席、112、114…サイドウィンドウ、116…フロントピラー、118…センタピラー、120…リアピラー、122…ルーフサイドレール、123…カバー、124…ピラーガーニッシュ、126…ピラーガーニッシュの後端部、128…タブ、130…ストラップ、134…ガス供給通路、136…第1チャンバ、142…第1ガス導入口、144…第2チャンバ、146、146A〜146F…仮縫製部、148…第3チャンバ、150…第2ガス導入口、152、152A〜152F、154、154A〜154F、156、156A〜156F…仮縫製ライン、158…第2チャンバの部位、160、161…連通口、162、164…シーム部、166…仮縫製ラインの端部、167…仮縫製ラインとシーム部との間隙、168…フロントピラーとピラーガーニッシュとの隙間
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施形態におけるカーテンエアバッグ装置を例示する概略図である。図中では、カーテンエアバッグ装置の非展開時(収納時)を例示している。なお図中で例示するカーテンエアバッグ装置は、車両の右側面用のものであるが、図示を省略する左側面用のカーテンエアバッグ装置も同様の対称な構造を有する。
カーテンエアバッグ装置100は、ガス発生装置であるインフレータ102を備えている。カーテンエアバッグ装置100は、側面衝突などの緊急時にインフレータ102から供給されるガスの圧力により、クッション104が膨張展開して乗員を拘束する。クッション104は、例えば、その表面を構成する基布を表裏で縫製したり、OPW(One−Piece Woven)を用いて紡織したりすることにより袋状に形成される。
車両106は、車両前方から前部座席108および後部座席110が配置された2列シートの車両である。車両106の側面部には、車両前方からサイドウィンドウ112、114が設置されている。各サイドウィンドウ112、114の車両前後方向には、ルーフ(天井)を支えるピラー(柱)が設けられている。これらのピラーは、車両106の前方からフロントピラー116、センタピラー118、リアピラー120と呼ばれる。
車両106はさらに、ルーフサイドレール122と、ルーフサイドレール122を車内側から覆うカバー123と、ピラーガーニッシュ124とを有する。なお図中ではカバー123およびピラーガーニッシュ124を二点鎖線で示している。ルーフサイドレール122は、車両108の車両室内の側面上部に位置していて車両の側壁を形成する。ピラーガーニッシュ124は、フロントピラー116を車内側から覆う樹脂製の部材である。ピラーガーニッシュ124の車両後側の後端部126は、ルーフサイドレール122に接近している。
カーテンエアバッグ装置100のクッション104は、車両前後方向の全体にわたって巻回(ロール)されたまたは折り畳まれた状態で、ルーフサイドレール122とカバー123との間に収納され、さらにルーフサイドレール122の車両前側ではフロントピラー116とピラーガーニッシュ124との間にも収納されている。
これらの限られた収納スペースに収納されたクッション104は、複数のタブ128によって車室内の側面上部に取り付けられている。なおフロントピラー116とピラーガーニッシュ124との間には、ストラップ130も収納されている。ストラップ130は、紐状の部材であって、先端部がフロントピラー116に取り付けられ、後端部がクッション104の前端に取り付けられている。
図2は、図1のカーテンエアバッグ装置100がロールされる前の状態を例示する図である。カーテンエアバッグ装置100はさらに、クッション104内部に形成されたガス供給通路134と、フロントピラー116とピラーガーニッシュ124との間に少なくとも一部が収納される第1チャンバ136とを備える。図2では図示の明確化のため、第1チャンバ136にハッチングを施している。
ガス供給通路134は、クッション104内部に形成されていて膨張展開時のクッション104の上端部で車両前後方向に延びる通路であって、ガスを少なくとも車両前方に流通させる。第1チャンバ136は、ガス供給通路134の前端に、第1ガス導入口142を介して連通して設けられ、ガスを利用して膨張する膨張領域である。第1ガス導入口142は、ガス供給通路134の上下方向寸法と同等の間口を有する。
カーテンエアバッグ装置100はさらに、乗員を拘束するメインチャンバとしての第2チャンバ144と、仮縫製部146と、第3チャンバ148とを備える。第2チャンバ144は、ガス供給通路134の下側に位置しガスを利用して膨張する膨張領域である。第2チャンバ144は、第1ガス導入口142よりも大きな間口を有する第2ガス導入口150を介して、ガス供給通路134と連通して設けられている。
仮縫製部146は、第2ガス導入口150の間口を狭めるように縫製された3本の仮縫製ライン152、154、156を含み、第2ガス導入口150を通って第2チャンバ144に流入するガスのガス圧により切断される。なお本実施形態では仮縫製部146は3本の仮縫製ライン152、154、156を含むが、これに限られず、仮縫製ラインは1本以上で上下方向に位置するものとしてよい。本実施形態では仮縫製ライン152、154、156は、「Stitch count 40 count/100mm、糸はM30」とするが、これに限定するものではない。なお上記表記は、縫製の際、100mm間に縫い目の数が40個存在し、使用される糸の太さがM30であることを示している。仮縫製ライン152、154、156は、図示のように、所定の等間隔で互いにほぼ平行に設けられている。
図3は、図2のクッション104の断面および一部を例示する図である。図3(a)は、クッション104のB−B断面である。図中では、クッション104の第2チャンバ144が膨張展開した場合での、切断された仮縫製ライン152、154、156の位置を一点鎖線で示している。図示ように最も車両下側に設けられている仮縫製ライン156は、第2チャンバ144のうち膨張展開時に車幅方向の幅が最も大きくなる、すなわち厚くなる部位158に設けられている。
図2に示す第3チャンバ148は、第2チャンバ144の車両前方に位置しガスを利用して膨張する膨張領域であって、フロントピラー116とピラーガーニッシュ124との間に収納されている。第3チャンバ148は、クッション104の前端付近の連通口160にて第1チャンバ136と連通し、クッション104の下端付近の連通口161にて第2チャンバ144と連通する。仮縫製ライン156は、図2に示すように、第2チャンバ144と第3チャンバ148とが連通する連通口161よりも上方に位置している。
これら膨張領域である第1チャンバ136、第2チャンバ144および第3チャンバ148は、図示のようにシーム部162によって区画されている。また第3チャンバ148の車両後側は、シーム部164によって区画されている。なおシーム部162、164は、クッション104の表裏の基布を接合する等により形成される。
また仮縫製ライン152、154、156の両端は、図2に示すシーム部162、164と離間していて間隙が生じている。例えば図3(b)は、図2のC領域を拡大して示す図である。図中では、代表的に仮縫製ライン156の端部166とシーム部164との間に間隙167が存在する様子を例示している。なお間隙167の車両前後方向の寸法は、例えば5mm程度としたが、これに限定されず適宜設定してよい。
ここで、クッション104の膨張展開時、インフレータ102から供給されたガスのクッション104内部での挙動について説明する。図2に示すクッション104の膨張展開時、ガス供給通路134を通って車両前方に流通するガスは、まず第2ガス導入口150に到達する。このため、ガスは、第2ガス導入口150を介してガス供給通路134の下側に位置する第2チャンバ144に流れ込もうとする。その後ガスは、ガス供給通路134の前端の第1ガス導入口142に到達し、第1ガス導入口142を介して第1チャンバ136に流れ込もうとする。このとき、第1チャンバ136への第1ガス導入口142の間口よりも第2チャンバ144への第2ガス導入口150の間口の方が大きいため、第2チャンバ144に優先的にガスが流れ込む傾向は、より顕著である。
しかしカーテンエアバッグ装置100によれば、第2チャンバ144内部に流入しようとするガスは、第2ガス導入口150の間口を狭めるように縫製された仮縫製部146によって一旦受け止められる。その結果ガスは、第1ガス導入口142を通って第1チャンバ136内部に最初に供給される。
以下、図4および図5を参照してクッション104の展開挙動について説明する。図4は、図1のカーテンエアバッグ装置100のクッション104と比較例のカーテンエアバッグ装置200のクッション202との展開挙動を例示する図である。図5は、図1および図4(a)のカーテンエアバッグ装置100の断面図である。図5(a)は図1のA−A断面、図5(b)は図4(a)のD−D断面をそれぞれ例示している。
ガスは、上記したように仮縫製部146により一旦受け止められることで、第2チャンバ144内部よりも先に、第1ガス導入口142を通って第1チャンバ136内部に供給される。図5(a)に示すフロントピラー116とピラーガーニッシュ124との間に収納されていた第1チャンバ136は、第1ガス導入口142を通って供給されたガスにより第2チャンバ144よりも先に膨張展開する。
第1チャンバ136は、図5(b)に示すようにピラーガーニッシュ124を押し開き、フロントピラー116とピラーガーニッシュ124と間に隙間168を形成し、この隙間168を通って第3チャンバ148が車両下側に向かって膨張展開可能となる。
その後、第2チャンバ144に流入するガスのガス圧により仮縫製部146が切断されると、図4(a)に示すように、第2チャンバ144が第1チャンバ136に遅れて膨張展開する。特に仮縫製部146を複数の仮縫製ライン152、154、156としたので、1本の仮縫製ライン152が切断されても、残り2本の仮縫製ライン154、156がガスを受け止めることになる。そのため、第2チャンバ144は、車幅方向への展開が抑制されながら、徐々に膨張展開する。つまり、第1チャンバ136は、第2チャンバ144よりも確実に先に膨張展開することになる。なお図4(a)では第2チャンバ144が、ルーフサイドレール122を車内側から覆うカバー123を押し開き、膨張展開している様子も例示されている。
第3チャンバ148には、第1チャンバ136の膨張展開後、第1チャンバ136からガスが流れ込み、多少膨張し、さらに仮縫製部146の切断後、第2チャンバ144からもガスが流れ込むことで、十分に膨張展開できる。よって第3チャンバ148は、図4(a)に示すように、メインチャンバとしての第2チャンバ144より遅延して膨張展開するディレイチャンバとして機能できる。
一方、図4(b)に示す比較例のカーテンエアバッグ装置200のクッション202は、第2チャンバ204に上記仮縫製部146が設けられていない点で、本実施形態のカーテンエアバッグ装置100のクッション104と異なる。
比較例のクッション202では、仮縫製部146が設けられていないため、第2チャンバ204内部へのガスの流入を抑えることができず、第2チャンバ204に優先的にガスが流れ込む。その結果、第2チャンバ204は、フロントピラー116とピラーガーニッシュ124Aとの間に収納されていた第1チャンバ206よりも先に膨張展開することになる。
よって、ピラーガーニッシュ124Aの車両後側の後端部126Aが、第1チャンバ206よりも先に膨張展開する第2チャンバ204によって、図4(b)に示すように、割れたり欠けたりする現象が発生する。クッション202の膨張展開時にピラーガーニッシュ124Aが破損すると、クッション202の展開挙動が意図したものと異なる場合や、破片などが乗員に接触する場合があり、乗員の安全性を損なう可能性がある。
これに対して本実施形態のカーテンエアバッグ装置100では、仮縫製部146を設けることで、第2チャンバ144よりも先に第1チャンバ136を膨張展開させることで、クッション104の膨張展開時にピラーガーニッシュ124の破損を防止でき、乗員の安全性を確保できる。
また、仮縫製部146は、図3(a)に例示したように、第2チャンバ144のうち膨張展開時に車幅方向の幅が最も大きくなる部位158に設けられている。言い換えれば、クッション104において、この部位158に第2ガス導入口150が位置するようにガス供給通路134および第2ガス導入口150をレイアウトしている。このように、第2チャンバ144のうち車幅方向の幅が最も大きくなる部位158、すなわち間口の最も大きくなる箇所に障害物となる仮縫製部146を設けることで、効率的にガスの流入を阻止できる。つまり仮縫製部146は、第2チャンバ144内部にガスが流入しようとする方向に対してそれを妨げる方向に形成される複数の仮縫製ライン152、154、156が距離をおいて設けられている。その結果、第2チャンバ144の膨張展開のタイミングを確実に遅らせて、第1チャンバ136にガスを迅速に供給できる。よって、第2チャンバ144よりも先に第1チャンバ136を確実に膨張展開させることができる。
また仮縫製部146は、第2ガス導入口150の間口を「狭め」ていればよく、間口を完全に塞ぐ必要はない。とくに本実施形態では、仮縫製部146の両端に間隙が生じるように仮縫製部146を縫製している。具体的には、図3(b)に例示したように、仮縫製ライン152、154、156の両端は、図2に示すシーム部162、164と離間していて間隙167が生じている。これにより、仮縫製部146が切断される前からこれらの間隙167を通して第2チャンバ144内部に多少のガスが導入される。その結果、第2ガス導入口150の間口を完全に塞いで事前に第2チャンバ144内に全くガスを導入しない場合に比べて、仮縫製部146が切断され易くなり、第2チャンバ144を、第1チャンバ136よりは遅れるものの、確実に膨張展開させることができる。
また複数の仮縫製ライン152、154、156は、ほぼ平行に設けられているため、車両下側に向かうガスを車両前後方向全体にわたって受け止めることができる。よって、仮縫製ライン152、154、156が安定して切断されるため、第2チャンバ144の膨張展開のタイミングを調整し易い。さらに複数の仮縫製ライン152、154、156は、所定の等間隔で設けられているため、安定して切断され、第2チャンバ144の膨張展開のタイミングを調整し易い。
ここで複数の仮縫製ライン152、154、156は、所定の等間隔でほぼ平行に設けるようにしたが、クッション104の膨張展開時に第2チャンバ144に流入するガスのガス圧により切断されるのであれば、各ライン間の所定の間隔、各ラインの縫い目の間隔、各ラインの糸の太さを適宜設定してもよい。
図6は、本発明の他の実施形態におけるクッション104A〜104Fを例示する図である。図6(a)に示すクッション104Aに設けられた仮縫製部146Aは、複数の仮縫製ライン152A、154A、156Aを含む。仮縫製ライン152A、154A、156Aの間隔は、図示のように、ガスが流れる方向に進むにつれて次第に大きくなっている。
図6(b)に示すクッション104Bに設けられた仮縫製部146Bは、複数の仮縫製ライン152B、154B、156Bを含む。仮縫製ライン152B、154B、156Bの間隔は、図示のように、ガスが流れる方向に進むにつれて次第に小さくなっている。したがって、仮縫製部146A、146Bによれば、仮縫製ライン152A、154A、156A、152B、154B、156Bの車両上下方向に沿った間隔を変化させることで、各ラインが切断されるタイミングを調整できる。
図6(c)に示すクッション104Cに設けられた仮縫製部146Cは、縫い目の間隔が異なる部分、すなわち複数の仮縫製ライン152C、154C、156Cを含む。仮縫製ライン152C、154C、156Cの縫い目の間隔は、ガスが流れる方向に進むにつれて次第に大きくなっている。なお縫い目の間隔を大きくすると切断され易くなり、縫い目の間隔を小さくすると切断され難くなる。このため、仮縫製部146Cでは、車両下側に位置するほど縫い目の間隔が大きいため、車両下側に位置するラインほど切断され易くなる。
図6(d)に示すクッション104Dに設けられた仮縫製部146Dは、縫い目の間隔が異なる部分、すなわち複数の仮縫製ライン152D、154D、156Dを含む。仮縫製ライン152D、154D、156Dの縫い目の間隔は、ガスが流れる方向に進むにつれて次第に小さくなっている。このため、仮縫製部146Dでは、車両下側に位置するほど縫い目の間隔が小さいため、車両下側に位置するラインほど切断され難くなる。したがって、仮縫製部146C、146Dによれば、各ラインの縫い目の間隔を変化させることで、各ラインがガス圧により切断されるタイミングを調整できる。
図6(e)に示すクッション104Eに設けられた仮縫製部146Eは、糸の太さが異なる部分、すなわち複数の仮縫製ライン152E、154E、156Eを含む。仮縫製ライン152E、154E、156Eの糸は、ガスが流れる方向に進むにつれて次第に細くなっている。なお糸を太くすると切断され難くなり、糸を細くすると切断され易くなる。このため、仮縫製部146Eでは、車両下側に位置するほど糸が細いため、車両下側に位置するラインほど切断され易くなる。
図6(f)に示すクッション104Fに設けられた仮縫製部146Fは、糸の太さが異なる部分、すなわち複数の仮縫製ライン152F、154F、156Fを含む。仮縫製ライン152F、154F、156Fの縫い目の間隔は、ガスが流れる方向に進むにつれて次第に太くなっている。このため、仮縫製部146Fでは、車両下側に位置するほど糸が太いため、車両下側に位置するラインほど切断され難くなる。したがって、仮縫製部146E、146Fによれば、各ラインの糸の太さを変えることで、各ラインがガス圧により切断されるタイミングを調整できる。
上記各縫製部146、146A〜146Fでは、複数の仮縫製ラインをほぼ平行に設けるようにしたが、これに限られず、相互に多少角度をつけて設けるようにしてもよい。このようにすれば、仮縫製ラインの角度を調整するだけで、ガス圧に対して切断され易くあるいは切断され難くすることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、上記実施形態においては本発明にかかるカーテンエアバッグを自動車に適用した例を説明したが、自動車以外にも航空機や船舶などに適用することも可能であり、同様の作用効果を得ることができる。
本発明は、車両の側面衝突時やロールオーバ(横転)時に、乗員保護を目的として車両室内の側面部に沿って膨張展開するクッションを備えたカーテンエアバッグ装置に利用することができる。

Claims (11)

  1. 車両室内の車体側壁に車両前後方向にわたって収納されるカーテンエアバッグ装置であって、
    インフレータからのガスを利用して前記車体側壁に沿って膨張展開する袋状のクッションと、
    前記クッション内部に形成され膨張展開時の該クッションの上端部で車両前後方向に延び、前記ガスを少なくとも車両前方に流通させるガス供給通路と、
    前記ガス供給通路の前端に、該ガス供給通路の上下方向寸法と略同等の間口を有する第1ガス導入口を介して連通して設けられ、フロントピラーと該フロントピラーを車内側から覆うピラーガーニッシュとの間に少なくとも一部が収納される第1チャンバと、
    前記ガス供給通路の下側に位置し、前記第1ガス導入口よりも大きな間口を有する第2ガス導入口を介して該ガス供給通路と連通して設けられる第2チャンバと、
    前記第2ガス導入口の間口を狭めるように縫製され、該第2ガス導入口を通って前記第2チャンバに流入するガスのガス圧により切断される仮縫製部とを備え
    前記仮縫製部は、上下方向に複数の仮縫製ラインを含むことを特徴とするカーテンエアバッグ装置。
  2. 前記仮縫製部は、前記第2チャンバのうち膨張展開時に車幅方向の幅が最も大きくなる部位に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカーテンエアバッグ装置。
  3. 当該カーテンエアバッグ装置はさらに、前記第2チャンバの車両前方に位置していて、前記クッションの前端にて前記第1チャンバと連通し、前記クッションの下端にて前記第2チャンバと連通する第3チャンバを備え、
    前記仮縫製部は、第2チャンバと第3チャンバとが連通する位置よりも上方に位置することを特徴とする請求項1または2に記載のカーテンエアバッグ装置。
  4. 前記複数の仮縫製ラインは、ほぼ平行に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ装置。
  5. 前記複数の仮縫製ラインは、所定の間隔で設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ装置。
  6. 前記複数の仮縫製ラインは3本以上設けられており、複数の前記所定の間隔は、略等しいことを特徴とする請求項に記載のカーテンエアバッグ装置。
  7. 前記複数の仮縫製ラインは3本以上設けられており、複数の前記所定の間隔は、前記ガスが流れる方向に進むにつれて次第に大きくなり、または次第に小さくなることを特徴とする請求項に記載のカーテンエアバッグ装置。
  8. 前記複数の仮縫製ラインは、縫い目の間隔が異なる部分を含むことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ装置。
  9. 前記複数の仮縫製ラインの縫い目の前記間隔は、前記ガスが流れる方向に進むにつれて次第に大きくなり、または次第に小さくなることを特徴とする請求項に記載のカーテンエアバッグ装置。
  10. 前記複数の仮縫製ラインは、糸の太さが異なる部分を含むことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載のカーテンエアバッグ装置。
  11. 前記複数の仮縫製ラインの糸は、前記ガスが流れる方向に進むにつれて次第に太くなり、または次第に細くなることを特徴とする請求項10に記載のカーテンエアバッグ装置。
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