JP6502056B2 - 電気的接続装置 - Google Patents

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Description

本発明は、2つのコネクタの導電部分を互いに接触させることなく両者を電気的に接続する電気的接続装置に関する。
従来より、一対の導電部分を互いに接触させずに離間させた状態で両者を電気的に接続可能な、いわゆる非接触型の電気的接続装置が知られている。例えば、特許文献1には、線状導体をスパイラル状に巻回して形成された平面コイルを有する送電コイル(又は受電コイル)を備えた電力伝送装置が開示されている。
特開2013−214613号公報
しかし、特許文献1に開示される平面コイルは、上述のようにスパイラル状に巻回されているため、構造が煩雑である。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、シンプルな構造を有し且つ広帯域をカバー可能な非接触型の電気的接続装置を提供することである。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係る電気的接続装置は、それぞれが、巻き数が1回のループ状の導電部を有するとともに該導電部の両端部が端子部として設けられた一対のコネクタを備え、一対の前記導電部が互いに間隔をあけて対向するように配置されることにより該一対のコネクタが電気的に接続される。
この構成では、一方の導電部に電流が流れると、当該電流の時間的変化に伴って発生する磁界によって、他方の導電部に電流が流れる。すなわち、一対のコネクタのそれぞれが有する導電部を互いに接触させなくても、電磁誘導(より具体的には、相互誘導)により、一対のコネクタを電気的に接続することができる。そうすると、導電部を、例えばハウジング等によって外部に露出しないように覆うことが可能となるため、防水性及び防塵性等に優れた電気的接続装置を提供することができる。
また、この構成では、導電部を、巻き数が1回のループ状に形成しているため、導電部を非常に簡素化された形状とすることができる。
更に、この構成のように、導電部を巻き数が1回のループ状に形成すると、複数の共振点を有する渦巻き状(スパイラル状)に形成された導電部と異なり、伝送可能な周波数帯域を広げることができる。よって、1つの電気的接続装置で広帯域をカバーすることができる。
従って、この構成によると、シンプルな構造を有し且つ広帯域をカバー可能な非接触型の電気的接続装置を提供できる。
(2)好ましくは、各前記コネクタは、各前記導電部を覆う絶縁性のハウジングを更に有している。
この構成では、各コネクタのハウジングを互いに接触したり、或いは一対の導電部が互いに対向するように各ハウジングを他の部材(基板等)を介して対向させることにより、各コネクタの導電部同士の接触を防止しつつ、一対の導電部を互いに近接することができる。これにより、一方のコネクタの導電部を流れる電流により生成される磁束の外部への漏れを低減できる。従って、一方のコネクタからの信号を他方のコネクタへ確実に伝送することができる。
(3)好ましくは、前記導電部は、該導電部が延びる方向と垂直な断面が長方形状に形成され、前記一対のコネクタは、前記断面の長辺が互いに対向するように配置される。
この構成では、一対の導電部において面積が広い部分同士が対向する。これにより、一対のコネクタによって伝送可能な周波数帯を広帯域化することができる。更に、この構成によれば、一対の導電部を対向させた際にその位置が多少ずれた場合であっても、一対の導電部において互いに対向する部分の面積を確保することができる。すなわち、この構成によれば、一対のコネクタの配置ずれ、或いは、ハウジング内に収容される導電部のハウジングに対する位置ずれ等を、ある程度許容可能な電気的接続装置を提供できる。なお、上述した長方形状には、長方形だけでなく、例えば一例として、長方形の角の部分に面取りが施されたような形状も含まれる。
(4)好ましくは、前記導電部は、円環状に形成されている。
この構成では、導電部の周長に対する、該導電部によって囲まれた部分の面積、の比率を大きくすることができる。これにより、電気的接続装置によって伝送可能な周波数帯域を確保しつつ、導電部を小型化できる。
(5)更に好ましくは、前記一対のコネクタは、円環状に形成された各前記導電部の中心軸が同軸状となるように配置される。
この構成では、一方の導電部を流れる電流により形成された磁束が、他方の導電部によって囲まれた部分を貫きやすくなる。これにより、一方のコネクタからの信号を他方のコネクタへより確実に伝送することができる。
(6)好ましくは、各前記コネクタは、少なくとも一部が前記導電部と密着し又は該導電部の表面に形成された被覆部と密着する磁性体としての磁性部を更に有している。
この構成によれば、波長短縮効果によりコネクタを小型化できる。
本発明によれば、シンプルな構造を有し且つ広帯域をカバー可能な非接触型の電気的接続装置を提供できる。
本発明の実施形態に係る電気的接続装置を、当該電気的接続装置によって電気的に接続される2つの機器とともに示す模式図である。 図1に示す電気的接続装置の斜視図であって、(A)は上方側から視た図、(B)は(A)に示す斜視図であってその内部に含まれる導電部を細線で示す図である。 図2に示すコネクタの斜視図であって、(A)は上方側から視た図、(B)は下方側から視た図、である。 磁性部の形状を示す図であって、(A)は斜視図、(B)は平面図である。 導電部の形状を示す図であって、(A)は斜視図、(B)は平面図である。 電気的接続装置によって差動信号を一方のコネクタから他方のコネクタへ入力したときのアイパターンのシミュレーション結果について説明するための図であって、(A)は一対のコネクタの端子部が互いに180度反対向きに配置された状態を示す図であり、(B)は一対のコネクタが図6(A)に示す状態で接続されたときのシミュレーション結果である。 接続した状態の一対のコネクタにおける磁性部及び導電部のみを模式的に示す断面図であって、上下方向を含む面で切断した断面図である。 変形例に係る電気的接続装置の一対の導電部の形状を示す斜視図である。 変形例に係る電気的接続装置の一対の導電部の形状を示す斜視図である。 変形例に係る電気的接続装置の一対の導電部の形状を示す斜視図である。 変形例に係る電気的接続装置の一対の導電部の形状を示す斜視図である。 変形例に係る電気的接続装置の一対の導電部の形状を示す斜視図である。 変形例に係る電気的接続装置の一対の導電部の形状を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、実施形態に係る電気的接続装置1を、該電気的接続装置1によって電気的に接続される2つの機器A1,A2とともに示す模式図である。図1に示すように、本実施形態に係る電気的接続装置1は、第1機器A1を第2機器A2に電気的に接続するために用いられる。また、本発明の実施形態に係る電気的接続装置1は、以下で詳しく説明するように、一対のコネクタ2を備えており、各コネクタ2の導電部10を互いに接触させることなく各コネクタ2を電気的に接続できる。すなわち、本実施形態に係る電気的接続装置1は、いわゆる非接触型の電気的接続装置である。
電気的接続装置1は、例えば一例として、ノートパソコン(第1機器A1)を、いわゆるドッキングステーション(第2機器A2)に電気的に接続するために好適である。具体的には、図1を参照して、ノートパソコンA1をドッキングステーションA2に接続すると、ノートパソコンA1に設けられた複数のコネクタ2,2,…のそれぞれと、ドッキングステーションA2に設けられた複数のコネクタ2,2,…のそれぞれとが、電気的に接続する。これにより、ノートパソコンA1とドッキングステーションA2との間でのデータの伝送が可能となる。しかし、これに限らず、本発明は、2つの接続対象(第1機器及び第2機器)を電気的に接続する非接触型の電気的接続装置に広く適用できる。
[全体構成]
図2は、電気的接続装置1の斜視図であって、(A)は上方側から視た図、(B)は(A)に示す斜視図であってその内部に含まれる導電部を細線で示す図である。また、図3は、コネクタ2の斜視図であって、(A)は上方側から視た図、(B)は下方側から視た図、である。本実施形態に係る電気的接続装置1は、互いに形状が同じ2つのコネクタ2を備えている。
[コネクタの構成]
図2を参照して、コネクタ2は、上下方向の厚みが薄くなるように、且つ平面視で(上下方向から視て)略正方形状となるように形成されている。コネクタ2のサイズは、例えば一例として、20mm角である。コネクタ2は、ハウジング3と、ハウジング3内に収容される磁性部7及び導電部10とを有している。なお、コネクタのサイズは上述したサイズ(20mm角)に限らず、ユーザの要求、使用する周波数帯等に応じて変更することができる。
ハウジング3は、コネクタ2の外郭を構成する部分であって、複数の部材が組み合わせられることにより内部に空間を有する薄い直方体状の箱型に形成された部分である。ハウジング3は、絶縁性を有する樹脂材料によって構成されている。ハウジング3に用いられる樹脂材料としては、例えばLCP(液晶ポリマー)等が挙げられる。しかし、ハウジング3に用いられる樹脂材料はこれに限らず、熱可塑性樹(塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリスチレン、ABS樹脂、アクリル樹脂、ポリプロピレン、変性PPE、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレン-スルフィド、液晶ポリマー等)、又は、熱硬化性樹脂(フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン等)が挙げられる。
ハウジング3は、上面部4、下面部5、及び4つの側面部6を有している。上面部4は、ハウジング3における上側の面部であって、平面視で正方形状に形成されている。下面部5は、ハウジング3における下側の面部であって、上面部4と同じく平面視で正方形状に形成されている。下面部5は、上面部4に対して、上下方向に僅かな間隔をあけて、上面部4に対向するように設けられている。4つの側面部6は、上面部4及び下面部5を繋ぐように、且つ上面部4及び下面部5に対して垂直となるように設けられている。4つの側面部6のうちの1つにおける中央部分には、開口部6aが形成され、導電部10の一部(具体的には、詳しくは後述する端子部15,15)が当該開口部6aを介してハウジング3の外部へ露出している。
図4は、磁性部7の形状を示す図であって、(A)は斜視図、(B)は平面図である。磁性部7は、ハウジング3内に収容される略薄板状に形成された部材である。磁性部7は、例えば一例として、磁性体としてのフェライトによって構成されている。磁性部7は、導電部10が組み合わせられた状態で、ハウジング3内に収容されている。フェライトとしては、ハードフェライト、ソフトフェライト、MO・Fe2O3(但しMは、Fe、Mn、Zn、Ni、Mg、Co、Cuなどの金属イオン)、Mn-Znフェライト、Ni-Znフェライト、等を挙げることができる。なお、本実施形態では、磁性部7に用いられる材料としてフェライトを例示したが、これに限らず、透磁率が高い(例えば、初透磁率が10〜15000H/m程度の)その他の材料を用いてもよい。更には、磁性部7に用いられる材料としては、誘電率が高い(例えば、比誘電率が5〜20程度の)材料の方がより好ましい。磁性部7として利用可能な材料としては、例えば、磁石鋼、アルミニウム、ニッケル、コバルト、軟鉄、ケイ素鋼、アモルファス金属等が挙げられる。
磁性部7の上面には、上方から視て略環状に形成された溝部8が形成されている。具体的には、溝部8は、1箇所が切り欠かれた円環状に形成された(すなわち、C字状に形成された)円環状溝部8aと、円環状溝部8aの各端部から磁性部7の外方へ延びるように形成された一対の延出部用溝部8bと、によって構成されている。
溝部8の幅(例えば一例として、1.5〜2.5mm)は、当該溝部8の深さ(例えば一例として、0.2〜0.4mm)よりも長くなるように形成されている。また、溝部8の底部は、平坦状に形成されている。この溝部8には、詳しくは後述する導電部10の円環部11及び延出部16が嵌め込まれている。
図5は、導電部10の形状を示す図であって、(A)は斜視図、(B)は平面図である。導電部10は、導電性を有する金属材料(例えば、アルミ、銅、鉄等の金属、又はそれらの合金等)によって形成された部材である。導電部10は、例えば一例としてプレス打ち抜き加工により形成された板金が折り曲げられることにより、図5に示すような形状に形成されている。具体的には、導電部10は、巻き数が1回のループ状に形成されている。導電部10は、その一部として設けられた端子部15を除き、ハウジング3内に収容されている。なお、導電部10の表面には、磁性部7の導電性に応じて、絶縁性を有するコーティング(被覆部)が施される。具体的には、磁性部7として導電性が高い材料が用いられる場合、導電部10と磁性部7とを電気的に絶縁するためのコーティングが必要となる。一方、磁性部7として導電性が低い材料が用いられる場合、コーティングは不要となる。
導電部10は、円環部11及び一対の端子部15を有し、これらが一体に形成されている。
円環部11は、一部が切り欠かれた円環状に形成された部分である。すなわち、円環部11は、アルファベットのC字状に形成されている。円環部11は、横断面(円環部11が延びる方向、すなわち円環部11の周方向に垂直な断面)が該円環部11の径方向に細長い長方形状となるように形成されている。これにより、円環部11の横断面の径方向の長さ(例えば一例として、1.5〜2.5mm)は、該横断面の上下方向の長さ(円環部11の厚み、例えば一例として、0.2〜0.4mm)よりも長くなる。
端子部15は、円環部11の各端部と一体に形成された片状の部分であって、各機器A1,A2の伝送線路(図示省略)とはんだ付け等により接続される。端子部15は、延出部16と、垂直部17と、足部18とを有し、これらが一体に形成されている。延出部16は、円環部11の各端部から、該円環部11の径方向外方へやや延びるように形成され、その先端部がハウジング3の開口部6aを介してハウジング3の外方へ露出している。垂直部17は、延出部16の先端から垂直下方へ折れ曲がって、ハウジング3の下面付近まで延びている。足部18は、垂直部17の先端から折れ曲がって、円環部11の径方向外方へやや延びるように形成された部分である。足部18は、各機器A1,A2の伝送線路に対してはんだ付けされる部分である。垂直部17及び足部18は、ハウジング3の外側へ露出した状態となっている。
図4及び図5等を参照して、コネクタ2では、導電部10の円環部11が磁性部7の円環状溝部8aに嵌め込まれるとともに、各延出部16が対応する延出部用溝部8bに嵌め込まれている。これにより、円環部11の下面13及び延出部16の下面が、磁性部7の溝部8の底部と密着し、且つ、円環部11の外周縁部及び内周縁部、並びに延出部16の幅方向両側の縁部が、磁性部7と密着する。すなわち、導電部10は、ハウジング3内に収容されている部分のうち、円環部11の上面12及び延出部16の上面を除く部分が、磁性部7と密着している。なお、導電部10又は磁性部7の寸法誤差等に起因して、円環部11の上面12及び延出部16の上面を除く全ての部分が磁性部7と密着せず、その一部のみが磁性部7と密着する場合もある。また、導電部10にコーティングが施されている場合には、磁性部7は、導電部10に施されたコーティングと密着し、導電部10とは直接、密着しない。
また、コネクタ2では、円環部11及び延出部16が溝部8に嵌め込まれた状態の磁性部7及び導電部10が、ハウジング3内に収容される。この状態において、磁性部7がハウジング3の内側に密着するとともに、円環部11の上面12及び延出部16の上面がハウジング3の上面部4に密着する。なお、導電部10、磁性部7、或いはハウジング3の寸法誤差等に起因して、円環部11の上面12及び延出部16の上面の全てがハウジング3の上面部4に密着せず、その一部のみがハウジング3の上面部4に密着する場合もある。
[第1機器及び第2機器の接続状態]
図1から図3を参照して、第1機器A1を第2機器A2に接続する際には、第1機器A1に内蔵されたコネクタ2の上面部4と、第2機器A2に内蔵されたコネクタ2の上面部4とが互いに接触するように、第2機器A2に対して第1機器A1がセットされる。このとき、対応する一対のコネクタ2,2は、各導電部10,10の中心軸が同軸状となるように配置される。そうすると、各コネクタ2の導電部10が互いに接触することなく近接し(例えば一例として、0.1〜1mm)、各コネクタ2が電気的に接続する。具体的には、上述のような状態において、一方のコネクタ2の導電部10に電流が流れると、当該電流の時間的変化に伴って発生する磁界によって、他方のコネクタ2の導電部10に電流が流れる。すなわち、一対のコネクタ2は、電磁誘導(より具体的には、相互誘導)により互いに電気的に接続される。これにより、第1機器A1と第2機器A2とが電気的に接続され、双方の間でのデータの伝送が可能になる。なお、上述のように各導電部10,10の中心軸が同軸状となるように配置される際の中心軸のずれは、例えば一例として、−2mm〜2mm程度、許容される。
[差動信号の伝送について]
更に、本実施形態に係る電気的接続装置1によれば、一方のコネクタ2から他方のコネクタ2へ差動信号を伝送することもできる。
図6は、電気的接続装置1によって差動信号を一方のコネクタ2から他方のコネクタ2へ入力したときのアイパターンのシミュレーション結果について説明するための図である。具体的には、図6(A)は、一対のコネクタ2の端子部15が互いに180度反対向きに配置された状態を示す図であり、図6(B)は、一対のコネクタ2の端子部15が図6(A)に示す状態のときのシミュレーション結果である。
本シミュレーションでは、端子部15の向きが図6(A)の場合の電気的接続装置1のモデルを作成して電磁界解析を実施するとともに、当該電磁界解析によって得られた結果を用いて、伝送速度5Gbpsの差動信号を一方のコネクタ2を介して他方のコネクタ2へ入力したときのアイパターンの波形を確認した。なお、入力パターンとしては、シフトレジスタの段数が7段の疑似ランダムパターンを使用した。
図6に示すように、電気的接続装置1によれば(具体的には、一対のコネクタ2の端子部15が互いに180度反対向きに配置された場合の電気的接続装置1によれば)、比較的良好なアイパターンを得ることができた。これにより、電気的接続装置1によれば、差動伝送が可能であることが確認された。
[効果]
以上のように、本実施形態に係る電気的接続装置1では、一方の導電部10に電流が流れると、当該電流の時間的変化に伴って発生する磁界によって、他方の導電部10に電流が流れる。すなわち、一対のコネクタ2,2のそれぞれが有する導電部10を互いに接触させなくても、相互誘導により、一対のコネクタ2,2を電気的に接続することができる。これにより、導電部10をハウジング3によって外部に露出しないように覆うことが可能となるため、防水性及び防塵性等に優れた電気的接続装置を提供することができる。
また、電気的接続装置1では、導電部10を、巻き数が1回のループ状に形成しているため、導電部10を非常に簡素化された形状とすることができる。
更に、電気的接続装置1のように、導電部10を巻き数が1回のループ状に形成すると、複数の共振点を有する渦巻き状に形成された導電部と異なり、伝送可能な周波数帯域を広げることができる。よって、1つの電気的接続装置1で広帯域(例えば一例として、100MHz〜7.5GHz)をカバーすることができる。
従って、電気的接続装置1によると、シンプルな構造を有し且つ広帯域をカバー可能な非接触型の電気的接続装置を提供できる。
また、電気的接続装置1では、各コネクタ2のハウジング3を互いに接触させることで、各コネクタ2の導電部10同士の接触を防止しつつ、一対の導電部10,10を互いに近接することができる。これにより、一方のコネクタ2,2の導電部10に生じる電流の時間的変化により生じる磁束の外部への漏れを低減できる。従って、一方のコネクタ2からの信号を他方のコネクタ2へ確実に伝送することができる。なお、各コネクタ2のハウジング3を互いに接触させなくても、一対の導電部10が互いに対向するように各ハウジング3を他の部材(基板等)を介して対向させることにより、一対のコネクタ2を電気的に接続することもできる。
また、電気的接続装置1では、一対の導電部10,10において面積が広い部分同士が対向する。これにより、一対のコネクタ2,2によって伝送可能な周波数帯を広帯域化することができる。更に、電気的接続装置1によれば、一対の導電部10,10を対向させた際にその位置が多少ずれた場合(例えば一例として、−2mm〜2mm程度)であっても、一対の導電部10,10において互いに対向する部分の面積を確保することができる。すなわち、電気的接続装置1によれば、一対のコネクタ2,2の配置ずれ、或いは、ハウジング3内に収容される導電部10のハウジング3に対する位置ずれ等を、ある程度許容可能な電気的接続装置を提供できる。
また、電気的接続装置1では、導電部10が円環状に形成されているため、導電部10の周長に対する、該導電部10によって囲まれた部分の面積、の比率を、同じ周長を有する矩形等の多角形と比べて大きくすることができる。これにより、電気的接続装置1によって伝送可能な周波数帯域を確保しつつ、導電部10を小型化できる。
また、電気的接続装置1では、一対の導電部10,10の中心軸が同軸状となるように配置されているため、一方の導電部10を流れる電流により形成された磁束が、他方の導電部10によって囲まれた部分を貫きやすくなる。これにより、一方のコネクタ2からの信号を他方のコネクタ2へより確実に伝送することができる。
また、電気的接続装置1では、上述したシミュレーションの結果通り、一方のコネクタ2から入力される差動信号を、他方のコネクタ2へ伝送することができる。
また、電気的接続装置1では、導電部10にフェライトで構成された磁性部7を密着させているため、波長短縮効果によりコネクタ2を小型化できる。
また、電気的接続装置1では、導電部10において相手側の導電部10と対向する部分以外の部分(具体的には、円環部11の下面13及び円環部11の内周縁部及び外周縁部)を、磁性部7によって覆っている。これにより、一対のコネクタ2,2を互いに接続したときに(すなわち、一対の導電部10,10を互いに近接させて対向させたときに)、磁性部7によって疑似的に閉磁路Lを形成することができる(図7参照)。これにより、磁束の外部への漏れを低減できるため、コネクタ間の距離を大きくすることができる。
また、電気的接続装置1では、上述した閉磁路Lを透磁率の高い磁性体(本実施形態の場合、フェライト)を用いて構成している。これにより、磁束、特に低周波領域における磁束を当該閉磁路Lに収束することができる。
また、電気的接続装置1では、該電気的接続装置1を構成する各構成要素の寸法(例えば、導電部10の形状、大きさ、幅及び厚み)、ハウジング3及び磁性部7に用いられる材料の種類、等を適宜選択することにより、ユーザの要求に合わせたサイズ及び周波数特性を有する電気的接続装置を適切に構成することができる。
また、電気的接続装置1では、例えば一対のアンテナによって電波を送受信する場合と異なり、アンプ、変復調回路等を有する送受信回路が不要となる。これにより、電気的接続装置1が用いられるシステムの構成を、アンテナを用いる場合と比べて簡素化できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
[変形例]
(1)図8は、変形例に係る電気的接続装置の一対の導電部の形状を示す斜視図である。上記実施形態では、導電部10,10の形状を円環状に形成したが、この限りでない。具体的には、図8に示すように、導電部20を、平面視で矩形状に形成してもよい。この場合であっても、上記実施形態の場合と同様、シンプルな構造を有する非接触型の電気的接続装置を提供できる。
(2)図9から図11は、それぞれ、変形例に係る電気的接続装置の一対の導電部の形状を示す斜視図である。上記実施形態では、一対の導電部10,10の形状を互いに同じ形状としたが、これに限らず、図9から図11に示すように、互いに異なる形状としてもよい。図9に示す例では、各導電部21,22はともに矩形状に形成されているが、一方の導電部21の左右方向の長さが、他方の導電部22の左右方向における長さよりも短くなっている。また、図10に示す例では、一方の導電部23が円環状に形成され、他方の導電部24が矩形状に形成されている。また、図11に示す例では、各導電部25,26はともに円環状に形成されているが、一方の導電部25の円環状の部分の外径が、他方の導電部26の円環状の部分の外径よりも大きくなっている。これらの場合であっても、上記実施形態の場合と同様、シンプルな構造を有する非接触型の電気的接続装置を提供できる。
(3)図12は、変形例に係る電気的接続装置の一対の導電部の形状を示す斜視図である。上述した実施形態及び変形例では、導電部を1対1で対応させたが、この限りでない。具体的には、一方のコネクタに含まれる1つの導電部27に対して、他方のコネクタに含まれる複数の(図12に示す例では、4つの)導電部28を対応させてもよい。この場合であっても、上記実施形態の場合と同様、シンプルな構造を有する非接触型の電気的接続装置を提供できる。
(4)図13は、変形例に係る電気的接続装置の一対の導電部の形状を示す斜視図である。上述した実施形態及び変形例では、導電部の形状を平坦状に形成したが、図13に示すように、3次元状に(立体的に)形成することもできる。図13に示す例では、双方の導電部29,30は、球面に沿った枠状に形成され、一方の導電部29が他方の導電部30の内側に入り込んだ状態となっている。この場合であっても、上記実施形態の場合と同様、シンプルな構造を有する非接触型の電気的接続装置を提供できる。
(5)上述した実施形態及び変形例では、電気的に接続された状態において互いに対する位置関係が固定されたコネクタを例に挙げて説明したが、これに限らず、コネクタの位置関係が互いに対して変位するような機構に適用することもできる。具体的には、互いに対して回転自在な一対の要素を有する回転機構のそれぞれにコネクタを設けて互いに近接させ、該一対のコネクタの中心軸を回転中心として上記回転機構を回転駆動させることもできる。これにより、互いに回転する一対の要素を電気的に接続するケーブル等が不要となるため、ケーブルが断線する虞をなくすことができる。特に、上述した図13に示す導電部29,30を有する電気的接続装置を、上述した回転機構に適用すれば、ケーブル等を用いることなく、いわゆる自在継手のような動作が可能になる。
(6)上記実施形態及び変形例では、導電部の形状として、矩形状及び円形状を例示して説明したが、これに限らず、ループ状であれば、どのような形状であってもよい。例えば、矩形以外の他の四角形(例えば、正方形、台形、ひし形等)、四角形以外の多角形状(三角形、又は五角形以上の多角形)であってもよく、或いは、楕円形状であってもよい。
本発明は、非接触型の電気的接続装置として広く適用することができる。
1 電気的接続装置
2 コネクタ
10,20〜30 導電部
15 端子部

Claims (2)

  1. それぞれが、巻き数が1回のループ状の導電部を有するとともに該導電部の両端部が端子部として設けられた一対のコネクタを備え、一対の前記導電部が互いに間隔をあけて対向するように配置されることにより該一対のコネクタが電気的に接続され、
    各前記コネクタは、各前記導電部を覆う絶縁性のハウジングと、少なくとも一部が前記導電部と密着し又は該導電部の表面に形成された被覆部と密着する磁性体としての磁性部と、を更に有し、
    前記導電部は、一部が切り欠かれた円環状に形成された円環部を有しており、
    前記磁性部の上面には、円環状に形成されているとともに前記導電部が嵌め込まれる溝部が設けられ、
    前記導電部が前記溝部に嵌め込まれた状態の前記磁性部及び前記導電部が前記ハウジングに収容され、前記磁性部が前記ハウジングの内側に密着するとともに、前記導電部の上面が前記ハウジングの上面部に密着しており、
    各前記コネクタの前記ハウジングの上面部同士が互いに接触することで、前記一対のコネクタが電気的に接続され
    前記端子部は、延出部と、垂直部と、足部とを有し、
    前記延出部は、前記円環部の各端部から該円環部の径方向外方へ延びるとともに前記ハウジングの外方へ露出するように設けられており、
    前記垂直部は、前記延出部の先端から垂直に折れ曲がって延びるように設けられ、
    前記足部は、前記垂直部の先端から折れ曲がって延びるように設けられられているとともに、はんだ付けされる部分として設けられていることを特徴とする、電気的接続装置。
  2. それぞれが、巻き数が1回のループ状の導電部を有するとともに該導電部の両端部が端子部として設けられた一対のコネクタを備え、一対の前記導電部が互いに間隔をあけて対向するように配置されることにより該一対のコネクタが電気的に接続され、
    各前記コネクタは、各前記導電部を覆う絶縁性のハウジングと、少なくとも一部が前記導電部と密着し又は該導電部の表面に形成された被覆部と密着する磁性体としての磁性部と、を更に有し、
    前記導電部は、円環状であって枠状に形成されており、
    前記磁性部の上面には、円環状に形成されているとともに前記導電部が嵌め込まれる溝部が設けられ、
    前記導電部が前記溝部に嵌め込まれた状態の前記磁性部及び前記導電部が前記ハウジングに収容され、前記磁性部が前記ハウジングの内側に密着するとともに、前記導電部の上面が前記ハウジングの上面部に密着しており、
    各前記コネクタの前記ハウジングの上面部同士が互いに接触することで、一対の前記導電部の一方が他方の内側に入り込んだ状態で、前記一対のコネクタが電気的に接続されることを特徴とする、電気的接続装置。
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