JP6264504B2 - アンテナおよび電子機器 - Google Patents

アンテナおよび電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP6264504B2
JP6264504B2 JP2017521829A JP2017521829A JP6264504B2 JP 6264504 B2 JP6264504 B2 JP 6264504B2 JP 2017521829 A JP2017521829 A JP 2017521829A JP 2017521829 A JP2017521829 A JP 2017521829A JP 6264504 B2 JP6264504 B2 JP 6264504B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
magnetic
coil
magnetic sheet
communication partner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017521829A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016194689A1 (ja
Inventor
賢太郎 三川
賢太郎 三川
宏充 伊藤
宏充 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Publication of JPWO2016194689A1 publication Critical patent/JPWO2016194689A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6264504B2 publication Critical patent/JP6264504B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q7/00Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop
    • H01Q7/06Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop with core of ferromagnetic material
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/2208Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles associated with components used in interrogation type services, i.e. in systems for information exchange between an interrogator/reader and a tag/transponder, e.g. in Radio Frequency Identification [RFID] systems
    • H01Q1/2225Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles associated with components used in interrogation type services, i.e. in systems for information exchange between an interrogator/reader and a tag/transponder, e.g. in Radio Frequency Identification [RFID] systems used in active tags, i.e. provided with its own power source or in passive tags, i.e. deriving power from RF signal
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
    • H01Q1/243Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/36Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
    • H01Q1/38Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith formed by a conductive layer on an insulating support

Description

本発明は、近距離無線通信システム等に用いられるアンテナおよびそれを備えた電子機器に関するものである。
HF帯のRFID(Radio Frequency Identifier)タグ用や、NFC(Near Field Communication)用のアンテナには一般にコイルアンテナが用いられる。
特許文献1には、コイル導体が形成されたフレキシブル基板と、このフレキシブル基板に沿って配置される磁性体シートとを備えたアンテナが示されている。
国際公開第2011/077878号
図17は特許文献1に示されているアンテナと通信相手側アンテナとの結合の様子を示す図である。図17において、アンテナ19は、巻回中心部をコイル開口とするスパイラル状のコイル導体CWと、コイル開口に沿って配置される磁性体シート10とを備える。このアンテナ19は、回路基板20上に支持台43で支持される。
ところが、通信相手側アンテナ301が図17に示す位置にあるとき、通信相手側アンテナ301から生じる磁束は、アンテナ19の磁性体シート10を面内方向に通過してしまう。この磁束φiはアンテナ19と通信相手側アンテナ301との磁界結合に寄与しない。コイル導体CWにより形成されるコイル開口を通過する磁束φeはアンテナ19と通信相手側アンテナ301との磁界結合に寄与する有効な磁束であるが、図17に示す位置関係では磁束φeは弱い。
本発明の目的は、通信相手側アンテナのコイル開口とアンテナのコイル開口とが対向しない位置関係であっても、所定の高い結合係数で結合できるようにしたアンテナおよびそれを備える電子機器を提供することにある。
(1)本発明のアンテナは、
巻回中心部をコイル開口とするスパイラル状のコイル導体と、
前記コイル開口に沿ってそれぞれ配置される第1磁性体シートおよび第2磁性体シートと、
を備え、
前記コイル導体は、前記第1磁性体シートおよび前記第2磁性体シートが配置される側に向かって湾曲または屈曲する湾曲部または屈曲部を有し、前記湾曲部または前記屈曲部は前記コイル開口に形成され、前記湾曲部または前記屈曲部の少なくとも一部である特定箇所を除く位置に前記第1磁性体シートおよび前記第2磁性体シートが設けられていることを特徴とする。
上記構成により、アンテナのコイル開口が通信相手側アンテナのコイル開口面と対向しない位置関係であっても、アンテナのコイル開口と通信相手側アンテナのコイル開口とを通過する磁束が生じて、両者は所定の高い結合係数で結合する。
)本発明の電子機器は、
筐体と前記筐体内に設けられるアンテナとを備え、
前記アンテナは、
巻回中心部をコイル開口とするスパイラル状のコイル導体と、
前記コイル開口に沿ってそれぞれ配置される第1磁性体シートおよび第2磁性体シートと、
を備え、
前記コイル導体は、前記第1磁性体シートおよび前記第2磁性体シートが配置される側に向かって湾曲または屈曲する湾曲部または屈曲部を有し、前記湾曲部または前記屈曲部は前記コイル開口に形成され、前記湾曲部または前記屈曲部の少なくとも一部である特定箇所を除く位置に前記第1磁性体シートおよび前記第2磁性体シートが設けられていることを特徴とする。
上記構成により、電子機器におけるアンテナの位置とは異なる位置に通信相手側アンテナが配置される場合でも、両者の通信が可能となる。
)上記(2)において、前記アンテナは前記筐体の内面に沿って配置されることが好ましい。この構造により、アンテナを支持するための特別な支持台が不要となる。
)上記(2)または(3)において、前記アンテナは前記筐体の端部に配置されていることが好ましい。この構造により、電子機器を通信相手側装置に近接させて通信を行う場合に、電子機器のアンテナと通信相手側アンテナとの距離が短くなって通信特性が向上する。また、電子機器に通信相手装置を載置するような場合には、電子機器のアンテナと通信相手側アンテナとが適度に離れることにより通信特性が向上する。
)上記()から()のいずれかにおいて、前記アンテナに沿って、前記コイル導体よりも前記磁性体シートに近接する面状導体を備えることが好ましい。この構成により、結合に寄与しない無効磁束が抑制され、そのことで有効磁束が増加し、結合係数が高まる。
本発明によれば、アンテナのコイル開口が通信相手側アンテナのコイル開口と対向しない位置関係であっても、アンテナのコイル開口と通信相手側アンテナのコイル開口とを通過する磁束が生じて、両者は所定の高い結合係数で結合するので、通信が可能となる。
図1(A)はアンテナ21の折り曲げ前の状態での平面図であり、図1(B)は図1(A)におけるB−B部分の断面図である。 図2(A)は第1の実施形態に係るアンテナを設ける回路基板側の構成を示す斜視図である。図2(B)はアンテナ21を含むアンテナ装置101の構造を表す正面図である。 図3は、第1の実施形態に係るアンテナ21を通る磁束の様子を模式的に表す図である。 図4は、第1の実施形態に係るアンテナ21を通る磁束の様子を模式的に表す図である。 図5は、第2の実施形態に係るアンテナ22Aを含むアンテナ装置102Aの構造を表す正面図である。 図6は、第2の実施形態に係るアンテナ22Bを含むアンテナ装置102Bの構造を表す正面図である。 図7は、第3の実施形態に係るアンテナ23を含むアンテナ装置103の構造を表す正面図である。 図8は、第4の実施形態に係るアンテナ21を備える電子機器204の縦断面図である。 図9は第5の実施形態に係る電子機器の主要部の正面図である。 図10(A)、図10(B)、図10(C)はいずれも第6の実施形態に係るアンテナの屈曲前の平面図である。 図11は第7の実施形態に係るアンテナ27の正面図である。 図12はアンテナ27の、フレキシブル基板40と磁性体シート11,12との貼り合わせ前の分解平面図である。 図13は、第8の実施形態に係るアンテナ28Aを備える電子機器の内部の主要部の正面図である。 図14はアンテナ28Aの、フレキシブル基板40と磁性体シート11,12との貼り合わせ前の分解平面図である。 図15は、第8の実施形態に係るアンテナ28Bを備える電子機器の内部の主要部の正面図である。 図16はアンテナ28Bの、フレキシブル基板40と磁性体シート11,12との貼り合わせ前の分解平面図である。 図17は特許文献1に示されているアンテナと通信相手側アンテナとの結合の様子を示す図である。
以降、図を参照して幾つかの具体的な例を挙げて、本発明を実施するための複数の形態を示す。各図中には同一箇所に同一符号を付している。要点の説明または理解の容易性を考慮して、便宜上実施形態を分けて示すが、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能である。第2の実施形態以降では第1の実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については実施形態毎には逐次言及しない。
以降で示す各実施形態において、「アンテナ装置」とは、磁束を放射するアンテナである。アンテナ装置は、通信相手側のアンテナと磁界結合を用いた近傍界通信のために用いられるアンテナであり、例えばNFC(Near field communication)等の通信に利用される。アンテナ装置は、NFC等の通信として使用する周波数帯はUHF帯よりも低い周波数帯、例えばHF帯で使用され、特に13.56MHzまたは13.56MHz近傍の周波数で用いられる。アンテナ装置の大きさは、使用する周波数における波長λに比べて十分に小さく、使用周波数帯においては電磁波の放射特性は悪い。後述のアンテナ装置が備えるコイルアンテナが有するコイル導体の一端から他端までコイル導体に沿った長さはλ/10以下であり、使用周波数帯での波長と比較して十分に短いため、コイル導体に生じる電流のコイル導体に沿った座標軸での分布はほとんど生じず、ほぼ一定の大きさの電流が流れる。なお、ここでいう波長とは、アンテナが形成される基材の誘電性や透磁性による波長短縮効果を考慮した実効的な波長の事を指す。コイルアンテナが有するコイル導体の両端は、使用周波数帯(HF帯、特に13.56MHz近傍)を操作する給電回路に接続される。なお、コイルアンテナが有するコイル導体と給電回路とは、給電コイルやトランス(バラン含む)を介して磁界結合により接続されてもよい。その場合は、給電コイルやトランスが有するコイル導体の両端が給電回路に接続され、コイルアンテナが有するコイル導体の両端が互いに直接乃至はキャパシタを介して接続される。
本発明における「電子機器」は、上記アンテナを備える機器である。例えば、スマートフォンやフィーチャーフォン等の携帯電話端末、スマートウォッチやスマートグラス等のウェアラブル端末、ノートPC、タブレット端末、カメラ、ゲーム機、玩具、ICタグやSDカードやSIMカードやICカード等の情報媒体、等の様々な電子機器である。
《第1の実施形態》
図1(A)はアンテナ21の折り曲げ前の状態での平面図であり、図1(B)は図1(A)におけるB−B部分の断面図である。アンテナ21は、コイル導体CWが形成されたフレキシブル基板40と磁性体シート11,12とを備えている。コイル導体CWは、巻回中心部をコイル開口CAとする矩形スパイラル状のコイル導体である。コイル導体CWは、コイル開口CAを通る屈曲ラインBL−BLを挟んで第1の導体部分41と第2の導体部分42が対向するように配置されている。磁性体シート11,12は、フェライト粉などの磁性体粉と樹脂材との混成体を矩形板状のシートに成形したものである。なお、コイル導体CWおよび磁性体シート11,12は矩形である必要はなく、外形が、楕円形状や、凸部や凹部を含む形状でもよい。
磁性体シート11,12はコイル開口CAに沿って配置されている。磁性体シート11と磁性体シート12との間には、間隙(磁性体シートの無い部分)MGが形成されている。具体的には、フレキシブル基板40に磁性体シート11,12がそれぞれ両面粘着シートを介して貼着されている。磁性体シートの間隙MGの形成位置は屈曲ラインBL−BLが通る位置に対応する。この間隙MGの形成位置は本発明に係る「特定箇所」の一例である。
折り曲げ時には、コイル導体CWが形成されたフレキシブル基板40は、磁性体シート11が配置された側に向かって、屈曲ラインBL−BLラインで屈曲される。
図2(A)は第1の実施形態に係るアンテナを設ける回路基板側の構成を示す斜視図である。図2(B)はアンテナ21を含むアンテナ装置101の構造を表す正面図である。
アンテナ装置101は、アンテナ21、それを支持する支持台43、および矩形板状の回路基板20を備える。図2(A)に示す支持台43にアンテナ21が取り付けられる。
回路基板20には面状に広がるグランド導体が形成されている。
アンテナ21は、その磁性体シート11,12が、フレキシブル基板40より回路基板20側に近接する向きに配置される。すなわち、磁性体シート11,12側が支持台43に貼付される。
図2(A),図2(B)に示すように、アンテナ21および支持台43は回路基板20の一辺付近に配置される。そして、回路基板20の一辺に近接する側が回路基板に、より近接する方向に、アンテナ21は屈曲部BZで屈曲している。すなわち、コイル導体CWは磁性体11が配置される側に向かって屈曲し、磁性体シート11,12に対向する面側において、第1の導体部分41を含むコイル導体CWの面に垂直な法線と、第2の導体部分42を含むコイル導体CWの面に垂直な法線が交わる。図2(B)の例では、第2の導体部分42が第1の導体部分41に比べて回路基板20の一辺寄りに配置されている。
なお、支持台43にアンテナ21を貼付したユニットを回路基板20に実装するようにしてもよい。アンテナ21のコイル導体の両端は回路基板上の所定の端子電極に接続される。
図3は、第1の実施形態に係るアンテナ21を通る磁束の様子を模式的に表す図である。アンテナ21の近傍にRFIDタグ等の通信相手側アンテナ301が配置される。この例では、通信相手側アンテナ301は、そのコイル開口面が磁性体シート11の面に対し平行で、磁性体シートの間隙MGより磁性体シート11側(磁性体シート11の延伸方向)に離れた位置に配置されている。なお、通信相手側アンテナ301は、そのコイル開口面が磁性体シート11の面に対し垂直で、磁性体シートの間隙MGより磁性体シート11側に離れた位置に配置されていても良く、第1の実施形態に係るアンテナ21と通信相手側アンテナ301との結合がヌル(結合しない)となる角度を除けば、通信相手側アンテナ301の角度は問わない。
図3において破線の矢印線は通信相手側アンテナ301から生じる磁束φeの経路を模式的に表している。図3に表れているように、磁性体シートの間隙MGが形成されているので、上記磁束φeは磁性体シート11を通過し、間隙MGを抜ける。すなわち磁性体シート12を通過せずに、コイル開口CAを通過する。このことにより、通信相手側アンテナ301とアンテナ21は磁束φeを介して磁界結合する。
このように、通信相手側アンテナ301から生じる磁束のうち、コイル開口CAを鎖交する磁束φeの割合が増加するため、通信相手側アンテナ301とアンテナ21とは高い結合係数で磁界結合する。
図3に示す例は、電子機器の筐体内の端部付近に第1の実施形態に係るアンテナが配置され、通信相手側アンテナが筐体の中央部付近に相対的に配置される状態で通信を行う場合に相当する。例えば電子機器の中央付近に通信相手側アンテナを含むRFIDタグを備える物品や製品を配置することで電子機器がRFIDを読み取る場合に特に有効である。また、電子機器の中央付近をリーダーライターのアンテナにかざして通信を行う場合にも有効である。つまり、第1の実施形態に係るアンテナを備えた電子機器は、通信相手側アンテナが筐体の端部付近に配置されている場合だけでなく、筐体の中央部付近に配置されている場合も通信を行うことができる。
図4は、第1の実施形態に係るアンテナ21を通る磁束の様子を模式的に表す図である。通信相手側アンテナ302の位置は図3に示したアンテナ301の位置とは異なる。この例では、通信相手側アンテナ302は、そのコイル開口面が磁性体シート12の面と非平行で、磁性体シートの間隙MGより磁性体シート12側(磁性体シート12の延伸方向)に離れた位置に配置されている。なお、通信相手側アンテナ301が図3に示す位置に配置されている場合でも、第1の実施形態に係るアンテナ21と通信相手側アンテナ301との結合がヌル(結合しない)となる角度を除けば、通信相手側アンテナ301の角度は問わない。
図4において破線の矢印線は通信相手側アンテナ302から生じる磁束φe,φiの経路を模式的に表している。図4に表れているように、磁性体シートの間隙MGが形成されているので、上記磁束φeは磁性体シート12を通過し、間隙MGを抜ける。すなわち磁性体シート11を通過せずに、コイル開口CAを通過する。このことにより、通信相手側アンテナ302とアンテナ21は磁束φeを介して磁界結合する。磁性体シート12に間隙MGを備えることで、通信相手側アンテナ302から生じる磁束は、結合に寄与しない無効磁束φiのループの割合が減少し、結合に寄与する有効磁束φeのループの割合が増加する。したがって通信相手側アンテナ302とアンテナ21とは高い結合係数で磁界結合する。
以上に述べた例は、通信相手側アンテナ302から磁束が生じる場合についてであったが、アンテナ21から磁束が生じる場合についても同様である。
なお、本実施形態によれば、通信相手側アンテナと本実施形態のアンテナとが所定の高い結合係数で結合できること以外に、次の作用効果を奏する。すなわち、図17に示した従来構造のアンテナにおいては、磁性体シート10とフレキシブル基板40とが互いに貼り合わされている場合に、アンテナ19の屈曲により、屈曲部BZ(図2(B)参照)に応力が作用する。この応力により、磁性体シートとフレキシブル基板40とは互いに剥がれやすい。これに対し、本実施形態によれば、屈曲ラインBL−BLの箇所に磁性体シートが無いので、屈曲部BZに応力が殆ど生じることがなく、磁性体シートとフレキシブル基板40とは剥がれ難くい。
《第2の実施形態》
第2の実施形態では、アンテナの屈曲部の構造が第1の実施形態とは異なる例について示す。
図5はアンテナ22Aを含むアンテナ装置102Aの構造を表す正面図である。アンテナ装置102Aは、アンテナ22A、それを支持する支持台43、および矩形板状の回路基板20を備える。支持台43およびアンテナ22Aの形状が、第1の実施形態で図2(A)に示したアンテナ装置101と異なる。
アンテナ装置102Aが備える支持台43は湾曲部を有し、アンテナ22Aは支持台43に沿っている。そのため、アンテナ22Aは湾曲部CZを有している。この湾曲部CZ内に磁性体シートの間隙MGがある。
本発明は、第1の実施形態のように、屈曲部BZに磁性体シートの間隙MGがあることに限らず、本実施形態のように、或る拡がりをもつ湾曲部内に磁性体シートの間隙MGがある場合にも同様に適用でき、同様の作用効果を奏する。
図6はアンテナ22Bを含むアンテナ装置102Bの構造を表す正面図である。アンテナ装置102Bは、アンテナ22B、それを支持する支持台43、および矩形板状の回路基板20を備える。支持台43およびアンテナ22Bの形状が、第1の実施形態で図2(A)に示したアンテナ装置101と異なる。
アンテナ装置102Bが備える支持台43は直交する二面を有し、アンテナ22Bは支持台43に沿っている。そのため、アンテナ22Bは直角に屈曲される。この屈曲により生じる屈曲部BZに磁性体シートの間隙MGがある。また、稜部には所定曲率の丸みが生じる。そのため、磁性体シートに11,12には応力が殆ど生じることなく、磁性体シート11,12とフレキシブル基板40とは剥がれ難くい。
《第3の実施形態》
第3の実施形態では、アンテナの屈曲部の構造が第1の実施形態とは異なる例について示す。本実施形態は参考例である。
図7はアンテナ23を含むアンテナ装置103の構造を表す正面図である。アンテナ装置103は、アンテナ23、それを支持する支持台43、および矩形板状の回路基板20を備える。アンテナ23は、第1の実施形態で図2(B)に示したアンテナ21と異なり、磁性体シート12が無く、磁性体シート11のみが設けられている。その他の構成はアンテナ21と同じである。
アンテナ23の近傍にRFIDタグ等の通信相手側アンテナ301が配置される。図7に示す例のように、通信相手側アンテナ301は、そのコイル開口面が磁性体シート11の面に対し平行で、屈曲部BZから磁性体シート11方向へ離れた位置に配置されている。なお、通信相手側アンテナ301が図7に示す位置に配置されている場合でも、第3の実施形態に係るアンテナ23と通信相手側アンテナ301との結合がヌル(結合しない)となる角度を除けば、通信相手側アンテナ301の角度は問わない。
図7において破線の矢印線は通信相手側アンテナ301を通過する磁束φeの経路を模式的に表している。図7に表れているように、磁束φeは磁性体シート11を通過し、コイル開口CAを通過する。このことにより、通信相手側アンテナ301とアンテナ23は磁束φeを介して磁界結合する。結合に寄与しない無効磁束は殆ど生じないので、通信相手側アンテナ301とアンテナ23とは高い結合係数で磁界結合する。
《第4の実施形態》
第4の実施形態では、電子機器の例について示す。
図8はアンテナ21を備える電子機器204の縦断面図である。電子機器204は筐体50,51とアンテナ21とを備える。筐体50,51内には回路基板20が収められている。アンテナ21の構成は第1の実施形態で示したとおりである。このアンテナ21は筐体50の内面に沿って配置される。筐体50には屈曲部を有し、アンテナ21は筐体50の内面に沿って配置されることで、アンテナ21に屈曲部BZが生じる。アンテナ21は、アンテナ21の筐体内側の角が、アンテナ21の筐体外側の角よりも小さくなるように曲げられている。アンテナ21は例えば両面粘着シートを介して筐体50の内面に取り付けられる。また、回路基板20に形成されている給電回路とアンテナ21とは、可動プローブ(スプリングピン)等を介して接続される。
このように、アンテナ21が筐体50の内面に沿って配置される構造により、アンテナを支持するための特別な支持台が不要となる。
図8に表れているように、アンテナ21は筐体の端部に配置されている。この構造により、電子機器204を通信相手側装置に近接させて通信を行う場合に、電子機器のアンテナと通信相手側アンテナとの距離が短くなって通信特性が向上する。また、電子機器に通信相手装置を載置するような場合には、電子機器のアンテナと通信相手側アンテナとが適度に離れることにより通信特性が向上する。
《第5の実施形態》
第5の実施形態では、面状導体を備える電子機器について示す。
図9は本実施形態に係る電子機器の主要部の正面図である。この電子機器は、アンテナ21に沿った面状導体60を備える。この面状導体60は例えば回路基板20の所定領域を覆うシールド板やバッテリーパックである。アンテナ21の構成は第1の実施形態で示したとおりである。
面状導体60は、アンテナ21のコイル導体CWよりも磁性体シート11,12に近接する位置に配置されている。この構成により、面状導体60はコイル導体CWのコイル開口CAを通過しない無効磁束φiの発生を抑制する。そのことで有効磁束が増加し、結合係数が高まる。
《第6の実施形態》
第6の実施形態では、以上に示した各実施形態とは磁性体シートの構成が異なる例について示す。図10(A)、図10(B)、図10(C)はいずれも本実施形態に係るアンテナの屈曲前の平面図である。
図10(A)に示す例では、磁性体シート10に、屈曲ラインBL−BLに沿ったスリット状の開口MAが形成されている。開口MAはコイル開口CAの実質的に全幅に亘って形成されている。この開口MAの形成位置は本発明に係る「特定箇所」の一例である。上記「コイル開口CAの全幅」とは、屈曲部または湾曲部における、屈曲時または湾曲時の曲げ方向に対する垂直方向(屈曲ラインBL−BLに沿った方向)の、コイル開口CAの長さである。後述の「コイル開口CAの全幅」についても同様である。
このように屈曲ラインBLに磁性体の開口MAが形成されることで、屈曲部において磁束は磁性体の無い部分(開口MA)を抜ける。すなわち、磁束が効率良く抜ける。コイル開口CAの外側に磁性体シートの一部が残っているが、この部分はコイルの開口ではないので、磁束の抜け易さへの影響は小さい。
なお、開口MAは、コイル開口CAの必ずしも全幅に亘って形成されている必要はなく、コイル開口CAの全幅の一部にのみ形成されていてもよい。また、開口MAは、コイル導体CWに重なるようにコイル開口CAから延出していてもよく、さらに、コイル開口CAおよびコイル導体CWの外側にまで形成されていてもよい。また、図10(A)において、開口MAに代えて切り込みが形成されてもよい。
図10(B)に示す例では、磁性体シート10に、屈曲ラインBL−BLに沿ったスリット状の切り欠きMCが形成されている。この切り欠きMCの形成位置は本発明に係る「特定箇所」の一例である。切り欠きMCの合計長はコイル開口CAの全幅の1/2以上であることが好ましい。さらには2/3以上であることが好ましい。上記「切り欠きMCの合計長」とは、屈曲部または湾曲部における、屈曲時または湾曲時の曲げ方向に対する垂直方向(屈曲ラインBL−BLに沿った方向)の、切り欠きMCの長さ寸法の加算値である。これにより、屈曲部の磁性体の無い部分(切り込みMS)を磁束が抜ける。
図10(C)に示す例では、磁性体シート10に、屈曲ラインBL−BLに沿って延伸する切り込みMSが形成されている。切り込みMSであるため、磁性体シート10の屈曲前は切り込みMSに間隔は無い。この切り込みMSの形成位置は本発明に係る「特定箇所」の一例である。切り込みMSの合計長はコイル開口CAの全幅の1/2以上であることが好ましい。さらには2/3以上であることが好ましい。上記「切り込みMSの合計長」とは、屈曲部または湾曲部における、屈曲時または湾曲時の曲げ方向に対する垂直方向(屈曲ラインBL−BLに沿った方向)の、切り込みMSの長さ寸法の加算値である。このような形状であっても、アンテナを屈曲ラインBL−BLで屈曲することにより、磁性体シート10は屈曲の外側で切り込みMSの間隔が広がる。したがって、磁性体シートの切り込みMSを磁束が抜ける。
なお、切り欠きMCや切り込みMSは、必ずしも磁性体の両端に形成されている必要はなく、磁性体シートの一端のみに形成されていてもよい。また、切り込みMSは磁性体の端部に接続されている必要はなく、開口MA、切り欠きMC、切り込みMSは適宜組み合わせてもよい。
図10(A)、図10(B)、図10(C)で示した本実施形態に係るアンテナのように、磁性体シートが2つ以上に完全に分断されていないことで、分断された2つ以上の磁性体シート間の位置がずれる問題が生じず、また、コイル導体と磁性体シート間の位置がずれる問題が生じにくい。
《第7の実施形態》
第7の実施形態では、アンテナのコイル開口と屈曲位置との関係について示す。
図11は本実施形態に係るアンテナ27の正面図である。図12はアンテナ27の、フレキシブル基板40と磁性体シート11,12との貼り合わせ前の分解平面図である。
本実施形態では、コイル開口CAの端に屈曲ラインBL−BLがある。アンテナの屈曲位置はコイル開口CAの中央に限らない。本実施形態のように、コイル開口CAとコイル導体CWとの境界で屈曲してもよい。
なお、本実施形態では、フレキシブル基板40のコイル導体CW形成面に磁性体シート11,12を貼付している。このように、フレキシブル基板のコイル導体CW形成面またはその反対面のいずれに磁性体シートを配置してもよい。
《第8の実施形態》
第8の実施形態では、アンテナと回路基板との接続構造について示す。
図13はアンテナ28Aを備える電子機器の内部の主要部の正面図である。図14はアンテナ28Aの、フレキシブル基板40と磁性体シート11,12との貼り合わせ前の分解平面図である。フレキシブル基板40には、コイル導体CWの両端にランドが形成されていて、このランドにワイヤー31の一端が接続されている。ワイヤーの他端は、図13の示すように、回路基板20上のランドに接続される。アンテナ28Aの構成は、フレキシブル基板40のコイル導体CWの形成面に磁性体シート11,12を貼付していることを除いて第1の実施形態で示したアンテナ21と同じである。
図15はアンテナ28Bを備える電子機器の内部の主要部の正面図である。図16はアンテナ28Bの、フレキシブル基板40と磁性体シート11,12との貼り合わせ前の分解平面図である。フレキシブル基板40には、コイル導体CWの両端の延伸部であるケーブル部40Cが形成されている。ケーブル部40Cの先端は、図15の示すように、回路基板20にコネクタ32を介して接続される。
《他の実施形態》
以上に示した各実施形態では、コイル導体CWがフレキシブル基板40の片面に形成された例を示したが、コイル導体CWはフレキシブル基板40の両面に形成されていてもよい。また多層基板にコイル導体CWを構成すること等により、コイル導体を多層に亘って構成してもよい。
また、以上に示した各実施形態では、コイル導体CWがフレキシブル基板40に形成された例を示したが、コイル導体CWはフレキシブル基板40に形成される構造に限定されない。コイル導体は、LDS法(Laser Direct Structuring)で筐体に直接形成されてもよいし、ワイヤー等で構成されてもよい。
磁性体シートは、磁性体フェライト等の磁性体粉を樹脂に混ぜてシート状に成形したもの以外に、焼結磁性体フェライト板を小片化し、それらを樹脂基材に貼付したものであってもよい。
磁性体シートとフレキシブル基板とは、両面粘着シート以外に接着剤で接合してもよい。
なお、上述の実施形態では、主にNFC等の磁界結合を利用した通信システムにおけるアンテナ装置および電子機器を説明したが、上述の実施形態におけるアンテナ装置および電子機器は、磁界結合を利用した非接触電力伝送システム(電磁誘導方式、磁界共鳴方式)でも同様に用いることができる。例えば、上述の実施形態におけるアンテナ装置は、使用する周波数帯はUHF帯よりも低い周波数帯、例えばHF帯、特に6.78MHzまたは6.78MHz近傍の周波数で使用される磁界共鳴方式の非接触電力伝送システムの受電装置において受電アンテナ装置として適用でき、送電装置において送電アンテナ装置として適用できる。この場合でも、アンテナ装置は受電アンテナ装置や送電アンテナ装置として機能する。この場合でも、アンテナ装置のコイルアンテナが有するコイル導体の両端は、使用周波数帯(HF帯、特に6.78MHz近傍)を操作する受電回路や送電回路に接続される。受電回路には、コイルアンテナおよび負荷に接続され、コイルアンテナからの電力を直流に変換して負荷に供給する整流回路が含まれ、平滑回路やDC−DCコンバータ回路等も含んでもよい。また、送電回路はコイルアンテナに電力を供給するインバータ回路を含む。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではない。当業者にとって変形および変更が適宜可能である。例えば、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能である。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
φe…有効磁束
φi…無効磁束
BL…屈曲ライン
BZ…屈曲部
CA…コイル開口
CW…コイル導体
CZ…湾曲部
MA…開口
MC…切り欠き
MG…間隙
MS…切り込み
10,11,12…磁性体シート
20…回路基板
19,21,22A,22B,23,27,28A,28B…アンテナ
31…ワイヤー
32…コネクタ
40…フレキシブル基板
40C…ケーブル部
41…第1の導体部分
42…第2の導体部分
43…支持台
50,51…筐体
60…面状導体
101,102A,102B,103…アンテナ装置
204…電子機器
301,302…通信相手側アンテナ

Claims (5)

  1. 巻回中心部をコイル開口とするスパイラル状のコイル導体と、
    前記コイル開口に沿ってそれぞれ配置される第1磁性体シートおよび第2磁性体シートと、
    を備え、
    前記コイル導体は、前記第1磁性体シートおよび前記第2磁性体シートが配置される側に向かって湾曲または屈曲する湾曲部または屈曲部を有し、前記湾曲部または前記屈曲部は前記コイル開口に形成され、前記湾曲部または前記屈曲部の少なくとも一部である特定箇所を除く位置に前記第1磁性体シートおよび前記第2磁性体シートが設けられていることを特徴とするアンテナ。
  2. 筐体と前記筐体内に設けられるアンテナとを備え、
    前記アンテナは、
    巻回中心部をコイル開口とするスパイラル状のコイル導体と、
    前記コイル開口に沿ってそれぞれ配置される第1磁性体シートおよび第2磁性体シートと、
    を備え、
    前記コイル導体は、前記第1磁性体シートおよび前記第2磁性体シートが配置される側に向かって湾曲または屈曲する湾曲部または屈曲部を有し、前記湾曲部または前記屈曲部は前記コイル開口に形成され、前記湾曲部または前記屈曲部の少なくとも一部である特定箇所を除く位置に前記第1磁性体シートおよび前記第2磁性体シートが設けられていることを特徴とする電子機器。
  3. 前記アンテナは前記筐体の内面に沿って配置される、請求項に記載の電子機器。
  4. 前記アンテナは前記筐体の端部に配置されている、請求項2または3に記載の電子機器。
  5. 前記アンテナに沿って、前記コイル導体よりも前記第1磁性体シートおよび前記第2磁性体シートに近接する面状導体を備えた、請求項からのいずれかに記載の電子機器。
JP2017521829A 2015-05-29 2016-05-24 アンテナおよび電子機器 Expired - Fee Related JP6264504B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015110140 2015-05-29
JP2015110140 2015-05-29
PCT/JP2016/065239 WO2016194689A1 (ja) 2015-05-29 2016-05-24 アンテナおよび電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016194689A1 JPWO2016194689A1 (ja) 2017-12-28
JP6264504B2 true JP6264504B2 (ja) 2018-01-24

Family

ID=57441507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017521829A Expired - Fee Related JP6264504B2 (ja) 2015-05-29 2016-05-24 アンテナおよび電子機器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20180076525A1 (ja)
JP (1) JP6264504B2 (ja)
CN (1) CN207765614U (ja)
WO (1) WO2016194689A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3168789A1 (fr) * 2015-11-16 2017-05-17 Gemalto Sa Procede de realisation de pistes conductrices sur un support
JP2018170679A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 株式会社村田製作所 アンテナ装置及び電子機器

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4196554B2 (ja) * 2001-09-28 2008-12-17 三菱マテリアル株式会社 タグ用アンテナコイル及びそれを用いたrfid用タグ
JP2004348497A (ja) * 2003-05-23 2004-12-09 Mitsubishi Materials Corp Rfidアンテナの構造及び該構造のアンテナを備えるタグ及びリーダ/ライタ
WO2009078214A1 (ja) * 2007-12-18 2009-06-25 Murata Manufacturing Co., Ltd. 磁性体アンテナおよびアンテナ装置
JP2010124282A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Nec Tokin Corp アンテナコイル
CN102474000B (zh) * 2009-12-24 2015-07-22 株式会社村田制作所 天线及便携终端
US8893977B2 (en) * 2010-04-08 2014-11-25 Access Business Group International Llc Point of sale inductive systems and methods
JP6223067B2 (ja) * 2013-08-28 2017-11-01 デクセリアルズ株式会社 電子機器
US10020683B2 (en) * 2013-10-31 2018-07-10 Qualcomm Incorporated Systems, apparatus, and method for a dual mode wireless power receiver

Also Published As

Publication number Publication date
CN207765614U (zh) 2018-08-24
WO2016194689A1 (ja) 2016-12-08
JPWO2016194689A1 (ja) 2017-12-28
US20180076525A1 (en) 2018-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5924006B2 (ja) アンテナ装置
US9865923B2 (en) Antenna
JP4894960B2 (ja) 電子機器
JP4883125B2 (ja) アンテナ
US8907859B2 (en) Edge-emitting antennas for ultra slim wireless mobile devices
TWI675509B (zh) 天線裝置、及電子機器
JP4894945B2 (ja) アンテナ
KR102605856B1 (ko) 안테나 장치 및 이를 구비하는 휴대 단말기
US10270155B2 (en) Antenna device and electronic apparatus
JP5672874B2 (ja) 無線icタグ及びrfidシステム
JP5825026B2 (ja) アンテナ装置および通信端末装置
JP6264504B2 (ja) アンテナおよび電子機器
JP6701948B2 (ja) アンテナ装置および電子機器
JP6549436B2 (ja) アンテナ装置
JP5987963B2 (ja) アンテナ装置および通信端末装置
JP6376314B2 (ja) アンテナ装置および電子機器
JP2016170808A (ja) 無線icタグ及びrfidシステム
JP2018170679A (ja) アンテナ装置及び電子機器
JP5077477B2 (ja) アンテナおよび携帯電話端末
JP6555320B2 (ja) 無線icタグ及びrfidシステム
JP5983724B2 (ja) 無線icタグ及びrfidシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170904

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170904

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170904

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170912

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6264504

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees