JP6491599B2 - セメント質系用の気泡形成材料 - Google Patents

セメント質系用の気泡形成材料 Download PDF

Info

Publication number
JP6491599B2
JP6491599B2 JP2015536175A JP2015536175A JP6491599B2 JP 6491599 B2 JP6491599 B2 JP 6491599B2 JP 2015536175 A JP2015536175 A JP 2015536175A JP 2015536175 A JP2015536175 A JP 2015536175A JP 6491599 B2 JP6491599 B2 JP 6491599B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bubble
forming
cell
effect
forming agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015536175A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016500720A5 (ja
JP2016500720A (ja
Inventor
フランツ ヴォムバッハー
フランツ ヴォムバッハー
クリスティアン ビュルゲ
クリスティアン ビュルゲ
クリストフ クルツ
クリストフ クルツ
マルク シュムッツ
マルク シュムッツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sika Technology AG
Original Assignee
Sika Technology AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sika Technology AG filed Critical Sika Technology AG
Publication of JP2016500720A publication Critical patent/JP2016500720A/ja
Publication of JP2016500720A5 publication Critical patent/JP2016500720A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6491599B2 publication Critical patent/JP6491599B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K23/00Use of substances as emulsifying, wetting, dispersing, or foam-producing agents
    • C09K23/017Mixtures of compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B38/00Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof
    • C04B38/10Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof by using foaming agents or by using mechanical means, e.g. adding preformed foam
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B40/00Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
    • C04B40/0028Aspects relating to the mixing step of the mortar preparation
    • C04B40/0039Premixtures of ingredients
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K23/00Use of substances as emulsifying, wetting, dispersing, or foam-producing agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/30Water reducers, plasticisers, air-entrainers, flow improvers
    • C04B2103/304Air-entrainers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/50Defoamers, air detrainers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

本発明はセメント質系用の気泡形成材料に関する。
コンクリート及びモルタル等のセメント質系は、例えば加工性を改善するために、又は凍結防止塩に対する十分な耐性を達成するためにエアレーション処理を行わなければならない。通常、エアレーション処理は気泡形成剤を液体混合物に組み込むことにより達成される。セメント質系の混合プロセスにより、10μm〜250μmの範囲の気泡が形成され、これらの気泡は気泡形成剤の添加により安定化する。特に、凍結防止塩に耐性のあるセメント質系にはおよそ10μm〜250μmの範囲の気泡が十分になくてはならない。そうでなければ、セメント質系は0℃未満の温度への冷却の際に形成される氷の結晶に対して十分な膨張空間を有さず、それによりセメント質系の剥離及び更には破壊が起こる可能性がある。
様々な気泡形成材料、例えば様々なカチオン界面活性剤、アニオン界面活性剤及び非イオン界面活性剤又は更にはトール油が従来技術により知られている(例えば特許文献1、特許文献2及び特許文献3を参照されたい)。しかしながら、既知の気泡形成材料には、例えば経時的な、特に混合後最初の数分以内の発泡、経時的な、特に混合後最初の数分以内の消泡、経時的な気泡構造の変形、流動化剤、フライアッシュ及びスラグ等の他のコンクリート添加剤及び他の結合材に対する異なる感受性又は不十分な相溶性、並びに混合時間及び混合のタイプに応じて異なる空気量等の様々な不利点がある。
国際公開第95/26936号 スイス国特許第689619号明細書 独国特許出願公開第19528912号明細書
本発明は上記の問題を克服するという課題に基づくものである。特別かつ有利な特性を備える新規の気泡形成材料が利用可能となることが必要とされている。特に、一定の気泡量の導入を可能にする気泡形成材料を提供することが必要とされている。さらに、安定した気泡を得ることも必要とされている。様々な粒度分布の使用、様々な流動化剤(高流動化剤)の使用、様々なタイプの混合機の使用、様々な補助剤(supplements)の使用、及び様々な結合材組成物の使用に依らない気泡形成材料を提供することも望まれている。
上記の課題は、発泡効果を有する少なくとも1種の気泡形成材料と、消泡効果を有する少なくとも1種の気泡形成材料と、水とを含有する気泡形成剤により解決される。したがって本発明の要旨は混合中に発泡に関して反対の挙動を示す少なくとも2つの異なる気泡導入物質を含有する気泡形成剤である。
本発明はセメント質系における気泡の形成のための本発明による気泡形成剤の使用にも関する。
本発明は、発泡効果を有する少なくとも1種の気泡形成材料と、消泡効果を有する少なくとも1種の気泡形成材料と、水とを含有する気泡形成剤に関する。
本明細書において発泡は、空気量の増大が混合プロセスの終了後40分以内に起こることを意味する。消泡は、混合プロセスの終了後40分以内に空気量が減少することを意味する(それぞれ、DIN EN 1015−7に準拠して測定される)。
このため、発泡により混合中に空気の導入の増大が起こる、すなわち安定性が増大する一方で、消泡により空気の導入が低減する、すなわち気泡の不安定化が起こる。
効果の異なる気泡形成材料のこの組合せにより、適応性の広く有用な気泡形成剤がもたらされる。気泡形成物質を混ぜ合わせる際、発泡又は消泡に関する中間の挙動を示す気泡形成材料を使用しない代わりに、全体の結果が中間の挙動となるように、発泡効果を有する気泡形成材料と消泡効果を有する気泡形成材料とを混ぜ合わせるようにすることが重要である。
本発明による気泡形成剤の使用により、特によりしっかりした空気の導入及びより安定した気泡がもたらされる。中でも、本発明による気泡形成剤を使用することで、セメント又はモルタルのタイプ、骨材及び粒の組成、混合機のタイプ、混合時間、温度、並びに混合強度に応じた気泡の量及び気泡サイズの依存性を最小限に抑えるか又は排除することも可能である。例えば結合材及び高流動化剤等の追加の使用物質に応じた依存性は、本発明による気泡形成剤を用いることで劇的に低減することができる。
好ましい実施の形態では、発泡効果を有する少なくとも1種の気泡形成材料の効果と消泡効果を有する少なくとも1種の気泡形成材料の効果とが互いに打ち消し合う。本明細書において互いに打ち消し合うとは、混合プロセスの終了後40分以内の空気量の変化が元の空気量の20%(相対値)以下であることを意味する(DIN EN 1015−7に準拠して測定される)。空気量の変化が元の空気量の10%(相対値)以下、とりわけ特に好ましくは元の空気量の5%(相対値)以下であることが特に好ましい。
発泡効果を有する気泡形成材料及び消泡効果を有する気泡形成材料に関して、使用されるセメント質系に応じて、同じ物質を、発泡効果を有する気泡形成材料と更には消泡効果を有する気泡形成材料との両方に使用することができることを初めて指摘している。これは、同じ物質を或る系では発泡効果を有する気泡形成材料として、また別の系では消泡効果を有する気泡形成材料として使用することができることを意味する。当然ながら、同じ物質は同じ系においては2つの可能な効果の内の一方しか有することができない。
原則として、本発明による気泡形成剤における発泡効果を有する気泡形成材料としては、既知の気泡形成材料であればどれでも使用することが可能である。しかしながら、上記気泡形成材料がトール油、アニオン界面活性剤及び/又は脂肪酸であることが有益である。蒸留トール油を使用することが特に好ましい。上記トール油は、特に規定済みの安定した組成を有することが有益である。蒸留トール油の脂肪酸画分を使用することが特に好ましい。Chemische Fabrik Schweizerhallから市販されているSylvatal 25/30の形での蒸留トール油の使用がとりわけ特に好ましい。発泡効果を有する気泡形成材料として、脂肪族アルコールスルフェート、特にアニオン性脂肪族アルコールスルフェート、アミノ酸誘導体、特にアニオン性アミノ酸誘導体、例えばサルコシネート、オレフィンスルホネート、特にアニオン性オレインスルホネート、スルホスクシナメート、特にアニオン性スルホスクシナメートを使用することも好ましい。
加えて、発泡効果を有する気泡形成材料として、ホスフェート、特にアニオン性ホスフェート、両性化合物、例えばコカミドプロピルベタイン、アルキルフェノールエトキシレート、特に非イオン性アルキルフェノールエトキシレート、アミドエトキシレート、特に非イオン性アミドエトキシレート、アミンエトキシレート、特に非イオン性アミンエトキシレートを使用することが可能である。
特に発泡効果を有する気泡形成材料は、少なくとも1種の不飽和脂肪酸、好ましくは少なくとも1種の多価不飽和脂肪酸を含有する。いくつかの異なる脂肪酸を含有する混合物、特に少なくとも1種の一価不飽和脂肪酸と少なくとも1種の多価不飽和脂肪酸との混合物を使用することも有益である。例えば、リノール酸及びオレイン酸を、任意に樹脂酸とともに含有する混合物が好適である。本明細書では脂肪酸はトール油及び/又は蒸留トール油に由来するものであることが好ましい。
好ましい実施の形態において、本発明による気泡形成剤は2種の発泡効果を有する気泡形成材料を含有する。これにより、骨材、添加剤及び他の影響に対する感受性が低減されるという利点がもたらされる。
2種の発泡効果を有する気泡形成材料が本発明による気泡形成剤に使用される場合、トール油、好ましくは蒸留トール油に加えて、界面活性剤、好ましくはアニオン界面活性剤、特にラウリルエーテルスルフェートが使用されることが有益である。この組合せの使用には、骨材、添加剤及び他の影響に対する感受性が低減されるという更なる利点がある。
好ましい実施の形態において、界面活性剤、有益にはアニオン界面活性剤、特に好ましくは塩基性アニオン界面活性剤が、消泡効果を有する気泡形成材料として使用される。消泡効果を有する気泡形成材料が、例えばアニオン界面活性剤である場合、アニオン界面活性剤は所与のセメント質系において同時に発泡効果を有する気泡形成材料となることができないことは明らかである。消泡効果を有する気泡形成材料として、脂肪族アルコールエーテルスルフェート、特にアニオン性脂肪族アルコールエーテルスルフェート、及びアルコールエトキシレート、特に非イオン性アルコールエトキシレートを使用することも可能である。
加えて、消泡効果を有する気泡形成材料として、ホスフェート、特にアニオン性ホスフェート、両性化合物、例えばコカミドプロピルベタイン、アルキルフェノールエトキシレート、特に非イオン性アルキルフェノールエトキシレート、アミドエトキシレート、特に非イオン性アミドエトキシレート、及びアミンエトキシレート、特に非イオン性アミンエトキシレートを使用することができる。
本発明による気泡形成剤における発泡効果を有する少なくとも1種の気泡形成材料と消泡効果を有する少なくとも1種の気泡形成材料との比は、原則として可変であり、使用する材料及び装置に応じて異なる。しかしながら、この比は10:90〜90:10、好ましくは30:70〜70:30であることが有益であることが分かっている。この比はスラグ及び/又はフライアッシュとともに本発明による気泡形成剤を使用することが可能となるように、また炭素粒子のマイナスの影響が隠蔽されるように選択されるのが好ましい。この後者の特徴が気泡の炭素に対する感受性を低減する。
特に好ましい実施の形態において、本発明による気泡形成剤は、溶解度を増大させる物質、好ましくは安定化剤、錯化剤、とりわけ特に好ましくはニトリロ三酢酸、可溶化剤、及び/又はpH調整物質、特に好ましくはアルカリ液、とりわけ特に好ましくは水酸化ナトリウムアルカリ液を含有する。アルカリ液を使用することで、本発明による気泡形成剤が安定化する。
好ましい実施の形態において、本発明による気泡形成剤は保存剤を含有する。原則として、既知の保存剤であればどれでも使用することができるが、ホルムアルデヒドを切断する保存剤の使用が特に好ましい。
0.02重量%〜6重量%、特に0.2重量%〜6重量%の発泡効果を有する少なくとも1種の気泡形成材料と、0.02重量%〜6重量%、特に0.2重量%〜6重量%の消泡効果を有する少なくとも1種の気泡形成材料と、80重量%〜99.9重量%の水と、任意に0.02重量%〜2.5重量%のアルカリ液と、任意に0.01重量%〜0.5重量%の保存剤とを含有する気泡形成剤を使用することが特に好ましい。
特に好ましい実施の形態において、本発明による気泡形成剤は0.02重量%〜5.0重量%、特に0.2重量%〜5.0重量%の発泡効果を有する少なくとも1種の気泡形成剤と、0.02重量%〜5.0重量%、特に0.2重量%〜5.0重量%の消泡効果を有する少なくとも1種の気泡形成剤と、80重量%〜99.9重量%の水と、任意に0.05重量%〜1.0重量%のアルカリ液と、任意に0.01重量%〜0.5重量%の保存剤とを含有する。このような気泡形成剤には、空気導入の際の粒度分布及び/又は混合機のタイプに対する感受性が低いという更なる利点がある。
本発明はセメント質系、好ましくはコンクリート混合物及びモルタル混合物における気泡の形成のための上記の本発明による気泡形成剤の使用にも関する。
本発明による気泡形成剤は、あらゆる既知のセメント質系における気泡の形成に使用することができる。セメント質系はコンクリート混合物又はモルタル混合物であるのが好ましい。
本発明は更に、セメント質系、好ましくはコンクリート混合物及びモルタル混合物における気泡の形成のための上記の本発明による気泡形成剤の使用に関する。
本明細書において、セメント質系はセメント質結合材を含有する系を指すものである。本明細書におけるセメント質結合材は、特にセメントクリンカーの含有量が少なくとも5重量%、特に少なくとも20重量%、好ましくは少なくとも35重量%、とりわけ特に好ましくは少なくとも65重量%である結合材又は結合材組成物を指すものである。セメントクリンカーはポルトランドセメントクリンカーであるのが好ましい。本明細書において、セメントクリンカーは、特に粉砕セメントクリンカーを表す。
特に、無機結合材は水硬性結合材、好ましくはセメントを含有する。セメントクリンカーの含有量が35重量%以上のセメントが特に好ましい。CEM I、CEM II及び/又はCEM IIIAタイプのセメント(EN 197−1規格に準拠)が特に好ましい。全無機結合材における水硬性結合材の含有量は、有利には少なくとも5重量%、特に少なくとも20重量%、好ましくは少なくとも35重量%、とりわけ特に好ましくは少なくとも65重量%である。更なる有益な実施の形態によれば、無機結合材は、95重量%以上の水硬性結合材、特にセメントクリンカーのみからなる。
しかしながら、結合材が他の結合材を含有するか又は他の結合材のみからなることも有益であり得る。他の結合材は特に、潜在的な水硬性結合材及び/又はポゾラン結合材である。好適な潜在的な水硬性結合材及び/又はポゾラン結合材は、例えばスラグ、フライアッシュ及び/又はシリカ粉塵である。結合材が例えば石灰岩、石英粉末及び/又は顔料等の不活性物質を含有することも可能である。
有利な実施の形態では、無機結合材は、5重量%〜95重量%、特に5重量%〜65重量%、特に好ましくは15重量%〜35重量%の潜在的な水硬性結合材及び/又はポゾラン結合材(複数の場合もあり)を含有する。有益な潜在的な水硬性結合材及び/又はポゾラン結合材はスラグ及び/又はフライアッシュである。
特に好ましい実施の形態では、無機結合材は水硬性結合材、特にセメント又はセメントクリンカーと、潜在的な水硬性結合材及び/又はポゾラン結合材、好ましくはスラグ及び/又はフライアッシュとを含有する。本明細書において潜在的な水硬性結合材及び/又はポゾラン結合材の含有量は、特に好ましくは5重量%〜65重量%、特に好ましくは15重量%〜35重量%である一方、水硬性結合材の含有量は少なくとも35重量%、特に好ましくは少なくとも65重量%である。
本発明について、「無機結合材」は「無機結合材組成物」と同等であると考えられる。同じことがセメント質結合材という表現にも当てはまる。
好ましい実施の形態では、セメント質系、好ましくはコンクリート混合物及びモルタル混合物は流動化剤を含有する。流動化剤として、例えばポリカルボキシレートエーテル、ビニルコポリマー、メラミン−又はナフタリン−ホルムアルデヒド凝集物、リグニンスルホネート又は炭水化物を使用することができ、ポリカルボキシレートエーテル含有高流動化剤によってより多くの水の低減を達成することができることから、ポリカルボキシレートエーテル含有高流動化剤の使用が特に好ましい。本発明によれば、ポリカルボキシレートエーテルは気泡形成材料としては不適であり、気泡形成材料ではないと考えるものとする。流動化剤は0.5重量%〜1.5重量%の量で、特に好ましくは0.6重量%〜1.2重量%の量で使用するのが好ましい。
気泡の形成のために本発明による気泡形成剤が導入されるセメント質系における水/セメント比は、好ましくは0.2〜0.8、特に好ましくは0.4〜0.7である。
別の好ましい実施の形態において、本発明による気泡形成剤はセメント質系の結合材含有量に対して0.1重量%〜2重量%、好ましくは0.2重量%〜1.2重量%の量で使用される。
1. 本発明による気泡形成剤の調製:
2種の気泡形成剤(LM 1及びLM 2)を表1に従って調製した。ここでは、調製を水から開始し、水にSylvatal 25/30及びRewopol TS 35 Hを添加して、調製物を混合した。続いて、水酸化ナトリウムアルカリ液を添加して、調製物を再び混合した。最後に、およそ28%のTexapon NSOと、Grotan TK 5 PLUSと、配合物に応じてニトリロ三酢酸とを添加し、調製物を再び混合した。
Figure 0006491599
2. モルタル及びコンクリートの試験
以下の混合物(粒度分布)を調製した。
標準モルタル:
750gのセメント(Normo4(Holcim、スイス)と、CEM I 42.5N(Jura Cement、スイス)と、CEM I 42.5N(Vigier、スイス)との1:1:1混合物)
141gの石灰岩フィラー(Nekafill, Tetstal AG、スイス)
738gの0〜1mmの砂粒(Kieswerk Hauser AG、スイス)
1107gの1mm〜4mmの礫岩(Kieswerk Hauser AG、スイス)
1154gの4mm〜8mmの礫岩(Sakret AG、スイス)
調製変法A:砂粒、礫岩、フィラー及びセメントを1分間、パグミル混合機(Hobart A200N)にて混合した。流動化剤及び気泡形成剤(複数の場合もあり)を混合水に添加して、これを撹拌しながら3分以内に砂粒、礫岩、フィラー及びセメントに添加した。水/セメント含有量(w/c値)は0.42〜0.70であった。
調製変法B:砂粒、礫岩、フィラー及びセメントを1分間、タンブラー型混合機(50kgのDEMAコンクリート混合機GBM 50)にて混合した。流動化剤及び気泡形成剤(複数の場合もあり)を混合水に添加して、これを撹拌しながら3分以内に砂粒、礫岩、フィラー及びセメントに添加した。水/セメント含有量(w/c値)は0.42〜0.44であった。
SCC(自己充填コンクリート):
820gのセメント(Normo4(Holcim、スイス)と、CEM I 42.5N(Jura Cement、スイス)と、CEM I 42.5N(Vigier、スイス)との1:1:1混合物)
80gのフライアッシュ(Saffament, Safa Saarfilterasche-Vertriebs-GmbH & Co. KG、ドイツ)
1300gの石灰岩フィラー(Nekafill, Tetstal AG、スイス)
1450gの0〜1mmの砂粒(Kieswerk Hauser AG、スイス)
1800gの1mm〜4mmの礫岩(Kieswerk Hauser AG、スイス)
調製:砂粒、礫岩、フィラー及びセメントを1分間、パグミル混合機(Hobart A200)にて混合した。流動化剤及び気泡形成剤(複数の場合もあり)を混合水に添加して、これを撹拌しながら3分以内に砂粒、礫岩、フィラー及びセメントに添加した。水/セメント含有量(w/c値)は0.42〜0.70であった。
コンクリート:
7.5kgのセメント(Normo4(Holcim、スイス)と、CEM I 42.5N(Jura Cement、スイス)と、CEM I 42.5N(Vigier、スイス)との1:1:1混合物)
2.0kgの石灰岩フィラー(Nekafill, Tetstal AG、スイス)
7.0gの0〜1mmの砂粒(Kieswerk Hauser AG、スイス)
10.5kgの1mm〜4mmの礫岩(Kieswerk Hauser AG、スイス)
7.5kgの4mm〜8mmの礫岩(Sakret AG、スイス)
7.5kgの8mm〜16mmの礫岩(Sakret AG、スイス)
15.0kgの16mm〜32mmの礫岩(Sakret AG、スイス)
調製変法A:砂粒、礫岩、フィラー及びセメントを30秒間、パグミル混合機(Zyklos)にて混合した。流動化剤及び気泡形成剤(複数の場合もあり)を混合水に添加して、これを撹拌しながら3分以内に砂粒、礫岩、フィラー及びセメントに添加した。水/セメント含有量(w/c値)は0.45であった。
調製変法B:砂粒、礫岩、フィラー及びセメントを30秒間、パグミル混合機(Zyklos)にて混合した。流動化剤及び気泡形成剤(複数の場合もあり)を混合水に添加して、これを撹拌しながら3分以内に砂粒、礫岩、フィラー及びセメントに添加した。水/セメント含有量(w/c値)は0.45であった。
以下の実施例において、流動拡散(flow spread)(FS)はDIN EN 1015−3に準拠して40分及び60分[min]後にmm単位で求め、空気量はDIN EN 1015−7に準拠して%単位で求め、分離係数(SF)(mm単位)及び比表面積(SSA)(mm−1単位)はDIN EN 480−11に準拠して求めた。標準モルタルについての160mm以上の流動拡散(FS)又はSCCについてのスランプフロー、及びコンクリートについての40cm以上の流動拡散が良好な加工性を示す。0.25mm未満の分離係数及び25mm−1を超える比表面積が凍結防止塩に対する非常に良好な耐性を示す。
3. 実施例
以下で実施形態の例を用いて更に詳細に本発明を説明する。当然ながら、本発明はこれらの実施例に限定されない。
3.1. 3つの異なる気泡形成材料と流動化剤としてポリカルボキシレートエーテルとを用いた標準モルタル(調製変法Aに従って調製した)の流動拡散及び空気量を求めた(タンブラー型混合機)。結果は表2から得ることができ、それらの結果から、Texapon NSO CA及びSylvatal 25/40の使用により発泡が起こる一方で、Rewopol TS 35 Hの使用により僅かな消泡が起こることが示される。表2に挙げられる実施例は本発明によるものではない。
Figure 0006491599
3.2. 本発明による気泡形成材料LM 1と、流動化剤としてポリカルボキシレートエーテルとを用いた異なる粒度分布(調製変法Aに従って調製した標準モルタル)の流動拡散及び空気量を求めた。結果は表3から得ることができ、本発明による気泡形成材料LM 1の使用は粒度分布が変化した場合であっても空気量及び気泡の質にほとんど影響しなかったことが示される。
Figure 0006491599
3.3. 様々な気泡形成材料と、流動化剤としてポリカルボキシレートエーテルとを用いた標準モルタル(調製変法Bに従って調製した)の流動拡散及び空気量を求めた(重力式混合機)。結果は表4から得ることができ、本発明による気泡形成剤を使用した場合、空気量はほとんど変化しないが、全て1成分系である既知の気泡形成材料を使用すると発泡が起こることが示される。
Figure 0006491599
3.4. 様々な気泡形成剤と、流動化剤としてポリカルボキシレートエーテルとを用いた標準モルタル(調製変法Bに従って調製した)の流動拡散及び空気量を求めた(ゆっくりと回転させるタンブラー型混合機)。結果は表5から得ることができ、ここでも本発明による気泡形成剤を使用した場合、空気量はほとんど変化しないが、全て1成分系である既知の気泡形成材料を使用すると発泡が起こることが示される。
Figure 0006491599
3.5. 様々な気泡形成材料と、流動化剤としてポリカルボキシレートエーテルとを用いた標準モルタル(調製変法Aに従って調製した)の流動拡散、空気量、比表面積及び分離係数を求めた(Hobart A200N混合機)。結果は表6から得ることができ、本発明による気泡形成剤を使用した場合、空気量はほとんど変化しないが、全て1成分系である既知の気泡形成材料を使用すると発泡が起こることが示される。比表面積(SSA)及び分離係数(SF)についての値から、本発明による気泡形成材料を使用した場合、モルタル又はコンクリートは凍結防止塩に対する良好な耐性を示すことが示される。
Figure 0006491599
3.6. 本発明による気泡形成剤LM 1と、流動化剤としてポリカルボキシレートエーテルとを用いた異なる粒度分布の流動拡散及び空気量を、様々なタイプの混合機を用いて求めた。結果を表7から得ることができ、本発明による気泡形成剤を使用した場合、異なる粒度分布及び異なる混合機のタイプは空気の導入の質に影響しないことが示される。
Figure 0006491599
3.7. 様々な気泡形成材料を用いた標準モルタル(調製変法Bに従って調製した)の流動拡散及び空気量に対する高流動化剤の影響を求めた(50kgのタンブラー型混合機「Stabiloコンクリート混合機6BM50」)。
結果は表8から得ることができ、本発明による気泡形成剤を使用した場合、空気量はほぼ一定のままである一方で、全て1成分系である既知の気泡形成剤を使用すると、発泡又はスキミング(skimming)が起こることが示される。
Figure 0006491599

Claims (19)

  1. 気泡形成剤であって、
    発泡効果を有する少なくとも1種の気泡形成材料と、
    消泡効果を有する少なくとも1種の気泡形成材料と、
    水と、
    を含有し、
    発泡効果を有する前記気泡形成材料の少なくとも1種がトール油であり、
    消泡効果を有する前記気泡形成材料の少なくとも1種が塩基性アニオン界面活性剤であり、
    発泡効果を有する前記少なくとも1種の気泡形成材料の効果と、消泡効果を有する前記少なくとも1種の気泡形成材料の効果とが互いに打ち消し合う、気泡形成剤。
  2. 発泡効果を有する2種の気泡形成材料を含有する、請求項1に記載の気泡形成剤。
  3. 前記トール油が、蒸留トール油である、請求項1又は2に記載の気泡形成剤。
  4. 発泡効果を有する前記気泡形成材料の第2の種が界面活性剤である、請求項2又は3に記載の気泡形成剤。
  5. 前記界面活性剤が、アニオン界面活性剤である、請求項4に記載の気泡形成剤。
  6. 発泡効果を有する前記少なくとも1種の気泡形成材料と消泡効果を有する前記少なくとも1種の気泡形成材料との比が10:90〜90:10である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の気泡形成剤。
  7. 発泡効果を有する前記少なくとも1種の気泡形成材料と消泡効果を有する前記少なくとも1種の気泡形成材料との比が30:70〜70:30である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の気泡形成剤。
  8. ニトリロ三酢酸、pH調整物質又はアルカリ液を含有する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の気泡形成剤。
  9. 前記アルカリ液が、水酸化ナトリウムアルカリ液である、請求項8に記載の気泡形成剤。
  10. 保存剤を含有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の気泡形成剤。
  11. 発泡効果を有する前記気泡形成材料を合計で0.02重量%〜5.00重量%と、消泡効果を有する前記気泡形成材料を合計で0.02重量%〜5.00重量%と、水80重量%〜99.9重量%と、任意にアルカリ液0.05重量%〜1.0重量%と、任意に保存剤0.01重量%〜0.5重量%とを含有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の気泡形成剤。
  12. セメント質系における気泡の形成のための請求項1〜11のいずれか一項に記載の気泡形成剤の使用。
  13. 前記セメント質系が、コンクリート混合物及びモルタル混合物である、請求項12に記載の使用。
  14. 流動化剤を更に使用する、請求項12又は13に記載の使用。
  15. 前記流動化剤が、ポリカルボキシレートエーテルである、請求項14に記載の使用
  16. 前記セメント質系における水/セメント比が0.2〜0.8である、請求項12〜15のいずれか一項に記載の使用。
  17. 前記セメント質系における水/セメント比が0.4〜0.7である、請求項12〜16のいずれか一項に記載の使用。
  18. 前記気泡形成剤が、前記セメント質系の結合材の含有量に対して0.01重量%〜1重量%の量で使用される、請求項12〜17のいずれか一項に記載の使用。
  19. 前記気泡形成剤が、前記セメント質系の結合材の含有量に対して0.05重量%〜0.6重量%の量で使用される、請求項12〜17のいずれか一項に記載の使用。
JP2015536175A 2012-10-15 2013-10-14 セメント質系用の気泡形成材料 Active JP6491599B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP12188533.9 2012-10-15
EP12188533 2012-10-15
PCT/EP2013/071423 WO2014060352A1 (de) 2012-10-15 2013-10-14 Luftporenbildner für zementöse systeme

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016500720A JP2016500720A (ja) 2016-01-14
JP2016500720A5 JP2016500720A5 (ja) 2016-12-01
JP6491599B2 true JP6491599B2 (ja) 2019-03-27

Family

ID=47191513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015536175A Active JP6491599B2 (ja) 2012-10-15 2013-10-14 セメント質系用の気泡形成材料

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10300442B2 (ja)
EP (1) EP2906513A1 (ja)
JP (1) JP6491599B2 (ja)
WO (1) WO2014060352A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2906513A1 (de) * 2012-10-15 2015-08-19 Sika Technology AG Luftporenbildner für zementöse systeme
CN106588116A (zh) * 2016-12-31 2017-04-26 南京友西科技股份有限公司 一种纳米二氧化硅/十二醇改性复合型发泡剂及制备方法

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1571298B2 (de) * 1965-03-25 1975-01-30 Ab Gullhoegens Bruk, Skoevde (Schweden) Bindemittel für Putz- und/oder Mauermörtel sowie unter Verwendung dieses Bindemittels hergestellter Mörtel
US4065402A (en) * 1976-04-29 1977-12-27 Cities Service Company Tall oil defoamer for high strength acid media
DE2710355C2 (de) * 1977-03-10 1979-04-05 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verwendung von Melaminderivaten als Schaumdämpfer
JPS61270247A (ja) * 1984-11-08 1986-11-29 山陽国策パルプ株式会社 流動化コンクリ−トの製造法
CA1337360C (en) * 1989-06-27 1995-10-17 Willis A. Weigand Additives for hydraulic cement compositions
AT400564B (de) 1994-03-31 1996-01-25 Krems Chemie Ag Luftporenbildner für beton- und mörtelmischungen
JP3504346B2 (ja) 1994-08-12 2004-03-08 株式会社エヌエムビー セメント組成物用空気連行剤およびセメント組成物
US6875801B2 (en) * 1999-12-10 2005-04-05 Construction Research & Technology Gmbh Solubilized defoamers for cementitious compositions
US6358310B1 (en) * 2001-06-14 2002-03-19 W. R. Grace & Co.-Conn. Air entraining admixture compositions
AU2003246244A1 (en) * 2002-07-04 2004-01-23 Nof Corporation Cement additive
FR2887681A1 (fr) 2005-06-27 2006-12-29 Univ Paris Curie Fluides conducteurs contenant des particules magnetiques micrometriques
DE102008018802A1 (de) 2008-04-15 2009-10-22 Construction Research & Technology Gmbh Volumen-Fliesenkleber
ES2588983T3 (es) * 2008-04-30 2016-11-08 Wright Advanced Asphalt Systems Sistema y método para el pre-tratamiento de hormigón asfáltico modificado con caucho, y sus emulsiones
US8187376B2 (en) * 2010-05-25 2012-05-29 W. R. Grace & Co.-Conn. Defoamers for hydratable cementitious compositions
JP5459252B2 (ja) * 2011-03-31 2014-04-02 ダイキン工業株式会社 陰イオン界面活性剤含有液の消泡方法およびヘキサフルオロプロピレンオキシドの洗浄方法
EP2906513A1 (de) * 2012-10-15 2015-08-19 Sika Technology AG Luftporenbildner für zementöse systeme
JP6695798B2 (ja) * 2013-08-15 2020-05-20 シーカ・テクノロジー・アーゲー 無機結合材組成物のための空気連行剤

Also Published As

Publication number Publication date
US20150231585A1 (en) 2015-08-20
WO2014060352A1 (de) 2014-04-24
EP2906513A1 (de) 2015-08-19
US10300442B2 (en) 2019-05-28
JP2016500720A (ja) 2016-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2251472T3 (es) Composicion y metodo para preparar una composicion de hormigon.
TW416937B (en) Improved processing additives for hydraulic cements
US8460457B2 (en) Robust air-detraining for cement milling
JP2015520723A (ja) 水硬性結合剤を製造する方法、対応する添加剤及びその使用
JP2008094674A (ja) 鉄筋継手用充填材及びそれを用いた鉄筋継手充填施工方法
JP4538438B2 (ja) グラウト組成物およびそれを用いたグラウト材料
JP7092459B2 (ja) セメント組成物
JP6491599B2 (ja) セメント質系用の気泡形成材料
JP2010150073A (ja) セメントモルタル
JP2003286064A (ja) セメント組成物
WO2015100132A1 (en) Targeted air control for carbon-containing fly ash
JP4976803B2 (ja) グラウト組成物およびそれを用いたグラウト材料
JPH08295545A (ja) フライアッシュ含有セメント組成物用空気連行剤
RU2675116C2 (ru) Воздухововлекающий агент для минеральных вяжущих композиций
JP5588612B2 (ja) 鉄筋継手用充填材組成物、それを用いた鉄筋継手用充填材、及びその鉄筋継手充填施工方法
JP2002003264A (ja) 水硬性組成物
JP5641396B2 (ja) 軽量注入材および軽量注入材の注入工法
JP6626363B2 (ja) 無収縮グラウト組成物
JP2006182645A (ja) 結合材
CN114685078B (zh) 一种高稳泡型混凝土引气剂、其制备方法及应用
JP7046563B2 (ja) 水硬性組成物の製造方法
JP7018043B2 (ja) 水硬性組成物用添加剤
JP2012240874A (ja) セメント組成物
JP2008239439A (ja) セメント添加材及びその製造方法
JP2008285597A (ja) 高圧噴射攪拌施工用混和剤

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161013

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170822

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180523

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180705

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180911

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190301

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6491599

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250