JP6487833B2 - 建具 - Google Patents
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Description
本発明の建具を、建物開口部に取り付けられる両開き窓の実施形態を用いて説明する。
本発明の実施形態に係る両開き窓は、図1に示すように、上枠11,下枠12及び左、右縦枠13,14を四周に組んでなり、建物開口部に配置される枠体1に対して、上框21,下框22及び左、右縦框23,24を四周に組んで内周にガラス等パネルを装着してなる親障子2、及び、上框31,下框32及び左、右縦框33,34を四周に組んで内周にガラス等パネルを装着してなる子障子3を、親障子2の左縦框23と子障子3の右縦框34を召合せ框として、両開き自在に支持して形成されている。
下枠12は、建物開口部に固定され枠体1の内周面を形成するとともに室外側下方に中空の水切り部を有する下枠本体部121と、下枠本体部121の室内側に立ち上がる中空構造の立上壁122とから構成されている。
図3(a)、(b)に示すように、親障子2の召合せ框である右縦框24は、中空略矩形の右縦框本体部241と、右縦框本体部241の室外側内周面より延設される右縦框室外壁部242と、右縦框本体部241の開放面側である室外側の外周部より子障子3側に向けて延設される召合せ片部243とを有しており、その内周面の上端部分には上框21の端面が右縦框室外壁部242に飲み込まれるように突き合わされて、図示しないビス等固定手段により連結されている。
そして、図2に示すように、枠体1の上枠11の室内側垂下壁部112に取り付けた気密材s1に対して、上框21,31の室内側面上端を当接するとともに、上枠11の気密材取付壁部113の下端に取り付けた気密材s2を、親障子2、子障子3の上框21,31の上框室外壁部212,312に当接、もしくは近接させることにより、枠体1と親障子2、子障子3との上辺部分における気密を行っている。
このように、本実施形態の両開き窓においては、上枠11と親障子2、子障子3の上框21、31との間の気密を、上枠11に取り付けた気密材s2と上框21,31の上框室外壁部212,312とによって行っているが、親障子2、子障子3は左、右縦框23,24,33,34の内周面に対して上、下框21,22,31,32の端部を突き当てて連結することにより框組していることから、召合せ框24,33の上端を上框本体部211,311の上面と位置合わせすることとなり、召合せ框24,33の上方に上框室外壁部212,312に連続する室外壁部等を設けることは製造上難しかった。
そのため、図3(b)に示すように、召合せ框24,33の上方位置において室内外に連通する空間Sが生じていた。
そこで、本実施形態の両開き窓においては、召合せ框24,33の上端に小口キャップを装着し、小口キャップに上框室外壁部212,312に連続する当接壁部を形成することにより、召合せ框24,23の上部における気密を行っている。
以下、小口キャップによる召合せ框24,33の上部の気密構造について説明する。
本実施形態の両開き窓の親障子2に召合せ框24の上端小口に装着される親障子小口キャップ5は、合成樹脂等からなり、図4(a)、(b)に示すように、召合せ框24の上端を覆うキャップ部51と、キャップ部51の下方の面に設けられ、召合せ框24の小口内に挿入される挿入部52と、キャップ部51の上方の面に立設される当接壁部53とから構成されている。
なお、親障子小口キャップ5の説明においては、図5(a)に示すように親障子小口キャップ5の紙面左側を吊元側、紙面右側を戸先側、開放する側(紙面上方)を室外側、反開放側(紙面下方)を室内側、紙面垂直方向の手前を上側(上方)、奥を下側(下方)として、親障子小口キャップ5が召合せ框24の上端小口に装着された状態を元にして説明する。
挿入部52は、装着される召合せ框24の小口に合わせて、キャップ部51の形状よりも小さい範囲において形成されているが、召合せ框24の小口に装着した際に、容易に脱落しないだけの強度をもって装着できれば特にその形状や寸法は特定されるものではない。
当接壁部53のキャップ部51よりも戸先側に突出する部位は、見込み方向に肉厚に形成されて戸先側当接壁部531として構成され、戸先側当接壁部531の戸先側先端には、当接壁部53の高さ方向全長よりヒレ片531aが戸先側に向けて設けられている。
一方、当接壁部53のキャップ部51よりも反戸先側に突出する部位は、見込み方向に薄肉に形成されて吊元側当接壁部532として構成されている。
また、召合せ框24の召合せ片部243の上端には、召合せ片部243の上端面を覆う召合せ片部カバー8が装着されている。
したがって、図5(b)に示すように、親障子小口キャップ5及び召合せ片部カバー8が召合せ框24の上端小口に装着されることで、召合せ框24を形成する形材の端面を覆うことができ、掃除やメンテナンスの際に形材の切りっぱなし状態の端面(小口)に手や指等が触れるなどしておこる怪我を防ぐことができる。
キャップ部61は、召合せ框33の上端小口面と略同様の形状をなし、少なくとも召合せ框33を構成する形材の端部を覆うとともに、その内方部分には開口部61aが形成されており、召合せ框33の内部と外部とを連通している。
挿入部621は、挿入部621の外周壁を構成する挿入壁部621aと、挿入部621を貫通するように形成され、図示しないフランス落しなどのロッド棒が上下動自在に貫通する挿通筒部621bと、挿通筒部621bの外周面から挿入壁部621aの内周面に向かって放射状に伸びる複数の連結壁部621c,621cからなり、挿通筒部621bはキャップ部61を貫通して上方より突出して上方筒状部612を構成している。
また、キャップ部61の室内側で戸先側には、召合せ框33の召合せ受部343の上端を覆う召合せ受部カバー64が設けられている。
図8,9を示しながら、本実施形態に用いられる小口キャップによる気密構造について説明する。
図9(a)に示すように、親障子2の召合せ框24の上端に装着された親障子小口キャップ5のキャップ部51は、召合せ框24の上端全面をほぼ覆うとともに、当接壁部53の吊元側当接壁部532は召合せ框24の室外側壁部の上面に沿って配置され、召合せ框24の内周面に当接して連結される上框21の上框室外壁部212と見込み方向に重複する位置まで突出している。
さらに、親障子の召合せ框の小口に装着される親障子小口キャップの戸先側先端部には、子障子の子障子小口キャップに向かってヒレ片を形成しているので、両開き窓の開閉の障害となることなく、親障子の上端から召合せ部を通って子障子の上端に到る当接壁部を形成することができ、気密性のさらなる向上が得られる。
11 :上枠
111 :上枠本体部
112 :室内側垂下壁部
113 :気密材取付壁部
12 :下枠
121 :下枠本体部
122 :立上壁
13 :右縦枠
14 :右縦枠
2 :親障子
21 :上框
211 :上框本体部
212 :上框室外壁部
22 :下框
221 :下框本体部
222 :下框外壁部
23 :左縦框
24 :右縦框(召合せ框)
242 :召合せ片
3 :子障子
31 :上框
311 :上框本体部
312 :上框室外壁部
32 :下框
321 :下框本体部
322 :下框外壁部
33 :左縦框(召合せ框)
332 :召合せ受片
34 :右縦框
5 :親障子小口キャップ
51 :カバー部
51a :開口部
52 :挿入部
53 :当接壁部
531 :戸先側当接壁部
531a :ヒレ片
532 :吊元側当接壁部
6 :子障子小口キャップ
s1 :気密材
s2 :気密材
Claims (1)
- 建物開口部に設置される枠体と、枠体に対して開閉自在に支持される子障子と、枠体に対して開閉自在に支持され、召合框の開放面側に子障子側に延設される召合わせ片を有する親障子とを備え、
親障子及び子障子の召合せ框の上端にはそれぞれ合成樹脂製の小口キャップが装着されており、親障子の小口キャップの戸先框側端部に子障子の小口キャップに当接するヒレ片が設けられている
ことを特徴とする両開き建具。
Priority Applications (1)
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JP2015234339A JP6487833B2 (ja) | 2015-11-30 | 2015-11-30 | 建具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015234339A JP6487833B2 (ja) | 2015-11-30 | 2015-11-30 | 建具 |
Publications (2)
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JP2017101429A JP2017101429A (ja) | 2017-06-08 |
JP6487833B2 true JP6487833B2 (ja) | 2019-03-20 |
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ID=59017007
Family Applications (1)
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JP2015234339A Active JP6487833B2 (ja) | 2015-11-30 | 2015-11-30 | 建具 |
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- 2015-11-30 JP JP2015234339A patent/JP6487833B2/ja active Active
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